JP2007250331A - 二重ランプおよび光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化の要請に応えることのできる二重ランプを提供する。
【解決手段】発光管部22の両端部から延びて形成された封止部24内にて発光部材30とリード棒32とが金属箔34を介して接続されているインナーランプ18と、前記インナーランプ18を収容するアウタバルブ20とを備える二重ランプ12において、前記封止部24が前記アウタバルブ20の端部から外方へ突出されており、その突出された突出部40に熱伝導性を有する接着剤42が塗布されていることを特徴とするもので、封止部24の熱を接着剤42に伝播させて効率よく外部へ放散することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダブルエンドタイプのインナーランプと、インナーランプを収容するアウタバルブとを備える二重ランプ及びそれを用いた光源装置に関する。
一般照明、光学機器、自動車のヘッドライト等の光源体(ランプ)には、より明るい光を放つ高圧放電灯、HID(High Intensity Discharge)またはハロゲンランプ等が好んで使用されており、また、これらのランプにおいては、インナーランプと、インナーランプを収容するアウタバルブとを備える二重ランプが幅広く使用されている。
従来の二重ランプ1は、図8に示すように、インナーランプ2と、これを収容するアウタバルブ3とを備えており、インナーランプ2では、発光管部4の両端部から延びて形成された封止部5において、発光管部4内に配設された電極棒6と封止部5から導出された給電用のリード棒7とがモリブデン箔等の金属箔8を介して接続されている(特許文献1)。
このような二重ランプ1では、その構造上、アウタバルブ3内に熱がこもり、アウタバルブ3に収容されたインナーランプ2、特に封止部5が高温に加熱されることになるが、封止部5を構成する石英ガラスとリード棒7との間に発生している微細間隙S(この間隙Sはリード棒7と前記石英ガラスとの熱膨張差により発生するもので解消することができない)から酸素を含む外気が常に供給され続け、金属箔8とリード棒7の溶接部分Pを徐々に酸化させて当該部分の断線や、石英ガラスに微細クラックを発生させ、封止部5の破損事故を引き起こす原因となる。特に、封止部5が350〜380℃以上に曝され続けると前記酸化の進行が著しくランプ寿命を大幅に縮める。それ故、封止部5が前記温度以下になるように保つようにしなければならない。そのため、従来では、金属箔8の温度上昇を抑制するために、封止部5の長さL1(図8)を長めに設定し、且つ金属箔8と発光管部4との間の寸法M1を大きく取る必要があり、その結果、二重ランプ1の全長を長くせざるをえなかった。
特許第3717831号公報
従来では、前述のような理由で封止部5の長さL1(図8)を長めに設定することによって、二重ランプ1の全長が長くなっていたため、「光源装置の小型化」の要請に応えるのが困難であった。それ故に、本発明の主たる課題は、小型化の要請に応えることのできる二重ランプおよび光源装置を提供することである。
請求項1に記載した発明は、「発光管部22の両端部から延びて形成された封止部24内にて発光部材30とリード棒32とが金属箔34を介して接続されているインナーランプ18と、前記インナーランプ18を収容するアウタバルブ20とを備える二重ランプ12において、前記封止部24が前記アウタバルブ20の端部から外方へ突出されており、その突出された突出部40に熱伝導性を有する接着剤42が塗布されていることを特徴とする二重ランプ12」である。
この発明では、封止部24の一部または全部がアウタバルブ20の端部から外方へ突出され、且つその突出部40には、熱伝導性を有する接着剤42が塗布されているので、熱伝導率の非常に低い石英ガラスで構成されている封止部24の熱を接着剤42に伝播させてより効率よく外部へ放散することができ、封止部24の温度を大幅に抑制することができる。その結果、図1に示す発光管部22と金属箔34との間の寸法M2を大幅に縮めたとしても、温度管理が最も重要なリード棒32と金属箔34との溶接部分Pを例えばモリブデンの酸化が始まる350〜380℃以下に保つことができる。さらに、接着剤42によって突出部40を補強することもできる。なお、接着剤42としては熱伝導性に優れた金属粉を必要量含有した無機接着剤あるいは温度によっては有機接着剤が使用される。なお、本発明において発光部材30とは、二重ランプ12が放電灯の場合には、電極棒であり、ハロゲンランプの場合にはフィラメントである。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した「二重ランプ12」において、「前記突出部40には、前記接着剤42を介して更に放熱部材44が装着されている」ことを特徴とする。
この発明では、封止部24の熱を接着剤42および放熱部材44に伝播させて効率よく外部へ放散することができる。放熱部材44としては熱伝導率の高い金、銀、銅をはじめとする金属や、これらに比べて若干熱伝導率の劣るステンレスや熱伝導率には優れているが耐熱性に劣るアルミニウムなどの金属がおもに使用されている。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した「二重ランプ12」において、「前記金属箔34の少なくとも一部は、前記突出部40内に配設されている」ことを特徴とする。
この発明では、金属箔34の一部が突出部40内に配設されているので、この突出部40に塗着された接着剤42により効率よく熱放散させることができ、金属箔34の温度上昇、特に前述したように点Pの温度を要求温度以下により効率よく抑制できる。
請求項4に記載した本発明の請求項1または2の接着剤42は、「突出部40からリード棒32にかけて設けられており、前記リード棒32の、封止部24から導出されている突出部近傍部分32aが該接着剤42内に埋設されている」ことを特徴とする。
このようにすることで、熱伝導率の悪い石英ガラス製の突出部40だけでなく、金属箔34に直接溶接されているリード棒32からも熱を強制的に放出させることができ、前記点Pの温度を要求温度以下に更に効率よく抑制できる。
請求項5に記載した発明は、「二重ランプ12の一方に接着剤塗布がなされている請求項1乃至4のいずれかに記載の二重ランプ12と、前記二重ランプ12の接着剤非塗布側に装着されて二重ランプ12を保持する口金14とを備える、光源装置10」で、この発明は、請求項1〜4に係る二重ランプ12を用いた光源装置10に関するものである。
請求項1〜5に記載した発明によれば、封止部の熱を、熱伝導性を有する接着剤に伝播させて効率よく外部へ放散することができるので、封止部に配設された金属箔の温度上昇を要求温度以下に抑制できる。従って、金属箔の温度上昇(特に点Pの温度上昇)を抑制するために、従来例のように封止部の長さL2を長くする必要はなく、ランプ寿命を犠牲にすることなく二重ランプの全長を従来よりも短くすることができ、「光源装置の小型化」の要請に応えることができる。
以下には、図示実施例に従って、本発明に係る「光源装置」及び「二重ランプ」ついて説明する。なお、以下には、本発明に係る「光源装置」を「自動車のヘッドライト」に適用し、「二重ランプ」を「高圧放電灯」に適用した場合について説明するが、「光源装置」は、「一般照明」または「光学機器」等にも幅広く適用可能なものであり、「二重ランプ」は、「HID(High Intensity Discharge)」または「ハロゲンランプ」等にも幅広く適用可能なものであり、いずれも図示実施例に限定されるものではない。
光源装置10は、図1(a)に示すように、二重ランプ12と、二重ランプ12に装着される口金14と、口金14内にて二重ランプ12を口金14に固定する固定金具16とによって構成されている。
二重ランプ12は、インナーランプ18とアウタバルブ20とによって構成されており、インナーランプ18がアウタバルブ20の内部に収容されて固定されている。
インナーランプ18は、「高圧放電灯」としての機能を有するものであり、中空回転楕円体状または中空球体状の発光管部22と、発光管部22の両端部から一体的に延びて形成された封止部24と、図中下方の封止部24の端部から更に一体的に延びて形成された脚部26とを有するガラス(石英ガラス、硬質ガラス、結晶化ガラス)製の封体容器28を備えており、脚部26の内部には、外部空間と連通する中空部26aが形成されている。
そして、各封止部24の内部には、(発光部材の1つである)電極棒30と、リード棒32と、これらを電気的に接続するモリブデン箔等の金属箔34とが配設されている。また、発光管部22の内部には、アルゴン等の希ガスと、ヨウ素、臭素、塩素またはフッ素等のハロゲンその他必要物質とが封入されている。そして、図中上部の封止部24から導出されたリード棒32には、電気絶縁材料からなる絶縁管38が被せられている。
一方、アウタバルブ20は、中空部20aを有するガラス(石英ガラス、硬質ガラス、結晶化ガラス)製の筒状体(好ましくはインナーランプ18と同質の材料)であり、インナーランプ18を保護し得る強度と耐熱性とを有している。そして、アウタバルブ20の中空部20aに、インナーランプ18が収容されて固定されている。つまり、二重ランプ12の一方端部211においては、インナーランプ18の一方の封止部24の一部または全体がアウタバルブ20の端部211から外方へ突出されており、その封止部24の外周面又は封止部24と発光管部22との境界部分がアウタバルブ20の前記端部211に一体的に接合されている。前者は図1(a)に示すとおりであり、後者は図2(d)に示す通りである。前述の「インナーランプ18の一方の封止部24の一部または全体がアウタバルブ20の端部211から外方へ突出されている」という意味は、文字どおり「インナーランプ18の一方の封止部24の一部または全体がアウタバルブ20の端部211から外方へ突出されている」という意味と、「封止部24内の金属箔34の一部または全体がアウタバルブ20の端部211から外方へ突出されている」という両方の意味を含むものとする。特に、「金属箔34の一部または全体がアウタバルブ20の端部211から外方へ突出されている」場合には、リード棒32と金属箔34との溶接部分点Pがアウタバルブ20から外にでいるため、点Pの温度を低く抑えやすい。
一方、二重ランプ12の他方端部においては、脚部26の外周面がアウタバルブ20の内周面に固定されている。
ここで、二重ランプ12においては、点灯時にアウタバルブ20内に熱がこもってアウタバルブ20に収容されたインナーランプ18が高温に加熱されることになるが、金属箔34が高温(350〜380℃以上)になると、従来例で述べたように微細間隙Sを通って酸素を含む外気が絶えず前記点P部分に供給され続け、金属箔34が酸化して断線や微細クラックひいてはこの微細クラックの成長による封止部24の破裂が発生する恐れがあるが、本実施例では、金属箔34、特に点P部分の温度上昇を抑制するために、以下の構成が採用されている。
すなわち、(A)図1の二重ランプ12の一方端部においては、インナーランプ18の一方(即ち、図中上)の封止部24(或いは金属箔34)の一部(即ち、上部)がアウタバルブ20の一端(即ち、上端211)から外方へ突出されており、この部分から封止部24の熱を外部へ逃がし易い構造になっている。そして、(B)この突出部40には、熱伝導性を有する接着剤42が塗布されており、この接着剤42を介して放熱部材44が装着されている。更に、(C)二重ランプ12の一方端部においては、図2(a)に示すように、金属箔34の少なくとも一部が突出部40内に配設されている。従って、突出部40の熱を接着剤42および放熱部材44に伝播させて効率よく外部へ放散することができ、金属箔34、特に点Pの温度上昇を効率よく抑制できる。
ここで、接着剤42は、塗着部分である封止部24の突出部40から伝播される熱に耐え得る「耐熱性」と、その熱を伝播させて外部へ放散し得る「熱伝導性」とを併有するものである。このような接着剤42としては、例えば窒化アルミニウム等を主要材料とした無機組成の接着剤を用いることが可能であるが、耐熱性に優れる点において、無機組成のものを用いることが望ましい。また、必要に応じて無機接着剤に金、銀、銅その他熱伝導性に優れた微細金属粉を混入するようにしてもよい。なお、ガラス製の封止部24により近い熱膨張率を有するものが密着性を高める点でより好ましい。エポキシ樹脂等を主要材料とした有機組成の接着剤の使用は、「耐熱性」の面において困難ではあるが、有機系接着剤の「耐熱性温度以下」にすることができる場合には、使用することができる。この場合も必要に応じて無機接着剤に金、銀、銅その他熱伝導性に優れた微細金属粉を混入するようにしてもよい。
放熱部材44は、接着剤42同様「耐熱性」と「熱伝導性」とを併有するもので、例えばキャップ状の部材であり、図2(a)(c)及び図3他に示すように、突出部40を収容する円筒状の本体部46と、本体部46の一方端部に設けられた天井部48とによって構成されており、天井部48の中央部には、リード棒32が挿通される孔48aが形成されている。なお、放熱部材44の材質としては、特に限定されるものではないが、たとえば、熱伝導性に優れた金、銀、銅、アルミニウム、ニッケルまたは熱伝導性はこれらに対して若干劣るがステンレス等の金属や、耐熱性に優れ、熱伝導性もある程度有する窒化アルミニウム等のセラミックを用いることが可能である。
突出部40に放熱部材44を装着する際には、放熱部材44の孔48aにリード棒32を挿通させ、その後、放熱部材44の内面に接着剤42を十分に塗布する。そして、この放熱部材44を突出部40に被せる。すると、放熱部材44の内面に塗布された接着剤42が、突出部40に押圧され、放熱部材44の内面と突出部40の外面との間に隈なく充填される。したがって、接着剤42と放熱部材44とが一体になって封止部24の熱を逃がす導熱路を構成することになり、これによって優れた放熱性を得ることができる。
一方、二重ランプ12の他方端部においては、上述したように、インナーランプ18の他方の封止部24からさらに延びて脚部26が形成されており、脚部26の内部には、外部空間と連通する中空部26aが形成されている。従って、他方の封止部24に伝播された熱は、更に脚部26へ向けて伝播される。脚部26は図中上部の封止部24に比べて長く、従って口金14に向かって大きく温度を下げていくものであり、同じくアウタバルブ20の下部が温度の低い口金14に装着されていて口金14に向かって大きく温度を下げていくものであるから、図中下側の封止部24を通って脚部26に伝達された熱はその内部に確保された中空部26aや次第に温度が下がる脚部26やアウタバルブ20を通して外部へ放散される。
このように、本発明の二重ランプ12は、口金14が装着されていない側の封止部24において、放熱性接着剤42や放熱部材44により、従来にはなかった優れた放熱性を有するようになったため、金属箔34、特に点Pの温度上昇を効果的に抑制でき、金属箔34、特に点Pの酸化を防止することができるようになった。従って、従来よりも金属箔34と発光管部22との間の寸法M1を従来に比べて大幅に短くすることができ、その結果、封止部24の長さL2(図1)を短くすることが可能となり、二重ランプ12の全長を短くすることが可能となり、ひいては光源装置10の小型化を達成することができるようになった。
口金14(図1)は、熱可塑性樹脂によって一体成形されたものであり、円筒状の口金本体50と、口金本体50の一方端部に形成された鍔部52と、口金本体50の他方端部に形成された底面部54とによって構成されている。そして、口金本体50には、二重ランプ12を保持するランプ保持孔56と、絶縁管38を保持する管保持孔58とが形成されている。
固定金具16(図1)は、ステンレス等の金属からなる筒状部材であり、円筒状の金具本体60と、金具本体60の一方端部に形成された鍔部62とによって構成されている。
二重ランプ12を口金14に取り付ける際には、二重ランプ12の端部に固定金具16を装着し、この固定金具16を二重ランプ12の端部と共に口金14のランプ保持孔56に挿入し、鍔部62をランプ保持孔56の広口部分の内周部分に融着固定される。
また、一方の封止部24から導出されたリード棒32に絶縁管38を被せ、この絶縁管38をリード棒32と共に口金14の管保持孔58に挿入し、図示していないが各リード棒32を口金14に固定する。
本発明の光源装置10を「自動車のヘッドライト」に組み込んだ後、二重ランプ12のリード棒32に電流を流すと、インナーランプ18の電極棒30の電極先端部36間でアーク発生に伴う強い光と大量の熱が発生する。そして、この熱は両封止部24に伝達されて封止部24が高温になる。一方(図中上側)の封止部24が加熱されると、その封止部24の熱が突出部40に塗着されている接着剤42および放熱部材44を伝播して外部へ放散され、前記一方の封止部24、特に、アウタバルブ20の融着端211から外側に出ている金属箔34の溶接部分Pの温度が急速に要求温度(350〜380℃以下)に抑制される。
一方、他方の封止部24については、その封止部24の熱が、口金14方向に向かって次第にその温度を低下させる脚部26を伝播し、脚部26の中空部26aを通して外部へ放散され、或いは同様に次第にその温度を低下させるアウタバルブ20の口金側の部分によって外部に放散される。
このように本実施例の光源装置10では、一方(図中上側)の封止部24において、優れた温度抑制がなされるので、放熱性を高めるために一方(図中上側)の封止部24の長さL2を長くする必要がなく、小型化を達成することができる。
上述の実施例では、口金14を使用する光源装置10を例にしたが、図1(b)に示すように両側に接着剤42及び放熱部材44を設けるようにしてもよい。また、上述の実施例では、放熱部材44の本体部46を単なる円筒状に形成しているが、本体部46の形状は適宜変更可能であり、例えば、図4又は6に示すように、本体部46の側壁を蛇腹状に形成してもよい。本体部46の側壁が蛇腹状であれば、放熱面の面積をより広く確保することができるので、放熱効果をより高めることができる。その他、図2(b)に示すように、仮想線で示すように平面視小判型(図示せず)とし、突出部40とリード棒32の突出部近傍部分32aを接着剤42内に埋設するようにし、或いは実線で示すようにリード棒32の屈曲部分からの延長部分32bを接着剤42内に埋設するようにしてもよい。これにより、金属箔34に直接溶接されているリード棒32自体が接着剤42や放熱部材44によって熱放散されることになり、より強力に金属箔34、特に溶接部分Pの強制冷却が行われることになる。
また、放熱部材44は、図4または図6に示すように、少なくとも本体部46を有しておればよく、天井部48は省略してもよい。天井部48を省略した場合には、放熱部材44を突出部40に装着した後に、放熱部材44の内部に熱伝導性を有する接着剤42を充填することができるので、組立作業性を高めることができる。
さらに、上述の実施例では、接着剤42と放熱部材44とによって封止部24の熱を逃がすようにしているが、図7に示すように、放熱部材44を省略し、熱伝導性を有する接着剤42だけで封止部24の熱を逃がすようにしてもよい。
なお、アウタバルブ20の融着端211と金属箔34との関係であるが、図1(a)のように封止部24の一部(換言すれば、金属箔34の一部)が融着端211より外側にある場合、図2(d)のように封止部24全体(換言すれば、金属箔34の全体)が融着端211より外側にある場合、図2(c)のように封止部24の一部が融着端211より外側にあるが、金属箔34は融着端211より内側に存在する場合(この場合は、金属箔34の冷却効率が悪い)などの場合がある。
光源装置を示す断面図 二重ランプの要部を示す部分拡大図 放熱部材を示す斜視図 他の放熱部材(蛇腹状)を示す斜視図 他の放熱部材(底板部なし)を示す部分拡大図 他の放熱部材(蛇腹状、底板部なし)を示す斜視図 放熱部材を省略した部分拡大図 従来例の断面図
符号の説明
10… 光源装置
12… 二重ランプ
14… 口金
16… 固定金具
18… インナーランプ
20… アウタバルブ
22… 発光管部
24… 封止部
26… 脚部
30… 電極棒
32… リード棒
34… 金属箔
38… 絶縁管
40… 突出部
42… 接着剤
44… 放熱部材

Claims (5)

  1. 発光管部の両端部から延びて形成された封止部内にて、発光管部側に設けられた発光部材とリード棒とが金属箔を介して接続されているインナーランプと、前記インナーランプを収容するアウタバルブとを備える二重ランプにおいて、
    前記封止部の一部または全部が前記アウタバルブの端部から外方へ突出されており、その突出部の一部または全部に熱伝導性を有する接着剤が塗布されていることを特徴とする二重ランプ。
  2. 前記突出部には、前記接着剤を介して更に放熱部材が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の二重ランプ。
  3. 前記金属箔の少なくとも一部は、前記突出部内に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の二重ランプ。
  4. 請求項1または2の接着剤は、突出部からリード棒にかけて設けられており、前記リード棒の、封止部から導出されている封止部近傍部分が該接着剤内に埋設されていることを特徴とする二重ランプ。
  5. 二重ランプの一方に接着剤塗布がなされている請求項1乃至4のいずれかに記載の二重ランプと、前記二重ランプの接着剤非塗布側に装着されて二重ランプを保持する口金とを備えることを特徴とする光源装置。
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