JP3434362B2 - 光カプラーおよび光ピックアップ装置 - Google Patents

光カプラーおよび光ピックアップ装置

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JP3434362B2
JP3434362B2 JP24170794A JP24170794A JP3434362B2 JP 3434362 B2 JP3434362 B2 JP 3434362B2 JP 24170794 A JP24170794 A JP 24170794A JP 24170794 A JP24170794 A JP 24170794A JP 3434362 B2 JP3434362 B2 JP 3434362B2
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圭男 吉田
裕之 山本
訓明 岡田
功治 南
幸夫 倉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導波路の上に格子構
造が設けられた光カプラーおよび、その光カプラーを備
える光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光導波路技術は光学系を集積化する技術
であり、精密光学装置の小型化や信頼性の向上、コスト
引き下げに有効であるという特徴を有する。また、光導
波路技術は光通信・計測をはじめとする多くの分野で利
用されており、上記特徴を活かして光ディスク用ピック
アップ装置、特に書き換え可能な光磁気ディスク用ピッ
クアップ装置への応用が試みられている。
【0003】図8は、検出系を薄膜導波路上に集積化し
た、従来の光磁気ディスクピックアップ装置におけるそ
の全体構成の概要を示す斜視図である(信学技報OQE
86−177)。図面において、101は半導体レーザ
素子、102は集光レンズ、103は基板、104は導
波路層、105はTFGC(3焦点集光グレーティング
カプラ)で、105aと105cとは両端のFGC(集
光グレーティングカプラ)、105bは中央のFGC、
106は対物レンズ、107は光磁気記録媒体、108
1〜1085はフォトダイオード、1091〜1095は加
算アンプ、1101〜1102は差動アンプを示し、ま
た、MOは光磁気信号、Foはフォーカス誤差信号、T
rはトラッキング誤差信号を示す。
【0004】このピックアップ装置では、サーボ用光磁
気信号を検出するために、基板103上に集積化された
薄膜の導波路層104や、3焦点集光グレーティングカ
プラ105であるTFGC105a〜105c、フォト
ダイオード1081〜1085等の検出系を使用してい
る。
【0005】図9(a)は、図8に示したピックアップ
装置における光磁気信号差動検出系を示す正面図であ
り、図9(b)はその平面図を示す。図9における符号
は図8と同様であり、また、x,y,zは座標軸、Ep
は電界のP成分、EsはS成分、PD1〜PD5はそれ
ぞれフォトダイオード1081〜1085の受光出力、θ
は入射角を示す。
【0006】この図9において、光磁気記録媒体107
からの反射光は、電界のP成分(Ep)とS成分(E
s)の合成ベクトルとして表わすことができる。また、
光導波路において直交するTEおよびTMモードの導波
光は、僅かではあるが異なる屈折率をもっている。
【0007】そこで、光磁気信号差動検出系としては、
反射光の電界のEp成分は、中央のFGC105bで位
相整合条件を満たし、TMモードを励振する。他方、E
s成分は、両端のFGC105a、105cで位相整合
条件を満たし、TEモードを励振するように構成する。
【0008】このように、3つのFGC105a〜10
5cは、面分割型の互いに直交する2検出子として動作
するので、光磁気信号の差動検出を行なうことができ
る。すなわち、光磁気信号MOは、下記(1)式によっ
て表わすことができる。
【0009】 MO=(PD1)+(PD2)+(PD4)+(PD5)−(PD3)…(1 ) 次に、フォーカス誤差信号Foは、3つのFGC105
a〜105cの内、両端のFGC105a、105cを
用いて、フーコー法によって検出する。光磁気記録媒体
107が対物レンズ106から遠ざかったときは、記録
媒体107からの反射光は、集束光となり、FGC10
5a〜105cの集光点がフォトダイオード1081
1082,1084,1085の手前側となる。その結
果、内側のフォトダイオード1082,1084に入射す
る光量が増える。逆に、光磁気記録媒体107が対物レ
ンズ106に近づいたときは、記録媒体107からの発
散光となり、外側のフォトダイオード1081,1085
に入射する光量が増加する。
【0010】したがって、内側と外側のフォトダイオー
ドの検出信号の差から、フォーカス誤差信号Foが得ら
れる。このフォーカス誤差信号Foは下記(2)式とな
る。
【0011】 Fo={(PD2)+(PD4)}−{(PD1)+(PD5)}…(2) また、トラッキング誤差信号Trも、同様に、両端のF
GC105a,105cを使用して、プッシュプル法に
より検出する。トラックからずれると、記録媒体7から
の反射光は、そのx軸方向の光強度分布が非対称とな
り、両端のFGC105a,105cに入射する光量に
差が生じる。この差を検出することによって、トラッキ
ング誤差信号Trが得られる。すなわち、トラッキング
誤差信号Trは、下記(3)となる。
【0012】 Tr={(PD1)+(PD2)}−{(PD4)+(PD5)}…(3) 以上のように、この光磁気信号差動検出系により光磁気
信号MOを検出する場合は、中央のFGC105bにお
いてTMモードを励振し、両端のFGC105a,10
5cでTEモードを励振して、面分割した領域に関連し
た信号を差動検出している。
【0013】図10〜図12は、別の従来の光磁気ディ
スク用ピックアップ装置を示している。このピックアッ
プ装置はより集積化されたものであり、本願出願人が提
案している(特願平4−202125)。図10はその
ピックアップ装置を示す断面図であり、図11はその斜
視図である。
【0014】半導体レーザ素子201から出射された発
散光は、ガラス基板202の下面に設けられた第1の回
折格子203によって0次回折光(メインビーム)とト
ラッキングずれを検出するための±1次回折光(サブビ
ーム)とに分割される。分割された発散光は、ガラス基
板202の上面に設けられた第2の回折格子204を透
過し、コリメートレンズ205、対物レンズ206によ
って光磁気ディスク207上に集光される。
【0015】光磁気ディスク207からの反射光は、対
物レンズ206によって再び光学系に取り込まれてコリ
メートレンズ205を透過して第2の回折格子204に
よって回折され、光導波路素子208上に集光される。
光導波路素子208上に集光された回折光の一部は、光
結合器209によって光導波路210内に導かれ、該光
導波路210内を伝搬した後、第2の光検出器216に
入射し、他は光導波路210を透過して第1の光検出器
211に入射する。
【0016】第2の回折格子204は、図11に示すよ
うにほぼ円形をなし、半円状に2分割されており、光磁
気ディスク207からの反射光を光導波路素子208内
の第1の光検出器211上に集光するのに適した曲線パ
ターンを有している。また、第1の回折素子203のパ
ターンは直線が一定の間隔で並べられたものである。図
12(a)は光導波路素子208を示す平面図であり、
図12(b)は図12(a)におけるA−A′線による
断面図、図12(c)は図12(a)におけるB−B′
線による断面図である。光導波路素子208は、第1、
第2の光検出器211、216が形成されたシリコン基
板213(図10参照)の上に、導波層215およびク
ラッド層214からなる光導波路210が形成され、更
にその表面に光結合器209が形成されている。
【0017】第1の光検出器211は5つの光検出部2
11a、211b、211c、211d、211eを有
し、第2の光検出器216は4つの光検出部216a、
216b、216c、216dを有する。光結合器20
9は2つの領域209a、209bを有し、光検出器2
11a、211b、211cの上にのみ形成されてい
る。また、光導波路210内には光導波路210を伝搬
する2つの偏光、即ち、TE偏光とTM偏光を分離する
偏光分離素子218a、218bが形成されている。
【0018】第1の回折素子203によって回折され、
光磁気ディスク207上に集光された後、反射されるメ
インビームのうち、第2の回折素子204の一方の領域
204aで回折された光は、光結合器209に入射し、
一部が光導波路210内に導かれる。残りの光は、光導
波路210を透過して、図12(a)に示すように分割
線D上に集光スポット219aを形成する。また、他方
の領域204bによって回折された光は、同様にして光
検出部211c上に集光スポット219a’を形成す
る。また、二つのサブビームのうち一方のサブビームの
反射光は光検出部211d上に二つの集光スポット21
9c、219c’を形成し、他方のサブビームの反射光
は光検出部211e上に二つの集光スポット219b、
219b’を形成する。
【0019】然るに、フォーカス誤差信号FESは、光
検出部211aと211bの出力をSa、Sbとする
と、下記(4)式を演算して得ることができる。
【0020】FES=Sa−Sb …(4) また、光検出部211dと211eの出力をSd、Se
とすると、下記(5)式を演算すればトラッキング誤差
信号TESを得ることができる。
【0021】TES=Sd−Se …(5) さらに、光導波路素子208に設けられた光結合器20
9によって光磁気ディスク207で反射されたメインビ
ームの一部が、光導波路210内に導かれて導波光21
7となるので、この導波光217の偏光成分を知ること
により光磁気信号も検出できる。これをやや詳しく以下
に説明する。
【0022】光磁気ディスク207で反射されたメイン
ビームのうち、第2の回折素子204の一方の領域20
4aで回折された光は、図12に示すように光結合器2
09の領域209aによって、その一部が導波路210
に導かれ、導波光217aとして伝搬し偏光分離素子2
18aによってTE偏光とTM偏光に分離される。TE
偏光は第2の光検出器216の光検出部216aによっ
て、TM偏光は光検出部216bによって各々検出され
る。また、他方の領域204bによって回折された光
は、光結合器209の領域209bによって、その一部
が導波路210に導かれ、導波路217bとして伝搬し
偏光分離素子218bによってTE偏光とTM偏光に分
離される。TE偏光は第2の光検出器216の光検出部
216cによって、TM偏光は光検出部216dによっ
て各々検出される。
【0023】このとき、光検出部216a、216b、
216c、216dの出力をそれぞれM1、M2、M
3、M4とすれば、光磁気信号MOは下記(6)式で示
される演算を行えば得られる。なお、この演算は図示し
ない加算器と引算器によって行われる。
【0024】 MO=M1+M4−(M2+M3) … (6)
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光ピッ
クアップ装置においては、その一部を構成しているFG
Cや光導波路素子ではTEおよびTMのどちらか一方の
偏光成分しか励起できないため、光利用効率が悪いとい
う問題があった。また、前記FGCや光導波路素子では
両方の偏光が共に同じ方向へ励起されるため、別に偏光
分離素子が必要であり、製造工程が多くなるという問題
があった。
【0026】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、TEおよびTMのどちら
の偏光成分も同時的に励起でき、しかも異なる方向に励
起できる光カプラーを提供することを目的とする。ま
た、本発明は、より製造し易く且つ光利用効率のよい光
ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の光カプラーは、
伝搬定数がk TE であるTEモードと伝搬定数がk TM であ
TMモードとが導波される光導波路と、該光導波路の
上に格子ピッチが一定(格子定数Kを有する)になるよ
うに形成された格子構造とから成る光カプラーであっ
て、前記格子構造は、空気中での伝搬定数がk 0 である
光が該光カプラーへ入射角θで入射するとき 0 ・sin(θ)+K=k TE 0 ・sin(θ)−K=k TM を満足するよう、該入射角θ及び該格子定数Kが定めら
れて、 該光カプラーの格子構造に入射する光の異なる二
つの偏光成分のうち、該TEモードに対応する偏光成分
前進波として光導波路に結合させ、該TMモードに対
応する偏光成分該前進波と180度方向が異なる
進波として光導波路に結合させる構成となっており、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0028】
【0029】本発明の光ピックアップ装置は、光源と、
該光源からの光を記録媒体上に集光させると共に該記録
媒体からの反射光を集光する光学系と、該記録媒体から
の反射光の光軸上に配置され伝搬定数がk TE であるTE
モードと伝搬定数がk TM であるTMモードとが導波され
光導波路および、該光導波路の上に格子ピッチが一定
(格子定数Kを有する)になるように設けられ、該記録
媒体からの反射光の一部を該光導波路へ導く格子構造を
有する光カプラーと、該光導波路内に導かれた光を検出
する光検出器とを具備する光ピックアップ装置であっ
て、該光カプラーの格子構造は、空気中での伝搬定数が
0 である光が該光カプラーへ入射角θで入射するとき 0 ・sin(θ)+K=k TE 0 ・sin(θ)−K=k TM を満足するよう、該入射角θ及び該格子定数Kが定めら
れて、 該光カプラーの格子構造に入射する光の異なる二
つの偏光成分のうち、TEモードに対応する偏光成分
前進波として、TMモードに対応する偏光成分を、該前
進波と180度方向が異なる後進波として光導波路に
合させる構成となっており、そのことにより上記目的が
達成される。
【0030】本発明の光ピックアップ装置は、光源と、
該光源からの光を記録媒体上に集光させると共に該記録
媒体からの反射光を集光する光学系と、該記録媒体から
の反射光の光軸上に設けられた光分岐手段と、該光分岐
手段にて分岐された光の光軸上に設けられ該分岐された
光を捉える第1の光検出器と、該光分岐手段を経た別の
光の光路上に配置され伝搬定数がk TE であるTEモード
と伝搬定数がk TM であるTMモードとが導波される光導
波路および、該光導波路の上に格子ピッチが一定(格子
定数Kを有する)になるように設けられ、該光分岐手段
からの光の一部を光導波路へ導く格子構造を有する光カ
プラーと、該光導波路内に導かれた光を検出する第2の
光検出器とを具備する光ピックアップ装置であって、該
光カプラーの格子構造は、空気中での伝搬定数がk 0
ある光が該光カプラーへ入射角θで入射するとき 0 ・sin(θ)+K=k TE 0 ・sin(θ)−K=k TM を満足するよう、該入射角θ及び該格子定数Kが定めら
れて、 該光カプラーの格子構造に入射する光の異なる二
つの偏光成分のうち、TEモードに対応する偏光成分を
前進波として、TMモードに対応する偏光成分を該前進
波と180度方向が異なる後進波として光導波路に結合
させる構成となっており、そのことにより上記目的が達
成される。
【0031】
【作用】本発明における光カプラーは、TEモードとT
Mモードとが導波される光導波路と、該光導波路の上に
形成された格子構造とから成る光カプラーであって、該
光カプラーに入射する光の異なる二つの偏光成分のう
ち、該TEモードに対応する偏光成分は前進波として結
合させ、該TMモードに対応する偏光成分は後進波とし
て結合させる構成となっている。したがって、TEモー
ドに対応する偏光成分とTMモードに対応する偏光成分
とを共に励起し、かつ、それぞれを異なる方向に進行さ
せることが可能となり、光結合と空間的な偏光分離とを
併せて行うことができる。
【0032】また、上記光カプラーの設計においては、
伝搬定数がkTEであるTEモードと伝搬定数がkTMであ
るTMモードとを導波させ得る光導波路上に格子定数K
を有する格子構造を形成し、空気中での伝搬定数がk0
である光が前記光カプラーへ入射角θで入射するとき、
下記(7)式および(8)式を満足するよう入射角θ及
び格子定数Kを定めると良い。
【0033】 k0・sin(θ)+K=kTE …(7) k0・sin(θ)−K=kTM …(8) また、格子定数のゆらぎを考慮する場合は、下記(9)
式および(10)式を満足するようにθ、Kを決定して
も良い。
【0034】 K−2π/D≦kTE−k0・sin(θ)≦K+2π/D …(9) K−2π/D≦kTM+k0・sin(θ)≦K+2π/D …(10) 但し、Dは格子構造(グレーティング)が形成されてい
る領域の長さ このように構成された光カプラーにおいては、上述した
ように光を導波路内に導くと共に偏光分離を行い得るの
で、その光カプラーを備えた光ピックアップ装置として
は、より製造し易く且つ光利用効率の向上を図れる。そ
の場合において、上記光結合と偏光分離との機能を効率
的に実現するには、各偏光の伝搬定数と格子定数と光の
入射角と波長とが、前記(7)式および(8)式、また
は前記(9)式および(10)式を満足するように設計
することが好ましい。
【0035】
【実施例】以下に本発明の実施例を具体的に説明する。
【0036】図1(a)は本実施例に係る光カプラーを
示す断面図であり、図1(b)はその平面図である。図
2は入射光と導波光の伝搬定数の関係を示す図である。
本実施例の光カプラーは、光学的に透明な基板1と、そ
の上に薄膜を積層して形成された光導波路2と、さらに
その上に形成されたグレーティング3とから構成されて
いる。
【0037】さて、光導波路2を伝搬するTEモードの
伝搬定数をkTE、同じくTMモードの伝搬定数をkTM
光カプラーに入射する光の空気中での伝搬定数をk0
する。このとき、光カプラーへの入射光の入射角θ及び
グレーティング3の格子定数Kを、下記(11)式およ
び(12)式を満たすように定めると、下記(13)式
および(14)式が満足される。
【0038】 k0・sin(θ)=(kTE−kTM)/2 … (11) K=(kTE+kTM)/2 … (12) k0・sin(θ)+K=kTE … (13) k0・sin(θ)−K=kTM … (14) それにより、図2に示すような伝搬定数の整合が実現さ
れ、入射光のTE成分は+X方向に進行する導波光、即
ち前進波に結合され、TM成分は−X方向に進行する導
波光、即ち後進波に結合される。なお、グレーティング
3の格子ピッチΛは{図1(b)参照}、格子定数Kと
の関連において、Λ=2π/Kの関係にあるので格子定
数Kより直接求められる。
【0039】よって、本発明による光カプラーは、TE
成分とTM成分の両方を同時に結合させるとともに、そ
れぞれの偏光成分を異なる方向に伝搬させるという従来
の光カプラーにない機能を有する。よって、本発明の光
カプラーを備えた光ピックアップ装置にあっては、光結
合効率を向上でき、また偏光分離素子などが不要になり
ことより装置の構成を簡略化でき、更には製造工程を簡
略化できるという利点がある。
【0040】なお、格子定数Kにはゆらぎがあるので、
上記(13)式および(14)式は厳密に成立させる必
要はない。つまり、グレーティング3が形成されている
領域の長さをD{図1(b)参照}とすると、格子定数
Kは±2π/Dのゆらぎがあるので、この範囲で(1
3)、(14)式が成立すれば本発明による光カプラー
は前同様に動作する。即ち、下記(15)式および(1
6)式を満足するようにθ、k及びDを決定しても良
い。
【0041】 K−2π/D≦KTE−k0・sin(θ)≦K+2π/D … (15) K−2π/D≦KTM+k0・sin(θ)≦K+2π/D … (16) 図3は、本発明の光カプラーにおける具体例を示す正面
図である。この光カプラーは、例えばSiからなる基板
4の表面に、熱酸化法により形成されたSiO2層のバ
ッファ層5を有する。そのバッファ層5の上には、コア
層6であるTa25層及び上部クラッド層7であるSi
2層が例えばスパッタ法により積層されている。更
に、上部クラッド層7の上のグレーティング8は、Ta
25をパターニングして形成されている。
【0042】このように構成された光カプラーにおける
各部の材料を次に説明する。基板4はガラス基板や光学
結晶なども利用できるが光検出器や増幅器などの電子回
路を形成できるSi基板が有用である。コア層6はTa
25以外に例えば#7059ガラスなどでも良いが、T
EモードとTMモードの伝搬定数の差が大きくなるよう
にするため、TiO2やLiNbO3の様に屈折率が高
く、できれば2前後の物質を用いて薄い膜厚とするのが
好ましい。上部クラッド層7及びグレーティング8の材
料もコア層6に応じてSiNやSiONなどを選択して
良い。
【0043】上記構成において、バッファ層5であるS
iO2層の厚さを2μmとし、更にコア層6のTa25
の膜厚を100nm、上部クラッド層7であるSiO2
の膜厚を140nm、入射光の真空中での波長を780
nmとする。このような寸法にした場合、TEモードの
伝搬定数kTEは13.29/μmであり、TMモードの
伝搬定数kTMは12.40/μmである。したがって、
グレーティング8のピッチΛと入射角θとは、上記(1
1)式および(12)式よりΛ=0.49μm、θ=
3.17゜とすれば良い。
【0044】図4は、本発明に基づく光カプラーを使用
した光磁気ディスクピックアップ装置の全体構成図であ
る。図面において、11は半導体レーザ素子、12は集
光レンズ、13は基板であり、基板13の上に本発明に
基づく光カプラーが設けられている。その光カプラー
は、基板13の上の光導波路層14と、その上の2領域
に各々設けられたFGC15a及び15bからなる。ま
た、16は対物レンズ、17は光磁気記録媒体、181
〜185はフォトダイード、191〜195は加算アン
プ、201〜203は差動アンプを示し、また、MOは光
磁気信号、F0はフォーカス誤差信号、Trはトラッキ
ング誤差信号を示す。
【0045】この図4に示す光ピックアップ装置では、
サーボ用光信号及び光磁気信号を検出するために、基板
13上に集積化された薄膜の光導波路層14や、光カプ
ラー15であるFGC15a、15b、フォトダイオー
ド181〜185等の検出系を使用している。
【0046】図5(a)は、図4に示した光ピックアッ
プ装置における光磁気信号差動検出系を示す正面図であ
り、図5(b)はその平面図である。図5における符号
は図4と同様であり、また、x,y,zは座標軸、Ep
は電界のP成分、EsはS成分、PD1〜PD5はそれ
ぞれフォトダイオード181〜185の受光出力、θは入
射角を示す。
【0047】この図5(b)に示すように、光磁気記録
媒体17からの反射光は、電界のP成分(Ep)とS成
分(Es)の合成ベクトルとして表すことができる。ま
た、光カプラー15は、TEモードに対応する成分は前
進波として、TMモードに対応する成分は後進波に結合
させるようになされている。従って、反射光のEs成分
は前進波に結合されてフォトダイオード181、182
184、185によって検出される。他方、反射光のEp
成分は後進波に結合されフォトダイオード183によっ
て検出される。したがって、光磁気信号MOは、下記
(17)式により表わすことができる。
【0048】 MO=(PD1)+(PD2)+(PD4)+(PD5)−(PD3) …(17) 次に、フォーカス誤差信号Foは、2つのFGC15
a、15bを用いて、フーコー法によって検出する。光
磁気記録媒体17が対物レンズ16から遠ざかったとき
は、記録媒体17からの反射光は集束光となり、FGC
15の集光点がフォトダイオード181、182、1
4、185の手前側となる。その結果、内側のフォトダ
イオード182,184に入射する光量が増える。逆に、
光磁気記録媒体17が対物レンズ16に近づいたとき
は、記録媒体17からの発散光となり、外側のフォトダ
イオード181,185に入射する光量が増加する。した
がって、内側と外側のフォトダイオードの検出信号の差
から、フォーカス誤差信号Foが得られる。このフォー
カス誤差信号Foは、下記(18)となる。
【0049】 Fo={(PD2)+(PD4)}−{(PD1)+(PD5)} …(18 ) また、トラッキング誤差信号Trも、同様に、光カプラ
ー15が2つのFGC15a、15bからなることを利
用して、プッシュプル法により検出する。トラックから
ずれると、記録媒体17からの反射光は、そのx軸方向
の光強度分布が非対称となり、FGC15a、15bに
入射する光量に差が生じる。この差を検出することによ
って、トラッキング誤差信号Trが得られる。すなわ
ち、トラッキング誤差信号Trは、下記(19)式とな
る。
【0050】 Tr={(PD1)+(PD2)}−{(PD4)+(PD5)}…(19) このように本発明に基づく光カプラー15は、その全面
で入射光のEs、Ep両成分を導波路内に導くと共に、
それらの偏光方向に応じて異なる方向に導波させるの
で、光ピックアップ装置における光利用効率が向上し、
フォトダイオード181〜185からの信号のSN比も改
善される。
【0051】図6は本発明による光カプラーを用いた光
ピックアップ装置に好適な光導波路素子の一実施例であ
る。この光導波路素子は、特願平5−302947のも
のとは光カプラーの機能が異なる。この光カプラーを除
く光ピックアップ装置の全体構成は、従来例と同じで図
10、図11が適用できる。従って、ここでは導波路素
子の動作についてのみ説明する。
【0052】図6(a)は、その光導波路素子108の
平面図であり、図6(b)はその断面図である。光導波
路素子108は、第1、第2の光検出器32、33が形
成されたシリコン基板39の上に、バッファ層38、コ
ア層37およびクラッド層36からなる光導波路35が
形成され、更にその表面にグレーティング31が形成さ
れている。この光導波路35とグレーティング31とに
より光カプラーが構成される。第1の光検出器32は5
つの光検出部32a、32b、32c、32d、32e
を有し、第2の光検出器33は4つの光検出部33a、
33b、33c、33dを有する。グレーティング31
は2つの領域31a、31bを有し、光検出器32a、
32b、32cの上にのみ形成されている。
【0053】図10、11に示すように、第1の回折素
子203によって回折され、光磁気ディスク207上に
集光された後、反射されるメインビームのうち、第2の
回折素子204の一方の領域204aで回折された光
は、光カプラーのグレーティング31に入射し一部が光
導波路35内に導かれ、残りが光導波路35を透過して
図6(a)に示すように分割線D上に集光スポット21
9aを形成する。また、他方の領域204bによって回
折された光は、同様にして光検出部32c上に集光スポ
ット219a’を形成する。また、二つのサブビームの
うち一方のサブビームの反射光は光検出部32d上に二
つの集光スポット219c、219c’を形成し、他方
のサブビームの反射光は光検出部32e上に二つの集光
スポット219b、219b’を形成する。
【0054】従って、光検出部32aと32bの出力の
差を検出することによりフーコー法に基づいたフォーカ
ス誤差信号FESを得ることができる。また、光検出部
32dと32eの出力の差を検出することにより3ビー
ム法に基づいたトラッキング誤差信号TESを得ること
ができる。
【0055】図10、11に示すように、光磁気ディス
ク207で反射されたメインビームのうち、第2の回折
素子204の一方の領域204aで回折された光は図6
(a)に示すように光カプラーのグレーティング31の
領域31aによってその一部が導波路35に導かれ、T
Eモードは前進波34aとして伝搬し、光検出部33a
によって検出され、TMモードは後進波34bとして伝
搬し光検出部33bによって検出される。
【0056】また、他方の領域204bによって回折さ
れグレーティング31の領域31bに入射してその一部
が導波路35に導かれた光も同様に、そのTEモードは
前進波34cとして伝搬し光検出部33cによって検出
され、TMモードは後進波34dとして伝搬し光検出部
33dによって検出される。導波光の進行方向の重なり
を避けるため、導波光の進行方向は入射面から傾けられ
ている。
【0057】ここで、グレーティング31の格子ベクト
ルKが導波光の進行方向と入射面のなす角をφ、光導波
路35を伝搬するTEモードの伝搬定数をkTE、TMモ
ードの伝搬定数をkTM、光カプラーに入射する光の空気
中での伝搬定数をk0とする。このとき、光カプラーへ
の入射光の入射角θ及びグレーティングの格子定数K
を、下記(20)式および(21)式を満たすように定
めると、下記(22)式および(23)式が満足され
る。
【0058】 k0・sin(θ)・cos(φ)=(kTE−kTM)/2 …(20) K=(kTE+kTM)/2 …(21) k0・sin(θ)・cos(φ)+K=kTE …(22) k0・sin(θ)・cos(φ)−K=kTE …(23) それにより、図7(a)および(b)に示すような伝搬
定数の整合が実現される。この結果、図6(b)に示す
ように、入射光のTE成分は前進波34aあるいは34
cに結合され、TM成分は後進波34b、34dに結合
される。なお、グレーティング31の格子ピッチΛは、
格子定数Kとの関連において、Λ=2π/Kの関係にあ
るので、格子定数Kより直接求められる。また、格子方
向は導波光の進行方向に略直角に定めれば良い。
【0059】
【発明の効果】本発明による光カプラーは、TEモード
に対応する偏光成分は前進波として結合させ、TMモー
ドに対応する偏光成分は後進波として結合させるので、
光結合と空間的な偏光分離とを併せて行うことが可能と
なり、光の有効利用と検出光学系の簡素化とを図ること
ができる。この結果、より製造し易く且つ光利用効率の
よい光ピックアップ装置を実現することができる。更に
は、各偏光の伝搬定数、格子定数、及び光の入射角並び
に波長が所定の条件を満足するように設計することによ
り、より効率的な光カプラーや光ピックアップ装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施例に係る光カプラーを示す断面
図であり、(b)はその平面図である。
【図2】本実施例の光カプラーにおける動作原理の説明
図である。
【図3】本発明の光カプラーにおける一具体例を示す正
面図である。
【図4】本発明に基づく光カプラーを使用した光ピック
アップ装置の全体構成図である。
【図5】(a)は図4に示した光ピックアップ装置にお
ける光磁気信号差動検出系を示す正面図、(b)はその
平面図である。
【図6】(a)は本発明による光カプラーを用いた光ピ
ックアップ装置に好適な光導波路素子の一実施例を示す
平面図であり、(b)はその断面図である。
【図7】図6の光導波路素子に備わった光カプラーにお
ける動作原理の説明図である。
【図8】従来の光磁気ディスク用ピックアップ装置の全
体構成を示す図である。
【図9】(a)は図8の光磁気ディスク用ピックアップ
装置における光磁気信号差動検出系を示す正面図であ
り、(b)はその平面図である。
【図10】従来の別の光磁気ディスク用ピックアップ装
置を示す断面図である。
【図11】図10の光ピックアップ装置の斜視図であ
る。
【図12】(a)は図10の光ピックアップ装置に備わ
った光導波路素子を示す平面図、(b)は(a)におけ
るA−A′線による断面図、(c)は(a)におけるB
−B′線による断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 光導波層 3 グレーティング 4 基板 5 バッファ層 6 コア層 7 上部クラッド層 8 グレーティング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 功治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 倉田 幸夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−368901(JP,A) 特開 昭46−7390(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/122 G02B 6/126 G11B 7/135

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝搬定数がk TE であるTEモードと伝搬
    定数がk TM であるTMモードとが導波される光導波路
    と、該光導波路の上に格子ピッチが一定(格子定数Kを
    有する)になるように形成された格子構造とから成る光
    カプラーであって、前記格子構造は、空気中での伝搬定数がk 0 である光が
    該光カプラーへ入射角θで入射するとき 0 ・sin(θ)+K=k TE 0 ・sin(θ)−K=k TM を満足するよう、該入射角θ及び該格子定数Kが定めら
    れて、 該光カプラーの格子構造に入射する光の異なる二
    つの偏光成分のうち、該TEモードに対応する偏光成分
    前進波として光導波路に結合させ、該TMモードに対
    応する偏光成分該前進波と180度方向が異なる
    進波として光導波路に結合させる構成となっている
    カプラー。
  2. 【請求項2】 光源と、該光源からの光を記録媒体上に
    集光させると共に該記録媒体からの反射光を集光する光
    学系と、該記録媒体からの反射光の光軸上に配置され
    搬定数がk TE であるTEモードと伝搬定数がk TM である
    TMモードとが導波される光導波路および、該光導波路
    の上に格子ピッチが一定(格子定数Kを有する)になる
    ように設けられ、該記録媒体からの反射光の一部を該光
    導波路へ導く格子構造を有する光カプラーと、該光導波
    路内に導かれた光を検出する光検出器とを具備する光ピ
    ックアップ装置であって、 該光カプラーの格子構造は、空気中での伝搬定数がk 0
    である光が該光カプラーへ入射角θで入射するとき 0 ・sin(θ)+K=k TE 0 ・sin(θ)−K=k TM を満足するよう、該入射角θ及び該格子定数Kが定めら
    れて、 該光カプラーの格子構造に入射する光の異なる二
    つの偏光成分のうち、TEモードに対応する偏光成分
    前進波として、TMモードに対応する偏光成分を、該前
    進波と180度方向が異なる後進波として光導波路に
    合させる構成となっている、光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 光源と、該光源からの光を記録媒体上に
    集光させると共に該記録媒体からの反射光を集光する光
    学系と、該記録媒体からの反射光の光軸上に設けられた
    光分岐手段と、該光分岐手段にて分岐された光の光軸上
    設けられ該分岐された光を捉える第1の光検出器と、
    該光分岐手段を経た別の光の光路上に配置され伝搬定数
    がk TE であるTEモードと伝搬定数がk TM であるTMモ
    ードとが導波される光導波路および、該光導波路の上に
    格子ピッチが一定(格子定数Kを有する)になるように
    設けられ、該光分岐手段からの光の一部を光導波路へ導
    く格子構造を有する光カプラーと、該光導波路内に導か
    れた光を検出する第2の光検出器とを具備する光ピック
    アップ装置であって、 該光カプラーの格子構造は、空気中での伝搬定数がk 0
    である光が該光カプラーへ入射角θで入射するとき 0 ・sin(θ)+K=k TE 0 ・sin(θ)−K=k TM を満足するよう、該入射角θ及び該格子定数Kが定めら
    れて、 該光カプラーの格子構造に入射する光の異なる二
    つの偏光成分のうち、TEモードに対応する偏光成分を
    前進波として、TMモードに対応する偏光成分を該前進
    波と180度方向が異なる後進波として光導波路に結合
    させる構成となっている、光ピックアップ装置。
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