JP3440016B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3440016B2
JP3440016B2 JP04823899A JP4823899A JP3440016B2 JP 3440016 B2 JP3440016 B2 JP 3440016B2 JP 04823899 A JP04823899 A JP 04823899A JP 4823899 A JP4823899 A JP 4823899A JP 3440016 B2 JP3440016 B2 JP 3440016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、周囲の空気から湿気
を除去する除湿機等の空気調和機に関し、特に、吹出口
からの送風方向の調整を容易に行うこきができるように
した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、洗濯物等の被乾燥物を乾燥させ
る乾燥機は、被乾燥物を収納する乾燥室を備え、乾燥室
に乾燥空気を送り込んで被乾燥物を乾燥する。このよう
な乾燥機では、乾燥室に送り込んだ乾燥空気と外部の空
気との水分交換を防止すべく、乾燥室を密閉する必要が
ある。また、乾燥室を備えているために装置が大型化
し、大きな設置スペースを必要とする。
【0003】そこで、従来より、空気調和機である除湿
機を被乾燥物を吊り下げた比較的小さな部屋に持ち込
み、除湿機を除湿運転することによって被乾燥物を乾燥
させることが行われており、この使用方法に適した可搬
型の乾燥機能を備えた除湿機が製品化されている。
【0004】このように、乾燥機能を備えた可搬型の除
湿機を用いて被乾燥物を乾燥させる際には、除湿機から
乾燥空気を被乾燥物の方向に送風することによって被乾
燥物の乾燥速度を早くすることができ、乾燥作業の効率
を向上することができる。したがって、乾燥機能を備え
た除湿機では、乾燥空気の吹出口の送風方向を広範囲に
変化させることができるようにする必要がある。
【0005】このような吹出口の送風方向を広範囲にわ
たって変化させるための構成は、乾燥機能を備えた除湿
機のみならず、他の空気調和機においても一般的に要求
される。
【0006】このため、特開昭63−140247号公
報には、図10に示すように、天井吊下げ型の空気調和
機の室内機本体41の前面吹出口44と下面吹出口45
とを仕切る隔壁46の近傍を中心として回転自在にされ
たダンパ42を設け、このダンパ42の回転位置を、下
面吹出口45を閉鎖する位置(図10(A)中実線で示
す位置)、前面吹出口44を閉鎖する位置(図10
(A)中破線で示す位置)、又は、中間位置(図10
(B)に示す位置)に選択的に切り換え、送風方向を前
面方向、下面方向、又は、前面及び下面の両方向に変化
させることができるようにした構成が開示されている。
この構成では、さらに、前面吹出口44及び下面吹出口
45のそれぞれに、風向を調整するグリル43及び47
が回転自在に設けられている。
【0007】また、特許第2581773号公報には、
図11に示すように、キャビネット上面51の空気吹出
口52に風向板53を回転自在に設け、風向板53の回
転位置を選択的に切り換えることにより、送風方向を前
方斜め上方(図11(A)参照)、又は、上方(図11
(B)参照)に調整できるようにし、さらに、運転停止
時に吹出口52を閉鎖(図11(C)参照)できるよう
にした除湿機の構成が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2581773号公報に開示されているように、キャビ
ネット上面51に設けた単一の空気吹出口52において
風向板53を回転させることによって風向を調整する構
成では、広範囲にわたって風向を変化させることができ
ない問題がある。
【0009】また、特開昭63−140247号公報に
開示されている構成では、ダンパの回転位置の切換とグ
リル43,47の回転位置の調整との両方が必要にな
り、送風方向の調整作業が煩雑になる問題がある。
【0010】この発明の目的は、簡単な構成及び操作に
よって空気の送風状態を多様に変化させることができる
空気調和機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0012】(1) 互いに異なる方向に開口した複数の吹
出口と、1つの吹出口を経由する送風方向を回転位置に
応じて変更する風向板と、風向板と一体的に動作して複
数の吹出口に対する送風量の割合を変化させる分配板
と、を設け 前記分配板が、複数の吹出口に対する送風
量の割合を変化させる機能を有する送風方向の上流側の
振分板と、振分板に所定の角度をもって送風方向の下流
側に連続し、風向板及び分配板の回転位置の少なくとも
一部において風向板が送風方向を変更する吹出口とは別
の吹出口に対する送風方向内に位置して該別の吹出口に
対する送風方向を形成する誘導板と、によって構成し
ことを特徴とするこの構成においては、風向板の回転
位置に応じて1つの吹出口を経由する送風方向が変化す
るとともに、複数の吹出口に対する送風量の割合が分配
板によって変化する。したがって、風向板の回転位置を
調節することにより、複数の吹出口からの送風量の割
合、及び、少なくとも1つの吹出口を経由する送風方向
の両方が変化する。また、分配板の一部に形成された誘
導板が、風向板及び分配板の回転範囲の少なくとも一部
において風向板が送風方向を変更する吹出口とは別の吹
出口に対する送風方向内に位置し、風向板が送風方向を
変更する吹出口とは別の吹出口に対する送風方向を形成
する。したがって、風向板によっては空気が導かれるこ
とのない吹出口に対して、誘導板により空気が確実に導
かれる。 (2) 前記風向板が所定の回転位置において複数の吹出口
のいずれか1つを閉鎖し、分配板が風向板の他の所定の
回転位置において複数の吹出口の他の1つを閉鎖するこ
とを特徴とするこの構成においては、風向板の回転位
置に応じて、複数の吹出口のそれぞれが風向板及び分配
板によって選択的に閉鎖される。したがって、風向板の
回転位置を調節することにより、複数の吹出口のいずれ
かからの送風が選択的に停止される。
【0013】(3) 前記風向板が、1つの吹出口における
送風方向に直交する方向の複数の位置に並設され、互い
に連動して回転する複数の風向板によって構成されたこ
とを特徴とするこの構成においては、1つの吹出口に
おいて複数の風向板が連動して回転動作を行う。したが
って、吹出口における送風方向における風向板の移動範
囲が小さくなる。
【0014】(4) (3) の構成において、複数の風向板の
いずれか1つを分配板に一体に構成することができる。
【0015】この構成においては、吹出部の近傍におけ
る動作部材の構成を簡略化することができる。
【0016】(5) 前記風向板と分配板とを互いに平行な
状態を維持して連動させるリンク機構を含むことを特徴
とするこの構成においては、風向板と分配板とがリン
ク機構を介して互いに平行な状態を維持して連動する。
したがって、分配板が風向板にともなって確実に回転動
作を行うとともに、送風方向が風向板と分配板との間を
経由する方向に確実に規定される。
【0017】(6) 前記リンク機構が、一端において風向
板と一体的に回転する第1のリンク、一端において分配
板と一体的に回転する第2のリンク、及び、第1のリン
クの他端と第2のリンクの他端とを連結する第3のリン
クによって構成されることを特徴とするこの構成にお
いては、風向板と分配板とを互いに平行な状態を維持し
て連動させるためのリンク機構が最も単純に構成され
る。したがって、構造の複雑化によるコストの上昇や装
置の大型化を生じることがない。
【0018】(7) 前記リンク機構において隣接する2つ
のリンクが、互いの間の開き角が180度となる位置を
含む回転範囲に動作することを特徴とするこの構成に
おいては、2つのリンクの開き角が180度未満の回転
範囲において風向板と分配板とが互いに平行に回転する
とともに、2つのリンクの開き角が180度を越える回
転範囲において風向板と分配板とのなす角度が変化す
る。したがって、風向板及び分配板の回転位置に応じて
風向板と分配板との連動状態が変化する。
【0019】(8) 前記リンク機構において隣接する2つ
のリンクが、風向板がいずれか1つの吹出口を閉鎖した
後に互いの間の開き角が180度を越える回転範囲に動
作することを特徴とするこの構成においては、風向板
がいずれか1つの吹出口を閉鎖していない状態では、2
つのリンクの開き角が180度未満の回転範囲において
風向板と分配板とを互いに平行に回転させることができ
るとともに、風向板がいずれか1つの吹出口を閉鎖した
後は、2つのリンクの開き角が180度を越える回転範
囲において分配板(但し、分配板を複数の風向板のいず
れか1つに一体に構成した場合は分配板及び一体に構成
された風向板)のみを回転させることができる。
【0020】(9)前記風向板又は分配板の回転軸の周面
を半径方向に押圧する弾性部材を備えたことを特徴とす
この構成においては、風向板又は分配板の回転に対
して弾性部材の弾性力が制動力として作用する。したが
って、互いに連動する風向板及び分配板が任意の回転位
置で停止する。
【0021】(10)(9)の構成において、風向板又は分配
板の回転軸の周面の円周方向の一部と弾性部材とに互い
に係合する係合部を形成することができる。
【0022】この構成においては、風向板及び分配板の
回転軸の周面の円周方向の一部と弾性部材とに形成され
た係合部が係合することにより、互いに連動する風向板
及び分配板を所定の回転位置に確実に停止させることが
できる。
【0023】(11)前記風向板又は分配板の軸方向におけ
る弾性部材の配置位置の近傍に回転力が作用する部分を
配置したことを特徴とするこの構成においては、弾性
部材の弾性力が負荷として作用する部分と回転動作のた
めの回転力が作用する部分とが風向板又は分配板におけ
る軸方向に近接して位置する。したがって、風向板又は
分配板が回転力の作用によって捩じれを生じることがな
い。
【0024】(12)(11)の構成において、回転力が作用す
る部分が、風向板又は分配板に一体的に形成された摘
み、又は、モータの回転が伝達される回転軸であること
とすることができる。
【0025】この構成においては、摘みの手動操作、又
は、モータの回転により、風向板又は分配板に捩じれを
生じることなく風向板及び分配板を回転させることがで
きる。
【0026】
【実施の形態】以下に、この発明の実施形態に係る空気
調和機を、乾燥機能を備えた可搬型の除湿機を例にあげ
て説明する。図1はこの発明の第1の実施形態に係る除
湿機の外観図、図2は同除湿機の側面断面図、図3〜図
7は同除湿機における送風方向の調整状態を示す要部の
側面断面図、図8は同除湿機の正面断面図であり図4に
おけるA−A部の断面図である。また、図4は図8にお
けるB−B部の断面図である。
【0027】図1及び図2に示すように、除湿機1の本
体の内部には、タンク5、圧縮機9、フィルタ11、蒸
発器12、凝縮(再熱)器13、モータ14及びシロッ
コファン15が備えられている。シロッコファン15
は、モータ14によって回転駆動され、後枠2の略上半
分を占める吸込部8からフィルタ11を介して外気を内
部に導入する。フィルタ11は、外気に含有される塵埃
を除去する。内部に導入された空気は、圧縮機9ととも
に冷凍サイクルを構成する蒸発器12によって冷却さ
れ、結露により水分を除去されて除湿される。除湿され
た空気は、凝縮器13によって除湿前の温度まで加熱さ
れた後、上面の吹出部3を経由して外部に放出される。
除去された水分は、タンク5内に貯溜される。
【0028】除湿機1の前枠4の上部には、操作パネル
7が配置されている。操作パネル7には、図示しない操
作スイッチとともに、ディスプレイ38が設けられてい
る。また、前枠4の上部には、LED表示器39が露出
している。ディスプレイ38及びLED表示器39は、
除湿機1の動作状態等を表示する。除湿機1の後枠2の
上部には把手10が設けられており、把手10を把持す
ることによって除湿機1を運搬できる。フィルタ11
は、後枠2の上部において内部に対して着脱自在にされ
ている。このフィルタ11は、花粉、ウイルス及びNO
x等の通過をも阻止するアパタイト抗菌仕様等の空気清
浄フィルタである。
【0029】図3に示すように、除湿機1の吹出部3
は、上面吹出口23及び後面吹出口24によって構成さ
れている。吹出部3には、風向板22を構成する第1ル
ーバ16及び第2ルーバ17が備えられている。図4及
び図8に示すように、第1ルーバ16及び第2ルーバ1
7のそれぞれの両端は、ルーバ側部の壁面18,19に
形成された軸孔20及び軸孔21のそれぞれに軸支され
ている。上面吹出口から突出して第1ルーバ16に設け
られた摘み31を軸孔20及び回転軸33を中心にして
回動させ、第1ルーバ16及び第2ルーバ17の回転角
度を調整することにより、図4〜図6に示すように上面
吹出口23を通過する空気流の方向を変化させることが
できるとともに、図7に示すように上面吹出口23を閉
鎖することもできる。
【0030】後面吹出口24には、水平方向のリブ25
が配置されている。また、第1ルーバ16には、分配板
6が一体的に形成されており、分配板6は軸孔20を中
心として第1ルーバ16とともに回転する。分配板6
は、矢印Y方向の空気流方向において第1ルーバ16及
び第2ルーバ17よりも上流側に延出している。このた
め、分配板6は、第1ルーバ16の回転角度に応じて空
気を上面吹出口23及び後面吹出口24に分配する機能
を有するとともに、図5に示すように後面吹出口24を
閉鎖することもできる。
【0031】より詳細には、図3に示すように、分配板
6は、矢印Y方向の空気流方向の上流側に延出した振分
板62と振分板62に所定の角度をもって接続された誘
導板61とによって構成されている。振分板62は、上
述のように、第1ルーバ16の回転角度に応じて空気を
上面吹出口23及び後面吹出口24に振り分ける。ま
た、誘導板61は、振分板62によって後面吹出口24
側に振り分けられた空気を後面吹出口24方向に誘導す
る。
【0032】第1ルーバ16には、上面吹出口23から
上方に突出した摘み31が一体に形成されている。第1
ルーバ16と分配板6とは、連結板32によって一体的
に連結されている。連結板32からは、壁面18側に回
転軸33が突出している。回転軸33は、壁面18の軸
孔20を貫通している。第2ルーバ17からは、壁面1
8側に回転軸34が突出している。回転軸34は、壁面
18の軸孔21を貫通している。回転軸33には、他端
をピン29を介してリンク27の一端に軸支したリンク
26の一端が係止されている。また、リンク27の他端
は、他端を回転軸34に係止したリンク28の一端にピ
ン30を介して軸支されている。これらのリンク26〜
28によって、第1ルーバ16と第2ルーバ17とを連
動させるためのリンク機構が構成されている。
【0033】即ち、摘み31を操作して第1ルーバ16
を軸孔20及び回転軸33を中心に回転させると、回転
軸33に固定されたリンク26が第1ルーバ16と一体
的に回転する。このリンク26の回転がリンク27を介
してリンク28に伝達され、リンク28がリンク26に
連動して回転する。リンク28の回転にともなって回転
軸34も回転する結果、回転軸34を有する第2ルーバ
17が第1ルーバ16の回転に連動して回転する。
【0034】なお、回転軸33及び34の周面の一部を
軸に平行な平面によって構成し、回転軸33及び34を
D字型断面に形成するとともに、リンク26の一端及び
リンク28の他端に回転軸33及び34の断面形状に一
致する形状の孔部を形成し、この孔部に回転軸33及び
34を嵌入させることによって、リンク26及び28が
第1ルーバ16及び第2ルーバ17と一体的に回転する
ように、リンク26の一端及びリンク28の他端を回転
軸33及び34に係止することができる。
【0035】また、図4に示すように、筐体上面から下
方に延出したボス部に板バネ34をネジ止めし、回転軸
33及び34の周面をリンク26及びリンク28におけ
る回転軸33及び34に対する嵌入部分を介して板バネ
37の弾性力によって半径方向に押圧している。これに
より、回転軸33及び34の回転に制動力が常時作用
し、第1ルーバ16及び第2ルーバ17を任意の回転位
置に停止させることができる。さらに、この板バネ37
とリンク26又はリンク28における回転軸33及び3
4に対する嵌入部分の周面の一部とに互いに係合する凹
凸を形成することにより、第1ルーバ16及び第2ルー
バ17を、例えば、上面吹出口23を全閉する位置等の
所定の回転位置に確実に停止させることもできる。
【0036】なお、板バネ37の一部をリンク26又は
リンク28の側面に軸方向に当接させることにより、板
バネ37の一部によってリンク26及びリンク28の軸
方向の移動を規制し、回転軸33及び34のそれぞれか
らリンク26及びリンク28が抜けることを防止でき
る。
【0037】第1ルーバ16及び第2ルーバ17からな
る風向板22が、図3に示す回転位置にある状態では、
除湿機1の内部から矢印Y方向に送風された空気は、分
配板6の振分板62によって上面吹出口23方向及び後
面吹出口24方向に分配される。上面吹出口23方向に
分配された空気は、第1ルーバ16と第2ルーバ17と
によって上面吹出口23から後側の斜め上方に吹き出さ
れる。後面吹出口24方向に分配された空気は、分配板
6の誘導板61により、後面吹出口24に確実に導か
れ、リブ25によって後面吹出口24から除湿機1の後
方に吹き出される。分配板6において誘導板61は振分
板62に所定の角度をもって連続しているため、振分板
62によって後面吹出口24方向に分配された空気が振
分板62に沿って上面吹出口23方向に流れることを規
制し、後面吹出口24方向に分配された空気を確実に後
面吹出口24に導くことができる。
【0038】第1ルーバ16及び第2ルーバ17からな
る風向板22が図4に示す回転位置にある状態では、分
配板6の振分板62が略垂直になり、除湿機1の内部か
ら矢印Y方向に送風された空気の殆どが上面吹出口23
方向に導かれた後、第1ルーバ16及び第2ルーバ17
によって上面吹出口23から上方に吹き出される。これ
に対して、後面吹出口24方向には空気は殆ど導かれ
ず、後面吹出口24から吹き出される空気は上面吹出口
23から吹き出される空気に比較して極めて少なくな
る。
【0039】第1ルーバ16及び第2ルーバ17からな
る風向板22が図5に示す回転位置にある状態では、分
配板6が後面吹出口24を閉鎖しているため、除湿機1
の内部から矢印Y方向に送風された空気の全てが上面吹
出口23方向に導かれる。上面吹出口23方向に導かれ
た空気は、第1ルーバ16及び第2ルーバ17により、
上面吹出口23から前面側の斜め上方に吹き出される。
【0040】第1ルーバ16及び第2ルーバ17からな
る風向板22が図7に示す回転位置にある状態では、第
1ルーバ16及び第2ルーバ17が上面吹出口23を閉
鎖しているため、除湿機1の内部から矢印Y方向に送風
された空気の全てが後面吹出口24方向に導かれ、リブ
25によって後面吹出口24から除湿機1の後方に吹き
出される。
【0041】なお、第1ルーバ16及び第2ルーバ17
からなる風向板22が図3〜図5に示す回転位置にある
状態では、リンク26及びリンク28は互いに平行とな
るように連動して回転し、第1ルーバ16と第2ルーバ
17とがなす角度β(一例として16度)が維持され
る。これに対して、風向板22が図7に示す回転位置に
ある状態では、リンク26及びリンク28は互いに平行
な位置関係になく、第1ルーバ16と第2ルーバ17と
のなす角度は角度α(一例として32度)に変化する。
【0042】即ち、図5に示す状態から摘み31の操作
によって第1ルーバ16を矢印C方向に継続して回転さ
せると、第1ルーバ16に連動して回転する第2ルーバ
17も矢印C方向に回転し、図6に示すように、第2ル
ーバ17の一端が上面吹出口23の前面側に当接した際
に、第2ルーバ17は上面吹出口23の前面側の一部を
閉鎖した状態で回転を停止する。この間にリンク26と
リンク27との開き角γは徐々に大きくなる。
【0043】図6に示す状態から、さらに第1ルーバ1
6を矢印C方向に回転させ、リンク26とリンク27と
の開き角が180度を越えた後に、図7に示すように、
第1ルーバ16により上面吹出口23の後面側の一部を
閉鎖する。なお、リンク26とリンク27との開き角が
180度に一致した際に回転軸20からピン30までの
直線距離が最長になるが、リンク26及びリンク27の
軸方向の弾性変形により、リンク26とリンク27との
開き角が180度を越える範囲まで第1ルーバ16を継
続して回転させることができる。なお、図7に示す状態
では、一例として、リンク26とリンク27との開き角
は、(360度−γ)の角度にされている。
【0044】図7に示す状態では、第1ルーバ16に回
転力が作用していない場合でも、風向板22及び分配板
6は自重によって矢印D方向に回転しようとする。した
がって、風向板22によって上面吹出口23を閉鎖した
状態(図7に示す状態)を維持するためには、この状態
で回転軸33,34の回転を確実に規制する手段が必要
になる。そこで、図4に示した板バネ37を用いて回転
軸33,34の回転を規制する。例えば、板バネ37に
おいてリンク26の回転軸33に嵌合する部分の周面に
当接する位置に凸部を形成するとともに、リンク26の
回転軸33に嵌合する部分の周面において風向板22が
上面吹出口23を閉鎖した際に板バネ37が当接する位
置に凹部を形成し、リンク26に形成した凹部と板バネ
37に形成した凸部との係合により、リンク26を介し
て回転軸33の回転を規制する。この構成により、風向
板22が上面吹出口23を閉鎖する状態を確実に維持す
ることができるとともに、風向板22によって上面吹出
口23を開閉する際の摘み31の操作に板バネ37の弾
性力によるクリック感を与えることができる。
【0045】図7に示す状態から第1ルーバ16を矢印
D方向に回転させる際には、リンク26とリンク27と
の開き角が180度に一致するまでは第1ルーバ16の
矢印D方向の回転がリンク27を介してリンク28及び
第2ルーバ17に矢印C方向の回転として伝達され、リ
ンク26とリンク27との開き角が180度未満になる
まで第2ルーバ17は、図7に示す位置に停止してい
る。リンク26とリンク27との開き角が180度未満
になると、第1ルーバ16及びリンク26の矢印D方向
の回転がリンク27を介してリンク28及び第2ルーバ
17に矢印D方向の回転として伝達され、リンク26と
リンク28との平行な位置関係を維持した状態で第2ル
ーバ17が第1ルーバ16と連動して回転する。
【0046】なお、リンク26とリンク27との開き角
が180度に一致した時点で第1ルーバ16を回転させ
るために摘み31に作用させるべき操作力は最大になる
が、これによって、風向板22による上面吹出口23の
開閉操作にクリック感を与えることができ、摘み31に
よる第1ルーバ16の操作を確実に行うことができる。
【0047】また、図8に示すように、摘み31は、第
1ルーバ16においてリンク機構が配置されている側の
一方の端部近傍に形成されている。この構成により、板
バネ37によるリンク26及びリンク28における回転
軸33及び34との嵌合部分に対する押圧力に抗して第
1ルーバ16及び第2ルーバ17を回転させる必要があ
ること、及び、上面吹出口23を閉鎖する位置の近傍に
おいて第1ルーバ16及び第2ルーバ17の操作力が増
加することから、摘み31に作用する操作力によって第
1ルーバ16に捩じれを生じることを防止できる。板バ
ネ37が、リンク26及び28を介することなく直接に
回転軸33及び34の周面の一部を半径方向に押圧する
ものとする場合には、板バネ37は第1ルーバ16の軸
方向の両端部のいずれにも選択的に配置することができ
る。
【0048】さらに、図8に示すように、第1ルーバ1
6の回転軸33に正逆両方向の回転を供給する例えばス
テッピングモータ40を備え、ステッピングモータ40
の回転を制御することにより、除湿機1の上面吹出口2
3及び後面吹出口24からの空気の吹出方向及び吹出量
を自動的に調節することができる。本体ケースの上面に
突出させて空気の吹出部3を形成し、該吹出部3は上面
方向から後面方向までなどの2名方向以上への開口部
と、吹出方向を調節する風向板22とからなっているた
め、吹出方向範囲が広い。
【0049】なお、本体ケースの上面から突出させた吹
出部3の側面断面形状は、上記実施形態に示した部分円
形に代えて、部分楕円形、矩形、台形又は三角形とする
ことができる。
【0050】また、矢印Y方向の本体内部の送風機から
の送風に対する第1ルーバ16、第2ルーバ17及び分
配板6の傾斜角度に応じて、送風によってこれらに作用
する空気抵抗も変化するため、風向板22及び分配板6
の回転角度の調整によって吹出口から吹き出される空気
の風速も変化する。このように、吹出方向範囲か広く、
吹出口からの風速をも変化させることができる構成であ
るため、例えば、回転軸33又は34に回転力を供給す
るステッピングモータ40を所定回転範囲内で正逆両方
向に繰り返し連続して回転させて第1ルーバ16、第2
ルーバ17及び分配板6を繰り返し揺動させることによ
り、除湿機1の上方の広い範囲に万遍なく乾燥した空気
を送風することができる。これによって、除湿機を用い
て被乾燥物を乾燥させる場合にも、被乾燥物の広い範囲
に乾燥した空気が万遍なく接触し、被乾燥物を素早く乾
燥させることができる。
【0051】さらに、本体の上方に突出して形成した吹
出部3の前面に傾斜させた状態の操作部及び表示部を配
置しているため、操作部の操作、及び、表示部の視認が
容易にできる。特に、表示部として液晶ディスプレイを
用いる場合には、視認性を著しく向上させることができ
る。この場合に、操作部及び表示部を本体ケースの前面
上方に配置しているため、本体ケースの前面側の水平方
向に空気を送風することはできない。しかし、本体ケー
スの後面側については後面吹出口24から水平方向を含
む広い範囲に十分な量の空気を吹き出すことができる。
【0052】なお、モータ自体が一方向にのみ回転する
ものであっても、モータの一方向の回転を正逆両方向に
選択的に回転軸33に伝達する伝達機構を備えることに
よって同様の効果を得ることができる。また、風向板2
2を自動的に回転させる際に、第1ルーバ16に捩じり
が発生しないようにするためには、第1ルーバ16にお
いてリンク機構が配置されている側にモータを配置する
ことが好ましい。
【0053】また、前述のように、風向板22及び分配
板6の軸方向の両端部のいずれか一方側にリンク機構及
び板バネ37を配置する必要は必ずしもない。図6及び
図7において、回転軸33と回転軸34との間の距離を
開き角が180度であるリンク26の一端からリンク2
7の他端までの距離に一致させることにより、リンク機
構の動作中にリンク26,27に弾性変形を生じさせる
必要がなくなり、摘み31の操作時、又は、モータによ
る回転力の供給時に風向板22を構成する第1ルーバ1
6に捩じれを生じることがないからである。但し、風向
板22が上面吹出口23を閉鎖した状態を維持するため
には、風向板22及び分配板6の自重による矢印D方向
の回転を規制する必要があることから風向板22及び分
配板6の回転を規制するために板バネ37は不可欠であ
り、板バネ37の弾性力が風向板22及び分配板6の軸
方向の一端側に作用した状態で摘み31の操作、又は、
モータによる回転力の供給によって風向板22及び分配
板6を回転させると、風向板22を構成する第1ルーバ
16に捩じれを生じる。したがって、少なくとも板バネ
37の配置位置と摘み31の形成位置又はモータの回転
軸の固定位置とを風向板22及び分配板6の軸方向にお
ける一端側に配置すべきである。
【0054】図9は、この発明の第2の実施形態に係る
除湿機の吹出部近傍の構成を示す側面断面図である。こ
の実施形態に係る除湿機1′では、第1の実施形態に係
る除湿機1において風向板22を構成する第1ルーバ1
6を省略し、第2ルーバ17の前後長を長くして上面吹
出口23の長さに一致させたものである。即ち、この実
施形態に係る除湿機1′では、第2ルーバ17のみによ
って風向板を構成し、分配板6と第2ルーバ17とをリ
ンク26〜28からなるリンク機構によって連動させる
ように構成している。この構成では、第2ルーバ17の
端部に摘み31を形成している。
【0055】この構成により、除湿機1′においても、
摘み31を操作することによって、第2ルーバ17及び
分配板6の回転位置を調整することにより、除湿機1′
の内部から矢印Y方向に送風された空気を、除湿機1′
の後面側及び上方の広い範囲にわたって送風出すことが
できる。即ち、風向板である第2ルーバ17を図9に示
す矢印C方向又はD方向に回転させることにより、除湿
機1′の内部から矢印Y方向に送風された空気の多く
を、第2ルーバ17と分配板6との間を経由して、除湿
機1′の上方において第2ルーバ17及び分配板6の回
転角度に応じた方向に吹き出すことができる。
【0056】また、第2ルーバ17を図9に示す矢印C
方向の回転範囲の終端まで回転させ、第2ルーバ17に
よって上面吹出口23を完全に閉鎖すると、除湿機1′
の内部から矢印Y方向に送風された空気は全て後面吹出
口24を経由して除湿機1′の後面側に吹き出される。
さらに、第2ルーバ17を図9に示す矢印D方向の回転
範囲の終端まで回転させ、分配板6によって後面吹出口
24を完全に閉鎖すると、除湿機1′の内部から矢印Y
方向に送風された空気は全て上面吹出口23を経由して
除湿機1′の前側の斜め上方に吹き出される。
【0057】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、風向
板の回転位置に応じて1つの吹出口を経由する送風方向
を変化させることができるとともに、複数の吹出口に対
する送風量の割合を分配板によって変化させることがで
き、風向板の回転位置を調節することにより、複数の吹
出口からの送風量の割合、及び、少なくとも1つの吹出
口を経由する送風方向の両方を変化させることができ、
複数の吹出口からの空気の吹出状態を簡単な構成及び操
作によって多様に変化させることができる。また、誘導
板により風向板が送風方向を変更する吹出口とは別の吹
出口に対する送風方向を形成することにより、風向板に
よっては空気が導かれることのない吹出口に対しても、
誘導板により空気を確実に導くことができ、複数の吹出
口のそれぞれから風向板及び分配板の回転位置に応じた
割合で同時に送風することができる。
【0058】請求項に記載した発明によれば、風向板
の回転位置に応じて、複数の吹出口のそれぞれを風向板
及び分配板によって選択的に閉鎖することができ、風向
板の回転位置を調節することにより、複数の吹出口のい
ずれかからの送風を選択的に停止することができる。
【0059】請求項に記載した発明によれば、1つの
吹出口において複数の風向板を連動して回転動させるこ
とにより、吹出口における送風方向における風向板の移
動範囲を小さくすることができ、装置の小型化を実現で
きる。
【0060】請求項に記載した発明によれば、風向板
と分配板とをリンク機構を介して互いに平行な状態を維
持して連動させることにより、分配板を風向板にともな
って確実に回転動作させることができるとともに、送風
方向を風向板と分配板との間を経由する方向に確実に規
定することができる。
【0061】請求項に記載した発明によれば、風向板
と分配板とを互いに平行な状態を維持して連動させるた
めのリンク機構を最も単純に構成することができ、構造
の複雑化によるコストの上昇や装置の大型化を防止する
ことができる。
【0062】請求項に記載した発明によれば、2つの
リンクの開き角が180度未満の回転範囲において風向
板と分配板とを互いに平行に回転させるとともに、2つ
のリンクの開き角が180度を越える回転範囲において
風向板と分配板とのなす角度を変化させることにより、
風向板及び分配板の回転位置に応じて風向板と分配板と
の連動状態を変化させることができる。
【0063】請求項に記載した発明によれば、風向板
がいずれか1つの吹出口を閉鎖していない状態では、2
つのリンクの開き角が180度未満の回転範囲において
風向板と分配板とを互いに平行に回転させることができ
るとともに、風向板がいずれか1つの吹出口を閉鎖した
後は、2つのリンクの開き角が180度を越える回転範
囲において分配板のみを回転させることができ、例え
ば、風向板が1つの吹出口を閉鎖した後に分配板のみを
回転させることができる。
【0064】請求項に記載した発明によれば、風向板
又は分配板の回転に弾性部材の弾性力を制動力として作
用させることにより、互いに連動する風向板及び分配板
を任意の回転位置で停止させることができ、風向板及び
分配板の回転位置によって規定される送風状態を維持す
ることができる。
【0065】請求項に記載した発明によれば、弾性部
材の弾性力が負荷として作用する部分と回転動作のため
の回転力が作用する部分とを風向板又は分配板における
軸方向に近接して位置することより、風向板又は分配板
が回転力の作用によって捩じれを生じることを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る除湿機の外観
図である。
【図2】同除湿機の側面断面図である。
【図3】同除湿機における送風方向の調整状態を示す要
部の側面断面図である。
【図4】同除湿機における送風方向の調整状態を示す要
部の側面断面図である。
【図5】同除湿機における送風方向の調整状態を示す要
部の側面断面図である。
【図6】同除湿機における送風方向の調整状態を示す要
部の側面断面図である。
【図7】同除湿機における送風方向の調整状態を示す要
部の側面断面図である。
【図8】図4におけるA−A部の断面図である。
【図9】この発明の第2の実施形態に係る除湿機の要部
の構成を示す側面断面図である。
【図10】従来の空気調和機における空気吹出口近傍の
構成を示す側面断面図である。
【図11】従来の空気調和機における空気吹出口近傍の
別の構成を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1−除湿機(空気調和機) 2−後枠 3−吹出部 4−前枠 6−分配板 16−第1ルーバ(風向板) 17−第2ルーバ(風向板) 22−風向板 23−上面吹出口 24−後面吹出口 26〜28−リンク 31−摘み 37−板バネ(弾性部材) 40−ステッピングモータ 61−誘導板 62−振分板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−141705(JP,A) 実開 昭64−35351(JP,U) 実開 昭63−104940(JP,U) 実開 昭58−69734(JP,U) 実開 平4−136452(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 13/10 - 13/15 F24F 1/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる方向に開口した複数の吹出口
    と、1つの吹出口を経由する送風方向を回転位置に応じ
    て変更する風向板と、風向板と一体的に動作して複数の
    吹出口に対する送風量の割合を変化させる分配板と、を
    設け 前記分配板が、複数の吹出口に対する送風量の割合を変
    化させる機能を有する送風方向の上流側の振分板と、振
    分板に所定の角度をもって送風方向の下流側に連続し、
    分配板の回転位置の少なくとも一部において風向板が送
    風方向を変更する吹出口とは別の吹出口に対する送風方
    向内に位置して該別の吹出口に対する送風方向を形成す
    る誘導板と、によって構成し たことを特徴とする空気調
    和機。
  2. 【請求項2】前記風向板が所定の回転位置において複数
    の吹出口のいずれか1つを閉鎖し、分配板が風向板の他
    の所定の回転位置において複数の吹出口の他の1つを閉
    する請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】前記風向板が、1つの吹出口における送風
    方向に直交する方向の複数の位置に並設され、互いに連
    動して回転する複数の風向板によって構成された請求項
    1又は2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】前記風向板と分配板とを互いに平行な状態
    を維持して連動させるリンク機構を含む請求項1乃至3
    のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】前記リンク機構が、一端において風向板と
    一体的に回転する第1のリンク、一端において分配板と
    一体的に回転する第2のリンク、及び、第1のリンクの
    他端と第2のリンクの他端とを連結する第3のリンクに
    よって構成される請求項に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】前記リンク機構において隣接する2つのリ
    ンクが、互いの間の開き角が180度となる位置を含む
    回転範囲に動作する請求項4又は5に記載の空気調和
    機。
  7. 【請求項7】前記リンク機構において隣接する2つのリ
    ンクが、風向板がいずれか1つの吹出口を閉鎖した後に
    互いの間の開き角が180度を越える回転範囲に動作す
    請求項6に記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】前記風向板又は分配板の回転軸の周面を半
    径方向に押圧する弾性部材を備えた請求項1乃至のい
    ずれかに記載の空気調和機。
  9. 【請求項9】前記風向板又は分配板の軸方向における弾
    性部材の配置位置の近傍に回転力が作用する部分を配置
    た請求項乃至8のいずれかに記載の空気調和機。
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