JP3436186B2 - 放電ランプ - Google Patents

放電ランプ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の前照灯用や
液晶プロジェクタのバックライト光源用等に用いられる
放電ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、放電ランプから放射される紫外線
によって器具の反射鏡、前面ガラス等が劣化するのを防
止するために、放電ランプの発光管に、紫外線をカット
する添加剤を加えた外管の少なくとも一端部を融着した
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の放電ランプでは、外管の軟化温度が高いため、一対
の電極を有する発光管に外管の少なくとも一端部に融着
する際に、発光管が軟化してしまい、電極が適正な位置
からずれる。この電極の位置ずれによって電極間で起こ
るアークの位置もずれ、高い精度で配光できないという
問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、発光管と外管の少なくとも一端部との
融着時における発光管の変形を抑制し、電極の位置を適
正に設定することにより、高い精度の配光特性を有する
放電ランプを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の放電ランプは、
両端部に電極を有する発光管と、前記発光管を包囲し、
かつ少なくとも一端部が前記発光管に融着された外管と
を備え、前記外管は二酸化ケイ素を主成分とし、ボロン
0.12重量%以上含有するとともに、リチウム、ナ
トリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、ベリリウ
ム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウムおよび
バリウムからなる群のうち少なくとも一種よりなる元素
または混合物を0.1重量%以下含有する構成を有して
いる。また、本発明の放電ランプは、両端部に電極を有
する発光管と、前記発光管を包囲し、かつ少なくとも一
端部が前記発光管に融着された外管とを備え、前記外管
は二酸化ケイ素を主成分とし、ボロン(w B 重量%)に
加えて、さらにアルミニウム(w Al 重量%)およびジル
コニウム(w Zr 重量%)のうち少なくとも一方を、0.
12≦w B +2w Al +5w Zr なる関係式を満たすように
含有するとともに、リチウム、ナトリウム、カリウム、
ルビジウム、セシウム、ベリリウム、マグネシウム、カ
ルシウム、ストロンチウムおよびバリウムからなる群の
うち少なくとも一種よりなる元素または混合物を0.1
重量%以下含有する構成を有している。
【0006】これらの構成により、外管の軟化温度を下
げ、発光管と外管の少なくとも一端部を融着する時の加
工温度を下げることができるので、発光管の変形を防止
することができる。また、外管が失透するのを防止する
ことができる。
【0007】本発明の放電ランプは、請求項1記載の構
成において、前記外管の内面と前記発光管の発光部の外
面との最近接部の距離をD(mm)としたとき、前記距
離Dとボロンの前記外管への含有量(wB重量%)と
が、wB/D≦120なる関係式を満たす構成を有して
いる。また、本発明の放電ランプは、請求項4記載の構
成において、前記外管の内面と前記発光管の発光部の外
面との最近接部の距離をD(mm)としたとき、前記距
離Dとボロン、アルミニウムおよびジルコニウムの前記
外管への総含有量((w B +2w Al +5w Zr )重量%)
とが、(w B +2w Al +5w Zr )/D≦120(ただ
し、w Al およびw Zr のどちらか一方は0を含む)なる関
係式を満たす構成を有している。
【0008】これらの構成により、外管へのボロンの過
剰の含有量による外管の軟化温度が極端に下がることを
抑制し、放電ランプの点灯時間の経過にともなって外管
が変形するのを防止することができる。
【0009】本発明の放電ランプは、請求項1または請
求項2に記載の構成において、前記電極の先端から前記
発光管と前記外管との融着部までの最短距離をL(m
m)としたとき、前記最短距離Lとボロンの前記外管へ
の含有量(wB重量%)とが、wB/L≦1.2なる関係
式を満たす構成を有している。また、本発明の放電ラン
プは、請求項4または請求項5に記載の構成において、
前記電極の先端から前記発光管と前記外管との融着部ま
での最短距離をL(mm)としたとき、前記最短距離L
とボロン、アルミニウムおよびジルコニウムの前記外管
への総含有量((w B +2w Al +5w Zr )重量%)と
が、(w B +2w Al +5w Zr )/L≦1.2(ただし、
Al およびw Zr のどちらか一方は0を含む)なる関係式
を満たす構成を有している。
【0010】これらの構成により、外管へのボロンの過
剰の含有量による外管の軟化温度が極端に下がることを
抑制し、点灯時間の経過にともなって発光管と外管との
融着部が変形するのを防止することができる。
【0011】本発明の放電ランプは、放電ランプの入力
電力W(W)と、前記外管の内面と前記発光管の発光部
の外面との最近接部の距離D(mm)との比が、W/D
≦2000を満たす構成を有している。
【0012】この構成により、放電ランプ点灯中の外管
の温度上昇にともなって、外管が変形するのを防止する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示すように本発明の実施の
形態の35W自動車前照灯用メタルハライドランプにお
いて、発光管1は、発光部1aと、その両端部に扁平状
に封止された封止部1b,1cと、一方の封止部1c側
の端部に連設した筒状の円筒部1dとを備えている。ま
た、外管2は、発光管1を包囲し、かつその両端部が外
管2の両端部に融着されている。さらに、発光管1は、
円筒部1d側の端部をポリエーテルイミド等の樹脂から
なる口金部3の中央部の溝に挿入され、導体からなる保
持体4と外管2とによって口金部3に保持されている。
発光部1a内には、一対の電極5a,5bを有するとと
もに、水銀と金属ハロゲン化物としてScI3,NaI
と始動用ガスとしてキセノンが封入されている。各封止
部1b,1c内には金属箔6b,6aが埋設されてい
る。金属箔6aの一端部には電極5aの一端部が接続さ
れ、電極5aの他端部の先端が発光部1a内に位置して
いる。また、金属箔6aの他端部には外部リード線7a
の一端部が接続されている。さらに、外部リード線7a
は、封止部1cから円筒部1dを通って接続部8aに接
続されている。同様にして電極5b、金属箔6b、外部
リード線7bも接続され、さらに外部リード線7bの他
端部は、電力供給線9の一端部に接続され、電力供給線
9の他端部は接続部8bに接続されている。
【0014】図1に示すランプにおいて、発光管1とし
て、内容積0.025cc、アーク長4.2mmのもの
を用いた。また、発光管1内には80重量%のNaIと
20重量%ScI3を合計20mgと、水銀を50mg
と、7atmのキセノンガスとを封入した。さらに、外
管2には、主成分を二酸化ケイ素とし、ボロン、アルミ
ニウムおよびジルコニウムの添加物の組成を種々変え、
表1に示すように、外管Aないし外管Oの種々の外管を
製作した。次に、外管Aないし外管Oの各両端部を別々
の発光管1に融着加工した。加工後の発光管1の変形の
有無を調べたところ、表1に示すとおりの結果が得られ
た。
【0015】
【表1】
【0016】表1に示すように、外管Aないし外管L
と、発光管1との各々の融着加工後の発光管1の変形は
生じなかった。このことから、外管2へのボロン、アル
ミニウムおよびジルコニウムの添加物の総含有量を0.
12≦wB+2wAl+5wZrと規定することにより、高
い精度の配光特性を有する放電ランプが得られることが
わかる。一方、比較例1から比較例3までのようにボロ
ン、アルミニウムおよびジルコニウムの添加物の総含有
量が0.12≦wB+2wAl+5wZrの範囲外にある外
管M,外管N,外管Oと発光管1との各融着加工後の発
光管1は変形を生じた。
【0017】なお、外管2に含まれる主な成分を外管I
を例に挙げて以下に示す。
【0018】 二酸化ケイ素:90重量%以上 ボロン :0.94重量% アルミニウム:0.26重量% ジルコニウム:0.07重量% セリウム :0.39重量% ナトリウム :0.0072重量% チタニウム :0.0032重量% カルシウム :0.0016重量% なお、ボロン、アルミニウムおよびジルコニウムの添加
物の総含有量が多いと外管2の軟化温度が下がりすぎる
ために、発光管1と外管2の少なくとも一端部との融着
加工の時に外管2が変形してしまう。そのために、ボロ
ン、アルミニウムおよびジルコニウムの添加物の総含有
量の上限は以下に示すように表2および表3の結果より
規定される。
【0019】上記の外管Aないし外管Oを用いたランプ
において、外管2の内面と発光管1の発光部1aの外面
との最近接部の距離D(=0.01、0.02、0.0
5、0.1mm)に対する外管Aないし外管Oの100
0時間点灯経過後の変形の有無を調べたところ、表2に
示すとおりの結果が得られた。
【0020】
【表2】
【0021】例えばD=0.01mmの場合、表2に示
すように、外管A,外管C,外管D,外管F,外管H,
外管M,外管N,外管Oと発光管1との各融着加工後の
外管A,外管C,外管D,外管F,外管H,外管M,外
管N,外管Oは変形を生じなかった。このことから、外
管2へのボロン、アルミニウムおよびジルコニウムの添
加物の総含有量を(wB+2wAl+5wZr)/D≦12
0と規定することにより、ランプ点灯による外管2の変
形を防止でき、ランプの配光特性の時間劣化を抑制でき
ることがわかる。一方、表2に示す比較例4から比較例
10までのようにボロン、アルミニウムおよびジルコニ
ウムの添加物の総含有量が(wB+2wA l+5wZr)/
0.02≦120の範囲外にある外管B,外管E,外管
G,外管I,外管J,外管K,外管Lの軟化温度は極端
に下がり、ランプの点灯時間の経過にともない外管B,
外管E,外管G,外管I,外管J,外管K,外管Lは変
形を生じた。
【0022】上記の外管Aないし外管Oを用いたランプ
において、電極5aまたは電極5bの先端から発光管1
と外管2との融着部の発光部1a側端面までの最短距離
Lに対する発光管1と外管Aないし外管Oとの融着部の
1000時間点灯経過後の変形の有無を調べたところ、
表3に示すとおりの結果が得られた。
【0023】なお、最短距離Lは、電極5aの先端から
発光管1と外管2との融着部の発光部1a側端面までの
距離と、電極5bの先端から発光管1と外管2との融着
部の発光部1a側端面までの距離とのうち短い方の距離
とする。ただし、この場合、両者が同じ距離である場合
も含む。
【0024】
【表3】
【0025】例えばL=0.1mmの場合、表3に示す
ように、外管A,外管C,外管F,外管H,外管M,外
管N,外管Oと発光管1との各融着部は変形を生じなか
った。このことから、外管2へのボロン、アルミニウム
およびジルコニウムの添加物の総含有量を(wB+2w
Al+5wZr)/L≦1.2と規定することにより、ラン
プ点灯による発光管1と外管2との各融着部の変形を防
止でき、ランプの配光特性の時間劣化を抑制できること
がわかる。一方、表3に示す比較例11から比較例18
までのようにボロン、アルミニウムおよびジルコニウム
の添加物の総含有量を(wB+2wAl+5wZr)/0.
1≦1.2の範囲外にある外管B,外管D,外管E,外
管G,外管I,外管J,外管K,外管Lの軟化温度は極
端に下がり、ランプの点灯時間の経過にともない発光管
1と外管B,外管D,外管E,外管G,外管I,外管
J,外管K,外管Lとの各融着部は変形を生じた。
【0026】次に、バリウム、アルミニウムおよびジル
コニウムに加えて、さらにカリウム(wK重量%)およ
びバリウム(wBa重量%)の添加物を加えた外管Pない
し外管Vを用いて、表1に用いたランプと同様の構造か
らなるランプを製作した。このランプを用いてランプの
1000時間点灯経過後の外管Pないし外管Vの失透の
有無を調べたところ、表4に示すとおりの結果が得られ
た。
【0027】
【表4】
【0028】表4に示すように、外管P,外管Q,外管
R,外管Sは失透がみられなかった。これは、これらの
元素のイオン化傾向が大きいことに起因するものである
ことから、カリウム、バリウムを含めたアルカリ金属、
アルカリ土類金属(リチウム、ナトリウム、ルビジウ
ム、セシウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウ
ム、ストロンチウムおよびバリウム)の総添加量を0.
1重量%以下に規定することにより、外管2が失透する
のを防止し、ランプの配光特性の時間劣化を抑制できる
ことがわかる。一方、比較例19ないし比較例21のよ
うにカリウムおよびバリウムの添加量が0.1重量%を
越えている外管T,外管U,外管Vは失透していた。
【0029】バリウム、アルミニウムおよびジルコニウ
ムに加えて、さらにセリウム(wCe重量%)、チタニウ
ム(wTi重量%)、鉄(wFe重量%)、プラセオジウム
(w Pr重量%)およびユーロピウム(wEu重量%)の添
加物を加えた外管Wないし外管Zおよび外管aないし外
管jを用いて、表1に用いたランプと同様の構成からな
るランプを製作した。このランプを用いてランプから放
射される有害紫外線放射量KUV値およびランプの初期の
全光束を調べたところ、表5に示すとおりの結果が得ら
れた。
【0030】
【表5】
【0031】なお、有害紫外線放射量KUV値は数1で表
される。
【0032】
【数1】
【0033】表5に示す比較例22のようにセリウム、
チタニウム、鉄、プラセオジウムおよびユーロピウムを
添加していない外管gの有害紫外線放射量KUV値が2.
25×10-5であるのに対して、実施例32から実施例
41までのようにセリウム、チタニウム、鉄、プラセオ
ジウムおよびユーロピウムのうち少なくとも一つを含有
している外管W,外管X,外管Y,外管Z,外管aない
し外管fは有害紫外線量KUV値は約10%以上減少して
おり、反射鏡、前面ガラス等の劣化を抑制することがで
きることがわかる。しかし、比較例23および比較例2
5のようにセリウム、チタニウム、鉄、プラセオジウム
およびユーロピウムを1重量%越えて添加している外管
h,外管i,外管jは、380nm以上の可視光の光も
カットしてしまうために全光束の減衰が生じていること
から、セリウム、チタニウム、鉄、プラセオジウムおよ
びユーロピウムの外管2への総添加量は1重量%以下に
規制すべきであることがわかる。
【0034】なお、上記実施の形態のランプの封入金属
ハロゲン化物中のナトリウムハロゲン化物NaXとスカ
ンジウムハロゲン化物ScX3との重量比を1<NaX
/ScX3<20の範囲に規制することによって平均演
色評価数Raが70以上、また1000時間点灯経過後
の光束維持率を80%以上とすることができることが確
認された。ただし、ハロゲンにBrを用いてもよい。
【0035】なお、上記実施の形態では添加物としてボ
ロン、アルミニウム、ジルコニウムを用いたが、ボロン
のみであってもよい。
【0036】なお、上記実施の形態では外管の両端部を
発光管に融着した構造を有する放電ランプについて説明
したが、本発明は外管の一端部を発光管に融着した構造
を有する放電ランプにも実施することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、発光管
と外管の少なくとも一端部との融着時の加工温度を下
げ、発光管や外管の変形を抑制し、高い精度の配光特性
を有する放電ランプを提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である35W自動車前照灯
用メタルハライドランプの正面断面図
【符号の説明】
1 発光管 1a 発光部 2 外管 5a,5b 電極
フロントページの続き (56)参考文献 特表 平8−510357(JP,A) 国際公開94/028576(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/34 H01J 61/88

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に電極を有する発光管と、前記発
    光管を包囲し、かつ少なくとも一端部が前記発光管に融
    着された外管とを備え、前記外管は二酸化ケイ素を主成
    分とし、ボロンを0.12重量%以上含有するととも
    に、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セ
    シウム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、スト
    ロンチウムおよびバリウムからなる群のうち少なくとも
    一種よりなる元素または混合物を0.1重量%以下含有
    することを特徴とする放電ランプ。
  2. 【請求項2】 前記外管の内面と前記発光管の発光部の
    外面との最近接部の距離をD(mm)としたとき、前記
    距離Dとボロンの前記外管への含有量(wB重量%)と
    が、wB/D≦120なる関係式を満たすことを特徴と
    する請求項記載の放電ランプ。
  3. 【請求項3】 前記電極の先端から前記発光管と前記外
    管との融着部までの最短距離をL(mm)としたとき、
    前記最短距離Lとボロンの前記外管への含有量(wB
    量%)とが、wB/L≦1.2なる関係式を満たすこと
    を特徴とする請求項または請求項に記載の放電ラン
    プ。
  4. 【請求項4】 両端部に電極を有する発光管と、前記発
    光管を包囲し、かつ少なくとも一端部が前記発光管に融
    着された外管とを備え、前記外管は二酸化ケイ素を主成
    分とし、ボロン(w B 重量%)に加えて、さらにアルミ
    ニウム(w Al 重量%)およびジルコニウム(w Zr 重量
    %)のうち少なくとも一方を、0.12≦w B +2w Al
    +5w Zr なる関係式を満たすように含有するとともに、
    リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウ
    ム、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロン
    チウムおよびバリウムからなる群のうち少なくとも一種
    よりなる元素または混合物を0.1重量%以下含有する
    ことを特徴とする放電ランプ。
  5. 【請求項5】 前記外管の内面と前記発光管の発光部の
    外面との最近接部の距離をD(mm)としたとき、前記
    距離Dとボロン、アルミニウムおよびジルコニウムの前
    記外管への総含有量((wB+2wAl+5wZr)重量
    %)とが、(wB+2wAl+5wZr)/D≦120(た
    だし、wAlおよびwZrのどちらか一方は0を含む)なる
    関係式を満たすことを特徴とする請求項記載の放電ラ
    ンプ。
  6. 【請求項6】 前記電極の先端から前記発光管と前記外
    管との融着部までの最短距離をL(mm)としたとき、
    前記最短距離Lとボロン、アルミニウムおよびジルコニ
    ウムの前記外管への総含有量((wB+2wAl+5
    Zr)重量%)とが、(wB+2wAl+5wZr)/L≦
    1.2(ただし、wAlおよびwZrのどちらか一方は0を
    含む)なる関係式を満たすことを特徴とする請求項
    たは請求項に記載の放電ランプ。
  7. 【請求項7】 放電ランプの入力電力W(W)と、前記
    外管の内面と前記発光管の発光部の外面との最近接部の
    距離D(mm)との比が、W/D≦2000を満たすこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記
    載の放電ランプ。
  8. 【請求項8】 前記外管は、セリウム、チタニウム、
    鉄、プラセオジウムおよびユーロピウムからなる群のう
    ち少なくとも一種よりなる元素または混合物を0.01
    重量%以上1重量%以下含有することを特徴とする請求
    項1ないし請求項のいずれかに記載の放電ランプ。
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