JP3434369B2 - ロッドレスシリンダ - Google Patents
ロッドレスシリンダInfo
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- JP3434369B2 JP3434369B2 JP27905794A JP27905794A JP3434369B2 JP 3434369 B2 JP3434369 B2 JP 3434369B2 JP 27905794 A JP27905794 A JP 27905794A JP 27905794 A JP27905794 A JP 27905794A JP 3434369 B2 JP3434369 B2 JP 3434369B2
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- Japan
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- slide table
- guide
- rodless cylinder
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/082—Characterised by the construction of the motor unit the motor being of the slotted cylinder type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドテーブルに作
用する負荷を支持する一組のガイド部材が設けられたロ
ッドレスシリンダに関する。
用する負荷を支持する一組のガイド部材が設けられたロ
ッドレスシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ロッドレスシリンダが工場内等で
ワークの搬送装置として種々採用されるに至っている。
このロッドレスシリンダはロッドのあるシリンダに比
べ、その変位長を短くすることができるため、占有面積
が小さく、取り扱いに簡便である。しかも、ロッドのあ
るシリンダに比べてシリンダ内への塵埃等の侵入を防ぐ
ことができ、その結果、高度な位置決め動作等を行うこ
とが可能となるからである。
ワークの搬送装置として種々採用されるに至っている。
このロッドレスシリンダはロッドのあるシリンダに比
べ、その変位長を短くすることができるため、占有面積
が小さく、取り扱いに簡便である。しかも、ロッドのあ
るシリンダに比べてシリンダ内への塵埃等の侵入を防ぐ
ことができ、その結果、高度な位置決め動作等を行うこ
とが可能となるからである。
【0003】このロッドレスシリンダは、シリンダチュ
ーブとスライドテーブルとを含み、前記スライドテーブ
ルは、ポートを介して供給される圧縮空気の供給作用下
に直線状に往復動作する。この場合、前記スライドテー
ブルとシリンダチューブとの摺動部位には、該シリンダ
チューブに対してスライドテーブルを円滑に変位させる
ためにガイドが設けられる。
ーブとスライドテーブルとを含み、前記スライドテーブ
ルは、ポートを介して供給される圧縮空気の供給作用下
に直線状に往復動作する。この場合、前記スライドテー
ブルとシリンダチューブとの摺動部位には、該シリンダ
チューブに対してスライドテーブルを円滑に変位させる
ためにガイドが設けられる。
【0004】前記ガイドに関しては、例えば、シリンダ
チューブの軸線から一側面側に偏位する一方の側壁のみ
に、軸線方向に沿ったガイドレールを設ける構成が提案
されている(実公平4−52482号参照)。
チューブの軸線から一側面側に偏位する一方の側壁のみ
に、軸線方向に沿ったガイドレールを設ける構成が提案
されている(実公平4−52482号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
4−52482号に開示された技術的思想に基づいてシ
リンダチューブの片側にのみガイドレールを設けた場
合、例えば、スライドテーブルに搭載されたワーク等に
よってガイドレールの軸線から離間する位置に発生する
負荷、あるいはスライドテーブルの移動終端における衝
撃により発生する負荷等によって前記ガイドレールに対
して過大な負荷が付与され、この結果、前記ガイドレー
ルの耐久性を劣化させるとともに、スライドテーブルの
直線性を保持することが困難となる不都合がある。
4−52482号に開示された技術的思想に基づいてシ
リンダチューブの片側にのみガイドレールを設けた場
合、例えば、スライドテーブルに搭載されたワーク等に
よってガイドレールの軸線から離間する位置に発生する
負荷、あるいはスライドテーブルの移動終端における衝
撃により発生する負荷等によって前記ガイドレールに対
して過大な負荷が付与され、この結果、前記ガイドレー
ルの耐久性を劣化させるとともに、スライドテーブルの
直線性を保持することが困難となる不都合がある。
【0006】そこで、前記不都合を解決するために、ス
ライドテーブルとシリンダチューブとの間に、例えば、
略同一構成からなる一対のリニアガイドを所定間隔離間
させてシリンダチューブの両方の側壁に夫々設けること
が考えられる。しかしながら、この場合、リニアガイド
の製造誤差、あるいはスライドテーブルに対する負荷等
に起因して前記夫々のリニアガイド同士が相互に干渉し
て、例えば、ガタ等が発生し、結局、シリンダチューブ
に対してスライドテーブルを円滑に変位させることがで
きないという他の不都合がある。
ライドテーブルとシリンダチューブとの間に、例えば、
略同一構成からなる一対のリニアガイドを所定間隔離間
させてシリンダチューブの両方の側壁に夫々設けること
が考えられる。しかしながら、この場合、リニアガイド
の製造誤差、あるいはスライドテーブルに対する負荷等
に起因して前記夫々のリニアガイド同士が相互に干渉し
て、例えば、ガタ等が発生し、結局、シリンダチューブ
に対してスライドテーブルを円滑に変位させることがで
きないという他の不都合がある。
【0007】本発明は、前記種々の不都合を克服するた
めになされたものであり、一組のガイド間において相互
に干渉することがないとともに、スライドテーブルに対
してその軸線方向と略平行する方向あるいは略直交する
方向から負荷が付与された場合であっても、シリンダチ
ューブに対してスライドテーブルを円滑に変位させるこ
とが可能なロッドレスシリンダを提供することを目的と
する。
めになされたものであり、一組のガイド間において相互
に干渉することがないとともに、スライドテーブルに対
してその軸線方向と略平行する方向あるいは略直交する
方向から負荷が付与された場合であっても、シリンダチ
ューブに対してスライドテーブルを円滑に変位させるこ
とが可能なロッドレスシリンダを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、流体圧出入ポートから供給された圧力
流体によってシリンダチューブ内に配設されたピストン
が往復動作し、前記ピストンの往復動作に基づいてスラ
イドテーブルが変位するロッドレスシリンダにおいて、
前記スライドテーブルとシリンダチューブとの間に配設
され、該スライドテーブルに作用する負荷を主として支
持する第1ガイドと、前記スライドテーブルとシリンダ
チューブとの間に配設され、該スライドテーブルに作用
する負荷を従として支持する第2ガイドと、を備え、前
記第2ガイドには、シール機能を有する摺動部と、両端
部から中央部に向かって湾曲する側壁面を有する支持部
と、前記摺動部と支持部との間に画成されたスリットと
が設けられ、前記スライドテーブルに略水平方向の負荷
が作用した際、前記スリットおよび側壁面を介して前記
支持部が軸線方向と略直交する方向に変位して調心機能
が営まれることを特徴とする。
めに、本発明は、流体圧出入ポートから供給された圧力
流体によってシリンダチューブ内に配設されたピストン
が往復動作し、前記ピストンの往復動作に基づいてスラ
イドテーブルが変位するロッドレスシリンダにおいて、
前記スライドテーブルとシリンダチューブとの間に配設
され、該スライドテーブルに作用する負荷を主として支
持する第1ガイドと、前記スライドテーブルとシリンダ
チューブとの間に配設され、該スライドテーブルに作用
する負荷を従として支持する第2ガイドと、を備え、前
記第2ガイドには、シール機能を有する摺動部と、両端
部から中央部に向かって湾曲する側壁面を有する支持部
と、前記摺動部と支持部との間に画成されたスリットと
が設けられ、前記スライドテーブルに略水平方向の負荷
が作用した際、前記スリットおよび側壁面を介して前記
支持部が軸線方向と略直交する方向に変位して調心機能
が営まれることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の本発明に係るロッドレスシリンダでは、
スライドテーブルに作用する負荷を主として支持する第
1ガイドと、スライドテーブルに作用する負荷を従とし
て支持する第2ガイドとに分担して支持される。この場
合、負荷を従として支持する第2ガイドに対して、負荷
が作用した際にスリットおよび側壁面を介して支持部が
軸線方向と略直交する方向に微小距離変位する調心機能
を設けることにより、第1と第2のガイド間における軸
受機能が相互に干渉することを防止することができる。
スライドテーブルに作用する負荷を主として支持する第
1ガイドと、スライドテーブルに作用する負荷を従とし
て支持する第2ガイドとに分担して支持される。この場
合、負荷を従として支持する第2ガイドに対して、負荷
が作用した際にスリットおよび側壁面を介して支持部が
軸線方向と略直交する方向に微小距離変位する調心機能
を設けることにより、第1と第2のガイド間における軸
受機能が相互に干渉することを防止することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係るロッドレスシリンダにつ
いて好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
いて好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0011】図1において、参照符号10は、本発明の
実施例に係るロッドレスシリンダを示す。このロッドレ
スシリンダ10は、シリンダチューブ12とスライドテ
ーブル14とを含む。シリンダチューブ12の内部には
短手方向の一側面側に偏位し且つ長手方向に沿って延在
するボア16を有し(図2参照)、このボア16は端面
部に画成されたスリット18を介して外部と連通状態に
ある。シリンダチューブ12の一側壁部には、長手方向
に延在するセンサ取付用長溝20が画成され、また、集
中配線等に利用される通路22が同様に長手方向に延在
するように画成されている。さらに、シリンダチューブ
12の対向する両側壁部の下部には、外部側に向かって
突起する一組の突起部23a、23bが長手方向に沿っ
て形成され、前記突起部23a、23bは、ロッドレス
シリンダ10全体を図示しない基台等に対して安定した
状態で支持する機能を営むものである。
実施例に係るロッドレスシリンダを示す。このロッドレ
スシリンダ10は、シリンダチューブ12とスライドテ
ーブル14とを含む。シリンダチューブ12の内部には
短手方向の一側面側に偏位し且つ長手方向に沿って延在
するボア16を有し(図2参照)、このボア16は端面
部に画成されたスリット18を介して外部と連通状態に
ある。シリンダチューブ12の一側壁部には、長手方向
に延在するセンサ取付用長溝20が画成され、また、集
中配線等に利用される通路22が同様に長手方向に延在
するように画成されている。さらに、シリンダチューブ
12の対向する両側壁部の下部には、外部側に向かって
突起する一組の突起部23a、23bが長手方向に沿っ
て形成され、前記突起部23a、23bは、ロッドレス
シリンダ10全体を図示しない基台等に対して安定した
状態で支持する機能を営むものである。
【0012】前記シリンダチューブ12の上面は、図2
に示されるように、前記ボア16に連通するスリット1
8並びに該スリット18の両端部に位置し長手方向に沿
って延在する断面略T字状の一対の溝部24、26を有
する第1上面部28と、前記第1上面部28から段差部
30を介して下降し、スライドテーブル14との間にリ
ニアガイド32が設けられる第2上面部34とから構成
される。シリンダチューブ12の両端部は、ポート38
a、38b(一方は図示せず)が画成された直方体状の
エンドキャップ40a、40bおよびエンドブロック4
1a、41b(図1参照)によって気密に閉塞されてい
る。なお、前記スリット18を画成する側壁には、ボア
16側へと拡開するように段部42a、42bが設けら
れている。
に示されるように、前記ボア16に連通するスリット1
8並びに該スリット18の両端部に位置し長手方向に沿
って延在する断面略T字状の一対の溝部24、26を有
する第1上面部28と、前記第1上面部28から段差部
30を介して下降し、スライドテーブル14との間にリ
ニアガイド32が設けられる第2上面部34とから構成
される。シリンダチューブ12の両端部は、ポート38
a、38b(一方は図示せず)が画成された直方体状の
エンドキャップ40a、40bおよびエンドブロック4
1a、41b(図1参照)によって気密に閉塞されてい
る。なお、前記スリット18を画成する側壁には、ボア
16側へと拡開するように段部42a、42bが設けら
れている。
【0013】次に、スライドテーブル14について説明
する。このスライドテーブル14は、シリンダチューブ
12の短手方向の幅とほぼ同一幅に形成された略直方体
状の板体44と、前記板体44の長手方向両端部に固着
された一対のカバープレート46a、46bとを含む。
する。このスライドテーブル14は、シリンダチューブ
12の短手方向の幅とほぼ同一幅に形成された略直方体
状の板体44と、前記板体44の長手方向両端部に固着
された一対のカバープレート46a、46bとを含む。
【0014】前記スライドテーブル14の下面部には、
シリンダチューブ12の第1上面部28に画成された一
対の溝部24、26のうち、側壁側の一方の溝部24に
対向して断面略矩形状の凹部48がスライドテーブル1
4の長手方向に沿って画成される。前記凹部48には、
例えば、ゴム、合成樹脂、エラストマー等の可撓性材料
によって形成され、調心機能を有するガイド部材50が
装着される。ここで、調心機能とは、スライドテーブル
14に負荷が作用した際、軸線方向と略直交する方向に
微小距離変位することにより、リニアガイド32と相互
に干渉することなく調和した軸受機能を発揮することを
いう。
シリンダチューブ12の第1上面部28に画成された一
対の溝部24、26のうち、側壁側の一方の溝部24に
対向して断面略矩形状の凹部48がスライドテーブル1
4の長手方向に沿って画成される。前記凹部48には、
例えば、ゴム、合成樹脂、エラストマー等の可撓性材料
によって形成され、調心機能を有するガイド部材50が
装着される。ここで、調心機能とは、スライドテーブル
14に負荷が作用した際、軸線方向と略直交する方向に
微小距離変位することにより、リニアガイド32と相互
に干渉することなく調和した軸受機能を発揮することを
いう。
【0015】このガイド部材50は、長手方向に沿って
形成され、外部からの塵埃の侵入を阻止する機能を営む
舌片51を有する摺動部52と、両端部から中央部に向
かって緩やかに湾曲する側壁面53を有する支持部54
とが一体的に形成される(図3および図4参照)。前記
摺動部52と支持部54との間には、対向する一組のス
リット55a、55bが画成される。前記支持部54の
上面部56は中央に向かって若干窪むように形成される
とともに、シリンダチューブ12の第1上面部28に接
触するガイド部材50の底面部57は、中央部分が平面
状に形成され、前記中央部分から両端側に向かって所定
角度傾斜するように形成される。
形成され、外部からの塵埃の侵入を阻止する機能を営む
舌片51を有する摺動部52と、両端部から中央部に向
かって緩やかに湾曲する側壁面53を有する支持部54
とが一体的に形成される(図3および図4参照)。前記
摺動部52と支持部54との間には、対向する一組のス
リット55a、55bが画成される。前記支持部54の
上面部56は中央に向かって若干窪むように形成される
とともに、シリンダチューブ12の第1上面部28に接
触するガイド部材50の底面部57は、中央部分が平面
状に形成され、前記中央部分から両端側に向かって所定
角度傾斜するように形成される。
【0016】従って、スライドテーブル14に略水平方
向の負荷F1 または負荷F2 が作用した際、前記スライ
ドテーブル14は、前記スリット55a、55bおよび
側壁面53を介して支持部54が軸線方向と略直交する
方向(矢印方向)に微小距離変位して前記負荷F1 また
は負荷F2 を支持する。一方、スライドテーブル14に
略鉛直下方向の負荷F3 が作用した際、前記スライドテ
ーブル14は、支持部54の曲線状の上面部56および
底面部57を介して前記負荷F3 を好適に支持すること
ができる。
向の負荷F1 または負荷F2 が作用した際、前記スライ
ドテーブル14は、前記スリット55a、55bおよび
側壁面53を介して支持部54が軸線方向と略直交する
方向(矢印方向)に微小距離変位して前記負荷F1 また
は負荷F2 を支持する。一方、スライドテーブル14に
略鉛直下方向の負荷F3 が作用した際、前記スライドテ
ーブル14は、支持部54の曲線状の上面部56および
底面部57を介して前記負荷F3 を好適に支持すること
ができる。
【0017】なお、前記ガイド部材50は、スライドテ
ーブル14の凹部48に保持されて該スライドテーブル
14と一体的に変位するとともに、シリンダチューブ1
2の溝部24に沿って摺動することにより該スライドテ
ーブル14を溝部24に沿って直線状に案内することが
できる。
ーブル14の凹部48に保持されて該スライドテーブル
14と一体的に変位するとともに、シリンダチューブ1
2の溝部24に沿って摺動することにより該スライドテ
ーブル14を溝部24に沿って直線状に案内することが
できる。
【0018】ここで、前記ガイド部材50の第1〜第3
変形例を図5〜図7に示す。なお、以下において、第1
変形例のガイド部材58と略同一の構成要素には同一の
参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
変形例を図5〜図7に示す。なお、以下において、第1
変形例のガイド部材58と略同一の構成要素には同一の
参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0019】図5Aおよび図5Bに示す第1変形例に係
るガイド部材58には、相互に対向し且つ弾性を有する
一対のリップ60a、60bが長手方向に沿って一体的
に形成される。前記一対のリップ60a、60bの上部
62a、62bは若干肉厚に形成され、スライドテーブ
ル14に対して水平方向から付与される負荷F1 または
負荷F2 によって該上部62a、62bが相互に内側
(矢印方向)に撓曲することにより、ガイド部材58の
水平方向に対する自由度が確保されている。一方、前記
一対のリップ60a、60bの裾部64a、64bは外
方に拡開してシリンダチューブ12の第1上面部28に
摺接するように形成され、外部から塵埃が侵入すること
を防止する機能を営む。
るガイド部材58には、相互に対向し且つ弾性を有する
一対のリップ60a、60bが長手方向に沿って一体的
に形成される。前記一対のリップ60a、60bの上部
62a、62bは若干肉厚に形成され、スライドテーブ
ル14に対して水平方向から付与される負荷F1 または
負荷F2 によって該上部62a、62bが相互に内側
(矢印方向)に撓曲することにより、ガイド部材58の
水平方向に対する自由度が確保されている。一方、前記
一対のリップ60a、60bの裾部64a、64bは外
方に拡開してシリンダチューブ12の第1上面部28に
摺接するように形成され、外部から塵埃が侵入すること
を防止する機能を営む。
【0020】また、前記ガイド部材58の下部には断面
略矩形状の突部66が長手方向に沿って形成され、前記
突部66は第1上面部28に画成された溝部24に沿っ
て摺動する。
略矩形状の突部66が長手方向に沿って形成され、前記
突部66は第1上面部28に画成された溝部24に沿っ
て摺動する。
【0021】さらに、第1上面部28と接触するガイド
部材58の底面部68a、68bの形状がその長手方向
にわたって曲線状に形成される。すなわち、図5Bに示
されるように、ガイド部材58の底面部68a(68
b)は、スライドテーブル14に負荷がかからない通常
の状態で第1上面部28に接触する平面状に形成された
中央部70と、前記中央部70に隣接し第1上面部28
に対して所定角度θ(例えば、θ=1°〜10°の範
囲)だけ傾斜して形成される傾斜部72a、72bとか
ら構成される。スライドテーブル14が移動終端に到達
した際、シリンダチューブ12の第1上面部28に傾斜
部72a、72bが接触してその接触面積が増大するこ
とにより、前記傾斜部72a、72bは、移動終端にお
いてスライドテーブル14に対して軸線方向に沿って発
生する負荷を支持する機能を営む。
部材58の底面部68a、68bの形状がその長手方向
にわたって曲線状に形成される。すなわち、図5Bに示
されるように、ガイド部材58の底面部68a(68
b)は、スライドテーブル14に負荷がかからない通常
の状態で第1上面部28に接触する平面状に形成された
中央部70と、前記中央部70に隣接し第1上面部28
に対して所定角度θ(例えば、θ=1°〜10°の範
囲)だけ傾斜して形成される傾斜部72a、72bとか
ら構成される。スライドテーブル14が移動終端に到達
した際、シリンダチューブ12の第1上面部28に傾斜
部72a、72bが接触してその接触面積が増大するこ
とにより、前記傾斜部72a、72bは、移動終端にお
いてスライドテーブル14に対して軸線方向に沿って発
生する負荷を支持する機能を営む。
【0022】図6に示す第2変形例に係るガイド部材7
4は、その長手方向に沿って延在する一対の溝部76
a、76bが画成され、前記一対の溝部76a、76b
は上面側から下面側に貫通して画成される。この場合、
ガイド部材74は、前記溝部76a、76bを中心にし
て左右対称形状に分岐されたガイド片78a、78bを
有し、一方のガイド片78a(78b)が矢印方向に変
位して対向する他方のガイド片78b(78a)側に撓
むことにより、ガイド部材74の水平方向に対する自由
度が確保されている。
4は、その長手方向に沿って延在する一対の溝部76
a、76bが画成され、前記一対の溝部76a、76b
は上面側から下面側に貫通して画成される。この場合、
ガイド部材74は、前記溝部76a、76bを中心にし
て左右対称形状に分岐されたガイド片78a、78bを
有し、一方のガイド片78a(78b)が矢印方向に変
位して対向する他方のガイド片78b(78a)側に撓
むことにより、ガイド部材74の水平方向に対する自由
度が確保されている。
【0023】図7に示すガイド部材80は、その下面部
に上面部まで貫通しない断面略U字状の溝部82が長手
方向に沿って画成されている。前記溝部82を介してガ
イド部材80の水平方向に対する自由度を確保している
点では同様である。なお、図6および図7に示されたガ
イド部材74、80の底面部は、図5Bに示されたガイ
ド部材58と同様に、中央部70および傾斜部72a、
72bからなり、曲線状に形成されている。
に上面部まで貫通しない断面略U字状の溝部82が長手
方向に沿って画成されている。前記溝部82を介してガ
イド部材80の水平方向に対する自由度を確保している
点では同様である。なお、図6および図7に示されたガ
イド部材74、80の底面部は、図5Bに示されたガイ
ド部材58と同様に、中央部70および傾斜部72a、
72bからなり、曲線状に形成されている。
【0024】シリンダチューブ12の第2上面部34と
スライドテーブル14との間にはリニアガイド32が設
けられ(図2参照)、前記リニアガイド32はスライド
テーブル14の下面部側にねじ79a、79bを介して
固定された断面略コの字状のガイドブロック81と、シ
リンダチューブ12の第2上面部34にねじ83を介し
て固定されたガイドレール84とから構成される。な
お、前記ガイドブロック81とガイドレール84との摺
接部位には、図示しない複数のボールベアリングが環状
通路に沿って転動自在に配設されている。
スライドテーブル14との間にはリニアガイド32が設
けられ(図2参照)、前記リニアガイド32はスライド
テーブル14の下面部側にねじ79a、79bを介して
固定された断面略コの字状のガイドブロック81と、シ
リンダチューブ12の第2上面部34にねじ83を介し
て固定されたガイドレール84とから構成される。な
お、前記ガイドブロック81とガイドレール84との摺
接部位には、図示しない複数のボールベアリングが環状
通路に沿って転動自在に配設されている。
【0025】スライドテーブル14の中央部を貫通して
長手方向に延在する溝86が画成され、この溝86の中
央部分は円形状に拡開して空間88を構成する。前記溝
86は、板体44の上面側に向かって湾曲して形成され
る(図2参照)。
長手方向に延在する溝86が画成され、この溝86の中
央部分は円形状に拡開して空間88を構成する。前記溝
86は、板体44の上面側に向かって湾曲して形成され
る(図2参照)。
【0026】図8にピストン90を示す。このピストン
90は、第1受圧面92とその反対側の第2受圧面94
とを有し、その内部にクッションシール96a、96b
が設けられている(図9参照)。円筒状のピストン90
の上部にはベルトセパレータ98a、98bがピストン
ヨーク100に固着されており、このピストンヨーク1
00の上方にカプラー102を介してローラ104が固
着されている。図8に示すように、スライドテーブル1
4の内部には、バックアッププレート105a、105
bおよびスクレーパ106a、106bが設けられてお
り、カプラー102は、平面円形状の空間88に嵌合す
るように構成されている。なお、図9中、参照符号10
8は後述する第1シール部材112がピストン90内に
侵入するための通路を示し、また、参照符号110はク
ッションリングを示す。
90は、第1受圧面92とその反対側の第2受圧面94
とを有し、その内部にクッションシール96a、96b
が設けられている(図9参照)。円筒状のピストン90
の上部にはベルトセパレータ98a、98bがピストン
ヨーク100に固着されており、このピストンヨーク1
00の上方にカプラー102を介してローラ104が固
着されている。図8に示すように、スライドテーブル1
4の内部には、バックアッププレート105a、105
bおよびスクレーパ106a、106bが設けられてお
り、カプラー102は、平面円形状の空間88に嵌合す
るように構成されている。なお、図9中、参照符号10
8は後述する第1シール部材112がピストン90内に
侵入するための通路を示し、また、参照符号110はク
ッションリングを示す。
【0027】段部42a、42bに嵌合するシール部材
を図10に示す。第1シール部材112は舌片114
a、114bを有し、この舌片114a、114bの上
方にさらに膨出部116a、116bを備えている。こ
の膨出部116a、116bから上方へと向かって若干
拡開するように係合片118a、118bが延在してい
る。前記膨出部116a、116bは、内圧がピストン
90にかかったときに前記段部42a、42bに係合す
るためのものであり、さらに係合片118a、118b
は、スリット18を画成するための内面120a、12
0bに係合する。この第1シール部材112は、全体と
して可撓性の合成樹脂体で一体的に構成されている。一
方、第2シール部材122は、スリット18を閉塞する
ためのものであり、シリンダチューブ12の上端面に画
成されたスリット上方から長手方向へと延在する溝12
4に係合する。なお、第1シール部材112は、ピスト
ン90の通路内に侵入し、その両端部は第2シール部材
122とともにエンドキャップ40a、40bに固着さ
れている。
を図10に示す。第1シール部材112は舌片114
a、114bを有し、この舌片114a、114bの上
方にさらに膨出部116a、116bを備えている。こ
の膨出部116a、116bから上方へと向かって若干
拡開するように係合片118a、118bが延在してい
る。前記膨出部116a、116bは、内圧がピストン
90にかかったときに前記段部42a、42bに係合す
るためのものであり、さらに係合片118a、118b
は、スリット18を画成するための内面120a、12
0bに係合する。この第1シール部材112は、全体と
して可撓性の合成樹脂体で一体的に構成されている。一
方、第2シール部材122は、スリット18を閉塞する
ためのものであり、シリンダチューブ12の上端面に画
成されたスリット上方から長手方向へと延在する溝12
4に係合する。なお、第1シール部材112は、ピスト
ン90の通路内に侵入し、その両端部は第2シール部材
122とともにエンドキャップ40a、40bに固着さ
れている。
【0028】本発明の実施例に係るロッドレスシリンダ
10は基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその動作について説明する。
10は基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその動作について説明する。
【0029】先ず、図1に示されるようにロッドレスシ
リンダ10が組み付けられた後、ポート38aから圧縮
空気が導入されると、その圧縮空気はクッションリング
110の内部に画成された通路を経て第2受圧面94を
押圧する。それによってピストン90は、図9において
右側(矢印X方向)へと変位する。このとき、ピストン
90はカプラー102がスライドテーブル14の空間8
8に嵌合しているために、該スライドテーブル14を一
体的に変位させ、同様に右側(矢印X方向)へと移送す
る。その際、ベルトセパレータ98a、98bは、第1
シール部材112と第2シール部材122とをそのスラ
イドテーブル14、ピストン90の間で離間させる作用
を営む。従って、スライドテーブル14に載置されたワ
ークを、図9において右側へと移送することができる。
リンダ10が組み付けられた後、ポート38aから圧縮
空気が導入されると、その圧縮空気はクッションリング
110の内部に画成された通路を経て第2受圧面94を
押圧する。それによってピストン90は、図9において
右側(矢印X方向)へと変位する。このとき、ピストン
90はカプラー102がスライドテーブル14の空間8
8に嵌合しているために、該スライドテーブル14を一
体的に変位させ、同様に右側(矢印X方向)へと移送す
る。その際、ベルトセパレータ98a、98bは、第1
シール部材112と第2シール部材122とをそのスラ
イドテーブル14、ピストン90の間で離間させる作用
を営む。従って、スライドテーブル14に載置されたワ
ークを、図9において右側へと移送することができる。
【0030】前記ピストン90が矢印X方向に変位する
際、スライドテーブル14はガイド部材50およびリニ
アガイド32によって支持された状態にある。すなわ
ち、一方のガイド部材50は、その摺動部52が溝部2
4に沿って摺動し且つ支持部54がシリンダチューブ1
2の第1上面部28に沿って摺動し、他方のリニアガイ
ド32は、図示しないボールベアリングの転動作用下に
ガイドブロック81がガイドレール84に沿って摺動す
ることにより、シリンダチューブ12の長手方向に沿っ
てスライドテーブル14が円滑に変位する。次に、エン
ドキャップ40bに画成された図示しないポートに圧縮
空気を導入した場合には、前記と逆の作用が営まれる。
なお、ローラ104は、その移送途上において、第2シ
ール部材122に摺接してその移送を容易に行うための
ものである。
際、スライドテーブル14はガイド部材50およびリニ
アガイド32によって支持された状態にある。すなわ
ち、一方のガイド部材50は、その摺動部52が溝部2
4に沿って摺動し且つ支持部54がシリンダチューブ1
2の第1上面部28に沿って摺動し、他方のリニアガイ
ド32は、図示しないボールベアリングの転動作用下に
ガイドブロック81がガイドレール84に沿って摺動す
ることにより、シリンダチューブ12の長手方向に沿っ
てスライドテーブル14が円滑に変位する。次に、エン
ドキャップ40bに画成された図示しないポートに圧縮
空気を導入した場合には、前記と逆の作用が営まれる。
なお、ローラ104は、その移送途上において、第2シ
ール部材122に摺接してその移送を容易に行うための
ものである。
【0031】ここで、スライドテーブル14に対して作
用する負荷を支持する機能について説明する。先ず、ス
ライドテーブル14に対して略水平方向から負荷F1 ま
たは負荷F2 が付与された場合について考察する(図2
参照)。
用する負荷を支持する機能について説明する。先ず、ス
ライドテーブル14に対して略水平方向から負荷F1 ま
たは負荷F2 が付与された場合について考察する(図2
参照)。
【0032】前記スライドテーブル14に作用する負荷
F1 または負荷F2 は、主としてリニアガイド32によ
って支持されるとともに、従としてガイド部材50によ
って支持される。
F1 または負荷F2 は、主としてリニアガイド32によ
って支持されるとともに、従としてガイド部材50によ
って支持される。
【0033】この場合、ガイド部材50は、スライドテ
ーブル14に対して略水平方向から付与される負荷F1
または負荷F2 によって支持部54が押圧され、スリッ
ト55a、55bを介して内側(矢印方向)に撓曲する
ことにより、該スライドテーブル14の軸線方向に対し
て略直交する方向に微小距離変位して調心機能を発揮す
る。従って、従たる関係において支持するガイド部材5
0と主たる関係において支持するリニアガイド32とは
相互に干渉することなく、スライドテーブル14に作用
する負荷F1 または負荷F2 を好適に支持し、スライド
テーブル14を円滑に移動させることができる。なお、
スライドテーブル14に対して略鉛直下方向から負荷F
3 が付与された場合には、支持部54の緩やかに湾曲す
る上面部56および底面部57によって好適に支持され
る。
ーブル14に対して略水平方向から付与される負荷F1
または負荷F2 によって支持部54が押圧され、スリッ
ト55a、55bを介して内側(矢印方向)に撓曲する
ことにより、該スライドテーブル14の軸線方向に対し
て略直交する方向に微小距離変位して調心機能を発揮す
る。従って、従たる関係において支持するガイド部材5
0と主たる関係において支持するリニアガイド32とは
相互に干渉することなく、スライドテーブル14に作用
する負荷F1 または負荷F2 を好適に支持し、スライド
テーブル14を円滑に移動させることができる。なお、
スライドテーブル14に対して略鉛直下方向から負荷F
3 が付与された場合には、支持部54の緩やかに湾曲す
る上面部56および底面部57によって好適に支持され
る。
【0034】また、スライドテーブル14が移動終端に
おいて静止する際、該スライドテーブル14の進行方向
に向かって負荷が作用するが、この負荷は、ガイド部材
50の底面部57に形成された傾斜面によって支持され
る。このため、移動終端におけるスライドテーブル14
の傾き角度を所定の範囲内に抑制することが可能とな
る。
おいて静止する際、該スライドテーブル14の進行方向
に向かって負荷が作用するが、この負荷は、ガイド部材
50の底面部57に形成された傾斜面によって支持され
る。このため、移動終端におけるスライドテーブル14
の傾き角度を所定の範囲内に抑制することが可能とな
る。
【0035】このように、リニアガイド32に対して従
たる関係を有するガイド部材50は、調心機能を有して
相互に軸受機能が干渉することがないとともに、スライ
ドテーブル14の略水平方向に作用する負荷およびスラ
イドテーブル14が移動終端において静止する際に進行
方向に向かって作用する負荷をも支持可能である。
たる関係を有するガイド部材50は、調心機能を有して
相互に軸受機能が干渉することがないとともに、スライ
ドテーブル14の略水平方向に作用する負荷およびスラ
イドテーブル14が移動終端において静止する際に進行
方向に向かって作用する負荷をも支持可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るロッドレスシリンダによれ
ば、以下の効果が得られる。
ば、以下の効果が得られる。
【0037】すなわち、スライドテーブルに負荷が作用
する場合、前記負荷を分担して主として支持する第1ガ
イドと従として支持する第2ガイドとを設けることによ
り、第1と第2ガイドが相互に干渉することがなく好適
に負荷が支持される。この結果、シリンダチューブに対
し、スライドテーブルを円滑に変位させることができ
る。
する場合、前記負荷を分担して主として支持する第1ガ
イドと従として支持する第2ガイドとを設けることによ
り、第1と第2ガイドが相互に干渉することがなく好適
に負荷が支持される。この結果、シリンダチューブに対
し、スライドテーブルを円滑に変位させることができ
る。
【図1】本発明の実施例に係るロッドレスシリンダの斜
視図である。
視図である。
【図2】図1に示すロッドレスシリンダを構成するシリ
ンダチューブとスライドテーブルの縦断面図である。
ンダチューブとスライドテーブルの縦断面図である。
【図3】図2に示すガイド部材の拡大図である。
【図4】図3に示すガイド部材の斜視図である。
【図5】図5Aは、ガイド部材の第1変形例を示す斜視
図、図5Bは、図5Aのガイド部材の長手方向に沿った
縦断面図である。
図、図5Bは、図5Aのガイド部材の長手方向に沿った
縦断面図である。
【図6】ガイド部材の第2変形例を示す斜視図である。
【図7】ガイド部材の第3変形例を示す斜視図である。
【図8】図1に示すロッドレスシリンダを構成するピス
トンの斜視図である。
トンの斜視図である。
【図9】図1に示すロッドレスシリンダの側部縦断面図
である。
である。
【図10】図1に示すロッドレスシリンダの第1シール
部材とスリットとの係合状態を示す一部省略縦断面図で
ある。
部材とスリットとの係合状態を示す一部省略縦断面図で
ある。
10…ロッドレスシリンダ 12…シリンダチ
ューブ 14…スライドテーブル 16…ボア 18…スリット 24、26…溝部 28、34…上面部 30…段差部 32…リニアガイド 44…板体 48…凹部 50、58、7
4、80…ガイド部材 51…舌片 52…摺動部 53…側壁面 54…支持部 55a、55b…スリット 81…ガイドブロ
ック 84…ガイドレール
ューブ 14…スライドテーブル 16…ボア 18…スリット 24、26…溝部 28、34…上面部 30…段差部 32…リニアガイド 44…板体 48…凹部 50、58、7
4、80…ガイド部材 51…舌片 52…摺動部 53…側壁面 54…支持部 55a、55b…スリット 81…ガイドブロ
ック 84…ガイドレール
フロントページの続き
(72)発明者 宮本 道和
茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2
エスエムシー株式会社 筑波技術セン
ター内
(56)参考文献 特開 平5−126112(JP,A)
実開 平4−38387(JP,U)
実開 昭62−168228(JP,U)
実開 昭60−110715(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F15B 15/14 330
F16C 29/02
Claims (5)
- 【請求項1】流体圧出入ポートから供給された圧力流体
によってシリンダチューブ内に配設されたピストンが往
復動作し、前記ピストンの往復動作に基づいてスライド
テーブルが変位するロッドレスシリンダにおいて、 前記スライドテーブルとシリンダチューブとの間に配設
され、該スライドテーブルに作用する負荷を主として支
持する第1ガイドと、前記スライドテーブルとシリンダチューブとの間に配設
され、該スライドテーブルに作用する負荷を従として支
持する 第2ガイドと、を備え、前記第2ガイドには、シール機能を有する摺動
部と、両端部から中央部に向かって湾曲する側壁面を有
する支持部と、前記摺動部と支持部との間に画成された
スリットとが設けられ、前記スライドテーブルに略水平
方向の負荷が作用した際、前記スリットおよび側壁面を
介して前記支持部が軸線方向と略直交する方向に変位し
て 調心機能が営まれることを特徴とするロッドレスシリ
ンダ。 - 【請求項2】請求項1記載のロッドレスシリンダにおい
て、前記 第1ガイドはリニアガイドからなり、前記第2ガイ
ドはガイド部材からなることを特徴とするロッドレスシ
リンダ。 - 【請求項3】請求項2記載のロッドレスシリンダにおい
て、前記 ガイド部材は、可撓性を有する材料からなることを
特徴とするロッドレスシリンダ。 - 【請求項4】請求項2記載のロッドレスシリンダにおい
て、 シリンダチューブの上面部に接触する前記ガイド部材の
底面部は、平面状に形成された中央部と前記中央部の両
端側に夫々設けられ、所定角度傾斜して形成される傾斜
部とからなることを特徴とするロッドレスシリンダ。 - 【請求項5】請求項1記載のロッドレスシリンダにおい
て、前記摺動部 は、外部からの塵埃の侵入を阻止する機能を
営む舌片を有することを特徴とするロッドレスシリン
ダ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27905794A JP3434369B2 (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | ロッドレスシリンダ |
US08/554,404 US5619899A (en) | 1994-11-14 | 1995-11-06 | Rodless cylinder |
DE69521390T DE69521390T2 (de) | 1994-11-14 | 1995-11-07 | Kolbenstangenloser Arbeitszylinder |
EP95117489A EP0711928B1 (en) | 1994-11-14 | 1995-11-07 | Rodless cylinder |
KR1019950041176A KR0180960B1 (ko) | 1994-11-14 | 1995-11-14 | 로드레스 실린더 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27905794A JP3434369B2 (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | ロッドレスシリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08135610A JPH08135610A (ja) | 1996-05-31 |
JP3434369B2 true JP3434369B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=17605807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27905794A Expired - Fee Related JP3434369B2 (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | ロッドレスシリンダ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5619899A (ja) |
EP (1) | EP0711928B1 (ja) |
JP (1) | JP3434369B2 (ja) |
KR (1) | KR0180960B1 (ja) |
DE (1) | DE69521390T2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5868499A (en) * | 1996-09-06 | 1999-02-09 | Deutsche Star Gmbh | Linear guiding unit |
JP3818752B2 (ja) * | 1997-09-24 | 2006-09-06 | Smc株式会社 | ロッドレスシリンダ |
US6257123B1 (en) | 1997-10-24 | 2001-07-10 | Phd, Inc. | Rodless slides |
US5988042A (en) * | 1997-10-24 | 1999-11-23 | Phd, Inc. | Rodless cylinder with internal bearings |
US6662934B1 (en) * | 1999-10-18 | 2003-12-16 | Smc Kabushiki Kaisha | Transfer apparatus |
US6857780B2 (en) * | 2002-11-15 | 2005-02-22 | Phd, Inc. | Rodless slide assembly |
JP4538803B2 (ja) * | 2005-04-19 | 2010-09-08 | Smc株式会社 | シリンダ装置の変位差吸収機構 |
MX2009010168A (es) * | 2007-03-28 | 2009-10-13 | Norgren Gmbh | Porcion de soporte de piston para conjunto de piston de cilindro sin vastago. |
JP5176681B2 (ja) | 2008-05-12 | 2013-04-03 | 豊和工業株式会社 | ロッドレスシリンダ |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE500569C2 (sv) * | 1989-09-06 | 1994-07-18 | Bo Granbom | Tätningsband vid tryckfluidumcylindrar |
JP2621522B2 (ja) * | 1989-12-04 | 1997-06-18 | 三菱電機株式会社 | 磁気記録再生装置 |
JPH03190907A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-20 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 改良されたレドックス触媒 |
EP0447379B1 (en) * | 1990-02-09 | 1993-11-18 | Bo Granbom | A braking arrangement in operating devices for linear motion |
JPH0452482A (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
JPH0452482U (ja) | 1990-09-10 | 1992-05-01 | ||
US5275088A (en) * | 1991-10-11 | 1994-01-04 | Smc Kabushiki Kaisha | Rodless cylinder |
JP2575245B2 (ja) * | 1991-11-01 | 1997-01-22 | エスエムシー株式会社 | ロッドレスシリンダ |
DE4242971A1 (de) * | 1992-12-18 | 1994-06-23 | Bosch Gmbh Robert | Kolbenstangenloser Arbeitszylinder |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP27905794A patent/JP3434369B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-11-06 US US08/554,404 patent/US5619899A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-07 DE DE69521390T patent/DE69521390T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-07 EP EP95117489A patent/EP0711928B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-14 KR KR1019950041176A patent/KR0180960B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69521390T2 (de) | 2002-07-04 |
EP0711928B1 (en) | 2001-06-20 |
JPH08135610A (ja) | 1996-05-31 |
US5619899A (en) | 1997-04-15 |
KR0180960B1 (ko) | 1999-04-15 |
DE69521390D1 (de) | 2001-07-26 |
EP0711928A3 (en) | 1997-07-30 |
EP0711928A2 (en) | 1996-05-15 |
KR960018308A (ko) | 1996-06-17 |
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