JP3432655B2 - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JP3432655B2
JP3432655B2 JP31197895A JP31197895A JP3432655B2 JP 3432655 B2 JP3432655 B2 JP 3432655B2 JP 31197895 A JP31197895 A JP 31197895A JP 31197895 A JP31197895 A JP 31197895A JP 3432655 B2 JP3432655 B2 JP 3432655B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化装置に
おけるジグザスキャン回路及び量子化回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】画像符号化は、伝送あるいは蓄積のため
に効率的に情報量を圧縮することであり、その1つに離
散コサイン変換(以下、DCT(Discrete Cosine Trans
form)と呼ぶ)がある。従来、このような分野の技術と
しては、例えば、次のような文献に記載されるものがあ
った。 文献1;安田浩著、「マルチメディア符号化の国際標
準」 文献2;INTERNATIONAL STANDARD DIS 10918-1 CCITT R
ECOMMENDATION T.81、「DIGITAL COMPRESSESSION AND C
ODING OF CONTINUOUS-TONE STILL IMAGES」 図2は、従来の画像符号化装置におけるジグサグスキャ
ン回路及び量子化回路を示す回路図である。図2に示す
ジグザグスキャン回路1と量子化回路2は、画像符号化
装置における前記文献1、2に示すようなジグザグスキ
ャン及び量子化を一連に行うハードウェアである。図3
(a)、(b)は、ジグザグスキャンを示す図であり、
特に同図(a)はジグザグスキャン前データ順序を示す
図であり、同図(b)はジグザグスキャン後データ順序
を示す図である。入力データs2は、前記文献1、2に
記載されている2次元DCT演算の出力であるDCT係
数と呼ばれるものであり、ジグザグRAM4のWD端子
に入力され、ライトアドレスカウンタ3の出力s3が、
WA端子に入力されることにより、ジグザグRAM4に
順次記憶される。
【0003】ライトアドレスカウンタ3の出力s3がW
A端子に入力されることによって、ジグザグRAM4の
ワード数(例えば、64)だけカウントアップを行って
いく。ジグザグRAM4は、図3に示すようなジグザグ
スキャン変換を実行するためのものである。例えば、図
3(a)に示すようにジグザグRAM4のアドレス10
(10番目の書き込まれたDCT係数)が同図(b)
に示すように7番目に読み出されることになる。リード
アドレスカウンタ5の出力s5がRA端子より入力され
たアドレスに従って、ジグザグRAM4のRD端子より
読み出されたデータs4は除算器6に入力される。一
方、リードアドレスカンンタ5の出力s5がテーブルR
AM7のRA端子より読み出しアドレスとして入力され
ることによって、RD端子より読み出されたデータs7
が除算器6に入力される。除算器6により、ジグザグR
AM4のRD端子よりの出力s4を量子化ステップで
あるテーブルRAM7のRD端子よりの出力s7で除算
する。ここでジグザグRAM4の出力s4であるDC
T係数のテーブルRAM7の量子化ステップでの除算
は、いわゆる量子化を実行していることに等しい。除算
結果s6を外部に出力することによってジグザグスキ
ャンと量子化の一連の演算が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像符号化装置におけるジグザグスキャン回路及び量子
化回路では、ジグザグRAM4は、1ブロックの入力デ
ータs2について、書き込みと読み出しで、都合、入力
データs2の数の2倍、例えば、1ブロックの入力デー
タs2の数を64とすると、64×2回、アクセスされ
る。又、テーブルRAM7については、1ブロックの入
力データs2について、読み出しで入力データs2の
数、例えば、64回、アクセスされる。つまり、2つの
RAM4,7のアクセス回数が多く、消費電力が大きい
という問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明では、画像符号化装置に
おいて、書き込みアドレスに従って入力データを書き込
み、読み出し用の制御信号が第1と第2の電位レベルの
内の第1の電位レベルを示す時に、読み出しアドレスに
従って前記入力データの入力順序とは異なるジグザグな
順序でデータを読み出し、前記読み出し用の制御信号が
前記第2の電位レベルを示す時にデータの読み出しが禁
止される第1の記憶回路と、量子化ステップ又は量子化
ステップの逆数を記憶し、読み出し用の制御信号が第1
と第2の電位レベルの内の第1の電位レベルを示す時
に、読み出しアドレスに従ってデータを読み出し、前記
読み出し用の制御信号が前記第2の電位レベルを示す時
にデータの読み出しが禁止される第2の記憶回路と、前
記第1の記憶回路の書き込みアドレスを生成するライト
アドレス生成回路と、前記第1と第2の記憶回路の読み
出しアドレスを生成するリードアドレス生成回路と、を
備えている。さらに、前記入力データの値が非零か否か
を検出する第1の検出回路と、前記第1の検出回路の出
力に従って、前記非零の入力データの数のカウントを実
行する第1のカウンタと、前記第1の記憶回路の出力が
非零か否かを検出する第2の検出回路と、前記第2の検
出回路による非零を検出した数が前記第1のカウンタに
て非零をカウントした数に至ったことを検出し、前記第
1と第2の記憶回路の読み出し用の制御信号を前記第2
の電位レベルにするよう制御するレベル制御回路と、前
記第1と第2の記憶回路からの読み出しデータの演算を
行う演算器と、を備えている。第2の発明では、画像符
号化装置において、第1の発明と同様の第1、第2の記
憶回路、ライトアドレス生成回路、リードアドレス生成
回路、第1、第2の検出回路、及び第1のカウンタと、
前記第2の検出回路による非零を検出した数が前記第1
のカウンタにて非零をカウントした数に至ったことを検
出し、前記第1の記憶回路の読み出し用の制御信号を前
記第2の電位レベルにするよう制御するレベル制御回路
と、前記第2の検出回路の出力と前記レベル制御回路の
出力を入力し、前記第1の記憶回路の出力が零であるこ
とを前記第2の検出回路が検出した時に、又は前記レベ
ル制御回路により前記第1の記憶回路に対する読み出し
の制御信号が第2の電位レベルとされた時に、前記第
2の記憶回路の読み出し用の制御信号を前記第2の電位
レベルにするよう制御する論理ゲートと、第1の発明と
同様の演算器と、を備えている。このように第1及び第
2の発明を構成したことにより、第1の検出回路にて、
第1の記憶回路に書き込まれる入力データが零値のデー
タか否かが検出され、この検出結果により、非零の数が
第1のカウンタにてカウントされる。又、第2の検出回
路において、演算器にて演算を施すための、第1の記憶
回路から読み出されたデータが零値のデータか否かが検
出される。これにより、レベル制御回路にて、第2の検
出回路による非零を検出した数が第1のカウンタにて非
零をカウントした数に至ったことが検出され、第1と第
2の記憶回路の読み出し用の制御信号が第2の電位レベ
ルに制御され、第1や第2の記憶回路の読み出しが禁止
される。第3の発明では、画像符号化装置において、量
子化ステップ又は量子化ステップの逆数を記憶し、読み
出しアドレスに従ってデータを読み出す第1の記憶回路
と、書き込みアドレスに従って入力データの演算結果を
書き込み、読み出し用の制御信号が第1と第2の電位レ
ベルの内の第1の電位レベルを示す時に、読み出しアド
レスに従って前記入力データの入力順序とは異なるジグ
ザグな順序でデータを読み出し、前記読み出し用の制御
信号が前記第2の電位レベルを示す時にデータの読み出
しが禁止される第2の記憶回路と、前記第1の記憶回路
の読み出しアドレスと前記第2の記憶回路の書き込みア
ドレスを生成するアドレス生成回路と、前記第2の記憶
回路の読み出しアドレスを生成するリードアドレス生成
回路と、を備えている、さらに、前記入力データと前記
第1の記憶回路からの読み出しデータの演算を行い、前
記入力データの演算結果を出力する演算器と、前記演算
器による演算結果が非零か否かを検出する第1の検出回
路と、前記第1の検出回路の出力に従って、前記非零の
入力データの数のカウントを実行する第1のカウンタ
と、前記第2の記憶回路の出力が非零か否かを検出する
第2の検出回路と、前記第2の検出回路による非零を検
出した数が前記第1のカウンタにて非零をカウントした
数に至ったことを検出し、前記第2の記憶回路の読み出
し用の制御信号を前記第2の電位レベルにするよう制御
するレベル制御回路と、を備えている。第4の発明で
は、画像符号化装置において、第3の発明と同様の第
1、第2の記憶回路、アドレス生成回路、リードアドレ
ス生成回路、及び演算器を備えている。又、前記演算器
による演算結果が非零のデータか否かを検出する検出回
路と、前記検出回路により非零のデータが検出される毎
に、該非零のデータのアドレス値を更新して保持する第
1のレジスタと、前記第1のレジスタの値を入力する第
2のレジスタと、前記リードアドレス生成回路からの読
み出しアドレスに従って、前記第2の記憶回路から所望
のデータを読み出し、該リードアドレス生成回路からの
読み出しアドレスと前記第2のレジスタの値とを比較し
て、前記第2の記憶回路の読み出し用の制御信号を前記
第2の電位レベルにするよう制御する比較器と、を備え
ている。このように、第3及び第4の発明を構成したの
で、アドレス生成回路にて、第1の記憶回路に対する読
み出しアドレスと第2の記憶回路に対する書き込みアド
レスとを同時に生成している。これにより、第1の記憶
回路からの読み出し処理と、演算器を介した第2の記憶
回路への書き込み処理とが、同時に実行される。第5の
発明では、画像符号化装置において、第1の発明と同様
の第1、第2の記憶回路、ライトアドレス生成回路、リ
ードアドレス生成回路、第1、第2の検出回路、及び第
1のカウンタを備えている。さらに、前記第2の検出回
路による非零を検出した数が前記第1のカウンタにて非
零をカウントした数に至ったことを検出し、前記第1の
記憶回路の読み出し用の制御信号を前記第2の電位レベ
ルにするよう制御するレベル制御回路と、前記第2の記
憶回路に記憶されたデータが示す量子化ステップの最小
値を保持するリミットレジスタと、前記第1の記憶回路
からの読み出しデータと前記リミットレジスタの値とを
比較して、前記第2の記憶回路の読み出し用の制御信号
を前記第2の電位レベルにするよう制御する比較器と、
前記第1の記憶回路からの読み出しデータと前記第2の
記憶回路からの読み出しデータとの間で除算を行う演算
器と、を備えている。第6の発明では、画像符号化装置
において、第5の発明と同様の第1、第2の記憶回路、
ライトアドレス生成回路、リードアドレス生成回路、第
1、第2の検出回路、第1のカウンタ、及びレベル制御
回路を備えている。さらに、前記第2の記憶回路の領域
を複数のパートに分けた時の各パート内のデータが示す
量子化ステップの最小値を保持するリミットレジスタ
と、前記読み出しアドレスに従って、前記第2の記憶回
路から読み出されるデータが含まれる前記パートの最小
値を保持する前記リミットレジスタの出力を選択する選
択器と、前記第1の記憶回路からの読み出しデータと前
記選択器の出力とを比較して、前記第2の記憶回路の読
み出し用の制御信号を前記第2の電位レベルにするよう
制御する比較器と、第5の発明と同様の演算器と、を備
えている。第7の発明では、画像符号化装置において、
第5の発明と同様の第1、第2の記憶回路、ライトアド
レス生成回路、及びリードアドレス生成回路と、第6の
発明と同様のリミットレジスタとを備えている、さら
に、前記第1の記憶回路の書き込みアドレスに従って、
前記第1の記憶回路に書き込まれるデータに対応する前
記第2の記憶回路のデータが含まれる前記パートの最小
値を保持する前記リミットレジスタの出力を選択する選
択器と、入力データと前記選択器の出力とを比較する比
較記と、前記比較器の出力と前記入力データに対して、
前記比較器の出力が、前記入力データの方が小さいこと
を示す場合に、零値のデータを出力し、それ以外は前記
入力データを前記第1の記憶回路に出力する第1の論理
ゲートと、前記第1の論理ゲートの出力が非零か否かを
検出する第1の検出回路と、第5の発明と同様の第1の
カウンタ、第2の検出回路、及びレベル制御回路と、前
記第2の検出回路の出力と前記レベル制御回路の出力を
入力し、前記第1の記憶回路の出力が零であることを前
記第2の検出回路が検出した時に、又は前記レベル制御
回路により前記第1の記憶回路に対する読み出し用の制
御信号が第2の電位レベルとされた時に、前記第2の記
憶回路の読み出し用の制御信号を前記第2の電位レベル
にするよう制御する第2の論理ゲートと、第の発明と
同様の演算器と、を備えている。このように第5、第6
及び第7の発明を構成したので、第1の検出回路にて、
第1の記憶回路に書き込まれるデータが零値のデータか
否かが検出され、この検出結果により、非零の数が第1
のカウンタにてカウントされる。又、第2の検出回路に
おいて、演算器にて演算を施すための、第1の記憶回路
から読み出されたデータが零値のデータか否かが検出さ
れる。これにより、レベル制御回路にて、第2の検出回
路による非零を検出した数が第1のカウンタにて非零を
カウントした数に至ったことが検出され、第1の記憶回
路の読み出し用の制御信号が第2の電位レベルに制御さ
れ、第1の記憶回路の読み出しが禁止される。さらに、
第5及び第6の発明では、比較器の制御により、第7の
発明では第2の論理ゲートの制御により、それぞれ第2
の記憶回路の読み出し用の制御信号が第2の電位レベル
になって該第2の記憶回路の読み出しが禁止される。第
8の発明は、第1、第2、第5、第6又は第7の発明の
画像符号化装置において、前記第1の記憶回路の読み出
し用の制御信号が第2の電位レベルを示す時に、零値
データを出力し、第1の電位レベルを示す時は、前記第
1の記憶回路からの読み出しデータを前記演算器に出力
する論理ゲートを設けている。第9の発明は、第3又は
第4の発明の画像符号化装置において、前記第2の記憶
回路の読み出し用の制御信号が第2の電位レベルを示す
時に、零値のデータを出力し、第1の電位レベルを示す
時は、前記第2の記憶回路からの読み出しデータを出力
する論理ゲートを設けている。第10の発明は、第5又
は第6の発明の画像符号化装置において、前記第2の記
憶回路の読み出し用の制御信号が第2の電位レベルを示
す時に、零値のデータを出力し、第1の電位レベルを示
す時は、前記演算器からの出力を出力する論理ゲートを
設けている。第11の発明は、第1、第2、第3、第
5、第6、第7、第8又は第10の発明の画像符号化装
置において、前記レベル制御回路は、前記第2の検出回
路の出力に従ってカウントを実行する第2のカウンタ
と、前記第1のカウンタから出力されるカウント数と前
記第2のカウンタのカウント結果とを比較して、該第2
のカウンタのカウント結果が非零か否かを検出し、前記
制御信号を前記第2の電位レベルにするよう制御する第
3の検出回路と、で構成している。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態) 図1は、本発明の第1の実施形態を示す画像符号化装置
におけるジグザグスキャン回路及び量子化回路の回路図
であり、図2中の要素に共通する要素には共通の符号を
付してある。本第1の実施形態のジグザグスキャン回路
及び量子化回路が従来の回路と異なる点は、入力データ
s2の無効データ“0”でないもの(即ち、非零の有効
データ“1”)の数をカウントして、“0”でないもの
の全てをジグザグRAM4から読み出し終わると、ジサ
グザグRAM4とテーブルRAM7からの読み出しを停
止して、それ以降は、0を生成して、除算器6に出力す
るようにしたことである。即ち、図1のジグザグスキャ
ン回路及び量子化回路は、ジグザグスキャン回路10と
量子化回路11と読み出し制御回路12とを備えてい
る。ジグザグスキャン回路10は、ライトアドレスカウ
ンタ(ライトアドレス生成回路)3、ジグザグRAM
(第1の記憶回路)4、リードアドレスカウンタ(リー
ドアドレス生成回路)5、及びANDゲート(論理ゲー
ト)18を有している。量子化回路11は、リードアド
レスカウンタ5、除算器(演算器)6、及びテーブルR
AM(第2の記憶回路)7を有している。読み出し制御
回路12は、オール“0”検出回路(第1の検出回路)
13、Aカウンタ(第1のカウンタ)14、Bカウンタ
(第2のカウンタ)15、オール“0”検出回路(第3
の検出回路)16、及びオール“0”検出回路(第2の
検出回路)17を有している。Bカウンタ15及びオー
ル“0”検出回路16により、レベル制御回路が構成さ
れている。
【0007】ライトアドレスカウンタ3の出力s3は、
ジグザグRAM4のWA端子に接続され、入力データs
2は、ジグザグRAM4のWD端子とオール“0”検出
回路13の入力に外部より接続されている。オール
“0”検出回路13の出力s13は、Aカウンタ14の
CU端子に接続されている。Aカウンタ14の出力s1
4は、Bカウンタ15の入力に接続されている。ジグザ
グRAM4のRD端子より出力される読み出しデータs
4は、ANDゲート18の一方の入力、及びオール
“0”検出回路17の入力に接続されている。オール
“0”検出回路17の出力s17は、Bカウンタ15の
CD端子に接続されている。Bカウンタ15の出力s1
5は、オール“0”検出回路16の入力に接続されてい
る。オール“0”検出回路16の出力s16は、AND
ゲート18の他方の入力とジグザグRAM4のRE端子
とテーブルRAM7のRE端子に接続されている。リー
ドアドレスカウンタ5の出力s5は、ジグザグRAM4
のRA端子とテーブルRAM7のRA端子に読み出しア
ドレスとして接続されている。ANDゲート18の出力
s18は、除算器6の一方の入力に接続されている。テ
ーブルRAM7のRD端子より出力された読み出しデー
タs7は除算器6のもう一方の入力に接続され、除算結
果である除算器6の出力s6は出力データとして外部へ
出力されている。ライトアドレスカウンタ3及びリード
アドレスカウンタ5は、1ブロックの入力データs2の
個数、例えば、1ブロックが64個の入力データs2
すると0〜63までカウントするカウンタである。
【0008】ジグザグRAM4は、例えば、入力データ
s2として順次入力される1ブロック(例えば、64個
(8×8))の2次元DCT演算の出力であるDCT係
数をWA端子に入力されるライトアドレスカウンタ3の
出力s3に従って、シーケンシャルに書き込み、RA端
子に入力されるリードアドレスカウンタ5の出力s5
を、例えば、図示しないジグザグスキャン用のデコーダ
によって、デコードして、ジグザグスキャンをしながら
読み出す2ポートメモリである。テーブルRAM7は、
各DCT係数の書き込み領域に対応して設けられた1ブ
ロック(例えば、64個)の量子化ステップを記録し、
RA端子に入力されるリードアドレスカウンタ5の出力
s5に従って、DCT係数に対応する量子化ステップを
読み出すメモリである。例えば、テーブルRAM7に
は、読み出しの順番のアドレスに量子化ステップが予め
記憶されている。例えば、図3(b)に示す4番目にジ
グザグスキャンされる9番目に入力されたDCT係数に
対応する量子化ステップは、アドレスが4の領域に記録
されている。オール“0”検出回路13は、例えば、入
力データs2のビット数分の入力端子を有するORゲー
トで構成されており、入力データs2の全ビットが
“0”の時に、0を出力し、入力データs2のいずれか
のビットが有効データ“1”の時に1を出力するもので
ある。Aカウンタ14は、CU端子に入力されるオール
“0”検出回路13の出力s13が“1”を示した時
に、1カウントアップするカウンタである。
【0009】Bカウンタ15は、CD端子に入力される
オール“0”検出回路17の出力s17が“1”を出力
した時に、1ダウンカウントするダウンカウンタであ
る。オール“0”検出回路16は、例えば、Bカウンタ
15のビット数の入力端子を有するORゲートで構成さ
れており、Bカウンタ15の全ビットが“0”の時に、
0を出力し、Bカウンタ15のいずれかのビットが
“1”の時に1を出力するものである。ANDゲート1
8は、ジグザグスキャンRAM4のRD端子より出力さ
れる読み出しデータs4のビット毎に2入力ANDゲー
トを有し、各ANDゲートの一方の入力は、読み出し
データs4の各ビットが接続され、他方の入力は、オ
ール“0”検出回路16の出力s16が接続されてい
る。オール“0”検出回路17は、例えば、RD端子よ
り出力される読み出しデータs4のデータビットの個数
の入力端子を有するORゲートで構成され、読み出しデ
ータs4の全ビットが0の時に、0を出力し、読み出し
データs4のいずれかのビットが“1”の時に1を出力
するものである。
【0010】入力データs2は、例えば、1ブロック内
の8×8の画素の2次元DCT演算の出力のDCT係数
と呼ばれるものであり、例えば、64個のDCT係数が
その演算の順に入力される。2次元DCT演算は、1ブ
ロックに対して、横と縦方向の方向別に1次DCT演算
を2回行うことにより得られるものであり、ブロックの
左上隅から右上隅、左下隅、右下隅にかけて周波数が高
くなるフィルタ特性を有する。従って、ブロックの左上
隅の領域で低周波数成分、ブロックの右下隅の領域など
で高周波数成分が得られる。通常、8×8の小さなブロ
ックでは、画素が急崚に変化することがないので、DC
T係数は、低周波数成分のみとなり、高周波数成分は殆
ど0となり、ジグザグスキャンして量子化することによ
り、高能率な符号化が行われる。以下、図1の動作の説
明をする。2次元DCT演算された入力データs2は、
ライトアドレスカウンタ3が示す書き込みアドレス
に従って、順次、ジグザグRAM4にデータ線から
WD端子を介して、書き込んで行く。その際、入力デー
タs2は、オール“0”検出回路(例えば、ORゲー
ト)13によって、その値が0であるか否かを検出し、
入力データs2が0でなければ、Aカウンタ14をカウ
ントアップする。ジグザスキャン回路10に対して、
ひとまとまりのデータ個数(例えば、64個)を書き込
み終了後、Aカウンタ14には、“0”でない入力デー
s2の数が最終的にカウントされている。
【0011】上述したように、入力データs2は、例え
ば、64個を1ブロックとした時に、1ブロック内でジ
グザグスキャンにおいて終りのデータになるつれて、
その値が0になる可能性が高くなるという特性を持って
いる。ジグザグRAM4からデータを読み出していく際
(例えば、ライトアドレスカウンタ3のキャリをそのタ
イミングとする)には、Aカウンタ14からBカウンタ
15にその値を転送する。リードアドレスカウンタ5
は、例えば、0〜63までの値を順次カウントアップし
てゆく。ジグザグRAM4は、RA端子に入力されたリ
ードアドレスカウンタ5の出力s5を、例えば、図示し
ないジグザグスキャン用のデコーダ(例えば、リードア
ドレスカウンタ5の出力s5の値が6だとすると、アド
レス3にデコードする)により、デコードして、RD端
子より、読み出しデータs4を出力する。これにより、
図3(b)に示すように入力データs2の入力順とは異
なるジグザグにスキャンされてデータs4が読み出され
ることになる。ジグザグRAM4のRD端子から読み出
されたデータs4は、オール“0”検出回路(例えば、
ORゲート)17によって、その値が0であるか否かが
検出され、0でなければ、Bカウンタ15は、カウント
ダウンする。
【0012】Bカウンタ15には、現在、ジグザグRA
M4のデータ群の中に0でない値がいくつあるか示し
ている。従って、Bカウンタ15の出力s15の値がオ
ール“0”検出回路(例えば、ORゲート)16によっ
て、0になっていることが検出されたとき、ジグザグR
AM4の中には0でないデータが1つもない(0のデー
タしかない)ことを示している。そうなれば、オール
“0”検出回路16の出力s16は、第2の電位レベル
であるインアクティブ(例えば、0)となり、ジグザグ
RAM4のRE端子から、ジグザグRAM4の読み出し
が行われないように制御する。また、その際、ジグザグ
RAM4のRD端子より出力されるデータs4は、不定
値となり得るので、データs4の各ビットについて、A
NDゲート18によって、オール“0”検出回路16の
出力s16と論理積を取り、量子化回路11に転送する
出力s18を0にする。一方、テーブルRAM7は、R
A端子に入力されたリードアドレスカウンタ5の出力s
5に従って、RA端子に入力されたアドレスが示す領域
の量子化ステップを読み出して、RD端子よりデータs
7を出力する。除算器6は、ジグザグRAM4から転送
されてきた出力s18をテーブルRAM7のRD端子
から出力された読み出しデータs7で除算して、その結
果、除算器6の出力s6を量子化後の最終出力データと
して、出力データ線を介して、外部に出力する。
【0013】テーブルRAM7の読み出しアドレスRA
端子に入力される値は、リードアドレスカウンタ5の出
力s5であり、ジグザグRAM4のRA端子に入力され
読み出しアドレスと同じものである。上述したよう
に、Bカウンタ15の出力s15の値がオール“0”検
出回路16によって、0になったことを検出し、その出
力s16がインアクティブになったとき、ジグザグRA
M4は、読み出しが行われず、量子化回路11に転送さ
れる出力s18が0となる。この時には、テーブルRA
M7のデータs7によらず、除算結果は0なるので、
量子化ステップを読み出す必要がないことを示す読み出
し用の制御信号s16を、テーブルRAM7RE
端子に入力し、読み出しを実行しないことを制御して、
テーブルRAM7では読み出しが行われなくなる。従っ
て、ジグザグスキャンにおける、最後のDCT演算デー
タからn個の0のデータが続くとすると、ジグザグRA
M4の読み出し回数がn回、テーブルRAM7の読み出
し回数がn回、それぞれ減り、都合、2n回の読み出し
回数が減ることになる。以上説明したように、第1の実
施形態によれば、図2の従来例の回路に対して、読み出
し制御回路12のハードウェを付加することで、2つ
のRAM4,7の読み出し回数を減らしたので、消費電
力が小さくなる。
【0014】(第2の実施形態) 図4は、本発明の第2の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図であり、図1中の要素に共通
する要素には共通の符号を付してある。本第2の実施形
態のジグザグスキャン回路及び量子化回路が第1の実施
形態の回路と異なる点は、ジグザグRAM4のRD端子
よりの読み出しデータs4が0の時には、テーブルRA
M7の読み出しを行わないようにしたことである。即
ち、図4のジグザグスキャン回路及び量子化回路は、ジ
グザグスキャン回路10と量子化回路11と読み出し制
御回路20とを備えている。ジグザグスキャン回路10
は、ライトアドレスカウンタ(ライトアドレス生成回
路)3、ジグザグRAM(第1の記憶回路)4、リード
アドレスカウンタ(リードアドレス生成回路)5、及び
ANDゲート18を有している。量子化回路11は、リ
ードアドレスカウンタ5、除算器(演算器)6、及びテ
ーブルRAM(第2の記憶回路)7を有している。読み
出し制御回路20は、オール“0”検出回路(第1の検
出回路)13、Aカウンタ(第1のカウンタ)14、B
カウンタ(第2のカウンタ)15、オール“0”検出回
路(第3の検出回路)16、オール“0”検出回路(第
2の検出回路)17、及びANDゲート(論理ゲート)
21を有している。入力データs2は、ジグザグRAM
4のWD端子とオール“0”検出回路13の入力に外部
より接続されている。オール“0”検出回路13の出力
s13は、Aカウンタ14のCU端子に接続されてい
る。Aカウンタ14の出力s14は、Bカウンタ15の
入力に接続されている。
【0015】ジグザグRAM4のRD端子より出力され
る読み出しデータs4は、ANDゲート18の一方の入
力、及びオール“0”検出回路17の入力に接続されて
いる。オール“0”検出回路17の出力s17は、Bカ
ウンタ15のCD端子、及びANDゲート21の一方の
入力に接続されている。Bカウンタ15の出力s15
は、オール“0”検出回路16の入力に接続されてい
る。オール“0”検出回路16の出力s16は、AND
ゲート18の他方の入力とジグザグRAM4のRE端子
とANDゲート21の他方の入力に接続されている。A
NDゲート21の出力s21は、テーブルRAM7のR
E端子に接続されている。以下、図4の動作の説明をす
る。2次元DCT演算された入力データs2は、ライト
アドレスカウンタ3が示す書き込みアドレスs3
従って、順次、ジグザグRAM4にデータ線からWD端
子を介して、書き込まれて行く。それと同時に、入力デ
ータs2は、オール“0”検出回路13によって、その
値が0であるか否かが検出され、0でなければ、その出
力s13よりAカウンタ14のCU端子を介して、カウ
ントアップを制御して、Aカウンタ14は、0でなけれ
ばカウントアップされる。1ブロック分(ブロック=6
4個のデータ)分の入力データs2がすべて、ジグザグ
RAM4に書き込まれると、Aカウンタ14には0でな
いデータがどれだけあったかを示す値が記憶されてい
る。
【0016】その値を、Bカウンタ15に転送する。ジ
グザグRAM4からリードアドレスカウンタ5の示す読
み出しアドレスs5に従って、RD端子より出力さ
れた読み出しデータs4が、オール“0”検出回路17
によって、0でないことを検出すると、Bカウンタ15
のCD端子よりカウントダウンが指示され、Bカウンタ
15は、カウントダウンされる。ジグザグRAM4より
読み出されたデータs4からANDゲート18を介し
て、ジグザグスキャン回路10から量子化回路11への
転送データとして出力されるデータs18は、除算
器6によって除算が行われ、その結果s6を外部へ
出力する。これで一連のジグザグスキャンと量子化演算
が完了する。ここで、Bカウンタ15は、現在、ジグザ
グRAM4に0でないデータがどれだけ残って記憶され
ているかを示しているわけであり、Bカウンタ15の値
が0になると、ジグザグRAM4には0でない有効デー
タが1つも残っていないことになる。これをオール
“0”検出回路16によって検出する。
【0017】Bカウンタ15の出力s15の値が0にな
ると、オール“0”検出回路16は、それを検出し、ジ
グザグRAM4のRE端子から読み出しが行われないよ
に制御する。この時、ジグザグRAM4のデータs4
は、不定となり得るので、ANDゲート18によって量
子化回路11に転送する出力s18を0にする。また、
上記転送出力s18は、Bカウンタ15の値が0でない
とき(ジグザグRAM4に0でない有効データが残って
いる時)であっても、0になり得る。それは、ジグザグ
RAM4からの読み出しデータs4が0であるときであ
る。転送出力s18が上記2つの理由から、その値が0
であるとき、量子化回路11では、除算器6の入力が0
になるため、テーブルRAM7からRD端子を介して、
読み出されるデータs7の値によらず、除算器6の除算
結果である出力s6は常に0になる。従って、このよう
な場合には、テーブルRAM7は、読み出しを行う必要
はない。そこで、転送出力s18が0になる2つの事象
をANDゲート21で検出する。つまり、ジグザグRA
M4のRD端子の読み出しデータs4が0であれば、オ
ール“0”検出回路17の出力s17は、インアクティ
の0になり、また、ジグザグRAM4に記憶されてい
るデータの中に0で値が1つも残っていない場合は、オ
ール“0”検出回路16の出力s16は、インアクティ
の0となり、ジグザグRAM4及びテーブルRAM7
へは読み出しを行わない。
【0018】従って、ジグザグRAM4に関しては、記
憶されているデータの中に0でない値が1つも含まれて
いないとき、読み出しを行わない。また、テーブルRA
M7に関しては、記憶されているデータの中に0でない
値が1つも含まれていないときに加えて、読み出しデー
タs4の値が0である時にも、読み出しを行わない。以
上説明したように、第2の実施形態によれば、第1の実
施形態と同様の利点がある上に、第1の実施形態に比べ
てハードウェウ量が多く、処理性能が劣る(テーブルR
AM7への読み出しは、シグザグRAM4のRD端子か
ら読み出しデータs4が0であるか否かをチェックして
から、テーブルRAM7のRE端子の読み出し用の制御
信号(s21)が第1の電位レベルであるアクティブに
なる)が量子化回路11への入力が0の時は、常にテ
ーブルRAM7を読み出さないので、さらに最適に消費
電力を抑制することができる。
【0019】(第3の実施形態) 図5は、本発明の第3の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図であり、図2中の要素に共通
する要素には共通の符号を付してある。本第3の実施形
態のジグザグスキャン回路及び量子化回路が従来の回路
と異なる点は、入力データs2を量子化ステップで除算
して、量子化後のデータをジグザグRAM4に書き込ん
でおき、ジグザグRAM4に0でないデータが1つも無
くなった時、ジグザグRAM4の読み出しを止めて、強
制的に0を外部に出力するようにしたことである。即
ち、図5のジグザグスキャン回路及び量子化回路は、量
子化回路30とジグザグスキャン回路31と読み出し制
御回路32とを備えている。量子化回路30は、ライト
アドレスカウンタ(アドレス生成回路)3、テーブルR
AM(第1の記憶回路)37、及び除算器(演算器)6
を有している。ジグザグスキャン回路31は、ライトア
ドレスカウンタ3、ジグザグRAM(第2の記憶回路)
4、リードアドレスカウンタ(リードアドレス生成回
路)5、及びANDゲート(論理ゲート)46を有して
いる。読み出し制御回路32は、オール“0”検出回路
(第1の検出回路)41、Aカウンタ(第1のカウン
タ)42、Bカウンタ(第2のカウンタ)43、オール
“0”検出回路(第3の検出回路)44、及びオール
“0”検出回路(第2の検出回路)45を有している。
Bカウンタ43及びオール“0”検出回路44により、
レベル制御回路が構成されている。
【0020】ライトアドレスカウンタ3の出力s3は、
テーブルRAM37のRA端子、ジグザグRAM4のW
A端子に接続されている。入力データs2は、除算器6
の入力に接続されている。テーブルRAM37のRD端
子の読み出しデータs37は、除算器6の入力に接続さ
れてる。除算器6の出力s6は、ジグザグRAM4の
WD端子、及びオール“0”検出回路41の入力に接続
されている。オール“0”検出回路41の出力s41
は、Aカウンタ42のCU端子に接続されている。Aカ
ウンタ42の出力s42は、Bカウンタ43の入力に接
続されている。リードアドレスカウンタ5の出力s5
は、ジグザグRAM4のRA端子に接続されている。ジ
グザグRAM4のRD端子からの読み出しデータs4は
ANDゲート46の一方の入力、及びオール“0”検出
回路45の入力に接続されている。オール“0”検出回
路45の出力s45は、Bカウンタ43のCD端子に接
続されている。Bカウンタ43の出力s43は、オール
“0”検出回路44の入力に接続されてる。オール
“0”検出回路44の出力s44は、ジグザグRAM4
のRE端子及びANDゲート46の他方の入力に接続さ
れている。ANDゲート46の出力s46は出力データ
として外部へ出力されている。
【0021】テーブルRAM37は、RA端子に入力さ
れるライトアドレスカウンタ3の出力s3が示すアドレ
ス領域に入力データs2の入力順に対応して、量子化ス
テップが記憶されている。例えば、入力データs2が5
番目の入力とすると、アドレス5の領域に、その5番目
の入力データに対応する量子化ステップが記憶されてい
る。以下、図5の動作の説明をする。2次元DCT演算
された入力データs2は、ライトアドレスカウンタ3の
出力s3からテーブルRAM37のRA端子に入力され
た読み出しアドレスに従って、RD端子より出力された
読み出しデータs37の値で除算器6によって除算され
て、DCT係数が量子化される。除算結果の出力s6
は、ジグザグRAM4のWD端子に入力され、やはり、
ライトアドレスカウンタ3の出力s3からジグザグRA
M4のWA端子に入力された書き込みアドレスに従っ
て、ジグザグRAM4に書き込まれ記憶される。この
時、除算結果(量子化後のデータ)の出力s6は、オー
ル“0”検出回路41によって0であるかどうか検出
れる。ここで、その値が0でなければ、Aカウンタ42
がカウントアップする。
【0022】量子化後の出力s6が1ブロック(例え
ば、64個のデータ)すべて、ジグザグRAM4に書き
込まれた時、Aカウンタ42は、ジグザグRAM中に
0でないデータがいくつあるかを示している。Aカウン
タ42の出力s42は、Bカウンタ43に転送される。
ところで、除算結果の出力s6については、1ブロック
分のデータのうち0になっているものが多い。即ち、第
1、第2の実施形態と比べて、ジグザグRAM4に書き
込まれる0でないデータの絶対数が少ない。これは、一
般に、DCT演算結果は、上述したように、1ブロック
の左上の領域は、そのブロック内の画像の低周波数成分
であり、右下の領域は、そのブロックの高周波成分であ
るが、例えば、1ブロックが64のように小さなブロッ
ク領域では、低周波数成分に対しては、量子化ステップ
を小さくして、正確に復元できるようにして、高周波数
成分に対しては、高符号化のために量子化ステップを大
きくして、量子化後のデータをなるべく0にしているた
めである。ジグザグRAM4がリードアドレスカウンタ
5の出力s5からRA端子に入力された読み出しアドレ
スを、例えば、図示しないジグザグスキャン用のデコー
ダによってデコードして、RD端子より読み出されたデ
ータs4は、ANDゲート46を介して、外部に出力さ
れる。
【0023】それと同時に、オール“0”検出回路45
によって、そのデータs4が0であるかを検出し、0で
なければ、Bカウンタ43は、カウントダウンする。B
カウンタ43の出力s43がオール“0”検出回路44
によって、0になったことを検出した時、ジグザグRA
M4の中には0でないデータが全く残っていないことを
示すことになり、オール“0”検出回路44の出力s4
4は、ジグザグRAM7のRE端子からジグザグRAM
7の読み出し動作を制御し、ジグザグRAM7から読み
出しを行わないようにする。その際、ジグザグRAM4
のRD端子より出力される読み出しデータs4は、不定
となり得るので、オール“0”検出回路44より出力し
た制御信号s44とANDゲート46で論理積をと
り、出力データs46を0にする。出力データ
46は、ジグザグスキャンび量子化の一連の演算結
果となる。以上説明したように、第3の実施形態によれ
ば、図2の従来例の回路に対して、読み出し制御回路3
2を追加して、ジグザグRAM4の読み出し回数を減ら
したので、消費電力が小さくなる。
【0024】また、量子化演算をジグザグスキャンより
も先に行わせることにより、除算結果(s6)をオール
“0”検出回路41に入力することになり、クリティカ
ルパスとなるだけでなく、テーブルRAM37のアクセ
スを削減することができなくなるが、その分1ブロック
中の殆どが0データとなるため、ジグザグRAM4の読
み出し回数を大幅に減らすことができるので、消費電力
を更に削減することができる。第4の実施形態 図6は、本発明の第4の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図であり、図2及び図5中の要
素に共通する要素には共通の符号を付してある。本第4
の実施形態のジグザグスキャン回路及び量子化回路が従
来の回路と異なる点は、入力データs2を量子化ステッ
プで除算しておき、量子化後のデータ(s6)をジグザ
グRAM4に書き込むようにし、量子化後のデータ(s
6)で最後に0でないデータの書き込みアドレスを
Aレジスタ61に保持して、比較器63で量子化後のデ
ータを読み出すそのアドレスと比較して、ジグザグRA
M4の読み出しを制御するようにしたことである。
ち、図6のジグザグスキャン回路及び量子化回路は、量
子化回路30とジグザグスキャン回路51と読み出し制
御回路52とを備えている。
【0025】量子化回路30は、ライトアドレスカウン
(アドレス生成回路)3、テーブルRAM(第1の記
憶回路)37、及び除算器(演算器)6を有している。
ジグザグスキャン回路51は、ライトアドレスカウンタ
3、ジグザグRAM(第2の記憶回路)4、リードアド
レスカウンタ(リードアドレス生成回路)5、及びAN
Dゲート(論理ゲート)64を有している。読み出し制
御回路52は、オール“0”検出回路41、Aレジスタ
(第1のレジスタ)61、Bレジスタ(第2のレジス
タ)62、及び比較器63を有している。ライトアドレ
スカウンタ3の出力s3は、テーブルRAM37のRA
端子、ジグザグRAM4のWA端子、Aレジスタ61の
入力に接続されている。入力データs2は、除算器6の
入力に接続されている。テーブルRAM37のRD端子
の読み出しデータs37は、除算器6の入力に接続され
ている。除算器6の出力s6は、ジグザグRAM4のW
D端子、及びオール“0”検出回路41の入力に接続さ
れている。オール“0”検出回路41の出力s41は、
Aレジスタ61のWE端子に接続されている。Aレジス
タ61の出力s61は、Bレジスタ62の入力に接続さ
れている。Bレジスタ62の出力s62は、比較器63
の一方の入力に接続されている。
【0026】リードアドレスカウンタ5の出力s5は、
比較器63の他方の入力、及びジグザグRAM4のRA
端子に接続されている。比較器63の出力s63は、ジ
グザグRAM4のRE端子、及びANDゲート64の一
方の入力に接続されている。ジグザグRAM4のRD端
子からの読み出しデータs4は、ANDゲート64の他
方の入力に接続されている。ANDゲート64の出力s
64は、出力データとして外部へ出力されている。Aレ
ジスタ61は、WE端子がアクティブの時に、ライトア
ドレスカウンタ3の出力s3を保持するレジスタであ
る。比較器63は、リードアドレスカウンタ5の出力s
5によりジグザグRAM4のデータが読み出されるアド
レス(例えば、図3の場合には、リードアドレスカウン
タ5の出力s5の値が21の時には、値48)に変換し
て、この変換したアドレスとBレジスタ62の出力s6
2を比較して、ジグザグRAM4のRE端子を制御する
回路である。以下、図6の動作の説明をする。2次元D
CT演算された入力データs2は、ライトアドレスカウ
ンタ3の出力s3からテーブルRAM37のRA端子に
入力された読み出しアドレスに従って、RD端子より出
力された読み出しデータs37の値で除算器6によって
除算される。除算結果である量子化されたデータの出力
s6は、ジグザグRAM4のWD端子に入力され、やは
り、ライトアドレスカウンタ3の出力s3からジグザグ
RAM4のWA端子に入力された書き込みアドレスに
って、ジグザグRAM4に書き込まれて記憶される。
【0027】除算結果(量子化後のデータ)の出力s6
は、同時にオール“0”検出回路41によって0である
かどうか検出されて、書き込み(ラッチ)を制御するA
レジスタ61のWE端子に入力される。Aレジスタ61
は、ジグザグRAM4に除算結果の出力s6が書き込ま
れる時、その値が0でない場合の度に、内容(アドレス
値)が更新される。最終的に1ブロック分(例えば、6
4個のデータ)すべてがジグザグRAM4に書き込まれ
には、Aレジスタ61には、最後に0でないデータ
が書き込まれた時のアドレス値が記憶されている。次
に、Aレジスタ61の出力s61をBレジスタ62に転
送する。リードアドレスカウンタ5がジグザグRAM4
のRA端子にアドレス線を介して、読み出しアドレス
s5を入力し、図示しないジグザグスキャン用のデ
コーダによりその読み出しアドレスs5をデコード
して、ジグザグRAM4のRD端子から読み出しデータ
s4が出力されると、ANDゲート64を介して、それ
が出力データs64となって、外部へ出力され、量
子化・ジグザグスキャンの一連の処理が終了する。
【0028】ここで、比較器63は、リードアドレスカ
ウンタ5の出力s5に従って、ジグザグRAM4から量
子化後のデータを読み出す時の、そのデータライトア
ドレスカウンタ3の出力s3に従って書き込まれた時の
アドレスに変換して(例えば、リードアドレスカウンタ
5の出力s5の値が図3(b)に示す21時には、変
換されたアドレスは48となる)、その変換後のアドレ
ス値とBレジスタ62の出力s62を比較する。その結
果、変換後のアドレス値がBレジスタ62の出力s62
の値を越えたとき、比較器63の出力s63は、ジグザ
グRAM4のRE端子を通して、読み出しが行われない
ように制御するとに、その際にジグザグRAM4のR
D端子より出力される読み出しデータs4は不定の値と
なり得るので、ANDゲート64で読み出しデータs4
と出力s63の論理積をとることで、出力データs6
を0にする。例えば、Bレジスタ62の値が35の
時には、リードアドレスカウンタ5の出力s5の値が4
2の時は、変換後のアドレス値は15(<35)とな
り、ジグザグRAMから量子化後のデータs4が読み
出され、リードアドレスカウンタ5の出力s5の値が2
0の時は、変換後のアドレスは40(>35)とな
り、ジグザグRAMからは量子化後のデータs4が読
み出されない。
【0029】変換後のアドレス値がBレジスタ62の値
よりも大きいことは、リードアドレスカウンタ5の出力
s5に従って、ジグザグRAM4からデータs4を読み
出してもそのデータs4の値が0になるので、そのデー
s4を読み出す必要がないからである。以上説明した
ように、第4の実施形態によれば、図2の従来例の回路
に対して、読み出し制御回路52のハードウェアを付加
することで、ジグザグRAM4の読み出し回数を減らし
たので、消費電力が小さくなる。また、量子化演算をジ
グザグスキャンより先に行わせることにより、除算結果
の出力s6をオール“0”検出回路41に入力すること
なり、クリティカルパスとなるだけでなく、テーブル
RAM37のアクセスを削減することができなくなる
が、その分1ブロック中の殆どが0データとなるため、
ジグザグRAM4の読み出し回数を大幅に減らすことが
できるので、消費電力を更に削減することができる。さ
らに、第3の実施形態に比べて、オール“0”検出回路
44,45やAカウンタ42、Bカウンタ43のハー
ドウェア的に大きくなる要素を取り除いたので、スピー
ドが遅くなる反面(比較器63により比較するため)、
面積的に小さく実現できる。
【0030】(第5の実施形態) 図7は、本発明の第5の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図であり、図1中の要素に共通
する要素には共通の符号を付してある。本第5の実施形
態のジグザグスキャン回路及び量子化回路が第1の実施
形態の回路と異なる点は、テーブルRAM7に記録され
ている量子化ステップの最小値とDCT係数とを比較し
て、DCT係数の方が小さい時には、テーブルRAM7
から量子化ステップを読み出さないようにしたことであ
る。即ち、図7のジグザグスキャン回路及び量子化回路
は、ジグザグスキャン回路10と量子化回路71と読み
出し制御回路12とを備えている。ジグザグスキャン回
路10は、ライトアドレスカウンタ(ライトアドレス生
成回路)3、ジグザグRAM(第1の記憶回路)4、リ
ードアドレスカウンタ(リードアドレス生成回路)5、
及びANDゲート18を有している。量子化回路71
は、リードアドレスカウンタ5、除算器(演算器)6、
テーブルRAM(第2の記憶回路)7、リミットレジス
タ81、比較器82、及びANDゲート(論理ゲート)
83を有している。読み出し制御回路12は、オール
“0”検出回路(第1の検出回路)13、Aカウンタ
(第1のカウンタ)14、Bカウンタ(第2のカウン
タ)15、オール“0”検出回路(第3の検出回路)1
6、及びオール“0”検出回路(第2の検出回路)17
を有している。
【0031】入力データs2は、ジグザグRAM4のW
D端子とオール“0”検出回路13の入力に外部より接
続されている。オール“0”検出回路13の出力s13
は、Aカウンタ14のCU端子に接続されている。Aカ
ウンタ14の出力s14は、Bカウンタ15の入力に接
続されている。ジグザグRAM4のRD端子より出力さ
れる読み出しデータs4は、ANDゲート18の一方の
入力、及びオール“0”検出回路17の入力に接続され
ている。オール“0”検出回路17の出力s17は、B
カウンタ15のCD端子に接続されている。Bカウンタ
15の出力s15は、オール“0”検出回路16の入力
に接続されている。オール“0”検出回路16の出力s
16は、ANDゲート18の他方の入力とジグザグRA
M4のRE端子に接続されている。ANDゲート18の
出力s18は除算器6の入力、及び比較器82の一方の
入力に接続されている。リードアドレスカウンタ5の出
力s5は、ジグザグRAM4のRA端子、及びテーブル
RAM7のRA端子に接続されている。リミットレジス
タ81の出力s81は、比較器82の他方の入力に接続
されている。比較器82の出力s82は、テーブルRA
M7のRE端子及びANDゲート83の一方の入力に接
続されてる。テーブルRAM7のRD端子からの読み
出しデータs7は、除算器6の他方の入力に接続されて
いる。除算器6の出力s6は、ANDゲート83の他方
の入力に接続されている。ANDゲート83の出力s8
3は、出力データとして外部へ出力されている。
【0032】リミットレジスタ81には、テーブルRA
に記録されている量子化ステップの中で最小の値が
保持されている。比較器82は、ANDゲート18の出
力s18とリミットレジスタ81の出力s81とを比較
して、ANDゲート18の出力s18の方が小さい時
に、テーブルRAMから量子化ステップを読み出さな
いように制御するものである。以下、図7の動作の説明
をする。2次元DCT演算された入力データs2は、ジ
グザグRAM4のWD端子より入力され、ライトアドレ
スカウンタ3の出力s3に従って、順次、ジグザグRA
M4に書き込まれ、記憶される。入力データs2は、同
時に、オール“0”検出回路13によって、その値が0
であるか否かが検出され、0でない値であるとき、Aカ
ウンタ14をカウントアップする。入力データs2から
ジグザグRAM4に1ブロック分(例えば、64個のデ
ータ)が書き込み終わったところで、Aカウンタ14の
値はジグザグRAM4の中に0でないデータの個数を示
していることになる。次にAカウンタ14の出力s14
の値は、Bカウンタ15へ転送され、ジグザグRAM4
から量子化回路71へのデータ転送が行われる。リード
アドレスカウンタ5の出力s5は、RA端子を介して、
ジグザグRAM4に読み出しアドレスとして与えられ、
図示しないジグザグスキャン用のデコーダにより、その
読み出しアドレスをデコードして、RD端子より読み出
しデータs4を出力する。
【0033】読み出しデータs4は、オール“0”検出
回路17に入力され、その値が0でない時、出力s17
を介して、Bカウンタ15の値をカウントダウンする。
Bカウンタ15がカウントダウンされていった結果0に
なると、オール“0”検出回路16によってそれを検出
し、その出力s16が、それ以降のジグザグRAM4の
読み出し行為をさせないために、RE端子をインアクテ
ィブ(例えば、0)にする。ジグザグRAM4の読み出
しが行われないとき、その読み出しデータs4は、不
となり得るのでANDゲート18によって量子化回路
71に転送する出力s18を強制的に0にする。即ち、
ジグザグRAM4から0を読み出し、量子化回路71に
転送するという動作を、ジグザグRAM4の読み出しを
行わずに、ANDゲート18を用いて、量子化回路71
に転送するデータを0にしてしまうわけである。これに
より、ジグザグRAM4のアクセス回数を減らすことに
なる。除算器6によって行われる除算において、ジグザ
グスキャン回路10からのデータが0である場合は、除
算結果の出力s6はテーブルRAM7からRD端子を介
して、出力される読み出しデータs7によらず、必ず0
になる。しかしながら、出力s18が0であるときのみ
ならず、明らかに除算結果の出力s6が0になり得る場
合がある。それは、出力s18がテーブルRAM7に記
憶されている値のどれよりも小さい値であるときであ
る。そこで、リミットレジスタ81にテーブルRAM7
に記憶されているデータのうち最も小さい値を記憶して
おき、出力s18とリミットレジスタ81の出力s81
を比較器82で比較し、出力s18の値がリミットレジ
スタ81の出力s81よりも小さければ、やはり除算器
6の出力s6は、テーブルRAM7を読み出すまでもな
く0になることが判る。
【0034】従って、比較器82の出力s82をテーブ
ルRAM7のRE端子に入力し、出力s18の値がリミ
ットレジスタ81の出力s81よりも小さい時は、テー
ブルRAM7が読み出しを行わないように制御する。ま
た、その際に、テーブルRAM7の読み出しデータs7
は不定値となり得るので、ANDゲート83により出力
データs83強制的に0にする。これら一連の動作
によって、ジグザグスキャンと量子化処理を終了する。
以上説明したように、第5の実施形態によれば、第1の
実施形態と同様の利点がある上に、第1の実施形態の回
路に、リミットレジスタ81、比較器82、及びAND
ゲート83を付加することによって、ジグザグRAM4
の読み出しデータs4が0でない場合であっても、その
値が小さければ、テーブルRAM7をアクセスすること
がなくなり、更に消費電力を低減できる。第3、第4の
実施形態に比べて、ジグザグRAM4の読み出し回数も
減らしているので、消費電力の削減を期待できる。
【0035】(第6の実施形態) 図8は、本発明の第6の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図であり、図1中の要素に共通
する要素には共通の符号を付してある。本第6の実施形
態のジグザグスキャン回路及び量子化回路が第1の実施
形態の回路と異なる点は、テーブルRAM7の領域を複
数のパートに分けて、各パート内で最小の量子化ステッ
プをリミットレジスタ101に記憶して、DCT係数と
そのDCT係数が含まれるパートに対応するリミットレ
ジスタ101の出力s101とを比較して、テーブルR
AM7の読み出しを制御するようにしたことである。即
ち、図8のジグザグスキャン回路及び量子化回路は、ジ
グザグスキャン回路10と量子化回路91と読み出し制
御回路12とを備えている。ジグザグスキャン回路10
は、ライトアドレスカウンタ(ライトアドレス生成回
路)3、ジグザグRAM(第1の記憶回路)4、リード
アドレスカウンタ(リートアドレス生成回路)5、及び
ANDゲート18を有している。量子化回路91は、リ
ードアドレスカウンタ5、除算器(演算器)6、テーブ
ルRAM(第2の記憶回路)7、リミットレジスタ10
1、選択器102、比較器103、及びANDゲート
(論理ゲート)104を有している。読み出し制御回路
12は、オール“0”検出回路(第1の検出回路)1
3、Aカウンタ(第1のカウンタ)14、Bカウンタ
(第2のカウンタ)15、オール“0”検出回路(第3
の検出回路)16、及びオール“0”検出回路(第2の
検出回路)17を有している。
【0036】入力データs2は、ジグザグRAM4のW
D端子とオール“0”検出回路13の入力に外部より接
続されている。オール“0”検出回路13の出力s13
は、Aカウンタ14のCU端子に接続されている。Aカ
ウンタ14の出力s14は、Bカウンタ15の入力に接
続されている。ジグザグRAM4のRD端子より出力さ
れる読み出しデータs4は、ANDゲート18の一方の
入力、及びオール“0”検出回路17の入力に接続され
ている。オール“0”検出回路17の出力s17は、B
カウンタ15のCD端子に接続されている。Bカウンタ
15の出力s15は、オール“0”検出回路16の入力
に接続されている。オール“0”検出回路16の出力s
16は、ANDゲート18の他方の入力とジグザグRA
M4のRE端子に接続されている。ANDゲート18の
出力s18は除算器6の入力、及び比較器103の一方
の入力に接続されている。リードアドレスカウンタ
出力sは、ジグザグRAM4のRA端子、テーブルR
AM7のRA端子に接続されている。リミットレジスタ
101の出力s101は、選択器102の入力に接続さ
れている。選択器102の出力s102は、比較器10
3の他方の入力に接続されている。比較器103の出力
s103は、テーブルRAM7のRE端子及びANDゲ
ート104の一方の入力に接続されてる。テーブルRA
M7のRD端子からの読み出しデータs7は、除算器6
の他方の入力に接続されている。除算器6の出力s6
は、ANDゲート104の他方の入力に接続されてい
る。ANDゲート104の出力s104は、出力データ
として外部へ出力されている。
【0037】図9は、テーブルRAMのパートの一例を
示す図である。図9に示すように、テーブルRAM7を
ジグザグスキャンの順に、複数のパート(例えば、5つ
のパート)に分け、それぞれのパートの最小値がリミッ
トレジスタ101に記憶されている。図10は、テーブ
ルRAMの内容の一例を示す図である。テーブルRAM
7に図10に示すような量子化ステップを記憶しておく
場合では、図9に示すパートに分割した場合、リミット
レジスタ101には、第0パートについては16、第1
パートについては10、第2パートについては13、第
3パートについては22、第4パート4については64
が記憶されることになる。以下、図8の動作の説明をす
る。2次元DCT演算された入力データs2は、ジグザ
グRAM4のWD端子から入力され、ライトアドレスカ
ウンタ3の出力s3からWA端子に入力された書き込み
アドレスに従って、書き込まれ、記憶される。
【0038】入力データs2は、オール“0”検出回路
13によって、その値が0であるか否かが検出される。
その結果、0でなければ、Aカウンタ14をカウントア
ップする。ジグザグRAM4に1ブロック分(例えば、
64個のデータ)全て書き込まれると、Aカウンタ14
はジグザグRAM4の中に0でないデータがどれだけ記
憶されているかを示していることになる。ジグザグRA
M4からデータを読み出すとき、Aカウンタ14の出力
s14をBカウンタ15に転送する。リードアドレスカ
ウンタ5の出力s5からジグザグRAM4のRA端子に
入力されたアドレスを、例えば、図示しないジグザグス
キャン用のデコーダにより、デコードして、RD端子よ
り読み出しデータs4を出力する。ジグザグRAM4の
RD端子から出力された読み出しデータs4は、オール
“0”検出回路17で0であるか否かを検出し、0でな
いときBカウンタ15をカウントダウンする。Bカウン
タ15の出力s15の値がオール“0”検出回路16に
よって0になったことを検出したとき、即ち、ジグザグ
RAM4に0でないデータが1つも残ってないことにな
るので、オール“0”検出回路16の出力s16によっ
て、ジグザグRAM4のRE端子からジグザグRAM4
が読み出さないように制御する。
【0039】この時、読み出しデータs4は、不定値
なり得るので、ANDゲート18によって量子化回路
に転送する出力s18を強制的に0にし、出力s18
を量子化回路91に転送する。量子化回路91では、ジ
グザグスキャン回路10からの転送出力s18をリー
ドアドレスカウンタ5の出力s5からRA端子に入力さ
れた読み出しアドレスに従って、テーブルRAM7のR
D端子から出力された読み出しデータs7で除算器6に
よって、除算し、その結果の出力s6をANDゲート1
04を介して、出力する。これで、ジグザグスキャンと
量子化の一連の処理が終了するここで、転送出力s1
8が0である場合は、テーブルRAM7からの読み出し
データs7の値によらず、除算結果は0になる。リミッ
トレジスタ101には、テーブルRAM7を、図8に示
すように、例えば、5つのパートに分けられた、それぞ
れのパートの最小値が記憶されている。選択器102に
より、リードアドレスカウンタ5の出力s5に従って、
テーブルRAM7から読み出されるデータs7が含まれ
るパート内の最小値を記憶するリミットレジスタ101
の出力s101を選択する。例えば、リードアドレスカ
ウンタ5の出力s5の値が20とすると、その出力s5
に対応するパートは、第3パートであるので、例えば、
図9に示すテーブルRAM7の場合は、22が選択器1
02より出力される。
【0040】比較器103は、選択器102の出力s1
02とANDゲート18の出力s18を比較して、AN
Dゲート18の出力s18の方が小さければ、テーブル
RAM7を読み出すまでもなく、除算結果は0となるの
で、比較器103の出力s103がテーブルRAM7の
RE端子を介して、読み出しが行われないように制御す
るとに、ANDゲート104によって、出力データ
s104を強制的に0にする。以上説明したよう
に、第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の
利点がある上に、第1の実施形態の回路に、リミットレ
ジスタ101、選択器102、比較器103を付加する
ことによって、ジグザグRAM4の読み出しデータs4
が0でない場合であっても、その値が小さければ、テー
ブルRAM7をアクセスすることがなくなり、更に消費
電力を低減できる。また、第5の実施形態に比べて、リ
ミットレジスタ101に記憶する値の数を増やしたの
で、より転送出力s18の方がリミットレジスタ101
の値よりも小さくなる確率が高くなるので、より消費電
力の低減を期待できる。
【0041】(第7の実施形態) 図11は、本発明の第7の実施形態のジグザグスキャン
回路及び量子化回路の回路図であり、図8中の要素に共
通する要素には共通の符号を付してある。本第7の実施
形態のジグザグスキャン回路と量子化回路が第6の実施
形態の回路と異なる点は、DCT係数が属するパートの
リミットジスタ101の出力s101とDCT係数の入
力データs2とを比較して、DCT係数の方が小さけれ
ば、ジグザグRAM4に0を書き込むようにし、ジグザ
グRAM4の0でない個数をカウントして、0でないジ
グザグRAM4が全て読み出されると、ジグザグRAM
4及びテーブルRAM7を読み出さないように制御する
と共に、テーブルRAM7については、さらにジグザグ
RAM4の読み出しデータs4が0の時には、読み出さ
ないよう制御したことである。即ち、図11のジグザグ
スキャン回路及び量子化回路は、ジグザグスキャン回路
110と量子化回路111と読み出し書き込み制御回路
112とを備えている。ジグザグスキャン回路110
は、ライトアドレスカウンタ(ライトアドレス生成回
路)3、ジグザグRAM(第1の記憶回路)4、リード
アドレスカウンタ(リードアドレス生成回路)5、リミ
ットレジスタ101、選択器121、及びANDゲート
(論理ゲート)129を有している。量子化回路111
は、リードアドレスカウンタ5、テーブルRAM7(第
2の記憶回路)、除算器(演算器)6、及びANDゲー
ト131を有している。読み出し書き込み制御回路11
2は、比較器122、ANDゲート(第1の論理ゲー
ト)123、オール“0”検出回路(第1の検出回路)
124、Aカウンタ(第1のカウンタ)125、Bカウ
ンタ(第2のカウンタ)126、オール“0”検出回路
(第3の検出回路)127、オール“0”検出回路(第
2の検出回路)128、及びANDゲート(第2の論理
ゲート)130を有している。Bカウンタ126及びオ
ール“0”検出回路127により、レベル制御回路が構
成されている。
【0042】入力データs2は、比較器122の一方の
入力、及びANDゲート123の一方の入力に外部から
接続されている。リミットレジスタ101の出力s10
1は、選択器121の入力に接続されている。選択器1
21の出力s121は、比較器122の他方の入力に接
続されている。ライトアドレスカウンタ3の出力s3
は、ジグザグRAM4のWA端子、及び選択器121の
選択信号入力端子に接続されている。比較器122の出
力s122は、ANDゲート123の他方の入力に接続
されている。ANDゲート123の出力s123は、ジ
グザグRAM4のWD端子、及びオール“0”検出回路
124の入力に接続されている。オール“0”検出回路
124の出力s124は、Aカウンタ125のCU端子
に接続されている。Aカウンタ125の出力s125
は、Bカウンタ126の入力に接続されている。リード
アドレスカウンタ5の出力s5は、ジグザグRAM4の
RA端子、及びテーブルRAM7のRA端子に接続され
ている。ジグザグRAM4のRD端子より出力される読
み出しデータs4は、ANDゲート129の一方の入
力、及びオール“0”検出回路128の入力に接続され
ている。オール“0”検出回路128の出力s128
は、Bカウンタ125のCD端子、及びANDゲート1
30の一方の入力に接続されている。
【0043】Bカウンタ126の出力s126は、オー
ル“0”検出回路127の入力に接続されている。オー
ル“0”検出回路127の出力s127は、ジグザグR
AM4のRE端子、ANDゲート129の他方の入力及
びANDゲート130の他方の入力に接続されている。
ANDゲート130の出力s130は、テーブルRAM
7のRE端子、及びANDゲート131の一方の入力に
接続されている。ANDゲート129の出力s129
は、除算器6の入力に接続されている。テーブルRAM
7のRD端子からの読み出しデータs7は、除算器6の
入力に接続されている。除算器6の出力s6は、AND
ゲート131の他方の入力に接続されている。ANDゲ
ート131の出力s131は、出力データとして外部へ
出力されている。選択器121は、ライトアドレスカウ
ンタ3の出力s3に従って、ジグザグRAM4に書き込
まれる領域が含まれるパートに対応するリミットレジス
タ101の出力s101を選択するものである。比較器
122は、選択器121の出力s121と入力データs
2の値を比較して、入力データs2の方が小さい時に
は、0を出力して、それ以外の時は、1を出力するもの
である。ANDゲート123は、入力データs2のビッ
ト数の個数の2入力ANDゲートを有し、各ANDゲー
トの入力は、入力データs2の各ビットと比較器122
の出力s122が接続されている。
【0044】以下、図11の動作の説明をする。リミッ
トレジスタ101は、例えば、5つのレジスタで構成さ
れ、図8に示すように1ブロックの量子化ステップを5
つのパートに分割した場合のそれぞれの最小値を記憶し
ておく。選択器121は、ライトアドレスカウンタ3の
出力s3に従って、ジグザグRAM4に書き込まれる領
域が含まれるパートに対応するリミットレジスタ101
の出力s101を選択する。比較器122は、選択器1
21の出力s121と入力データs2とを比較する。こ
の時点ですでに入力データs2の値の方が選択器121
の出力s121よりも小さけれは、後の量子化によって
結果が0になることが判明しているので、ANDゲート
123で強制的で0にしてからジグザグRAM4のWD
端子を通して、書き込まれる。そして、0とならない書
き込みデータであるときはオール“0”検出回路124
によってそれを検出して、Aカウンタ125をカウント
アップする。ジグザグRAM4には量子化が行われる前
に、DCT係数の値が比較されているので、量子化後の
データが0と判明しているものは、DCT係数が0でな
くても、0になってしまっているデータが多く書き込ま
れている。ジグザグRAM4の1ブロック(=64個の
データ)すべてが書き込まれると、Aカウンタ125
値は、ジグザグRAM4中に0でないものの数が記憶さ
れることになる。Aカウンタ125の出力s125の値
をBカウンタ126へ転送する。リードアドレスカウン
タ5の出力s5を、図示しないジグザグスキャン用のデ
コーダでデコードして、RD端子から読み出しデータs
4を出力する。ジグザグRAM4のRD端子からの読み
出しデータs4が、オール“0”検出回路128によっ
て0でないことを検出するとBカウンタ126をカウン
トダウンする。
【0045】Bカウンタ126が0になると、ジグザグ
RAM4の中に0でないデータが1つも残っていないこ
とになるので、オール“0”検出回路127の出力s1
27によって、ジグザグRAM4のRE端子から読み出
しを行わないように制御する。このとき、転送出力s1
29は、ANDゲート129によって、0になる。量子
化回路111では、転送出力s129をリードアドレ
スカウンタ5の出力s5からRA端子を介して入力され
た読み出しアドレスに従って、テーブルRAM7のRD
端子から出力された読み出しデータs7で除算する。そ
の除算結果の出力s6は、ANDゲート131を介し
て、出力データs131となり、外部へ出力され
る。これでジグザグスキャンと量子化の一連の処理が終
了する。ここで、読み出しデータs4が0であるとき
は、除算結果が0になるので、オール“0”検出回路1
28で検出して、ANDゲート130によって、例え
ば、0をRE端子に入力する。この時、除算結果が不定
とな得るので、ANDゲート131によって出力デ
ータs131を強制的に0にする。以上説明したよ
うに、第7の実施形態によれば、第2の実施形態と同様
の利点がある。
【0046】また、第1第2の実施形態に比べてハー
ド量は増えるが、リミットレジスタ101、選択器12
1、比較器122を付加することによって、ジグザグR
AM4の読み出しデータs4が0でない場合であって
も、その値が小さければ、テーブルRAM7をアクセス
することがなくなり、更に消費電力を低減できる。第
3、第4の実施形態に比べて、ジグザグRAM4の読み
出し回数を減らしているので、より消費電力の削減が期
待できる。第5の実施形態に比べて、リミットレジスタ
101に記憶する値の数を増やしたので、より転送出力
129が小さくなる確率が高くなるので、より消費電
力の低減を期待できる。さらに、第6の実施形態に比べ
て、ジグサグRAMに書き込む前でリミットレジスタ
101と入力データs2との比較をしているため、ジグ
ザグRAM4へ入力する値にすでに0であるものが増
え、テーブルRAM7のアクセス回数が減り、より消費
電力を削減することができる。なお、本発明は、上記実
施形態に限定されず種々の変形が可能である。その変形
例としては、例えば次のようなものがある。
【0047】(1) 施形態において、量子化手段と
して、除算器を用いて説明したが、テーブルRAM
7,37には量子化ステップの逆数を記憶しておき、除
算器の代わりに乗器を用いることもできる。 (2) 施形態では、1ブロックを8×8=64個の
データとしたが、この数に制限はなく、ジグザグRAM
4とテーブルRAM7の容量も特に制限するものではな
い。 (3) ジグザグRAM4及びテーブルRAM7のRE
端子に入力される読み出し用の制御信号がインアクティ
ブの時に、0を出力するように構成されている場合に
は、ANDゲート130は不要である。 (4) 第6、第7の実施形態ではテーブルRAM7を
5つのパートに分割したが、分割数に制限はない。 (5) ジグザグRAM4テーブルRAM7,37
は、レジスタファイルであってもよい。 (6) 第4の実施形態において、Aレジスタ61に
は、ライトアドレスカウンタ3の出力s3に従って、書
き込まれたデータが読み出されるアドレス(ジグザグア
ドレスと呼ぶ)に変換した値を保持するようにして、A
レジスタ61のWE端子には、オール“0”検出回路4
1の出力s41と、ジグザグアドレスの値とAレジスタ
61の値とを比較して、Aレジスタ61の値の方が大き
いときに0を出力する比較器63の出力との論理積を入
力するようにしてもよい。この場合、比較器63は、B
レジスタ62の値とリードアドレスカウンタ5の値をた
だ比較するだけでよい。 (7) 第1〜第3、第5〜7の実施形態のライトア
ドレスカウンタ3、又はリードアドレスカウンタ5のい
ずれか一方をジグザグスキャンに従って、ジグザグなア
ドレスを生成するライトアドレス生成回路、又はリード
アドレス生成回路であってもよい。 (8) 第4の実施形態のリードアドレスカウンタ5
は、ジグザグスキャンするアドレスを生成するリードア
ドレス生成回路であってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のう
ちの第1、第2、第5〜第8、及び第9〜第11の発明
によれば、カウンタや検出回路等といった回路を設けた
ので、第1と第2の記憶回路に対するアクセス回路を減
少でき、これによって消費電力を低減できると共に高速
動作を実現できる。しかも、これらは、回路構成が大幅
に増加して、装置サイズが大きくなることや、コストが
増加することを極力抑制して実現することができる。
3、第4、第9及び第11の発明によれば、第1の記憶
回路からの読み出し処理と、第2の記憶回路への書き込
み処理とを同時に実行できるようにしたので、各記憶回
路に対するアクセス回数を減少できると共に、画像符号
化処理全体としての動作速度をより高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図である。
【図2】従来のジグザグスキャン回路及び量子化回路の
回路図である。
【図3】ジグザグスキャンを示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図である。
【図5】本発明の第3の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図である。
【図6】本発明の第4の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図である。
【図7】本発明の第5の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図である。
【図8】本発明の第6の実施形態のジグザグスキャン回
路及び量子化回路の回路図である。
【図9】テーブルRAMのパートの一例を示す図であ
る。
【図10】テーブルRAMの内容の一例を示す図であ
る。
【図11】本発明の第7の実施形態のジグザグスキャン
回路及び量子化回路の回路図である。
【符号の説明】
3 ライトアドレス
カウンタ 4 ジグザグRAM 5 リードアドレス
カウンタ 6 除算器 7,37 テーブルRAM10,31,51,110 ジグザグスキャ
ン回路11,30,71,91,111 量子化回路12,20,32,52 読み出し制御回
13,16,17,41,44,45,124,12
7,128オール“0”検出回路 14,42,125 Aカウンタ 15,43,126 Bカウンタ 18,21,46,64,83,104,123,12
9,130,131ANDゲート 61 Aレジスタ 62 Bレジスタ 63,82,103,122 比較器 81,101 リミットレジス
タ 102,121 選択器112 読み出し書き込
み制御回路

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込みアドレスに従って入力データを
    書き込み、読み出し用の制御信号が第1と第2の電位レ
    ベルの内の第1の電位レベルを示す時に、読み出しアド
    レスに従って前記入力データの入力順序とは異なるジグ
    ザグな順序でデータを読み出し、前記読み出し用の制御
    信号が前記第2の電位レベルを示す時にデータの読み出
    しが禁止される第1の記憶回路と、 量子化ステップ又は量子化ステップの逆数を記憶し、読
    み出し用の制御信号が第1と第2の電位レベルの内の第
    1の電位レベルを示す時に、読み出しアドレスに従って
    データを読み出し、前記読み出し用の制御信号が前記第
    2の電位レベルを示す時にデータの読み出しが禁止され
    る第2の記憶回路と、 前記第1の記憶回路の書き込みアドレスを生成するライ
    トアドレス生成回路と、 前記第1と第2の記憶回路の読み出しアドレスを生成す
    るリードアドレス生成回路と、 前記入力データの値が非零か否かを検出する第1の検出
    回路と、 前記第1の検出回路の出力に従って、前記非零の入力デ
    ータの数のカウントを実行する第1のカウンタと、 前記第1の記憶回路の出力が非零か否かを検出する第2
    の検出回路と、 前記第2の検出回路による非零を検出した数が前記第1
    のカウンタにて非零をカウントした数に至ったことを検
    出し、前記第1と第2の記憶回路の読み出し用の制御信
    号を前記第2の電位レベルにするよう制御するレベル制
    御回路と、 前記第1と第2の記憶回路からの読み出しデータの演算
    を行う演算器と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 書き込みアドレスに従って入力データを
    書き込み、読み出し用の制御信号が第1と第2の電位レ
    ベルの内の第1の電位レベルを示す時に、読み出しアド
    レスに従って前記入力データの入力順序とは異なるジグ
    ザグな順序でデータを読み出し、前記読み出し用の制御
    信号が前記第2の電位レベルを示す時にデータの読み出
    しが禁止される第1の記憶回路と、 量子化ステップ又は量子化ステップの逆数を記憶し、読
    み出し用の制御信号が第1と第2の電位レベルの内の第
    1の電位レベルを示す時に、読み出しアドレスに従って
    データを読み出し、前記読み出し用の制御信号が前記第
    2の電位レベルを示す時にデータの読み出しが禁止され
    る第2の記憶回路と、 前記第1の記憶回路の書き込みアドレスを生成するライ
    トアドレス生成回路と、 前記第1と第2の記憶回路の読み出しアドレスを生成す
    るリードアドレス生成回路と、 前記入力データの値が非零か否かを検出する第1の検出
    回路と、 前記第1の検出回路の出力に従って、前記非零の入力デ
    ータの数のカウントを実行する第1のカウンタと、 前記第1の記憶回路の出力が非零か否かを検出する第2
    の検出回路と、 前記第2の検出回路による非零を検出した数が前記第1
    のカウンタにて非零をカウントした数に至ったことを検
    出し、前記第1の記憶回路の読み出し用の制御信号を前
    記第2の電位レベルにするよう制御するレベル制御回路
    と、 前記第2の検出回路の出力と前記レベル制御回路の出力
    を入力し、前記第1の記憶回路の出力が零であることを
    前記第2の検出回路が検出した時に、又は前記レベル制
    御回路により前記第1の記憶回路に対する読み出し用の
    制御信号が第2の電位レベルとされた時に、前記第2の
    記憶回路の読み出し用の制御信号を前記第2の電位レベ
    ルにするよう制御する論理ゲートと、 前記第1と第2の記憶回路からの読み出しデータの演算
    を行う演算器と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 量子化ステップ又は量子化ステップの逆
    数を記憶し、読み出しアドレスに従ってデータを読み出
    す第1の記憶回路と、 書き込みアドレスに従って入力データの演算結果を書き
    込み、読み出し用の制御信号が第1と第2の電位レベル
    の内の第1の電位レベルを示す時に、読み出しアドレス
    に従って前記入力データの入力順序とは異なるジグザグ
    な順序でデータを読み出し、前記読み出し用の制御信号
    が前記第2の電位レベルを示す時にデータの読み出しが
    禁止される第2の記憶回路と、 前記第1の記憶回路の読み出しアドレスと前記第2の記
    憶回路の書き込みアドレスを生成するアドレス生成回路
    と、 前記第2の記憶回路の読み出しアドレスを生成するリー
    ドアドレス生成回路と、 前記入力データと前記第1の記憶回路からの読み出しデ
    ータの演算を行い、前記入力データの演算結果を出力す
    る演算器と、 前記演算器による演算結果が非零か否かを検出する第1
    の検出回路と、 前記第1の検出回路の出力に従って、前記非零の入力デ
    ータの数のカウントを実行する第1のカウンタと、 前記第2の記憶回路の出力が非零か否かを検出する第2
    の検出回路と、 前記第2の検出回路による非零を検出した数が前記第1
    のカウンタにて非零をカウントした数に至ったことを検
    出し、前記第2の記憶回路の読み出し用の制御信号を前
    記第2の電位レベルにするよう制御するレベル制御回路
    と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 量子化ステップ又は量子化ステップの逆
    数を記憶し、読み出しアドレスに従ってデータを読み出
    す第1の記憶回路と、 書き込みアドレスに従って入力データの演算結果を書き
    込み、読み出し用の制御信号が第1と第2の電位レベル
    の内の第1の電位レベルを示す時に、読み出しアドレス
    に従って前記入力データの入力順序とは異なるジグザグ
    な順序でデータを読み出し、前記読み出し用の制御信号
    が前記第2の電位レベルを示す時にデータの読み出しが
    禁止される第2の記憶回路と、 前記第1の記憶回路の読み出しアドレスと前記第2の記
    憶回路の書き込みアドレスを生成するアドレス生成回路
    と、 前記第2の記憶回路の読み出しアドレスを生成するリー
    ドアドレス生成回路と、 前記入力データと前記第1の記憶回路からの読み出しデ
    ータの演算を行い、前記入力データの演算結果を出力す
    る演算器と、 前記演算器による演算結果が非零のデータか否かを検出
    する検出回路と、 前記検出回路により非零のデータが検出される毎に、該
    非零のデータのアドレス値を更新して保持する第1のレ
    ジスタと、 前記第1のレジスタの値を入力する第2のレジスタと、 前記リードアドレス生成回路からの読み第しアドレスに
    従って、前記第2の記憶回路から所望のデータを読み出
    し、該リードアドレス生成回路からの読み出しアドレス
    と前記第2のレジスタの値とを比較して、前記第2の記
    憶回路の読み出し用の制御信号を前記第2の電位レベル
    にするよう制御する比較器と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 書き込みアドレスに従って入力データを
    書き込み、読み出し用の制御信号が第1と第2の電位レ
    ベルの内の第1の電位レベルを示す時に、読み出しアド
    レスに従って前記入力データの入力順序とは異なるジグ
    ザグな順序でデータを読み出し、前記読み出し用の制御
    信号が前記第2の電位レベルを示す時にデータの読み出
    しが禁止される第1の記憶回路と、 量子化ステップ又は量子化ステップの逆数を記憶し、読
    み出し用の制御信号が第1と第2の電位レベルの内の第
    1の電位レベルを示す時に、読み出しアドレスに従って
    データを読み出し、前記読み出し用の制御信号が前記第
    2の電位レベルを示す時にデータの読み出しが禁止され
    る第2の記憶回路と、 前記第1の記憶回路の書き込みアドレスを生成するライ
    トアドレス生成回路と、 前記第1と第2の記憶回路の読み出しアドレスを生成す
    るリードアドレス生成回路と、 前記入力データの値が非零か否かを検出する第1の検出
    回路と、 前記第1の検出回路の出力に基づいて、前記非零の入力
    データの数のカウントを実行する第1のカウンタと、 前記第1の記憶回路の出力が非零か否かを検出する第2
    の検出回路と、 前記第2の検出回路による非零を検出した数が前記第1
    のカウンタにて非零をカウントした数に至ったことを検
    出し、前記第1の記憶回路の読み出し用の制御信号を前
    記第2の電位レベルにするよう制御するレベル制御回路
    と、 前記第2の記憶回路に記憶されたデータが示す量子化ス
    テップの最小値を保持するリミットレジスタと、 前記第1の記憶回路からの読み出しデータと前記リミッ
    トレジスタの値とを比較して、前記第2の記憶回路の読
    み出し用の制御信号を前記第2の電位レベルにするよう
    制御する比較器と、前記第1の記憶回路からの読み出しデータと前記第2の
    記憶回路からの読み出しデータとの間で除算を行う 演算
    器と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 書き込みアドレスに従って入力データを
    書き込み、読み出し用の制御信号が第1と第2の電位レ
    ベルの内の第1の電位レベルを示す時に、読み出しアド
    レスに従って前記入力データの入力順序とは異なるジグ
    ザグな順序でデータを読み出し、前記読み出し用の制御
    信号が前記第2の電位レベルを示す時にデータの読み出
    しが禁止される第1の記憶回路と、 量子化ステップ又は量子化ステップの逆数を記憶し、読
    み出し用の制御信号が第1と第2の電位レベルの内の第
    1の電位レベルを示す時に、読み出しアドレスに従って
    データを読み出し、前記読み出し用の制御信号が前記第
    2の電位レベルを示す時にデータの読み出しが禁止され
    る第2の記憶回路と、 前記第1の記憶回路の書き込みアドレスを生成するライ
    トアドレス生成回路と、 前記第1と第2の記憶回路の読み出しアドレスを生成す
    るリードアドレス生成回路と、 前記入力データの値が非零か否かを検出する第1の検出
    回路と、 前記第1の検出回路の出力に基づいて、前記非零の入力
    データの数のカウントを実行する第1のカウンタと、 前記第1の記憶回路の出力が非零か否かを検出する第2
    の検出回路と、 前記第2の検出回路による非零を検出した数が前記第1
    のカウンタにて非零をカウントした数に至ったことを検
    出し、前記第1の記憶回路の読み出し用の制御信号を前
    記第2の電位レベルにするよう制御するレベル制御回路
    と、 前記第2の記憶回路の領域を複数のパートに分けた時の
    各パート内のデータが示す量子化ステップの最小値を保
    持するリミットレジスタと、 前記読み出しアドレスに従って、前記第2の記憶回路か
    ら読み出されるデータが含まれる前記パートの最小値を
    保持する前記リミットレジスタの出力を選択する選択器
    と、 前記第1の記憶回路からの読み出しデータと前記選択器
    の出力とを比較して、前記第2の記憶回路の読み出し用
    の制御信号を前記第2の電位レベルにするよう制御する
    比較器と、前記第1の記憶回路からの読み出しデータと前記第2の
    記憶回路からの読み出しデータとの間で除算を行う 演算
    器と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 書き込みアドレスに従ってデータを書き
    込み、読み出し用の制御信号が第1と第2の電位レベル
    の内の第1の電位レベルを示す時に、読み出しアドレス
    に従って前記データの入力順序とは異なるジグザグな順
    序でデータを読み出し、前記読み出し用の制御信号が前
    記第2の電位レベルを示す時にデータの読み出しが禁止
    される第1の記憶回路と、 量子化ステップ又は量子化ステップの逆数を記憶し、読
    み出し用の制御信号が第1と第2の電位レベルの内の第
    1の電位レベルを示す時に、読み出しアドレスに従って
    データを読み出し、前記読み出し用の制御信号が前記第
    2の電位レベルを示す時にデータの読み出しが禁止され
    る第2の記憶回路と、 前記第1の記憶回路の書き込みアドレスを生成するライ
    トアドレス生成回路と、 前記第1と第2の記憶回路の読み出しアドレスを生成す
    るリードアドレス生成回路と、 前記第2の記憶回路の領域を複数のパートに分けた時の
    各パート内のデータが示す量子化ステップの最小値を保
    持するリミットレジスタと、 前記第1の記憶回路の書き込みアドレスに従って、前記
    第1の記憶回路に書き込まれるデータに対応する前記第
    2の記憶回路のデータが含まれる前記パートの最小値を
    保持する前記リミットレジスタの出力を選択する選択器
    と、 入力データと前記選択器の出力とを比較する比較器と、 前記比較器の出力と前記入力データに対して、前記比較
    器の出力が、前記入力データの方が小さいことを示す場
    合に、零値のデータを出力し、それ以外は前記入力デー
    タを前記第1の記憶回路に出力する第1の論理ゲート
    と、 前記第1の論理ゲートの出力が非零か否かを検出する第
    1の検出回路と、 前記第1の検出回路の出力に基づいて、前記非零の入力
    データの数のカウントを実行する第1のカウンタと、 前記第1の記憶回路の出力が非零か否かを検出する第2
    の検出回路と、 前記第2の検出回路による非零を検出した数が前記第1
    のカウンタにて非零をカウントした数に至ったことを検
    出し、前記第1の記憶回路の読み出し用の制御信号を前
    記第2の電位レベルにするよう制御するレベル制御回路
    と、 前記第2の検出回路の出力と前記レベル制御回路の出力
    を入力し、前記第1の記憶回路の出力が零であることを
    前記第2の検出回路が検出した時に、又は前記レベル制
    御回路により前記第1の記憶回路に対する読み出し用の
    制御信号が第2の電位レベルとされた時に、前記第2の
    記憶回路の読み出し用の制御信号を前記第2の電位レベ
    ルにするよう制御する第2の論理ゲートと、 前記第1と第2の記憶回路からの読み出しデータの演算
    を行う演算器と、 を備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の記憶回路の読み出し用の制御
    信号が第2の電位レベルを示す時に、零値のデータを出
    力し、第1の電位レベルを示す時は、前記第1の記憶回
    路からの読み出しデータを前記演算器に出力する論理ゲ
    ートを設けたことを特徴とする請求項1、2、5、6又
    は7記載の画像符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の記憶回路の読み出し用の制御
    信号が第2の電位レベルを示す時に、零値のデータを出
    力し、第1の電位レベルを示す時は、前記第2の記憶回
    路からの読み出しデータを出力する論理ゲートを設けた
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の画像符号化装
    置。
  10. 【請求項10】 前記第2の記憶回路の読み出し用の制
    御信号が第2の電位レベルを示す時に、零値のデータを
    出力し、第1の電位レベルを示す時は、前記演算器から
    の出力を出力する論理ゲートを設けたことを特徴とする
    請求項5又は6記載の画像符号化装置。
  11. 【請求項11】 前記レベル制御回路は、 前記第2の検出回路の出力に従ってカウントを実行する
    第2のカウンタと、 前記第1のカウンタから出力されるカウント数と前記第
    2のカウンタのカウント結果とを比較して、該第2のカ
    ウンタのカウント結果が非零か否かを検出し、前記制御
    信号を前記第2の電位レベルにするよう制御する第3の
    検出回路と、 で構成したことを特徴とする請求項1、2、3、5、
    6、7、8又は10記載の画像符号化装置。
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