JP3434111B2 - プラスチックの造粒方法およびその装置 - Google Patents
プラスチックの造粒方法およびその装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B9/00—Making granules
- B29B9/02—Making granules by dividing preformed material
- B29B9/06—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
- B29B9/065—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion under-water, e.g. underwater pelletizers
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
粒方法およびその装置に係るものであり、詳しくは、プ
ラスチックの造粒装置のダイスと、それに対向して設け
られているカッターユニットに関するものである。
は、例えば図7および図8に示す構成が採用されてい
る。すなわち、図7において符号21で示されるものは
造粒装置の一例である水中造粒装置であり、この水中造
粒装置2lは、カッターボックス24を介して押出機2
2の先端部またはその先端部に取り付けられているダイ
ス23に固着されている。前記ダイス23は円板状で、
その中心を取り巻くリング状部23aには、軸線方向に
貫通する多数のノズル穴25が設けられている。
上述したように押出機22の先端部またはダイス23に
固着され、他方の側部はカッターユニット26に固着さ
れている。また、前記カッターボックス24の下部には
冷却水入ロ27、上部には冷却水出口28が設けられて
おり、カッターボックス24内が常に温水で満たされる
ようにされている。
9内には、カッター駆動軸30が同軸状に回転自在、か
つ軸方向(長手方向)に移動可能に保持されている。前
記カッター駆動軸30の先端部には、カッターホルダ3
1が保持され、その後端部にはモータ32が接続されて
いる。前記カッターホルダ31のダイス23側の端面に
は、複数個のカッター33が放射状に固定保持されてい
る。
ター32によりカッター駆動軸30を回転させると、各
カッター33が高速回転し、ダイス23のノズル穴25
から吐出された溶融樹脂が各カッター33によって粒状
に切断される。切断されたペレットは、冷却水入口27
からカッターボックス24内へ供給される冷却水で固化
され、この冷却水と共に冷却水出口28から図示しない
処理部に送られ、乾燥されて製品化される。
は、以上のように構成されているため、次のような課題
が存在していた。すなわち、水中造粒装置の造粒量を増
加させるには、ダイスのリング状部の外径を大きくして
ノズル穴の数を増加すると共に、カッターを長くする必
要がある。しかし、カッターを長くすると、カッターは
片持ちで回転しているため、カッターの強度が不足した
り、ダイスのリング状部との接触が不均一となる。その
ため、構成する各部材の大型化が必要となり、製造コス
トやランニングコストが上昇するという問題が生ずる。
されたものであって、製造コストやランニングコストを
上昇させずに、造粒装置の造粒量を増加することができ
るプラスチックの造粒方法およびその装置を提供するこ
とを目的とする。
クの造粒方法は、ダイスのノズル穴から吐出された溶融
樹脂を、両刃のカッターをダイスの表面に沿って往復動
させ、往時、復時の双方向で切断して造粒することを特
徴とする。
全面にノズル穴を有するダイスと、このダイスの表面に
対向して設けられているカッターユニットとを有し、こ
のカッターユニットが、離隔した一対のカッター支持板
と、この一対のカッター支持板に両端が支持されている
複数のカッターと、このカッタをダイスの表面に沿って
往復動するカッター駆動装置とを備えていることを特徴
とする。
が設けられていることが好ましい。また、前記ダイスの
表面は湾曲していても良い。
して説明する。
る。同図においてにおいて符号lで示されるものは造粒
装置の一例である水中造粒装置であり、この水中造粒装
置lは、カッターボックス4を介して押出機2の先端部
またはその先端部に取り付けられているダイス3に固着
されている。前記ダイス3は平板状または円板状で、そ
の全面に軸線方向に貫通する多数のノズル穴5が設けら
れている。前記カッターボックス4には、前記ダイス3
の表面に対向してカッターユニット6が設けられてい
る。このカッターボックス4の下部には冷却水入ロ7、
上部には冷却水出口8が設けられており、カッターボッ
クス4内が常に温水で満たされるようにされている。
6を示す図である。このカッターユニット6は、離隔し
た一対のカッター支持板9と、湾曲状の断面を有し両端
を前記カッター支持板9で支持される直線状の複数のカ
ッター10と、前記一対のカッター支持板9の上端部お
よび下端部に、それぞれ支持される一対の支持棒11
と、この支持棒11に両端が取り付けられ、前記カッタ
ー10の背面部と直角方向に接触して設けられている複
数の押し付け用リブ12と、前記カッター支持板9を上
下動するカッター駆動装置17とからなり、前記カッタ
ー駆動装置17は、前記一対のカッター支持板9の上端
に配設されたバネ13と、下端に配設されているカム1
4と、このカム14が取り付けられているカッター駆動
軸16と、このカッター駆動軸16を回転するモータ1
5とから構成されている。
ー支持板9の側面を示している。また、図4は図2のB
−B矢視図で、カッター10の背面部に接触して設けら
れている押し付け用リブ12を示している。同図に示す
ように、前記押し付け用リブ12の両端は、前記支持棒
11に貫通して取り付けられ、ボルト18で固定されて
いる。なお、前記押し付け用リブ12は、図5に示すよ
うなカッター10を、ダイス3の表面に均一に接触させ
ると共に、均一に摩耗させるために設けられている。な
お、前記ダイス3のノズル穴5は、各カッター10の上
下に、カッター10と平行に設けられている。
て説明する。
9は、カッター駆動軸16に取り付けられているカム1
4とバネ13により、ごく短い距離、高速で往復動す
る。これにより、カッター10も、その背面部に接触し
て設けられている押し付け用リブ12によってダイス3
の表面に均一に接触して往復動する。
樹脂は各カッター10によって粒状に切断される。切断
されたペレットは、冷却水入口7からカッターボックス
4内へ供給される冷却水で固化され、この冷却水と共に
冷却水出口8から図示しない処理部に送られ、乾燥され
て製品化される。
装置1として説明したが、空中造粒装置(いわゆるホッ
トカット装置)などでもよい。また、上述した実施例で
は、カッタ−10を上下に往復動させているが、図2に
示すカッターユニット6を90度回転した状態として、
カッター10を左右に往復動させてもよい。
を湾曲状とし、また、それに応じてカッタ−10も同様
に湾曲状として往復動させてもよい。このようにする
と、カッター10はダイス3の表面に均一に接触し、カ
ッター10の摩耗も均一となる。
ているので、次のような効果を得ることができる。すな
わち、 (a) 従来の円板状のダイスに対して、リング状部の内側
にもノズル穴を設けることができるので、3倍以上のノ
ズル穴を設けることができる。 (b) 装置全体を小さくできるので、製造コストやランニ
ングコストを飛躍的に下げることができる。 (c) カッター間に、一列のノズル穴を形成したダイス
を使用すれば、運転スタート時、カッターをノズル穴の
上に配置することにより、ノズル穴が水で冷却されるの
を防ぐことができるので、ノズル穴内のプラスチックの
温度を融点以上の温度に保つことができる。これによ
り、カッターボックス内に水を充満させたままカッティ
ングをスタートできる。
る。
り、図(a)はカッターユニットを示す斜視図であり、
図(b)はカッターを示す斜視図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 ダイス(3)のノズル穴(5)から吐出
された溶融樹脂を、両刃のカッター(10)をダイス
(3)の表面に沿って往復動させ、往時、復時の双方向
で切断して造粒することを特徴とするプラスチックの造
粒方法。 - 【請求項2】 全面にノズル穴(5)を有するダイス
(3)と、該ダイス(3)の表面に対向して設けられて
いるカッターユニット(6)とを有し、該カッターユニ
ット(6)が、離隔した一対のカッター支持板(9)
と、該カッター支持板(9)に両端が支持されている複
数のカッター(10)と、該カッター(10)をダイス
(3)の表面に沿って往復動するカッター駆動装置(1
7)とを備えていることを特徴とするプラスチックの造
粒装置。 - 【請求項3】 前記カッター(10)の背面部には、押
し付け用リブ(12)が設けられていることを特徴とす
る請求項2記載のプラスチックの造粒装置。 - 【請求項4】 前記ダイス(3)の表面が湾曲している
ことを特徴とする請求項2または3記載のプラスチック
の造粒装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP02137796A JP3434111B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | プラスチックの造粒方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02137796A JP3434111B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | プラスチックの造粒方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09207130A JPH09207130A (ja) | 1997-08-12 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP02137796A Expired - Fee Related JP3434111B2 (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | プラスチックの造粒方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 1996-02-07 JP JP02137796A patent/JP3434111B2/ja not_active Expired - Fee Related
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