JP3437254B2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- JP3437254B2 JP3437254B2 JP13040194A JP13040194A JP3437254B2 JP 3437254 B2 JP3437254 B2 JP 3437254B2 JP 13040194 A JP13040194 A JP 13040194A JP 13040194 A JP13040194 A JP 13040194A JP 3437254 B2 JP3437254 B2 JP 3437254B2
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- Japan
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- beams
- circuit
- monopulse
- beam forming
- antenna device
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は航空機あるいは艦船の
表面所定位置に取り付けられた複数個の素子アンテナに
よって構成したコンフォーマルアレーアンテナに関する
ものである。
表面所定位置に取り付けられた複数個の素子アンテナに
よって構成したコンフォーマルアレーアンテナに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のこの種アンテナを示す構成
図であり、図において1は半球上に複数個のアンテナ素
子を設けたコンフォーマルアレーアンテナ、2は上記コ
ンフォーマルアンテナ1を構成する半球の構造用基体、
31 〜3n は上記構造体に沿って取り付けられたn個の
アンテナ素子、41 〜4n は上記アンテナ素子31 〜3
n に接続するn個の信号線、5は上記信号線41 〜4n
に接続するディジタルビーム形成回路、61 〜6m は上
記ディジタルビーム形成回路5のm個の出力端子、7は
上記出力端子61 〜6m に接続されたモノパルスパター
ン形成回路、81〜8k は上記モノパルスパターン形成
回路7のk個の出力端子である。図9はコンフォーマル
アレーアンテナ1を構成するアンテナ素子31 〜3n の
構成図であり、例としてアンテナ素子31 について示す
ものであり、141 は素子アンテナ、151 は低雑音増
幅器、161 はアナログディジタル変換器である。
図であり、図において1は半球上に複数個のアンテナ素
子を設けたコンフォーマルアレーアンテナ、2は上記コ
ンフォーマルアンテナ1を構成する半球の構造用基体、
31 〜3n は上記構造体に沿って取り付けられたn個の
アンテナ素子、41 〜4n は上記アンテナ素子31 〜3
n に接続するn個の信号線、5は上記信号線41 〜4n
に接続するディジタルビーム形成回路、61 〜6m は上
記ディジタルビーム形成回路5のm個の出力端子、7は
上記出力端子61 〜6m に接続されたモノパルスパター
ン形成回路、81〜8k は上記モノパルスパターン形成
回路7のk個の出力端子である。図9はコンフォーマル
アレーアンテナ1を構成するアンテナ素子31 〜3n の
構成図であり、例としてアンテナ素子31 について示す
ものであり、141 は素子アンテナ、151 は低雑音増
幅器、161 はアナログディジタル変換器である。
【0003】次に動作について説明する。コンフォーマ
ルアレーアンテナ1の構造用基体2に取り付けられたア
ンテナ素子31 〜3n の素子アンテナ91 〜9n で受信
されたマイクロ波信号は低雑音増幅器151 〜15n で
増幅される。低雑音増幅器151 〜15n で増幅された
マイクロ波信号は直接またはIF(Intermedi
ate Frequency)に変換され、その出力は
アナログディジタル変換器161 〜16n により位相と
振幅の情報を含むディジタル信号に変換される。ディジ
タル信号は信号線41 〜4n を伝送されディジタルビー
ム形成回路5で個別フーリエ変換、高速フーリエ変換、
Winogradフーリエ変換等の技術を使用してディ
ジタル信号としてビーム合成される。m本のビームに対
応するディジタル信号は出力端子61 〜6m を経由して
モノパルスパターン形成回路7において任意の2本ごと
にそれぞれの信号の和及び差が計算されモノパルスパタ
ーンを形成し、モノパルスパターン出力端子81 〜8k
から出力される。
ルアレーアンテナ1の構造用基体2に取り付けられたア
ンテナ素子31 〜3n の素子アンテナ91 〜9n で受信
されたマイクロ波信号は低雑音増幅器151 〜15n で
増幅される。低雑音増幅器151 〜15n で増幅された
マイクロ波信号は直接またはIF(Intermedi
ate Frequency)に変換され、その出力は
アナログディジタル変換器161 〜16n により位相と
振幅の情報を含むディジタル信号に変換される。ディジ
タル信号は信号線41 〜4n を伝送されディジタルビー
ム形成回路5で個別フーリエ変換、高速フーリエ変換、
Winogradフーリエ変換等の技術を使用してディ
ジタル信号としてビーム合成される。m本のビームに対
応するディジタル信号は出力端子61 〜6m を経由して
モノパルスパターン形成回路7において任意の2本ごと
にそれぞれの信号の和及び差が計算されモノパルスパタ
ーンを形成し、モノパルスパターン出力端子81 〜8k
から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように構成されているので、アンテナのビームは
半空間にわたり任意に構成できるが、2本のビームを選
択する際にビームの交差の量すなわちビームのピークレ
ベルに対した交点のレベルが一定にならないため、安定
して最大感度を得ることが不可能であった。
以上のように構成されているので、アンテナのビームは
半空間にわたり任意に構成できるが、2本のビームを選
択する際にビームの交差の量すなわちビームのピークレ
ベルに対した交点のレベルが一定にならないため、安定
して最大感度を得ることが不可能であった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、安定して最大感度を得ることがで
きるとともに、目標を広角にわたって高感度で追尾する
ことができるアンテナ装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、安定して最大感度を得ることがで
きるとともに、目標を広角にわたって高感度で追尾する
ことができるアンテナ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の実施例1〜実
施例4に係るアンテナ装置は、ディジタルビーム形成回
路5でディジタル信号を合成する際に、任意の2本のビ
ームの交差の量が一定になるように制御する回路を具備
したものである。
施例4に係るアンテナ装置は、ディジタルビーム形成回
路5でディジタル信号を合成する際に、任意の2本のビ
ームの交差の量が一定になるように制御する回路を具備
したものである。
【0007】
【作用】この発明において、最大感度を得るためにレー
ダ技術(吉田孝 編:電子情報通信学会発行)に記述さ
れているようにビームの交差の量が1.1dbになるよ
うにビーム形成制御回路により制御して、ディジタルビ
ーム形成回路で合成した任意の2本間パターンを用いて
モノパルスパターンが合成できるため安定して最大感度
を得ることが可能になり、広い空間にわたり効果的に全
素子を使用してレーダの高感度な目標追尾に使用できる
モノパルスパターンの形成を可能にした。
ダ技術(吉田孝 編:電子情報通信学会発行)に記述さ
れているようにビームの交差の量が1.1dbになるよ
うにビーム形成制御回路により制御して、ディジタルビ
ーム形成回路で合成した任意の2本間パターンを用いて
モノパルスパターンが合成できるため安定して最大感度
を得ることが可能になり、広い空間にわたり効果的に全
素子を使用してレーダの高感度な目標追尾に使用できる
モノパルスパターンの形成を可能にした。
【0008】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1について説
明する。図1において1は半球上に複数個の素子を設け
たコンフォーマルアレーアンテナ、2は上記コンフォー
マルアンテナ1を構成する半球の構造用基体、31 〜3
n は上記構造体に沿って取り付けられたn個のアンテナ
素子、41 〜4n は上記アンテナ素子31 〜3n に接続
するn個の信号線、5は上記信号線41 〜4n に接続す
るディジタルビーム形成回路、61 〜6m は上記ディジ
タルビーム形成回路5のm個の出力端子、9は上記ディ
ジタルビーム形成回路5に接続するビーム形成制御回
路、101 〜10j は上記ビーム形成制御回路9のj個
の制御信号線、7は上記出力端子61 〜6m に接続する
モノパルスパターン形成回路、81 〜8k は上記モノパ
ルスパターン形成回路7のk個の出力端子である。
明する。図1において1は半球上に複数個の素子を設け
たコンフォーマルアレーアンテナ、2は上記コンフォー
マルアンテナ1を構成する半球の構造用基体、31 〜3
n は上記構造体に沿って取り付けられたn個のアンテナ
素子、41 〜4n は上記アンテナ素子31 〜3n に接続
するn個の信号線、5は上記信号線41 〜4n に接続す
るディジタルビーム形成回路、61 〜6m は上記ディジ
タルビーム形成回路5のm個の出力端子、9は上記ディ
ジタルビーム形成回路5に接続するビーム形成制御回
路、101 〜10j は上記ビーム形成制御回路9のj個
の制御信号線、7は上記出力端子61 〜6m に接続する
モノパルスパターン形成回路、81 〜8k は上記モノパ
ルスパターン形成回路7のk個の出力端子である。
【0009】次に動作について説明する。コンフォーマ
ルアレーアンテナ1の構造用基体2に取り付けられたア
ンテナ素子31 〜3n から出力されるディジタル信号は
信号線41 〜4n を伝送されディジタルビーム形成回路
5で個別フーリエ変換、高速フーリエ変換、Winog
radフーリエ変換等の技術を使用してディジタル信号
としてビーム合成される。このとき、すなわちビーム合
成を行う際にビーム形成制御回路9において任意の2本
のビームの交差の量が1.1dbとなるように制御信号
線101 〜10j を経由して制御を行う。合成されたm
本のビームに対応するディジタル信号は出力端子61 〜
6m を経由してモノパルスパターン出力回路7において
それぞれの信号の和及び差が計算されモノパルスパター
ンを形成し、モノパルスパターン出力端子81 〜8k か
ら出力される。従って安定して最大感度を得ることが可
能になり、広い空間にわたり効果的に全素子を使用して
レーダの高感度な目標追尾が可能となる。
ルアレーアンテナ1の構造用基体2に取り付けられたア
ンテナ素子31 〜3n から出力されるディジタル信号は
信号線41 〜4n を伝送されディジタルビーム形成回路
5で個別フーリエ変換、高速フーリエ変換、Winog
radフーリエ変換等の技術を使用してディジタル信号
としてビーム合成される。このとき、すなわちビーム合
成を行う際にビーム形成制御回路9において任意の2本
のビームの交差の量が1.1dbとなるように制御信号
線101 〜10j を経由して制御を行う。合成されたm
本のビームに対応するディジタル信号は出力端子61 〜
6m を経由してモノパルスパターン出力回路7において
それぞれの信号の和及び差が計算されモノパルスパター
ンを形成し、モノパルスパターン出力端子81 〜8k か
ら出力される。従って安定して最大感度を得ることが可
能になり、広い空間にわたり効果的に全素子を使用して
レーダの高感度な目標追尾が可能となる。
【0010】実施例2.次にこの発明の実施例2を示
す。図2は実施例2を示すものであり、1〜10j は図
1に示すのと同一のものである。11はディジタルビー
ム形成回路5に接続する2軸方向ビーム形成制御回路で
ある。
す。図2は実施例2を示すものであり、1〜10j は図
1に示すのと同一のものである。11はディジタルビー
ム形成回路5に接続する2軸方向ビーム形成制御回路で
ある。
【0011】以上のように構成されたアンテナ装置にお
いては実施例1に示した効果に加えて、直交する2軸方
向における任意の2本のビームの交差の量が1.1db
になるようにビームを選択する事が可能になるので更に
効果的に全素子を使用してレーダの高感度な3次元目標
追尾が可能となる。
いては実施例1に示した効果に加えて、直交する2軸方
向における任意の2本のビームの交差の量が1.1db
になるようにビームを選択する事が可能になるので更に
効果的に全素子を使用してレーダの高感度な3次元目標
追尾が可能となる。
【0012】実施例3.次にこの発明の実施例3を示
す。図3は実施例3を示すものであり、1〜10j は図
1に示すのと同一のものである。12はビーム形成回路
9に接続するビーム選択補正回路、131 〜13l は上
記ビーム選択補正回路12に接続する1個のビーム制御
信号線である。次に動作について説明する。図4及び図
5はコンフォーマルアンテナとアンテナビームの模式図
である。実施例1及び実施例2のアンテナ装置において
は如何なる方向にアンテナビームを向ける場合でも、図
4の様に2本のビームの交差の量が1.1dbになるよ
うに、すなわち指向角度の差がαになるように2本のビ
ームを選択するものであった。この実施例におけるアン
テナ装置においてはそれに加えて以下のような補正を行
う。図5の様に所望の角度が正面方向よりθであったと
すると、ビーム幅θbはアンテナの正面方向からの投影
開口長をL0 、θ方向からの投影開口長をLとして1/
(L/L0)に比例して変化する。
す。図3は実施例3を示すものであり、1〜10j は図
1に示すのと同一のものである。12はビーム形成回路
9に接続するビーム選択補正回路、131 〜13l は上
記ビーム選択補正回路12に接続する1個のビーム制御
信号線である。次に動作について説明する。図4及び図
5はコンフォーマルアンテナとアンテナビームの模式図
である。実施例1及び実施例2のアンテナ装置において
は如何なる方向にアンテナビームを向ける場合でも、図
4の様に2本のビームの交差の量が1.1dbになるよ
うに、すなわち指向角度の差がαになるように2本のビ
ームを選択するものであった。この実施例におけるアン
テナ装置においてはそれに加えて以下のような補正を行
う。図5の様に所望の角度が正面方向よりθであったと
すると、ビーム幅θbはアンテナの正面方向からの投影
開口長をL0 、θ方向からの投影開口長をLとして1/
(L/L0)に比例して変化する。
【0013】したがってθ方向にビームを指向させる場
合には、2本のビームの指向角度の差βが数1となるよ
うにビーム選択補正回路12によりビーム制御信号線1
31〜13l を通してビームの選択を行う。
合には、2本のビームの指向角度の差βが数1となるよ
うにビーム選択補正回路12によりビーム制御信号線1
31〜13l を通してビームの選択を行う。
【0014】
【数1】
【0015】以上のように構成されたアンテナ装置にお
いては実施例1に示した効果だけでなく、任意の方向に
おける2本のビームの交差の量が最適になるように補正
してビームを選択する事が可能になるので更に効果的に
全素子を使用してレーダの高感度な目標追尾が可能とな
る。
いては実施例1に示した効果だけでなく、任意の方向に
おける2本のビームの交差の量が最適になるように補正
してビームを選択する事が可能になるので更に効果的に
全素子を使用してレーダの高感度な目標追尾が可能とな
る。
【0016】実施例4.この発明の実施例4について述
べる。図6は実施例4を示すものである。1〜11は図
2に示すのと同一のものであり、12〜13l は図3に
示すのと同一のものである。
べる。図6は実施例4を示すものである。1〜11は図
2に示すのと同一のものであり、12〜13l は図3に
示すのと同一のものである。
【0017】以上のように構成されたアンテナ装置にお
いては実施例3に示した効果に加えて、直交する2軸方
向における任意の2本のビームの交差の量が最適になる
ように補正してビームを選択する事が可能になるので更
に効果的に全素子を使用してレーダの高感度な3次元目
標追尾が可能となる。
いては実施例3に示した効果に加えて、直交する2軸方
向における任意の2本のビームの交差の量が最適になる
ように補正してビームを選択する事が可能になるので更
に効果的に全素子を使用してレーダの高感度な3次元目
標追尾が可能となる。
【0018】なお、上記実施例はコンフォーマルアレー
アンテナ1として半球を使用したがこれに限定したもの
ではなく、艦船、航空機、ミサイル、陸上用車両、衛
星、地上レーダサイト等の構造物の外側及び円柱、球円
錐等の一部またはこれらを複合した形状の曲面の一部ま
たは複数箇所を有する形状であっても良い。なお偏波に
ついては、直線偏波に限定することなく円偏波も使用可
能である。
アンテナ1として半球を使用したがこれに限定したもの
ではなく、艦船、航空機、ミサイル、陸上用車両、衛
星、地上レーダサイト等の構造物の外側及び円柱、球円
錐等の一部またはこれらを複合した形状の曲面の一部ま
たは複数箇所を有する形状であっても良い。なお偏波に
ついては、直線偏波に限定することなく円偏波も使用可
能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば以下の
ような効果が期待できる。
ような効果が期待できる。
【0020】すなわち実施例1によれば、コンフォーマ
ルアレーアンテナ1からのディジタル信号をディジタル
ビーム形成回路5で合成する際に、任意の2本のビーム
が最適になるようにビーム形成制御回路9で制御を行
い、モノパルスパターン形成回路7で和信号及び差信号
を計算するので、従来のアンテナが有していたビームの
交差の量が一定にならないために安定して最大感度を得
ることができないという課題が改善される。
ルアレーアンテナ1からのディジタル信号をディジタル
ビーム形成回路5で合成する際に、任意の2本のビーム
が最適になるようにビーム形成制御回路9で制御を行
い、モノパルスパターン形成回路7で和信号及び差信号
を計算するので、従来のアンテナが有していたビームの
交差の量が一定にならないために安定して最大感度を得
ることができないという課題が改善される。
【0021】又実施例2によれば、コンフォーマルアレ
ーアンテナ1からのディジタル信号をディジタルビーム
形成回路5で合成する際に、任意の2本のビームが最適
になるように2軸方向ビーム形成制御回路11で制御を
行い、モノパルスパターン形成回路7で和信号及び差信
号を計算するので、従来のアンテナが有していたビーム
の交差の量が一定にならないために安定して最大感度を
得ることができないという課題が改善される。
ーアンテナ1からのディジタル信号をディジタルビーム
形成回路5で合成する際に、任意の2本のビームが最適
になるように2軸方向ビーム形成制御回路11で制御を
行い、モノパルスパターン形成回路7で和信号及び差信
号を計算するので、従来のアンテナが有していたビーム
の交差の量が一定にならないために安定して最大感度を
得ることができないという課題が改善される。
【0022】更に実施例3によれば、モノパルスビーム
を角度θ方向に指向した場合、コンフォーマルアレーア
ンテナ1からのディジタル信号をディジタルビーム形成
回路5で合成する際に、ビーム選択補正回路12によっ
て任意の2本のビームが最適になるように補正を行い、
更にビーム形成制御回路9でビーム形成制御を行なった
上でモノパルスパターン形成回路7で和信号及び差信号
を計算するので、従来のアンテナが有していたビームの
交差の量が一定にならないために安定して最大感度を得
ることができないという課題が改善される。
を角度θ方向に指向した場合、コンフォーマルアレーア
ンテナ1からのディジタル信号をディジタルビーム形成
回路5で合成する際に、ビーム選択補正回路12によっ
て任意の2本のビームが最適になるように補正を行い、
更にビーム形成制御回路9でビーム形成制御を行なった
上でモノパルスパターン形成回路7で和信号及び差信号
を計算するので、従来のアンテナが有していたビームの
交差の量が一定にならないために安定して最大感度を得
ることができないという課題が改善される。
【0023】更に実施例4によれば、モノパルスビーム
を角度θ方向に指向した場合、コンフォーマルアレーア
ンテナ1からのディジタル信号をディジタルビーム形成
回路5で合成する際に、ビーム選択補正回路12によっ
て任意の2本のビームが最適になるように補正を行い、
更に2軸方向ビーム形成制御回路11でビーム形成制御
を行なった上でモノパルスパターン形成回路7で和信号
及び差信号を計算するので、従来のアンテナが有してい
たビームの交差の量が一定にならないために安定して最
大感度を得ることができないという課題が改善される。
を角度θ方向に指向した場合、コンフォーマルアレーア
ンテナ1からのディジタル信号をディジタルビーム形成
回路5で合成する際に、ビーム選択補正回路12によっ
て任意の2本のビームが最適になるように補正を行い、
更に2軸方向ビーム形成制御回路11でビーム形成制御
を行なった上でモノパルスパターン形成回路7で和信号
及び差信号を計算するので、従来のアンテナが有してい
たビームの交差の量が一定にならないために安定して最
大感度を得ることができないという課題が改善される。
【図1】この発明の実施例1によるアンテナ装置を示す
構成図である。
構成図である。
【図2】この発明の実施例2によるアンテナ装置を示す
構成図である。
構成図である。
【図3】この発明の実施例3によるアンテナ装置を示す
構成図である。
構成図である。
【図4】モノパルスビームを0゜方向に指向させた時の
コンフォーマルアンテナとアンテナビームの模式図であ
る。
コンフォーマルアンテナとアンテナビームの模式図であ
る。
【図5】モノパルスビームをθ方向に指向させた時のコ
ンフォーマルアンテナとアンテナビームの模式図であ
る。
ンフォーマルアンテナとアンテナビームの模式図であ
る。
【図6】この発明の実施例4によるアンテナ装置を示す
構成図である。
構成図である。
【図7】従来のアンテナ装置を示す構成図である。
【図8】従来のアンテナ装置のアンテナ素子の構成図で
ある。
ある。
1 コンフォーマルアンテナ
2 構造用基体
3 アンテナ素子
4 信号線
5 ディジタルビーム形成回路
6 出力端子
7 モノパルスパターン形成回路
8 モノパルスパターン出力端子
9 ビーム形成制御回路
10 ビームデータ出力端子
11 2軸方向ビーム形成制御回路
12 ビーム選択補正回路
13 ビーム制御信号線
14 素子アンテナ
15 低雑音増幅器
16 アナログディジタル変換器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01Q 3/26
H01Q 25/00
Claims (8)
- 【請求項1】 航空機あるいは艦船の表面所定位置に取
り付けられた複数個の素子アンテナによって構成したコ
ンフォーマルアレーアンテナにおいて、上記素子アンテ
ナからの出力を合成し複数のビームを形成するディジタ
ルビーム形成回路と、上記ディジタルビーム形成回路に
よりビーム合成された任意の2本のビームを用いるモノ
パルス形成回路と、上記複数のビームの形成を制御する
ビーム形成制御回路とで構成したことを特徴とするアン
テナ装置。 - 【請求項2】 上記ビーム形成制御回路としては、受信
利得が最大になるような方向において2本のビームの交
点のレベルがビームのピークレベルよりも1.1dbだ
け低下するような角度差αを求め、それによって任意方
向にモノパルスビームを指向させる場合にも2本のビー
ムの角度差がαに一定になるように制御する事を特徴と
する請求項1記載のアンテナ装置。 - 【請求項3】 航空機あるいは艦船の表面所定位置に取
り付けられた複数個の素子アンテナによって構成したコ
ンフォーマルアレーアンテナにおいて、上記素子アンテ
ナからの出力を合成し複数のビームを形成するディジタ
ルビーム形成回路と、上記ディジタルビーム形成回路に
よりビーム合成された任意の2本のビームを用いるモノ
パルス形成回路と、上記複数のビームの形成を制御する
ビーム形成制御回路と、モノパルスビームの指向方向に
よって上記2本のビームの角度差を補正するビーム選択
補正回路とで構成した事を特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項4】 上記ビーム選択補正回路としてはモノパ
ルスビームの指向方向によって任意の2本のビームの指
向角度差を上記αと受信利得が最大となる方向からの投
影開口長L0 と任意の角度方向からの投影開口長Lによ
ってα×(L0 /L)となるように補正する事を特徴と
する請求項3記載のアンテナ装置。 - 【請求項5】 航空機あるいは艦船の表面所定位置に取
り付けられた複数個の素子アンテナによって構成したコ
ンフォーマルアレーアンテナにおいて、上記素子アンテ
ナからの出力を合成し複数のビームを形成するディジタ
ルビーム形成回路と、上記ディジタルビーム形成回路に
よりビーム合成された任意の2本のビームを用いるモノ
パルス形成回路と、上記複数のビームの形成1軸方向の
みならず直交する2軸方向においてもを制御する2軸方
向ビーム形成制御回路とで構成したことを特徴とするア
ンテナ装置。 - 【請求項6】 上記2軸ビーム形成制御回路としては、
受信利得が最大になるような方向において2本のビーム
の交点のレベルがビームのピークレベルよりも1.1d
bだけ低下するような角度差αを求めておき、任意方向
にモノパルスビームを指向させる場合にも2本のビーム
の角度差がαに一定になるように制御する事を特徴とす
る請求項5記載のアンテナ装置。 - 【請求項7】 航空機あるいは艦船の表面所定位置に取
り付けられた複数個の素子アンテナによって構成したコ
ンフォーマルアレーアンテナにおいて、上記素子アンテ
ナからの出力を合成し複数のビームを形成するディジタ
ルビーム形成回路と、上記ディジタルビーム形成回路に
よりビーム合成された任意の2本のビームを用いるモノ
パルス形成回路と、上記複数のビームの形成1軸方向の
みならず直交する2軸方向においても制御する2軸方向
ビーム形成制御回路と、モノパルスビームの指向方向に
よって上記2本のビームの角度差を補正するビーム選択
補正回路とで構成した事を特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項8】 上記ビーム補正選択回路としては、モノ
パルスビームの指向方向によって任意の2本のビームの
指向角度差を上記αと受信利得が最大となる方向からの
投影開口長L0 と任意の角度方向からの投影開口長Lに
よってα×(L0 /L)となるように補正する事を特徴
とする請求項7記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13040194A JP3437254B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13040194A JP3437254B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07336135A JPH07336135A (ja) | 1995-12-22 |
JP3437254B2 true JP3437254B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=15033414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13040194A Expired - Fee Related JP3437254B2 (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
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