JP3440680B2 - ソリッドステートリレー - Google Patents

ソリッドステートリレー

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JP3440680B2
JP3440680B2 JP05591196A JP5591196A JP3440680B2 JP 3440680 B2 JP3440680 B2 JP 3440680B2 JP 05591196 A JP05591196 A JP 05591196A JP 5591196 A JP5591196 A JP 5591196A JP 3440680 B2 JP3440680 B2 JP 3440680B2
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    • H03K17/78Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used using opto-electronic devices, i.e. light-emitting and photoelectric devices electrically- or optically-coupled
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    • HELECTRICITY
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    • H03K17/0824Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in thyristor switches

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  • Relay Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ソリッドステート
リレー(SSR)に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のソリッドステートリレー
には、図3に示す構成のものがある。 【0003】このソリッドステートリレーは、入力端子
IN1,IN2と出力端子OUT1,OUT2との間
に、トライアックTHY、一対のフォトトライアックカ
プラPHT1,PHT2、スナバ回路K、およびサージ
アブソーバSA0が設けられている。 【0004】入力端子IN1,IN2には、交流出力制
御用の入力信号が印加され、また、出力端子OUT1,
OUT2には、交流電源ACおよび負荷Lの交流回路Z
が接続される。入力端子IN1,IN2に加えられる入
力信号は、ここでは直流とするが、交流入力の場合もあ
る。 【0005】トライアックTHYは、交流回路Zをスイ
ッチングするものであり、また、フォトトライアックカ
プラPHT1,PHT2は、入力端子IN1,IN2に
加わる入力信号に応じてトライアックTHYを起動する
ためのものである。 【0006】そして、各フォトトライアックカプラPH
T1,PHT2は、共に交流電源ACの電圧がゼロクロ
ス点付近になったときにのみオンする、いわゆるゼロク
ロス機能付きの同品種のものである。つまり、各々のフ
ォトトライアックカプラPHT1,PHT2は、図示し
ないゼロクロス検出回路が内蔵されるとともに、発光素
子としての発光ダイオードD1,D2と、フォトトライ
アックTR1,TR2とを備えている。そして、各発光
ダイオードD1,D2は、入力端子IN1,IN2側
で、各フォトトライアックTR1,TR2は、出力端子
OUT1,OUT2側でそれぞれ個別に直列に接続され
ている。 【0007】また、スナバ回路Kは、負荷Lが誘導性の
場合の逆起電力に起因したトライアックTHYの誤動作
を防ぐためのものであって、本例では、2つの抵抗R
1,R2と2つのコンデンサC1,C2とを直列に接続
して構成されている。 【0008】サージアブソーバSAは、交流回路Z側で
過電圧が発生した場合にトライアックTHYとフォトト
ライアックTR1,TR2とを保護するためのもので、
本例ではバリスタで構成される。 【0009】なお、R0はトライアックTHYのゲート
電流調整用の抵抗である。 【0010】上記構成のソリッドステートリレーの動作
について説明する。 【0011】いま、入力端子IN1,IN2に直流の入
力信号が印加されない場合には、フォトトライアックカ
プラPHT1,PHT2を構成する発光ダイオードD
1,D2は共に発光しないので、フォトトライアックT
R1,TR2は共に非導通であり、したがって、トライ
アックTHYもオフしているために、交流電源ACから
負荷Lに電力が供給されない。 【0012】この状態において、交流電源ACからの電
圧は、2つ直列のフォトトライアックTR1,TR2に
加わるが、この電源電圧は両フォトトライアックTR
1,TR2によって分圧される。たとえば、交流電源A
Cの電圧が400V(実効値)としたとき、各々のフォト
トライアックTR1,TR2には、200V(実効値)
[282V(ピーク値)]程度の電圧が加わる。 【0013】一方、入力端子IN1,IN2に直流の入
力信号が印加された場合には、フォトトライアックカプ
ラPHT1,PHT2の発光ダイオードD1,D2が共
に発光する。 【0014】この入力信号の印加時点が電源電圧のゼロ
クロス点の近傍の低電圧の領域ΔV内にないとき(図4
のたとえば時刻t1のとき)には、フォトトライアックT
R1,TR2は非導通のままであるため、トライアック
THYはオンせず、したがって、交流電源ACから負荷
Lに電力が供給されない。 【0015】これに対して、入力信号の印加時点が電源
電圧のゼロクロス点の近傍の低電圧の領域ΔV内にある
とき(図4のたとえば時刻t2のとき)には、フォトトライ
アックTR1,TR2が導通し、したがって、トライア
ックTHYもオンするために、交流電源ACから負荷L
に電力が供給される。 【0016】このように、フォトトライアックTR1,
TR2が導通するときは、電源電圧は常にゼロクロス点
の近傍の低電圧の領域ΔV内にあるから、フォトトライ
アックTR1,TR2には高電圧が加わらない。 【0017】そして、入力端子IN1,IN2に加わる
入力信号がオフすれば、電源電圧がフォトトライアック
TR1,TR2の保持電流以下となったとき(図4のた
とえば時刻t3のとき)にこの素子TR1,TR2が非導
通となり、これに伴い、トライアックTHYも非導通と
なって交流電源ACから負荷Lへの通電が遮断される。 【0018】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
構成のソリッドステートリレーは、ゼロクロス機能付き
のフォトトライアックカプラPHT1,PHT2を使用
しているので、各素子TR1,TR2の製造時の特性ば
らつきのために、そのオンするタイミングが僅かにずれ
ている場合でも、交流電源ACのために両素子TR1,
TR2が破壊される恐れはない。 【0019】その理由は、フォトトライアックTR1,
TR2が非導通時には、電源電圧をこれら2つの素子T
R1,TR2で分圧しており、また、導通時には電源電
圧はゼロクロス点の近傍にあるため、1つのフォトトラ
イアックTR1またはTR2に対して電源電圧の最大値
がそのまま加わることがないからである。 【0020】しかし、逆に、図3に示した従来構成のも
のでは、ゼロクロス機能付きのものであるために、交流
電源ACのオン・オフの位相制御を行えないという不都
合がある。 【0021】たとえば、モータ制御装置や調光装置など
では、交流電源ACの位相制御が必要とされる場合があ
るが、図3に示したゼロクロス機能付きのフォトトライ
アックカプラPHT1,PHT2を使用している限り、
前述のように、入力端子IN1,IN2に入力信号を加
えても、出力端子OUT1,OUT2側は即座にオンせ
ず、電源電圧の波形の位置に影響されるので、位相制御
が困難である。 【0022】これを改善するには、図3に示したソリッ
ドステートリレーにおいて、フォトトライアックカプラ
PHT1,PHT2をゼロクロス機能の付いていないタ
イプのものに置換して、入力端子IN1,IN2に入力
信号を加えれば、交流波形のどの位相角においても出力
端子OUT1,OUT2側が即座にオンするようにして
位相制御を可能にすることが考えられる。 【0023】しかし、単純にゼロクロス機能の付いてい
ないフォトトライアックカプラPHT1,PHT2を使
用した場合には、次の問題を生じる。 【0024】いま、各々のフォトトライアックTR1,
TR2の両端電圧をV1,V2としたとき、図5に示す
ように、フォトトライアックTR1,TR2が共にオフ
のとき(図5のTaで示す期間)には、交流電源ACから
の電圧は、両フォトトライアックTR1,TR2によっ
て2つに分圧されるので、各フォトトライアックTR1
またはTR2に対しては、電源電圧がそのまま加わるこ
とはなく、電源電源が最大値Vmaxのときでも、V1=
V2=Vmax/2となる。 【0025】一方、各々のフォトトライアックカプラP
HT1,PHT2は、前述のように、その製造時の特性
ばらつき等のためにオンするタイミングに僅かなずれΔ
Tが生じることがある。そして、たとえば、一方のフォ
トトライアックTR1が他方のフォトトライアックTR
2よりも僅かに先にオンし、しかも、そのオンした時点
が交流電源ACの最大値Vmaxのあたりにあるときに
は、他方のフォトトライアックTR2の両端に一瞬であ
るが交流電源ACの最大値Vmaxが加わるために、V2
=Vmaxとなり、その素子TR2を破壊してしまう。 【0026】このような各々のフォトトライアックTR
1,TR2の破壊を防ぐには、その電源電圧の最大値V
maxよりも十分に高い耐圧性をもつ素子を使用せねばな
らなくなる。 【0027】たとえば、交流電源ACの電圧が400V
(実効値)としたとき、ゼロクロス機能付きのフォトトラ
イアックカプラPHT1,PHT2では、600V程度
の耐圧のものを使用できるが、ゼロクロス機能の付いて
いないフォトトライアックカプラPHT1,PHT2と
しては、1200V程度の耐圧のものが必要となり、そ
れだけコストアップとなる。 【0028】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、ソリッドステートリレーにおいて、フ
ォトトライアックカプラに特性のばらつきがあっても、
その素子が破壊されるのを確実に防止し、ひいては、安
価な構成で位相制御ができるようにすることを課題とす
る。 【0029】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、交流出力制御用の入力信号が印加される
入力端子と、交流回路に接続される出力端子との間に
は、前記交流回路をスイッチングするトライアックと、
前記入力信号に応じてトライアックを起動する一対のフ
ォトトライアックカプラとが設けられ、各フォトトライ
アックカプラを構成する発光素子とフォトトライアック
とは、入力端子側と出力端子側とでそれぞれ個別に直列
に接続されているソリッドステートリレーにおいて、次
の構成を採用している。 【0030】すなわち、本発明では、一対のサージアブ
ソーバを直列に接続してなる直列回路を出力端子に並列
に接続するとともに、両サージアブソーバの接続中点と
両フォトトライアックの接続中点との間を短絡接続した
ことを特徴としている。 【0031】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係るソ
リッドステートリレーの回路図である。 【0032】図1において、Zは交流回路、Lは負荷、
ACは交流電源、IN1,IN2は交流出力制御用の入
力信号が加えられる入力端子、OUT1,OUT2は交
流回路Zに接続される出力端子、THYは交流回路Zを
スイッチングするトライアック、KはトライアックTH
Yの誤動作防止用のスナバ回路、R1,R2,C1,C
2はスナバ回路Kを構成する抵抗およびコンデンサ、R
0はトライアックTHYのゲート電流調整用の抵抗であ
って、これらの構成は図3に示した従来例の場合と同様
であるから詳しい説明を省略する。 【0033】また、この実施形態では、入力信号に応じ
てトライアックTHYを起動する一対のフォトトライア
ックカプラPHT1,PHT2を備えるが、両フォトト
ライアックカプラPHT1,PHT2は、従来と異なっ
て、ゼロクロス機能が付いていないものであり、したが
って、交流電源ACの電圧波形のどの位相角においても
オンできるようになっている。そして、各フォトトライ
アックカプラPHT1,PHT2を構成する各発光ダイ
オードD1,D2は、入力端子IN1,IN2側で、ま
た、各フォトトライアックTR1,TR2は、出力端子
OUT1,OUT2側でそれぞれ個別に直列に接続され
ている。 【0034】さらに、この実施形態では、2つのサージ
アブソーバSA1,SA2を直列接続した回路が出力端
子OUT1,OUT2に並列に接続され、また、2つの
分圧抵抗R1,R2を直列接続した回路がフォトトライ
アックTR1,TR2に対して並列に接続され、両フォ
トトライアックTR1,TR2の接続中点aと2つのサ
ージアブソーバSA1,SA2の接続中点bとの間が短
絡接続されている。 【0035】上記の各サージアブソーバSA1,SA2
は、本例ではバリスタで構成されているが、避雷管など
を使用することも可能である。そして、2つのサージア
ブソーバSA1,SA2の直列回路全体は、交流回路Z
側で過電圧が発生した場合のトライアックTHYとフォ
トトライアックTR1,TR2の保護用として、また、
片方のサージアブソーバSA2は、各フォトトライアッ
クTR1,TR2のオンタイミングのずれによる破壊防
止用としてそれぞれ機能するものである。 【0036】さらに、2つの分圧抵抗R1,R2は、サ
ージアブソーバSA2の作用を補助するためのもので、
各フォトトライアックTR1,TR2のオンタイミング
にずれがあっても、電源電圧を分圧することでフォトト
ライアックTR1またはTR2に大きな電圧が加わるの
を緩和する。そして、両フォトトライアックカプラPH
T1,PHT2は、本例では同品種のものであるから、
これにあわせて、両抵抗R1,R2も同じ抵抗値に設定
されている。 【0037】図1に示した構成のソリッドステートリレ
ーにおいて、フォトトライアックカプラPHT1,PH
T2がゼロクロス機能が付いていないタイプのものであ
るので、交流電源ACの電圧波形のどの位相角において
も入力信号に応じてオンしてトライアックTHYを起動
できる点を除けば、直流入力で交流出力を制御する場合
の基本的な動作は、図3の場合と同じであるから詳しい
説明は省略する。 【0038】ここでは、各々のフォトトライアックカプ
ラPHT1,PHT2が、その製造時の特性のばらつき
等のためにオンタイミングに僅かなずれΔTがあること
を前提として、その場合に、各々のフォトトライアック
カプラPHT1,PHT2に加わる電圧がどのような関
係になるのかを、図2の波形図を参照して説明する。 【0039】いま、各々のフォトトライアックTR1,
TR2の両端電圧をV1,V2としたとき、図2に示す
ように、フォトトライアックTR1,TR2が共にオフ
のとき(図2のTaで示す期間)には、交流電源ACから
の電源電圧は、両フォトトライアックTR1,TR2に
よって2つに分圧されるので、各フォトトライアックT
R1またはTR2に対しては、電源電圧がそのまま加わ
ることはなく、電源電圧が最大値Vmaxのときでも、V
1=V2=Vmax/2となる。 【0040】次に、入力端子IN1,IN2に入力信号
を加えた場合に、たとえば一方のフォトトライアックT
R1が他方のフォトトライアックTR2よりもΔT分だ
け僅かに先にオンし、しかも、そのオンした時点が交流
電源ACの最大値Vmaxのあたりにあったとする。 【0041】このとき、他方のフォトトライアックTR
2の両端間には、交流電源ACの最大値Vmaxが加わろ
うとするが、その電圧Vmaxは抵抗R1,R2によって
分圧されて緩和される。しかも、他方のフォトトライア
ックTR2に対して高い電圧が加わろうとしたとき、サ
ージアブソーバSA2の抵抗値が小さくなって、先にオ
ンした一方のフォトトライアックTR1からこのサージ
アブソーバSA2を経由して電流が流れるので、結果的
には、他方のフォトトライアックTR2の両端には交流
電源ACの最大値Vmaxよりも十分に小さい電圧V'が加
わることになる。したがって、他方のフォトトライアッ
クTR2が破壊されるのが回避される。 【0042】これは、他方のフォトトライアックTR2
が一方のフォトトライアックTR1よりもΔT分だけ僅
かに先にオンする場合であっても全く同じことである。 【0043】よって、図1の構成におけるフォトトライ
アックカプラPHT1,PHT2としては、図3に示す
従来回路において、ゼロクロス機能付きのフォトトライ
アックカプラPHT1,PHT2を使用する場合と同程
度の耐圧のものを使用することができる。 【0044】たとえば、交流電源ACの電圧が400V
(実効値)としたとき、ゼロクロス機能の付いていないフ
ォトトライアックカプラPHT1,PHT2を図3の回
路構成に使用したときには、前述のように1200V程
度の耐圧のものが必要となったのに対して、図1に示す
実施形態の回路構成では、ゼロクロス機能の付いていな
いフォトトライアックカプラPHT1,PHT2を使用
しても、600V程度の耐圧があれば十分である。 【0045】その場合、サージアブソーバSA1,SA
2としては、共に400V系の半分の200V系の電圧
(たとえば330〜470V)で作用するものを使用して
も、両サージアブソーバSA1,SA2は全体として4
00V系のものとなるから、トライアックTHYを保護
することができる。 【0046】なお、図1に示した実施形態では、フォト
トライアックカプラPHT1,PHT2は、ゼロクロス
機能が付いていないものとしているが、ゼロクロス機能
付きのものであっても、本発明を適用することができる
のは勿論である。また、この実施形態では、入力端子I
N1,IN2に加えられる入力信号が直流の場合につい
て説明したが、交流入力の場合についても本発明は適用
可能である。 【0047】 【発明の効果】本発明のソリッドステートリレーは、フ
ォトトライアックカプラの製造時の特性のばらつき等の
ために、各フォトトライアックのオンするタイミングに
僅かなずれがあっても、フォトトライアックに加わる過
剰な電圧がサージアブソーバで吸収されて破壊されるの
が確実に防止される。 【0048】このため、ゼロクロス機能のない安価なフ
ォトトライアックカプラを使用した位相制御が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態に係るソリッドステートリレ
ーの回路図である。 【図2】図1のソリッドステートリレーを構成する一対
のフォトトライアックに加わる両端電圧を示す波形図で
ある。 【図3】従来のソリッドステートリレーの回路図であ
る。 【図4】図3のソリッドステートリレーの入力信号と出
力端子間の電圧との関係を示す波形図である。 【図5】図3のソリッドステートリレーの出力端子間の
電圧と、同リレーを構成する一対のフォトトライアック
に加わる両端電圧との関係を示す波形図である。 【符号の説明】 IN1,IN2…入力端子、OUT1,OUT2…出力
端子、Z…交流回路、AC…交流電源、L…負荷…、T
HY…トライアック、PHT1,PHT2…フォトトラ
イアックカプラ、D1,D2…発光ダイオード(発光素
子)、TR1,TR2…フォトトライアック、K…スナ
バ回路、SA1,SA2…サージアブソーバ(バリス
タ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 交流出力制御用の入力信号が印加される
    入力端子と、交流回路に接続される出力端子との間に
    は、前記交流回路をスイッチングするトライアックと、
    前記入力信号に応じてトライアックを起動する一対のフ
    ォトトライアックカプラとが設けられ、各フォトトライ
    アックカプラを構成する発光素子とフォトトライアック
    とは、入力端子側と出力端子側とでそれぞれ個別に直列
    に接続されているソリッドステートリレーにおいて、 一対のサージアブソーバを直列に接続してなる直列回路
    を前記出力端子に並列に接続するとともに、両サージア
    ブソーバの接続中点と前記両フォトトライアックの接続
    中点との間を短絡接続したことを特徴とするソリッドス
    テートリレー。
JP05591196A 1996-03-13 1996-03-13 ソリッドステートリレー Expired - Lifetime JP3440680B2 (ja)

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