JP3438821B2 - カセツトオートチエンジヤ制御装置 - Google Patents

カセツトオートチエンジヤ制御装置

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JP3438821B2 JP31637592A JP31637592A JP3438821B2 JP 3438821 B2 JP3438821 B2 JP 3438821B2 JP 31637592 A JP31637592 A JP 31637592A JP 31637592 A JP31637592 A JP 31637592A JP 3438821 B2 JP3438821 B2 JP 3438821B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1及び図4) 作用(図1及び図4) 実施例 (1)カセツトオートチエンジヤの構成(図1〜図3) (2)外部制御装置による状態表示及び制御 (2−1)外部制御装置の構成(図1) (2−2)ビンの状態表示(図1、図4及び図5) (2−3)VTRの状態表示及び制御(図1、図4及び
図6〜図8) (2−4)カーソルによるカセツトの搬送制御(図1、
図4、図9及び図10) (2−5)モニタ上のリターンキー操作によるカセツト
の搬送制御(図1、図4及び図11) (2−6)スイツチヤの制御及び状態表示(図1、図4
及び図12) (2−7)モニタラインの制御及び状態表示(図1、図
4及び図13〜図15) (2−8)スイツチヤ制御及び状態表示部の設定(図
1、図4、図16及び図17) (2−9)タイムコード表示処理(図1、図4及び図1
8) (3)実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はカセツトオートチエンジ
ヤ制御装置に関し、複数のカセツトを収納した棚から選
択的にカセツトを取り出し、所定の記録及び又は再生装
置に装填して当該カセツトに情報を記録及び又は再生す
るカセツトオートチエンジヤの制御装置に適用して好適
なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のカセツトオートチエンジ
ヤにおいては、記録媒体としての磁気テープを内蔵した
複数のカセツトを収納する棚(以下これをビンと呼ぶ)
が設けられ、当該ビンに収納されたカセツトを必要に応
じて選択的に取り出し、搬送装置によつて所定のビデオ
テープレコーダ(VTR)に搬送及び装填することによ
り、当該カセツトの磁気テープに対して所定の情報(映
像信号等)を記録又は再生するようになされたものが考
えられている(特願平3-315196号) 。この種のカセツト
オートチエンジヤにおいては、記録フオーマツトが異な
る複数種類のカセツト及び大きさの異なるカセツトを混
載し得るようになされている。
【0004】また当該カセツトオートチエンジヤにおい
ては複数の入力ライン及び出力ラインの接続を切り換え
るスイツチヤが設けられており、当該スイツチヤの接続
状態に応じて複数のVTRの出力信号をそれぞれ対応す
る出力チヤンネルから外部に出力すると共に、外部の映
像ソースから得られた映像信号をそれぞれ割り当てられ
た入力チヤンネルを介して対応するVTRに入力するよ
うになされている。
【0005】このような構成のカセツトオートチエンジ
ヤにおいては、所定のカセツト搬送制御装置からカセツ
トの搬送指令を入力することにより、ビン及びVTR間
で選択されたカセツトの送受を行うようになされてい
る。またこれとは別に設けられたVTR制御部に所定の
コマンドをユーザが指定することにより、当該VTRを
録画、再生等の状態に制御するようになされている。さ
らにスイツチヤを制御する際にはスイツチヤ制御装置に
よつてスイツチヤの入力及び出力チヤンネルの接続を切
り換えるようになされている。
【0006】このようにカセツトオートチエンジヤにお
いては、当該カセツトオートチエンジヤを構成する各装
置ごとに設けられた制御装置にそれぞれユーザがコマン
ドの発行を指定することにより各装置を別々に制御する
ようになされており、このような制御を行う場合、ユー
ザは各装置ごとに設定されている制御メニユーをモニタ
上に表示させることによりそれぞれの装置に対して制御
コマンドを発行するようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のカセ
ツトオートチエンジヤを制御するためのカセツトオート
チエンジヤ制御装置においては、カセツト収納部13及
び記録及び又は再生装置16A〜16D間でカセツトの
搬送をする際、ユーザは制御装置に対して移動元及び移
動先等の搬送指示データをその都度入力する必要があ
り、当該入力作業が煩雑化して操作性が悪いと共に誤操
作をまねく問題があつた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、一段と容易にカセツトの搬送指示を入力し得ると共
に、当該カセツトの搬送状態を容易に確認し得るカセツ
トオートチエンジヤ制御装置を提案しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、カセツト収納部13に収納された
複数のカセツト31L、31M、31Sを選択的に取り
出し、記録及び又は再生装置16A〜16Dに装填する
カセツトオートチエンジヤ10を制御するカセツトオー
トチエンジヤ制御装置12において、モニタ12A上の
表示画面にカセツトオートチエンジヤ10のカセツト収
納部13と記録及び又は再生装置16A〜16Dの状態
を当該カセツト収納部13と記録及び又は再生装置16
A〜16Dの動作状態に応じて視覚的に描画し、カセツ
ト収納部13と記録及び又は再生装置16A〜16Dと
の間でカセツト31L、31M、31Sを搬送する際
に、カセツト31L、31M、31Sの移動元及び移動
先を所定の指示手段によつてモニタ12A上で指定する
ことによりカセツト31L、31M、31Sを指定され
た移動元から移動先へ搬送するようにする。
【0010】また本発明においては、モニタ12Aの表
示画面にカセツト31L、31M、31Sの搬送後のカ
セツト収納部13と記録及び又は再生装置16A〜16
Dの状態を描画するようにする。
【0011】また本発明においては、モニタ12Aの表
示画面に描画された記録及び又は再生装置16A〜16
Dの表示画51A〜51Dに、記録及び又は再生装置1
6A〜16Dに装填されているカセツト31L、31
M、31Sの移動元データ62Aを表示するようにす
る。
【0012】
【作用】モニタ12Aの同一表示画面上にカセツト収納
部13及び記録及び又は再生装置16A〜16Dの状態
を逐次描画すると共に、当該表示画面上のカセツト収納
部13の表示画40及び記録及び又は再生装置16A〜
16Dの表示画51A〜51Bに対してカセツト搬送時
の移動元及び移動先を指定することによりカセツトを当
該移動元から移動先へ搬送することができる。従つてカ
セツトの搬送指示及びカセツトの搬送状態の確認を同時
に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0014】(1)カセツトオートチエンジヤの構成 図1において10は全体としてカセツトオートチエンジ
ヤを示し、カセツトオートチエンジヤ本体11、スイツ
チヤ20及び外部制御装置12によつて構成されてい
る。カセツトオートチエンジヤ本体11は外部制御装置
12の制御部12Bから出力される制御信号S1を内部
制御装置17に入力し、当該制御信号S1に基づいてカ
セツト搬送装置14、VTR16A〜16D及びスイツ
チヤ20を制御する。
【0015】すなわち内部制御装置17は制御信号S1
によつてカセツトの搬送を指示された場合、搬送指令信
号S4をカセツト搬送装置14に送出することにより、
当該カセツト搬送装置14を矢印aで示す方向又はこれ
とは逆方向に移動し、複数のカセツトが収納されている
カセツト収納部13及びVTR16A〜16D間でカセ
ツトの送受を行う。
【0016】ここで図2に示すように、カセツト収納部
13はカセツトを収納するビン(棚)13A〜13Vが
階層形成され、それぞれのビン13A〜13Vには大き
さの異なる3種類のカセツト31L、31M及び31S
を任意に収納することができる。すなわち各ビン13A
〜13Vは最も小さなカセツト31Sをそれぞれ左右に
振り分けて2つずつ収納することができる。また各ビン
13A〜13Vは中間の大きさでなるカセツト31M及
び最も大きなカセツト31Lをそれぞれ1つずつ収納し
得るようになされている。
【0017】従つてカセツトの収納状態として例えば図
2に示すように、一段目のビン13Aにはカセツト31
Sが左右に収納され、2段目のビン13Bにはカセツト
31Mが収納され、3段目のビン13Cにはカセツト3
1Lが収納され、4段目のビン13Dにはカセツト31
Sが左側だけに収納され、21段目のビン13Uにはい
ずれのカセツトも収納されておらず、22段目のビン1
3Vにはカセツト31Mが収納される。
【0018】このように大きさの異なるカセツト31
L、31M及び31Sを混載したカセツト収納部13か
ら所定のカセツトを搬送装置14によつて抜き取り、V
TR16A〜16Dのいずれかに搬送及び装填すること
により、カセツト収納部13に収納されたカセツトを必
要に応じて選択的にVTR16A〜16Dに装填するこ
とができる。
【0019】ここでカセツト搬送装置14のカセツト保
持部に近接してバーコード読取り装置15が設けられて
おり、カセツト搬送装置14によつて搬送するカセツト
に取り付けられたバーコードを読み取つて読取信号S5
として内部制御装置17に送出することにより、搬送す
るカセツトの識別(ID)情報等を読み取ることができ
る。
【0020】また内部制御装置17は外部制御装置12
からの制御信号S1によつてVTR16A〜16Dの制
御を指示された場合、VTR制御信号S3を対応するV
TR16A〜16Dに送出することにより、当該VTR
16A〜16Dを録画、再生、早送り、巻戻し、頭出し
等の種々の動作状態に制御する。従つてVTR16A〜
16Dはカセツト収納部13から搬送及び装填されたカ
セツトに対して録画又は再生等を実行することができ
る。
【0021】また内部制御装置17は外部制御装置12
からの制御信号S1によつてスイツチヤ20の入出力ラ
インの接続を切り換える指示が入力された場合、スイツ
チヤ制御信号S2を出力することによりスイツチヤ20
の接続状態を切り換えるようになされている。
【0022】すなわちスイツチヤ20は、12チヤンネ
ルの入力ラインでなるインバス20A及び12チヤンネ
ルの出力ラインでなるアウトバス20Bを有し、入力ラ
イン及び出力ラインの接続を内部制御装置17からのス
イツチヤ制御信号S2によつて切り換えることにより、
インバス20Aの各入力ラインに入力された信号をそれ
ぞれ対応するアウトバス20Bの出力ラインから出力す
るようになされている。ここで図3はスイツチヤ20の
インバス20A及びアウトバス20Bの各チヤンネル使
用例を示し、インバス20Aにおいては図3(A)に示
すように入力チヤンネル1を外部入力ライン(LINE
−1)として割り当て、入力チヤンネル2及び3を衛星
放送(Satellite-1 、2)の入力ラインとして割り当て、
入力チヤンネル4を放送終了時等に表示するステーシヨ
ンロゴ(LOGO) の入力ラインとして割り当て、入力チヤ
ンネル5〜8をカセツトオートチエンジヤ10の4台の
VTR16A〜16Dから出力される信号の入力ライン
として割り当て、入力チヤンネル11をブラツクバース
ト(B.B)の入力ラインとして割り当て、入力チヤンネル
12をカラーバー(C.B) の入力ラインとして割り当てる
ようになされている。
【0023】またアウトバス20Bにおいては、図3
(B)に示すように出力チヤンネル1〜4をチヤンネル
A〜Dとして割り当て、出力チヤンネル5〜8をカセツ
トオートチエンジヤ10の4台のVTR16A〜16D
に対して出力する出力ラインとして割り当てるようにな
されている。
【0024】従つてVTR16A〜16Dから出力され
る出力信号S16A〜S16Dはスイツチヤ20(図
1)のインバス20Aの入力チヤンネル5〜8に入力さ
れると共に、アウトバス20Bの出力チヤンネル5〜8
から出力される信号S26A〜S26DはVTR16A
〜16Dに入力される。
【0025】かくしてインバス20A及びアウトバス2
0Bの各入出力チヤンネルの接続をスイツチヤ制御信号
S2によつて制御することにより、例えばインバス20
Aの入力チヤンネル5をアウトバス20Bの出力チヤン
ネル1に接続すればVTR16Aによつて再生された映
像をチヤンネルAから出力することができ、又インバス
20Aの入力チヤンネル2をアウトバス20Bの出力チ
ヤンネル6に接続すれば衛星放送として入力される映像
をVTR16Bで録画することができる。
【0026】(2)外部制御装置による状態表示及び制
御 (2−1)外部制御装置の構成 カセツトオートチエンジヤ10の内部制御装置17は外
部制御装置12からの制御信号S1によつて制御される
ようになされており、外部制御装置12は制御部12
B、モニタ12A及びモニタ12A上に表示されたカー
ソルを移動及びクリツクするためのマウス12Cによつ
て構成されている。
【0027】モニタ12Aにはカセツトオートチエンジ
ヤ本体11及びスイツチヤ20の各部の状態が逐次グラ
フイツク表示されるようになされており、ユーザは当該
表示画面のカーソルをマウス12Cによつて移動及びク
リツクすることにより、モニタ12A上においてカセツ
トオートチエンジヤ本体11及びスイツチヤ20を制御
することができる。
【0028】(2−2)ビンの状態表示 すなわち図4はモニタ12Aの表示例を示し、カセツト
オートチエンジヤ本体11のビン13(図1)、VTR
16A〜16D及びスイツチヤ20の状態を逐次表示す
るようになされている。
【0029】図4においてビン表示部40はカセツトオ
ートチエンジヤ本体11のカセツト収納部13の状態を
当該カセツト収納部13に設けられた検出装置(図示せ
ず)の検出結果に基づいて可視表示したものであり、ビ
ン13A〜13V(図2)の段数に対応して1〜22の
数字が段数表示部41に表示される。また各段数表示部
41に対応して当該段数位置にカセツトが収納されてい
る場合、当該カセツトが最も小さなカセツト(以下これ
をSカセツトと呼ぶ)31Sであるときにはこれを表す
カセツトキヤラクタ42Sが表示され、当該カセツトが
中間の大きさのカセツト(以下これをMカセツトと呼
ぶ)31Mであるときにはこれを表すらわすカセツトキ
ヤラクタ42Mが表示され、当該カセツトが最も大きな
カセツト(以下これをLカセツトと呼ぶ)31Lである
ときにはこれを表すカセツトキヤラクタ42Lが表示さ
れる。
【0030】また最も小さなカセツト31Sはビン13
A〜13Vの左右いずれかに収納し得るようになされて
いることにより、同じ段に当該カセツト31Sが収納さ
れている場合には右又は左側の対応する位置にカセツト
キヤラクタ42Sが表示される。
【0031】また各ビンに収納されているカセツトを表
すカセツトキヤラクタ42L、42M及び42Sの内部
には、収納されている段数及び当該カセツトの収納位置
が合わせて表示される。すなわちSカセツト31Sの場
合には各ビンの右又は左に収納されることにより、右を
表す「R」又は左を表す「L」が段数と共に表示され
る。従つて例えば1段目の右側にSカセツト31Sが収
納されている場合には、モニタ12Aには段数表示部4
1の1段目を表す数字「1」に対応した位置の右側にカ
セツトキヤラクタ42Sが表示されると共に、当該カセ
ツトキヤラクタ42Sの内部に「01R」が表示され
る。
【0032】このようにモニタ12Aにビン表示部40
を表示することにより、カセツトオートチエンジヤ本体
11のカセツト収納部13のカセツト収納状態を可視表
示することができる。
【0033】またカセツトが収納されていないビンにお
いては、Sカセツト31Sが収納された際にカセツトキ
ヤラクタ42Sが表示されるべき位置にカセツトキヤラ
クタ42Sと同じ大きさでなる破線キヤラクタ43Sが
表示され、これによりカセツトが未収納であることを可
視表示する。
【0034】ここで図5は当該ビン表示部40における
カセツトキヤラクタの表示処理手順を示し、外部制御装
置12の制御部12Bはカセツトオートチエンジヤ10
の状態表示モードが指定されると、ステツプSP1から
カセツト表示処理手順に入り、ステツプSP2において
変数iを0とし、さらにnBinRow にビン13A〜13V
の列数(段数)を割り当て、続くステツプSP3におい
てiの値がnBinRow (すなわちビンの列数)と一致する
か否かを判断する。
【0035】ここで肯定結果が得られると、制御部12
Bは上述のステツプSP2に戻つて同様の処理を繰り返
す。これに対してステツプSP3において否定結果が得
られると制御部12Bは続くステツプSP4においてi
の値に1を加えた後、ステツプSP5においてi列
(段)目のビンのカセツト状態(すなわちカセツトが挿
入又は取り出されること)に変化があつたか否かを判断
する。
【0036】ここで否定結果が得られると、このことは
当該i列目のビンのカセツト状態に変化がないことを表
しており、このとき制御部12Bは上述のステツプSP
3に戻つて同様の処理を繰り返す。これに対してステツ
プSP5において肯定結果が得られると、このことは当
該i列目のビンにカセツトが挿入又は取り出されたこと
を表しており、このとき制御部12Bは続くステツプS
P6に移つて当該i列目のビンにLカセツト31Lが入
つているか否かを判断する。
【0037】ここで肯定結果が得られると、このことは
i列目のビンにLカセツト31Lが入つていることを表
しており、このとき制御部12BはステツプSP12に
おいてモニタ12Aのビン表示部40のi列目に対応す
る位置にLカセツト31Lを表すカセツトキヤラクタ4
2Lを描画した後、上述のステツプSP3に戻る。これ
に対してステツプSP6において否定結果が得られる
と、このことはi列目のビンにLカセツト31Lが入つ
ていないことを表しており、このとき制御部12Bは続
くステツプSP7に移つて当該i列目のビンにMカセツ
ト31Mが入つているか否かを判断する。
【0038】ここで肯定結果が得られると、このことは
i列目のビンにMカセツト31Mが入つていることを表
しており、このとき制御部12BはステツプSP13に
おいてモニタ12Aのビン表示部40のi列目に対応す
る位置にMカセツト31Mを表すカセツトキヤラクタ4
2Mを描画した後、上述のステツプSP3に戻る。これ
に対してステツプSP7において否定結果が得られる
と、このことはi列目のビンにMカセツト31Mが入つ
ていないことを表しており、このとき制御部12Bは続
くステツプSP8に移つて当該i列目のビンの左側にS
カセツト31Sが入つているか否かを判断する。
【0039】ここで肯定結果が得られると、このことは
i列目のビンの左側にSカセツト31Sが入つているこ
とを表しており、このとき制御部12BはステツプSP
14においてモニタ12Aのビン表示部40のi列目の
左側に対応する位置にSカセツト31Sを表すカセツト
キヤラクタ42Sを描画した後、上述のステツプSP3
に戻る。これに対してステツプSP8において否定結果
が得られると、このことはi列目のビンの左側にSカセ
ツト31Sが入つていないことを表しており、このとき
制御部12Bは続くステツプSP9に移つて当該i列目
のビンの左側に空きのビンを表す破線キヤラクタ43S
を描画した後、続くステツプSP10に移つてi列目の
ビンの右側にSカセツト31Sが入つているか否かを判
断する。
【0040】ここで肯定結果が得られると、このことは
i列目のビンの右側にSカセツト31Sが入つているこ
とを表しており、このとき制御部12BはステツプSP
15においてモニタ12Aのビン表示部40のi列目の
右側に対応する位置にSカセツト31Sを表すカセツト
キヤラクタ42Sを描画した後、上述のステツプSP3
に戻る。これに対してステツプSP10において否定結
果が得られると、このことはi列目のビンの右側にSカ
セツト31Sが入つていないことを表しており、このと
き制御部12Bは続くステツプSP11に移つて当該i
列目のビンの右側に空きのビンを表す破線キヤラクタ4
3Sを描画した後、上述のステツプSP3に戻つて同様
の処理を繰り返す。かくしてモニタ12Aのビン表示部
40にはカセツトオートチエンジヤ本体11のカセツト
収納部13におけるカセツトの収納状態が可視表示され
る。
【0041】(2−3)VTRの状態表示及び制御 モニタ12Aには上述のビン表示部40と共に、カセツ
トオートチエンジヤ本体11のVTR16A〜16Dの
状態が表示されるようになされている。すなわち図4に
おいてビン表示部40の隣にはカセツトオートチエンジ
ヤ本体11のVTR16A〜16Dの状態を表すVTR
表示部50が設けられている。
【0042】このVTR表示部50にはカセツトオート
チエンジヤ本体11のVTR16A、16B、16C及
び16Dにそれぞれ対応したVTRキヤラクタ51A、
51B、51C及び51Dが描画され、これによりVT
R16A〜16Dの状態を可視表示するようになされて
いる。
【0043】各VTRキヤラクタ51A〜51にはそれ
ぞれ実際のVTR16A〜16Dの操作部と同様形状で
なる複数の操作子キヤラクタが描画される。すなわちカ
セツト挿入口に対応したカセツト挿入口キヤラクタ5
2、VTRに装填されているカセツトを元のビンに送り
帰すリターンキーに対応したリターンキーキヤラクタ5
3、キユーアツプ(頭出し)を指示するキユーアツプキ
ーに対応したキユーアツプキーキヤラクタ54、録画ス
タンバイを指示するスタンバイキーに対応したスタンバ
イキーキヤラクタ55、録画キーに対応した録画キーキ
ヤラクタ56、巻き戻しキーに対応した巻き戻しキーキ
ヤラクタ57、再生キーに対応した再生キーキヤラクタ
58、早送りキーに対応した早送りキーキヤラクタ5
9、ストツプキーに対応したストツプキーキヤラクタ6
1がそれぞれVTRキヤラクタ51A〜51Dと共に描
画される。
【0044】またVTRキヤラクタ51A〜51Dには
タイムコード表示部62が設けられており、それぞれ対
応するVTR16A〜16Dに装填されたカセツト内の
記録媒体に記録されたタイムコードを表示するようにな
されている。またVTR16A〜16Dにカセツトが装
填されている場合、VTRキヤラクタ51A〜51Dの
色が変化すると共に、装填されているカセツトがどのビ
ンから搬送されたものかを移動元データ62によつて表
示するようになされている。これによりカセツトの移動
元を確認し得ると共に、当該VTRキヤラクタ51A〜
51Dにカセツトが装填されているか否かを確認するこ
とができる。
【0045】ここで図6は当該VTR表示部50におけ
るVTRキヤラクタの表示処理手順を示し、外部制御装
置12の制御部12Bはカセツトオートチエンジヤ10
の状態表示モードが指定されると、ステツプSP20か
らVTRキヤラクタ表示処理手順に入り、ステツプSP
21においてVTR16A〜16Dの状態に変化があつ
たか否かを判断する。
【0046】ここで肯定結果が得られると、このことは
VTR16A〜16Dのいずれかに状態の変化があつた
ことを表しており、このとき制御部12BはステツプS
P24において状態に変化があつたVTRに対応するV
TRキヤラクタ51A〜51Dの操作子の描画を変化さ
せる。従つて例えばVTR16Aが再生状態となつた場
合には、これに対応するVTRキヤラクタ51Aの再生
キー58の表示輝度又は色が変化することにより、ユー
ザは当該表示の変化によつてVTR16Aが再生状態に
変化したことを確認することができる。
【0047】これに対してステツプSP21において否
定結果が得られると、このことはVTR16A〜16D
の状態に変化がないことを表しており、このとき制御部
12Bは続くステツプSP22に移つてマウス12C
(図1)のボタンが押圧操作されたか否かを判断する。
【0048】ここで否定結果が得られると、このことは
ユーザによる指示がないことを表しており、このとき制
御部12Bは上述のステツプSP21に戻る。これに対
して肯定結果が得られると、このことはユーザがマウス
12Cによつて指示を入力したことを表しており、この
とき制御部12BはステツプSP23に移つてマウス1
2Cによつて移動されるモニタ12Aのカーソル25
(図4)がVTRキヤラクタ51A〜51Dのいずれか
の操作子キヤラクタ上に有るか否かを判断する。
【0049】ここで否定結果が得られると、このことは
ユーザがVTR16A〜16Dの操作を指示していない
ことを表しており、このとき制御部12Bは上述のステ
ツプSP21に戻る。これに対してステツプSP23に
おいて肯定結果が得られると、このことはユーザがVT
R16A〜16Dの操作を指示したことを表しており、
このとき制御部12BはステツプSP25に移つて操作
されたVTR(16A、16B、16C又は16D)に
当該操作に応じたコマンドを発行する。
【0050】従つて例えばユーザがマウス12Cを操作
してモニタ12A上のカーソル25をVTRキヤラクタ
51Aの再生キー58上に移動し、この位置においてク
リツク操作をすると、これに応じてVTR16Aが再生
動作を開始すると共に、モニタ12A上に描画されたV
TRキヤラクタ51Aの再生キー58の表示輝度又は色
が変化する。
【0051】これによりユーザはモニタ12A上におい
てVTR16A〜16Dを操作することができると共
に、当該VTR16A〜16Dの状態を同一のモニタ1
2A上で逐次目視確認することができる。
【0052】ここでVTRキヤラクタ51A〜51Dの
録画キーキヤラクタ56をクリツクすると、図7に示す
ようなダイアログボツクスBX1がモニタ12Aの一部
に表示され、録画を実行するか又は中止するかを操作子
キヤラクタ63A又は63Bをクリツクすることにより
指示することができる。
【0053】またVTRキヤラクタ51A〜51Dのキ
ユーアツプキヤラクタ54をクリツクすると、図8に示
すようなダイアログボツクスBX2がモニタ12Aの一
部に表示され、ユーザは当該ダイアログボツクスBX2
によつてキユーアツプポイント(頭出し点)を指定する
ことができる。
【0054】すなわちダイアログボツクスBX2に表示
されたタイムコードデータ65の変更指定キヤラクタ6
5Gをカーソル25(図4)をクリツクすることによつ
て変更しようとする単位に移動し、数字キーキヤラクタ
65Bをカーソル25によつて指定することにより、変
更しようとする単位をクリツクした数字キーキヤラクタ
65Bの数字とすることができる。
【0055】また変更指定キヤラクタ65Gの位置を移
動キヤラクタ65E及び65Fをクリツクすることによ
つてによつて左右に移動させることができると共に、イ
ンクリメントキーキヤラクタ65C及びデクリメントキ
ーキヤラクタ65Dをクリツクすることによつて変更指
定キヤラクタ65Gが示している単位の数字を変更する
ことができる。
【0056】(2−4)カーソルによるカセツトの搬送
制御 カセツトオートチエンジヤ10においては、外部制御装
置12のモニタ12A上に表示されたビン表示部40及
びVTR表示部50(図4)をカーソル25によつて指
示及びクリツクすることにより、カセツト収納部13及
びVTR16A〜16D間でカセツトの搬送を行うこと
ができる。
【0057】すなわち図9及び図10はカセツトの搬送
制御処理手順を示し、外部制御装置12の制御部12B
はステツプSP30からカセツト搬送処理手順に入り、
ステツプSP31においてカセツトの運搬が終了したか
否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、このこ
とはカセツト収納部13及びVTR16A〜16D間又
はカセツト収納部13の各ビン間又はVTR16A〜1
6D間でカセツトの搬送が終了したことを表しており、
このとき制御部12BはステツプSP32に移つてカセ
ツトの移動元及び移動先の登録を取り消した後、ステツ
プSP33に移る。
【0058】これに対してステツプSP31において否
定結果が得られると、このことはカセツトの運搬が終了
していないことを表しており、このとき制御部12Bは
ステツプSP33に移つてカセツト収納部13のビンの
カセツト情報(すなわちカセツト有無の情報)に変化が
あつたか否かを判断する。ここで肯定結果が得られる
と、このことはカセツト収納部13のカセツト収納状態
が変化したことを表しており、このとき制御部12Bは
ステツプSP34に移つてモニタ12A上に表示された
ビン表示部40の表示を当該カセツト収納状態の変化
(すなわちカセツトの有無)に応じて更新した後、ステ
ツプSP35に移る。
【0059】従つてカセツト収納部13のビンにカセツ
トが収納された場合には、当該ビンを表すビン表示部4
0の対応する位置にカセツトキヤラクタ42L、42M
又は42Sが表示され、カセツト収納部13のビンから
カセツトが取り出された場合には、当該ビンを表すビン
表示部40の対応する位置にカセツトがないことを表す
破線キヤラクタ43Sが表示される。
【0060】これに対してステツプSP33において否
定結果が得られると、このことはカセツト収納部13の
カセツト収納状態が変化していないことを表しており、
このとき制御部12Bは続くステツプSP35に移つて
VTR16A〜16Dのカセツト情報(すなわちVTR
16A〜16Dにカセツトが装填されているか否かの情
報)に変化があつたか否かを判断する。
【0061】ここで肯定結果が得られると、このことは
VTR16A〜16Dのカセツト装填状態に変化があつ
たことを表しており、このとき制御部12Bはステツプ
SP36に移つてカセコン(VTR)表示部50の対応
するVTRキヤラクタ51A〜51Dのカセツト装填状
態表示(すなわちVTRキヤラクタ51A〜51Dの
色)をカセツト装填状態(カセツトの有無)に応じて変
化させ、ステツプSP37に移る。
【0062】これに対してステツプSP35において否
定結果が得られると、このことはVTR16A〜16D
のカセツト装填状態(カセツトの有無)に変化がないこ
とを表しており、このとき制御部12Bは続くステツプ
SP37に移つてマウス12Cのボタンが押圧操作され
たか否かを判断する。
【0063】ここで否定結果が得られると、このことは
ユーザがマウス12Cによる指示操作(クリツク)を行
なつていないことを表しており、このとき制御部12B
は上述のステツプSP31に戻る。これに対して肯定結
果が得られると、このことはユーサがマウス12Cによ
る指示操作(クリツク)を行なつたことを表しており、
このとき制御部12Bは続くステツプSP38に移つて
カーソル25(図4)位置がビン表示部40又はVTR
表示部50のカセツト上に有るか否かを判断する。
【0064】ここで肯定結果が得られると、このことは
ユーザがモニタ12Aのビン表示部40又はVTR表示
部50のカセツト又はカセツトが装填されているカセツ
ト挿入口キヤラクタ上にカーソル25を移動してこれを
クリツクすることにより、カセツトの移動元を指定した
ことを表しており、このとき制御部12BはステツプS
P39において移動元がすでに登録されているか否かを
判断する。
【0065】ここで肯定結果が得られると、このことは
当該指定されたカセツトの移動元が既に登録されている
ことを表しており、このとき制御部12Bは上述のステ
ツプSP31に戻る。これに対して否定結果が得られる
と、このことはカーソル25によつて指定されたカセツ
トの移動元が未登録であることを表しており、このとき
制御部12BはステツプSP40に移つて当該指定され
た移動元を登録すると共に移動元の表示をモニタ12B
のステータス表示部68(図4)に表示し、さらに移動
元となるビンに対応したビン表示部40のカセツトキヤ
ラクタ42L、42M、42S又はVTRキヤラクタ5
1A〜51Dのカセツト挿入口キヤラクタ52の形状枠
の色を例えば赤色等に変化させた後、上述のステツプS
P31に戻る。
【0066】これに対してステツプSP38において否
定結果が得られると、このことはユーザがモニタ12A
のビン表示部40又はVTR表示部50のカセツトが装
填されているカセツト挿入口キヤラクタ52上にカーソ
ル25を移動していないことを表しており、このとき制
御部12Bは続くステツプSP41に移つて、カーソル
25がカセツトがないビンを表す破線キヤラクタ43S
(図4)又はVTR表示部50のカセツトが装填されて
いないカセツト挿入口キヤラクタ52上に有るか否かを
判断する。ここで肯定結果が得られると、このことはユ
ーザがカセツトのないビン又はVTRを指定したことを
表しており、このとき制御部12BはステツプSP42
に移つて移動元は既に登録されているか否かを判断す
る。
【0067】ここで否定結果が得られると、このことは
移動元を設定していない状態で移動先を指定したことを
表しており、このとき制御部12Bは上述のステツプS
P31に戻る。これに対して肯定結果が得られると、こ
のことは移動元が設定された状態で移動先となるカセツ
トがないビン又はVTRを指定したことを表しており、
このとき制御部12Bは続くステツプSP43に移つて
上述の処理ステツプにおいて指定された移動元及び移動
先データに応じてカセツトを搬送した後、上述のステツ
プSP31に戻る。
【0068】これに対してステツプSP41において否
定結果が得られると、このことはビン表示部40のカセ
ツトキヤラクタ上又はカセツトのないビン若しくはVT
R表示部50のカセツトが装填されているカセツト挿入
口キヤラクタ52又はカセツトが装填されていない挿入
口キヤラクタ52のいずれにもカーソル25がないこと
を表しており、このとき制御部12Bは続くステツプS
P44に移つてカーソル25の位置が中止( Cancel) を
表すキヤラクタ68C上に有るか否かを判断する。
【0069】ここで肯定結果が得られると、制御部12
BはステツプSP45に移つて移動元が既に登録されて
いるか否かを判断し、否定結果が得られた場合上述のス
テツプSP31に戻ると共に、肯定結果が得られるとス
テツプSP46において移動元の取消しを実行した後、
上述のステツプSP31に戻る。
【0070】これに対してステツプSP44において否
定結果が得られると、このことはカーソル25がカセツ
ト搬送処理に関わるいずれのキヤラクタ上にも位置して
いないことを表し、このとき制御部12Bは上述のステ
ツプSP31に戻つて上述の処理手順を繰り返す。
【0071】かくしてカセツト収納部13の各ビン13
A〜13V(図2)に収納されているカセツト31S、
31M、31L及びVTR16A〜16D(図1)に装
填されているカセツトはそれぞれユーザがモニタ12A
上において移動元及び移動先をクリツク指定することに
より、ビン及びVTR間、カセツト収納部13の各ビン
間、各VTR16A〜16D間でカセツトを搬送するこ
とができる。
【0072】(2−5)モニタ上のリターンキー操作に
よるカセツトの搬送制御 カセツトオートチエンジヤ10においては、外部制御装
置12のモニタ12A上に表示されたVTR表示部50
(図4)の各VTRキヤラクタ51A〜51Dのリター
ンキーキヤラクタ(Return) 53をカーソル25によつ
て指示及びクリツクすることにより、当該VTRキヤラ
クタ51A〜51Dに対応するカセツトオートチエンジ
ヤ本体11内のVTR16A〜16Dに装填されている
カセツトを、当該VTR16A〜16Dに装填される前
に収納されていたビン13A〜13Vと同じビンに再び
戻す搬送動作を実行するようになされている。すなわち
制御部12BはカセツトがVTRに装填されると当該カ
セツトの移動元のビンの位置を一旦記憶するようになさ
れている。
【0073】すなわち図11はリターンキーキヤラクタ
53(図4)によるカセツトの搬送制御処理手順を示
し、外部制御装置12の制御部12BはステツプSP4
0からリターンキーキヤラクタによるカセツト搬送処理
手順に入り、ステツプSP41においてVTR16A〜
16Dにカセツトが装填されたか否かを判断する。
【0074】ここで肯定結果が得られると、制御部12
BはステツプSP42に移つて搬送元のビン番号を記憶
し、ステツプSP43に移る。これに対してステツプS
P41において否定結果が得られると、制御部12Bは
続くステツプSP43に移つてマウス12C(図1)の
クリツクボタンが押圧操作されたか否かを判断する。
【0075】ここで否定結果が得られると、制御部12
BはステツプSP41に戻つて同様の処理を繰り返す。
これに対して肯定結果が得られると、制御部12Bは続
くステツプSP44に移つてこのときカーソル25の位
置はモニタ12Aに表示されたVTRキヤラクタ51A
〜51Dのリターンキーキヤラクタ53上にあるか否か
を判断する。
【0076】ここで否定結果が得られると、制御部12
BはステツプSP41に戻つて同様の処理を繰り返す。
これに対して肯定結果が得られると、このことはユーザ
がカーソル25によつてVTRキヤラクタ51A〜51
Dに対応するVTR16A〜16Dのいずれかにカセツ
トのリターン処理を指示したことを表しており、このと
き制御部12Bは続くステツプSP45に移つて当該リ
ターンキーキヤラクタがクリツクされたVTRキヤラク
タに対応するVTR(16A、16B、16C又は16
D)にカセツトが装填されているか否かを判断する。
【0077】ここで否定結果が得られるとこのことは、
リターン処理が指示されたVTR内にカセツトが装填さ
れていないことを表しており、このとき制御部12Bは
ステツプSP41に戻る。これに対してステツプSP4
5において肯定結果が得られると、制御部12Bは続く
ステツプSP46に移つて当該VTR内に装填されてい
るカセツトが当該VTRに装填される前にどのビン(1
3A〜13V)に収納されていたか(すなわち搬送元の
ビン番号)を記録しているか否かを判断する。
【0078】ここで否定結果が得られると、このことは
リターンキーキヤラクタ53を指示してもカセツトをビ
ンに搬送し得ないことを表しており、このとき制御部1
2BはステツプSP47に移つてリターンキーキヤラク
タ53をクリツク操作してもカセツトを戻せないことを
所定の表示位置に表示した後、上述のステツプSP41
に戻る。
【0079】これに対してステツプSP46において肯
定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプSP
48に移つてリターンキーキヤラクタ53が操作された
VTRに装填されているカセツトを元のビンに搬送す
る。
【0080】かくしてユーザは搬送元及び搬送先を指定
することなく、モニタ12A上のリターンキーキヤラク
タ53をクリツク操作するといつた簡易な操作だけで、
VTRに装填されているカセツトを当該VTRに装填す
る前に収納されていたビンに戻すことができる。
【0081】(2−6)スイツチヤの制御及び状態表示 カセツトオートチエンジヤ10においては、外部制御装
置12のモニタ12A上に表示されたスイツチヤ表示部
80においてスイツチヤ20の接続状態及び現在モニタ
表示し得るチヤンネルを表示することができると共に、
カーソル25を操作することによつてスイツチヤ20の
接続状態を切り換えることができるようになされてい
る。
【0082】すなわち図4のスイツチヤ表示部80は、
入力ライン及び出力ラインがそれぞれ12チヤンネルあ
るスイツチヤ20に対応してそれぞれ12チヤンネル分
の入出力ライン20A及び20B(図1)がマトリクス
状に描画される。また当該入力ラインのそれぞれのチヤ
ンネル番号をインバスキヤラクタ82として表示すると
共に、出力ラインのそれぞれのチヤンネル番号をアウト
バスキヤラクタ81として表示するようになされてい
る。
【0083】また入出力ラインの各チヤンネルの交点に
おいて実際に入出力ラインが接続されている接続点(ク
ロスポイント)が接続点キヤラクタ83によつて表示さ
れる。また現在モニタ表示し得る出力チヤンネル又は入
力チヤンネルをモニタラインキヤラクタ84によつて描
画すると共に当該モニタラインとして割り当てられてい
る出力チヤンネルがモニタライン表示部85において表
示するようになされている。
【0084】すなわち図12はスイツチヤの制御及び状
態表示処理手順を示し、外部制御装置12の制御部12
BはステツプSP50を介してステツプSP51に入
り、スイツチヤ20(図1)のモニタラインに変化があ
つたか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、
制御部12BはステツプSP52に移つてモニタライン
の変化に応じてモニタラインキヤラクタ84をこのとき
モニタラインとして割り当てられた入力又は出力チヤン
ネルに対応した表示位置に更新した後、ステツプSP5
3に移る。ここで図4に示すモニタラインキヤラクタ8
4は出力ラインの所定チヤンネル(チヤンネル番号5)
をモニタラインとして設定している場合を示し、これに
対して入力ラインの所定チヤンネルをモニタラインとし
て設定した場合には、図4に示すモニタラインキヤラク
タ84に直交する方向の入力ラインにモニタラインキヤ
ラクタが表示される。
【0085】これに対してステツプSP51において否
定結果が得られると、このことはモニタラインが変更さ
れていないことを表しており、このとき制御部12Bは
続くステツプSP53に移つてスイツチヤ20の入出力
ラインの接続点(クロスポイント)に変化があつたか否
かを判断する。
【0086】ここで肯定結果が得られると、制御部12
BはステツプSP54に移つて接続点の変化に応じて接
続点キヤラクタ83の表示位置を更新した後、ステツプ
SP55に移る。これに対してステツプSP53におい
て否定結果が得られると、このことは接続点が変更され
ていないことを表しており、このとき制御部12Bは続
くステツプSP55に移つてマウス12Cのクリツクボ
タンが押圧操作されたか否かを判断する。
【0087】ここで否定結果が得られると、制御部12
Bは上述のステツプSP51に戻つて同様の処理を繰り
返す。これに対して肯定結果が得られると、制御部12
Bは続くステツプSP56に移つてこのときモニタ12
A上に表示されたカーソル25(図4)が当該モニタ1
2Aの表示画面においてインバスキヤラクタ82の数字
上に有るか否かを判断する。
【0088】ここで肯定結果が得られると、このことは
当該指定されたインバスキヤラクタ82の数字に対応す
るスイツチヤ20の入力ラインの該当チヤンネルをユー
ザがモニタラインとして指定したことを表しており、こ
のとき制御部12BはステツプSP57に移つて当該指
定された入力ラインのチヤンネルをモニタラインとして
選択及び設定した後、上述のステツプSP51に戻る。
【0089】これに対してステツプSP56において否
定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプSP
58に移つてこのときモニタ12A上に表示されたカー
ソル25(図4)が当該モニタ12Aの表示画面におい
てアウトバスキヤラクタ81の数字上に有るか否かを判
断する。
【0090】ここで肯定結果が得られると、このことは
当該指定されたアウトバスキヤラクタ81の数字に対応
するスイツチヤ20の出力ラインの該当チヤンネルをユ
ーザがモニタラインとして指定したことを表しており、
このとき制御部12BはステツプSP59に移つて当該
指定された出力ラインのチヤンネルをモニタラインとし
て選択及び設定した後、上述のステツプSP51に戻
る。
【0091】これに対してステツプSP58において否
定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプSP
60に移つてカーソル25がスイツチヤ表示部80の入
出力ラインの交点上に有るか否かを判断する。ここで肯
定結果が得られると、制御部12BはステツプSP61
に移つてカーソル25で指示された入力チヤンネル及び
出力チヤンネルの交点を接続点として選択及び設定した
後、上述のステツプSP51に戻る。
【0092】これに対してステツプSP60において否
定結果が得られると、このことはカーソル25がスイツ
チヤ20を制御する位置にないことを表しており、この
とき制御部12Bは上述のステツプSP51に戻る。
【0093】かくしてモニタ12A上に表示されたスイ
ツチヤ表示部80において、ユーザはスイツチ20の接
続状態及びモニタラインを設定変更することができると
共に、当該接続状態及びモニタラインの設定状態を目視
確認することができる。
【0094】(2−7)モニタラインの制御及び状態表
示 カセツトオートチエンジヤ10においては、外部制御装
置12のモニタ12A上においてカセツトオートチエン
ジヤ11及びスイツチヤ20の制御及び状態確認をし得
るようになされていることに加えて、モニタライン84
の設定変更だけをすることができる表示モードを設定す
ることができる。これによりカセツトオートチエンジヤ
10が動作状態である場合において、ユーザがカーソル
25によつて誤つてカセツトオートチエンジヤ10の動
作を中断又は変更するようなエラーを未然に防止し得る
ようになされている。
【0095】すなわち図13はモニタライン84だけを
設定変更し得るモニタ12Aの表示例を示し、ビン表示
部40、VTR表示部50においてはカーソル25をク
リツク操作してもこれに対応したカセツト収納部13、
VTR16A〜16D及びカセツト搬送部14(図1)
を制御し得ないようになされている。これに対してスイ
ツチヤ表示部80においては、スイツチヤ20のモニタ
ラインだけを設定変更し得るようになされている。
【0096】またVTR表示部50においてはカセツト
が装填されているVTR16A、16B、16C又は1
6Dに対応するVTRキヤラクタ51A〜51Dのカセ
ツト挿入口キヤラクタ52にカセツトの装填状態を示す
「Cassette In 」の文字62Bが表示される。
【0097】図14は外部制御装置12の制御部12B
がスイツチヤ20のモニタラインだけを設定変更し得る
状態におけるモニタラインの制御及び状態表示処理手順
を示し、制御部12Bは当該状態を指定されると、図1
3に示す表示をモニタ12A上に行うと共に図14にお
いてステツプSP70を介してステツプSP71に入
る。
【0098】制御部12BはステツプSP71において
カセツト収納部13(図1)のビン13A〜13Vのカ
セツト収納状態(すなわちカセツトの有無)に変化があ
つたか否かを判断し、肯定結果が得られると、ステツプ
SP72に移つてモニタ12A上に表示されたビン表示
部40(図13)の表示をカセツト収納状態の変化に応
じて更新し、ステツプSP73に移る。
【0099】これに対してステツプSP71において否
定結果が得られると、制御部12BはステツプSP73
に移つてVTR16A〜16Dの状態に変化があつたか
否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、制御部
12BはステツプSP74に移つてモニタ12A上に表
示されたVTR表示部50(図13)の表示をVTR1
6A〜16Dの状態変化に応じて更新し、ステツプSP
75に移る。
【0100】これに対してステツプSP73において否
定結果が得られると、制御部12BはステツプSP75
に移つてスイツチヤ20の状態(すなわち接続状態又は
モニタラインの状態)に変化があつたか否かを判断す
る。ここで肯定結果が得られると、制御部12Bはステ
ツプSP76に移つてモニタ12A上に表示されたスイ
ツチヤ表示部80(図13)の表示をスイツチヤ20の
接続状態及びモニタライン設定状態の変化に応じて更新
し、ステツプSP77に移る。
【0101】これに対してステツプSP75において否
定結果が得られると、制御部12BはステツプSP77
に移つてマウス12C(図1)のクリツクボタンが押圧
操作されたか否かを判断する。ここで否定結果が得られ
ると、制御部12Bは上述のステツプSP71に戻つて
同様の処理を繰り返す。
【0102】これに対してステツプSP77において肯
定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプSP
78に移つてモニタ12A上に表示されたカーソル25
(図13)がスイツチヤ表示部80(図13)のインバ
スキヤラクタ82の数字上に有るか否かを判断する。こ
こで肯定結果が得られると、このことは当該指定された
インバスキヤラクタ82の数字に対応するスイツチヤ2
0の入力ラインの該当チヤンネルをユーザがモニタライ
ンとして指定したことを表しており、このとき制御部1
2BはステツプSP79に移つて当該指定された入力ラ
インのチヤンネルをモニタラインとして選択及び設定し
た後、上述のステツプSP71に戻る。
【0103】これに対してステツプSP78において否
定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプSP
80に移つてこのときモニタ12A上に表示されたカー
ソル25(図13)が当該モニタ12Aの表示画面(図
13)においてアウトバスキヤラクタ81の数字上に有
るか否かを判断する。
【0104】ここで肯定結果が得られると、このことは
当該指定されたアウトバスキヤラクタ81の数字に対応
するスイツチヤ20の出力ラインの該当チヤンネルをユ
ーザがモニタラインとして指定したことを表しており、
このとき制御部12BはステツプSP81に移つて当該
指定された出力ラインのチヤンネルをモニタラインとし
て選択及び設定した後、上述のステツプSP71に戻
る。
【0105】このように当該モニタライン制御及び状態
処理手順においては、スイツチヤ20のモニタラインを
設定変更する処理だけをユーザが指示できるようになさ
れており、例えば予めプログラムされた再生又は録画リ
ストに従つてカセツトオートチエンジヤ10が動作を進
行している際に、ユーザは当該動作を妨げるような指示
を誤つて入力しないようにし得る。
【0106】ここで図15は予めプログラムされた再生
リスト(プレイバツクリスト)に従つてカセツトオート
チエンジヤ10が再生動作を進行している際のモニタ1
2Aの表示例を示し、再生リスト75と共にカセツト表
示部50及びスイツチヤ表示部80が表示される。ユー
ザはこの表示画面においてモニタラインの設定だけをカ
ーソル25によつて指示することができ、スイツチヤ表
示部80の入出力ラインの接続点及びVTR表示部50
をカーソル25によつてクリツクしても、カセツトオー
トチエンジヤ10の動作を変更することはできず、これ
により誤つて動作を中断又は変更する等の誤操作を未然
に防止することができる。
【0107】(2−8)スイツチヤ制御及び状態表示部
の設定 カセツトオートチエンジヤ10においては、外部制御装
置12のモニタ12A上において、スイツチヤ20の入
出力ラインのチヤンネル数等の構成に応じて当該スイツ
チヤ20を制御するための設定データを変更し得ると共
にスイツチヤ表示部80の設定をすることができる。
【0108】すなわち外部制御装置12の制御部12B
は、スイツチヤ20の設定処理が指定されると、スイツ
チヤ20の設定データに基づいて図16に示すスイツチ
ヤ制御及び状態表示部の設定処理手順に入り、ステツプ
SP91において設定データ(セツトアツプデータ)の
入力チヤンネル数、出力チヤンネル数及びモニタライン
の有無を初期化した後、続くステツプSP92において
スイツチヤ20の設定データに基づいて入力チヤンネル
数、出力チヤンネル数に対応したインバスキヤラクタ8
2及びアウトバスキヤラクタ81をモニタ12Aのスイ
ツチヤ表示部80(図13)に表示すると共に、当該ス
イツチヤ表示部80にチヤンネル数に応じたマトリクス
表示を形成する。
【0109】さらに制御部12Bは、続くステツプSP
93においてスイツチヤ20にモニタラインが有るか否
かを判断し、ここで肯定結果が得られるとステツプSP
94に移つて当該モニタラインに変化があつたか否かを
判断する。
【0110】ここで肯定結果が得られると、制御部12
BはステツプSP95に移つてスイツチヤ表示部80の
モニタライン表示を新たな位置に更新した後、ステツプ
SP96に移る。これに対してステツプSP93又はス
テツプSP4において否定結果が得られると、制御部1
2BはステツプSP96に移つて、スイツチヤ20の接
続点(クロスポイント)に変化があつたか否かを判断す
る。
【0111】ここで肯定結果が得られると、このことは
ユーザによつて接続点が変更されたことを表しており、
このとき制御部12BはステツプSP97に移つて当該
接続点の変更に応じてスイツチヤ表示部80における接
続点キヤラクタ83の表示位置を更新した後、ステツプ
SP98に移る。
【0112】これに対してステツプSP96において否
定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプSP
98に移つてマウス12Cのクリツクボタンが押圧操作
されたか否かを判断する。ここで否定結果が得られる
と、制御部12Bは上述のステツプSP93に戻つて同
様の処理を繰り返す。これに対して肯定結果が得られる
と、制御部12Bは続くステツプSP99に移つてカー
ソル25の位置がスイツチヤ表示部80のマトリクスの
交点(入出力ラインの交点)に有るか否かを判断する。
【0113】ここで肯定結果が得られると、このことは
ユーザがスイツチヤ20の接続点を指定したことを表し
ており、このとき制御部12BはステツプSP100に
移つて指定された接続点を選択設定した後、上述のステ
ツプSP93に戻つて同様の処理を繰り返す。
【0114】これに対してステツプSP99において否
定結果が得られると、このことはユーザがスイツチヤ2
0の接続点を指定していないことを表しており、このと
き制御部12Bは続くステツプSP101に移つてスイ
ツチヤ20にモニタラインが有るか否かを判断する。こ
こで否定結果が得られると、制御部12Bは上述のステ
ツプSP93に戻つて同様の処理を繰り返す。これに対
して肯定結果が得られると、制御部12BはステツプS
P102に移つてこのときモニタ12A上に表示された
カーソル25(図4)が当該モニタ12Aの表示画面に
おいてインバスキヤラクタ82の数字上に有るか否かを
判断する。
【0115】ここで肯定結果が得られると、このことは
当該指定されたインバスキヤラクタ82の数字に対応す
るスイツチヤ20の出力ラインの該当チヤンネルをユー
ザがモニタラインとして指定したことを表しており、こ
のとき制御部12BはステツプSP103に移つて当該
指定された入力ラインのチヤンネルをモニタラインとし
て選択及び設定した後、上述のステツプSP93に戻
る。
【0116】これに対してステツプSP102において
否定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプS
P104に移つてこのときモニタ12A上に表示された
カーソル25(図4)が当該モニタ12Aの表示画面に
おいてアウトバスキヤラクタ81の数字上に有るか否か
を判断する。ここで肯定結果が得られると、このことは
当該指定されたアウトバスキヤラクタ81の数字に対応
するスイツチヤ20の出力ラインの該当チヤンネルをユ
ーザがモニタラインとして指定したことを表しており、
このとき制御部12BはステツプSP105に移つて当
該指定された出力ラインのチヤンネルをモニタラインと
して選択及び設定した後、上述のステツプSP93に戻
る。
【0117】これに対してステツプSP104において
否定結果が得られると、このことはユーザがモニタライ
ンの設定を指示していないことを表しており、このとき
制御部12Bは上述のステツプSP93に戻つて同様の
処理を繰り返す。
【0118】このように、スイツチヤ20の入出力チヤ
ンネル数等の構成が変更された場合、スイツチヤ制御及
び状態表示部の設定処理によつて、モニタ12A上に表
示されるスイツチヤ表示80を変更された構成に応じて
新たな表示に更新することにより、スイツチヤ20を種
々の構成のものに変更した場合においても、モニタ12
A上において変更されたスイツチヤ20の状態をスイツ
チヤ表示部80として表示し得ると共に、当該スイツチ
ヤ表示部80においてカーソル25をクリツク操作する
ことにより、スイツチヤ20の接続点及びモニタライン
を種々の位置に設定することができる。
【0119】従つて例えば入力ラインのチヤンネル数が
10であり、出力ラインのチヤンネル数が5であるスイ
ツチヤ20を用いた場合、モニタ12Aには図17に示
すようなスイツチヤ表示部90が表示され、入出力チヤ
ンネル数に応じてインバスキヤラクタ92及びアウトバ
スキヤラクタ91がこれに応じたキヤラクタとして表示
される。
【0120】(2−9)タイムコード表示処理 カセツトオートチエンジヤ10においては、外部制御装
置12のモニタ12Aに表示されたVTR表示部50
(図4及び図13)の各VTRキヤラクタ51A〜51
Dに、それぞれ対応するVTR16A〜16D(図1)
に装填されているカセツト内の記録媒体(磁気テープ)
に順次記録されているタイムコードを当該記録媒体の走
行位置に応じてタイムコード表示部72に逐次表示する
ようになされている。
【0121】すなわち外部制御装置12の制御部12B
は、モニタ12AにVTR表示部50を表示するモード
を指定されると、図18に示すタイムコード表示処理手
順に入り、ステツプSP111においてカセツトオート
チエンジヤ(カートマシン)本体のVTR16A〜16
Dに対して装填されているカセツトの現在のタイムコー
ドを読み取る。
【0122】さらに制御部12Bは続くステツプSP1
12においてVTR16A〜16Dのタイムコードに変
化があつたか否かを判断する。ここで否定結果が得られ
ると、制御部12Bは上述のステツプSP111に戻つ
て同様の処理を繰り返す。
【0123】これに対してステツプSP112において
肯定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプS
P113に移つてタイムコードの時間桁に変化があつた
か否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、制御
部12BはステツプSP114に移つて対応するVTR
キヤラクタ51A〜51Dのタイムコード表示部72の
時間桁の描画を更新した後、ステツプSP115に移
る。
【0124】これに対してステツプSP113において
否定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプS
P115に移つてタイムコードの分桁に変化があつたか
否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、制御部
12BはステツプSP116に移つて対応するVTRキ
ヤラクタ51A〜51Dのタイムコード表示部62の分
桁の描画を更新した後、ステツプSP117に移る。
【0125】これに対してステツプSP115において
否定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプS
P117に移つてタイムコードの秒桁に変化があつたか
否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、制御部
12BはステツプSP118に移つて対応するVTRキ
ヤラクタ51A〜51Dのタイムコード表示部62の秒
桁の描画を更新した後、ステツプSP119に移る。
【0126】これに対してステツプSP117において
否定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプS
P119に移つてタイムコードのフレーム桁に変化があ
つたか否かを判断する。ここで肯定結果が得られると、
制御部12BはステツプSP120に移つて対応するV
TRが停止状態にあるか否かを判断する。
【0127】ここで肯定結果が得られると、制御部12
BはステツプSP121に移つてタイムコード表示部7
2のフレーム桁の描画を更新した後、上述のステツプS
P111に戻つて同様の処理を繰り返す。従つてVTR
16A〜16Dが走行状態から停止状態に変化するとタ
イムコード表示部72のフレーム桁が表示されることに
より、ユーザは当該フレーム桁数を目視確認することに
より、対応するVTR16A〜16Dが停止状態である
ことを判断する。
【0128】これに対してステツプSP120において
否定結果が得られると、このことは対応するVTR16
A〜16Dが走行状態であることを表しており、このと
き制御部12BはステツプSP122においてタイムコ
ード表示部72のフレーム桁に省略記号72Aが既に表
示されているか否かを判断する。ここで肯定結果が得ら
れると、制御部12Bは上述のステツプSP111に戻
つて同様の処理を繰り返す。
【0129】これに対してステツプSP122において
否定結果が得られると、制御部12Bは続くステツプS
P123に移つてタイムコード表示部72のフレーム桁
に省略記号72Aを描画した後、上述のステツプSP1
11に戻つて同様の処理を繰り返す。従つてVTR16
A〜16Dが走行状態である場合にはタイムコード表示
部72のフレーム桁が省略記号72Aに変化することに
より、ユーザは当該省略記号72Aを目視確認すること
により、対応するVTR16A〜16Dが走行状態であ
ることを判断する。
【0130】またこれに対してステツプSP119にお
いて否定結果が得られると、このことはタイムコードに
変化がなく、対応するVTR16A〜16Dが停止状態
を維持していることを表しており、このとき制御部12
Bは上述のステツプSP111に戻つて同様の処理を繰
り返す。
【0131】このように、VTR16A〜16Dが走行
状態である場合にはタイムコードデータとしてフレーム
桁といつた精密な情報を必要とせず、VTR16A〜1
6Dが停止状態となつた際(頭出し等)にはタイムコー
ドデータとしてフレーム桁まで含む精密な情報を必要と
することを利用して、VTR16A〜16Dが走行状態
である場合には、対応するタイムコード表示部72のフ
レーム桁を表示するのに対して、VTR16A〜16D
が停止すると対応するタイムコード表示部72のフレー
ム桁を省略記号72Aに変化させることにより、ユーザ
はモニタ12Aのタイムコード表示部72を目視確認す
ることによつて対応するVTR16A〜16Dが走行状
態であるか停止状態であるかを容易に判断することがで
きる。
【0132】(3)実施例の効果 以上の構成によれば、カセツトオートチエンジヤ10は
外部制御装置12のモニタ12Aにカセツトオートチエ
ンジヤ本体11のカセツト収納部13及びVTR16A
〜16Dをビン表示部40及びVTR表示部50として
視覚的に描画し、当該ビン表示部40のカセツトキヤラ
クタ42L、42M、42S及び破線キヤラクタ43S
とVTR表示部50のVTRキヤラクタ51A〜51D
にカーソル25を移動及びクリツクし、カセツト搬送時
の移動元及び移動先を指定することにより、指定された
移動元から移動先にカセツトを搬送することができる。
従つてモニタ12A上の操作だけで容易にカセツトを搬
送させることができる。また当該カセツトの搬送状態を
逐次モニタ12Aに描画することができることにより、
容易にカセツト搬送状態を確認することができる。
【0133】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、同一フオーマツトで記録
されたカセツトの異なる3種類の大きさのカセツト31
L、31M及び31Sを混載したカセツトオートチエン
ジヤに本発明を適用した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、異なるフオーマツトで記録されるカセ
ツトを混載するカセツトオートチエンジヤにおいてもこ
れを適用することができる。
【0134】この場合、例えば記録フオーマツトが異な
る3種類のカセツトかつ、大きさの異なるカセツトを混
載する場合、モニタ12Aのビン表示は図19に示すよ
うなビン表示部100を表示するようにすれば良い。す
なわちビン表示部100はカセツトオートチエンジヤの
カセツト収納部に対応して、同一の記録フオーマツトで
なるカセツトを収納するビンごとにユニツト表示部10
0A、100B及び100Bを描画し、それぞれのユニ
ツト表示部100A、100B及び100Bの背景をユ
ーザが判別し得るように色分けする。
【0135】また上述の実施例においては、スイツチヤ
20の入出力ラインとしてカセツトオートチエンジヤ1
0の信号を制御する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えば図20に示すように音声信号ライン
LA及び映像信号ラインLVを制御するスイツチヤにお
いても本発明を適用して好適である。この場合図20に
示すようにインバスキヤラクタ112及びアウトバスキ
ヤラクタ111を有するスイツチヤ表示部110をモニ
タ表示するようにすれば良い。
【0136】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、カセツト
オートチエンジヤのカセツト収納部と記録及び又は再生
装置の状態をモニタの表示画面上に視覚的に描画すると
共に、当該カセツト収納部並びに記録及び又は再生装置
の表示画上でカセツト搬送時の移動元及び移動先を指定
することにより、当該指定された移動元及び移動先間に
ついてのカセツトの搬送操作及びその確認を容易になし
得る。またカセツトの移動に伴うカセツト収納部と記録
及び又は再生装置の状態変化を当該カセツト収納部と記
録及び再生装置の表示画に逐次描画することにより、カ
セツトの搬送状態を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカセツトオートチエンジヤの一実
施例を示すブロツク図である。
【図2】カセツト収納部のビンの構成を示す略線図であ
る。
【図3】スイツチヤのチヤンネル使用例を示す図表であ
る。
【図4】本発明によるカセツトオートチエンジヤ制御装
置のモニタ表示例を示す略線図である。
【図5】モニタ上におけるカセツト収納状態表示処理手
順を示すフローチヤートである。
【図6】モニタ上におけるVTRの状態表示処理手順を
示すフローチヤートである。
【図7】録画用ダイアログボツクスの表示例を示す略線
図である。
【図8】キユーアツプ用ダイアログボツクスの表示例を
示す略線図である。
【図9】カセツト搬送処理手順を示すフローチヤートで
ある。
【図10】カセツト搬送処理手順を示すフローチヤート
である。
【図11】リターンキーによるカセツト搬送処理手順を
示すフローチヤートである。
【図12】スイツチヤの制御及び状態表示処理手順を示
すフローチヤートである。
【図13】モニタの表示例を示す略線図である。
【図14】モニタラインの制御及び状態表示処理手順を
示すフローチヤートである。
【図15】番組の送出運用リスト及びカセツトオートチ
エンジヤの状態表示を併用して表示する場合の表示例を
示す略線図である。
【図16】スイツチヤの制御及び状態表示部の設定処理
手順を示すフローチヤートである。
【図17】スイツチヤの制御及び状態表示例を示す略線
図である。
【図18】タイムコードの表示処理手順を示すフローチ
ヤートである。
【図19】他の実施例によるビン表示部を示す略線図で
ある。
【図20】他の実施例によるスイツチヤ表示部を示す略
線図である。
【符号の説明】
10……カセツトオートチエンジヤ、11……カセツト
オートチエンジヤ本体、12……外部制御装置、12A
……モニタ、12B……制御部、12C……マウス、1
3……カセツト収納部、13A〜13V……ビン、14
……カセツト搬送装置、16A、16B、16C、16
D……VTR、20……スイツチヤ、25……カーソ
ル、31L、31M、31S……カセツト、40……ビ
ン表示部、42L、42M、42S……カセツトキヤラ
クタ、50……VTR表示部、51A、51B、51
C、51D……VTRキヤラクタ、80……スイツチヤ
表示部、81……アウトバスキヤラクタ、82……イン
バスキヤラクタ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/68 G11B 17/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セツト収納部に収納された複数のカセツ
    トを選択的に取り出し、記録及び又は再生装置に装填す
    るカセツトオートチエンジヤを制御するカセツトオート
    チエンジヤ制御装置において、 モニタ上の表示画面に上記カセツトオートチエンジヤの
    上記カセツト収納部上記記録及び又は再生装置の状態
    を当該カセツト収納部記録及び又は再生装置の動作状
    態に応じて視覚的に描画し、 上記カセツト収納部上記記録及び又は再生装置との
    で上記カセツトを搬送する際に、上記カセツトの移動元
    及び移動先を所定の指示手段によつて上記モニタ上で指
    定することにより上記カセツトを上記指定された移動元
    から移動先へ搬送するようにしたことを特徴とするカセ
    ツトオートチエンジヤ制御装置。
  2. 【請求項2】上記モニタの表示画面に上記カセツトの搬
    送後の上記カセツト収納部上記記録及び又は再生装置
    の状態を描画するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載のカセツトオートチエンジヤ制御装置。
  3. 【請求項3】上記モニタの表示画面に描画された上記記
    録及び又は再生装置の表示画に、上記記録及び又は再生
    装置に装填されているカセツトの移動元データを表示す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載のカセツ
    トオートチエンジヤ制御装置。
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