JP3436457B2 - 光波長多重システムにおける光分波装置 - Google Patents

光波長多重システムにおける光分波装置

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JP3436457B2 JP16519396A JP16519396A JP3436457B2 JP 3436457 B2 JP3436457 B2 JP 3436457B2 JP 16519396 A JP16519396 A JP 16519396A JP 16519396 A JP16519396 A JP 16519396A JP 3436457 B2 JP3436457 B2 JP 3436457B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光波長多重システ
ムにおける光分波装置に関し、特に、効率的に、分散補
償および損失補償を行えるようにすることにより、能動
デバイスの使用個数を減らし、信頼性と経済性を改善し
た光波長多重システムにおける光分波装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、光波長多重システムにおいて
は、合波された光波長多重信号を分波するために、光フ
ァイバカプラを使用したものが多用されていた。その一
例を、図6を参照して説明する。伝送用光ファイバ81
を通って伝送されてきた光波長多重信号(1555.1
nm〜1560.0nm)は、例えば100kmの長さ
の等化ファイバ82により分散補償され、また、光増幅
器83により増幅されて、例えば光波長多重受信端局の
分波器85に入力する。この分波器85は3dBカプラ
86a〜86gと、光フィルタ87a〜87hと、各光
フィルタ87a〜87hの出力側に接続された各光増幅
器とから構成されている。該光フィルタ87a〜87h
は、光波長多重信号より各光信号を抽出する。短波長の
光信号ほど分散を受けやすいので、この例では、155
5.1nm〜1557.9nmの波長の光信号にのみ、
等化ファイバ88a〜88eが適用される。該等化ファ
イバ88a〜88eは20〜100km程度の長さを有
し、これにより光信号の減衰が生ずるので、これを補償
するために、光増幅器89a〜89eが挿入されてい
る。
【0003】いま、該光波長多重信号から例えば155
5.1nmの信号を分波することを考えると、前記光増
幅器83で増幅された光波長多重信号は、3dBカプラ
86a、86bおよび86dにより、それぞれ光信号の
パワーが4dBずつ減衰され、さらに光フィルタ87a
により3dB減衰され、その後光増幅器により増幅され
る。次いで、等化ファイバ88aにより例えば20dB
減衰され(等化ファイバ88aが100kmの場合)、
光増幅器89aにより12dB増幅されて、例えばモニ
タ装置へ送られる。一方、長波長側の1560.0nm
の光信号に着目すると、前記光増幅器83で増幅された
光波長多重信号は、3dBカプラ86a、86cおよび
86gにより、それぞれ光信号のパワーが4dB(結合
損失3dB+接続損失1dB)ずつ減衰され、光フィル
タ87hにより3dB減衰され、光増幅器により増幅さ
れて、例えば前記モニタ装置へ送られる。
【0004】以上のように、従来の分波装置において
は、分波後に光信号レベルを補償する光増幅器が、合計
で11個必要になる。また、短波長の光信号の波長分散
を補償するための分散等化ファイバを個別に挿入する必
要が生じると共に、該分散等化光ファイバ88a〜88
eの全長が300kmにもなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
分波装置においては、光増幅器が多数個使用されている
が、該光増幅器は能動デバイスであるため、動作におい
て信頼性が低いという問題また該光増幅器は高価である
ので経済性が悪いという問題があった。
【0006】この問題を解決するために、本出願人によ
って、図5に示されているような分波装置が提案され
た。この分波装置は、前記3dBカプラ86a〜86g
と、光フィルタ87a〜87hと、各光フィルタ87a
〜87hの出力側に接続された各光増幅器とからなる分
波器85に代えて、導波路グレーティング(AWG:Ar
rayed Waveguide Grating )91を用いた点に特徴があ
る。該導波路グレーティング91は、入力してくる光波
長多重信号を分波する機能を有し、その挿入損失が例え
ば−9dBと小さいという特徴を有している。
【0007】しかしながら、この分波装置は、光増幅器
を3個必要とし、前記した従来技術の信頼性と経済性の
問題点は小さくなっているものの、その改善はまだ十分
でないという問題があった。また、前記伝送用光ファイ
バ81を通って伝送されてくる光波長多重信号の数を増
やそうとした場合には、導波路グレーティング91をこ
れに適応する新たな導波路グレーティングに取り替える
必要があり、光波長多重信号数の増加に簡単に対応でき
ないという問題があった。また、等化ファイバ88とし
て5組の等化ファイバが使用されており、全長で300
km程度になるという問題もあった。
【0008】この発明の目的は、前記した従来装置の問
題点を除去し、効率的に分散補償および損失補償をする
ことができ、かつ光増幅器等の能動デバイスを減らすこ
とのできる光波長多重システムにおける光分波装置を提
供することにある。また、他の目的は、光波長多重信号
数の増加に簡単に対応できる光分波装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、伝送路を経て受信された光波長多重信
号に含まれる複数波長の光信号を分波するために、長波
長から短波長に向けて光信号を抽出するように順次直列
に接続され、かつそれぞれが光サーキュレータとその出
力側に接続された光ファイバグレーティングとから構成
され該光ファイバグレーティングから反射された光信号
を前記光サーキュレータから抽出する複数個の光フィル
タ手段と、前記光信号の分散補償を行うために、短波長
側の光フィルタ手段間のみに挿入される分散等化ファイ
バと、前記分散等化ファイバによって減衰された光信号
の損失補償を行うために、前記分散等化ファイバの前段
または後段の一方に挿入される光増幅器とを具備した点
に特徴がある。また、本発明は、光波長多重システムに
おける光分波装置において、伝送路を経て受信された光
波長多重信号を分岐する分岐装置と、一方の分岐に直列
に接続された長波長側の複数個の光フィルタ手段と、他
方の分岐に直列に接続された短波長側の複数個の光フィ
ルタ手段とを具備し、 前記複数個の光フィルタ手段
は、それぞれ、光サーキュレータとその出力側に接続さ
れた光ファイバグレーティングとから構成され、かつ該
光ファイバグレーティングから反射された光信号を前記
光サーキュレータから抽出するように構成され、前記短
波長側の複数個の光フィルタ手段の前段に、分散等化フ
ァイバと光増幅器とからなる等化ブロックを配した点、
および前記短波長側の複数個の光フィルタ手段の前段に
光増幅器を、また該光フィルタ手段間の予め定められた
箇所に分散等化ファイバを挿入した点に特徴がある。
【0010】本発明によれば、光フィルタ手段の直列接
続回路に光増幅器を挿入したので、使用する光増幅器の
個数を低減することができる。また、分散等化ファイバ
による分散補償は累積されるので、分散等化ファイバの
全長を従来のものより大幅に短縮することができる。ま
た、光波長多重信号の数を増加しようとする場合には、
該分波装置に増加する波長の光信号と対応する新たな光
フィルタ手段を直列に追加すればよく、光波長多重信号
数の増加に簡単に対処することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の分波装置の一実施
形態のブロック図を示す。図において、1は伝送用光フ
ァイバ、2は例えば100kmの長さの等化ファイバ、
3は光増幅器、4は分波装置である。該光増幅器3は図
2に示されているように、Erドープトファイバ3a、
ポンプレーザダイオード3b、WDMカプラ3cおよび
アイソレータ3dから構成されている。
【0012】前記分波装置4は、図示されているよう
に、1560.0nmの光信号を分波する光サーキュレ
ータ11と光ファイバグレーティング21、1559.
3nmの光信号を分波する光サーキュレータ12と光フ
ァイバグレーティング22、1558.6nmの光信号
を分波する光サーキュレータ13と光ファイバグレーテ
ィング23、等化後1557.9nmの光信号を分波す
る等化ファイバ31と光サーキュレータ14と光ファイ
バグレーティング24、等化ファイバ32、光増幅器1
0、1557.2nmの光信号を分波する光サーキュレ
ータ15と光ファイバグレーティング25、等化後15
56.5nmの光信号を分波する等化ファイバ33と光
サーキュレータ16と光ファイバグレーティング26、
等化後1555.8nmの光信号を分波する等化ファイ
バ34と光サーキュレータ17と光ファイバグレーティ
ング27、および等化ファイバ35とから構成されてい
る。
【0013】前記光ファイバグレーティング21〜27
は、それぞれ、1560.0nm、1559.3nm、
1558.6nm、1557.9nm、1557.2n
m、1556.5nm、および1555.8nmの光信
号を反射し、他の波長の光信号は通過させる機能を有し
ている。また、これらは通過する光信号を約3dBだけ
減衰する作用をする。
【0014】また、前記等化ファイバ31、32、3
3、34、35は、それぞれ、例えば20kmの長さを
有している。したがって、該等化ファイバ31〜35の
全長は100kmであるが、1557.9nmの波長の
光信号は20kmの長さの等化ファイバで分散補償さ
れ、1557.2nmの波長の光信号は40kmの長さ
の等化ファイバで分散補償され、1556.5nmの波
長の光信号は60kmの長さの等化ファイバで分散補償
され、1555.8nmの波長の光信号は80kmの長
さの等化ファイバで分散補償され、1555.1nmの
波長の光信号は100kmの長さの等化ファイバで分散
補償されることになる。
【0015】いま、1555.1nm〜1560.0n
mの光信号を含む光波長多重信号が伝送用光ファイバ1
を通って入力してくると、該光波長多重信号は等化ファ
イバ2によって等化され、該伝送用光ファイバ1中で発
生した分散が補償される。該等化ファイバ2は100k
m程度の長さを有しているので、該等化ファイバ2によ
って減衰された信号は光増幅器3によって増幅されて、
分波装置4に入る。
【0016】分波装置4では、前記光波長多重信号は光
サーキュレータ11を通って光ファイバグレーティング
21に入力する。前記のように、光ファイバグレーティ
ング21は1560.0nmの光信号を反射し、他の波
長の光信号は通すので、該光ファイバグレーティング2
1によって反射された1560.0nmの光信号が再び
光サーキュレータ11に入り、その一出力端子から取り
出される。
【0017】該光ファイバグレーティング21を通過し
た光波長多重信号は光サーキュレータ12を通って光フ
ァイバグレーティング22に入力する。前記のように、
光ファイバグレーティング22は1559.3nmの光
信号を反射し、他の波長の光信号は通すので、該光ファ
イバグレーティング22によって反射された1559.
3nmの光信号が再び光サーキュレータ12に入り、そ
の一出力端子から取り出される。
【0018】以下同様にして、光サーキュレータ13、
14、15、16、17の各々から、1558.6n
m、1557.9nm、1557.2nm、1556.
5nm、1555.8nmの光信号が取り出される。最
後の光ファイバグレーティング27を通過した光信号の
波長は1555.1nmだけであるから、等化ファイバ
35による等化後、そのまま取り出される。
【0019】以上のように、この実施形態によれば、光
ファイバグレーティング21、22、…、27による光
信号の減衰が例えば3dBと小さいので、分波装置4に
一個の光増幅器を挿入するだけでよくなる。この結果、
従来装置に比べて光増幅器の個数を大幅に削減でき、装
置の信頼性と経済性を改善することができる。また、本
実施形態によれば、光波長多重信号の数を増加しようと
する場合には、該分波装置4に増加する波長の光信号と
対応する新たな光サーキュレータと光ファイバグレーテ
ィングを直列に追加すればよく、光波長多重信号数の増
加に簡単に対処することができる。さらに、等化ファイ
バ31〜35が直列的に挿入されているので、短波長の
光信号になるほど等化量が累積されることになり、全長
の短い等化ファイバを用いて、短波長の光信号を等化す
ることができるようになる。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態を、図3を
参照して説明する。図において、1〜3は、図1と同一
または同等物を示す。40は3dBカプラ、41は等化
ブロックである。該等化ブロック41は等化ファイバ4
2と増幅器43とから構成されている。長波長側分波器
は、光サーキュレータ51〜54と、光ファイバグレー
ティング55〜58と、光終端器59とから構成されて
いる。一方、短波長側分波器は、光サーキュレータ61
〜64と、光ファイバグレーティング65〜68と、光
終端器69とから構成されている。
【0021】前記光ファイバグレーティング55〜58
は、それぞれ、1557.9nm、1558.6nm、
1559.3nm、1560.0nmの波長の光信号を
反射し、これ以外の波長の光信号は通過させる。一方、
前記光ファイバグレーティング65〜68は、それぞ
れ、1555.1nm、1555.8nm、1556.
5nm、1557.2nmの波長の光信号を反射し、こ
れ以外の波長の光信号は通過させる。
【0022】本実施形態において、前記光増幅器3によ
って増幅された光波長多重信号は、3dBカプラ40に
よって1/2のパワーに分岐された後、前記長波長側分
波器と短波長側分波器に入る。長波長側分波器では、前
記光サーキュレータ51と光ファイバグレーティング5
5とにより1557.9nmの波長の光信号を分波し、
光サーキュレータ52と光ファイバグレーティング56
とにより1558.6nmの波長の光信号を分波し、光
サーキュレータ53と光ファイバグレーティング57と
により1559.3nmの波長の光信号を分波し、光サ
ーキュレータ54と光ファイバグレーティング58とに
より1560.0nmの波長の光信号を分波する。該光
ファイバグレーティング58を通過した他の波長の光信
号は、光終端器59により吸収される。
【0023】一方、前記3dBカプラ40によって分岐
された他方の光波長多重信号は、等化ブロック41に入
り、等化ファイバ42により分散等化され、その後光増
幅器43により増幅された後、前記短波長側の分波器に
入射する。そして、光サーキュレータ61〜64と、光
ファイバグレーティング65〜68の作用により、15
55.1nm〜1557.2nmの波長の光信号が分波
される。
【0024】この第2の実施形態によれば、分波装置に
挿入する光増幅器は一個で済み、また、等化ファイバも
一個で済ますことができる。また、等化ファイバ42と
光増幅器43が等化ブロック41としてまとめられてい
るので、コンパクトに装置を構築することができる。さ
らに、光波長多重信号の数を増加しようとする場合に
は、長波長側分波器あるいは短波長側分波器に、新たな
光サーキュレータと光ファイバグレーティングを直列に
追加すればよく、該光波長多重信号数の増加に簡単に対
処することができる。
【0025】なお、前記第2の実施形態においては、短
波長側の光信号を一個の等化ファイバ42で等化した
が、本発明はこれに限定されず、図4に示されているよ
うに、各段の光ファイバグレーティングの後段に、長さ
の短い等化ファイバ71、72、73を挿入するように
してもよい。また、図3と図4で示した第2の実施形態
において、長波長側分波器と短波長側分波器のそれぞれ
の中において、光フィルタ手段の配列を順不同にし、抽
出される光信号の波長が順不同になるようにしてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
,2の発明によれば、光波長多重信号に含まれる複数
波長の光信号を抽出するための複数個のフィルタを直列
に接続し、その中に光増幅器を接続するようにしたの
で、光増幅器の個数を減らすことができるようになり、
分波装置の信頼性を改善できると共に、装置の制作に要
する費用を低減することができる。
【0027】また、光波長多重信号の数を増加しようと
する場合には、該分波装置に増加する波長の光信号と対
応する新たなフィルタを直列に追加すればよく、光波長
多重信号数の増加に簡単に対処することができる。さら
に、前記直列に接続された複数個のフィルタ間の予め定
められた位置に等化ファイバを挿入するようにしたの
で、短波長の光信号になるほど等化量が累積されること
になり、分波装置に使用する等化ファイバの全長を短く
することができる。
【0028】また、請求項3,4の発明によれば、等化
ファイバと光増幅器とを1箇所に設置できるので、前記
の効果に加えて、分波装置をコンパクトに構成および配
置できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の分波装置の構成図であ
る。
【図2】 光増幅器の位置具体例を示す構成図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態の分波装置の構成図
である。
【図4】 該第2の実施形態の分波装置の変形例を示す
構成図である。
【図5】 本出願により提案された分波装置の構成図で
ある。
【図6】 従来の分波装置の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…伝送用光ファイバ、2…等化ファイバ、3…光増幅
器、4…分波装置、10…光増幅器、11〜17、51
〜54、61〜64…光サーキュレータ、21〜27、
55〜58、65〜68、71〜73…光ファイバグレ
ーティング、31〜35…等化ファイバ、40…3dB
カプラ、41…等化ブロック、42…等化ファイバ、4
3…光増幅器。
フロントページの続き (72)発明者 田中 正人 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−116493(JP,A) 特開 平7−301831(JP,A) 特開 平8−46595(JP,A) 山本貴司、今井健之、小向哲郎、中沢 正隆,光ファイバグレーティングを用い た2.5Gbit/s×4TDM信号の 光多重分離およびルーティング,電子情 報通信学会総合大会講演論文集,日本, 社団法人電子情報通信学会,1996年 3 月11日,SB−11−6,P745−746 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 H04B 3/04 H04J 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路を経て受信された光波長多重信号に
    含まれる複数波長の光信号を分波するために、長波長か
    ら短波長に向けて光信号を抽出するように順次直列に接
    続され、かつそれぞれが光サーキュレータとその出力側
    に接続された光ファイバグレーティングとから構成され
    該光ファイバグレーティングから反射された光信号を前
    記光サーキュレータから抽出する複数個の光フィルタ手
    段と、 前記光信号の分散補償を行うために、短波長側の光フィ
    ルタ手段間のみに挿入される分散等化ファイバと、 前記分散等化ファイバによって減衰された光信号の損失
    補償を行うために、前記分散等化ファイバの前段または
    後段の一方に挿入される光増幅器とを具備したことを特
    徴とする光波長多重システムにおける光分波装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光波長多重システムにお
    ける光分波装置において、 前記光増幅器は、前記短波長側の光フィルタ手段間の1
    カ所のみに挿入されることを特徴とする光波長多重シス
    テムにおける光分波装置。
  3. 【請求項3】光波長多重システムにおける光分波装置に
    おいて、 伝送路を経て受信された光波長多重信号を分岐する分岐
    装置と、 一方の分岐に直列に接続された長波長側の複数個の光フ
    ィルタ手段と、 他方の分岐に直列に接続された短波長側の複数個の光フ
    ィルタ手段とを具備し、 前記複数個の光フィルタ手段は、それぞれ、光サーキュ
    レータとその出力側に接続された光ファイバグレーティ
    ングとから構成され、かつ該光ファイバグレーティング
    から反射された光信号を前記光サーキュレータから抽出
    するように構成され、 前記短波長側の複数個の光フィルタ手段の前段に、分散
    等化ファイバと光増幅器とからなる等化ブロックを配し
    たことを特徴とする光波長多重システムにおける光分波
    装置。
  4. 【請求項4】光波長多重システムにおける光分波装置に
    おいて、 伝送路を経て受信された光波長多重信号を分岐する分岐
    装置と、 一方の分岐に直列に接続された長波長側の複数個の光フ
    ィルタ手段と、 他方の分岐に直列に接続された短波長側の複数個の光フ
    ィルタ手段とを具備し、 前記複数個の光フィルタ手段は、それぞれ、光サーキュ
    レータとその出力側に接続された光ファイバグレーティ
    ングとから構成され、かつ該光ファイバグレーティング
    から反射された光信号を前記光サーキュレータから抽出
    するように構成され、 前記短波長側の複数個の光フィルタ手段の前段に光増幅
    器を、また該光フィルタ手段間の予め定められた箇所に
    分散等化ファイバを挿入したことを特徴とする光波長多
    重システムにおける光分波装置。
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