JP3432478B2 - 媒体保持装置、並びにこの媒体保持装置の内部に媒体物を固定する方法及び手段 - Google Patents

媒体保持装置、並びにこの媒体保持装置の内部に媒体物を固定する方法及び手段

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JP3432478B2
JP3432478B2 JP2000153973A JP2000153973A JP3432478B2 JP 3432478 B2 JP3432478 B2 JP 3432478B2 JP 2000153973 A JP2000153973 A JP 2000153973A JP 2000153973 A JP2000153973 A JP 2000153973A JP 3432478 B2 JP3432478 B2 JP 3432478B2
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B17/225Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the disks are transferred from a fixed magazine to a fixed playing unit using a moving carriage

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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、オートチ
ェンジャに使用される形式の媒体保持装置に関するもの
であり、更に詳細には、媒体物を媒体保持装置の内部に
固定するロック機構を組込んだ媒体保持装置、並びにこ
の媒体保持装置の内部に媒体物を固定する方法及び手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】オートチェンジャは、媒体物をライブラ
リに保存し、媒体物に格納されているデータを読取り、
データを媒体物に書込む装置である。媒体物は、オート
チェンジャの構造体内部に設置されている複数の保存ス
ロット(しばしばライブラリと称されることがある)に
保存されている。少なくとも一つの媒体“プレヤー”又
は“駆動装置”もオートチェンジャの構造体内部に設置
されてデータを媒体物に対して読取り、書込む働きをし
ている。媒体ハンドリング装置は、しばしばここでは単
にピッカ(pickre)と言うが、オートチェンジャの内部
に設置されて媒体物をライブラリと媒体プレヤーとの間
で移動させる働きをする。
【0003】オートチェンジャを扱っている下記特許出
願を引用することにより、それらに開示されている全て
の内容を本願明細書に組み込むこととする。これらの特
許宇出願は、1999年4月13日に出願されたガードナー氏
の「自動光学検出装置及び方法」という名称の米国特許
出願(代理人整理番号10971596-1)、1999年4月13日に
出願されたガードナー氏の「自動媒体交換機の案内装置
及び方法」という名称の米国特許出願(代理人整理番号
10971595-1)、1998年10月27日に出願されたサイヤー氏
等の「データ記憶装置に使用するメールスロット・デー
タカートリッジ交換装置」という名称の米国特許出願、
出願番号09/179,793(代理人整理番号10980298-1)、及
び1999年2月25日に出願されたミューラー氏等の「デー
タカートリッジ交換装置」という名称の米国特許出願、
出願番号09/257,322(代理人整理番号10981794-1)であ
る。
【0004】オートチェンジャは幾つかの別々の媒体フ
ォーマットで動作するようになっており、従って、「媒
体物」は、例えばディジタル線形テープやCD等の、光
ディスク、磁気ディスク、及び磁気テープから構成する
ことができる。ディジタル線形テープは、オートチェン
ジャに使用される普通の媒体フォーマットである。ディ
ジタル線形テープは、カートリッジ内に磁気線形テープ
を格納したものである。カートリッジは、ドアを有して
おり、このドアが開いたときにはカートリッジに対して
所定の位置に設けられたテープのリーダ部分が露出され
るようになっている。カートリッジを媒体プレヤーの内
部に設置すると、媒体プレヤーはドアを開き、テープの
リーダ部分をつかみ、テープを読取り/書込ヘッドを横
断してピックアップ・リールに送る。テープをもはや媒
体プレヤーに設置する必要がなくなると、媒体プレヤー
はテープをカートリッジの中に巻き戻し、カートリッジ
に次回の使用のためにアクセスできるようにする。テー
プのリーダ部分が所定の位置に設置されていなければ、
媒体プレヤーは、媒体プレヤーを通じてテープを送るこ
とができなくなるから、テープを使用できなくなる。
【0005】オートチェンジャのライブラリ部分は、媒
体物を格納するのに使用される着脱可能マガジンを備え
ることができる。マガジンは、通常、媒体物を保持する
ために複数の保持場所又はスロットを備えている。ユー
ザは、媒体物をマガジンの保持場所に設置し、次にマガ
ジンをオートチェンジャのライブラリ部分に設置する。
特定の媒体物をマガジンから媒体プレヤーに移動させる
必要があるときは、ピッカが媒体物をライブラリから引
き出し、これを媒体プレヤーまで移動し、媒体プレヤー
に挿入する。同様に、媒体物がもはや媒体プレヤー内で
必要がなくなると、ピッカが上述の手順を逆にして媒体
物を媒体プレヤーからマガジンに移動させる。オートチ
ェンジャは、非常に小型の装置になる傾向があり、従っ
て、ピッカは、通常、オートチェンジャを通じて移動す
るにつれてマガジン内に設置された媒体物の非常に近く
に来る。
【0006】媒体物は、不注意にマガジンから滑り出さ
ないようにしておくために保持場所に固定される。ユー
ザは、例えば、媒体物が詰まっているマガジンを不注意
に傾けることがある。媒体物が固定されていなければ、
媒体物はマガジンの外に落下し、損傷することがある。
ディジタル線形テープの場合には、テープのリーダ部分
が既述の所定位置から、媒体プレヤーがアクセスできな
い位置に変位することがある。これにより、テープを媒
体プレヤーを通して送ることができなくなるので、オー
トチェンジャがディジタル線形テープを使用できなくな
ることとなる。
【0007】固定されていない媒体物は、マガジンをオ
ートチェンジャのライブラリ部分に設置するときマガジ
ンから外れることもある。オートチェンジャのユーザ
は、例えば、マガジンがオートチェンジャの中に設置さ
れる際にマガジンを傾けることがあり、これにより媒体
物がそのそれぞれの保持位置から外れることがある。別
の例では、ユーザは、媒体物が既に装填されている状態
のオートチェンジャを移動させることがある。ユーザが
オートチェンジャを移動させ、オートチェンジャを不注
意に他の物体に衝突させた場合には、媒体物がそのそれ
ぞれの保持場所から外れる。上述の状況の何れかの場合
には、媒体物がオートチェンジャの内部の誤った場所に
設置されることになる。ピッカがオートチェンジャの内
部で移動すると、誤って設置された媒体物に衝撃を与
え、オートチェンジャと媒体物とから成る構成要素に損
傷を生ずる可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、媒体物
がマガジンから外れてしまうように事態を生じるには、
二つの状況がある。すなわち、第1の状況は、ユーザに
よりマガジンが不注意に傾けられる場合である。このよ
うな場合には、媒体物を床に落として損傷させる。第2
の状況は、マガジンがオートチェンジャに設置されると
きにユーザがマガジンを傾けるか、オートチェンジャを
物体に打ち当ててしまう場合である。このような場合に
は、媒体物がピッカの経路に置かれることとになり、オ
ートチェンジャ又はピッカを損傷する。媒体物をマガジ
ンの内部に固定するために移動止め機構をマガジンに用
いることができる。移動止め機構は、マガジンがオート
チェンジャの外部で傾けられるとき媒体物を固定してお
くために、媒体物がオートチェンジャの内部で変位しな
いようにしておくより大きい力を加えなければならない
ことが知られている。
【0009】移動止め機構に関連する力は、媒体物をマ
ガジンから取り出すためにピッカが実質的な力を加える
ことを必要とする。この実質的な力に打ち勝つには、通
常、ピッカが媒体物に2ポンド乃至3ポンドの力を加え
る必要がある。この力はピッカに加えるのに必要な最大
の力であることが知られている。
【0010】この固定力に打ち勝つには、実質的に強い
構成要素から成るピッカを使用し、かつ可成り大きな動
力を消費する必要がある。例えば、ピッカは、固定力に
打ち勝つことができかつその固定力に打ち勝つときに磨
耗しないサーボ機構を作動させる必要がある。これには
重くて一般に高価なサーボモータ及びサーボ機構を構成
する他の構成要素を使用する必要がある。更に、サーボ
モータは、固定力に打ち勝つためには、可成り大きな量
の動力をオートチェンジャから引き出さなければなら
ず、そのためにはオートチェンジャに比較的大きな動力
をピッカに配給できるような電源を設ける必要がある。
そのため、オートチェンジャの大きさ、価格、及び重量
が可成り増大することとなる。
【0011】従って、ピッカから最小限の力を加えるこ
とによって媒体物の取り出しが可能でありながら、媒体
物を媒体保持装置(マガジン)の内部に固定することが
できるようなマガジンの必要性が存在する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、媒体保持装置
を備えている。この媒体保持装置は、少なくとも一つの
媒体保持場所が内部に形成されているハウジングを備え
ている。ばね機構がハウジングに取付けられ、このばね
機構は第1の端部及び第2の端部を有している。ロック
要素が媒体保持場所の内部に突出し、ばね機構の第2の
端部に動作可能に取付けられている。第1の部分及び係
合部分を有するレバー機構がハウジングに旋回可能に取
付けられている。レバー機構の第1の部分は、ハウジン
グに旋回可能に取付けられ、レバー機構の係合部分は、
第1の位置又は第2の位置に選択的に設置される。係合
部分が第1の位置に設置されると、係合部分は、ロック
要素に接触し、係合部分が第2の位置に設置されると、
係合部分はロック要素に接触しない。
【0013】本発明は、ロック機構を組込んだ媒体保持
装置を備えることもできる。媒体保持装置は、複数の媒
体受けベイが内部に形成されているハウジングを備える
ことができる。複数の移動止め機構がハウジングに取付
けられ、複数の媒体受けベイに関連している。各移動止
め機構には、媒体保持動作位置及び移動止め解放動作位
置がある。ハウジングに取付けられたロック機構には移
動止めロック動作位置及び移動止め解放動作位置があ
る。移動止めロック動作位置は、複数の移動止め機構を
媒体保持動作位置にロックする。
【0014】また、本発明は、媒体物を媒体保持装置の
内部に固定する方法から成る。方法は、媒体物を媒体保
持装置の媒体保持場所に設置するステップと、媒体物を
媒体保持装置の少なくとも一つの媒体保持場所に設置す
るステップと、媒体物が少なくとも一つの媒体保持場所
から外れるにつれて移動止め要素を媒体物に係合するス
テップと、媒体物が少なくとも一つの媒体保持場所から
外れるにつれて移動止め要素と係合媒体物との間に第1
の力を加えるステップと、媒体物が少なくとも一つの媒
体保持場所から外れるにつれて移動止め要素をロック機
構と係合させ、移動止め要素と媒体物との間に第1の力
より大きい第2の力を加えるステップとをそれぞれ有し
ている。
【0015】また、本発明は、媒体物を固定する手段を
備えている。この手段は、媒体物を保持するための媒体
保持手段を備えている。媒体物が媒体保持手段から外れ
るにつれて媒体物に解放可能に接触する移動止め手段
と、媒体物が媒体保持手段から外れないようにする位置
に移動止め手段を解放可能にロックする手段とをそれぞ
れ備えている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、媒体保持装置(マ
ガジン)100を示している。この媒体保持装置100
は、少なくとも一つの媒体保持場所130が内部に形成
されているハウジング104と、このハウジング104
に取付けられた第1の端部210及び第2の端部224
を有するばね機構200と、このばね機構200の第2
の端部224に動作可能に取付けられ、少なくとも一つ
の媒体保持場所130の中に延出しているロッキング要
素500と、ハウジング104に旋回可能に取付けられ
た第1の部分316,334及び係合部分320,33
8を有するレバー機構300とをそれぞれ備えている。
レバー機構300の係合部分320,338は、第1の
位置又は第2の位置に選択的に配置されるように構成さ
れており、係合部分320,338が第1の位置に配置
されたときは、係合部分320,338がロッキング要
素500に接触し、係合部分320,338が第2の位
置に配置されたときは、係合部分320,338がロッ
キング要素500に接触しないように構成されている。
【0017】図1〜図4は、また、複数の媒体受けベイ
(媒体保持場所)130が内部に形成されているハウジ
ング104と、ハウジング104に取付けられて複数の
ベイ130に関連して配設され、各々が媒体保持動作位
置及び媒体解放動作位置の一方にそれぞれ選択的に配置
される複数の移動止め機構212と、ハウジング104
に取付けられ、移動止めロック動作位置及び移動止め解
放動作位置の一方にそれぞれ選択的に配置されるロック
機構(係合部分)360とを備える媒体保持装置100
を示している。なお、ロック機構360が移動止めロッ
ク動作位置に配置された場合には、複数の移動止め機構
212が媒体保持動作位置にロックされるようになって
いる。
【0018】図1〜図4は、また、媒体保持装置100
の中に媒体物(媒体ピース;mediapiece)400を固定
する方法を示している。この方法は、媒体物400を媒
体保持装置100内の少なくとも一つの媒体保持場所1
30に設置するステップと、媒体物400が前記少なく
とも一つの媒体保持場所130から外れるにつれて移動
止め要素(ロック要素)510を媒体物400と係合さ
せるステップと、媒体物400が前記少なくとも一つの
媒体保持場所130から外れるにつれて移動止め要素5
10とこれに係合している媒体物400との間に第1の
力を加えるステップと、媒体物400が前記少なくとも
一つの媒体保持場所130から取り出されるにつれて移
動止め要素510をロック機構360と係合させ、これ
により移動止め要素510と媒体物400との間に前記
第1の力よりも大きい第2の力を加えるステップとから
成っている。
【0019】図1〜図4は、また、媒体物400を固定
する手段を示している。この手段は、媒体物400を保
持するための媒体保持手段100と、媒体物400が媒
体保持手段100から外れるにつれて媒体物400に解
放可能に接触する移動止め手段(ばね機構)200と、
媒体物400が媒体保持手段100から外れないないよ
うにする位置に移動止め手段200を開放可能にロック
するロック手段360とをそれぞれ備えている。
【0020】図1に示すように、マガジン(媒体保持装
置)100には、要約すれば、媒体物400をマガジン
100の内部に固定するための力を与える二つの機構が
設けられている。本願明細書において移動止め機構と称
されるばね機構200は、マガジン100に取付けられ
て媒体物400をマガジン100の内部に固定する比較
的小さい力を加える働きをする。ハンドル300をロッ
クバー360に結合し、媒体物400をマガジン100
の内部に固定する別の力を加えるのにこのハンドル30
0を役立てることができる。特に、ハンドル300を持
ち上げると、ロックバー(ロック機構)360は、ばね
機構200に係合し、媒体物400をマガジン100の
内部に固定するための別の力を加えることができるよう
になっている。
【0021】マガジン100について要約して説明して
きたが、今度はこれを更に詳細に説明することにする。
図1は、媒体物400を格納するのに使用されるマガジ
ン100を前から見た斜視図である。マガジン100
を、図示してないオートチェンジャのライブラリの中に
設置することができる。図1に示したマガジン100
は、ディジタル線形テープカートリッジ(媒体物)40
0がその一例であるディジタル線形テープカートリッジ
を格納するようになっているものとして描かれている。
しかし、マガジン100及びその構成要素を他の形態の
媒体を格納するようにしても良いことを理解すべきであ
る。
【0022】マガジン100は、ハンドル300及びば
ね機構200を取付けることができるハウジング104
を備えている。このハウジング104は、右部分11
0、左部分112、上部分114、下部分116、前部
分118、及び後部分120を有する。右部分110
は、前部分118の付近まで延びており、縁126が形
成されている。同様に、左部分112は、前部分118
の付近まで延びており、縁128が形成されている。前
部分118は、本願明細書で媒体保持場所又はベイと記
載されるこのとがある複数のスロット130を備えてい
る。スロット130を、ハウジング104の内部に空間
を隔てた複数の分割部180を設けることにより形成す
ることができ、この場合、分割部180は右部分110
及び左部分112に平行である。分割部180は、媒体
物400をスロット130の中に案内する役目をする傾
斜縁182を備えており、スロット130は、下部分1
16にやはり媒体物400をスロット130の中に案内
する役目をする傾斜面134を備ている(図1参照)。
図面には、媒体物であるディジタル線形テープカートリ
ッジ400がスロット132の中に設置されているよう
に示してある。
【0023】ハウジング104の右部分110は、上部
分114を越えて上方に突出している右ヒンジ部分14
2を備えている。ハウジング104の左部分112は、
上部分114を越えて上方に突出している同様の左ヒン
ジ部分140を備えている。また、右ヒンジ部分142
には穴146が形成されている(図1参照)。左ヒンジ
部分140にも穴144が形成されている(図2参
照)。図1に示すように、ヒンジ部分140及び142
は、更に以下において説明する如く、ハンドル300を
ハウジング104に旋回可能に取付けるのに用いられて
いる。
【0024】ハウジング104の上部分114は、ばね
機構200をハウジング104に固定するのに使用され
る複数の装置を備えている。上部分114は、複数のば
ねロック270を備えている(図2参照)。ばねロック
270には、左部分272、右部分274、上部分27
6、及び開口278を有している。左部分272及び右
部分274は、ハウジング104の上部分114に対し
て垂直に延設されている。ばねロック270の上部分2
76は、左部分272と右部分274との間にわたって
延設され、これにより開口278が形成されている。ば
ねロック270が、例えば、ハウジング104の上部分
114に一体に形成されている。ハウジング104の上
部分114は、上部分114に一体に形成された左ばね
ガイド280及び右ばねガイド282をも備えている。
ばねガイド280及び282は、以下に説明する如く、
ばね機構200をハウジング104の上部分114に対
して整列させる働きをする。
【0025】図2は、ばね機構200を更に良く示して
いるマガジン100の後部の斜視図である。以下に説明
するように、ばね機構200が、ハウジング104の上
部分114に取付けられている。このばね機構200
は、取付部分(第1の端部)210、及びフィンガ21
4及び216が例である複数のフィンガ(移動止め機
構)212が備えられている。フィンガ216は、前部
分222、後部分(第2の端部)224、及び中間部分
226を有している。前部分222は、例えば約7ミリ
メートルの幅250を有し、後部分224は、例えば約
4ミリメートルの幅252を周している(図1参照)。
フィンガ214,216を先細形状(テーパ形状)にし
ているは、先細形状のフィンガ及び先細形状でないフィ
ンガにそれぞれ同じ応力が加えられたときにフィンガ2
14,216が先細でないフィンガに対してより大きく
変位するように構成するためである。
【0026】ばね機構200の取付部分(第1の端部)
210は、前縁240の反対側に設置された複数のばね
タブ230を備えている。前縁240は、左整列タブ2
80及び右整列タブ282に当接される。ばねタブ23
0は、ばねロック270の開口278に嵌まり込に得る
ように配置されている。整列タブ280及び282及び
ばねロック270の組合構造は、締め金具を必要とせず
にばね機構200をハウジング104の上部分114に
取付けることを可能にしている。それらは更に、ばね機
構200をハウジング104に対して正しく整列させる
ような役目を果たしている。
【0027】ばね機構200を、例えば、厚さ約0.6
35ミリメートルの超硬の301ステンレス鋼の単一シ
ートから作ることができる。超硬ステンレス鋼を使用す
ると、ばね機構200が疲労により作動しなくなる確率
が減少する。フィンガ212のスティフネス(剛度)
は、ばね機構200の材質、ばね機構200の材料の厚
さ、フィンガ212の幅、及び当分野の技術で既知の他
の因子を選定することに関係する公知の機械的手法によ
り選択することができる。
【0028】ロッキング要素500がフィンガ212の
後部分224に取付けられている。このロッキング要素
500は、媒体物400をハウジング104内に固定す
るのに役立つ要素である。図3は、フィンガ214に取
付けられたロック要素(移動止め要素)510を示すマ
ガジン100の一部切欠図である。ロック要素510
は、例えば、ペンシルバニア州エクストンのLNPエン
ジニアリング・プラスチック・カンパニーから製品番号
QCL−4036として市販されている610ナイロン
の混合物から成型可能である。ロック要素510を、例
えば、当分野の技術で公知のように、フィンガ214の
上にロック要素510を成型することによりフィンガ2
14の後部分224に取付けることができる。
【0029】上述のロック要素510は、上部分52
0、後部分522、及び前部分524を有する全体的に
三角形の形状に成形されている。ロック要素510の後
部分522及び前部分524は、点526において交差
している(図3参照)。基準線AAは、上部分520に
平行に設定され、点526に交差している。例えば55
度の背面角530が、基準線AAと後部分522との間
に存在している。例えば38度の前面角532が、基準
線AAと前部分524との間に存在している。ロック要
素510は、図3に示すように、ディジタル線形テープ
カートリッジ400をマガジン100の中に固定するの
に役立つようになっている。
【0030】図3は、スロット132に設置されたディ
ジタル線形テープカートリッジ400の一部切欠図でも
ある。ディジタル線形テープカートリッジ400は、前
側4部10、後側部412、上側部414、及び下側部
416を有している。ディジタル線形テープカートリッ
ジ400の寸法は、ハウジング104のスロット132
に適合する適当な大きさに設定されている。上側部41
4には、前方部分424、下方部分422、及び後方部
分430により形成される切欠き部420が設けられて
いる。ディジタル線形テープカートリッジ400がスロ
ット132の中に設置されると、その後方部分430
は、交点436でロック要素510の後部分522に接
触するように構成されている。
【0031】図2に示すように、ハウジング104は、
上部分114の近くにあるハウジング104の左部分1
12及び右部分110に旋回可能に取付けられたハンド
ル(レバー機構)300を備えている。このハンドル3
00は、把持部(握り部)310、左支持体(第1の側
部)312、右支持体(第2の側部)330、及びロッ
クバー(ロック機構)360を有している。右支持体3
30は、左支持体312と実質的に同様であって良い。
左支持体312は、上部分314、下部分(第1の部
分)316、中間部分318、及びロック部分320を
有している。ピン322が下部分316に垂直に突出し
ている。ピン322は、ハウジング104の左部分11
2の左ヒンジ部分140にある穴144に挿通配置され
ている。右支持体330は、上部分332、下部分(第
1の部分)334、中間部分336、及びロック部分3
38を有している。下部分334は、前記ピン322と
同様に下部分334から垂直に突出するピン340を備
えている(図1参照)。図1に示すピン340は、ハウ
ジング104の右部分のヒンジ部分142にある穴14
6に挿通配置されている。従って、ハンドル300は、
ハウジング104に対してピン322及びピン340
(図1参照)から成る軸の周りを旋回できるように構成
されている。
【0032】ロックバー(ロック機構)360は、左支
持体312のロック部分320と右支持体330のロッ
ク部分338との間に架設されている。特に、ロックバ
ー360は、ロック部分320及びロック部分338に
貫通されている。ロックバー360がハンドル300に
対して滑らないように、左右のスナップリング362,
362が通常の装着状態でロックバー360の左右両箇
所に取付けられている。ロックバー360は、ハンドル
300が図2に示した位置にあるときにロックバー36
0がロッキング要素500の上部分520に接触するよ
うに、ハンドル300に関連して設置されている。
【0033】マガジン100の一実施形態の構造的配置
を説明してきたが、次に、マガジン100の使用方法を
説明する。マガジン100は、要約すれば、媒体物40
0をマガジン内部に固定する二つの方法、すなわち移動
止めロックモード及び解放モードを提供する。両モード
においては、媒体物400を固定するが、移動止めロッ
クモードにおいては媒体物400を固定するために解放
モードにおいて加えられる力よりも大きい力が加えられ
る。移動止めロックモードは、ハンドル300を図4に
示した位置から図2に示した位置に持ち上げることによ
り作動する。マガジン100が移動止めロックモードに
あるときには、ロックバー360はロッキング要素50
0に接触してこれに比較的強い力を加えて媒体物400
をマガジン100の内部に固定する。一方、解放モード
は、ハンドル300を図4に示す位置に置くことにより
作動する。マガジン100が解放モードにあるときに
は、ロックバー360はロッキング要素500に接触せ
ず、従って、ばね機構200により加えられる力だけに
より媒体物400をマガジン100の内部に固定する。
ばね機構200により加えられる力は、通常、ロックバ
ー360により加えられる力よりは遙かに小さい。
【0034】マガジン100の使用方法を要約して説明
してきたが、次に、この方法を詳細に説明する。なお、
以下における説明は、ディジタル線形テープカートリッ
ジ400を図1に示す如くスロット132の中に固定す
ることに重点を置くこととする。以下の説明は、ディジ
タル線形テープカートリッジ400をスロット132に
押し込むことに重点を置くが、この場合、ディジタル線
形テープカートリッジ400がスロット132に押し込
まれると、図3に示すような状態となる。
【0035】図3に示す状態においては、フィンガ21
4のスティフネス(剛度)がロック要素510を図3に
示す位置に維持するのに役立つ。ディジタル線形テープ
カートリッジ400をスロット132に押し込むために
このカートリッジ400に力が加えられる。ディジタル
線形テープカートリッジ400がスロット132に滑入
されるにつれて、ディジタル線形テープカートリッジ4
00の前側部412がロック要素510の前部分524
に接触する。ディジタル線形テープカートリッジ400
をスロット132に押し込むよう作用する力は、ロック
要素510を介してフィンガ214に有効な力を加え
る。特に、ディジタル線形テープカートリッジ400を
スロット132に押し込むために使用される力の一部
は、フィンガ214を撓ませることとなり、従って、ロ
ック要素510が持ち上げられてディジタル線形テープ
カートリッジ400がスロット132に挿入される。フ
ィンガ214に加えられる応力に対する撓みの量は、フ
ィンガ214のスティフネス、角度(前面角)532、
ロック要素510を構成する材料の組成、及びディジタ
ル線形テープカートリッジ400を構成する材料の組成
に関係する。この応力は、角度532に比例し、従っ
て、角度532が大きい程、ディジタル線形テープカー
トリッジ400をスロット132に押し込むのに必要な
力は大きい。
【0036】ディジタル線形テープカートリッジ400
の挿入及び抜き取りに必要な力に影響する他の因子は、
構成要素間の摩擦力である。ロック要素510を構成す
る材料の組成及びディジタル線形テープカートリッジ4
00を構成する材料の組成は、ディジタル線形テープカ
ートリッジ400とロック要素510との間の摩擦係数
を確定する。この摩擦係数は、ディジタル線形テープカ
ートリッジ400をスロット132に押し込むのに必要
な力に影響する。摩擦力はまた、ディジタル線形テープ
カートリッジ400をスロット132から引き抜くのに
必要な力に影響する。ディジタル線形テープカートリッ
ジ400及びロック要素510を構成する材料の組成
は、所要の摩擦係数が得られるように選択される。
【0037】ディジタル線形テープカートリッジ400
は、ロック要素510上の点526がディジタル線形テ
ープカートリッジ400の切欠き部420の後方部分4
30に当接するまで押し込まれる。この時点で、フィン
ガ214は、撓みのない元位置に戻り、ディジタル線形
テープカートリッジ400をスロット132の内部に固
定する。
【0038】マガジン100が解放モードにあるときに
は、ロックバー360はロッキング要素500に接触し
ない(図4参照)。このモードでは、スロット132の
内部に設置されたディジタル線形テープカートリッジ4
00は、ロック要素510とディジタル線形テープカー
トリッジ400との間に力を加えるフィンガ214のス
ティフネスにより固定される(図3参照)。ディジタル
線形テープカートリッジ400をスロット132から取
り出す際に加えられる力は、ロック要素510を持ち上
げてディジタル線形テープカートリッジ400を取り出
すことができるようにするためフィンガ214を撓ませ
なければならない。ディジタル線形テープカートリッジ
400の後方部分430及びロック要素510の後面角
532の傾斜は、上述の力をロック要素510を持ち上
げるよう作用する。後面角532は比較的大きく、従っ
て、ディジタル線形テープカートリッジ400を取り出
すために加えられる力のうちの少部分がフィンガ214
を撓ませるのに使用される。従って、ディジタル線形テ
ープカートリッジ400を取り出すには比較的大きい力
が必要である。この力は、オートチェンジャが動作して
いる間、ディジタル線形テープカートリッジ400をマ
ガジン100の内部に固定しておくように選定され得
る。ここに示したようにディジタル線形テープカートリ
ッジ400を取り出すための力は、通常、2ポンドと3
ポンドとの間の範囲にある。
【0039】マガジン100が移動止めロックモードに
あるときには、図2に示すように、ハンドル300が持
ち上げられ、ロックバー300がロッキング要素500
に接触するように設置される。ハンドル300は、例え
ば、ハンドル300を使用してマガジン100を運ぶユ
ーザによって持ち上げられる。ロックバー360が、ハ
ンドル300の持ち上げにより生ずる力によりロッキン
グ要素500に力を加える。ロッキング要素500に加
えられる力の量は、主として把持部310に加えられる
力、左支持体312及び右支持体330の長さ、ロック
バー360とピン322,340との間の距離、及びピ
ン322,340に対するロックバー360の位置によ
って決まる。マガジン100の質量は、スロット130
に挿入される媒体の各別の個片にて増大し、ロッキング
要素500に加えられる力は、重力により比例して増大
する。ディジタル線形テープカートリッジ400がマガ
ジン100から確実に外れないようにするために、ロッ
クバー360が適用可能な最大の力をロッキング要素5
00に加えることが一般に望ましい。
【0040】マガジン100の二つの動作モードを説明
してきたが、次に、それらの使用方法を説明する。解放
モードは、ディジタル線形テープカートリッジをマガジ
ン100に対して挿入したり引き抜いたりするために使
用される。ディジタル線形テープカートリッジ400を
マガジン100内に固定する力は、一般に小さく、ディ
ジタル線形テープカートリッジ400を引き抜き易くか
つ挿入し易く設定されるように考慮されている。しか
し、この力は、マガジン100がオートチェンジャに挿
入される際にディジタル線形テープカートリッジ400
を固定するのには十分な大きさに設定される。この力
は、また、オートチェンジャが物体に衝突したり或いは
物体に衝突されたりした場合でもディジタル線形テープ
カートリッジ40を固定するのに十分な大きさである。
オートチェンジャの構造を、マガジン100がオートチ
ェンジャに挿入されるときハンドル300が押し下げら
れるように構成し、それによりマガジン100がオート
チェンジャ内部に設置されたとき確実に解放モードとな
るように構成することが可能である。移動止めロックモ
ードは、マガジン100がユーザにより運ばれるときに
使用される。
【0041】マガジン100をオートチェンジャの外側
に設置した場合、ユーザは、通常、マガジン100をハ
ンドル300を利用して持ち運ぶ。これにより、ハンド
ル300が図2に示すように持ち上げられ、マガジン1
00が移動止めロックモードに入り、ディジタル線形テ
ープカートリッジ400が確実にマガジン100から外
れないような状態に設定される。
【0042】幾つかの実施形態をマガジン100に取入
れることができる。図2を参照すると、一実施形態にお
いては、ハンドル300が移動止めロックモードにある
ときには、ロックバー360がフィンガ(移動止め機
構)212の中間部分、例えば、フィンガ214の中間
部分226に接触する。この実施形態の場合は、同じ力
をロッキング要素500に加え、ディジタル線形テープ
カートリッジ400を上述したように固定する。設計及
び製造上の条件により、この実施形態は、ロックバー3
50をロッキング要素500に接触させるような構成の
場合よりも一層実行可能である。別の実施形態では、ハ
ンドル支持体のロック部分がロック要素に直接接触する
ように構成され、例えば、支持体312のロック部分
(係合部分)320がロック要素510に接触するよう
に構成される。
【0043】以上を要約して述べると、次の通りであ
る。すなわち、媒体保持装置100には、媒体ロック機
構360が組み込まれている。この媒体保持装置100
は、内部に設けられた複数の媒体受けベイ130から成
るハウジング104と、このハウジング104上に取付
けられかつ複数の媒体受けベイ130に関連して配設さ
れ、各々が媒体保持動作位置と媒体解放動作位置とに選
択的に設定される移動止め機構212と、ハウジング1
04上に取付けられかつ移動止めロック位置と移動止め
解放位置とに選択的に設定されるロック機構360とを
それぞれ備え、移動止め機構212が移動止めロック動
作位置に設定されると、媒体保持動作位置にある複数の
移動止め機構212がロックされるように構成されてい
る。
【0044】本発明を例示する図示の好適な実施形態を
ここに詳細に説明してきたが、本発明の概念を、他の場
合に多様に具体化して採用できること、及び記載した特
許請求の範囲は、従来技術により限定されているものを
除き、種々の変形及び変更を含むものと理解すべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】マガジン(媒体保持装置)の前方斜視図であ
る。
【図2】図1のマガジンの後方斜視図であって、移動止
めロックモードにある状態を示す斜視図である。
【図3】図1のマガジン及びこのマガジンに格納されて
いるディジタル線形テープカートリッジの一部を切欠い
て示す側面図である。
【図4】図1のマガジンの後方斜視図であって、解放モ
ードにある状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 媒体保持装置(マガジン) 104 ハウジング 130 媒体受けベイ若しくはスロット(媒体保持場
所) 132 スロット 200 ばね機構(移動止め手段) 210 取付部分(第1の端部) 212 移動止め機構(フィンガ) 222 フィンガの前部分 224 フィンガの後部分(第2の端部) 226 フィンガの中間部分 300 レバー機構(ハンドル) 310 ハンドルの把持部 316 下部分(第1の部分) 312 左支持体(第1の側部) 322,340 ピン(ピボット部分) 334 下部分(第1の部分) 330 右支持体(第2の側部) 360 ロック機構(係合部分) 400 媒体物(ディジタル線形テープカートリッジ) 500 ロッキング要素 510 ロック要素(移動止め要素)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・エイヤーズ・スミス アメリカ合衆国ネバダ州68949, ホー ルドレッジ, ルート 2, ボックス 137 (72)発明者 ロバート・エル・ミュラー アメリカ合衆国コロラド州80550, ウ ィンザー, コーナーストーン・ウェイ 35126 (56)参考文献 特開 平6−231558(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/023 602 G11B 15/68 G11B 17/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 少なくとも一つの媒体保持場所
    を内部に有するハウジングと、 (b) 前記ハウジングに取付けられた第1の端部、及
    び、第2の端部を備えたばね機構と、 (c) 前記少なくとも一つの媒体保持場所の内部に突
    出し、前記ばね機構の第2の端部に動作可能に取付けら
    れたロッキング要素と、 (d) 前記ハウジングに旋回可能に取付けられた第1
    の部分及び係合部分を備え、前記係合部分が第1の位置
    又は第2の位置に選択的に設置されるように構成された
    レバー機構とそれぞれ具備し、 前記レバー機構が、第1の側部、第2の側部、及びハン
    ドルをさらに備えており、前記第1の側部及び前記第2
    の側部にはそれぞれピボット部分が設けられて前記ピボ
    ット部分が前記ハウジングに旋回可能に取付けられ、前
    記ハンドル及び係合部分が前記第1の側部と前記第2の
    側部との間に配設されるようにした媒体保持装置におい
    て、前記ハンドルが前記第1の位置にあるとき、 前記係合部
    分が前記第1の位置に設置され前記係合部分が前記ロ
    ッキング要素に接触し、前記ハンドルが前記第2の位置にあるとき、 前記係合部
    分が前記第2の位置に設置され前記係合部分が前記ロ
    ッキング要素に接触しないように構成したことを特徴と
    する媒体保持装置。
  2. 【請求項2】 前記ロッキング要素は実質的に三角形状
    に成形され、かつ、前記実質的に三角形状に成形された
    ロッキング要素の2つの辺が前記少なくとも1つの媒体
    保持場所の中に延びていることを特徴とする請求項1に
    記載の媒体保持装置。
  3. 【請求項3】 前記ばね機構は中間部分を更に備え、前
    記中間部分は前記ばね機構の第1の端部と前記ばね機構
    の第2の端部との間にあり、前記係合部分が前記第1の
    位置にあるときには、前記係合部分が前記ばね機構の中
    間部分に接触し、前記係合部分が前記第2の位置にある
    ときには、前記係合部分が前記ばね機構の中間部分に接
    触しないことを特徴とする請求項1に記載の媒体保持装
    置。
  4. 【請求項4】 (a) 複数の媒体受けベイが内部に形
    成されているハウジングと、 (b) 前記ハウジングに取付けられ、かつ複数の媒体
    受けベイに関連して配設され、各々が媒体保持動作位置
    と媒体解放動作位置とに選択的に配置される複数の移動
    止め機構と、 (c) 前記ハウジングに取付けられ、かつ移動止めロ
    ック動作位置と移動止め解放動作位置とに選択的に設定
    されるように構成され、前記移動止めロック動作位置に
    配置された場合には前記複数の移動止め機構を前記媒体
    保持動作位置にロックするロック機構と、 (d) 前記ハウジングに旋回可能に取付けられ、かつ
    第1の動作位置の方に付勢された位置に配置された状態
    の下では第2の動作位置に変位可能に設置されるハンド
    ルと、 をそれぞれ具備し、 前記ロック機構及びハンドルは、前記ハンドルが前記第
    2の動作位置にあるときに前記ロック機構は前記移動止
    めロック動作位置にあり、前記ハンドルが前記第1の動
    作位置にあるときに前記ロック機構が前記移動止め解放
    動作位置にあるように構成されていること、 を特徴とする媒体保持装置。
  5. 【請求項5】 (a) 媒体物を保持する媒体保持手段
    と、 (b) 前記媒体物が前記媒体保持手段から取り外され
    るにつれて、前記媒体物に解放可能に接触する移動止め
    手段と、 (c) 前記移動止め手段を所定位置に解放可能にロッ
    クし、前記媒体物が前記媒体保持手段から外れないよう
    にするロック手段と、 (d) ハンドルを握って持ち上げて前記媒体保持手段
    を手で運ぶために運搬位置と非運搬位置との間で旋回さ
    れるように構成し、前記運搬位置および非運搬位置のい
    ずれの動作位置においても、前記ロッキング要素が前記
    媒体受けベイにある媒体を該媒体の切り欠き部分におい
    て固定し、前記運搬位置にあるときには前記ロック手段
    に係合して前記移動止め手段を前記媒体物の取り外しを
    防止する前記所定位置にロックし、これにより、前記ハ
    ンドルにより前記媒体保持手段を手で運ぶ際に前記媒体
    物が前記媒体保持手段の内部にロック状態で保持される
    ようにした旋回ハンドル手段とそれぞれ具備すること
    を特徴とする媒体物固定手段。
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