JP3439648B2 - 糸条張力測定装置 - Google Patents

糸条張力測定装置

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JP3439648B2
JP3439648B2 JP06227298A JP6227298A JP3439648B2 JP 3439648 B2 JP3439648 B2 JP 3439648B2 JP 06227298 A JP06227298 A JP 06227298A JP 6227298 A JP6227298 A JP 6227298A JP 3439648 B2 JP3439648 B2 JP 3439648B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合成繊維糸条の製造
設備等において使用される糸条張力測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、合成繊維糸条の製造設備等にお
いては、図26に示されるような2個の固定ガイド6
1、62の間に1個の可動ガイド63が設けられ、糸条
の張力による可動ガイド63の動き量(撓み量)をスト
レンゲージ等の歪み計あるいは光電管等よって検出し、
該可動ガイド63の動き量に対応した張力信号を出力す
るようにした3点式糸条張力測定装置、あるいは糸条の
走行路に1個の可動ガイドが設けられ、糸条がトラバー
スされることによって糸条が可動ガイドに接触した時の
該可動ガイドの動き量(撓み量)を歪み計よって検出
し、可動ガイドの動き量に対応した張力信号を出力する
ようにしたFTS式糸条張力測定装置(図示せず)等の
接触式張力測定装置が使用されている。
【0003】上述の様な3点式糸条張力測定装置では、
糸条が3個のガイドにジグザグ状に掛け渡されてガイド
部における接触抵抗が大きくなるため、糸質、糸条走行
速度、糸張力によっては毛羽、単糸切れ等が発生すると
いう問題がある。
【0004】また、ガイド形状、表面粗度によっては同
一の糸条であっても糸条走行速度によって測定値が異な
るという問題がある。
【0005】FTS式糸条張力測定装置では、3点式の
糸条張力測定装置よりもガイド部における接触抵抗は小
さいが、同一の糸条であっても糸質によっては3000
m/min以上になると3点式糸条張力測定装置の場合
と同じように毛羽、単糸切れ等が発生するという問題が
ある。
【0006】また、3点式糸条張力測定装置、FTS式
糸条張力測定装置とも目盛り合わせを定期的に行う必要
があると共に、可動ガイドの動き量(撓み量)を張力に
置き換えた相対値であるため、目盛り合わせ操作時の糸
速度と測定時の糸条走行速度が異なると誤差が大きくな
ると共に、各糸条張力測定装置における測定値差も大き
いという問題がある。
【0007】さらに、FTS式糸条張力測定装置の場合
には走行中の糸条によって目盛り合わせを行なわなけれ
ばならず、その操作が困難であると共に複雑であるとい
う問題がある。
【0008】そこで、これ等の問題点を解決するために
特開昭59−88654号公報に記載されているような
超音波によって糸条を振動させ、振動が変化する状態を
超音波検出器によって検出することにより糸条張力を測
定する方法が提案されており、該方法においては超音波
による糸条の振幅が張力によって決まる共振点からのず
れ量を計測するようになっている。
【0009】また、共振周波数を追跡することにより共
振点を見つけることによって張力を検出することも提案
されている。
【0010】
【発明が解決しょうとする課題】上述のような超音波に
よる糸条の振幅が張力によって決まる共振点からのずれ
量を計測する方法では、共振点からのずれ量と振幅の大
きさに比例関係がないためずれ量が大きくなると、振幅
に変化がなくなって張力変化を計測することができない
という問題がある。
【0011】また、振幅の変化の検出においては超音波
検出器と糸条との接触状態、超音波検出器毎の感度バラ
ツキ等によって検出値にバラツキを生じるため、検出位
置毎にキャリブレーションが必要であるという問題があ
る。
【0012】さらに、共振周波数を追跡することにより
共振点を見つけることによって張力を検出する方法で
は、共振周波数が1次、2次、3次、‥‥‥n次と多数
存在するため、振幅の大きさだけでは何次の共振点であ
るか検出することができず張力を容易に特定することが
できないという問題がある。
【0013】本発明は糸条に毛羽、単糸切れ等が発生せ
ず、目盛り合わせを定期的に行う必要がなく、糸質、糸
条走行速度によって測定値が変化したり誤差が大きくな
ったりしない糸条張力測定装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の糸条張力測定装
置は請求項1に記載のように走行中の糸条に横波を与え
る加振手段と、走行中の糸条における見かけの横波伝達
速度を計測する計測手段と、糸条の走行速度と前記見か
けの横波伝達速度とに基づいて真の横波伝達速度を演算
する演算手段とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0015】ここで、見かけの横波伝達速度とは走行糸
条に伝わる横波伝播速度の観測値である。
【0016】また、本発明の糸条張力測定装置は請求項
2に記載のように加振手段が、ガイド付き圧電素子、空
気噴射ノズル、電磁式可動部材の内の一つによって走行
糸条に断続的に横波を与えるものであり、計測手段が、
加振手段から所定の間隔をもつて設置された糸条の横波
を検出する横波検知手段と、加振手段によって付与され
た横波が横波検知手段によって検出されるまでの時間に
基づいて張力信号を出力する信号処理部とにより構成す
ることを特徴とするものである。
【0017】さらに、本発明の糸条張力測定装置は請求
項3に記載のようなトラバース装置の上流側に設置され
トラバース装置による横波を検出する糸条位置検知手段
とトラバース装置に設置され糸条の案内位置を検出する
糸条案内位置検知手段と、トラバース装置によって付与
された横波が前記糸条位置検知手段によって検出される
までの時間に基づいて見かけの横波伝達速度を計測する
計測手段と、糸条の走行速度と前記見かけの横波伝達速
度とに基づいて真の横波伝達速度を演算する演算手段と
を備え構成、請求項4に記載のようなトラバース装置の
上流側に糸条の走行方向に所定の間隔をもって少なくと
も2箇所設置されたトラバース装置による横波を検出す
る糸条位置検知手段と、前記糸条位置検知手段の内の下
流側位置の糸条位置検知手段によって糸条が検出されて
から上流側の糸条位置検知手段によって糸条が検出され
るまでの時間に基づいて見かけの横波伝達速度を計測す
る計測手段と、糸条の走行速度と前記見かけの横波伝達
速度とに基づいて真の横波伝達速度を演算する演算手段
とを備え走行中の糸条に横波を与える加振手段と、前記
横波の伝達速度を計測して張力信号を出力する計測手段
とを備えた構成、請求項5に記載のような糸条位置検出
手段として反射式の光電センサーを使用し、前記反射式
の光電センサーがトラバースガイドの移動軌跡(B′)
−(C′)と振り支点ガイドを結ぶ糸道の移動面に対し
て外側から糸条に向けて前記移動面と略平行に投光する
ように設けられた構成にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の糸条張力測定装置
の第1の実施例を示す概略系統図であって、糸条張力測
定装置は糸条100の走行路に沿って設置された走行中
の糸条に横波を与える加振手段1と、糸条に付与された
見かけの横波伝達速度を計測する計測手段2と、計測さ
れた見かけの横波伝達速度と糸条の走行速度とに基づい
て真の横波伝達速度を算出する演算手段3と、該張力信
号を作業者あるいはコントローラに出力する出力インタ
フェース4とにより構成されている。
【0019】ここで言う横波伝達速度とは糸条の走行方
向に対して直交方向への糸条の変位の糸条走行方向への
移動速度である。
【0020】上述の加振手段1は図2に示されるような
U字状糸道5aを有するガイド5と、該U字状糸道5a
が糸条走行路に位置するように機枠(図示せず)に取り
付けるブラケット7と、該ガイド5とブラケット7とを
連結するガイド加振用の圧電素子6と、ゲート10に所
定の発振信号を入力する発振回路8と、ゲート10から
圧電素子6に所定の間隔をもって発振信号が出力される
ように断続信号を該ゲート10に入力するマルチバイブ
レータ9とにより構成されている。
【0021】上述の計測手段2は加振手段1によって付
与された横波を検出する横波検知手段11と、加振手段
1によって付与された横波が横波検知手段11によって
検出されるまでの時間に基づいて見かけの横波伝達速度
を出力する信号処理部12とにより構成されている。
【0022】該信号処理部12は横波検知手段11から
の検知信号とマルチバイブレータ9からの発信信号とか
ら時間差を検出する時間差検出回路13と、該時間差検
出回路13からの時間差に基づいて横波の見かけの横波
伝達速度を算出する演算回路14とから構成されてい
る。
【0023】上述の演算手段3は見かけの横波伝達速度
と予め入力された糸条走行速度から真の横波伝達速度を
算出する速度演算回路15と、糸条の繊度と真の横波伝
達速度から張力を算出する張力演算回路16とにより構
成されている。
【0024】上述の横波検知手段11は加振手段1と同
じようにU字状糸道17aを有するガイド17と、該U
字状糸道17aが糸条走行路に位置するように機枠(図
示せず)に取り付けるブラケット19と、該ガイド17
とブラケット19とを連結するガイド加振用の圧電素子
18とにより構成されている。
【0025】該横波検知手段11と加振手段1とは所定
の間隔寸法[L(m)]を有するように設置されてい
る。
【0026】上述の入出力インタフェース4には糸条の
繊度および糸条速度を入力するキーボード19、ディス
プレイ用のCRT20、データを印刷するプリンタ21
が必要に応じて連結されている。
【0027】上述の糸条張力測定装置における張力測定
動作を説明する。
【0028】糸条100が走行している状態で発振回路
8から30〜40KHzの発振信号がゲート10に入力
されると共にマルチバイブレータ9から20〜50×1
0-3secの断続信号[t1、t2(sec)]が入力
されると、ゲート10から圧電素子6に発振信号が出力
される。
【0029】この時のマルチバイブレータ9からの出力
波形とゲート10から圧電素子6への出力波形は図5に
示されるような関係になる。
【0030】該マルチバイブレータ9からの断続信号
(t1、t2)は同時に時間差検出回路13に入力され
る。
【0031】ゲート10からの発振信号に基づいて圧電
素子6が作動してガイド5が振動すると、該ガイド5に
よって走行糸条100が所定の間隔(t1、t2)をも
って振動される。
【0032】そして、振動している走行糸条100が横
波検知手段11位置に移動して該走行糸条100がガイ
ド17に接触して圧電素子18が作動し断続受信信号を
時間差検出回路13に入力されると、該受信信号とマル
チバイブレータ9からの発信信号から図6に示される時
間差[t3、t4(sec)]が検出されて演算回路1
4に出力される。
【0033】この時の時間差t3とt4の関係はt3<
t4となり、t3が糸条の中を伝わった縦波伝達時間、
t4が横波伝達時間であつて張力の関数となるのは横波
の速度であるため、t4が測定値として演算回路14に
出力される。
【0034】すると、演算回路14において横波伝達時
間(t4)と、加振手段1と横波検知手段11との間隔
寸法[L(m)]とに基づいて見かけの横波伝達速度
[Vo(m/sec)]が下記計算式によって計算され
る。
【0035】 Vo (m/sec)=L/t4 そして、見かけの横波伝達速度[Vo (m/sec)]
が演算手段3に出力されると、速度演算回路15におい
て該横波伝達速度[Vo (m/sec)]と糸条の走行
速度[Va(m/sec)]とに基づいて真の横波伝達
速度[V(m/sec)]が下記計算式によって計算さ
れる。
【0036】糸条の走行速度は糸条の巻取速度または上
流側の糸条送り出し速度を用いるとよい。
【0037】また、巻取速度を用いる場合巻取速度にト
ラバースの綾角(θ)による巻取速度の加算分を考慮
し、Va=巻取速度×1/cosθとするとさらに精度
を高めることができる。
【0038】この(Va)はキーボード19から入力す
るか、巻取機と接続して巻取速度を取り込む。
【0039】この真の横波伝達速度[V(m/se
c)]は、横波検知手段10が加振手段1より糸条走行
方向の上流側に位置する場合はV=L/t4+Vaとな
り、横波検知手段10が加振手段1より糸条走行方向の
下流側に位置する場合はV=L/t4−Vaとなる。
【0040】該速度演算回路15において算出された真
の横波伝達速度(V)が張力演算回路16に出力される
と、該真の横波伝達速度(V)と単位長さ当たりの糸条
の質量(線密度)を[ρ(Kg/m)]に基づいて張力
[T(Kgf)]が下記計算式によって計算される。
【0041】T=ρV2 /9.807となる。
【0042】上述の加振手段1に対して糸条走行方向の
上流側と下流側の両方に設置した場合、上流側で測定し
た時間差(t4)と下流側で測定した時間差(t4´)
とから糸条走行速度(Va)を下記計算式によって求め
ることができる。
【0043】Va=(L/t4−L/t4´)/2 該計算式によって求められた糸条走行速度(Va)を用
いて横波速度(V)を求めることができるため作業者が
糸条走行速度(Va)を入力する必要がなくなる。
【0044】上述の演算回路14、速度演算回路15、
張力演算回路16における演算を一つの演算手段によっ
て行うことができることはいうまでもない。
【0045】また、ハードウェアではなくコンピーュー
タのソフトウェアによっても実施できる。
【0046】上述の加振手段1は図3に示されるような
糸走行用の糸道孔22aと、該糸道孔22a内に圧空を
噴射する噴射孔22bとが形成された加振用のノズル2
2と、該噴射孔22bに連結具23に取り付けられた電
磁切替弁24を有する圧空供給用管25と、該電磁切替
弁24の管路を切り替えるため所定の間隔をもって作動
信号が出力されるように間隔信号を該ゲート10に入力
するマルチバイブレータ9とにより構成され、糸条に圧
空を噴射させることによって糸条を振動させる空気噴射
ノズル、あるいは図4に示されるようなケーシング26
に移動自在に装着された鉄心27、該鉄心27を覆うよ
うにケーシング26に内装されたコイル28と、該コイ
ル28を励磁させて鉄心27を出没させるゲート10か
らコイル28に所定の間隔をもって励磁信号が出力され
るように間隔信号を該ゲート10に入力するマルチバイ
ブレータ9とにより構成され、糸条に鉄心26の先端部
を接触させることによって糸条を振動させる電磁式可振
部材を使用することができる。
【0047】上述の横波検知手段11からの検知信号と
マルチバイブレータ9からの発信信号とから算出された
時間差を張力信号として使用しることもできる。
【0048】
【実施例1】上述の糸条張力測定装置を使用して糸条の
張力を測定した。
【0049】 糸条:ポリエステル フイラメント 75デニール−36フイラメント 送り出しゴデットローラの糸条走行速度:4800m/min 発振回路8からの発振信号値:30KHz マルチバイブレータ9からの断続信号値:0.02sec 加振手段1と横波検知手段11の間隔寸法(L):0.1m 糸条の質量(線密度)(ρ):0.008Kg/m 該条件で巻取装置における糸条巻取速度を変化させ、各
巻取速度における横波の伝達時間差、計算張力値、およ
び従来の接触式張力測定装置(オンライン社製の3点式
張力測定装置)によって測定した張力値の関係は表1に
示す通りである。
【0050】発振信号値および断続信号値は加振手段よ
って適宜決定する。
【0051】
【表1】 該本発明の計算張力値と接触式張力測定装置による測定
張力との関係は図7に示す通りである。
【0052】図7から明らかなように計算張力値と測定
張力の関係は原点を通る1次関数になっており、張力値
の違いについては接触式張力センサの場合メーカ、型式
によって糸条が停止状態で同一の値を示しても糸条が走
行状態では摩擦係数の違いから異なる値を示すのが一般
的なことから問題にはならないということができる。
【0053】そのため、接触式張力測定装置に代えて本
発明の糸条張力測定装置を使用して張力を測定すること
ができる。
【0054】むしろ、本発明の張力値は従来の不確定な
摩擦係数の介在する張力計とことなり真の値を示してい
る。
【0055】次に、図8は本発明の糸条張力測定装置の
第2の実施例を示す概略系統図、図9は加振手段に相当
する糸条巻取機のトラバース装置部の構成の概略を示す
概略図であって、該糸条張力測定装置はトラバース装置
30における電動機31によって回転されるスクロール
カムローラ32に係合して往復動するトラバースガイド
33と、該トラバースガイド33の糸案内部を位相とし
て検知する検知器34と、該トラバースガイド33と振
り支点ガイド35の間に設けられた糸条を検知するため
の光電センサ36と、検知器34と光電センサ36とか
らの発信信号に基づいて時間差を検出する時間差検出回
路13と、該時間差検出回路13からの時間差に基づい
て見かけの横波伝達速度を算出し、該伝播速度と予め入
力された糸条走行速度と繊度とから張力を算出する演算
手段3と、算出された張力を作業者に知らせるディスプ
レイ用のCRT、データを印刷するプリンタ等(図示せ
ず)が接続された出力インタフェース4とにより構成さ
れている。
【0056】該トラバースガイド33と検知器34が第
1の実施例における加振手段1に相当するものであり、
これ等は所定の間隔寸法[L(m)]を有するように設
置されている。
【0057】検知器34は静電容量型センサ、光電セン
サ等を使用する。
【0058】上述のように検知器34によってトラバー
スガイドを直接検出してもよいが、該図9において一点
鎖線で示されるように複数のトラバースガイドを同位相
になるように連結された駆動部に検知片37を装着し、
該検知片37を光電センサ34で検出するようにすると
経済的で構成も簡単にすることができる。
【0059】また、光電センサーを用いることにより、
張力を測定する目的で糸条に接触させるガイドは一切な
くなり糸条にダメージを与える恐れがなくなる。
【0060】上述のトラバース装置30は図10、図1
1に示されるような複数個のトラバース用の回転羽根ユ
ニット38が電動機39の出力軸に取り付けられたプー
リ40によって駆動されるベルト41で同時に回転され
る構成のものを使用することができる。
【0061】この場合はプーリ40に検知片42を設け
て検知器43によつて検出する。
【0062】また、光電センサ36は図12に示される
ような発光素子44とアンプ46を有する受光素子45
が糸条走行通路部100aに対して所定の角度を有する
ようにケーシング47に取付られていると共に発光部と
受光部にレンズ48、49が設けられた反射式光電セン
サ、あるいは図13に示されるような発光素子50とア
ンプ52を有する受光素子51が糸条走行通路(スリッ
ト)53aを挟むようにしてケーシング53に取付られ
た透過式光電センサの何れかを使用する。
【0063】上述の第2の糸条張力測定装置においては
検知器34によるトラバースガイド33の検出はトラバ
ースガイド33が(C′)点から(B′)点に向って移
動して(A′)点を通過する時に行われて発信信号が出
力される。
【0064】該トラバースガイド33が(B′)点から
(C′)点に向って移動しする時には発信信号が出力さ
れないようになっている。
【0065】また、光電センサ36における糸条100
は(C)点から(A)点までの間図14に示されるよう
な状態で検出される。
【0066】この時の横波の伝達の様子はトラバースガ
イド33が(イ)方向に移動する場合は図16、図17
に示されるような状態になり、トラバースガイド33が
(ロ)方向に移動する場合は図18に示されるような状
態になる。
【0067】この時の検知器34からの出力波形と光電
センサ36の入力波形は図19に示されるような関係に
なる。
【0068】時間差検出回路13において検知器34か
ら光電センサ36に横波が伝達されるまでの時間差(t
5)が検出されると、第1の実施例と同様に演算手段3
において張力が算出されてCRT20、プリンタ21に
出力される。
【0069】上述のトラバース装置30におけるトラバ
ースガイド33の糸案内部の位相を検知する検知器34
に代えて、図15に示されるように光電センサ36とト
ラバースガイド33との間に第2の光電センサ54を、
光電センサ36と間隔寸法[L(m)]を有するように
設置し、第2の光電センサ54と光電センサ36とから
の発信信号に基づいて見かけの横波伝達速度を算出する
ようにすることもできる。
【0070】この場合には既設の巻取機のトラバース装
置を改造することなく実施することができる。
【0071】
【実施例2】上述の糸条張力測定装置を使用して実施例
1と同様に糸条の張力を測定した。
【0072】 糸条:ポリエステル フイラメント 75デニール−36フイラメント 送り出しゴデットローラの糸条走行速度:4800m/min 検知器34と光電センサ36の間隔寸法(L):0.39m 該条件で巻取装置における糸条巻取速度を変化させ、各
巻取速度における横波の伝達時間差、計算張力値、およ
び従来の接触式張力測定装置(オンライン社製の3点式
張力測定装置)によって測定した張力値の関係は表2に
示す通りである。
【0073】
【表2】 また、計算張力値と測定張力の関係は図20に示す通り
であって上述の実施例1の表1、図7と同じような傾向
を示しており、第2の実施例の糸条張力測定装置であっ
ても接触式張力測定装置に代えて張力を測定することが
可能であるということができる。
【0074】図21は本発明の糸条張力測定装置の第3
の実施例を示す概略系統図であって、糸条張力測定装置
は第2の実施例の糸条張力測定装置と同様に加振手段で
あるトラバースガイド33と、トラバースガイド33が
移動端(C′)に達したことを検出する検知器34と、
該トラバースガイド33と振り支点ガイド35との間に
設けられた反射式の光電センサー36と、反射式の光電
センサー36からの発信信号に基づいて時間差を検出す
る時間差検出回路13と、該時間差検出回路13からの
時間差に基づいて見掛けの横波伝達速度を算出する横波
伝達速度演算回路14と、該伝達速度と予め入力された
糸条走行速度とから算出された真の横波伝達速度と繊度
とから張力を算出する演算手段3と、算出された張力を
作業者に知らせるディスプレイ用CRT、データを印刷
するプリンタ等(図示せず)が接続されたインタフェー
ス4とにより構成され、反射式の光電センサー36がト
ラバースガイド33の移動軌跡(B′)−(C′)と振
り支点ガイド35を結ぶ糸道の移動平面に対して略平行
な面上の外側から糸条側に向けて(糸条の移動平面と略
平行な方向から)投光するように反射式の光電センサー
36が設けられている。
【0075】該反射式の光電センサー36は投光器36
aと受光器36bおよび図示しない信号増幅器、比較回
路を備えた構成になっている。
【0076】糸条の巻取においてはトラバースガイド3
3は略等速運動を行っているが、トラバース端部
(B′)においては急激に減速して反転すると加速して
略等速運動を行うようになっている。この急激な反転に
よって上流側に伝播する横波の形状は(B′)から
(C′)への等速運動部と、(C′)から(B′)への
等速運動部を繋ぐ曲率の小さな屈曲部(D)となって振
り支点ガイド35へ向かって上昇する。
【0077】そのため、該反射式の光電センサー36は
投光器36aと受光器36bが振り支点ガイド35と屈
曲部(D)を結ぶ糸道に対しては図22に示されるよう
に反射光と受光器36bとが略同一線上に位置して受光
量が大きくなり、屈曲部(D)とトラバースガイド33
の(A)位置とを結ぶ糸道に対しては図23に示される
ように反射光と受光器36bとが同一線上に位置せず受
光量が小さくなるような角度に設定する。
【0078】上述の屈曲部(D)と反射式の光電センサ
ー36との距離(δ)は投光器36aと受光器36bの
投光、受光範囲(E)内で変化しても、屈曲部(D)の
通過前の信号に対して屈曲部(D)の通過後の信号は確
実に小さい方に変化するため、この変化を検出して出力
することで確実に屈曲部(D)の通過タイミングを検知
することができる。
【0079】該屈曲部(D)と反射式の光電センサー3
6との距離(δ)が6mmの場合と10mmの場合の受
光器36bにおける入力信号レベルと出力信号の関係は
図24に示される通りである。
【0080】検知器34と反射式の光電センサー36の
出力の関係は図25に示される通りである。
【0081】検知器34から屈曲部(D)までの間隔寸
法[ L(m)] の場合、該検知器34の出力を起点に反
射式の光電センサー36の出力までの時間[ t5 (se
c)] を計測し、見かけの横波伝達速度[ V0 (m/s
ec)] が下記計算式により算出される。
【0082】 V0 = L/t5 (m/sec) 該構成によれば反射式の光電センサー36と糸道との距
離が変化しても見かけの横波伝達速度[ V0 (m/se
c)] を算出することができ、上述の第1、第2の張力
測定装置のように糸道の移動平面に向かって投光するよ
う光電センサーが設置されている場合に比してより正確
に張力を検出することが可能になる。
【0083】上述のトラバースガイドの運動における折
り返し点(B′)と折り返し点(C′)の間において糸
条がトラバース運動方向に対して直交する方向に凸状の
案内ガイドによって案内される図10に示されるような
回転羽根式のトラバース装置の場合には、張力の変化に
伴い該反射式の光電センサー36によって計測する糸道
が張力の変動により、トラバース運動方向に対して直交
方向に変位することがある。
【0084】この様な場合、反射式の光電センサー36
の投光器36aあるいは受光器36bの少なくとも一方
を複数個設けることでトラバース運動方向に対して直交
方向の検出幅を広げることができ、確実に屈曲部(D)
を検出することができる。
【0085】
【発明の効果】本発明の糸条張力測定装置は請求項1に
記載のように走行中の糸条に横波を与える加振手段と、
走行中の糸条における見かけの横波伝達速度を計測する
計測手段と、糸条の走行速度と前記見かけの横波伝達速
度とに基づいて真の横波伝達速度を演算する演算手段と
を備えた構成にしているため、糸条がガイドに接触する
ことがなく、糸条に毛羽、単糸切れ等が発生するのを防
止することができると共に目盛り合わせ操作をなくすこ
とができる。
【0086】また、本発明の糸条張力測定装置は請求項
2に記載のように加振手段が、ガイド付き圧電素子、空
気噴射ノズル、電磁式可動部材の内の一つによって走行
糸条に断続的に横波を与えるものであり、計測手段が、
加振手段から所定の間隔をもつて設置された糸条の横波
を検出する横波検知手段と、加振手段によって付与され
た横波が横波検知手段によって検出されるまでの時間に
基づいて張力信号を出力する信号処理部とにより構成す
ると、張力検出のために余分なガイドに糸条が接触せ
ず、糸条に毛羽、単糸切れ等の発生を確実に防止するこ
とができると共に、糸条走行速度による摩擦抵抗の変化
による誤差を含まない測定値を得ることができる。
【0087】さらに、本発明の糸条張力測定装置は請求
項3に記載のようなトラバース装置の上流側に設置され
トラバース装置による横波を検出する糸条位置検知手段
とトラバース装置に設置され糸条の案内位置を検出する
糸条案内位置検知手段と、トラバース装置によって付与
された横波が前記糸条位置検知手段によって検出される
までの時間に基づいて見かけの横波伝達速度を計測する
計測手段と、糸条の走行速度と前記見かけの横波伝達速
度とに基づいて真の横波伝達速度を演算する演算手段と
を備えた構成にすると請求項1、2と同様の効果を得る
ことができ、請求項4に記載のようなトラバース装置の
上流側に糸条の走行方向に所定の間隔をもって少なくと
も2箇所設置されたトラバース装置による横波を検出す
る糸条位置検知手段と、前記糸条位置検知手段の内の下
流側位置の糸条位置検知手段によって糸条が検出されて
から上流側の糸条位置検知手段によって糸条が検出され
るまでの時間に基づいて見かけの横波伝達速度を計測す
る計測手段と、糸条の走行速度と前記見かけの横波伝達
速度とに基づいて真の横波伝達速度を演算する演算手段
とを備え走行中の糸条に横波を与える加振手段と、前記
横波の伝達速度を計測して張力信号を出力する計測手段
とを備えた構成にすると、既設の巻取機のトラバース装
置を改造することなく実施することができると共に、請
求項1、2と同様の効果を得ることができ、請求項5に
記載のような糸条位置検出手段として反射式の光電セン
サーを使用し、前記反射式の光電センサーがトラバース
ガイドの移動軌跡(B′)−(C′)と振り支点ガイド
を結ぶ糸道の移動面に対して外側から糸条に向けて前記
移動面と略平行に投光するように設けられた構成にする
と、糸道の移動平面に向かって投光するよう光電センサ
ーが設置されている場合に比してより正確に張力を検出
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糸条張力測定装置の第1の実施例を示
す概略系統図である。
【図2】加振手段の第1の実施例を示す概略斜視図であ
る。
【図3】第2の加振手段の実施例を示す概略図である。
【図4】第3の加振手段の実施例を示す概略図である。
【図5】マルチバイブレータからの間隔信号とゲートか
ら圧電素子に出力される発信信号の関係を示す概略線図
である。
【図6】横波検知手段からの受信信号とマルチバイブレ
ータからの発信信号の関係を示す概略線図である。
【図7】、
【図20】横波伝達時間差に基づいて算出された計算張
力値と接触式張力センサによって測定された測定値の関
係を示す概略線図である。
【図8】本発明の糸条張力測定装置の第2の実施例を示
す概略系統図である。
【図9】加振手段に相当するトラバース装置の第1の実
施例の概略を示す概略図である。
【図10】加振手段に相当するトラバース装置の第2の
実施例の概略を示すブロック図である。
【図11】図10における位相検知部のI−I矢視図で
ある。
【図12】光電センサの第1の実施例を示す概略図であ
る。
【図13】光電センサの第2の実施例を示す概略図であ
る。
【図14】糸条の検出状態の詳細を示す概略図である。
【図15】図8における検知器にかけて第2の光電セン
サを設置した実施例を示す概略系統図である。
【図16】、
【図17】、
【図18】横波の伝達状態を示す概略図である。
【図19】検知器からの出力波形と光電センサの入力波
形の関係を示す概略線図である。
【図21】本発明の糸条張力装置の構成の第3の実施例
を示す概略系統図である。
【図22】図21における綾振り支点ガイド35と屈曲
部(D)を結ぶ糸道に対する反射式の光電センサーの関
係を示す概略図である。
【図23】図21における屈曲部(D)とトラバースガ
イド33の(A)位置とを結ぶ糸道に対する反射式の光
電センサーの関係を示す概略図である。
【図24】図21における屈曲部(D)と反射式の光電
センサーとの距離と、反射式の光電センサーにおける受
光器の入力信号レベルと出力信号との関係を示す概略図
である。
【図25】図21における検知器の出力と反射式の光電
センサーの出力の関係を示す概略図である。
【図26】従来の3点式糸条張力測定器に1実施例を示
す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 加振手段 2 計測手段 3 演算手段 4 入出力インタフェース 5、17 ガイド 6、18 圧電素子 7、19 ブラケット 8 発振回路 9 マルチバイブレータ 10 ゲート 11 横波検知手段 12 信号処理部 13 時間差検出回路 14 演算回路 20 CRT 21 プリンタ 22 ノズル 23 連結具 24 電磁切替弁 25 圧空供給用管 26、47、53 ケーシング 27 鉄心 28 コイル 30 トラバース装置 31、39 電動機 32 スクロールカムローラ 33 トラバースガイド 34、43 検知器 35 振り支点ガイド 36、54 光電センサ 37、42 検知片 38 回転羽根ユニット 40 プーリ 41 ベルト 44、50 発光素子 45、51 受光素子 46、52 アンプ 48、49 レンズ 5a、 U字状糸道 22a 糸道孔 22b 噴射孔 53a 糸条走行通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 59/40 G01L 5/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行中の糸条に横波を与える加振手段
    と、走行中の糸条における見かけの横波伝達速度を計測
    する計測手段と、糸条の走行速度と前記見かけの横波伝
    達速度とに基づいて真の横波伝達速度を演算する演算手
    段とを備えていることを特徴とする糸条張力測定装置。
  2. 【請求項2】加振手段が、ガイド付き圧電素子、空気噴
    射ノズル、電磁式可動部材の内の一つによって走行糸条
    に断続的に横波を与えるものであり、計測手段が、加振
    手段から所定の間隔をもつて設置された糸条の横波を検
    出する横波検知手段と、加振手段によって付与された横
    波が横波検知手段によって検出されるまでの時間に基づ
    いて張力信号を出力する信号処理部とにより構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の糸条張力測定装
    置。
  3. 【請求項3】 トラバース装置の上流側に設置されトラ
    バース装置による横波を検出する糸条位置検知手段とト
    ラバース装置に設置され糸条の案内位置を検出する糸条
    案内位置検知手段と、トラバース装置によって付与され
    た横波が前記糸条位置検知手段によって検出されるまで
    の時間に基づいて見かけの横波伝達速度を計測する計測
    手段と、糸条の走行速度と前記見かけの横波伝達速度と
    に基づいて真の横波伝達速度を演算する演算手段とを備
    えていることを特徴とする糸条張力測定装置。
  4. 【請求項4】 トラバース装置の上流側に糸条の走行方
    向に所定の間隔をもって少なくとも2箇所設置されたト
    ラバース装置による横波を検出する糸条位置検知手段
    と、前記糸条位置検知手段の内の下流側位置の糸条位置
    検知手段によって糸条が検出されてから上流側の糸条位
    置検知手段によって糸条が検出されるまでの時間に基づ
    いて見かけの横波伝達速度を計測する計測手段と、糸条
    の走行速度と前記見かけの横波伝達速度とに基づいて真
    の横波伝達速度を演算する演算手段とを備えていること
    を特徴とする糸条張力測定装置。
  5. 【請求項5】 糸条位置検出手段として反射式の光電セ
    ンサーを使用し、前記反射式の光電センサーがトラバー
    スガイドの移動軌跡(B′)−(C′)と振り支点ガイ
    ドを結ぶ糸道の移動面に対して外側から糸条に向けて前
    記移動面と略平行に投光するように設けられていること
    を特徴とする請求項3または請求項4に記載の糸条張力
    測定装置。
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