JP3438838B2 - 伝送装置及び伝送方法 - Google Patents

伝送装置及び伝送方法

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JP3438838B2 JP33174394A JP33174394A JP3438838B2 JP 3438838 B2 JP3438838 B2 JP 3438838B2 JP 33174394 A JP33174394 A JP 33174394A JP 33174394 A JP33174394 A JP 33174394A JP 3438838 B2 JP3438838 B2 JP 3438838B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送方法に関し、特に直
交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency D
ivision Multiplexing)方式を変調方式に用いるものに
適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】今日、マルチパス干渉に強い伝送方式と
してOFDM方式の実用化が進められている。この方式
は伝送帯域内に互いに直交する複数の搬送波を発生させ
て伝送帯域を分割し、かつこれら各搬送波を直交変調
(QAM)することによつて情報を伝送する方式であ
る。伝送帯域を分割するために1波あたりの帯域は狭く
なり変調速度は遅くなるが、搬送波の数が多数あるので
総合的な伝送速度は従来の変調速度と変わらない。
【0003】この方式を用いると複数の搬送波による並
列伝送となるので、1シンボル当たりの伝送速度は遅く
なる。しかしその分マルチパスの存在する伝送路では、
1シンボルの時間長に対するマルチパスの相対的な遅延
時間を小さくできる。従つてマルチパスに対して強い方
式であることが期待できる。この特徴から地上波による
デイジタル信号の伝送に対して特に注目されている。
【0004】また従来よりデイジタル信号の伝送時に
は、伝送路上で生じる誤りを考慮した符号化技術を採用
している。最近ではこの符号化技術と変調方式とを融合
したトレリス符号化変調と呼ばれる方式が提案されてい
る。図3に2次元トレリス符号化変調方式によつて情報
を伝送する送信装置の回路例を示す。ここでは変調方式
に直交周波数分割多重方式を用いる。
【0005】まず送信装置1の回路構成を説明する。送
信装置1はシリアルデイジタルデータをシリアル/パラ
レル変換器2に入力し、これを1タイムスロツト当たり
nビツトのパラレルデータに変換して畳み込み符号化器
3に出力する。畳み込み符号化器3は1タイムスロツト
当たりnビツトの情報に1ビツトの冗長符号を付加しn
+1ビツトの符号を出力する。マツピング装置4は畳み
込み符号化器3で符号化されたn+1ビツトのパラレル
データに対応してセツト分割(Set Partitionning )さ
れた信号点を選択し、その信号点に対応する1組のIチ
ヤネルデータ及びQチヤンネルデータを1タイムスロツ
トごとに出力する。
【0006】例えばデイジタル変調点が図4に示す点P
とすると、Iチヤンネルデータ及びQチヤンネルデータ
はそれぞれ「2」及び「3」となる。直交周波数分割多
重変調器5はこれらの出力に基づいて互いに直交する複
数の搬送波のうち1つを変調し、IF帯の直交周波数分
割多重信号を出力する。RFコンバータ6はこのIF帯
の直交周波数分割多重信号をRF帯の信号に周波数変換
し、送信アンテナ7から送信するようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように2次元トレ
リス符号化変調方式を適用した直交周波数分割多重方式
の場合には、符号化器で1ビツトの冗長ビツトを付加し
た符号を2次元空間の信号点にマツピングし、マツピン
グされた信号点で複数の搬送波のうちの1つを変調する
ことにより1搬送波当たり1つの信号点を伝送してい
る。ところが1搬送波につき1ビツトの冗長ビツトを割
り当てるため符号化利得を余り大きくとれなかつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比してさらに高い符号化利得を得ることがで
きる伝送装置及び伝送方法を提案しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、2タイムスロツト当たりnビツト
の情報データを入力し、当該情報データに対して1ビツ
トの冗長データを付加して2タイムスロツト当たりn+
1ビツトの符号化データを出力する符号化手段と、当該
符号化データを1タイムスロツト毎に、互いに直交する
複数の搬送波を介して送信する送信手段とを伝送装置に
設けた。そして、符号化手段は情報データに対して4次
元トレリス符号化を行うようにした。
【0010】
【作用】入力された2タイムスロツト当たりnビツトの
情報データに対して、1ビツトの冗長データを付加して
2タイムスロツト当たりn+1ビツトの符号化データを
生成し、この符号化データを1タイムスロツト毎に、互
いに直交する複数の搬送波を介して送信するようにした
ことにより、情報データに対する冗長データの割合を従
来に比して低減することができ、これにより符号化利得
を向上することができる。
【0011】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0012】図3との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、11は全体として4次元トレリス符号化
変調方式による直交周波数分割多重方式の伝送装置を示
している。この伝送装置11は2つの搬送波につき1ビ
ツトの冗長ビツトを割り当てることにより1搬送波当た
りの伝送レートを低下させ、その分、符号化利得を高め
るようになされている。次に各部の回路構成を説明す
る。
【0013】送信装置11はシリアルデイジタルデータ
をシリアル/パラレル変換器12に入力する。シリアル
/パラレル変換器12は2タイムスロツト当たりnビツ
トのシリアルデータを2タイムスロツト当たりnビツト
のパラレルデータに変換して畳み込み符号化器13に出
力する。畳み込み符号化器13は2タイムスロツトごと
にnビツトの情報を入力し、これに1ビツトの冗長符号
を付加したn+1ビツトの符号を2タイムスロツトごと
に出力する。
【0014】マツピング装置14は2タイムスロツトご
とにn+1ビツトのパラレルデータを入力し、その符号
に対応する信号点を2組のデイジタル変調点のデータ
(I1、Q1 )及び(I2 、Q2 )に割当る。そしてマ
ツピング装置14は1タイムスロツトごとに1組のデイ
ジタル変調点のデータ(I1 、Q1 )又は(I2
2)を出力するようになされている。
【0015】このマツピング装置14は図2に示す回路
構成でなる。マツピング装置14は信号選択器14A及
びマルチプレクサ14Bで構成されている。ここで信号
点選択器14Aが2タイムスロツトごとに入力されるn
+1ビツトのパラレルデータを2組のデイジタル変調点
のデータ(I1 、Q1 )及び(I2 、Q2 )に変換して
出力する装置である。この2組のデイジタル変調点で1
つの信号点が構成される。
【0016】マルチプレクサ14Bは1タイムスロツト
ごとに1組のデイジタル変調点のデータしか受け付けな
い直交周波数分割多重変調器15のために信号点選択器
14Aが出力する2組のデイジタル変調点のデータを1
タイムスロツトごとにデイジタル変調点のデータを切り
替えて出力するための装置である。つまりあるタイムス
ロツトで(I1 、Q1 )を直交周波数分割多重変調器1
5に出力し、次のタイムスロツトで(I2 、Q2 )を直
交周波数分割多重変調器15に出力する。このような動
作をタイムスロツトごとに交互に行う。
【0017】直交周波数分割多重変調器15はこれらの
出力に基づいて互いに直交する複数の搬送波のうち1つ
を変調し、IF帯の直交周波数分割多重信号を出力す
る。RFコンバータ16はこのIF帯の直交周波数分割
多重信号をRF帯の信号に周波数変換し、送信アンテナ
17から送信するようになされている。
【0018】以上の構成によれば、1つの信号点を直交
周波数分割多重方式の2つの搬送波を用いて伝送するよ
うにしたことにより、1ビツトの冗長データを2つの搬
送波に割り付けることができる。これにより1搬送波に
割り当てられる信号点の間隔を広めることができ、符号
化利得を一層高めることができ、その分、符号誤りの少
ない伝送を実現できる。
【0019】なお上述の実施例においては、1つの信号
を直交周波数分割多重方式の2つの搬送波を用いて伝送
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、3
つ以上の搬送波を用いて伝送する場合にも適用し得る。
【0020】また上述の実施例においては、搬送波とし
て直交周波数分割多重により生成される搬送波を用いる
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、互いに
直交する複数の搬送波であれば他の方法で生成した搬送
波であつても良い。
【0021】さらに上述の実施例においては、1つの信
号点を表すデータに1ビツトの冗長データを付加する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、2ビツト
以上の冗長ビツトを割り当てる場合にも適用し得る。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力され
た2タイムスロツト当たりnビツトの情報データに対し
て、1ビツトの冗長データを付加して2タイムスロツト
当たりn+1ビツトの符号化データを生成し、この符号
化データを1タイムスロツト毎に、互いに直交する複数
の搬送波を介して送信するようにしたことにより、情報
データに対する冗長データの割合を低減することがで
き、これにより従来に比して高い符号化利得を得ること
ができる伝送装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伝送装置の一実施例を示すブロツ
ク図である。
【図2】実施例で用いるマツピング変換器を示すブロツ
ク図である。
【図3】従来用いられている直交周波数分割多重方式型
の伝送装置を示すブロツク図である。
【図4】デイジタル変調点のデータ例を示す略線図であ
る。
【符号の説明】
1、11……伝送装置、2、12……シリアル/パラレ
ル変換器、3、13……畳み込み符号化器、4、14…
…マツピング装置、5、15……直交周波数分割多重変
調器、6、16……RFコンバータ、7、17……アン
テナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−219006(JP,A) 特開 平6−61972(JP,A) 特開 平2−179145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00 H04L 27/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2タイムスロツト当たりnビツトの情報デ
    ータを入力し、当該情報データに対して1ビツトの冗長
    データを付加して2タイムスロツト当たりn+1ビツト
    の符号化データを出力する符号化手段と、 上記符号化データを1タイムスロツト毎に、互いに直交
    する複数の搬送波を介して送信する送信手段と を具える
    ことを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】上記符号化手段は、上記情報データに対し
    て4次元トレリス符号化を行う ことを特徴とする請求項
    1に記載の伝送装置。
  3. 【請求項3】2タイムスロツト当たりnビツトの情報デ
    ータを入力し、当該情報データに対して1ビツトの冗長
    データを付加し、2タイムスロツト当たりn+1ビツト
    の符号化データを生成する符号化ステツプと、 上記符号化データを1タイムスロツト毎に、互いに直交
    する複数の搬送波を介して送信する送信ステツプと を具
    えることを特徴とする伝送方法。
  4. 【請求項4】 上記符号化ステツプは、上記情報データに
    対して4次元トレリス符号化を行う ことを特徴とする請
    求項3に記載の伝送方法。
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