JP3432402B2 - 電気機器試験装置 - Google Patents
電気機器試験装置Info
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Description
器の工場において組立後に行う試験の電気機器試験装置
に関するものである。
の絶縁性能を確認する絶縁試験は、例えば変圧器の場合
は、誘導試験、開閉インパルス試験、インパルス試験が
ある。被試験電気機器が変圧器で電圧が500kV以上
の超高電圧の場合の絶縁試験は、図4(a)(b)
(c)の接続図に示すような回路で行われている。図4
(a)は誘導試験、図4(b)は開閉インパルス試験、
図4(c)はインパルス試験の回路である。図におい
て、1は被試験変圧器であり、密閉容器内に高圧コイル
2および低圧コイル3が収容され、容器壁に高圧ブッシ
ング4、高圧接地ブッシング5および低圧ブッシング6
を取付けた構成であり、高圧ブッシング4は、図4
(a)の誘導試験、図4(b)の開閉インパルス試験の
場合の絶縁媒体中用ブッシングが取付けられ、終端箱7
で覆って絶縁媒体を充填して試験され、図4(c)のイ
ンパルス試験の場合は気中用ブッシング4aが使用され
る。11は商用周波数の3倍の周波数の高周波電圧を発
生する高周波発電機と試験変圧器と電圧制御装置とで構
成される高周波電圧印加手段、12は開閉インパルスを
発生する開閉インパルス電圧発生装置、13はインパル
ス電圧を発生するインパルス電圧発生装置である。
を印加し、高圧側に規定の電圧を発生させて内部の部分
放電を測定し、絶縁性能の診断を行う試験であり、充電
部が気中に露出していると周囲空間に存在する浮遊導電
体部分に気中放電が発生し測定の障害となる。このた
め、高圧ブッシングは終端箱7で隠蔽して絶縁媒体を充
填し、周囲に電界が与えられないように考慮したもので
ある。
に図4(a)(b)(c)に示す回路を形成して行われ
る。誘導試験と開閉インパルス試験の被試験変圧器1の
部分は同一の回路で実施できるが、インパルス試験時は
気中ブッシング4aに付け替える組み替え作業が行われ
る。誘導試験、開閉インパルス試験からインパルス試験
に移るときはブッシングの付け替え作業が必要であり、
その間は試験設備が休止状態となり、試験設備の稼働率
が低下する。
公平2−3144号公報に示された図5に示す方法が実
用されている。図5(a)は誘導試験、図5(b)は開
閉インパルス試験、図5(c)はインパルス試験を行う
試験回路である。図5において、1〜6は被試験変圧器
の部分であり、図5の構成と同じである。高周波電圧印
加手段11、開閉インパルス発生装置12、インパルス
電圧発生装置13は図5に示したものと同様の装置が使
用される。14は一端を被試験変圧器1の高圧ブッシン
グ4側と連結し、他端に気中用の試験用ブッシング4a
を取り付け、中間の接続タンクの内部に断路器15を配
置した構成の接続タンクである。断路器15は接続タン
ク14の外部から断路器操作箱15aにより接離できる
ようになっている。
5(a)の誘導試験時および図5(b)の開閉インパル
ス試験時は断路器15を開状態として試験用ブッシング
4aを試験回路から切り離し、図5(c)のインパルス
試験時は断路器15を閉状態として変圧器の高圧側と試
験用ブッシング4aの間が接続されて、それぞれの試験
回路が形成できるようになっている。
構成は、図6に示す構成が実用されている。図におい
て、1〜3、5、6は被試験変圧器の構成部材であり、
低圧ブッシング6に高周波電圧印加手段11を接続した
状態を示している。21は高圧ブッシングであり、21
aは高圧ブッシング21の内部の靜電容量を利用した分
圧器、22は検出インピーダンス22a、部分放電検出
器22bで構成される部分放電検出手段、24はL字型
に形成された接続タンク、25は接続タンク24の内部
に配置された断路器であり、接続タンク24の外部に設
けられた断路器操作箱25aより接離操作できるように
なっている。26は接続タンク24内の導体を支持する
絶縁スペーサである。27は接続タンクの架台、28は
高さ調整部材、29はインパルス試験時に試験用ブッシ
ング4aの頭部に接続される接続導体である。図6の構
成では、被試験変圧器1の高圧ブッシング21の部分と
接続タンク24の端部24aは、接続タンク24の架台
27の下に高さ調整部材28を挿入して高さを調整し、
被試験変圧器1の高圧ブッシング21取付部の高さにあ
わせ、ボルトにて締結されている。
気機器試験装置を用いて行うと、各試験項目の試験回路
は断路器の接離操作のみで形成されるので、図4に示す
ような試験項目毎に試験用ブッシング4aの取付、取外
しを行う必要がなく、各項目の試験は連続して実施する
ことができるものであり、試験項目毎の準備時間が不要
であり、試験実施時間は大幅に短縮され、試験が効率よ
く実施でき、試験設備の稼働率を向上させることができ
る。
4に示す方法では、各試験項目毎に試験用ブッシングの
取付け、取り外しが必要であり、試験設備の稼働率は低
くなる。特公平2−3144号公報に示された図5の方
法の図6に示す試験装置を用いて行うと、各試験項目の
間の準備作業がなくなり連続して試験できるので、試験
装置の稼働率が高くなる効果を有するが、500kVを
越える電気機器の試験を図6に示す電気機器試験装置で
実施すれば、試験項目毎に試験用ブッシング4aの取
付、取外しを行うことなく、各項目の試験を連続して効
率よく実施することができる。しかしながら、図6に示
す構成の電気機器試験装置では、その接続タンク24と
被試験変圧器1との接続部は、フランジを対向させてボ
ルトにより連結する構造となっているので、高さを微細
に調整し、被試験変圧器1の接続部のボルト穴と接続タ
ンク24のボルト穴の位置とを正確に合わせることが必
要であるが、500kVを越える電気機器の試験装置で
は重量が重く、接続部のボルト穴の位置を微細に調整す
ることが難しく作業時間が長くなる問題点があった。ま
た、連結するボルトの直径は大きく、その締め付けには
大きな回転力が必要であり、作業者の力では充分に締め
付けられないので特殊な締付工具が必要となる問題点も
あった。
なされたものであり、電気機器試験 装置と接続タンクの
連結部の高さあわせが微細に調整することなく、また、
特殊な締め付け工具を必要としないで締結できる電気機
器試験装置を提供することを目的とする。
る電気機器試験装置は、一端が被試験電気機器の高圧ブ
ッシング取付部に連結可能に形成し、他端に試験用ブッ
シングが取り付け可能に形成した接続タンクと、接続タ
ンクの他端側に取り付けられた試験用ブッシングと、接
続タンク内に試験回路を開閉する断路器とで接続タンク
部分を構成し、接続タンク部分は高さ調整シリンダを介
して移動架台上に載置した電気機器試験装置の被試験電
気機器との接続部は、フランジ接合構造とし、接続タン
クのフランジ接合面の背面に、円周方向に傾斜面が形成
された複数の楔を固着し、内径側が開口する断面コの字
状の溝を形成し、接続タンクの一端側のフランジの外周
と被試験電気機器の高圧ブッシング接続部のフランジを
跨る状態に装着したときに、接続タンクのフランジ接合
面の背面に固着した複数の楔に対向する内側面に、円周
方向に傾斜面が形成された複数の楔を固着した締付リン
グと、接続タンクのフランジの外周と締付リングの外周
との間に複数の締付シリンダを配置し、締付シリンダに
より締付リングを円周方向に移動させることにより、接
続タンクに固着した楔の傾斜面に締付リングの内側面に
固着した楔の傾斜面が乗り上げて被試験電気機器と接続
タンクとの接合面に押圧力を与える回転式締め付け具に
より連結したものである。
置は、請求項1の構成の試験用ブッシング頭部に取り付
けられたシールドの内部に電圧印加線が収納された構成
としたものである。
成を示す。以下被試験電気機器は変圧器を想定して説明
する。図において、高圧コイル2、低圧コイル3、高圧
接地ブッシング5、低圧ブッシング6、高圧ブッシング
21で構成される被試験変圧器1、高圧ブッシング21
の靜電容量を利用した分圧器21a、部分放電測定手段
22、試験回路を接離する断路器25、タンク内の接続
導体を支持する絶縁スペーサ26についても従来の図6
のものと同一である。30は接続タンク24を載置する
移動架台、31は架台枠組、32は架台枠組31を載置
して移動させる搬送装置、33は接続タンクの高さを被
試験変圧器1の高圧ブッシング部の高さに合わせて接続
タンク24の高さを調整する高さ調整シリンダである。
38は試験用ブッシング4aの頭部に接続する接続導
体、39は接続導体38を巻回するドラムである。40
は被試験変圧器1の高圧ブッシング21の部分と接続タ
ンク24の連結部を締付け固定する回転式締付具であ
る。
下部に搬送装置32を配置し、架台枠組31と搬送装置
32との間に複数個の高さ調整シリンダ33を配置した
構成であり、被試験変圧器1の高圧ブッシング21の部
分の高さに接続タンク24の端部24aの高さを高さ調
整シリンダ33により調整することができる。搬送装置
32は試験場所を凹凸のない平坦な床面としておくこと
により、前後左右の任意の位置に移動できるように構成
されている。
は、まず、被試験変圧器1を試験する位置に配置し、図
1に示した移動架台30に載置された接続タンク24の
端部が被試験変圧器1の高圧ブッシング21の連結部に
なるように移動し、高さが一致しない場合は高さ調整シ
リンダ33により接続タンク24の端部24aの位置を
被試験変圧器1の高圧ブッシング21の連結部の位置に
合わせて連結する。他端側に試験用ブッシング4aを取
付け、高圧ブッシング21と断路器25との間および断
路器25と試験用ブッシング4aとの間を接続導体で接
続し、内部に絶縁油または絶縁ガスの絶縁媒体を充填し
て試験電圧が印加できる状態になる。
圧印加手段11を接続しているが、開閉インパルス試験
ではこの部分に図5(b)に示す開閉インパルス電圧発
生装置12を接続し、インパルス試験では低圧ブッシン
グ6は短絡して接地し、試験用ブッシング4aの頭部に
インパルス電圧発生装置13を接続して電圧が印加され
る。試験用ブッシング4aの頭部にはドラム39を収容
しておき必要な長さの接続導体を巻回して収納してお
き、インパルス試験時、あるいは被試験電気機器がリア
クトル、ガス絶縁開閉器器のような電気機器の時に各試
験設備との接続が容易になる。
は、誘導試験および開閉インパルス試験時は開状態とし
て試験用ブッシング4aの部分を切り離し、インパルス
試験時には閉状態として被試験変圧器1と試験用ブッシ
ング4aを接続状態とし、試験用ブッシング4aから試
験電圧を印加して行うことができる。
説明する。図2は図1の移動架台30の下部に配置した
空気圧浮上式搬送装置搬送装置32の構成図であり、図
2(a)は搬送装置の側面図、図2(b)は搬送装置3
2の底面図である。図において、32aは台枠、32b
はゴム材で図示のように形成したバルーンである。
に圧縮空気を注入すると、バルーン32bの下面と床面
の間から圧縮空気が流出して、台枠32aを押し上げ、
バルーン32b下面と床面との間の摩擦がなくなり、接
続タンク24が載置された移動架台30は僅かな力で簡
単に移動させることができる。
されている。図3(a)は平面図、図3(b)はA−A
矢視図、図3(c)はB−B断面図、図3(d)はC−
C断面図、図3(e)はD−D断面図である。図におい
て、41は断面コの字状であり、内径側に図示の通り複
数の切り込み41aが設けられ、外周にシリンダ取付金
具41bが設けられた締付リングである。42aは締付
リング41の一方の内側面に等間隔に配置された傾斜面
を有する複数の楔、42bは接続タンク24の 端部24
aのフランジの側面に等間隔に配置された傾斜面を有す
る複数の楔であり、42aと42bは傾斜面が互いに対
向するように配置されている。24bは接続タンク24
の端部24aのフランジの外周に設けられた複数のシリ
ンダ取付金具である。43は締付リング41に設けられ
たシリンダ取付金具41bと、接続タンク24の端部2
4aのフランジの外周に設けられたシリンダ取付金具2
4bとの間に端部が回動自在に連結された締付シリンダ
である。接続タンク24の端部24aのフランジにも締
付リング41の切り込み41aが挿通できるように複数
の切り込みが設けられている。
変圧器1と接続タンク24の端部24aが接合された部
分にはめ込んで締付シリンダ43に高圧力の油圧を加え
ることによって締付リング41が回転し、締付リング4
1の内側面および接続タンク24の端部24aの側面に
設けられた楔42a、42bの対向する傾斜面が相対的
に移動して被試験変圧器1の端部のフランジと接続タン
ク24の端部24aのフランジの間に押付力が与えられ
て締結される。
る接続タンク24の連結位置の調整は、従来のボルトに
よる連結方法の場合は、ボルト穴にボルトが挿通できる
ように、接続タンク24の架台27の高さ調整部材28
を微細に調整する必要があり、重量物である接続タンク
24の上げ下げ作業を繰り返す煩雑な高さ調整作業が必
要であったが、回転式締付具40による連結方法にする
と、連結部のフランジ高さに多少のズレがあっても、回
転式締付具40は締め付けることができるので、従来の
ボルトによる締結方法の場合よりも高さ調整が容易とな
る。
高さ調整作業が容易となり、締付作業も締付リング41
をはめ込んで油圧を加えるのみの簡単な作業で締付力が
与えられ、短時間に被試験変圧器1と接続タンク24が
連結できる。
変圧器1と接続タンク24を連結するときに、接続タン
ク24はクレーン等の移動手段を用いることなく、床面
を自在に移動することができる。被試験変圧器1の高圧
ブッシング21の位置と接続タンク24の端部24aの
位置が異なる場合には高さ調整シリンダ33により接続
タンク24の端部24aを調整して容易に高さを合わせ
ることができるので組立作業にクレーン等の移動手段を
用いることなく連結することができる。このように構成
することにより、特公平2−3144号公報に示された
ものと同様に誘導試験、開閉インパルス試験、インパル
ス試験が1回の組立で連続して行うことができるもので
ある。
いて説明したが、被試験電気機器がリアクトル、ガス絶
縁開閉器器の場合においては、接続タンク24を同様に
連結し、変圧器の誘導試験に相当する交流電圧試験、開
閉インパルス試験、インパルス試験の各項目は断路器が
閉状態にして、試験用ブッシング4aから試験電圧を印
加することで実施できる。
中に接続電線38をドラム39に巻回して収納した構成
としたことにより、試験用ブッシング側から印加するイ
ンパルス試験、またはリアクトル、ガス絶縁開閉装置の
場合には、この収納した接続電線により各試験電圧発生
手段に簡単に接続でき、試験が効率よく実施できる。ま
た、被試験電気機器が変圧器の場合は、自己の巻線から
誘導試験により印加されので、断路器25は開状態とし
て試験用ブッシング4aは接地され、ドラム39に巻回
された接続電線38も接地状態とし、頭部シールド内に
収容されているので、接続電線38の部分からの電圧印
加時の部分放電が発生することはない。
装置は、一端を被試験電気機器の高圧ブッシング取付部
に連結可能に形成し、他端は試験用ブッシングが取り付
け可能に形成した接続タンクと、接続タンクの他端側に
取り付けられた試験用ブッシングと、接続タンク内に試
験回路を開閉する断路器とで接続タンク部分を構成し、
電気機器試験装置の被試験電気機器との接続部は、フラ
ンジ接合構造とし、接続タンクのフランジ接合面の背面
に、円周方向に傾斜面が形成された複数の楔を固着し、
内径側が開口する断面コの字状の溝を形成し、接続タン
クの一端側のフランジの外周と被試験電気機器の高圧ブ
ッシング接続部のフランジを跨る状態に装着したとき
に、接続タンクのフランジ接合面の背面に固着した複数
の楔に対向する内側面に、円周方向に傾斜面が形成され
た複数の楔を固着した締付リングと、接続タンクのフラ
ンジの外周とリング部材の外周との間に複数の締付シリ
ンダを配置し、締付油圧シリンダにより締付リングを円
周方向に回転させることにより、接続タンクに固着した
楔の傾斜面が締付リングの内側面に固着した楔の傾斜面
に乗り上げる方向に摺動させて被試験電気機器と接続タ
ンクとの接合面に押圧力を与える回転式締付具により連
結した構成としたので、 被試験変圧器のフランジ部の
位置に対する接続タンクの連結位置の調整は、連結部の
フランジ高さに多少のズレがあっても、回転式締付具は
締め付けることができ、接続タンクの架台の高さ調整部
材を微細に調整する必要がなくなり、従来のボルトによ
る締結方法の場合よりも高さ調整が容易となり、締付作
業も締付リングをはめ込んで油圧を加えるのみの簡単な
作業で締付力が与えられ、短時間に被試験変圧器と接続
タンクが連結できる。
置は、請求項1の構成の試験用ブッシング頭部に取り付
けられたシールドの内部に電圧印加線が収納された構成
としたので、接続リードを別途準備しておくことなく、
試験用ブッシングと試験電圧発生装置とが短時間で結線
できる。
る。
する締付リングの構成図である。
る。
験する絶縁試験の回 路図である。
タンクと被試験変圧器の組立状態の構成図である。
4a 試験用変圧器、5 高圧接地ブッシング、6 低
圧ブッシング、21 高圧ブッシング、21a 分圧
器、22 部分放電測定手段、24 接続タンク、25
断路器、26 絶縁スペーサ、30 移動架台、31
架台枠組、32 搬送装置、32a 台枠、32b
バルーン、33 高さ調整シリンダ、38 接続導体、
39 ドラム、40 締付具、41 締付リング、42
a,42b 楔、43 油圧シリンダ。
Claims (2)
- 【請求項1】 一端が被試験電気機器の高圧ブッシング
取付部に連結可能に形成され、他端に試験用ブッシング
が取り付け可能に形成された接続タンクと、該接続タン
クの他端側に取り付けられた試験用ブッシングと、上記
接続タンク内に配置され、上記被試験電気機器の高圧ブ
ッシングと上記試験用ブッシング間の回路を開閉する断
路器とで接続タンク部分を構成し、該接続タンク部分は
高さ調整シリンダを介して移動架台上に載置した電気機
器試験装置において、上記被試験電気機器との接続部
は、フランジ接合構造とし、上記接続タンクのフランジ
接合面の背面に、円周方向に傾斜面が形成された複数の
楔を固着し、内径側が開口する断面コの字状に形成し、
上記接続タンクの一端側のフランジの外周と上記被試験
電気機器の高圧ブッシング接続部のフランジに跨る状態
に装着したときに、上記接続タンクのフランジ接合面の
背面に固着した複数の楔に対向する内側面に、円周方向
に傾斜面が形成された複数の楔を固着した締付リング
と、上記接続タンクのフランジの外周と上記締付リング
の外周との間に複数の締付シリンダを配置し、締付シリ
ンダにより上記締付リングを円周方向に移動させること
により、上記接続タンクに固着した楔の傾斜面が締付リ
ングの内側面に固着した楔の傾斜面が乗り上げて上記被
試験電気機器と上記接続タンクとの接合面に押圧力を与
える回転式締付具により連結したことを特徴とする電気
機器試験装置。 - 【請求項2】 上記試験用ブッシング頭部に取り付けら
れたシールドの内部に電圧印加線が収納されていること
を特徴とする請求項1記載の電気機器試験装置。
Priority Applications (1)
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JP29722997A JP3432402B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 電気機器試験装置 |
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- 1997-10-29 JP JP29722997A patent/JP3432402B2/ja not_active Expired - Fee Related
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