JP3439135B2 - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法及び半導体装置Info
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Description
方法及び半導体装置に関する。
の要請から,半導体の微細加工技術が著しい発展を遂げ
ている。かかる状況に置いて,電気素子を形成した複数
の基板を絶縁層を介して次々と積層する構成の半導体装
置が実用化されている。かかる構成においては,一般
に,絶縁層にコンタクト孔(コンタクトホール)と呼ば
れる貫通孔を形成して,各電気素子への電力供給を実現
している。従来,かかるコンタクト孔を形成するための
エッチングに際して,略平坦な状態の絶縁層表面の上に
エッチングマスクをパターン形成していた。
/エッチィング工程では形成できない程微細なコンタク
ト孔のパターンを形成するには,コンタクト孔形成用の
エッチングマスクを,コンタクト孔周囲のサイドウォー
ルとサイドウォール以外の部分とをそれぞれ別工程でポ
リシリコンから形成する方法が用いられる。かかる従来
の方法では,サイドウォールのみの膜厚を変えること
で,コンタクト孔の孔径を容易に制御できる。
をエッチングマスクにしているため,解像に影響するこ
となくマスクの膜厚を調整できるという利点がある。こ
れに対し,通常のフォトレジストマスクではフォトレジ
ストとの選択比(フォトレジスト/ポリシリコンのエッ
チング速度比)が充分大きくないため深いコンタクト孔
を開孔する場合,フォトレジストの膜厚を大きくする必
要があるが,膜厚を大きくするとフォトリソグラフィ工
程での解像度が低下する等の弊害が生じる。
来の半導体装置の製造方法では,高集積化,絶縁層の厚
膜化に伴い以下の問題が発生する。
によるコンタクト孔形状のテーパ化 絶縁層が厚膜化すると自ずとコンタクト孔形成のエッチ
ング時間が長くなる。この場合には,ポリシリコンサイ
ドウォール部分がエッチングにより後退し,コンタクト
孔上部の径が大きくなる。結果として,コンタクト孔上
部の形状がテーパ化する。このとき,コンタクト孔近傍
に配線層が存在すると,コンタクト径の拡大によりパタ
ーン間の余裕が小さくなり,後の工程でコンタクト孔に
接続される配線層を形成する際に,配線層とコンタクト
孔に配される電極との間でショートによる不良が発生す
る可能性がある。
めには,ポリシリコンパターンの膜厚を大きく設定する
必要が生ずるが,この場合アスペクト比が大きくなるこ
とによりコンタクト孔中腹部で径が大きくなるボーイン
グや,中腹部でエッチングが止まってしまう等の現象が
発生し易くなる。これを解決するためには,高密度で低
圧力のプラズマを発生させる必要があり,高価な装置が
必要であった。
有する上記問題点に鑑みて成されたものであり,コンタ
クト孔等の絶縁層に形成する孔の形状不良を防止し,シ
ョート等の電気的不良等を低減可能な,新規かつ改良さ
れた半導体製造装置の製造方法及び半導体装置を提供す
ることを目的とする。
に,請求項1に記載の発明は,半導体基板上に積層され
た絶縁層へ孔を形成する孔形成工程を含む半導体装置の
製造方法であって,孔形成工程は,絶縁層の孔の形成予
定位置に,絶縁層の所定深さまで達する孔より大径の予
備孔を形成する工程と,予備孔の内側壁に所定の厚みの
保護壁を形成して孔の上方部分を形成する工程と,保護
壁をエッチングマスクとして予備孔の底部に予備孔より
小径の孔の下方部分を形成する工程と,を含み,予備孔
は,絶縁層上に第1の層と第2の層とを順次積層する工
程と,予備孔の形成予定位置上に第1の層から第2の層
を介して絶縁層まで達する初期予備孔を形成する工程
と,第1の層が露出するまで第2の層と初期予備孔の底
部とを同時にエッチングすることにより絶縁層に予備孔
を形成する工程とを経て形成される。
では,孔の下方部分の形成時において,保護壁がエッチ
ングマスクとして用いられる。かかる保護壁は予備孔の
内側壁に形成されるため,結果的に,エッチングマスク
が絶縁層に張り出すような形となる。したがって,請求
項1に記載の発明では,エッチングマスクの膜厚を大き
くしたのと同様の効果が得られる。結果として,請求項
1に記載の発明によれば,孔上部におけるエッチングマ
スクパターンの後退が抑制され,孔上部の径の拡大を抑
えることができる。
は,上述のように孔上部へ張り出すエッチングマスクの
垂直部分が大きいため,絶縁層の厚膜化によりエッチン
グ時間が延びても,エッチングマスクを厚くせずに,垂
直な孔形状を維持することができる。したがって,請求
項1に記載の発明によれば,エッチングによる孔形成時
に,孔中腹における径の拡大やエッチングの停止等の弊
害の発生を防ぐことができる。
予め孔の上方部分が形成されているため,エッチングに
よる下方部分の形成は,孔と比べて略同径で浅い孔の形
成と実質的に差がない。更に,予備孔の形成はアスペク
ト比の関係等から孔形成自体よりも高い精度で行うこと
ができるため,孔の上方部分は高精度で形成可能であ
る。結果として,請求項1に記載の発明によれば,孔全
体の形成精度が上がり,孔形状の不良の発生を更に抑え
ることができる。
の発明のように,保護壁を除去しない構成が可能であ
る。請求項2に記載のように保護壁を除去しない構成
は,保護壁を除去する構成に比べて,製造プロセス数が
少なく手間がかからないため,半導体装置の製造コスト
を抑えることができる。
ば,請求項3に記載の発明のように,絶縁層の所定の深
さには,予備孔の深さ方向へのエッチングの進行を抑止
するエッチング停止層が形成されている構成を採用する
ことが可能である。かかる構成を有する請求項3に記載
の発明では,エッチング停止層によって,オーバーエッ
チングが防止され,予備孔の深さ,即ち絶縁層への保護
壁の張り出しの高さを確実に制御することができる。
について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚,以下の説明及び添付図面において,同一の機能及び
構成を有する構成要素については,同一符号を付する事
により重複説明を省略する。
を参照しながら,第1の実施の形態について説明する。
尚,図1〜図5は,主として,本実施の形態にかかる半
導体装置の製造方法についての工程説明図である。本実
施の形態にかかる半導体装置の製造方法は,素子形成工
程と絶縁層形成工程とマスク形成工程とコンタクト孔形
成工程との4つの工程に大別することができる。
ず,半導体基板に相当するシリコン基板100に,所定
の素子能動領域を形成する。次いで,シリコン基板10
0表面に所定のパターンでゲート酸化膜102を成長さ
せる。次いで,各ゲート酸化膜102上にポリシリコン
ゲート104を成長させ,ゲートパターンを形成する。
次いで,各ポリシリコンゲート104の側壁にCVDシ
リコン酸化膜106を成長させ,サイドウォールスペー
サパターンを形成する。次いで,シリコン基板100表
面の露出部分にシリコン酸化膜108を生成し,不純物
イオンを注入することにより,シリコン基板100に所
定の拡散層を形成する(拡散層は,図示せず。)。
程では,シリコン基板100上に,ポリシリコンゲート
104,CVD酸化膜106及びシリコン酸化膜108
を覆うように,絶縁層に相当するBPSG膜110を全
面被着する。次いで,高温フローによって,BPSG膜
110を平坦化(Planarization)する。
次いで,ポリシリコン膜112を被着する。次いで,通
常のフォトリソグラフィ工程とドライエッチング工程と
を経てマスク層に相当するポリシリコン膜112のパタ
ーン(ポリシリコンパターン)を形成する。
リコン膜112のパターンを形成すると同時又は形成し
た後に,下地であるBPSG膜110を所定量削り込
む。かかる削り込みは,例えば,BPSGのエッチング
速度が大きい条件でポリシリコンエッチング装置により
実現することができる。また,削り込みは,ポリシリコ
ン膜112をエッチングした後,酸化膜エッチング装置
を用いて追加エッチングを行っても実現することができ
る。結果として,BPSG膜110には,予備孔又は大
径部に相当する予備孔120が形成される。
では,ポリシリコン膜112のパターン上に,ポリシリ
コン膜114’を被着する。次いで,図3に示すよう
に,全面エッチバックによりポリシリコン膜112の側
壁に保護壁に相当するポリシリコンサイドウォール11
4を残し,ポリシリコンサイドウォールパターンを形成
する。結果として,ポリシリコン膜112とポリシリコ
ンサイドウォール114とから,コンタクト孔形成用の
コンタクトマスク116のパターン(コンタクトマスク
パターン)が形成される。
成工程では,コンタクトマスク116をエッチングマス
クとしてBPSG膜110をエッチングし,孔に相当す
るコンタクト孔118のパターン(コンタクトパター
ン)を形成する。
112のパターンを形成する際にBPSG膜110を所
定量削り込んでいるため,従来の半導体装置の製造方法
よりもポリシリコンサイドウォール114の垂直部分
(図4中のC部分)が大きく形成される。したがって,
ポリシリコンサイドウォール114がエッチングされて
もパターンの後退によりコンタクト孔上部径が大きくな
るような問題は発生しない。結果として,図4に概略的
な部分構成を示す本実施の形態にかかる半導体装置15
0を形成することができる。
ては,ポリシリコンをドライエッチングした後,下地と
なるBPSG膜も同時に所定量削り込むことによりサイ
ドウォールパターンの形成時に垂直部分が大きくなる。
したがって,サイドウォール部分がエッチングされても
パターンの後退が抑制されて,コンタクト孔上部径が大
きくならない。結果として,本実施の形態によれば,隣
接する配線層パターン間のショートが防止され,不良発
生を抑えることができる。尚,図14には,本実施の形
態とは反対に,サイドウォール部分がエッチングされて
パターンが後退しコンタクト孔上部径が大きくなった状
態を示す。図14に示す状態では,コンタクト上部Aが
テーパ化しコンタクト孔上部Aの側壁が配線層Bに近づ
くために,隣接配線層Bの間においてショートが生じや
すくなることが分かる。
イドウォールパターンの垂直部分が大きく形成されるた
め,絶縁膜が厚膜化しコタクト孔形成のエッチング時間
が長くなってもポリシリコンパターンの膜厚を大きくす
ることなくコンタクト形状を垂直に形成できる。したが
って,図15に示すようにアスペクト比D/Wを大きく
した場合にコンタクト孔中腹部で径が大きくなるボーイ
ング(図15中C)や,中腹部でエッチングが止まって
しまう等の弊害も発生しない。よって,従来のプロセス
技術において安定で安価なプロセスの提供が可能とな
る。
形態について,主に,図6〜図9を参照しながら説明す
る。本実施の形態にかかる半導体装置の製造方法におい
ては,図6に示すように,まず,シリコン基板200上
に素子能動領域を形成し,シリコン酸化膜202を成長
し,ポリシリコンでポリシリコンゲート204のパター
ンを形成する。次いで,このポリシリコンゲート204
の側壁にサイドウォールスペーサ206を形成し,サイ
ドウォールスペーサパターンを形成した後,シリコン基
板200の露出部分にシリコン酸化膜208を生成し,
不純物イオン注入によりシリコン基板200に所定の拡
散層を形成する(拡散層は図示せず。)。
着し高温フローによって平坦化し,この後,エッチング
停止層に相当するシリコン窒化膜220を被着する。次
に第二のBPSG膜210bを被着し高温フローによっ
て平坦化した後,ポリシリコン膜212を被着する。次
に,通常のフォトリソグラフィ工程を経てレジスト膜2
22のパターンを形成し,これをエッチングマスクとし
てポリシリコン膜212をエッチングする。
は,ポリシリコン膜212をドライエッチングした後,
窒化ケイ素のエッチング速度に対してBPSGのエッチ
ング速度が大きい条件で下地の第二のBPSG膜210
bをエッチングしシリコン窒化膜220が露出するまで
削り込む。
22を全面除去した後ポリシリコン膜212を被着し,
更に,ポリシリコン膜を被着し全面エッチバックするこ
とによりポリシリコン膜212の側壁にポリシリコンサ
イドウォール214を形成し,コンタクトマスク216
のパターンを形成する。
トマスク216をエッチングマスクとして,先ずシリコ
ン窒化膜220をエッチングした後,続けて第一のBP
SG膜210aをエッチングしコンタクト孔218のパ
ターンを形成する。結果として,図9に概略的な部分構
成を示す本実施の形態にかかる半導体装置250が形成
される。
ば,上記第1の実施の形態と同様に,ポリシリコンをド
ライエッチングした後下地BPSG膜を所定量削り込ん
だことによりポリシリコンサイドウオールパターン形成
時に垂直部分が大きくなり,コンタクト形状の制御性を
向上させることが出来る。
するように他の弊害の除去が可能である。まず,本実施
の形態で除去可能な他の弊害について説明すると,エッ
チングにおいては,必ずウエハ内,ウエハ間にエッチン
グ速度のバラツキが発生する。安定なコンタクト形状を
得るためには所定量の下地BPSGを削り込むようにエ
ッチング時間を設定するが,エッチング速度のバラツキ
を±a%とすると目標値に対し(1+a)%のエッチン
グを行う必要がある。そして目標値に対して(1+a)
%の設定でエッチングを行った場合,最もエッチング速
度の大きいところでは,目標値に対して(1+a%)×
(1+a%)の深さのエッチング量となる。よって,下
地削れ量を精度よく制御するためには,成膜装置やエッ
チング装置の管理を強化しなければならず装置管理コス
トが増大する。さらに,BPSGの膜厚が薄い半導体デ
バイスにこのようなプロセスを適用する場合,図5に示
すように,ゲートパターンとコンタクト孔に接続する配
線パターンとの余裕が充分とれず(図5中のE部),シ
ョート不良を誘発する等の弊害が発生する。
の除去について説明すると,本実施の形態においては,
第二のBPSG膜の下にシリコン窒化膜が形成されてい
る構造のため,シリコン窒化膜のエッチング速度に対し
てBPSGのエッチング速度が大きい条件でエッチング
処理を行えばエッチングはシリコン窒化膜上で止まり,
下地削れ量は安定に制御可能となる。よって,ゲートパ
ターンとコンタクト孔に接続する配線パターン間にショ
ート不良が発生する等の上記弊害も生じず,従来プロセ
ス技術において安定で安価なプロセスが提供可能とな
る。
形態について,図10〜図13を参照しながら説明す
る。本実施の形態では,図10に示すように,まず,シ
リコン基板300上に所定の素子能動領域を形成し,ゲ
ート酸化膜302を成長し,ポリシリコンでポリシリコ
ンゲート304のパターンを形成する。かかるポリシリ
コンゲート304の側壁にサイドウォールスペーサ30
6を形成した後,シリコン基板300の露出部分にシリ
コン酸化膜308を生成し,不純物イオン注入すること
によりシリコン基板300上に所定の拡散層を形成する
(拡散層は,図示せず。)。
フローによって平坦化し,この後,第1の層に相当する
ポリシリコン膜312と第2の層に相当するシリコン窒
化膜320とを順次被着する。次に通常のフォトリソグ
ラフィ/エッチング工程を経て,初期予備孔に相当する
予備孔322を形成し,ポリシリコン膜312とシリコ
ン窒化膜320との積層パターンを形成する。
クとして下地のBPSG膜310をドライエッチングに
より削り込む。このとき,エッチングマスクとして作用
する積層パターンの上層であるシリコン窒化膜320も
同時にエッチングされて行く。このため,エッチングが
さらに進行すると下地のポリシリコン膜312が露出し
始める。下地のポリシリコン膜312が露出し始めると
プラズマ発光スペクトルは大きく変化する。例えば,C
N発光(波長:3862オングストローム)をモニタし
た場合,下層のポリシリコン膜312が露出すると発光
強度が大きく下降する。
ときエッチングを終了するように設定しておけば終点検
出が可能となる。このような方法で終点検出を設定した
場合,BPSG膜310の削れ量は以下のようにシリコ
ン窒化膜320の膜厚を設定することによって制御する
ことができる。
をER(B),シリコン窒化膜320のエッチング速度
をER(N),BPSG膜310の所望の削れ量をD
(B),とするとシリコン窒化膜320の膜厚T(N)
を T(N)=D(B)×{ER(N)/ER(B)} に設定すればよい。
くする場合はシリコン窒化膜320の膜厚T(N)を大
きくすればよいし,逆にBPSG膜310の削れ量を小
さくする場合はT(N)を小さくすればよい。また,一
般的に,エッチング特性のバラツキや経時変化は,エッ
チング速度の変化量に比べてER(N)/ER(B)の
ようなエッチング速度比の変化量が小さい。従って,上
記のようにシリコン窒化膜320の膜厚を設定しておけ
ばBPSG膜310の削れ量は安定に制御可能となる。
ン膜を被着し,全面エッチバックすることによりポリシ
リコン膜312の側壁にポリシリコンサイドウォール3
14を形成しコンタクトマスク316のパターンが形成
される。
スク316をエッチングマスクとして,BPSG膜31
0をエッチングしコンタクト孔318のパターンを形成
する。結果として,本実施の形態にかかる半導体装置3
50が形成される。
ては,エッチングマスクとしてシリコン窒化膜とポリシ
リコン膜とを積層したパターンを用い,BPSG膜を削
り込むときに上層のシリコン窒化膜を同時にエッチング
し,このときのプラズマ発光強度をモニタすることによ
り終点検出を行うようにしたため,BPSG膜の削れ量
は安定に制御可能となる。即ち,本実施の形態において
は,下地削れ量を安定させる方法としてドライエッチン
グ時におけるプラズマ発光強度の変化を利用してエッチ
ング終点を判定し削れ量を制御している。
ラツキをエッチング終点検出を採用することにより吸収
することができる。したがって,ゲートパターンとコン
タクト孔に接続する配線パターン間にショートの可能性
が低減される。結果として,不良が発生する等の弊害も
生じず,従来プロセス技術において安定で安価なプロセ
スが提供可能となる。
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例及び変更例を想定しう
るものであり,それら修正例及び変更例についても本発
明の技術範囲に包含されるものと了解される。
シリコン膜をエッチングマスクとして適用する半導体装
置の製造方法及び半導体装置を例に挙げたが,本発明は
かかる構成に限定されない。本発明は,他の様々な材料
から形成されるエッチングマスクを適用した半導体装置
の製造方法及び半導体装置に対しても適用することがで
きる。本発明においては,絶縁層に対してエッチング速
度の小さい膜であれば,エッチングマスクとして適用す
ることが可能である。
としてBPSG/窒化膜/BPSGの3層構造からなる
ものを適用した半導体装置及び半導体装置の製造方法を
例に挙げたが,本発明はかかる構成に限定されない。本
発明は,他の様々な絶縁層をを適用した半導体装置及び
半導体装置の製造方法に対しても適用することができ
る。本発明において,絶縁層は,最上層の直下にエッチ
ング速度の小さい他の層を形成する構造であれば,2層
構造でも,4層以上の構造でもよい。
料は例示に過ぎず,したがって,本発明のかかる構成に
限定されない。例えば,上記実施の形態においては,エ
ッチングマスクとしてシリコン窒化膜(第2の層に相当
する。)とポリシリコン膜(第1の層に相当する。)と
の積層パターンを適用した半導体装置の製造方法を例に
挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されな
い。本発明は,他の様々な積層パターンをエッチングマ
スクとして適用した半導体装置の製造方法に対しても適
用することができる。本発明においては,絶縁層を削り
込むエッチング条件で積層パターンの上層が積層パター
ンの下層に対してエッチング速度が大きければ,材料に
何ら制限はない。同様に,他の構成要素についても,上
記実施の形態に例示した材料とは異なる材料から形成し
たものを適用することができることは言うまでもない。
絶縁層の平坦化に高温フローを用いた半導体装置の製造
方法を例示して説明したが,本発明はかかる構成に限定
されない。本発明は,他の様々な平坦化法,例えば,塗
布法,バイアススパッタ法,リフロー法,エッチバック
法,或いはリフトオフ法等を用いた半導体装置の製造方
法に対しても適用することができる。
をエッチバック法により形成する半導体装置の製造方法
を例示して説明したが,本発明は,かかる構成に限定さ
れない。本発明は,他の様々な方法,例えばCVD法や
MBE(分子線エピタキシ)法等の結晶成長法等により
保護壁を形成する半導体装置の製造方法に対しても適用
することができる。
素子としてユニポーラトランジスタを適用した半導体装
置の製造方法及び半導体装置を例に挙げたが,本発明は
かかる構成に限定されない。本発明は,他の様々な電気
素子,例えばバイポーラトランジスタやキャパシタンス
等を適用した半導体装置の製造方法及び半導体装置につ
いても適用することができる。
孔としてコンタクト孔を形成した半導体装置の製造方法
及び半導体装置を例に挙げて説明したが,本発明は,か
かる構成に限定されない。本発明は,他の様々な孔,例
えば電力供給以外の目的で形成される孔等を形成した半
導体装置の製造方法及び半導体装置に対しても適用する
ことができる。
コンタクト孔等の形状不良を防止し,ショート等の電気
的不良を低減することができる。したがって,安定かつ
廉価な半導体プロセス技術を実現することが可能とな
り,半導体装置の一層の小型化・高集積化及び歩留まり
の向上を通じたコストダウンに資することができる。
造方法についての説明図である。
造方法についての他の説明図である。
造方法についての他の説明図である。
造方法についての他の説明図である。
造方法についての説明図である。
造方法についての他の説明図である。
造方法についての他の説明図である。
造方法についての他の説明図である。
製造方法についての説明図である。
製造方法についての他の説明図である。
製造方法についての他の説明図である。
製造方法についての他の説明図である。
ある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板上に積層された絶縁層へ孔を
形成する孔形成工程を含む,半導体装置の製造方法であ
って: 前記孔形成工程は; 前記絶縁層の前記孔の形成予定位置に,前記絶縁層の所
定深さまで達する前記孔より大径の予備孔を形成する,
工程と; 前記予備孔の内側壁に所定の厚みの保護壁を形成して,
前記孔の上方部分を形成する,工程と; 前記保護壁をエッチングマスクとして,前記予備孔の底
部に,前記予備孔より小径の前記孔の下方部分を形成す
る,工程と;を含み, 前記予備孔は; 前記絶縁層上に第1の層と第2の層とを順次積層する,
工程と; 前記予備孔の形成予定位置上に前記第1の層から前記第
2の層を介して前記絶縁層まで達する初期予備孔を形成
する,工程と; 前記第1の層が露出するまで前記第2の層と前記初期予
備孔の底部とを同時にエッチングすることにより前記絶
縁層に前記予備孔を形成する,工程と;を経て形成され
る ことを特徴とする,半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記保護壁は,除去しないことを特徴と
する,請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記絶縁層の前記所定の深さには,前記
予備孔の深さ方向へのエッチングの進行を抑止するエッ
チング停止層が形成されていることを特徴とする,請求
項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28237198A JP3439135B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
US09/292,666 US6368957B1 (en) | 1998-10-05 | 1999-04-16 | Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP28237198A JP3439135B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
Publications (2)
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