JP3439099B2 - 除湿装置の配管構造 - Google Patents

除湿装置の配管構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンプレッサ等か
ら供給される圧縮空気に含まれる湿気を除去するための
除湿装置の配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の除湿装置は、一般に、その圧縮空
気を循環させる筒状をした装置本体内に、冷凍サイクル
の蒸発器が収容されて形成されている。この除湿装置に
おいては、その装置本体内に、除湿前の圧縮空気を供給
して、その圧縮空気を、装置本体内に収容された蒸発器
により冷却できる。そして、その圧縮空気に含まれる水
分を凝縮させて除去できる。
【0003】この除湿装置においては、同一構造をした
同一大きさのほぼ同一の除湿能力を持つ除湿装置を複数
台並べて備えて、その除湿能力を、除湿する圧縮空気の
量に合わせて、数倍に高めることが行われている。この
除湿装置を複数台並べて備えて、その除湿能力を高めた
除湿装置においては、その複数台の各除湿装置に除湿前
の圧縮空気を分流させて供給する供給路と、その複数台
の各除湿装置から排出される除湿後の圧縮空気を集めて
排出する排出路とが備えられている。上記の供給路と排
出路は、ほぼ均一の内径を持つパイプがウの字状、巾字
状等に連結されて形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
均一の内径を持つパイプを用いて形成された供給路を通
して、除湿前の圧縮空気を複数台の各除湿装置に分流さ
せて供給した場合には、その複数台の各除湿装置に除湿
前の圧縮空気が均等に分流されて供給されずに、そのほ
ぼ同一の除湿能力を持つ複数台の各除湿装置に、除湿前
の圧縮空気が、過大に供給されたり、過少に供給された
りした。そして、そのために、その複数台の各除湿装置
の除湿能力を過不足なく均等に用いて、供給路から供給
する除湿前の圧縮空気を、効率良く的確に除湿できなか
った。
【0005】また、複数台の各除湿装置から排出される
除湿後の圧縮空気を、上記の均一の内径を持つパイプを
用いて形成された排出路に集めて排出した場合には、そ
の複数台の各除湿装置から排出される除湿後の圧縮空気
が、排出路に過不足なく均等に排出されずに、そのほぼ
同一の除湿能力を持つ複数台の各除湿装置から排出され
る除湿後の圧縮空気が、排出路に、過大に排出された
り、過少に排出されたりした。そして、そのために、そ
の複数台の各除湿装置から排出される除湿後の圧縮空気
を、排出路に過不足なく均等に集めて効率良く的確に排
出できなかった。
【0006】その理由は、複数台の除湿装置が、同一構
造をした同一大きさに形成されていても、その複数台の
各除湿装置の内側を循環する圧縮空気に加わる流通抵抗
に、微妙な差があるからである。そのため、均一の内径
を持つパイプを用いて形成された供給路を通して、複数
台の各除湿装置に除湿前の圧縮空気を、均等に分流させ
て供給できないからである。また、均一の内径を持つパ
イプを用いて形成された排出路を通して、複数台の各除
湿装置から排出される除湿後の圧縮空気を、排出路に均
等に排出できないからでる。
【0007】これと同様なことは、複数台の各除湿装置
が、その構造やその大きさがそれぞれ異なってはいて
も、その複数台の各除湿装置の内側を循環する圧縮空気
の流通抵抗がほぼ同一でかつ圧縮空気の除湿能力がほぼ
同一の複数台の各除湿装置に、上記の均一の内径を持つ
パイプを用いて形成された供給路を通して、除湿前の圧
縮空気を分流させて供給した場合にも、言えた。即ち、
その場合においても、その複数台の各除湿装置に、上記
の供給路を通して、除湿前の圧縮空気が、過大に供給さ
れたり、過少に供給されたりした。
【0008】また、これと同様なことは、複数台の各除
湿装置が、その構造やその大きさがそれぞれ異なっては
いても、その複数台の各除湿装置の内側を循環する圧縮
空気の流通抵抗がほぼ同一でかつ圧縮空気の除湿能力が
ほぼ同一の複数台の各除湿装置から排出される圧縮空気
を、上記の均一の内径を持つパイプを用いて形成された
排出路に集めて排出した場合にも、言えた。即ち、その
場合においても、その複数台の各除湿装置から排出され
る除湿後の圧縮空気が、上記の排出路に、過大に排出さ
れたり、過少に排出されたりした。
【0009】本発明は、このような課題を解消可能な、
その内側を循環する圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一でか
つ圧縮空気の除湿能力がほぼ同一の複数台の各除湿装置
に除湿前の圧縮空気を過不足なく均等に分流させて供給
したり、その複数台の各除湿装置から排出される除湿後
の圧縮空気を過不足なく均等に集めて排出したりでき
る、除湿装置の配管構造を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の除湿装置の配管構造は、湿気を含む圧縮空
気を除湿する除湿装置であって、その内側を循環する圧
縮空気の流通抵抗がほぼ同一で圧縮空気の除湿能力がほ
ぼ同一の複数台の除湿装置が並べて備えられて、該複数
台の各除湿装置に除湿前の圧縮空気を分流させて供給す
る供給路と、該複数台の各除湿装置から排出される除湿
後の圧縮空気を集めて排出する排出路とが備えられてな
る除湿装置の配管構造であって、前記供給路と排出路と
が、メイン通路がサージ通路に連結されて、該サージ通
路が圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の複数本の分岐通路
を介して前記複数台の各除湿装置に連結されて形成さ
れ、前記サージ通路の横断面積が前記メイン通路の横断
面積より大きく形成されると共に、前記複数本の各分岐
通路の横断面積が前記メイン通路の横断面積より小さく
形成され、前記供給路を構成するメイン通路から除湿前
の圧縮空気が、前記サージ通路に流入、拡散してその流
速が低下し、その圧縮空気が、前記各分岐通路を通し
て、前記複数台の各除湿装置に均等に分流されて供給さ
れると共に、前記複数台の各除湿装置から排出される除
湿後の圧縮空気が、前記排出路を構成する各分岐通路を
通して、前記サージ通路に均等に流出、拡散してその流
速が低下し、その圧縮空気が、前記メイン通路に均等に
集められて排出されるように構成されたことを特徴とし
ている。
【0011】この除湿装置の配管構造においては、供給
路が、メイン通路がサージ通路に連結されて、サージ通
路が圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の複数本の分岐通路
を介して複数台の各除湿装置に連結されて形成されてい
る。サージ通路の横断面積は、メイン通路及び複数本の
各分岐通路の横断面積より大きく形成されている。複数
本の各分岐通路の横断面積は、メイン通路の横断面積よ
り小さく形成されている。
【0012】そのため、供給路を構成するメイン通路か
らサージ通路に流入する除湿前の圧縮空気が、横断面積
が大きく形成されたサージ通路内に流入して拡散し、そ
の圧縮空気の流速が、サージ通路内で均一に低下する。
そして、その圧縮空気の持つ圧力が、サージ通路内で均
一化される。そして、その流速が均一に低下して、その
圧力が均一化されたサージ通路内の圧縮空気が、圧縮空
気の流通抵抗がほぼ同一の複数本の各分岐通路を通し
て、複数台の各除湿装置に過不足なく均等に分流されて
供給される。
【0013】その際には、メイン通路からサージ通路に
流入する除湿前の圧縮空気が、サージ通路内で広く拡散
せずに、複数本の各分岐通路に高速のまま不均等に流出
するのが防止される。
【0014】また、排出路が、メイン通路がサージ通路
に連結されて、サージ通路が圧縮空気の流通抵抗がほぼ
同一の複数本の分岐通路を介して複数台の各除湿装置に
連結されて形成されている。サージ通路の横断面積は、
メイン通路及び複数本の各分岐通路の横断面積より大き
く形成されている。複数本の各分岐通路の横断面積は、
メイン通路の横断面積より小さく形成されている。
【0015】そのため、複数台の各除湿装置から排出さ
れる除湿後の圧縮空気が、排出路を構成する圧縮空気の
流通抵抗がほぼ同一の複数本の各分岐通路に過不足なく
均等に流出する。そして、その除湿後の圧縮空気が、横
断面積が大きく形成されたサージ通路内に広く拡散し
て、その圧縮空気の流速が、サージ通路内で均一に低下
する。そして、その圧縮空気の持つ圧力が、サージ通路
内で均一化される。そして、その流速が均一に低下し
て、その圧力が均一化されたサージ通路内の圧縮空気
が、メイン通路に均等に集められて排出される。
【0016】その際には、複数本の各分岐通路からサー
ジ通路に流出する除湿後の圧縮空気が、サージ通路に不
均等に流出するのが防止される。それと共に、そのサー
ジ通路に流出した圧縮空気が、サージ通路内で広く拡散
せずに、メイン通路に高速のまま不均等に流出するのが
防止される。
【0017】本発明の除湿装置の配管構造においては、
サージ通路が複数段のサージ通路から形成されて、該複
数段のサージ通路が連結通路を介して一連に連結され、
メイン通路側に最も近い初段のサージ通路がメイン通路
に連結されると共に、メイン通路側から最も遠い終段の
サージ通路が圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の複数本の
分岐通路を介して複数台の各除湿装置に連結され、前記
複数段の各サージ通路の横断面積がメイン通路の横断面
積より大きく形成されて、前記連結通路の横断面積が前
記メイン通路の横断面積より小さくかつ前記分岐通路の
横断面積より大きく形成され、前記供給路を構成するメ
イン通路から除湿前の圧縮空気が、前記複数段の各サー
ジ通路に漸次流入、拡散してその流速が低下し、その圧
縮空気が、前記各分岐通路を通して、前記複数台の各除
湿装置に均等に分流されて供給されると共に、前記複数
台の各除湿装置から排出される除湿後の圧縮空気が、前
記排出路を構成する各分岐通路を通して、前記複数段の
各サージ通路に漸次均等に流出、拡散してその流速が低
下し、その圧縮空気が、前記メイン通路に均等に集めら
れて排出されるように構成された構造とすることを好適
としている。
【0018】この除湿装置の配管構造にあっては、供給
路を構成するサージ通路が複数段のサージ通路から形成
されて、該複数段のサージ通路が連結通路を介して一連
に連結されている。また、その初段のサージ通路がメイ
ン通路に連結されている。それと共に、その終段のサー
ジ通路が、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の複数本の分
岐通路を介して、複数台の各除湿装置に連結されてい
る。複数段の各サージ通路の横断面積は、メイン通路、
連結通路及び複数本の各分岐通路の横断面積より大きく
形成されている。複数本の各分岐通路の横断面積は、メ
イン通路の横断面積より小さく形成されている。連結通
路の横断面積は、メイン通路の横断面積より小さくかつ
複数本の各分岐通路の横断面積より大きく形成されてい
る。
【0019】そのため、供給路を構成するメイン通路か
ら複数段の各サージ通路に漸次流入する除湿前の圧縮空
気が、横断面積が大きく形成された複数段の各サージ通
路内に漸次流入、拡散して、その圧縮空気の流速が、漸
次充分に均一に低下する。そして、その圧縮空気の持つ
圧力が、複数段の各サージ通路内で漸次充分に均一化さ
れる。そして、その流速が充分に均一に低下して、その
圧力が充分に均一化された圧縮空気が、終段のサージ通
路に連結された圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の複数本
の分岐通路を通して、複数台の各除湿装置に過不足なく
均等に分流されて供給される。
【0020】その際には、メイン通路から複数段の各サ
ージ通路に流入する除湿前の圧縮空気が、各サージ通路
内で広く拡散せずに、連結通路及び複数本の分岐通路に
高速のまま不均等に流出するのが防止される。
【0021】また、排出路を構成するサージ通路が複数
段のサージ通路から形成されて、その複数段のサージ通
路が連結通路を介して一連に連結されている。また、そ
の初段のサージ通路がメイン通路に連結されている。そ
れと共に、その終段のサージ通路が、圧縮空気の流通抵
抗がほぼ同一の複数本の分岐通路を介して、複数台の各
除湿装置に連結されている。複数段の各サージ通路の横
断面積は、メイン通路、連結通路及び複数本の各分岐通
路の横断面積より大きく形成されている。複数本の各分
岐通路の横断面積は、メイン通路の横断面積より小さく
形成されている。連結通路の横断面積は、メイン通路の
横断面積より小さくかつ複数本の各分岐通路の横断面積
より大きく形成されている。
【0022】そのため、複数台の各除湿装置から排出さ
れる除湿後の圧縮空気が、排出路を構成する圧縮空気の
流通抵抗がほぼ同一の複数本の分岐通路に均等に流出す
る。そして、その除湿後の圧縮空気が、横断面積が大き
く形成された複数段の各サージ通路に漸次流出する。そ
して、その除湿後の圧縮空気が、複数段の各サージ通路
内に漸次広く拡散して、その圧縮空気の流速が、漸次充
分に均一に低下する。そして、その圧縮空気の持つ圧力
が、複数段の各サージ通路内で漸次充分に均一化され
る。そして、その流速が充分に均一に低下して、その圧
力が充分に均一化された圧縮空気が、初段のサージ通路
に連結されたメイン通路に均等に集められて排出され
る。
【0023】その際には、複数本の各分岐通路から複数
段の各サージ通路に除湿後の圧縮空気が不均等に流出す
るのが防止される。それと共に、その複数段の各サージ
通路に流出した圧縮空気が、その複数段の各サージ通路
内で充分に拡散せずに、連結通路及びメイン通路に高速
のまま不均等に流出するのが防止される。
【0024】また、サージ通路が複数段のサージ通路か
ら形成された上述の除湿装置の配管構造においては、メ
イン通路が連結された初段のサージ通路より後段の各サ
ージ通路がその前段のサージ通路の本数より多い本数の
同一形状をした同一大きさの複数本のサージ通路から形
成されて、該複数本の各サージ通路が、圧縮空気の流通
抵抗がほぼ同一の複数本の各連結通路を介して、その前
段のサージ通路に連結された構造とすることを好適とし
ている。
【0025】この除湿装置の配管構造にあっては、供給
路を構成する同一形状をした同一大きさの後段の複数本
の各サージ通路であって、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同
一の後段の複数本の各サージ通路に、その前段のサージ
通路から、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の複数本の各
連結通路を通して、除湿前の圧縮空気を均等に分流させ
て流入させることができる。そして、その終段に当たる
後段の複数本の各サージ通路から、圧縮空気の流通抵抗
がほぼ同一の複数本の各分岐通路を通して、複数台の各
除湿装置に除湿前の圧縮空気を均等に分流させて供給で
きる。
【0026】また、排出路を構成する同一形状をした同
一大きさの後段の複数本の各サージ通路であって、圧縮
空気の流通抵抗がほぼ同一の終段に当たる後段の複数本
の各サージ通路に、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の複
数本の各分岐通路を通して、複数台の各除湿装置から除
湿後の圧縮空気を過不足なく均等に流出させることがで
きる。そして、その除湿後の圧縮空気を、後段の複数本
の各サージ通路より前段の1本ないし複数本の各サージ
通路に、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の複数本の各連
結通路を通して、均等に集めて流出させることができ
る。そして、その初段に当たる前段のサージ通路からメ
イン通路に、除湿後の圧縮空気を均等に集めて排出でき
る。
【0027】本発明の除湿装置の配管構造においては、
供給路と排出路を構成するサージ通路が、重力が加わる
方向に対して垂直な水平方向に配列された構造とするこ
とを好適としている。
【0028】この除湿装置の配管構造にあっては、供給
路と排出路を構成するサージ通路が、重力が加わる方向
に対して垂直な水平方向に配列されているため、サージ
通路を通過する圧縮空気に含まれる比重の大きい水滴
が、重力の影響を受けて、サージ通路の一部に偏って溜
まった状態となるのを防ぐことができる。そして、その
水滴が、分岐通路を通して、一部の除湿装置に偏って流
入して、その除湿装置の除湿能力が、他の除湿装置に比
べて、低下するのを防ぐことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1と図2は本発明の除湿装置の配管
構造の好適な実施の形態を示し、図1はその使用例を示
す正面図、図2はその使用例を示す側面図である。以下
に、この除湿装置の配管構造を説明する。
【0030】図の除湿装置の配管構造においては、湿気
を含む圧縮空気を冷却して除湿する除湿装置10であっ
て、その内側を循環する圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一
でかつ圧縮空気の除湿能力がほぼ同一の除湿装置10
が、横に2台並べて配置されている。具体的には、同一
構造をした同一大きさのほぼ同一の除湿能力を持つ除湿
装置10が、横に2台並べて配置されている。
【0031】除湿装置10は、その圧縮空気を流通させ
る筒状をした装置本体12内に、冷凍サイクルの蒸発器
(図示せず)が収容されて形成されている。
【0032】2台の除湿装置10の装置本体12の上端
には、該2台の各除湿装置10に湿気を含む除湿前の圧
縮空気を均等に分流させて供給する供給路20と、該2
台の各除湿装置10から排出される湿気が除去された除
湿後の圧縮空気を均等に集めて排出する排出路30と
が、2台の除湿装置10を跨いで前後に並べて備えられ
ている。
【0033】供給路20と排出路30は、筒状のメイン
通路40と、両端が封じられた筒状のサージ通路50
と、筒状の2本の分岐通路60とから形成されている。
メイン通路40は、サージ通路50の中途部に連結され
ている。サージ通路50の両端には、分岐通路60がそ
れぞれ連結されている。そして、その2本の各分岐通路
60が、それに対応する2台の各除湿装置10の上端に
連結されている。メイン通路40と、サージ通路50
と、分岐通路60とは、内径の異なる円筒状のパイプを
用いて、該パイプの内側に円筒状に形成されている。2
本の分岐通路60は、その圧縮空気の流通抵抗がほぼ同
一となるように、同一形状をした同一大きさに形成され
ている。
【0034】サージ通路50の横断面積は、メイン通路
40の横断面積より大きく形成されている。具体的に
は、円筒状をしたメイン通路40の直径が約53mmに
形成され、円筒状をしたサージ通路50の直径が、約7
3mmに形成されている。
【0035】2本の各分岐通路60の横断面積は、メイ
ン通路40の横断面積より小さく形成されている。具体
的には、円筒状をした2本の各分岐通路60の直径が、
約41mmに形成されている。
【0036】そして、供給路20を構成するメイン通路
40からサージ通路50に流入する除湿前の圧縮空気
が、横断面積が大きく形成されたサージ通路50に流入
して拡散し、その圧縮空気の流速が、サージ通路50内
で均一に低下するように構成されている。そして、その
圧縮空気の持つ圧力が、均一化されるように構成されて
いる。その後、その速度が均一に低下して、その圧力が
均一化された圧縮空気が、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同
一の2本の分岐通路60を通して、2台の各除湿装置1
0に過不足なく均等に分流されて供給されるように構成
されている。
【0037】その際には、メイン通路40からサージ通
路50に流入する除湿前の圧縮空気が、サージ通路50
内で広く拡散せずに、2本の分岐通路60に高速のまま
不均等に流出するのが防止されるように構成されてい
る。
【0038】また、2台の各除湿装置10から排出され
る除湿後の圧縮空気が、排出路30を構成する圧縮空気
の流通抵抗がほぼ同一の2本の分岐通路60を通してサ
ージ通路50に均等に流出すように構成されている。そ
して、その圧縮空気が、横断面積が大きく形成されたサ
ージ通路50内に広く拡散して、その圧縮空気の流速
が、サージ通路50内で均一に低下するように構成され
ている。そして、その圧縮空気の持つ圧力が、均一化さ
れるように構成されている。その後、その流速が均一に
低下して、その圧力が均一化された圧縮空気が、サージ
通路50からメイン通路40に均等に集められて排出さ
れるように構成されている。
【0039】その際には、2本の各分岐通路60からサ
ージ通路50に除湿後の圧縮空気が不均等に流出するの
が防止されるように構成されている。それと共に、その
サージ通路50に流出した圧縮空気が、サージ通路50
内で広く拡散せずに、メイン通路40に高速のまま不均
等に流出するのが防止されるように構成されている。
【0040】図1と図2に示した除湿装置の配管構造
は、以上のように構成されている。
【0041】図3は本発明の除湿装置の配管構造の他の
好適な実施の形態を示し、図3その概略構造説明図であ
る。以下に、この除湿装置の配管構造を説明する。
【0042】図の除湿装置の配管構造においては、湿気
を含む圧縮空気を冷却して除湿する除湿装置10であっ
て、その内側を循環する圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一
でかつ圧縮空気の除湿能力がほぼ同一の除湿装置10
が、横に3台並べて配置されている。具体的には、同一
構造をした同一大きさのほぼ同一の除湿能力を持つ除湿
装置10が、横に3台並べて配置されている。
【0043】3台の除湿装置10の上端には、該3台の
各除湿装置10に湿気を含む除湿前の圧縮空気を均等に
分流させて供給する供給路20と、該3台の各除湿装置
10から排出される湿気が除去された除湿後の圧縮空気
を均等に集めて排出する排出路30とが、3台の除湿装
置10を跨いで前後に並べて備えられている。
【0044】サージ通路50は、上下2段のサージ通路
50から形成されている。そして、その2段のサージ通
路50が、同一形状をした同一大きさの2本の連結通路
70であって、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の2本の
連結通路70を介して一連に連結されている。連結通路
70は、円筒状のパイプを用いて、該パイプの内側に円
筒状に形成されている。
【0045】メイン通路40側に最も近い初段のサージ
通路50の中途部には、メイン通路40が連結されてい
る。メイン通路40側から最も遠い終段のサージ通路5
0の中途部とその両端には、同一形状をした同一大きさ
の分岐通路60であって、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同
一の分岐通路60がそれぞれ連結されている。そして、
その3本の各分岐通路60が、それに対応する3台の各
除湿装置10の上端に連結されている。
【0046】初段と終段の各サージ通路50の横断面積
は、メイン通路40、2本の各連結通路70及び3本の
各分岐通路60の横断面積より大きく形成されている。
3本の各分岐通路60の横断面積は、メイン通路40の
横断面積より小さく形成されている。2本の各連結通路
70の横断面積は、メイン通路40の横断面積より小さ
くかつ3本の各分岐通路60の横断面積より大きく形成
されている。
【0047】そして、供給路20を構成するメイン通路
40から上下2段のサージ通路50に漸次流入する除湿
前の圧縮空気が、横断面積が大きく形成された2段の各
サージ通路50内に漸次流入、拡散して、その圧縮空気
の流速が、漸次充分に均一に低下するように構成されて
いる。そして、その圧縮空気の持つ圧力が、各サージ通
路50内で漸次充分に均一化されるように構成されてい
る。そして、その流速が充分に均一に低下して、その圧
力が充分に均一化された圧縮空気が、終段のサージ通路
50に連結された圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の3本
の分岐通路60を通して、3台の各除湿装置10に過不
足なく均等に分流されて供給されるように構成されてい
る。
【0048】その際には、メイン通路40から上下2段
の各サージ通路50に流入する除湿前の圧縮空気が、各
サージ通路50内で広く拡散せずに、2本の連結通路7
0及び3本の分岐通路60に高速のまま不均等に流出す
るのが防止されるように構成されている。
【0049】また、3台の各除湿装置10から排出され
る除湿後の圧縮空気が、排出路30を構成する圧縮空気
の流通抵抗がほぼ同一の3本の分岐通路60を通して、
終段のサージ通路50に均等に流出するように構成され
ている。そして、その終段のサージ通路50に流出した
圧縮空気が、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の2本の連
結通路70を通して、初段のサージ通路50に均等に流
出するように構成されている。そして、その除湿後の圧
縮空気が、横断面積が大きく形成された上下2段の各サ
ージ通路50内で漸次広く拡散して、その圧縮空気の流
速が、各サージ通路50内で漸次充分に均一に低下する
ように構成されている。そして、その圧縮空気の持つ圧
力が、漸次充分に均一化されるように構成されている。
そして、その流速が充分に均一に低下して、その圧力が
充分に均一化された圧縮空気が、初段のサージ通路50
に連結されたメイン通路40に均等に集められて排出さ
れるように構成されている。
【0050】その際には、3本の各分岐通路60から上
下2段の各サージ通路50に除湿後の圧縮空気が不均等
に流出するのが防止されるようように構成されている。
それと共に、その2段の各サージ通路50に流出した除
湿後の圧縮空気が、2段の各サージ通路50内で充分に
広く拡散せずに、2本の連結通路70及びメイン通路4
0に高速のまま不均等に流出するのが防止されるように
構成されている。
【0051】その他は、図1と図2に示した除湿装置の
配管構造と同様に構成されている。
【0052】図4は本発明の除湿装置の配管構造のもう
一つの好適な実施の形態を示し、図4はその概略構造説
明図である。以下に、この除湿装置の配管構造を説明す
る。
【0053】図の除湿装置の配管構造では、湿気を含む
圧縮空気を冷却して除湿する除湿装置10であって、そ
の内側を循環する圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一でかつ
圧縮空気の除湿能力がほぼ同一の除湿装置10が、横に
4台並べて配置されている。具体的には、同一構造をし
た同一大きさのほぼ同一の除湿能力を持つ除湿装置10
が、横に4台並べて配置されている。
【0054】メイン通路40が連結された初段のサージ
通路50より後段の各サージ通路50は、その前段のサ
ージ通路50の本数より多い本数の同一形状をした同一
大きさの複数本のサージ通路50であって、圧縮空気の
流通抵抗がほぼ同一の複数本のサージ通路50から形成
されている。具体的には、サージ通路50が前後2段の
サージ通路50から形成されている。そして、前段のサ
ージ通路50が1本のサージ通路50から形成されてい
ると共に、後段のサージ通路50が同一形状をした同一
大きさの2本のサージ通路50から形成されている。そ
して、その後段の2本の各サージ通路50が、同一形状
をした同一大きさの2本の各連結通路70であって、圧
縮空気の流通抵抗がほぼ同一の2本の各連結通路70を
介して、前段に当たる初段の1本のサージ通路50の両
端に連結されている。
【0055】後段の2本の各サージ通路50の両端に
は、同一形状をした同一大きさの分岐通路60であっ
て、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の分岐通路60がそ
れぞれ連結されている。そして、その4本の各分岐通路
60が、それに対応する4台の各除湿装置10の上端に
連結されている。
【0056】初段と後段の各サージ通路50の横断面積
は、メイン通路40、2本の各連結通路70及び4本の
各分岐通路60の横断面積より大きく形成されている。
4本の各分岐通路60の横断面積は、メイン通路40の
横断面積より小さく形成されている。2本の各連結通路
70の横断面積は、メイン通路40の横断面積より小さ
くかつ4本の各分岐通路60の横断面積より大きく形成
されている。
【0057】そして、供給路20を構成するメイン通路
40から初段の1本のサージ通路50及び圧縮空気の流
通抵抗がほぼ同一の後段の2本の各サージ通路50に漸
次流入する除湿前の圧縮空気が、横断面積が大きく形成
された初段の1本のサージ通路50及び後段の2本の各
サージ通路50内に漸次均等に流入、拡散して、その圧
縮空気の流速が、初段の1本のサージ通路50及び後段
の2本の各サージ通路50内で漸次充分に均一に低下す
るように構成されている。そして、その圧縮空気の持つ
圧力が、漸次充分に均一化されるように構成されてい
る。そして、その流速が充分に均一に低下して、その圧
力が充分に均一化された圧縮空気が、終段に当たる後段
の2本の各サージ通路50に連結された圧縮空気の流通
抵抗がほぼ同一の4本の各分岐通路60を通して、4台
の各除湿装置10に過不足なく均等に分流されて供給さ
れるように構成されている。
【0058】その際には、初段のサージ通路50及び後
段の各サージ通路50に流入する除湿前の圧縮空気が、
初段のサージ通路50及び後段の各サージ通路50内で
広く拡散せずに、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の2本
の連結通路70及び4本の分岐通路60に高速のまま不
均等に流出するのが防止されるように構成されている。
【0059】また、4台の各除湿装置10から排出され
る除湿後の圧縮空気が、排出路30を構成する圧縮空気
の流通抵抗がほぼ同一の4本の各分岐通路60を通し
て、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の終段に当たる後段
の2本の各サージ通路50に均等に流出するように構成
されている。そして、その除湿後の圧縮空気が、横断面
積が大きく形成された後段の2本の各サージ通路50及
び初段に当たる前段の1本のサージ通路50内に漸次流
入して、広く拡散し、その圧縮空気の流速が、後段の2
本の各サージ通路50及び初段の1本のサージ通路50
内で漸次充分に均一に低下するように構成されている。
そして、その圧縮空気の持つ圧力が、漸次充分に均一化
されるように構成されている。そして、その流速が充分
に均一に低下して、その圧力が充分に均一化された圧縮
空気が、初段のサージ通路50に連結されたメイン通路
40に過不足なく均等に集められて流出するように構成
されている。
【0060】その際には、4本の各分岐通路60から後
段の各サージ通路50及び初段のサージ通路50に除湿
後の圧縮空気が不均等に流出するのが防止されるように
構成されている。それと共に、その後段の各サージ通路
50及び初段のサージ通路50に流出した除湿後の圧縮
空気が、後段の各サージ通路50及び初段のサージ通路
50内で広く拡散せずに、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同
一の2本の連結通路70及びメイン通路40に高速のま
ま不均等に流出するのが防止されるように構成されてい
る。
【0061】その他は、図3に示した除湿装置の配管構
造と同様に構成されている。
【0062】なお、上述の各除湿装置の配管構造におい
ては、供給路20と排出路30を構成するサージ通路5
0を、重力が加わる方向に対して垂直な水平方向に配列
すると良い。そして、そのサージ通路50を通過する圧
縮空気に含まれる比重の大きい水滴が、重力の影響を受
けて、サージ通路50の一部に偏って溜まった状態とな
るのを防ぐと良い。そして、その水滴が、分岐通路60
を通して、一部の除湿装置10に偏って流入して、その
除湿装置10の除湿能力が、他の除湿装置10に比べ
て、低下するのを防ぐと良い。
【0063】また、本発明の除湿装置の配管構造として
は、サージ通路50が3段以上のサージ通路50から形
成されたもの、又はメイン通路40が連結された初段の
1本のサージ通路50に続く後段のサージ通路50が同
一形状をした同一大きさの3本以上のサージ通路50か
ら形成されたもの等が、考えられる。
【0064】また、本発明の除湿装置の配管構造は、そ
の複数台の除湿装置の一部やその全部が、圧縮空気を透
過膜を通過させて圧縮空気に含まれる湿気を透過膜によ
り除去する方式の除湿装置や、圧縮空気に含まれる湿気
を吸着材を用いて除去する方式の除湿装置にも、利用可
能である。ただし、その複数台の各除湿装置には、その
内側を循環する圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一でかつ圧
縮空気の除湿能力がほぼ同一の除湿装置を用いる必要が
ある。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の除湿装置
の配管構造によれば、その内側を循環する圧縮空気の流
通抵抗がほぼ同一でかつ圧縮空気の除湿能力がほぼ同一
の複数台の各除湿装置に除湿前の圧縮空気を、供給路を
通して、過不足なく均等に分流させて供給できる。それ
と共に、その内側を循環する圧縮空気の流通抵抗がほぼ
同一でかつ圧縮空気の冷却能力がほぼ同一の複数台の各
除湿装置から排出される除湿後の圧縮空気を、排出路に
過不足なく均等に集めて排出できる。そして、上記のほ
ぼ同一の除湿能力を持つ複数台の各除湿装置の除湿能力
を過不足なく均等に用いて、湿気を含む圧縮空気を効率
良く的確に除湿できる。
【0066】また、複数台の各除湿装置の内側を循環す
る圧縮空気の流通抵抗に微妙な差異がある場合にも、そ
の複数台の各除湿装置に供給路から除湿前の圧縮空気を
均等に分流させて供給したり、その複数台の各除湿装置
から排出される除湿後の圧縮空気を排出路に均等に集め
て排出したりできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除湿装置の配管構造の使用例を示す正
面図である。
【図2】本発明の除湿装置の配管構造の使用例を示す側
面図である。
【図3】本発明の除湿装置の配管構造の概略構造説明図
である。
【図4】本発明の除湿装置の配管構造の概略構造説明図
である。
【符号の説明】
10 除湿装置 12 除湿装置の装置本体 20 供給路 30 排出路 40 メイン通路 50 サージ通路 60 分岐通路 70 連結通路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−256045(JP,A) 特開 平10−196900(JP,A) 特開 昭60−44022(JP,A) 特開 昭63−195500(JP,A) 特開 平1−161199(JP,A) 特開 平4−287884(JP,A) 特開 平7−54775(JP,A) 実開 昭56−141731(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F17D 1/00 - 5/08 F16L 55/09 B01D 53/26 - 53/28 F04B 39/00 - 39/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿気を含む圧縮空気を除湿する除湿装置
    であって、その内側を循環する圧縮空気の流通抵抗がほ
    ぼ同一でかつ圧縮空気の除湿能力がほぼ同一の複数台の
    除湿装置が並べて備えられて、該複数台の各除湿装置に
    除湿前の圧縮空気を分流させて供給する供給路と、該複
    数台の各除湿装置から排出される除湿後の圧縮空気を集
    めて排出する排出路とが備えられてなる除湿装置の配管
    構造であって、 前記供給路と排出路とが、メイン通路がサージ通路に連
    結されて、該サージ通路が圧縮空気の流通抵抗がほぼ同
    一の複数本の分岐通路を介して前記複数台の各除湿装置
    に連結されて形成され、前記サージ通路の横断面積が前
    記メイン通路の横断面積より大きく形成されると共に、
    前記複数本の各分岐通路の横断面積が前記メイン通路の
    横断面積より小さく形成され、 前記供給路を構成するメイン通路から除湿前の圧縮空気
    が、前記サージ通路に流入、拡散してその流速が低下
    し、その圧縮空気が、前記各分岐通路を通して、前記複
    数台の各除湿装置に均等に分流されて供給されると共
    に、 前記複数台の各除湿装置から排出される除湿後の圧縮空
    気が、前記排出路を構成する各分岐通路を通して、前記
    サージ通路に均等に流出、拡散してその流速が低下し、
    その圧縮空気が、前記メイン通路に均等に集められて排
    出されるように構成されたことを特徴とする除湿装置の
    配管構造。
  2. 【請求項2】 サージ通路が複数段のサージ通路から形
    成されて、該複数段のサージ通路が連結通路を介して一
    連に連結され、メイン通路側に最も近い初段のサージ通
    路がメイン通路に連結されると共に、メイン通路側から
    最も遠い終段のサージ通路が圧縮空気の流通抵抗がほぼ
    同一の複数本の分岐通路を介して複数台の各除湿装置に
    連結され、前記複数段の各サージ通路の横断面積がメイ
    ン通路の横断面積より大きく形成されて、前記連結通路
    の横断面積が前記メイン通路の横断面積より小さくかつ
    前記分岐通路の横断面積より大きく形成され、 前記供給路を構成するメイン通路から除湿前の圧縮空気
    が、前記複数段の各サージ通路に漸次流入、拡散してそ
    の流速が低下し、その圧縮空気が、前記各分岐通路を通
    して、前記複数台の各除湿装置に均等に分流されて供給
    されると共に、 前記複数台の各除湿装置から排出される除湿後の圧縮空
    気が、前記排出路を構成する各分岐通路を通して、前記
    複数段の各サージ通路に漸次均等に流出、拡散してその
    流速が低下し、その圧縮空気が、前記メイン通路に均等
    に集められて排出されるように構成された請求項1記載
    の除湿装置の配管構造。
  3. 【請求項3】 メイン通路が連結された初段のサージ通
    路より後段の各サージ通路がその前段のサージ通路の本
    数より多い本数の同一形状をした同一大きさの複数本の
    サージ通路から形成されて、該複数本の各サージ通路
    が、圧縮空気の流通抵抗がほぼ同一の複数本の各連結通
    路を介して、その前段のサージ通路に連結された請求項
    2記載の除湿装置の配管構造。
  4. 【請求項4】 供給路と排出路を構成するサージ通路
    が、重力が加わる方向に対して垂直な水平方向に配列さ
    れた請求項1、2又は3記載の除湿装置の配管構造。
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