JP3430708B2 - 検索方法及び検索機能付き電話装置 - Google Patents

検索方法及び検索機能付き電話装置

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JP3430708B2
JP3430708B2 JP12483195A JP12483195A JP3430708B2 JP 3430708 B2 JP3430708 B2 JP 3430708B2 JP 12483195 A JP12483195 A JP 12483195A JP 12483195 A JP12483195 A JP 12483195A JP 3430708 B2 JP3430708 B2 JP 3430708B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電話装置に設
けられたジョクダイヤルを用いて予め登録された短縮メ
モリやリダイヤル履歴を検索する際の検索方法、及びジ
ョクダイヤルを用いて予め登録された短縮メモリやリダ
イヤル履歴を検索する機能を備える検索機能付き電話装
置に関するものであり、携帯電話装置等に適用して好適
な検索方法及び検索機能付き電話装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】今日において、電気通信に対する顧客の
要望は、ますます多様化、高度化してきている。これに
こたえるために、電話装置は、種々の機能を備えるよう
になり、デザインも豊富になってきている。
【0003】例えば、携帯電話装置は、世界各国におい
て実用化され運用されている。そして、携帯電話装置を
用いた多様なサービスを実現するために、携帯電話装置
の多機能化が急速に進められている。
【0004】この携帯電話装置の機能の一つとして、装
置本体に設けられ、各種の機能が割り当てられた複数の
操作キーとジョグダイヤルを操作することにより、電話
番号を短縮した情報である短縮メモリ、又は発信履歴の
情報であるリダイヤル履歴を検索する検索機能がある。
【0005】この短縮メモリの検索又はリダイヤル履歴
の検索は、一般に、先頭から順番に検索されることが多
く、短縮メモリの番号及びリダイヤル履歴の番号は、
「1」から始まり、番号が増えるに従って、その検索頻
度が減少するという特性を持っている。
【0006】図29、図30及び図33は、短縮メモリ
及びリダイヤル履歴の検索の処理を示したフローチャー
トである。以下、上記図29、図30及び図33を用い
て説明する。
【0007】短縮メモリの検索を行う場合には、上記図
29に示すように、先ず、使用者が「呼出」キーを入力
することにより(ステップS361)、携帯電話装置
は、短縮メモリの検索のモードに設定される(ステップ
S362)。ここで、携帯電話装置において、予め99
件の短縮メモリが登録されているものとする。
【0008】次に、上記図30に示すように、使用者が
ジョグダイヤルを押すことにより、ジョグダイヤルは、
入力状態となる(ステップS371)。そして、使用者
は、検索する目的に応じてジョグダイヤルを右方向又は
左方向に回転操作する。この回転操作の方向に応じて、
携帯電話装置では、図31に示すように、先頭の短縮メ
モリ「01」又は末尾の短縮メモリ「99」が検索さ
れ、携帯電話装置に設けられている表示部に検索された
短縮メモリの情報が表示される。したがって、上記表示
部には、図32に示すように、短縮メモリ「01」の情
報「01:ヤマダタロウ 045111−3333」が
表示された画面3901、又は短縮メモリ「99」の情報
「99:オダ ノブナガ 052088−2828」が
表示された画面3999となる。
【0009】次に、携帯電話装置では、現在短縮メモリ
検索モードであるか否か判断される(ステップS37
2)。この場合には、上記図29に示したステップS3
62において、短縮メモリ検索モードに設定されている
ため、短縮メモリ検索モードであると判断され、短縮メ
モリ検索処理(ステップS373)が行われる。
【0010】すなわち、短縮メモリ検索処理(ステップ
S373)では、先ず、ジョグダイヤルが右方向に回転
操作されたか否かが判断される(ステップS373−
1)。
【0011】ジョグダイヤルが続けて右方向に回転操作
されたと判断された場合には、末尾の短縮メモリ「9
9」の情報「99:オダ ノブナガ 052088−2
828」が表示された上記図32に示す画面3999であ
るか否かが判断される(ステップS373−2)。
【0012】短縮メモリ「99」の画面3999でないと
判断された場合、現在画面表示されている情報の短縮メ
モリの番号に(+1)した短縮メモリの番号が検索さ
れ、その短縮メモリの番号の情報が画面表示される(ス
テップS373−3)。
【0013】短縮メモリ「99」の情報の画面3999
あると判断された場合には、先頭の短縮メモリ「01」
が検索され、その短縮メモリ「01」の情報が画面表示
される(ステップS373−4)。
【0014】一方、ジョグダイヤルが右方向に回転操作
されていないと判断された場合、すなわちジョグダイヤ
ルが左方向に回転操作されたと判断された場合には、先
頭の短縮メモリ「01」の情報「01:ヤマダ タロウ
045111−3333」が表示された上記図32に
示す画面3901であるか否かが判断される(ステップS
373−5)。
【0015】短縮メモリ「01」の画面3901でないと
判断された場合、上記図31に示すように、現在画面表
示されている情報の短縮メモリの番号に(−1)した短
縮メモリの番号が検索され、その短縮メモリの番号の情
報が画面表示される(ステップS373−6)。
【0016】短縮メモリ「01」の画面3901であると
判断された場合には、上記図31に示すように、末尾の
短縮メモリ「99」が検索され、その短縮メモリ「9
9」の情報が画面表示され(ステップS373−7)。
【0017】上述のように、「呼出」キーが押され、ジ
ョグダイヤルが右方向に回転操作された場合には、短縮
メモリを先頭から検索し、短縮メモリ「01」,「0
2」,「03」,・・・,「98」,「99」の順序
で、その情報を順次表示する。また、「呼出」キーが押
され、ジョグダイヤルが左方向に回転操作された場合に
は、短縮メモリを末尾から検索し、短縮メモリ「9
9」,「98」,「97」,・・・,「02」,「0
1」の順序で、短縮メモリの情報を順次表示する。さら
に、上述のような検索及び画面表示の途中で逆方向に回
転操作された場合には、現在の検索順とは逆方向に短縮
メモリを検索して画面表示する。
【0018】一方、リダイヤル履歴を検索する場合に
は、上記図33に示すように、先ず、使用者が「リダイ
ヤル」キーを入力することにより(ステップS40
1)、携帯電話装置は、リダイヤル履歴の検索のモード
に設定される(ステップS402)。ここで、携帯電話
装置において、予め5件のリダイヤル履歴が登録されて
いるものとする。
【0019】次に、上記図30に示すように、使用者が
ジョグダイヤルを押すことにより、ジョグダイヤルは、
入力状態となる(ステップS371)。そして、使用者
は、検索する目的に応じてジョグダイヤルを右方向又は
左方向に回転操作する。この回転操作の方向に応じて、
携帯電話装置では、図34に示すように、最新のリダイ
ヤル履歴「1」又は最古のリダイヤル履歴「5」が検索
され、携帯電話装置に設けられている表示部に検索され
たリダイヤル履歴の情報が表示される。したがって、上
記表示部には、図35に示すように、リダイヤル履歴
「1」の情報「R1:033458−7369」が表示
された画面42R1、又はリダイヤル履歴「5」の情報
「R5:045−177」が表示された画面42R5とな
る。
【0020】そして、携帯電話装置では、短縮メモリ検
索モードであるか否か判断される(ステップS37
2)。この場合には、上記図33に示したステップS4
02において、リダイヤル検索モードに設定されている
ため、短縮メモリ検索モードでないと判断される。した
がって、リダイヤル検索モードであるか否か判断され
(ステップS374)、この判断結果により、リダイヤ
ル検索処理(ステップS375)が行われる。
【0021】すなわち、リダイヤル検索処理(ステップ
S375)では、先ず、ジョグダイヤルが右方向に回転
操作されたか否かが判断される(ステップS375−
1)。
【0022】ジョグダイヤルが右方向に回転操作された
と判断された場合には、最新のリダイヤル履歴「1」の
情報「R1:033458−7369」が表示された上
記図35に示す画面42R1であるか否かが判断される
(ステップS375−2)。
【0023】リダイヤル履歴「1」の画面42R1でない
と判断された場合、上記図34に示すように、現在画面
表示されている情報のリダイヤル履歴の番号に(−1)
したリダイヤル履歴が検索され、そのリダイヤル履歴の
情報が画面表示される(ステップS375−3)。
【0024】リダイヤル履歴「1」の画面42R1である
と判断された場合には、上記図34に示すように、最古
のリダイヤル履歴「5」が検索され、そのリダイヤル履
歴「5」の情報が画面表示される(ステップS375−
4)。
【0025】一方、ジョグダイヤルが右方向に回転操作
されていないと判断された場合、すなわち、ジョグダイ
ヤルが左方向に回転操作されたと判断された場合には、
最古のリダイヤル履歴「5」の情報「R5:045−1
77」が表示された上記図35に示す画面42R5である
か否かが判断される(ステップS375−5)。
【0026】リダイヤル履歴「5」の画面42R5でない
と判断された場合、上記図34に示すように、現在画面
表示されているリダイヤル履歴の番号に(+1)したリ
ダイヤル履歴が検索され、そのリダイヤル履歴の情報が
画面表示される(ステップS375−6)。
【0027】リダイヤル履歴「5」の情報の画面42R5
であると判断された場合には、上記図34に示すよう
に、最新のリダイヤル履歴「1」が検索され、そのリダ
イヤル履歴「1」の情報が画面表示される(ステップS
375−7)。
【0028】上述のように、「リダイヤル」キーが押さ
れ、ジョグダイヤルが右方向に回転操作された場合に
は、最新のリダイヤル履歴の番号から検索し、リダイヤ
ル履歴「1」,「2」,「3」,「4」,「5」の順序
で、その情報を順次表示する。また、「リダイヤル」キ
ーが押され、リダイヤル検索モード時にジョグダイヤル
が左方向に回転操作された場合には、最古のリダイヤル
履歴の番号から検索し、リダイヤル履歴「5」,
「4」,「3」,「2」,「1」の順序で、その情報を
順次表示する。さらに、上述のような検索及び画面表示
の途中で逆方向に回転操作された場合には、現在の検索
順とは逆方向にリダイヤル履歴を検索して画面表示す
る。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、短縮メモリ検索の場合には、使用者は、「呼出」キ
ーにより短縮メモリ検索モードを設定してから、ジョグ
ダイヤルを操作していた。また、リダイヤル検索の場合
には、使用者は、「リダイヤル」キーによりリダイヤル
検索モードを設定してから、ジョグダイヤルを操作して
いた。すなわち、短縮メモリとリダイヤル履歴の2種類
の情報の検索を1つのキー操作、すなわちジョグダイヤ
ルのみの操作で行うことができなかった。このため、操
作性を向上させることができなかった。
【0030】また、携帯電話装置では、例えば、短縮メ
モリ機能が禁止されている場合、又は使用者が短縮メモ
リを登録していない場合には、ジョグダイヤルを用いた
短縮メモリ検索を行うことはできないようになされてい
る。これと同様に、リダイヤル機能が禁止されている場
合、又はリダイヤル履歴が登録されていない場合には、
ジョグダイヤルを用いたリダイヤル検索を行うことはで
きないようになされている。しかし、上述したように、
「呼出」キーとジョグダイヤル、又は「リダイヤル」キ
ーとジョグダイヤルというように、2つの操作キーを組
み合わせて操作することにより、2種類の情報の検索機
能を持たせていたため、使用者が1種類の情報の検索機
能のみ利用する場合にも、2つの操作キーを操作する必
要があった。このため、操作性を向上させることができ
なかった。
【0031】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
【0032】即ち、本発明の目的は、操作性の向上を図
った検索方法及び検索機能付き電話装置を提供すること
にある。
【0033】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る検索方法は、ジョグダイヤルを正方
向及び逆方向に回すことにより、予め登録された2種類
の情報を検索する際の検索方法であり、上記ジョグダイ
ヤルを初期状態から正方向に回した場合には、第1の順
序で第1の情報の検索を行い、上記ジョグダイヤルを初
期状態から逆方向に回した場合には、第2の順序で第2
の情報の検索を行い、上記第1の情報の検索中にジョグ
ダイヤルを逆方向に回した場合には、第1の情報の先頭
までの検索終了後上記第2の情報の検索を第2の順序で
行い、上記第2の情報の検索中にジョグダイヤルを正方
向に回した場合には、第2の情報の先頭までの検索終了
後上記第1の情報の検索を第2の順序で行うことを特徴
とする。
【0034】また、本発明に係る検索方法は、上記第1
の順序及び上記第2の順序は、昇順であることを特徴と
する。
【0035】また、本発明に係る検索方法は、上記第1
の順序及び上記第2の順序は、降順であることを特徴と
する。
【0036】また、本発明に係る検索方法は、上記第1
の情報は、電話番号を短縮した情報であり、上記第2の
情報は、発信履歴の情報であることを特徴とする。
【0037】また、本発明に係る検索方法は、上記第1
の順序は、アルファベット順であり、上記第2の順序
は、50音順であることを特徴とする。
【0038】上述の課題を解決するために、本発明に係
る検索機能付き電話装置は、正方向及び逆方向に回転操
作されるジョグダイヤルと、上記ジョグダイヤルの回転
方向を検出する検出手段と、上記検出手段の検出結果に
基いて予めメモリに登録された2種類の情報を検索する
検索手段と、上記検索手段により検索された情報を表示
する表示手段とを備え、上記検索手段は、上記ジョグダ
イヤルが初期状態から正方向に回された場合には、第1
の順序で第1の情報の検索を行い、上記ジョグダイヤル
が初期状態から逆方向に回された場合には、第2の順序
で第2の情報の検索を行い、上記第1の情報の検索中に
ジョグダイヤルが逆方向に回された場合には、第1の情
報の先頭までの検索終了後上記第2の情報の検索を第2
の順序で行い、上記第2の情報の検索中にジョグダイヤ
ルが正方向に回された場合には、第2の情報の先頭まで
の検索終了後上記第1の情報の検索を第2の順序で行う
ことを特徴とする。
【0039】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
は、上記第1の順序及び上記第2の順序は、昇順であ
り、上記検索手段は、昇順で第1の情報及び第2の情報
の検索を行うことを特徴とする。
【0040】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
は、上記第1の順序及び上記第2の順序は、降順であ
り、上記検索手段は、降順で第1の情報及び第2の情報
の検索を行うことを特徴とする。
【0041】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
は、上記第1の情報は、電話番号を短縮した情報であ
り、上記第2の情報は、発信履歴の情報であり、上記検
索手段は、第1の順序で電話番号を短縮した情報の検索
を行い、第2の順序で発信履歴の情報の検索を行うこと
を特徴とする。
【0042】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
は、上記第1の順序は、アルファベット順であり、上記
第2の順序は、50音順であり、上記検索手段は、アル
ファベット順で第1の情報の検索を行い、50音順で第
2の情報の検索を行うことを特徴とする。
【0043】
【作用】本発明に係る検索方法では、ジョグダイヤルを
初期状態から正方向に回した場合には、予め登録された
2種類の情報のうちの第1の情報の検索を第1の順序で
行い、上記ジョグダイヤルを初期状態から逆方向に回し
た場合には、予め登録された2種類の情報のうちの第2
の情報の検索を第2の順序で行う。また、上記第1の情
報の検索中にジョグダイヤルを逆方向に回した場合に
は、第1の情報の先頭までの検索終了後上記第2の情報
の検索を第2の順序で行い、上記第2の情報の検索中に
ジョグダイヤルを正方向に回した場合には、第2の情報
の先頭までの検索終了後上記第1の情報の検索を第2の
順序で行う。
【0044】また、本発明に係る検索方法では、上記第
1の順序及び上記第2の順序は、昇順である。
【0045】また、本発明に係る検索方法では、上記第
1の順序及び上記第2の順序は、降順である。
【0046】また、本発明に係る検索方法では、上記第
1の情報は、電話番号を短縮した情報であり、上記第2
の情報は、発信履歴の情報である。
【0047】また、本発明に係る検索方法では、上記第
1の順序は、アルファベット順であり、上記第2の順序
は、50音順である。
【0048】本発明に係る検索機能付き電話装置では、
ジョグダイヤルは、正方向及び逆方向に回転操作され
る。検出手段は、上記ジョグダイヤルの回転方向を検出
する。検索手段は、上記検出手段の検出結果に基いて、
上記ジョグダイヤルが初期状態から正方向に回された場
合には、第1の順序で予めメモリに登録された第1の情
報の検索を行い、上記ジョグダイヤルが初期状態から逆
方向に回された場合には、第2の順序で予めメモリに登
録された第2の情報の検索を行い、上記第1の情報の検
索中にジョグダイヤルが逆方向に回された場合には、第
1の情報の先頭までの検索終了後上記第2の情報の検索
を第2の順序で行い、上記第2の情報の検索中にジョグ
ダイヤルが正方向に回された場合には、第2の情報の先
頭までの検索終了後上記第1の情報の検索を第2の順序
で行う。表示手段は、上記検索手段により検索された情
報を表示する。
【0049】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
では、上記検索手段は、昇順で第1の情報及び第2の情
報の検索を行う。
【0050】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
では、上記検索手段は、降順で第1の情報及び第2の情
報の検索を行う。
【0051】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
では、上記検索手段は、第1の順序で電話番号を短縮し
た情報の検索を行い、第2の順序で発信履歴の情報の検
索を行う。
【0052】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
では、上記検索手段は、アルファベット順で第1の情報
の検索を行い、50音順で第2の情報の検索を行う。
【0053】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0054】まず、本発明の第1の実施例に係る検索方
法及び検索機能付き電話装置について説明する。
【0055】上記検索方法は、図1に示すような携帯電
話装置1により実施される。また、携帯電話装置1は、
上記検索機能付き電話装置を適用したものである。
【0056】携帯電話装置1は、上記図1に示すよう
に、装置本体2と、装置本体2の側面に開閉自在に取り
付けられたマイク3とから構成されている。装置本体2
の前面には、マイク3と対をなすスピーカ4と、液晶デ
ィスプレイ5と、複数の操作キーから成る操作入力部7
とが設けられている。また、装置本体2の上面のマイク
3と反対側には、電源ボタン6が設けられており、装置
本体2の上面のマイク3側には、アンテナ9が設けられ
ている。さらに、装置本体2の側面のマイク3の反対側
上部でスピーカ4の近傍位置には、ジョグダイヤル8が
設けられている。また、装置本体2の内部には、各処理
回路が設けられている。すなわち、装置本体2は、図2
に示すように、アンテナ9と接続された送受信回路部2
4と、液晶ディスプレイ5と接続された液晶ディスプレ
イドライバ25と、ROM(Read Only Me
mory)22と、RAM(Random Acces
sMemory)23と、ROM22及びRAM23と
接続され装置全体を動作制御するCPU(centra
l processing unit)21とを備えて
いる。
【0057】以下、上記図1及び図2を用いて具体的に
説明する。
【0058】まず、CPU21は、ROM22に記憶さ
れているプログラムやRAM23に読み込んだデータに
基いて動作する。例えば、このプログラムは、ジョグダ
イヤル8が右方向と左方向の何れの方向に回転操作され
たかを検出する検出処理部、及び上記検出処理の検出結
果に基いて、短縮メモリリスト又はリダイヤルリストを
検索する検索処理部を有している。尚、この検索処理に
ついての詳細な説明は後述する。
【0059】また、CPU21は、上記検索処理部で検
索された短縮メモリリスト又はリダイヤルリストの情
報、又は操作入力部7及びジョグダイヤル8からキー入
力された指示に応じた情報が適切な大きさのフォントで
表示されるように、液晶ディスプレイ(以下、LCD:
Liquid crystal displayと言
う。)ドライバ25を介して表示手段であるLCD5を
制御する。
【0060】さらに、CPU21は、送受信回路24に
接続されたアンテナ9を介して通信端末との間で情報が
送受されるように、送受信回路24を制御する。
【0061】マイク3は、開閉動作に連動してオンフッ
ク又はオフフックを制御する機能、及び閉状態の時に特
定キー以外の操作を無効とする機能(以下、キーロック
機能と言う。)を持っている。このキーロック状態は、
マイク3を開くことにより解除される。このような機能
を持たせることにより、誤動作による誤発信や誤着信を
防いでいる。また、マイク3を閉じることにより、携帯
電話装置1の大きさが一段と小さくなるようになされて
いる。
【0062】LCD5は、上述したように、CPU21
の制御に従って、ユーザが入力する文字、装置側のメッ
セージ、及び上述した検索処理部で検索された情報等を
表示する表示手段である。このLCD5は、例えば、2
種類のフォントで情報を切り替えて表示できるようにな
されている。すなわち、入力文字数が少ない場合には、
大フォントに切り替えられて画面表示され、入力文字数
が所定の数を越えた場合には、小フォントに切り替えら
れて画面表示される。また、装置側のメッセージの他に
LCD5に表示される画面としては、初期画面、メニュ
ー画面、短縮メモリリスト及びリダイヤルリスト画面等
がある。
【0063】電源ボタン6は、上記図2に示した装置本
体2内部の各処理回路に電源を投入するのに用いられる
ものであり、例えば、1度目の押下操作で電源が投入さ
れ、2度目の押下操作で電源の供給を切るようになされ
ている。
【0064】操作入力部7には、数字キー「0」〜
「9」と、キー「#」,「*」と、呼出キー「呼出」
と、登録キー「登録」と、文字情報キー「カナ」と、リ
ダイヤルキー「リダイヤル」と、クリアキー「クリア」
と、センドキー「SEND」と、エンドキー「END」
とが配置されている。これらの各操作キーには、各機能
が割り当てられている。
【0065】例えば、10個の数字キー「0」〜「9」
は、数字の入力や選択、及びアルファベットの入力に用
いられる。例えば、数字キー「0」及び「1」を除く8
個の数字キー「2」〜「9」には、複数のアルファベッ
トが各々割り当てられており、これにより、アルファベ
ット入力を可能としている。すなわち、数字キー「2」
には、アルファベット「a」〜「c」、数字キー「3」
には、アルファベット「d」〜「f」が割り当てられ、
他の数字キーも同様にアルファベットが各々割り当てら
れている。アルファベットを入力する場合には、同じ数
字キーを1回押すことで1番目のアルファベットを入力
することができ、2回押すことで2番目のアルファベッ
ト、3回押すことで3番目のアルファベットを入力する
ことができるようになされている。
【0066】また、数字キー「0」〜「9」は、LCD
5に表示された項目の選択に用いることができ、例え
ば、短縮メモリリスト画面で所定時間押し続けることに
より、押した数字に対応する相手先への発呼開始を指示
できる機能である所謂短縮メモリ機能を実現できるよう
になされている。
【0067】センドキー「SEND」は、入力された電
話番号、又は短縮メモリリスト、又はリダイヤルリスト
で検索され選択された相手先への発呼開始の指示するの
に用いられる。
【0068】エンドキー「END」は、通話の終了を指
示するのに用いられる。ここで、通話の終了は、上述し
たマイク3を閉じることによっても指示することができ
る。呼出キー「呼出」は、短縮メモリリストやリダイヤ
ルリスト等に登録されている情報を取り出しLCD5に
表示するために用いられる。
【0069】文字情報キー「カナ」は、上述した10個
の数字キー「0」〜「9」に割り当てられたアルファベ
ットを用いたカナ文字の入力に用いられる。例えば、文
字情報キー「カナ」を押下された場合には、文字情報入
力モードとなり、数字キー「0」〜「9」を用いてアル
ファベットで文字情報を入力することができるようにな
されている。
【0070】登録キー「登録」は、短縮メモリリストへ
相手先の電話番号等を登録するのに用いられる。
【0071】リダイヤルキー「リダイヤル」は、リダイ
ヤル履歴のうちで最新の情報に対応する相手先への発呼
開始を指示できる機能である所謂リダイヤル機能を実現
できるようになされている。
【0072】上述のような操作入力部7の各操作キーと
は別に設けられたジョグダイヤル8は、複数の操作キー
のうち中心的な機能を有する操作キーであり、円周方向
及び半径方向について各々独立に操作できるようになさ
れたものである。
【0073】すなわち、ジョグダイヤル8は、図3に示
すように、回転軸Oを中心とする矢印A及びBで示す円
周方向に回転する円板状のロータリーエンコーダ81
と、矢印C及びDで示す半径方向にスライドする図示し
ていないスライド板と、スライドスイッチSWとで構成
されている。ここで、上記スライド板とスライドスイッ
チSWは矢印C方向に不勢されている。
【0074】また、回転軸Oは、スライド板に対して固
定されており、ジョグダイヤル8が矢印D方向に押され
た場合には、ロータリーエンコーダ81がスライド板と
一体にスライドされてスライドスイッチSWを押し上
げ、オン状態に制御できるように成されている。
【0075】スライド板と一体にスライドされるロータ
リーエンコーダ81は、図4に示すように、2枚の円板
81A,81Bによって構成される。円板81Aは、円
板81Bの上面に積層された可動部材であり、スライド
板に固定された円板81Bに対して相対的に回転し得る
ように取り付けられている。ここで、可動側の円板81
Aには、1組の対向電極81A1が設けられている。こ
の対向電極81A1は、2枚の円板81A,81Bを組
み立る際に、円板81Bの円周に沿って設けられた20
組の対向電極81B1と摺接し得るように成されてい
る。また、固定側の円板81Bに設けられた対向電極8
1B1は、内周側と外周側で位置がわずかづつずれて形
成されている。
【0076】したがって、上述したCPU21の検出処
理部は、図5に示すように、ジョグダイヤル8をA方向
に回すと、対向電極から出力される電位は、内周側の電
位が先に接地電位に立ち下がるのに対して、ジョグダイ
ヤル8をB方向に回すと、外周側の電位が先に接地電位
に立ち下がり、内周側の電位と外周側の電位の何れが先
に立ち下がるかを検出することにより、ジョグダイヤル
8の回転方向を検出する。また、上記検出処理部は、ジ
ョグダイヤル8の回転量を、外周側の電極から出力され
るパルスの数をカウントすることにより検出する。
【0077】上述のようなジョグダイヤル8を用いた代
表的な操作例を説明する。
【0078】例えば、LCD5にメニュー画面が表示さ
れている場合、ジョグダイヤル8をA方向(以下、右方
向と言う。)又はB方向(以下、左方向と言う。)に回
転操作することにより、LCD5に表示されるカーソル
を上下方向に移動することができ、表示項目のうちの1
つを選択できるようになされている。また、この状態で
ジョグダイヤル8を半径方向に押す(以下、クリックと
言う。)ことにより、カーソルの位置する項目に関する
詳細情報の読みだしをCPU21に指示できるようにな
されている。さらに、ジョグダイヤル8を右方向又は左
方向に回転操作してカーソルをアップ操作又はダウン操
作させることにより、元の画面に戻ることができるよう
になされている。
【0079】また、本実施例では、初期画面が表示され
ている状態において、ジョグダイヤル8をクリックし、
右方向又は左方向に回転操作することにより、短縮メモ
リリストとリダイヤルリストの2種類のリストにおける
検索を同時に行うことができるようになされている。
尚、短縮メモリリスト及びリダイヤルリストの検索につ
いての詳細は後述する。また、短縮メモリリスト又はリ
ダイヤルリストが画面表示されている場合、ジョグダイ
ヤル8を押すことにより、画面表示されている相手先に
対する発呼開始を指示できるようになされている。
【0080】また、通話中にジョグダイヤル8を右方向
又は左方向に回転操作することにより、受話音量(ボリ
ューム)の大きさを調整することができるようになされ
ている。さらに、通話中にジョグダイヤル8をクリック
することにより、ミュートできるようになされている。
【0081】つぎに、上述のような携帯電話装置1での
発呼操作について説明する。
【0082】発呼操作としては、電話番号を直接入力す
る発呼操作、短縮メモリによる発呼操作、短縮メモリリ
ストを用いた発呼及びリダイヤルリストを用いた発呼操
作に分類することができる。
【0083】まず、電話番号を直接入力する発呼操作に
ついて説明する。先ず、初期画面の段階で相手先の電話
番号をそのまま入力する。これにより、LCD5には、
入力された相手先の電話番号が表示される。そして、L
CD5に表示された電話番号を確認し、センドキー「S
END」を押すことにより、LCD5の表示画面は、点
滅し、相手先への発呼が開始される。
【0084】つぎに、短縮メモリによる発呼操作につい
て説明する。先ず、使用者は、LCD5に初期画面が表
示されている状態で呼出キー「呼出」を押下する。その
後、相手先の短縮メモリの番号を数字キー「0」〜
「9」を用いて入力する。これにより、LCD5に表示
される画面は、入力された短縮メモリの番号及び名前等
が表示された詳細表示画面に切り替わる。そして、この
状態でセンドキー「SEND」を押すことにより、又は
マイク3を閉じた状態から開いた状態にすることによ
り、相手先への発呼が開始される。
【0085】つぎに、短縮メモリリストを用いた発呼及
びリダイヤルリストを用いた発呼について説明する。
【0086】本実施例では、上述したように、初期画面
の状態(以下、初期モードと言う。)でジョグダイヤル
8をクリックし、右方向又は左方向に回転操作するだけ
で、短縮メモリの検索又はリダイヤル履歴の検索の2種
類の検索を同時に行うことができるようになされてい
る。
【0087】ここで、例えば、RAM23には、99件
の電話番号が短縮メモリリストのアドレス番号「01」
〜「99」と組として予め登録されており、5件のリダ
イヤル履歴がリダイヤルリストのアドレス番号「1」〜
「5」と組として予め登録されているものとする。
【0088】また、図6、図9及び図10は、例えば、
上述したCPU21の検索処理部における短縮メモリリ
スト検索及びリダイヤルリスト検索の処理を示したフロ
ーチャートである。以下、上記図6、図9及び図10を
用いて説明する。
【0089】先ず、マイク3を開いた状態、又は図示し
ていない外部マイクが装置本体2に接続された状態、又
は図示していないハンズフリーキットが装置本体2に接
続された状態の何れかの状態で、初期モード時に使用者
がジョグダイヤル8をクリックすることにより、上記図
6に示すように、ジョグダイヤル8は、入力状態となる
(ステップS111)。そして、使用者は、検索する目
的に応じてジョグダイヤル8を右方向又は左方向に回転
操作する。
【0090】ここで、CPU21において、現在のモー
ドは、初期モードに設定されている。
【0091】次に、短縮メモリ検索モードであるか否か
を判断する(ステップS112)。この時、初期モード
であるため、短縮メモリ検索モードでないと判断し、次
に、リダイヤル検索モードであるか否かを判断する(ス
テップS113)。これもステップS112と同様に、
初期モードであるため、リダイヤル検索モードでないと
判断し、次に、初期モードであるか否かを判断する(ス
テップS114)。
【0092】この時、初期モードであるため、初期モー
ドであると判断する。そこで、ジョグダイヤル8が右方
向に回転操作されたか否かを判断する(ステップS11
5)。
【0093】ジョグダイヤル8が右方向に回転操作され
たと判断した場合には、現在のモードを短縮メモリ検索
モードに設定し(ステップS118)、図7に示すよう
に、短縮メモリリストに予め登録されている短縮メモリ
の先頭の番号、すなわち短縮メモリ「01」を検索す
る。そして、LCDドライバ25を制御することによ
り、検索した短縮メモリ「01」の情報を画面表示し
(ステップS117)、リターンする。したがって、L
CD5は、図8に示すように、短縮メモリ「01」の情
報「01:ヤマダ タロウ 045111−3333」
が表示された画面1301となる。
【0094】ジョグダイヤル8が右方向に回転操作され
ていないと判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が
左方向に回転操作された場合には、現在のモードをリダ
イヤル検索モードに設定し(ステップS118)、上記
図7に示すように、リダイヤルリストに予め登録されて
いるリダイヤル履歴のうち最新のリダイヤル履歴、すな
わちリダイヤル履歴「1」を検索する。そして、LCD
ドライバ25を制御することにより、検索したリダイヤ
ル履歴「1」の情報を画面表示し(ステップS11
9)、リターンする。したがって、LCD5は、上記図
8に示すように、リダイヤル履歴「1」の情報「R1:
033458−7369」が表示された画面13R1とな
る。
【0095】上述のようにして、初期モード時にジョグ
ダイヤル8がクリックされ、右方向又は左方向に回転操
作された場合には、短縮メモリ検索モード又はリダイヤ
ル検索モードに設定され、先頭の短縮メモリ又は最新の
リダイヤル履歴がLCD5に表示される。
【0096】次に、ステップS116で短縮メモリ検索
モードに設定されリターンした場合、すなわちジョグダ
イヤル8が右方向に回転操作された場合、ステップS1
12の判断処理において、短縮メモリ検索モードである
と判断される。この場合、短縮メモリ検索処理を行う
(ステップS140)。
【0097】すなわち、図9に示すように、先ず、ジョ
グダイヤル8が続けて右方向に回転操作されたか否かを
判断する(ステップS141)。
【0098】ジョグダイヤル8が続けて右方向に回転操
作されたと判断した場合、現在LCD5に短縮メモリ
「99」の情報「99:オダ ノブナガ 052088
−2828」が画面表示された上記図13に示す画面1
99であるか否かを判断する(ステップS142)。
【0099】現在LCD5に短縮メモリ「99」の情報
が画面表示されていないと判断した場合、上記図7に示
すように、現在画面表示されている情報の短縮メモリの
番号に(+1)した短縮メモリを検索する。例えば、現
在短縮メモリ「01」の情報「01:ヤマダ タロウ
045111−3333」が表示された画面1301であ
った場合には、短縮メモリ「02」を検索する。そし
て、LCDドライバ25を制御することにより、検索し
た短縮メモリの情報を画面表示し(ステップS14
3)、リターンする。
【0100】現在LCD5に短縮メモリ「99」の情報
が画面表示されていると判断した場合、上記図7に示す
ように、リダイヤルリストに予め登録されているリダイ
ヤル履歴のうち最古のリダイヤル履歴、すなわちリダイ
ヤル履歴「5」を検索する。そして、LCDドライバ2
5を制御することにより、検索したリダイヤル履歴
「5」の情報を画面表示し(ステップS144)、現在
の検索モードをリダイヤル検索モードに設定して(ステ
ップS145)、リターンする。したがって、LCD5
は、上記図8に示すように、リダイヤル履歴「5」の情
報「R5:045−177」が表示された画面13R5
なる。
【0101】一方、ステップS141の判断処理におい
て、ジョグダイヤル8が続けて右方向に回転操作されて
いないと判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が左
方向に回転操作されたと判断した場合、現在LCD5に
短縮メモリ「01」の情報「01:ヤマダ タロウ 0
45111−3333」が表示された上記図8に示す画
面1301であるか否かを判断する(ステップS14
6)。
【0102】現在LCD5に短縮メモリ「01」の情報
が画面表示されていると判断した場合、上記図7に示す
ように、リダイヤルリストに予め登録されているリダイ
ヤル履歴のうち最新のリダイヤル履歴、すなわちリダイ
ヤル履歴「1」を検索する。そして、LCDドライバ2
5を制御することにより、検索したリダイヤル履歴
「1」の情報を画面表示し(ステップS147)、現在
のモードをリダイヤル検索モードに設定して(ステップ
S145)、リターンする。したがって、LCD5は、
上記図8に示すように、リダイヤル履歴「1」の情報
「R1:033458−7369」が表示された画面1
R1となる。
【0103】現在LCD5に短縮メモリ「01」の情報
が画面表示されていないと判断した場合、上記図7に示
すように、現在画面表示されている情報の短縮メモリの
番号を(−1)した短縮メモリを検索する。例えば、現
在短縮メモリ「02」の情報「02:スズキ ハナコ
078011−5656」が表示された上記図8に示す
画面1302であった場合には、短縮メモリ「01」を検
索する。そして、LCDドライバ25を制御することに
より、検索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステッ
プS148)、リターンする。
【0104】上述のように、短縮メモリ検索処理(ステ
ップS140)では、ジョグダイヤル8を右方向に回転
操作された場合には、番号の若い順に短縮メモリ「0
1」,「02」,「03」,・・・,「99」を画面表
示し、短縮メモリ「99」まで画面表示し終えると、リ
ダイヤル検索モードに移り、最古のリダイヤル履歴
「5」から順にリダイヤル履歴「4」,「3」,
「2」,「1」を画面表示する。そして、リダイヤル履
歴「1」まで画面表示し終えると、再び短縮メモリ検索
モードに移り上述したように番号の若い順に短縮メモリ
を画面表示する。また、ジョグダイヤル8が右方向の回
転操作から左方向の回転操作に変わった場合には、上述
した検索の順序の逆方向の順序で検索し画面表示する。
【0105】一方、上記図6に示したステップS118
でリダイヤル検索モードに設定されリターンした場合、
すなわちジョグダイヤル8が左方向に回転操作された場
合、ステップS113の判断処理において、リダイヤル
検索モードであると判断される。この場合、リダイヤル
検索処理を行う(ステップS150)。
【0106】すなわち、図10に示すように、先ず、ジ
ョグダイヤル8が続けて左方向に回転操作されたか否か
を判断する(ステップS151)。
【0107】ジョグダイヤル8が続けて左方向に回転操
作されたと判断した場合、現在LCD5にリダイヤル履
歴「5」の情報「R5:045−177」が画面表示さ
れた上記図13に示す画面13R5であるか否かを判断す
る(ステップS152)。
【0108】現在LCD5にリダイヤル履歴「5」の情
報が画面表示されていないと判断した場合、上記図7に
示すように、現在画面表示されている情報のリダイヤル
履歴の番号に(+1)したリダイヤル履歴を検索する。
例えば、現在リダイヤル履歴「1」の情報「R1:03
3458−7369」が表示された上記図8に示す画面
13R1であった場合には、リダイヤル履歴「2」を検索
する。そして、LCDドライバ25を制御することによ
り、検索したリダイヤル履歴の情報を画面表示し(ステ
ップS153)、リターンする。
【0109】現在LCD5にリダイヤル履歴「5」の情
報が画面表示されていると判断した場合、上記図7に示
すように、短縮メモリリストに予め登録されている短縮
メモリのうち末尾の短縮メモリ、すなわち短縮メモリ
「99」を検索する。そして、LCDドライバ25を制
御することにより、検索した短縮メモリ「99」の情報
を画面表示し(ステップS154)、現在のモードを短
縮メモリ検索モードに設定して(ステップS155)、
リターンする。したがって、LCD5には、上記図8に
示すように、短縮メモリ「99」の情報「99:オダ
ノブナガ 052088−2828」が表示された画面
1399となる。
【0110】一方、ステップS151の判断処理におい
て、ジョグダイヤル8が続けて左方向に回転操作されて
いないと判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が右
方向に回転操作されたと判断した場合、現在LCD5に
リダイヤル履歴「1」の情報「R1:033458−7
369」が画面表示された上記図8に示す画面13R1
あるか否かを判断する(ステップS156)。
【0111】現在LCD5にリダイヤル履歴「1」の情
報が画面表示されていると判断した場合、上記図7に示
すように、短縮メモリリストに予め登録されている短縮
メモリのうち1先頭の短縮メモリ、すなわち短縮メモリ
「01」を検索する。そして、LCDドライバ25を制
御することにより、検索した短縮メモリ「01」の情報
を画面表示し(ステップS157)、現在のモードを短
縮メモリ検索モードに設定して(ステップS155)、
リターンする。したがって、LCD5は、上記図8に示
すように、短縮メモリ「01」の情報「01:ヤマダ
タロウ 045111−3333」が表示された画面1
01となる。
【0112】現在LCD5にリダイヤル履歴「1」の情
報が画面表示されていないと判断した場合、上記図7に
示すように、現在画面表示されている情報のリダイヤル
履歴の番号を(−1)したリダイヤル履歴を検索する。
例えば、現在リダイヤル履歴「2」の情報「R2:03
3458−7009」が表示された上記図8に示す画面
13R2であった場合には、リダイヤル履歴「1」を検索
する。そして、LCDドライバ25を制御することによ
り、検索したリダイヤル履歴の情報を画面表示し(ステ
ップS158)、リターンする。
【0113】上述のように、リダイヤル検索処理(ステ
ップS150)では、ジョグダイヤル8が左方向に回転
操作された場合には、最新のリダイヤル履歴から順にリ
ダイヤル履歴「1」,「2」,「3」,「4」,「5」
を画面表示し、最古のリダイヤル履歴「5」まで画面表
示し終えると、短縮メモリ検索モードに移り、末尾の短
縮メモリ「99」から順に短縮メモリ「98」,「9
7」,・・・,「01」を画面表示する。そして、短縮
メモリ「01」まで画面表示し終えると、再びリダイヤ
ル検索モードに移り、上述したように最新のリダイヤル
履歴「1」から順にリダイヤル履歴を画面表示する。ま
た、ジョグダイヤル8が左方向の回転操作から右方向の
回転操作に変わった場合には、上述した検索の順序の逆
方向の順序で検索し画面表示する。
【0114】尚、上記図6に示したステップS114の
判断処理において、初期モードでないと判断した場合、
すなわち初期モード、短縮メモリ検索モード及びリダイ
ヤル検索モード、又は個別に指示されたモードでない場
合には、リターンする。
【0115】上述のように、本実施例では、初期モード
時にジョグダイヤル8をクリックし、右方向又は左方向
に回転操作させることにより、短縮メモリ検索及びリダ
イヤル検索を同時に行うことができるようになされてい
る。
【0116】したがって、使用者は、上述のようにして
ジョグダイヤル8を用いて、相手先の短縮メモリ又はリ
ダイヤル履歴を同時に検索する。そして、LCD5に表
示された検索した情報を確認し、この状態でジョグダイ
ヤル8を所定時間クリックし続けると、LCD5の表示
画面は、点滅し、相手先への発呼が開始される。すなわ
ち、ジョグダイヤル8を用いた1つの動作のみで、短縮
メモリリスト及びリダイヤルリストからの発呼が行える
ようになされている。
【0117】尚、上述した検索処理では、99件の電話
番号が短縮メモリリストのアドレス番号「01」〜「9
9」と組として予め登録されており、5件のリダイヤル
履歴がリダイヤルリストのアドレス番号「1」〜「5」
と組として予め登録されているものとしたが、例えば、
短縮メモリリストに短縮メモリが登録されていなかった
場合、ジョグダイヤル8を右方向に回転操作させた場合
には、最古のリダイヤル履歴「1」から順に検索し、ジ
ョグダイヤル8を左方向に回転操作させた場合には、最
新のリダイヤル履歴「5」から順に検索するようになさ
れている。すなわち、短縮メモリが登録されていない場
合には、ジョグダイヤル8をリダイヤル機能として使用
することができる。
【0118】或いは、リダイヤルリストにリダイヤル履
歴が登録されていなかった場合、ジョグダイヤル8を右
方向に回転操作させた場合には、先頭の短縮メモリ「0
1」から順に検索し、ジョグダイヤル8を左方向に回転
操作させた場合には、1番最後の短縮メモリ「99」か
ら順に検索するようになされている。すなわち、リダイ
ヤル履歴が登録されていない場合には、ジョグダイヤル
8を短縮メモリ機能として使用することができる。
【0119】また、リダイヤル機能を用いた発呼及び短
縮メモリ機能を用いた発呼は、上述したようなジョグダ
イヤル8を用いた発呼操作の他に、センドキー「SEN
D」を用いた発呼操作もある。このセンドキー「SEN
D」を用いた発呼操作の場合には、上述のようにして相
手先の情報を表示させた後にセンドキー「SEND」を
押すことにより、相手先への発呼が開始される。
【0120】また、短縮メモリを用いた発呼操作とし
て、初期モード時、又は短縮メモリ検索モード時に、登
録された短縮メモリに対応する数字キー「1」〜「9」
を押した後、キー「#」を押すことにより、直ちに発呼
を開始することができるようになされている。
【0121】つぎに、上述のような携帯電話装置1での
短縮メモリリストへの登録操作について説明する。文字
情報キー「カナ」から登録する場合には、先ず、使用者
は、文字情報キー「カナ」を押下して文字入力画面を開
く。この状態で数字キー「0」〜「9」やジョグダイヤ
ル8を操作すると、入力された文字がカナ文字又はロー
マ字で表示される。ここで、入力した文字を登録して良
ければ、使用者は、文字情報キー「カナ」を再び押下し
て、文字入力画面から続く電話番号の登録画面に移る。
そして、入力した電話番号を登録して良ければ、使用者
は、登録キー「登録」を押下する。これにより、新たに
入力された電話番号等が短縮メモリリストの数字キー
「0」〜「9」で指定されたアドレスに登録される。又
は、短縮メモリリストの未登録のアドレスに若いアドレ
ス番号から順に自動的に登録される。
【0122】また、電話番号から登録する場合には、先
ず、使用者は、数字キー「0」〜「9」を操作して電話
番号を入力する。このとき、カナ文字又はローマ字の入
力がある場合には、文字情報キー「カナ」を押下してカ
ナ文字又はローマ字を入力する。その後、登録キー「登
録」を押下することにより、上述した文字情報キー「カ
ナ」から登録する場合と同様に、短縮メモリリストに登
録される。尚、カナ文字又はローマ字の入力を行わなく
ても相手先の登録を行うことができるようになされてい
る。
【0123】また、未登録のアドレス番号を選択して相
手先を登録する場合には、登録キー「登録」の押下後に
数字キー「0」〜「9」を用いて未登録のアドレスを指
定することにより、その指定したアドレスに相手先が登
録される。
【0124】上述のように、本実施例では、初期モード
時にジョグダイヤル8を操作するという1つの動作で、
短縮メモリ検索とリダイヤル検索の異なった2種類の情
報を検索し、検索した相手先への発呼を行うことができ
る。また、短縮メモリが登録されていない場合には、ジ
ョグダイヤル8をリダイヤル検索として用いることがで
き、リダイヤル履歴が登録されていない場合には、ジョ
グダイヤル8を短縮メモリ検索として用いることがで
き、各々の場合においても、ジョグダイヤル8を操作す
るという1つの動作でリダイヤル検索又は短縮メモリ検
索を行い、検索した相手先への発呼を行うことができ
る。したがって、操作性の向上を図ることができる。
【0125】つぎに、本発明の第2の実施例に係る検索
方法及び検索機能付き電話装置について説明する。
【0126】上記検索方法は、上述した第1の実施例と
同様に、上記図1に示した携帯電話装置1により実施さ
れる。また、携帯電話装置1は、上記検索機能付き電話
装置を適用したものである。
【0127】すなわち、上述した第1の実施例では、C
PU21の検索処理部の短縮メモリ検索処理及びリダイ
ヤル検索処理において、上記図7に示したように、短縮
メモリ「99」〜「01」とリダイヤル履歴「1」〜
「5」を単純に付け足し、短縮メモリ検索モードで末尾
の短縮メモリ「99」を超えた場合には、リダイヤル検
索モードに切り替わり、最古のリダイヤル履歴「5」を
表示し、1番若い番号の短縮メモリ「01」を超えてジ
ョグダイヤル8が逆方向に回転操作された場合には、リ
ダイヤル検索モードに切り替わり、最新のリダイヤル履
歴「1」を表示し、また、リダイヤル検索モードで最新
のリダイヤル履歴「1」を超えた場合には、短縮メモリ
検索モードに切り替わり、先頭の短縮メモリ「01」を
表示し、最古のリダイヤル履歴「5」を超えてジョグダ
イヤル8が逆方向に回転操作された場合には、短縮メモ
リ検索モードに切り替わり、末尾の短縮メモリ「99」
を表示するというように、短縮メモリ「99」〜リダイ
ヤル履歴「5」をジョグダイヤル8の回転操作の方向に
応じてループして検索するものとしたが、本実施例で
は、図11に示すように、初期モード時にジョグダイヤ
ル8を回転操作した方向で検索モードが決定され、一旦
検索モードが決定されると検索を終了しない限り、決定
された検索モードは、持続するようになされている。
【0128】尚、上述したような動作以外に関しては、
第1の実施例と同様であるため、その詳細な説明は省略
する。
【0129】以下、本実施例におけるCPU21の検索
処理部の短縮メモリ検索処理及びリダイヤル検索処理を
具体的に説明する。
【0130】先ず、上記図6に示した処理と同様にし
て、初期モード時にジョグダイヤル8がクリックされ、
右方向又は左方向に回転操作され、短縮メモリ検索モー
ド又はリダイヤル検索モードに設定される。この時、図
12に示すように、LCD5は、短縮メモリ「01」の
情報が表示された画面1901又はリダイヤル履歴「1」
の情報が表示された画面19R1に切り替わる。
【0131】次に、上記図6に示したステップS112
又はステップS113の判断処理の結果に基いて、短縮
メモリ検索処理又はリダイヤル検索処理を行うこととな
る。ここで、図13は、短縮メモリ検索処理を示したフ
ローチャートであり、図14は、リダイヤル検索処理を
示したフローチャートである。以下、上記図13及び図
14を用いて説明する。
【0132】まず、短縮メモリ検索モードの場合、上記
図13に示すように、ジョグダイヤル8が続けて右方向
に回転操作されたか否かを判断する(ステップS20
1)。
【0133】ジョグダイヤル8が続けて右方向に回転操
作されたと判断した場合、現在LCD5に短縮メモリ
「99」の情報が画面表示された上記図12に示す画面
1999であるか否かを判断する(ステップS202)。
【0134】現在LCD5に短縮メモリ「99」の情報
が画面表示されていないと判断した場合、上記図11に
示すように、現在画面表示されている情報の短縮メモリ
の番号に(+1)した短縮メモリを検索する。例えば、
現在短縮メモリ「01」の情報が表示された画面1901
であった場合には、短縮メモリ「02」を検索する。そ
して、検索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステッ
プS203)、リターンする。
【0135】現在LCD5に短縮メモリ「99」の情報
が画面表示されていると判断した場合、上記図11に示
すように、短縮メモリ「01」を検索し、その短縮メモ
リ「01」の情報をLCD5に画面表示して(ステップ
S204)、リターンする。したがって、LCD5は、
上記図12に示すように、短縮メモリ「99」の情報が
表示された画面1999から短縮メモリ「01」の情報が
表示された画面1901に切り替わる。
【0136】一方、ステップS201の判断処理におい
て、ジョグダイヤル8が続けて右方向に回転操作されて
いないと判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が左
方向に回転操作されたと判断した場合、現在LCD5に
短縮メモリ「01」の情報が表示された上記図12に示
す画面1901であるか否かを判断する(ステップS20
6)。
【0137】現在LCD5に短縮メモリ「01」の情報
が画面表示されていると判断した場合、上記図11に示
すように、短縮メモリ「99」を検索し、その短縮メモ
リ「99」の情報をLCD5に画面表示して(ステップ
S206)、リターンする。したがって、LCD5は、
上記図12に示すように、短縮メモリ「01」の情報が
表示された画面1901から短縮メモリ「99」の情報が
表示された画面1999に切り替わる。
【0138】現在LCD5に短縮メモリ「01」の情報
が画面表示されていないと判断した場合、上記図11に
示すように、現在画面表示されている情報の短縮メモリ
の番号を(−1)した短縮メモリを検索する。例えば、
現在短縮メモリ「02」の情報が表示された画面1902
であった場合には、短縮メモリ「01」を検索する。そ
して、検索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステッ
プS207)、リターンする。
【0139】つぎに、リダイヤル検索モードの場合、上
記図14に示すように、先ず、ジョグダイヤル8が右方
向に回転操作されたか否かを判断する(ステップS21
1)。
【0140】ジョグダイヤル8が右方向に回転操作され
たと判断した場合、現在LCD5に上記図12に示すリ
ダイヤル履歴「1」の情報が表示された画面19R1であ
るか否かを判断する(ステップS212)。
【0141】現在LCD5にリダイヤル履歴「1」の情
報が画面表示されていないと判断した場合、上記図11
に示すように、現在画面表示されている情報のリダイヤ
ル履歴の番号を(−1)したリダイヤル履歴を検索す
る。例えば、現在リダイヤル履歴「2」の情報が表示さ
れた画面19R2であった場合には、リダイヤル履歴
「1」を検索する。そして、検索したリダイヤル履歴の
情報を画面表示し(ステップS213)、リターンす
る。
【0142】現在LCD5にリダイヤル履歴「1」の情
報が画面表示されていると判断した場合、上記図11に
示すように、リダイヤル履歴「5」を検索し、そのリダ
イヤル履歴「5」の情報をLCD5に画面表示して(ス
テップS214)、リターンする。したがって、LCD
5は、上記図12に示すように、リダイヤル履歴「1」
の情報が表示された画面19R1からリダイヤル履歴
「5」の情報が表示された画面19R5に切り替わる。
【0143】一方、ステップS211の判断処理におい
て、ジョグダイヤル8が右方向に回転操作されていない
と判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が続けて左
方向に回転操作されたと判断した場合、現在LCD5に
リダイヤル履歴「5」の情報が表示された上記図12に
示す画面19R5であるか否かを判断する(ステップS2
15)。
【0144】現在LCD5にリダイヤル履歴「5」の情
報が画面表示されていると判断した場合、上記図11に
示すように、リダイヤル履歴「1」を検索し、そのリダ
イヤル履歴「1」の情報をLCD5に画面表示して(ス
テップS216)、リターンする。したがって、LCD
5は、上記図12に示すように、リダイヤル履歴「5」
の情報が表示された画面19R5からリダイヤル履歴
「1」の情報が表示された画面19R1に切り替わる。
【0145】現在LCD5にリダイヤル履歴「5」の情
報が画面表示されていないと判断した場合、上記図11
に示すように、現在画面表示されている情報のリダイヤ
ル履歴の番号に(+1)したリダイヤル履歴を検索す
る。例えば、現在リダイヤル履歴「1」の情報が表示さ
れた画面19R1であった場合には、リダイヤル履歴
「2」を検索する。そして、検索したリダイヤル履歴の
情報を画面表示し(ステップS217)、リターンす
る。
【0146】上述のように、短縮メモリ検索モードにお
いては、末尾の短縮メモリ「99」を超えた場合には、
先頭の短縮メモリ「01」に戻り、先頭の短縮メモリ
「01」を超えてジョグダイヤル8が逆方向に回転操作
された場合には、末尾の短縮メモリ「99」に移行す
る。また、リダイヤル検索モードにおいては、最新のリ
ダイヤル履歴「5」を超えた場合には、最古のリダイヤ
ル履歴「1」に戻り、最新のリダイヤル履歴「1」を超
えてジョグダイヤル8が逆方向に回転操作された場合に
は、最古のリダイヤル履歴「5」に移行する。すなわ
ち、本実施例では、初期モード時にジョグダイヤル8を
回転操作した方向で検索モードを決定し、再び初期モー
ドに移らない限り、決定した検索モードは、切り替えず
に持続するようにするようになされている。これによ
り、初期モード時にジョグダイヤル8を操作するという
1つの動作で、短縮メモリ検索とリダイヤル検索の異な
った2種類の情報の検索を行うことができ、検索した相
手先への発呼を行うことができる。このため、操作性の
向上を図ることができる。
【0147】つぎに、本発明の第3の実施例に係る検索
方法及び検索機能付き電話装置について説明する。
【0148】上記検索方法は、上述した第1の実施例と
同様に、上記図1に示した携帯電話装置1により実施さ
れる。また、携帯電話装置1は、上記検索機能付き電話
装置を適用したものである。
【0149】尚、上述した第2の実施例と同様に、短縮
メモリ検索処理及びリダイヤル検索処理以外に関して
は、第1の実施例と同様であるため、その詳細な説明は
省略する。
【0150】すなわち、本実施例では、図15に示すよ
うに、初期モード時にジョグダイヤル8を回転操作した
方向で検索モードが決定され、その後、初期モード時を
通過する毎に検索モードが切り替わるようになされてい
る。
【0151】以下、本実施例におけるCPU21の検索
処理部の短縮メモリ検索処理及びリダイヤル検索処理を
具体的に説明する。
【0152】先ず、上記図6に示した処理と同様にし
て、初期モード時にジョグダイヤル8がクリックされ、
右方向又は左方向に回転操作され、短縮メモリ検索モー
ド又はリダイヤル検索モードに設定される。この時、図
16に示すように、LCD5には、短縮メモリ「01」
の情報が表示された画面2301又はリダイヤル履歴
「1」の情報が表示された画面23R1に切り替わる。
【0153】次に、上記図6に示したステップS112
又はステップS113の判断処理の結果に基いて、短縮
メモリ検索処理又はリダイヤル検索処理を行うこととな
る。ここで、図17は、短縮メモリ検索処理を示したフ
ローチャートであり、図18は、リダイヤル検索処理を
示したフローチャートである。以下、上記図17及び図
18を用いて説明する。
【0154】まず、短縮メモリ検索モードの場合、上記
図17に示すように、ジョグダイヤル8が続けて右方向
に回転操作されたか否かを判断する(ステップS24
1)。
【0155】ジョグダイヤル8が続けて右方向に回転操
作されたと判断した場合、現在LCD5に短縮メモリ
「99」の情報が画面表示された上記図16に示す画面
2399であるか否かを判断する(ステップS242)。
【0156】現在LCD5に短縮メモリ「99」の情報
が画面表示されていないと判断した場合、上記図15に
示すように、現在画面表示されている情報の短縮メモリ
の番号に(+1)した短縮メモリを検索する。例えば、
現在短縮メモリ「01」の情報が表示された画面2301
であった場合には、短縮メモリ「02」を検索する。そ
して、検索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステッ
プS243)、リターンする。
【0157】現在LCD5に短縮メモリ「99」の情報
が画面表示されていると判断した場合、上記図15に示
すように、短縮メモリ「01」を検索し、その短縮メモ
リ「01」の情報をLCD5に画面表示して(ステップ
S244)、リターンする。したがって、LCD5は、
上記図16に示すように、短縮メモリ「99」の情報が
表示された画面2399から短縮メモリ「01」の情報が
表示された画面2301に切り替わる。
【0158】一方、ステップS241の判断処理におい
て、ジョグダイヤル8が続けて右方向に回転操作されて
いないと判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が左
方向に回転操作されたと判断した場合、現在LCD5に
短縮メモリ「01」の情報が表示された上記図16に示
す画面2301であるか否かを判断する(ステップS24
5)。
【0159】現在LCD5に短縮メモリ「01」の情報
が画面表示されていると判断した場合、リダイヤル検索
モードに設定する(ステップS246)。そして、上記
図15に示すように、最新のリダイヤル履歴「1」を検
索し、そのリダイヤル履歴「1」の情報をLCD5に画
面表示して(ステップS247)、リターンする。した
がって、LCD5は、上記図16に示すように、短縮メ
モリ「01」の情報が表示された画面2301からリダイ
ヤル履歴「1」の情報が表示された画面23R1に切り替
わる。
【0160】現在LCD5に短縮メモリ「01」の情報
が画面表示されていないと判断した場合、上記図15に
示すように、現在画面表示されている情報の短縮メモリ
の番号を(−1)した短縮メモリを検索する。例えば、
現在短縮メモリ「02」の情報が表示された画面2302
であった場合には、短縮メモリ「01」を検索する。そ
して、検索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステッ
プS248)、リターンする。
【0161】つぎに、リダイヤル検索モードの場合、上
記図18に示すように、先ず、ジョグダイヤル8が右方
向に回転操作されたか否かを判断する(ステップS25
1)。 ジョグダイヤル8が右方向に回転操作されたと
判断した場合、現在LCD5にリダイヤル履歴「1」の
情報が表示された上記図16に示す画面23R1であるか
否かを判断する(ステップS252)。
【0162】現在LCD5にリダイヤル履歴「1」の情
報が画面表示されていないと判断した場合、上記図15
に示すように、現在画面表示されている情報のリダイヤ
ル履歴の番号を(−1)したリダイヤル履歴を検索す
る。例えば、現在リダイヤル履歴「2」の情報が表示さ
れた画面23R2であった場合には、リダイヤル履歴
「1」を検索する。そして、検索したリダイヤル履歴の
情報を画面表示し(ステップS253)、リターンす
る。
【0163】現在LCD5にリダイヤル履歴「1」の情
報が画面表示されていると判断した場合、検索モードを
短縮メモリ検索モードに設定する(ステップS25
4)。そして、上記図15に示すように、先頭の短縮メ
モリ「01」を検索し、その短縮メモリ「01」の情報
をLCD5に画面表示して(ステップS255)、リタ
ーンする。したがって、LCD5は、上記図16に示す
ように、リダイヤル履歴「1」の情報が表示された画面
23R1から短縮メモリ「01」の情報が表示された画面
2301に切り替わる。
【0164】一方、ステップS251の判断処理におい
て、ジョグダイヤル8が右方向に回転操作されていない
と判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が続けて左
方向に回転操作されたと判断した場合、現在LCD5に
リダイヤル履歴「5」の情報が表示された上記図16に
示す画面23R5であるか否かを判断する(ステップS2
56)。
【0165】現在LCD5にリダイヤル履歴「5」の情
報が画面表示されていると判断した場合、上記図15に
示すように、最新のリダイヤル履歴「1」を検索し、そ
のリダイヤル履歴「1」の情報をLCD5に画面表示し
て(ステップS257)、リターンする。したがって、
LCD5は、上記図16に示すように、リダイヤル履歴
「5」の情報が表示された画面23R5からリダイヤル履
歴「1」の情報が表示された画面23R1に切り替わる。
【0166】現在LCD5にリダイヤル履歴「5」の情
報が画面表示されていないと判断した場合、上記図15
に示すように、現在画面表示されている情報のリダイヤ
ル履歴の番号に(+1)したリダイヤル履歴を検索す
る。例えば、現在リダイヤル履歴「1」の情報が表示さ
れた画面23R1であった場合には、リダイヤル履歴
「2」を検索する。そして、検索したリダイヤル履歴の
情報を画面表示し(ステップS258)、リターンす
る。
【0167】上述のように、本実施例では、短縮メモリ
検索モードにおいては、先頭の短縮メモリ「01」を超
えた場合のみ、検索モードをリダイヤル検索モードに切
り替え、最新のリダイヤル履歴「1」に移行する。ま
た、リダイヤル検索モードにおいては、最新のリダイヤ
ル履歴「1」を超えた場合のみ、検索モードを短縮メモ
リ検索モードに切り替え、先頭の短縮メモリ「01」に
移行する。すなわち、本実施例では、初期モード時にジ
ョグダイヤル8を回転操作した方向で検索モードを決定
し、その後、初期モード時を原点としてその原点を通過
する毎に検索モードが切り替わるようになされている。
また、末尾の短縮メモリ「99」又は最古のリダイヤル
履歴「5」を超えた場合には、現在の検索モードの先頭
に戻るようになされている。これにより、初期モード時
にジョグダイヤル8を回転操作するという1つの動作
で、短縮メモリ検索とリダイヤル検索の異なった2種類
の情報の検索を行うことができる。このため、操作性の
向上を図ることができる。
【0168】つぎに、本発明の第4の実施例に係る検索
方法及び検索機能付き電話装置について説明する。
【0169】上記検索方法は、上述した第1の実施例と
同様に、上記図1に示した携帯電話装置1により実施さ
れる。また、携帯電話装置1は、上記検索機能付き電話
装置を適用したものである。
【0170】すなわち、上述した第1〜第3の実施例で
は、初期モード時にジョグダイヤル8を回転操作すると
いう1つの動作で、短縮メモリ検索とリダイヤル検索の
異なった2種類の情報の検索を行うことができることと
したが、本実施例では、初期モード時に限らず、どのモ
ードからでもジョグダイヤル8を回転操作するという1
つの動作で、短縮メモリ検索とリダイヤル検索の異なっ
た2種類の情報の検索を行うことができるようになされ
ている。
【0171】尚、上述したような動作以外に関しては、
第1〜第3の実施例と同様であるため、その詳細な説明
は省略する。
【0172】以下、本実施例におけるCPU21の検索
処理部の短縮メモリ検索処理及びリダイヤル検索処理を
具体的に説明する。
【0173】ここで、図19、図22及び図23は、例
えば、上記図2に示したCPU21におけるカナ文字検
索及びローマ字検索の処理を示したフローチャートであ
る。以下、上記図19、図22及び図23を用いて説明
する。
【0174】先ず、上記図19に示すように、マイク3
を開いた状態、又は図示していない外部マイクが装置本
体2に接続された状態、又は図示していないハンズフリ
ーキットが装置本体2に接続された状態の何れかの状態
で初期モード時に使用者がジョグダイヤル8をクリック
することにより、ジョグダイヤル8は、入力状態となる
(ステップS261)。そして、使用者は、検索する目
的に応じてジョグダイヤル8を右方向又は左方向に回転
操作する。
【0175】次に、ジョグダイヤル8が右方向に回転操
作されたか否かを判断する(ステップS262)。
【0176】ジョグダイヤル8が右方向に回転操作され
たと判断した場合、短縮メモリ検索処理を行う(ステッ
プS263)。尚、短縮メモリ検索処理についての詳細
な説明は後述する。
【0177】ジョグダイヤル8が右方向に回転操作され
ていないと判断した場合、ジョグダイヤル8が左方向に
回転操作されたか否かを判断する(ステップS26
4)。
【0178】ジョグダイヤル8が左方向に回転操作され
たと判断した場合、リダイヤル検索処理を行う(ステッ
プS265)。尚、リダイヤル検索処理についての詳細
な説明は後述する。
【0179】一方、ジョグダイヤル8が左方向に回転操
作されていないと判断した場合、すなわちジョグダイヤ
ル8が回転操作されていない場合には、リターンする。
【0180】上述のように、本実施例では、現在のモー
ドが初期モード及び検索モードの何れのモードであって
も、ジョグダイヤル8が右方向に回転操作された場合に
は、短縮メモリ検索処理を行い、ジョグダイヤル8が左
方向に回転操作された場合には、リダイヤル検索処理を
行うようになされている。
【0181】以下、上述した短縮メモリ検索処理及びリ
ダイヤル検索処理について説明する。
【0182】まず、短縮メモリ処理について説明する
と、上記図22に示すように、先ず、現在の検索モード
が短縮メモリ検索モードであるか否かを判断する(ステ
ップS291)。
【0183】現在の検索モードが短縮メモリ検索モード
であると判断した場合、図20に示すような、末尾の短
縮メモリ「99」の情報「99:オダ ノブナガ 05
2088−2828」が現在LCD5に画面表示された
画面2799であるか否かを判断する(ステップS29
2)。
【0184】現在LCD5に短縮メモリ「99」の情報
が画面表示されていると判断した場合、図21に示すよ
うに、先頭の短縮メモリ「01」を検索する。そして、
検索した短縮メモリ「01」を画面表示し(ステップS
293)、リターンする。したがって、LCD5は、短
縮メモリ「99」の情報「99:オダ ノブナガ 05
2088−2828」が表示された画面2799から、短
縮メモリ「01」の情報「01:ヤマダ タロウ 04
5111−3333」が表示された画面2701に切り替
わる。
【0185】現在LCD5に短縮メモリ「99」の情報
が画面表示されていないと判断した場合、上記図21に
示すように、現在画面表示されている情報の短縮メモリ
の番号に(+1)した短縮メモリを検索する。例えば、
現在短縮メモリ「01」の情報「01:ヤマダ タロウ
045111−3333」が表示された画面2701
あった場合には、短縮メモリ「02」を検索する。そし
て、検索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステップ
S294)、リターンする。
【0186】一方、ステップS291の判断処理におい
て、現在の検索モードが短縮メモリ検索モードでないと
判断した場合、短縮メモリ検索モードに設定する(ステ
ップS295)。そして、上記図21に示すように、先
頭の短縮メモリ「01」を検索する。そして、検索した
短縮メモリ「01」を画面表示し(ステップS29
6)、リターンする。したがって、以前のモードが何れ
のモードであっても短縮メモリ検索モードとなり、LC
D5は、短縮メモリ「01」の情報「01:ヤマダタロ
ウ 045111−3333」が表示された画面2701
に切り替わる。
【0187】つぎに、リダイヤル検索処理について説明
すると、上記図23に示すように、先ず、現在の検索モ
ードがリダイヤル検索モードであるか否かを判断する
(ステップS301)。
【0188】現在の検索モードがリダイヤル検索モード
であると判断した場合、上記図20に示すような、最古
のリダイヤル履歴「5」の情報「R5:045−17
7」が現在LCD5に画面表示された画面27R5である
か否かを判断する(ステップS302)。
【0189】現在LCD5にリダイヤル履歴「5」の情
報が画面表示されていると判断した場合、上記図21に
示すように、最新のリダイヤル履歴「5」を検索する。
そして、検索したリダイヤル履歴「5」を画面表示し
(ステップS303)、リターンする。したがって、L
CD5は、リダイヤル履歴「5」の情報「R5:045
−177」が表示された画面27R5から、リダイヤル履
歴「1」の情報「R1:033458−7369」が表
示された画面27R1に切り替わる。
【0190】現在LCD5にリダイヤル履歴「5」の情
報が画面表示されていないと判断した場合、上記図21
に示すように、現在画面表示されている情報の短縮メモ
リの番号に(+1)した短縮メモリを検索する。例え
ば、現在リダイヤル履歴「1」の情報「R1:0334
58−7369」が表示された画面27R1であった場合
には、リダイヤル履歴「2」を検索する。そして、検索
したリダイヤル履歴の情報を画面表示し(ステップS3
04)、リターンする。
【0191】一方、ステップS301の判断処理におい
て、現在の検索モードがリダイヤル検索モードでないと
判断した場合、リダイヤル検索モードに設定する(ステ
ップS305)。そして、上記図21に示すように、最
新のリダイヤル履歴「1」を検索する。そして、検索し
たリダイヤル履歴「1」を画面表示し(ステップS30
6)、リターンする。したがって、以前がどのモードで
あってもリダイヤル検索モードとなり、LCD5は、リ
ダイヤル履歴「1」の情報「R1:033458−73
69」が表示された画面27R1に切り替わる。
【0192】上述のように、本実施例では、ジョグダイ
ヤル8が回転操作されると、その時点でのモードに関係
なく、回転操作の方向に応じて、直ちに短縮メモリ検索
モード又はリダイヤル検索モードに切り替わり、短縮メ
モリ検索処理又はリダイヤル検索処理を行うようになさ
れている。これにより、ジョグダイヤル8を回転操作す
るという1つの動作で、短縮メモリ検索とリダイヤル検
索の異なった2種類の情報の検索を行うことができる。
このため、操作性の向上を図ることができる。
【0193】つぎに、本発明の第5の実施例に係る検索
方法及び検索機能付き電話装置について説明する。
【0194】上記検索方法は、上述した第1〜第3の実
施例と同様に、上記図1に示した携帯電話装置1により
実施される。また、携帯電話装置1は、上記検索機能付
き電話装置を適用したものである。
【0195】すなわち、上述した第1〜第3の実施例で
は、初期モード時にジョグダイヤル8を回転操作すると
いう1つの動作で、短縮メモリとリダイヤルの異なった
2種類の情報の検索を行うこととしたが、本実施例で
は、初期モード時にジョグダイヤル8を回転操作すると
いう1つの動作で、カナ文字で入力された短縮メモリ
と、ローマ字で入力された短縮メモリの異なった2種類
の情報の検索を行うものとする。
【0196】尚、上述したような動作以外に関しては、
第1〜第3の実施例と同様であるため、その詳細な説明
は省略する。
【0197】以下、本実施例におけるCPU21の検索
処理部の検索処理を具体的に説明する。
【0198】ここで、例えば、複数件の電話番号が短縮
メモリリストのアドレス番号「01」〜「99」と組と
して予め登録されており、相手先の名前は、カナ文字又
はローマ字で入力されているものとする。
【0199】また、図24、図27及び図28は、例え
ば、上記図2に示したCPU21におけるカナ文字検索
及びローマ字検索の処理を示したフローチャートであ
る。以下、上記図24、図27及び図28を用いて説明
する。
【0200】先ず、上記図24に示すように、マイク3
を開いた状態、又は図示していない外部マイクが装置本
体2に接続された状態、又は図示していないハンズフリ
ーキットが装置本体2に接続された状態の何れかの状態
で初期モード時に使用者がジョグダイヤル8をクリック
することにより、ジョグダイヤル8は、入力状態となる
(ステップS311)。そして、使用者は、検索する目
的に応じてジョグダイヤル8を右方向又は左方向に回転
操作する。
【0201】ここで、CPU21において、現在のモー
ドは、初期モードに設定されている。
【0202】次に、カナ文字検索モードであるか否かを
判断する(ステップS312)。この時、初期モードで
あるため、カナ文字検索モードでないと判断し、次に、
ローマ字検索モードであるか否かを判断する(ステップ
S314)。これもステップS312と同様に、初期モ
ードであるため、ローマ字検索モードでないと判断し、
次に、初期モードであるか否かを判断する(ステップS
316)。
【0203】この時、初期モードであるため、初期モー
ドであると判断する。そこで、先ず、ジョグダイヤル8
が右方向に回転操作されたか否かを判断する(ステップ
S317)。
【0204】ジョグダイヤル8が右方向に回転操作され
たと判断した場合には、現在のモードをカナ文字検索モ
ードに設定し(ステップS318)、図25に示すよう
に、短縮メモリリストに予め登録されている短縮メモリ
のうち、相手先がカナ文字で登録されており、かつカナ
文字順の先頭の文字、すなわち「ア」で始まる名前に対
応する短縮メモリを検索する。そして、LCDドライバ
25を制御することにより、検索した短縮メモリの情報
を画面表示し(ステップS319)、リターンする。し
たがって、LCD5には、例えば、図26に示すよう
に、短縮メモリ「74」の情報「74:アサヒ タロウ
098100−6932」が表示された画面33
なる。
【0205】ジョグダイヤル8が右方向に回転操作され
ていないと判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が
左方向に回転操作された場合には、現在のモードをロー
マ字検索モードに設定し(ステップS320)、上記図
25に示すように、短縮メモリリストに予め登録されて
いる短縮メモリのうち、相手先がローマ文字で登録され
ており、かつローマ文字順の先頭の文字、すなわち
「A」で始まる名前に対応する短縮メモリを検索する。
そして、LCDドライバ25を制御することにより、検
索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステップS32
1)、リターンする。したがって、LCD5には、上記
図26に示すように、短縮メモリ「69」の情報「6
9:ALPH 080012−3456」が表示された
画面33Aとなる。
【0206】上述のようにして、初期モード時にジョグ
ダイヤル8がクリックされ、右方向又は左方向に回転操
作された場合には、カナ文字検索モード又はローマ字検
索モードに設定され、カナ文字順の先頭の文字で始まる
名前に対応する短縮メモリ又はローマ字順の先頭の文字
で始まる名前に対応する短縮メモリの情報がLCD5に
表示される。
【0207】次に、ステップS318でカナ文字検索モ
ードに設定されリターンした場合、すなわちジョグダイ
ヤル8が右方向に回転操作された場合、ステップS31
2の判断処理において、カナ文字検索モードであると判
断される。この場合、カナ文字検索処理を行う(ステッ
プS313)。
【0208】すなわち、図27に示すように、先ず、ジ
ョグダイヤル8が続けて右方向に回転操作されたか否か
を判断する(ステップS341)。
【0209】ジョグダイヤル8が続けて右方向に回転操
作されたと判断した場合、上記図26に示すように、現
在LCD5にカナ文字順の末尾の文字、すなわち「ヲ」
で始まる名前に対応する短縮メモリ「17」の情報「1
7:ヲワリ ハナコ 052088−2828」が表示
された画面33であるか否かを判断する(ステップS
342)。
【0210】現在LCD5に「ヲ」で始まる名前に対応
する短縮メモリ「17」の情報が画面表示されていない
と判断した場合、上記図25に示すように、現在画面表
示されている情報の名前に対して、カナ文字順で次の文
字で始まる名前に対応する短縮メモリを検索する。例え
ば、上記図26に示すように、現在短縮メモリ「74」
の情報「74:アサヒ タロウ 098100−693
2」が表示された画面33であった場合には、「イ」
で始まる名前に対応する短縮メモリ「28」を検索す
る。そして、LCDドライバ25を制御することによ
り、検索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステップ
S343)、リターンする。
【0211】現在LCD5に「ヲ」で始まる名前に対応
する短縮メモリ「17」の情報が画面表示されていると
判断した場合、上記図25に示すように、「ア」で始ま
る名前に対応する短縮メモリを検索し、その短縮メモリ
の情報を画面表示し(ステップS344)、リターンす
る。したがって、LCD5は、「ヲ」で始まる名前に対
応する短縮メモリ「17」の情報「17:ヲワリ ハナ
コ 052088−2828」が表示された画面33
から、「ア」で始まる名前に対応する短縮メモリ「7
4」の情報「74:アサヒ タロウ 098100−6
932」が表示された画面33に切り替わる。
【0212】一方、ステップS341の判断処理におい
て、ジョグダイヤル8が続けて右方向に回転操作されて
いないと判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が左
方向に回転操作されたと判断した場合、現在LCD5に
「ア」で始まる名前に対応する短縮メモリ「74」の情
報「74:アサヒ タロウ 098100−6932」
が表示された画面33であるか否かを判断する(ステ
ップS345)。
【0213】現在LCD5に「ア」で始まる名前に対応
する短縮メモリの情報が画面表示されていると判断した
場合、上記図25に示すように、ローマ字順の先頭の文
字、すなわち「A」で始まる名前に対応する短縮メモリ
を検索し、検索した短縮メモリの情報を画面表示する
(ステップS346)。そして、検索モードをローマ字
検索モードに切り替え(ステップS347)、リターン
する。したがって、LCD5は、上記図16に示すよう
に、カナ文字「ア」で始まる名前に対応する短縮メモリ
「74」の情報「74:アサヒ タロウ 098100
−6932」が表示された画面33から、ローマ字
「A」で始まる名前に対応する短縮メモリ「69」の情
報「69:ALPH 080012−3456」が表示
された画面33Aに切り替わる。
【0214】現在LCD5に「ア」で始まる名前に対応
する短縮メモリの情報が画面表示されていないと判断し
た場合、上記図25に示すように、現在画面表示されて
いる情報の名前に対して、カナ文字順で前の文字で始ま
る名前に対応する短縮メモリを検索する。例えば、上記
図26に示すように、現在短縮メモリ「28」の情報
「28:イロハ ジロウ 075001−9595」が
表示された画面33であった場合には、「ア」で始ま
る名前に対応する短縮メモリ「74」を検索する。そし
て、検索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステップ
S348)、リターンする。
【0215】次に、上記図24に示したステップS32
0でローマ字検索モードに設定されリターンした場合、
すなわちジョグダイヤル8が左方向回転操作された場
合、ステップS314の判断処理において、ローマ字検
索モードであると判断される。この場合、ローマ字検索
処理を行う(ステップS315)。
【0216】すなわち、図28に示すように、先ず、ジ
ョグダイヤル8が右方向に回転操作されたか否かを判断
する(ステップS351)。
【0217】ジョグダイヤル8が右方向に回転操作され
たと判断した場合、上記図26に示すように、現在LC
D5にローマ字順の先頭の文字、すなわち「A」で始ま
る名前に対応する短縮メモリ「69」の情報「69:A
LPH 080012−3456」が表示された画面3
Aであるか否かを判断する(ステップS332)。
【0218】現在LCD5に「A」で始まる名前に対応
する短縮メモリ「69」の情報が画面表示されていない
と判断した場合、上記図25に示すように、現在画面表
示されている情報の名前に対して、ローマ字順で前の文
字で始まる名前に対応する短縮メモリを検索する。例え
ば、上記図26に示すように、現在短縮メモリ「20」
の情報「20:BOB 212121−2121」が表
示された画面33Bであった場合には、「A」で始まる
名前に対応する短縮メモリ「69」を検索する。そし
て、LCDドライバ25を制御することにより、検索し
た短縮メモリの情報を画面表示し(ステップS35
3)、リターンする。
【0219】現在LCD5に「A」で始まる名前に対応
する短縮メモリ「69」の情報が画面表示されていると
判断した場合、検索モードをカナ文字検索モードに設定
する(ステップS354)。そして、上記図25に示す
ように、カナ文字順で先頭の文字、すなわち「ア」で始
まる名前に対応する短縮メモリを検索し、その短縮メモ
リの情報を画面表示して(ステップS355)、リター
ンする。したがって、LCD5は、「A」で始まる名前
に対応する短縮メモリ「69」の情報「69:ALPH
080012−3456」が表示された画面33A
ら、「ア」で始まる名前に対応する短縮メモリ「74」
の情報「74:アサヒ タロウ 098100−693
2」が表示された画面33に切り替わる。
【0220】一方、ステップS351の判断処理におい
て、ジョグダイヤル8が右方向に回転操作されていない
と判断した場合、すなわちジョグダイヤル8が続けて左
方向に回転操作されたと判断した場合、現在LCD5に
「Z」で始まる名前に対応する短縮メモリ「25」の情
報「25:ZEBRA 56936761026」が表
示された画面33Zであるか否かを判断する(ステップ
S356)。
【0221】現在LCD5に「Z」で始まる名前に対応
する短縮メモリの情報が画面表示されていると判断した
場合、上記図25に示すように、ローマ字順の先頭の文
字、すなわち「A」で始まる名前に対応する短縮メモリ
を検索し、検索した短縮メモリの情報を画面表示して
(ステップS357)、リターンする。したがって、L
CD5は、上記図26に示すように、「Z」で始まる名
前に対応する短縮メモリ「25」の情報「25:ZEB
RA 56936761026」が表示された画面3あ
Zから、「A」で始まる名前に対応する短縮メモリ「6
9」の情報「69:ALPH 080012−345
6」が表示された画面33Aに切り替わる。
【0222】現在LCD5に「Z」で始まる名前に対応
する短縮メモリの情報が画面表示されていないと判断し
た場合、上記図25に示すように、現在画面表示されて
いる情報の名前に対して、ローマ字順で次の文字で始ま
る名前に対応する短縮メモリを検索する。例えば、上記
図26に示すように、現在短縮メモリ「69」の情報
「69:ALPH 080012−3456」が表示さ
れた画面33Aであった場合には、「B」で始まる名前
に対応する短縮メモリ「20」を検索する。そして、検
索した短縮メモリの情報を画面表示し(ステップS35
9)、リターンする。 上述のように、カナ文字検索モ
ードにおいては、カナ文字順の先頭の文字で始まる名前
に対応する短縮メモリを超えた場合のみ、検索モードを
ローマ字検索モードに切り替え、ローマ字順の先頭の文
字で始まる名前に対応する短縮メモリに移行する。ま
た、ローマ字検索モードにおいては、ローマ字順の先頭
の文字で始まる名前に対応する短縮メモリを超えた場合
のみ、検索モードをカナ文字検索モードに切り替え、カ
ナ文字順の先頭の文字で始まる名前に対応する短縮メモ
リに移行する。すなわち、本実施例では、上述した第3
の実施例と同様に、初期モード時にジョグダイヤル8を
回転操作した方向で検索モードを決定し、その後、初期
モード時を原点としてその原点を通過する毎に検索モー
ドが切り替わるようになされている。また、カナ文字順
の末尾の文字で始まる名前に対応する短縮メモリ、又は
ローマ字順の末尾の文字で始まる名前に対応する短縮メ
モリを超えた場合には、現在の検索モードの先頭に戻る
ようになされている。これにより、初期モード時にジョ
グダイヤル8を回転操作するという1つの動作で、カナ
文字検索とローマ字検索の異なった2種類の情報の検索
を行うことができる。このため、操作性の向上を図るこ
とができる。
【0223】尚、上述した第5の実施例では、第3の実
施例と同様に、初期モード時にジョグダイヤル8を回転
操作した方向で検索モードを決定し、その後、初期モー
ド時を原点としてその原点を通過する毎に検索モードが
切り替わることとしたが、上述した第1の実施例と同様
に、相手先がカナ文字で入力された短縮メモリと、相手
先がローマ字で入力された短縮メモリとをカナ文字順又
はローマ字順で単純に付け足して検索することとしても
よい。或いは、上述した第2の実施例と同様に、初期モ
ード時にジョグダイヤル8を回転操作した方向で検索モ
ードが決定され、一旦検索モードが決定されると検索を
終了しない限り、決定された検索モードは、持続するよ
うにして検索検索することとしてもよい。或いは、上述
した第4の実施例と同様に、ジョグダイヤル8が回転操
作されると、その時点でのモードに関係なく、回転操作
の方向に応じて、直ちにカナ文字検索モード又はローマ
字検索モードに切り替わり、カナ文字検索処理又はロー
マ字検索処理を行うこととしてもよい。
【0224】また、上述した第1〜第5の実施例では、
短縮メモリ検索及びリダイヤル検索、又はカナ文字検索
及びローマ字検索をジョグダイヤル8を回転操作するこ
とにより行うことができることとしたが、メニュー画面
からの操作でも行えることとしてもよい。
【0225】
【発明の効果】本発明に係る検索方法では、ジョグダイ
ヤルを初期状態から正方向に回した場合には、予め登録
された2種類の情報のうちの第1の情報の検索を第1の
順序で行い、上記ジョグダイヤルを初期状態から逆方向
に回した場合には、予め登録された2種類の情報のうち
の第2の情報の検索を第2の順序で行う。また、上記第
1の情報の検索中にジョグダイヤルを逆方向に回した場
合には、第1の情報の先頭までの検索終了後上記第2の
情報の検索を第2の順序で行い、上記第2の情報の検索
中にジョグダイヤルを正方向に回した場合には、第2の
情報の先頭までの検索終了後上記第1の情報の検索を第
2の順序で行う。これにより、初期状態からジョグダイ
ヤルを操作するという1つの動作で、第1の情報と第2
の情報の2種類の情報を同時に検索することができる。
したがって、操作性の向上を図ることができる。
【0226】また、本発明に係る検索方法では、上記第
1の順序及び上記第2の順序は、昇順である。これによ
り、昇順で第1の情報と第2の情報の2種類の情報を同
時に検索することができる。
【0227】また、本発明に係る検索方法では、上記第
1の順序及び上記第2の順序は、降順である。これによ
り、降順で第1の情報と第2の情報の2種類の情報を同
時に検索することができる。
【0228】また、本発明に係る検索方法では、上記第
1の情報は、電話番号を短縮した情報であり、上記第2
の情報は、発信履歴の情報である。これにより、電話番
号を短縮した情報と発信履歴の情報の2種類の情報を同
時に検索することができる。また、本発明に係る検索方
法では、上記第1の順序は、アルファベット順であり、
上記第2の順序は、50音順である。これにより、アル
ファベット順で第1の情報と第2の情報の2種類の情報
を同時に検索することができる。
【0229】本発明に係る検索機能付き電話装置では、
ジョグダイヤルは、正方向及び逆方向に回転操作され
る。検出手段は、上記ジョグダイヤルの回転方向を検出
する。検索手段は、上記検出手段の検出結果に基いて、
上記ジョグダイヤルが初期状態から正方向に回された場
合には、第1の順序で予めメモリに登録された第1の情
報の検索を行い、上記ジョグダイヤルが初期状態から逆
方向に回された場合には、第2の順序で予めメモリに登
録された第2の情報の検索を行い、上記第1の情報の検
索中にジョグダイヤルが逆方向に回された場合には、第
1の情報の先頭までの検索終了後上記第2の情報の検索
を第2の順序で行い、上記第2の情報の検索中にジョグ
ダイヤルが正方向に回された場合には、第2の情報の先
頭までの検索終了後上記第1の情報の検索を第2の順序
で行う。表示手段は、上記検索手段で検索された情報を
表示する。これにより、初期状態からジョグダイヤルを
操作するという1つの動作で、第1の情報と第2の情報
の2種類の情報を同時に検索することができる。したが
って、操作性の向上を図ることができる。
【0230】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
では、上記検索手段は、昇順で第1の情報及び第2の情
報の検索を行う。これにより、昇順で第1の情報と第2
の情報の2種類の情報を同時に検索することができる。
【0231】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
では、上記検索手段は、降順で第1の情報及び第2の情
報の検索を行う。これにより、降順で第1の情報と第2
の情報の2種類の情報を同時に検索することができる。
【0232】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
では、上記検索手段は、第1の順序で電話番号を短縮し
た情報の検索を行い、第2の順序で発信履歴の情報の検
索を行う。これにより、電話番号を短縮した情報と発信
履歴の情報の2種類の情報を同時に検索することができ
る。
【0233】また、本発明に係る検索機能付き電話装置
では、上記検索手段は、アルファベット順で第1の情報
の検索を行い、50音順で第2の情報の検索を行う。こ
れにより、アルファベット順で第1の情報と第2の情報
の2種類の情報を同時に検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る携帯電話装置の全体構成を
示す正面図である。
【図2】上記携帯電話装置の内部に設けられる回路構成
を示すブロック図である。
【図3】ジョグダイヤルの概略機構を示す平面図であ
る。
【図4】ロータリーエンコーダの構成を示す平面図であ
る。
【図5】ロータリーエンコーダからの出力波形を示す信
号波形図である。
【図6】第1の実施例における短縮メモリ検索とリダイ
ヤル検索の同時処理を示すフローチャートである。
【図7】上記短縮メモリ検索とリダイヤル検索の同時処
理において、短縮メモリ及びリダイヤル履歴の検索推移
を説明するための図である。
【図8】上記短縮メモリ検索とリダイヤル検索の同時処
理において、画面状態の推移を説明するための図であ
る。
【図9】上記短縮メモリ検索の処理を示すフローチャー
トである。
【図10】上記リダイヤル検索の処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】第2の実施例における短縮メモリ検索とリダ
イヤル検索の同時処理において、短縮メモリ及びリダイ
ヤル履歴の検索推移を説明するための図である。
【図12】上記短縮メモリ検索とリダイヤル検索の同時
処理において、画面状態の推移を説明するための図であ
る。
【図13】上記短縮メモリ検索の処理を示すフローチャ
ートである。
【図14】上記リダイヤル検索の処理を示すフローチャ
ートである。
【図15】第3の実施例における短縮メモリ検索とリダ
イヤル検索の同時処理において、短縮メモリ及びリダイ
ヤル履歴の検索推移を説明するための図である。
【図16】上記短縮メモリ検索とリダイヤル検索の同時
処理において、画面状態の推移を説明するための図であ
る。
【図17】上記短縮メモリ検索の処理を示すフローチャ
ートである。
【図18】上記リダイヤル検索の処理を示すフローチャ
ートである。
【図19】第4の実施例における短縮メモリ検索とリダ
イヤル検索の同時処理を示すフローチャートである。
【図20】上記短縮メモリ検索とリダイヤル検索の同時
処理において、画面状態の推移を説明するための図であ
る。
【図21】上記短縮メモリ検索とリダイヤル検索の同時
処理において、短縮メモリ及びリダイヤル履歴の検索推
移を説明するための図である。
【図22】上記短縮メモリ検索の処理を示すフローチャ
ートである。
【図23】上記リダイヤル検索の処理を示すフローチャ
ートである。
【図24】第4の実施例におけるカナ文字検索とローマ
字検索の同時処理を示すフローチャートである。
【図25】上記カナ文字検索とローマ字検索の同時処理
において、相手先がカナ文字又はローマ字で入力された
短縮メモリの検索推移を説明するための図である。
【図26】上記カナ文字検索とローマ字検索の同時処理
において、画面状態の推移を説明するための図である。
【図27】上記カナ文字検索の処理を示すフローチャー
トである。
【図28】上記ローマ字検索の処理を示すフローチャー
トである。
【図29】従来の短縮メモリ検索モード設定処理を示す
フローチャートである。
【図30】従来のジョグダイヤルを用いた短縮メモリ検
索及びリダイヤル検索の処理を示すフローチャートであ
る。
【図31】上記短縮メモリ検索の処理において、短縮メ
モリの検索推移を説明するための図である。
【図32】上記短縮メモリ検索の処理において、画面状
態の推移を説明するための図である。
【図33】従来のリダイヤル検索モード設定処理を示す
フローチャートである。
【図34】上記リダイヤル検索の処理において、リダイ
ヤル履歴の検索推移を説明するための図である。
【図35】上記リダイヤル検索の処理において、画面状
態の推移を説明するための図である。
【符号の説明】
1 携帯電話装置 2 装置本体 3 マイク 4 スピーカ 5 液晶ディスプレイ 6 電源ボタン 7 操作入力部 8 ジョグダイヤル 9 アンテナ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 送受信回路部 25 液晶ディスプレイドライバ

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョグダイヤルを正方向及び逆方向に回
    すことにより、予め登録された2種類の情報を検索する
    際の検索方法であり、 上記ジョグダイヤルを初期状態から正方向に回した場合
    には、第1の順序で第1の情報の検索を行い、上記ジョ
    グダイヤルを初期状態から逆方向に回した場合には、第
    2の順序で第2の情報の検索を行い、 上記第1の情報の検索中にジョグダイヤルを逆方向に回
    した場合には、第1の情報の先頭までの検索終了後上記
    第2の情報の検索を第2の順序で行い、上記第2の情報
    の検索中にジョグダイヤルを正方向に回した場合には、
    第2の情報の先頭までの検索終了後上記第1の情報の検
    索を第2の順序で行うことを特徴とする検索方法。
  2. 【請求項2】 上記第1の順序及び上記第2の順序は、
    昇順であることを特徴とする請求項1記載の検索方法。
  3. 【請求項3】 上記第1の順序及び上記第2の順序は、
    降順であることを特徴とする請求項1記載の検索方法。
  4. 【請求項4】 上記第1の情報は、電話番号を短縮した
    情報であり、上記第2の情報は、発信履歴の情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の検索方法。
  5. 【請求項5】 上記第1の順序は、アルファベット順で
    あり、上記第2の順序は、50音順であることを特徴と
    する請求項1記載の検索方法。
  6. 【請求項6】 正方向及び逆方向に回転操作されるジョ
    グダイヤルと、 上記ジョグダイヤルの回転方向を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に基いて予めメモリに登録され
    た2種類の情報を検索する検索手段と、 上記検索手段により検索された情報を表示する表示手段
    とを備え、 上記検索手段は、上記ジョグダイヤルが初期状態から正
    方向に回された場合には、第1の順序で第1の情報の検
    索を行い、上記ジョグダイヤルが初期状態から逆方向に
    回された場合には、第2の順序で第2の情報の検索を行
    い、上記第1の情報の検索中にジョグダイヤルが逆方向
    に回された場合には、第1の情報の先頭までの検索終了
    後上記第2の情報の検索を第2の順序で行い、上記第2
    の情報の検索中にジョグダイヤルが正方向に回された場
    合には、第2の情報の先頭までの検索終了後上記第1の
    情報の検索を第2の順序で行うことを特徴とする検索機
    能付き電話装置。
  7. 【請求項7】 上記第1の順序及び上記第2の順序は、
    昇順であり、 上記検索手段は、昇順で第1の情報及び第2の情報の検
    索を行うことを特徴とする請求項6記載の検索機能付き
    電話装置。
  8. 【請求項8】 上記第1の順序及び上記第2の順序は、
    降順であり、 上記検索手段は、降順で第1の情報及び第2の情報の検
    索を行うことを特徴とする請求項6記載の検索機能付き
    電話装置。
  9. 【請求項9】 上記第1の情報は、電話番号を短縮した
    情報であり、上記第2の情報は、発信履歴の情報であ
    り、 上記検索手段は、第1の順序で電話番号を短縮した情報
    の検索を行い、第2の順序で発信履歴の情報の検索を行
    うことを特徴とする請求項6記載の検索機能付き電話装
    置。
  10. 【請求項10】 上記第1の順序は、アルファベット順
    であり、上記第2の順序は、50音順であり、 上記検索手段は、アルファベット順で第1の情報の検索
    を行い、50音順で第2の情報の検索を行うことを特徴
    とする請求項6記載の検索機能付き電話装置。
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