JP3432081B2 - 間欠伝動装置 - Google Patents

間欠伝動装置

Info

Publication number
JP3432081B2
JP3432081B2 JP15468696A JP15468696A JP3432081B2 JP 3432081 B2 JP3432081 B2 JP 3432081B2 JP 15468696 A JP15468696 A JP 15468696A JP 15468696 A JP15468696 A JP 15468696A JP 3432081 B2 JP3432081 B2 JP 3432081B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driven
disk
gear
carriage
driven gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15468696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH102397A (ja
Inventor
信行 窪川
Original Assignee
東京ピジョン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京ピジョン株式会社 filed Critical 東京ピジョン株式会社
Priority to JP15468696A priority Critical patent/JP3432081B2/ja
Publication of JPH102397A publication Critical patent/JPH102397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3432081B2 publication Critical patent/JP3432081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、間欠伝動装置に関
する。更に詳述すると、本発明は、欠歯歯車及びカムを
利用した間欠伝動装置に関する。 【0002】 【従来の技術】間欠伝動装置は、定速回転若しくは定速
摺動する駆動部材により従動部材を間欠回転させる装置
である。この間欠伝動装置には、間欠歯車装置・つめ車
装置・ゼネバ歯車装置・カム装置等がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た間欠歯車装置・つめ車装置・ゼネバ歯車装置では、従
動部材が停止状態から回転状態に変化する時、および回
転状態から停止状態に変化する時に、従動部材と駆動部
材とが衝突してしまう。このため、駆動部材を高速回転
させると従動部材との間で騒音が生じたり、従動部材及
び駆動部材の寿命が短くなるおそれがある。また、衝突
部分のはね返りにより歯車等の噛み合い不良を生じて、
円滑な回転が阻害されてしまうおそれがある。 【0004】また、つめ車装置やゼネバ歯車装置では、
従動部材を連続的に360度以上回転させることは極め
て困難である。さらに、つめ車装置では、駆動部材を逆
回転させることにより従動部材の逆回転を行うのは不可
能である。 【0005】一方、カム装置では、これらの不都合を抑
制することはできるものの、他の間欠伝動装置に比べて
部品点数が多くなると共にカムの加工は高精度を要する
ので、間欠伝動装置の製造コストが上昇してしまう。 【0006】そこで、本発明は、従動部材の回転と停止
との間で衝撃を生ずることがなく、しかも安価に製造で
きる間欠伝動装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1の発明は、歯部及び欠歯部を有する駆動部
材と該駆動部材に噛合されて間欠回転する従動歯車とを
有する間欠伝動装置において、駆動部材に形成されたカ
ム溝と、従動歯車に形成されると共にカム溝に案内され
る従動ピンとを備え、カム溝は、従動歯車と駆動部材の
歯部とが噛合しないときに従動ピンが案内される停止部
と、従動歯車と歯部とが噛合するときに従動ピンが通過
する回転部と、停止部の両端と回転部の両端とを接続す
2つの変速部とを有し、変速部の一方は、従動歯車を
徐々に加速しながら回転させ、従動歯車が歯部に噛合す
る時に歯部の移動速度と従動歯車の周速とがほぼ等しく
なるように、従動ピンを停止部から回転部へと案内し、
変速部の他方は、従動歯車を徐々に減速させ、従動歯車
がほぼ停止した時に従動ピンが停止部に達するように、
従動ピンを回転部から停止部へと案内するようにしてい
る。 【0008】 【0009】したがって、請求項1の発明によると、従
動歯車と駆動部材の歯部とが噛合しないときは、従動ピ
ンがカム溝の停止部に案内されて、従動歯車は停止や揺
動等の所定の動作をする。そして、従動歯車と駆動部材
の歯部とが噛合する直前に、従動ピンがカム溝の変速部
に案内される。これにより、従動歯車は徐々に加速され
ながら回転され、歯部に噛合する時には歯部の移動速度
と従動歯車の周速とがほぼ等しくされる。このため、従
動歯車は駆動部材の歯部に衝撃を与えることなく噛合さ
れる。 【0010】また、駆動部材がさらに回転されて従動歯
車と歯部とが離脱した直後には、従動ピンが変速部に位
置する。そして、従動ピンが変速部により案内されるこ
とにより、従動歯車は徐々に減速される。そして、従動
歯車がほぼ停止した時に、従動ピンが停止部に達する。
このため、従動歯車は、従動ピンと停止部との間で衝撃
を生ずることなく停止される。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。 【0012】図1に示すように、間欠伝動装置36は、
歯部37a及び欠歯部37bを有する駆動部材としての
内歯歯車37と、該内歯歯車37に噛合されて間欠回転
する従動歯車38とを有している。そして、この間欠伝
動装置36は、内歯歯車37に形成されたカム溝39
と、従動歯車38に形成された従動ピン40とを備えて
いる。この従動ピン40は、カム溝39に嵌入されてい
る。さらに、カム溝39は、従動歯車38と内歯歯車3
7の歯部37aとが噛合しないときに従動ピン40が案
内される停止部41と、従動歯車38と歯部37aとが
噛合するときに従動ピン40が通過する回転部42と、
停止部41の両端と回転部42の両端とを接続する緩和
曲線状の溝から成る変速部43とを有している。 【0013】従動ピン40は、従動歯車38の内歯歯車
37側の側面の外周付近に形成されている。従動歯車3
8と従動ピン40とはプラスチックにより一体成形され
ている。但し、プラスチックによる一体成形に限らず、
従動歯車38をプラスチック製とし従動ピン40を金属
製として、従動ピン40を従動歯車38に圧入して形成
しても構わない。 【0014】カム溝39は、内歯歯車37の従動歯車3
8側の側面に形成されている。カム溝39の回転部42
は、従動歯車38と歯部37aとが噛合したときに従動
ピン40が描く軌跡(図中一点鎖線で示す)上に形成さ
れている。すなわち、回転部42は内サイクロイド曲線
状の溝とされている。 【0015】また、回転部42の両端部分42a,42
a以外の部分は従動ピン40が通過する軌跡よりも十分
に広く形成されている。そして、この広く形成された部
分から歯部37aにかけては、カム溝39の底面と等し
い深さの底部44が形成されている。このため、従動ピ
ン40が回転部42の両端部分42aに位置する時は、
従動ピン40が回転部42に案内されることと従動歯車
38と歯部37aとの噛合とにより、従動歯車38が回
転される。また、従動ピン40が回転部42の中央部分
に位置する時は、従動ピン40が回転部42に案内され
ないので、従動歯車38と歯部37aとの噛合のみによ
り従動歯車38が回転される。 【0016】カム溝39の停止部41は、内歯歯車37
の回転軸45を中心とする約半周に亙る円弧形状の溝か
ら成り、この円弧の半径は内歯歯車37の半径の長さの
ほぼ半分とされている。そして、停止部41は、従動歯
車38と歯部37aとが噛合しないときに従動ピン40
が位置される部分に形成されている。このため、従動ピ
ン40が停止部41に案内されるときは、内歯歯車37
が回転しても従動歯車38は回転しない。 【0017】本実施形態では、停止部41を円弧形状と
しているが、これに限らず停止部41を内歯歯車37の
径方向に変形させた形状としても構わない。この場合、
従動ピン40は停止部41により内歯歯車37の径方向
に移動されるので、従動歯車38は揺動される。これに
より、間欠伝動装置36による従動歯車38の回転パタ
ーンをより多様化させることができる。なお、停止部4
1を内歯歯車37の径方向に変形させた形状とする場合
は、従動歯車38の最大揺動角度を±30度程度にする
ことが好ましい。 【0018】カム溝39の変速部43は、図1中斜線で
示すように、停止部41の両端と回転部42の両端とを
それぞれ連結している。変速部43は、案内される従動
ピン40の速度が徐々に増減する曲線状の溝、すなわち
緩和曲線状の溝から形成されている。ここで、緩和曲線
としては、例えば2次放物線・3次放物線・クロソイド
曲線・正弦波線・単心円弧等を適用することができる
が、特に3次放物線やクロソイド曲線を用いることが好
ましい。例えば3次放物線を用いた場合は、図48に示
すように、カム溝39の回転角度θに対する従動ピン4
0の変位rは3次放物線により示され、その速度vr
2次放物線で示され、その加速度ar は比例の直線によ
り示される。このため、従動ピン40が変速部43によ
り案内されるときは、変速部43から従動ピン40に与
えられる加速度が徐々に変化するので、衝撃の発生が防
止される。 【0019】また、本実施形態では、従動歯車38の歯
数よりも歯部37aの歯数を僅かに少なく形成してい
る。そして、各歯数は、従動ピン40が回転部42に位
置する時に従動歯車38が歯部37aにより回転される
角度と、従動ピン40が各変速部43,43に位置する
時に従動歯車38がカム溝39により回転される角度と
を合計して360度となるように設定されている。これ
により、内歯歯車37が1回転する間に従動歯車38は
1回の間欠回転がなされる。但し、従動歯車38の回転
数は1回転に限らず、2回転以上や半回転等となるよう
従動歯車38及び歯部37aの歯数を設定しても構わな
い。 【0020】さらに、歯部37aは、従動ピン40が変
速部43から回転部42の端部分42aに移動する時に
従動歯車38がそのまま噛み合うよう位相が設定されて
いる。 【0021】上述した間欠伝動装置36により、内歯歯
車37が1回転する間に従動歯車38が間欠回転される
様子を図2から図11までに示す。各図中で、内歯歯車
37及び従動歯車38は矢印で示す時計回転方向に回転
される。 【0022】図2及び図3に示すように、従動ピン40
が停止部41により案内されるときは、停止部41が内
歯歯車37と同心円上の円弧形状であると共に従動歯車
38は欠歯部37bに位置するので、従動歯車38は回
転しない。そして、図4に示すように、従動ピン40が
変速部43により案内されるときは、従動ピン40が内
歯歯車37の径方向に移動されるので、従動歯車38が
加速しながら回転される。さらに、図5に示すように、
従動ピン40が変速部43を通過して回転部42の一端
部分42aに達すると、従動歯車38と歯部37aとが
噛合される。ここで、従動ピン40が変速部43を通過
することにより、従動歯車38の周速は歯部37aの周
速と等しくされているので、これら従動歯車38と内歯
歯車37とのかみ合いは衝撃を生ずることなく円滑にな
される。また、従動歯車38と歯部37aとが噛み合う
よう位相が設定されているので、歯の先端同士が衝突し
て円滑な回転が妨げられることはない。 【0023】そして、図6から図9に示すように、従動
歯車38は、歯部37aとの噛み合いにより回転され
る。この時、従動ピン40は内サイクロイド曲線上を移
動するが、回転部42はこの内サイクロイド曲線状に形
成されているため、従動ピン40と回転部42との当接
により従動歯車38の回転が妨げられることはない。し
かも、回転部42の中央部分は従動ピン40よりも十分
に広い溝幅とされているので、従動ピン40がカム溝3
9に接触することはない。さらに、図10及び図11に
示すように、従動歯車38が歯部37aの終端に噛合し
た状態から噛合が解除された状態に変化すると同時に、
従動ピン40は回転部42の他端部分42aから変速部
43に案内される。これにより、従動歯車38の回転が
徐々に減速される。そして、図2に示すように、従動ピ
ン40が再び停止部41に位置される。ここで、従動ピ
ン40は変速部43を通過することによりほぼ停止され
るので、従動ピン40は停止部41に衝撃を生ずること
なく達する。また、従動ピン40は停止部41に案内さ
れるので確実に停止される。しかも、停止部41の溝幅
を調整することにより、従動歯車38の停止時における
バックラッシュを最小限に設定することができる。 【0024】上述したように、内歯歯車37が1回転す
る間に、従動ピン40は停止部41→変速部43→回転
部42→変速部43→停止部43と案内される。このう
ち、従動ピン40が回転部42及び各変速部43,43
に位置する時に、従動歯車38が回転される。 【0025】また、上述の一連の動作では、図2から図
11に示すように、内歯歯車37を各図中時計回転方向
に回転させているが、反対方向に回転させても構わな
い。この場合も、従動ピン40は停止部41から変速部
43を経て回転部42に達し、これと同時に従動歯車3
8と歯部37aとが噛合して、再び従動ピン40が回転
部42から変速部43を経て停止部41に位置する。し
たがって、内歯歯車37の回転方向に拘わらず間欠伝動
装置36は作動される。また、従動歯車38の回転方向
は、内歯歯車37の回転方向と同じくなる。 【0026】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。 【0027】例えば、本実施形態では間欠伝動装置36
の駆動部材を内歯歯車37としているが、これに限らず
外歯歯車37’としても構わない。この場合、図12に
示すように、外歯歯車37’の欠歯部37b’の周囲
に、ほぼ180度に亙る扇形状のカム溝板46を形成す
る。そして、カム溝板46の従動歯車38側の側面にカ
ム溝39を形成する。カム溝39の回転部42は、外歯
歯車37’と従動歯車38とが噛合する際に従動ピン4
0が通過する外サイクロイド曲線の軌跡上に形成されて
いる。他の部分については、駆動部材を内歯歯車37と
した場合と同様なので符号を同じくして説明を省略す
る。 【0028】したがって、駆動部材を外歯歯車37’と
した間欠伝動装置36によっても、従動ピン40は停止
部41から変速部43を経て回転部42に達し、これと
同時に従動歯車38と外歯歯車37’とが噛合して、従
動ピン40が回転部42から変速部43を経て再び停止
部41に位置する。 【0029】また、間欠伝動装置36の駆動部材をラッ
ク37”としても構わない。この場合、図13に示すよ
うに、ラック37”の歯側に、長手方向に沿ったカム溝
板47を形成する。そして、カム溝板47の従動歯車3
8側の側面にカム溝39を形成する。カム溝39の回転
部42は、ラック37”と従動歯車38とが噛合する際
に従動ピン40が通過するサイクロイド曲線の軌跡上に
形成されている。また、ラック37”及びカム溝39
は、従動歯車38の1回転分のみ設けてこれを往復動さ
せて使用する。但しこれに限らず、ラック37”及びカ
ム溝39を従動歯車38の複数回転分連続させて形成
し、これを移動させても構わない。なお、他の部分につ
いては、駆動部材を内歯歯車37とした場合と同様なの
で符号を同じくして説明を省略する。 【0030】したがって、駆動部材をラック37”とし
た間欠伝達装置36によっても、従動ピン40は停止部
41から変速部43を経て回転部42に達し、これと同
時に従動歯車38と駆動歯車とが噛合して、従動ピン4
0が回転部42から変速部43を経て再び停止部41に
位置する。 【0031】ここで、本実施形態の図1に示す内歯歯車
37を利用した間欠伝動装置36を、3枚のディスクを
収納するタイプのディスクチェンジャーに適用した実施
の一形態を示す。なお、間欠伝動装置36の適用対象は
ディスクチェンジャーに限らず、他の用途にも適用可能
であることは勿論である。 【0032】図14から図47に示すように、このディ
スクチェンジャーは、ディスク7を載置する3枚のキャ
リッジ1,1,1と、この3枚のキャリッジ1,1,1
のうちの2枚を収容してディスク取り出し位置8とディ
スク収納位置9とを往復動するトレイ2と、ディスク収
納位置9よりも装置奥側のドライブ位置10に配置され
てディスクの記録・再生を行うディスクドライブ3と、
このディスクドライブ3に対して1枚のキャリッジ1と
その上のディスク7とを上下動させてディスクドライブ
装填位置11又はディスク収納位置9の最下段のキャリ
ッジ1と同レベルのディスク非装填位置12に移動させ
るディスクセット機構4と、ディスク収納位置9および
ドライブ位置10にあるキャリッジをディスクセット機
構4のディスク非装填位置12とそれよりも更に上方の
位置との間で昇降させるキャリッジ昇降機構5と、この
キャリッジ昇降機構5の動作によりディスク収納位置9
或いはドライブ位置10のいずれかに形成されたスペー
スS1 ,S2 にキャリッジを移動させるキャリッジ移動
機構6とを備えている。 【0033】キャリッジ1は、図33に示すように、例
えば平面形状がほぼ正方形のプラスチック製の薄板から
成り、中央にディスク7を載せる凹部13が形成されて
そこにディスク7を載置して収納するように設けられて
いる。凹部13は、12cmディスクを収める大凹部1
3aと8cmディスクを収める小凹部13bとを同心上
に形成して成る。このキャリッジ1の両側縁には、図3
3および図34に示すように、一定ピッチで側方に突出
する歯14が一体形成されている。この歯14はラック
に相当するものであるが、歯底に相当する部分が除かれ
て、その部分をピン歯車15のピン16が上下方向には
通過し得るように設けられている。また、このキャリッ
ジ1には凹部13の中心から装置手前側の辺にかけてデ
ィスクドライブたる光ピックアップ3を通過させる透孔
17が形成されている。更に、キャリッジ1の装置奥側
の両側には、切り欠き18が設けられている。この切り
欠き18はキャリッジ1の上方に位置するクランパー1
9を支えるクランパーアーム20の支柱部分を通過させ
るためのもので、クランパーアーム20をキャリッジ1
の内側に入り込むように配置して、全体としてディスク
チェンジャーの外形寸法をほぼキャリッジ1の2枚分の
大きさに収めることができるように設けられている。
尚、キャリッジ1は2枚重ねた状態でディスク収納位置
9に配置され、1枚が装置奥側のドライブ位置10のデ
ィスク装填位置11ないし非装填位置12に配置され
る。 【0034】トレイ2は、本実施の形態の場合、キャリ
ッジ1を2枚収容してディスク取り出し位置8とディス
ク収納位置9とを図示していない駆動モータと回転伝達
系統とによって往復動するもので、ドライブ位置10と
なるトレイ手前側と奥側にはそれぞれ歯幅の広い星形歯
車22,31が、またディスク収納位置9とドライブ位
置10との境界部分にはピン歯車15が備えられてい
る。また、このトレイ2には図44及び図47に示すよ
うに、ディスク収納位置9にある2枚のキャリッジ1,
1の内の下側のキャリッジ1の縁を支持する側部受け台
21aとキャリッジ1の先端縁を支持する前部受け台2
1bとを有している。積み重ねられた2枚のキャリッジ
1,1は、受け台21a,21bと星形歯車22とでそ
れぞれ支持されているので、別々に移動させることも可
能である。そこで、トレイ2の駆動によってディスク収
納位置9に積み重ねられた2枚のキャリッジ1,1をデ
ィスク取り出し位置8に引き出した後、上側のキャリッ
ジ1だけをピン歯車15の回転駆動によって装置内へ引
き込ませると、下側のキャリッジ1に載置されているデ
ィスク7が露出する。そこで、この下側のキャリッジ1
に収容されているディスク7を交換することができる。
キャリッジ1の装置奥側への移動(水平移動)は星形歯
車22,31の歯面22a,31aをレールとして行わ
れる。 【0035】奥側のキャリッジ1の中心には、ディスク
ドライブとしての光ピックアップ3が設置されている。
光ピックアップ3は装置フレーム23に固定され、ディ
スク7とこれを載置するキャリッジ1およびクランパー
19が昇降することによってディスク7の装填や取り出
しが行われる。 【0036】光ピックアップ3に対しディスク7を固定
するクランパー19は、例えば両端にフランジを備えた
円筒体から成り、クランパーアーム20の先端の大きめ
のC形の穴24に上下両端のフランジを利用して上下及
び水平方向に僅かに移動し得るように支持されている。
クランパーアーム20は図示していないがモータ駆動な
どによって昇降可能に設けられている。このクランパー
アーム20は、例えば図33に仮想線で示すように、ま
た図44に示すように、装置フレーム23の両側に配置
されたガイドレール34にクランパー支持アーム20の
ガイドリブ35を嵌入させることによって、ガイドレー
ル34の溝に沿って昇降自在に支持されている。また、
クランパー19は特に図示していないがピックアップ本
体3のハブ25部分に埋設されたマグネットに吸着され
る鉄板を有しており、ディスク7の昇降によってハブ2
5部分に填められた際にハブ25部分に吸着されてター
ンテーブルとの間でディスク7を挟持する。勿論、光ピ
ックアップのタイプによってはクランパー19側にマグ
ネットを配置し、ピックアップ3のハブ25を吸着させ
るようにしても良い。クランパーアーム20は、降下す
る際にディスク非装填位置12でリフタ26に支持され
ているキャリッジ1の縁に当接し、リフタ26ごとキャ
リッジ1を押し下げながらディスクドライブ3のハブ2
5部分に嵌まったディスク7をクランパー19で挟み付
け固定する。 【0037】また、リフタ26と装置フレーム23との
間にはリフタ26を押し上げるためのリターンスプリン
グ27が設けられている。このスプリング27は、中央
に比べて両端が浮き上がったくの字形のばねで両端がリ
フタ26の溝28に嵌合されると共に中央部が装置フレ
ーム23に押し当てられている。他方、リフタ26は装
置フレーム23に設けられた斜めのガイド溝29に両端
のガイドピン30が係合されて、スプリング27による
押し上げ及びクランパーアーム20による押し下げに伴
ってこじれを起こさずに全体がほぼ水平状態を保ってガ
イド溝29の範囲内で昇降し得るように設けられてい
る。このリフタ26とクランパーアーム20及びリター
ンスプリング27によってディスクセット機構4が構成
されている。 【0038】キャリッジ昇降機構5は、トレイ2の手前
側と奥側とにそれぞれ配置されている歯幅の長い星形歯
車22,31と、これを回転させる駆動源(図示省略)
とで構成され、キャリッジ1の両側の歯14部分を星形
歯車22あるいは31で引っ掛けてキャリッジ1のほぼ
中央を支持し、星形歯車22,31の回転によって上昇
ないし降下させるように設けられている。星形歯車2
2,31の歯幅はおおよそキャリッジ1の長さの半分程
度に達し、両側の星形歯車22,22あるいは31,3
1の間でキャリッジ1を支持できるように設けられてい
る。この星形歯車22,31はディスク収納位置9とド
ライブ位置10にあるそれぞれのキャリッジ1,1の中
央部分を支持する位置に設けられている。そして、これ
ら星形歯車22,31は各々別々に回転駆動し得るよう
に設けられている。 【0039】キャリッジ移動機構6は、トレイ2の手前
側と奥側にそれぞれ配置されている星形歯車22,31
と、これらの境界部分に配置されているピン歯車16と
から構成され、ピン歯車16と各キャリッジ1の両側の
歯14を噛み合わせてピン歯車15の回転によってキャ
リッジ1を星形歯車22,31の歯面の上を移動させる
ように設けられている。トレイ2の手前側から奥側へ移
動する際のキャリッジ1は、下のキャリッジ1あるいは
トレイ2の両側の受け台21a若しくはリフタ26に支
えられる。尚、トレイ2は例えばラックなどを設けて、
モータ駆動によって出入り自在とされている。 【0040】さらに、図14に示すように、各ピン歯車
15,15の回転機構は、各ピン歯車15,15に噛合
される中間歯車48,48と、該中間歯車48,48に
連結される間欠伝動装置36,36と、該間欠伝動装置
36,36を駆動させる大歯車49と、該大歯車49に
噛合されるウォームホイール50と、該ウォームホイー
ル50に噛合されるウォーム51と、該ウォーム51を
回転させる図示しないモータとから構成されている。な
お、同図中、大歯車49の左側に噛合する歯車は、図示
しない反対側の各ピン歯車の回転機構を駆動するための
動力伝達を行う。 【0041】このモータが回転すると、ウォーム51が
回転され、ウォームホイール50が回転される。そし
て、大歯車49が回転され、これに接続される2つの間
欠伝動装置36,36が駆動される。これにより、大歯
車49に外歯部分37c,37cが噛合される各内歯歯
車37,37が回転され、各従動歯車38,38が間欠
回転される。ここで、各従動歯車38,38の回転のタ
イミングは、従動歯車38が片方ずつ回転するように設
定されている。すなわち、2つの従動歯車38,38が
同時に回転することはない。そして、各従動歯車38,
38の回転が各中間歯車48,48を経て各ピン歯車1
5,15に伝達される。このため、各ピン歯車15,1
5の回転方向は同じとなる。 【0042】また、間欠伝動装置36は内歯歯車37が
1回転する間に従動歯車38が1回間欠回転するものと
されている。そして、従動歯車38が1回転する間に、
ピン歯車15は複数回回転されて、各キャリッジ1を所
定距離だけ移動させる。 【0043】以上のように構成されたディスクチェンジ
ャーによると、次のように作動する。 【0044】まず、演奏するディスクの交換動作につい
て図15から図27までに基づいて説明する。図15で
は、ディスク1がディスクドライブ3のターンテーブル
上にクランプされ演奏できる状態になっており、その下
方にキャリッジ1がある。そのとき、他の第2、第3の
ディスク7はそれぞれのキャリッジ1,1に収納されて
トレイ前方・装置手前側のディスク収納位置9に重ねて
ストックされている。これがプレイモードである。この
状態において演奏位置にあるディスク1をストックされ
た他のディスク、例えば第2のディスク7と交換するた
めディスク選択キー[DISC2]が押されると、リフ
タ26及びクランパー19が上昇してディスク7が解放
されると共にキャリッジ1が第3のキャリッジ1の高さ
まで持ち上げられる。クランパー19はクランパーアー
ム20のモータ駆動によって、リフタ26はリターンス
プリング27のばね力によってそれぞれ持ち上げられ
る。これによってディスク7はターンテーブルより離れ
てキャリッジ1の中に収まる(図16参照)。また、第
3のディスク7と交換される場合には、第2のディスク
7が収まるキャリッジ1の位置まで持ち上げられる。 【0045】次いで、クランパー19はさらに上昇して
最上部に達する。これよりチェンジモードとなる(図1
7参照)。トレイ2の手前側のディスク収納位置9にス
トックされた第2及び第3の2枚のディスク7,7のう
ちの選択されたディスク、即ちこの例では第2のディス
ク7が収められたキャリッジ1が装置奥側のドライブ位
置10のスペースS2 へ向けて水平移動し(図18参
照)、今までディスクドライブ3に装填されていた第1
のディスク7が収められた第1のキャリッジ1の真上に
移動する。そして、第2のキャリッジ1は第1のキャリ
ッジ1の上に乗る。(図19参照)。 【0046】その後、ディスク収納位置9でのキャリッ
ジ昇降機構5の駆動によって第3のキャリッジ1が今ま
で第2のキャリッジ1があった位置のスペースS1 まで
上昇する(図20参照)。そして、第3のキャリッジ1
は第2のキャリッジ1と同じ高さになる(図21参
照)。その後、キャリッジ移動機構6の駆動によって第
1のキャリッジ1が装置前方のディスク収納位置9に移
動する(図22参照)。そして、第1のキャリッジ1は
第3のキャリッジ1の下に入る(図23参照)。その
後、ドライブ位置10の第2のキャリッジ1が下降を開
始し(図24参照)、第1のキャリッジ1と同じ高さに
なるまで下降する(図25参照)。第2のキャリッジ1
の下降はドライブ位置10のキャリッジ昇降機構5の駆
動によって行われる。これでチェンジモードを終わる。 【0047】更に、クランパーアーム20が降下する
と、クランパー19が下降すると共にリフタ26が押し
下げられる(図26参照)。 【0048】クランパー19とともに第2のキャリッジ
1とリフタ26が下がり第2のディスク7がターンテー
ブルにクランプされる。これで再度プレイモードとなり
ディスクの交換が完了した(図27参照)。尚、第1の
ディスク7から第3のディスク7へ交換するときは、デ
ィスクドライブ3から第1のディスク7を受け取った第
1のキャリッジ1は、図17の状態で止まらずに図23
の位置まで上昇し、その後図22→図21→図20→図
19→図18→図17(図25)→図26→図27と動
作し、キャリッジが左回りに移動する。 【0049】次に、手前側にストックされている第2、
第3のディスク7を取り出して演奏中などに交換する動
作について説明する。図15と同じ状態を図28に示
す。ここでトレイ2を開けるために操作キー[OPE
N]を押すと、トレイ2がモータ駆動によって飛び出し
(図29参照)、トレイ2が全開となる(図30参
照)。これで第2のディスク7の取り出しが可能とな
る。尚、ここで[CLOSE]を押すと、トレイ2が装
置内へ引き込まれ図29の状態へ戻る。また、第3のデ
ィスク7を取り出すためには、もう一度[OPEN]を
押すと、上の列のキャリッジ移動機構6のピン歯車15
が回転して第2のキャリッジ1をトレイ奥側の星形歯車
31の上へ移動させる。このとき、第2のキャリッジ1
は、トレイ手前側の星形歯車22とトレイ奥側の星形歯
車31の歯面の上を滑って移動する。 【0050】しかして、第3のキャリッジ1の上方が開
いて第3のディスク7の取り出しが可能となる。ここで
[CLOSE]を押すと、再び上の列のキャリッジ移動
機構6のピン歯車15が先程とは逆に回転して第2のキ
ャリッジをトレイ手前側へ引き戻し、図30の状態へ戻
る。 【0051】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、本実施例では3枚のディスクを交換可能と
しているがこれに特に限定されるものではなく、2枚あ
るいは4枚若しくはそれ以上のディスクをストックする
ことも可能である。しかし、3枚程度のディスクを収納
する場合に、もっとも簡単な構造で安価にかつ高さを低
くし全体に小型化なディスクチェンジャーとすることが
できる。更に、本実施例ではディスクとしてはCDに特
に限定されず、CD−ROMやMOなどのその他の記録
媒体の再生も可能である。 【0052】 【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、駆動部材に形成されたカム溝と、従動歯車に形成さ
れた従動ピンとを備え、カム溝は停止部の両端と回転部
の両端とを接続する2つの変速部とを有し、変速部の一
方は、従動歯車を徐々に加速しながら回転させ、従動歯
車が歯部に噛合する時に歯部の移動速度と従動歯車の周
速とがほぼ等しくなるように、従動ピンを停止部から回
転部へと案内し、変速部の他方は、従動歯車を徐々に減
速させ、従動歯車がほぼ停止した時に従動ピンが停止部
に達するように、従動ピンを回転部から停止部へと案内
するので、従動歯車と歯部とが噛合する直前に従動ピン
が変速部に案内されて、従動歯車と歯部との相対速度が
ほとんどなくなり、これら従動歯車及び歯部は衝撃を生
ずることなく噛合される。また、従動歯車と歯部とが離
脱した直後に従動ピンが変速部に案内されて、従動ピン
と停止部との溝幅方向の相対速度がほとんどなくなり、
従動ピンは停止部に衝撃を与えることなく導入される。
このため、従動歯車の回転と停止との間での衝撃による
騒音の発生を防止でき、また間欠伝動装置の寿命を長期
化することができる。 【0053】また、カム溝の回転部は従動歯車と歯部と
が噛合するときに従動ピンが通過するように形成されて
いるので、高精度に形成する必要はない。このため、高
精度に形成すべきカム溝は一部で済むので、間欠伝動装
置を安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の間欠伝動装置の駆動部材を内歯歯車と
した一実施形態を示す図であり、(A)は正面図、
(B)は(A)のI−I線で切断した側面図である。 【図2】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが停止部に案内される状態を示す。 【図3】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが停止部に案内される状態を示す。 【図4】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが変速部に案内される状態を示す。 【図5】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが回転部に案内される状態を示す。 【図6】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが回転部を通過する状態を示す。 【図7】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが回転部を通過する状態を示す。 【図8】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが回転部を通過する状態を示す。 【図9】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが回転部を通過する状態を示す。 【図10】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが回転部を通過する状態を示す。 【図11】本発明の間欠伝動装置の一実施形態を示す図
で、従動ピンが変速部に案内される状態を示す。 【図12】本発明の間欠伝動装置の駆動部材を外歯歯車
とした一実施形態を示す図であり、(A)は正面図、
(B)は(A)のXII−XII線で切断した側面図で
ある。 【図13】本発明の間欠伝動装置の駆動部材をラックと
した一実施形態を示す図であり、(A)は正面図、
(B)は側面図である。 【図14】ピン歯車の回転機構を示す概略図である。 【図15】本発明の間欠伝動装置をディスクチェンジャ
ーに適用した一実施形態を示す概略図で、プレイモード
状態を示す。 【図16】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、ディスク交換のためディスクをディスクドライ
ブから取り出す途中の状態を示す。 【図17】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、ディスク交換のためディスクをディスクドライ
ブから取り出した状態を示す。 【図18】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、ディスク交換のためディスク収納位置からキャ
リッジをドライブ位置へ移動させる状態を示す。 【図19】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、ディスク交換のためディスク収納位置からキャ
リッジをドライブ位置へ移動させた状態を示す。 【図20】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、ディスク交換のためディスク収納位置の下のキ
ャリッジを上に空いたスペースへ移動させる状態を示
す。 【図21】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、ディスク交換のためディスク収納位置の下のキ
ャリッジを上に空いたスペースへ移動させた状態を示
す。 【図22】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、ディスク交換のためドライブ位置から今までデ
ィスクドライブに装着されていたディスクを収めたキャ
リッジをディスク収納位置へ移動させる状態を示す。 【図23】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、ディスク交換のためドライブ位置から今までデ
ィスクドライブに装着されていたディスクを収めたキャ
リッジをディスク収納位置へ移動させた状態を示す。 【図24】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、選択されたディスクを収めたキャリッジをディ
スクドライブ上に空いたスペースへ移動させる状態を示
す。 【図25】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、選択されたディスクを収めたキャリッジをディ
スクドライブ上に空いたスペースへ移動させた状態を示
す。 【図26】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、クランパーアームを降下させてクランパーをデ
ィスクドライブに向けて移動させる状態を示す。 【図27】ディスクチェンジャーの一実施形態を示す概
略図で、クランパーアームでキャリッジとリフタを降下
させてディスクドライブにディスクを装填させた状態を
示す。 【図28】プレイモード状態のディスクチェンジャーを
示す。 【図29】ディスク再生中にディスク収納位置のディス
クを交換するためトレイを開ける途中状態を示す。 【図30】ディスク再生中にディスク収納位置のディス
クを交換するためトレイを開けた状態を示す。 【図31】ディスク再生中にディスク収納位置のディス
クを交換するためトレイを開けた状態で更に上のキャリ
ッジをトレイ奥側へ移動させ、下のキャリッジを開く途
中状態を示す。 【図32】ディスク再生中にディスク収納位置のディス
クを交換するためトレイを開けた状態で更に上のキャリ
ッジをトレイ奥側へ移動させ、下のキャリッジを開いた
状態を示す。 【図33】ディスクチェンジャー内に配置されたキャリ
ッジとキャリッジ昇降機構及び移動機構の概略を示す平
面図である。 【図34】キャリッジ移動機構を構成するピン歯車とキ
ャリッジの側縁に形成された歯との関係を示す説明図で
ある。 【図35】ディスクセット機構の概略説明図で、リフタ
に支えられたキャリッジがディスク非装填位置に配置さ
れた状態を示す。 【図36】ディスクセット機構の概略説明図で、ディス
ク非装填位置からリフタによってキャリッジがディスク
収納位置の下のキャリッジと同位置まで押し上げられた
状態を示す。 【図37】キャリッジ昇降機構の概略説明図で、ディス
ク収納位置の下のキャリッジと同位置まで押し上げられ
たキャリッジを更に星形歯車で上方のスペースへ持ち上
げる途中状態を示す。 【図38】キャリッジ昇降機構の概略説明図で、ディス
ク収納位置の下のキャリッジと同位置まで押し上げられ
たキャリッジを更に星形歯車で上方のスペースへ持ち上
げた状態を示す。 【図39】ディスク交換におけるキャリッジの動きを示
す説明図で、演奏中のディスクを収めていたキャリッジ
がディスク装填位置に移動した状態を示す。 【図40】ディスク交換におけるキャリッジの動きを示
す説明図で、演奏中のディスクを交換するためキャリッ
ジがディスク装填位置からディスク非装填位置へ移動し
た状態を示す。 【図41】ディスク交換におけるキャリッジの動きを示
す説明図で、ディスクドライブから回収したディスクを
収めたキャリッジを更に上方のスペースへ移動させる途
中状態を示す。 【図42】ディスク交換におけるキャリッジの動きを示
す説明図で、ディスクドライブから回収したディスクを
収めたキャリッジを更に上方のスペースへ移動させてデ
ィスク収納位置の上側のキャリッジと同じ位置に配置し
た状態を示す。 【図43】ディスク交換におけるキャリッジの動きを示
す説明図で、ディスクドライブから回収したディスクを
収めたキャリッジの下のスペースへ選択されたディスク
を収めたディスク収納位置の下のキャリッジを移動させ
る状態を示す。 【図44】本発明のディスクチェンジャーの一実施例を
示す縦断面図である。 【図45】図44のディスクチェンジャーのキャリッジ
の側縁を示す断面図である。 【図46】図44のディスクチェンジャーのドライブ位
置の横断面図である。 【図47】図44のディスクチェンジャーのディスク収
納位置の横断面図である。 【図48】従動ピンが3次放物線状の変速部で案内され
る際の変速部の回転角度に対する従動ピンの変位と速度
と加速度との関係を示すグラフである。 【符号の説明】 36 間欠伝動装置 37 内歯歯車(駆動部材) 37’ 外歯歯車(駆動部材) 37” ラック(駆動部材) 37a 歯部 37b 欠歯部 38 駆動歯車 39 カム溝 40 従動ピン 41 停止部 42 回転部 43 変速部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 歯部及び欠歯部を有する駆動部材と該駆
    動部材に噛合されて間欠回転する従動歯車とを有する間
    欠伝動装置において、前記駆動部材に形成されたカム溝
    と、前記従動歯車に形成されると共に前記カム溝に案内
    される従動ピンとを備え、前記カム溝は、前記従動歯車
    と前記駆動部材の前記歯部とが噛合しないときに前記従
    動ピンが案内される停止部と、前記従動歯車と前記歯部
    とが噛合するときに前記従動ピンが通過する回転部と、
    前記停止部の両端と前記回転部の両端とを接続する2つ
    の変速部とを有し、前記変速部の一方は、前記従動歯車
    を徐々に加速しながら回転させ、前記従動歯車が前記歯
    部に噛合する時に前記歯部の移動速度と前記従動歯車の
    周速とがほぼ等しくなるように、前記従動ピンを前記停
    止部から前記回転部へと案内し、前記変速部の他方は、
    前記従動歯車を徐々に減速させ、前記従動歯車がほぼ停
    止した時に前記従動ピンが前記停止部に達するように、
    前記従動ピンを前記回転部から前記停止部へと案内する
    ことを特徴とする間欠伝動装置。
JP15468696A 1996-06-14 1996-06-14 間欠伝動装置 Expired - Fee Related JP3432081B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15468696A JP3432081B2 (ja) 1996-06-14 1996-06-14 間欠伝動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15468696A JP3432081B2 (ja) 1996-06-14 1996-06-14 間欠伝動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH102397A JPH102397A (ja) 1998-01-06
JP3432081B2 true JP3432081B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=15589714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15468696A Expired - Fee Related JP3432081B2 (ja) 1996-06-14 1996-06-14 間欠伝動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3432081B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6023489B2 (ja) * 2012-07-13 2016-11-09 株式会社ティー・エス・ジー 非円形歯車
CN111765225B (zh) * 2020-05-21 2022-07-08 西安理工大学 一种带位置调整的不完全齿轮自动啮合装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH102397A (ja) 1998-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06259865A (ja) ディスク再生装置
KR0158055B1 (ko) 디스크 재생 장치
JP3432081B2 (ja) 間欠伝動装置
JP2002298548A (ja) ディスクローディング装置
CN1205513A (zh) 盘播放机
JP2982940B2 (ja) ディスク再生装置
CN1133166C (zh) 盘片播放机
JP3283750B2 (ja) ディスクチェンジャー
JPH0512776A (ja) 光デイスク等のローデイング装置
JP2001511934A (ja) 単一動力源によって駆動される駆動メカニズムを有するコンパクトディスクチェンジャー
JPH0294160A (ja) ディスク再生装置
JP3092754B2 (ja) ディスクチェンジャ
JP2534896Y2 (ja) マルチディスクプレーヤのローディング装置
JP2627140B2 (ja) ディスク駆動装置
JP2600034Y2 (ja) 光ディスクプレーヤのローディング機構
JP3416424B2 (ja) キャリッジ保持機構
JP2515783Y2 (ja) ディスクローディング装置
KR100186996B1 (ko) 멀티 cd-롬 구동 장치
KR0121387Y1 (ko) 자동차용 멀티 씨디 플레이어
KR100186995B1 (ko) 멀티 미니 디스크 플레이어의 체인지 장치
JP2002319215A (ja) ディスクの記録及び/又は再生装置
JPS63266684A (ja) デイスク再生装置
JPS59135667A (ja) 光学式デイスクレコ−ド再生装置
JPH06259870A (ja) ディスク再生装置
JPS63266681A (ja) デイスク再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees