JPH0879366A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH0879366A
JPH0879366A JP23240794A JP23240794A JPH0879366A JP H0879366 A JPH0879366 A JP H0879366A JP 23240794 A JP23240794 A JP 23240794A JP 23240794 A JP23240794 A JP 23240794A JP H0879366 A JPH0879366 A JP H0879366A
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JP23240794A
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English (en)
Inventor
Toshiro Terauchi
俊郎 寺内
Fukuji Sudo
福治 須藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は通信端末装置において、小型軽量化を
一段と向上させる。 【構成】表示画面上では表示画面の移動を指示するのに
用いる操作を通話中における受話音量の増減を指示する
操作に用いることができるようにする。これにより受話
音量の調整キーをなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図29) 作用 実施例 (1)全体構成 (1−1)装置本体(図1〜図5) (1−2)操作キー(図6〜図12) (2)発呼/編集(図13) (2−1)発呼 (2−1−1)電話帳リスト画面からの発呼(図13〜
図18) (2−1−2)リダイヤルリスト画面からの発呼(図1
3及び図14) (2−1−3)電話番号の入力による発呼(図13及び
図14) (2−1−4)短縮ダイヤルによる発呼(図13及び図
14) (2−1−5)登録/編集(図19〜図21) (3)メニユー画面 (3−1)項目内容(図22〜図26) (3−2)スクロール機能(図27及び図28) (4)他の実施例(図29) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は通信端末装置に関し、例
えば携帯電話装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】今日、世界各国において携帯電話システ
ムが実用化され運用されている。そしてこれらシステム
を用いた多様なサービスを実現するため通信端末装置の
多機能化が急速に進められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが新たな機能ご
とに新たな操作キーを付加したのでは装置本体に配置さ
れる操作キーの数が増大するため装置の小型化が難し
く、操作性もかえつて悪くなるおそれがある。本発明は
以上の点を考慮してなさえたもので、多くの機能を簡単
に利用することができる操作性に優れた通信端末装置を
提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数の項目と、これらのうち現在
どの項目が選択されているかを明示するカーソル(K)
とを表示する表示手段(5)を備える通信端末装置にお
いて、所定操作による所定キー(6J)の物理的な移動
方向を検知し、当該移動方向に応じて任意の項目を表示
し、選択し、又は確定する入力手段(6)と、通話中
に、表示画面上でのカーソル(K)の移動を指示する操
作がなされたとき受話音量の増減を指示する制御手段
(7)とを設けるようにする。
【0006】
【作用】表示画面上では表示画面の移動を指示するのに
用いる操作を通話中における受話音量の増減を指示する
操作に用いるようにしたことにより、操作キーの数を増
やさなくて済む。
【0007】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0008】(1)全体構成 (1−1)装置本体 まず図1及び図2を用いて携帯電話装置1の全体構成及
び回路構成を説明する。この携帯電話装置1は装置本体
2とその側面に回動(開閉)自在に取り付けられたアー
ムマイク3とで構成されている。従つて使用時以外はア
ームマイク3を閉じることにより携帯電話装置1の大き
さを一段と小型化できるようになされている。
【0009】このアームマイク3には開閉動作に連動し
てオンフツク又はオフフツクを制御する機能の他、閉状
態のとき特定キー以外の操作を無効とする機能(以下、
キーロツク機能という)が設けられている。因にこのキ
ーロツク状態はアームマイク3を開くことで解除できる
ようになされている。これにより誤動作による誤発信や
誤着信を防ぐことができるようになされている。
【0010】一方、装置本体2には各種の操作キー及び
処理回路が設けられている。ここで装置本体2の表面に
はアームマイク3と対をなすスピーカ4の他、液晶デイ
スプレイ5及び各種の機能が割り当てられた複数の操作
キー6が設けられ、その内部にはこれらを入出力装置と
するCPU7が内蔵されている。CPU7は液晶デイス
プレイドライバ5Aを介して液晶デイスプレイ5を制御
し、操作キー6から入力された指示に応じた情報を適切
な大きさのフオントで表示するようになされている。
【0011】ここでCPU7はROM8に記憶されてい
るプログラムやRAM9に読み込んだデータに基づいて
動作する。またCPU7は送受信回路部10を制御し、
これに接続されたアンテナ11を介して他の通信端末と
の間で情報を送受するようになされている。因にCPU
7にはカードソケツト13が接続されており、これに挿
入された加入者IDカード12(実施例の場合、SIM
(Subscriber Identity Module)カード12)から加入
者に関する一切の管理情報を読み出して制御に用いるよ
うになされている。
【0012】因にこの実施例で用いられる液晶デイスプ
レイ5の表示面には縦横に32ドツト×97ドツトの画
素がマトリクス状に配列されており、これらに2種類の
フオントで情報を表示できるようになされている。1つ
は図3に示すように1文字を縦5ドツト×横7ドツトで
表示する小フオントであり、1つは図4に示すように1
文字を縦15ドツト×横8ドツトで表示する大フオント
である。従つて小フオントを用いれば縦4文字、横16
文字の文字を表示することができ、大フオントを用いれ
ば縦2文字、横10文字の文字を表示することができる
ようになされている。
【0013】ここで大フオントは原則としてユーザが入
力する文字を表示するのに用いられ、小フオントは装置
側のメツセージ等を表示するのに用いられるようになさ
れている。ただしユーザが入力する文字数が所定の文字
数(20文字)を越える場合にはフオントサイズは大フ
オントから小フオントに切り替えられるようになされて
いる。
【0014】表示例を図5に示す。まず入力文字数が1
0文字以下の間は上段に表示されている小フオントのメ
ツセージ「input dial No 」の下段にユーザが入力した
文字が大フオントで次々に表示される。そして入力文字
数が10文字を越えると、それまでメツセージが表示さ
れていた上段にメツセージに代えて最初の10文字が大
フオントで表示され、下段に11文字以降の文字が大フ
オントで表示される。やがて入力文字数が20文字に達
し、これを越えると、全ての入力文字が小フオントで表
示されるといつた具合である。
【0015】このようにフオントの切替機能が設けられ
ていることにより入力文字数が少ない間は大きな文字で
入力内容を確認しながら入力でき、誤入力を減らすこと
ができるようになされている。また文字数が多い場合に
も同一項目についての入力情報を1画面上で確認できる
ことにより入力内容の把握が容易になるようになされて
いる。
【0016】(1−2)操作キー 続いて装置本体2に設けられている操作キー6について
説明する。この実施例の場合、操作キー6は次の10個
のキーでなる。電源キー6A、「0」〜「9」の数字キ
ー6B、「#」キー6C、「*」キー6D、センドキー
6E、エンドキー6F、メニユーキー6G、クリアキー
6H、録音キー6I及びジヨグダイアル6Jの10個で
ある。このうち6A〜6Hの8個の操作キーは装置本体
2の前面に配置されており、残る2個の操作キー6I及
び6Jは装置本体2の側面に配置されている。
【0017】各操作キーに割り当てられている主な機能
は次の通りである。電源キー6Aは装置本体2の内部回
路に電源を投入するのに用いられるキーであり、1度目
の押下操作で電源が投入され、2度目の押下操作で電源
の供給を切るようになされている。ただし電源キー6A
によつて電源が投入された後も30秒間に亘つてユーザ
からパーソナルアイデンテテイ番号(PIN:Personal
ID number)が入力されなかつた場合には、CPU7が
これを検知して自動的に電源を切るようになされてい
る。これにより誤動作によつて電源が入つたままの状態
にならないようになされている。
【0018】次に10個の数字キー6Bについて説明す
る。これら10個の数字キー6Bは数字の入力や選択の
他、アルフアベツトの入力に用いられる。この実施例の
場合、「0」及び「1」キーを除く8つの数字キー
「2」〜「9」に複数のアルフアベツトがそれぞれ割り
当てられており、これらによつてアルフアベツトを入力
できるようになされている。例えば「2」には「a」〜
「c」、「3」には「d」〜「f」が割り当てられ、他
のキーにも同様にアルフアベツトが割り当てられてい
る。
【0019】アルフアベツトを入力する際には同じキー
を1回押すことで1番目の文字を入力でき、2回押すこ
とで2番面の文字を入力でき、3回押すことで3番目の
文字を順送りに入力できるようになされている。またこ
の数字キー6Bは表示項目の選択に用いることができる
他、電話帳リスト表示画面で所定時間(1秒間)押し続
けることにより数字に対応する相手先への発呼開始を指
示できる(いわゆる短縮ダイヤル機能を実現できる)よ
うになされている。
【0020】センドキー6Eは電話帳リスト表示画面で
選択された相手先への発呼開始を指示するのに用いられ
る他、過去のダイヤル履歴を呼び出すのに用いられる。
エンドキー6Fは通話の終了を指示するのに用いられ
る。因に通話の終了はアームマイク3を閉じることによ
つても指示できる。
【0021】メニユーキー6Gは液晶デイスプレイ5に
表示される画面を初期画面とメニユー画面との間で切り
換えるのに用いられるキーである。例えば図6(A)に
示す画面を初期画面とすると、初期画面でメニユーキー
6Gが押されると、図6(B)に示すようなメニユー画
面の1画面に表示が切り替えることができ、さらに後述
するスクロール機能により1画面づつ頁をめくるように
例えば図6(C)に示すような画面に切り換えることが
できる。これに対してメニユー画面が表示されている状
態でこのメニユーキー6Gを押せば、どの画面にあつて
も直ちに初期画面に戻れるようになされている。因にク
リアキー6Hを用いれば、図7に示すように1画面づつ
頁をめくるように前画面に戻ることができる。
【0022】またメニユーキー6Gにはキーロツク状態
を解除できる唯一の操作キーとしての機能が割り当てら
れている。すなわち図8に示すようにアームマイク3を
閉じた状態であつてもメニユーキー6Gを押せばキーロ
ツク状態を脱してキーアクテイブ状態に移行することが
できるようになされている。これに対してアームマイク
3が閉じられており、かつメニユー画面が表示されてい
る状態でメニユーキー6Gが押された場合にはキーロツ
ク状態に戻すことができるようになされている。
【0023】因にメニユー画面で30秒間に亘つてユー
ザからなんら操作がなかつた場合には、CPU7がこれ
を検知した後に自動的にメニユー画面を閉じて初期画面
に戻るような機能が設けられている。このときアームマ
イク3が閉じている場合にはこの状態からキーロツク状
態に戻るようになされている。これにより誤動作を防止
できる。
【0024】録音キー6Iは通話中の会話の録音とその
再生を制御するのに用いられるキーであり、装置本体2
を保持した手でそのまま操作できるように、装置本体2
の上面のうちアームマイク3と反対側に取り付けられて
いる。
【0025】最後に10個の操作キーのうち中心的な機
能を有するジヨグダイヤル6Jについて説明する。ジヨ
グダイヤル6Jは装置本体2の側面のうちアームマイク
3の反対側上部であつてスピーカ4の近傍位置に設けら
れており、録音キー6Iと同様保持した手でそのまま操
作できるようになされている。
【0026】このジヨグダイヤル6Jは円周方向及び半
径方向についてそれぞれ独立に操作できるようになされ
てたもので、図9に示すように、回転軸Oを中心とする
円周方向(矢印A及びB)に回動する円板状の部材(ロ
ータリーエンコーダを構成する)と、半径方向(矢印C
及びD)にスライドし得るスライド板(図示せず)及び
スライドスイツチSWとによつて構成されている。ここ
でスライド板及びスライドスイツチSWはC方向に付勢
されている。
【0027】因に回転軸Oはスライド板に対して固定さ
れており、ジヨグダイヤルが矢印Dの方向に押された場
合にはロータリーエンコーダがスライド板と一体にスラ
イドされてスイツチSWを押し下げ、オン状態に制御で
きるようになされている。CPU7はこのスイツチSW
のオンオフ状態を検出することによつてジヨグダイヤル
6Jがクリツクされたか否かを判別している。
【0028】因にスライド板と一体にスライドされるロ
ータリーエンコーダは図10に示すように2枚の円板6
J1及び6J2によつて構成されている。このうち円板
6J1は円板6J2の上面に積層された可動部材であ
り、スライド板に固定された円板6J2に対して相対的
に回動し得るように取り付けられている。ここで可動側
の円板6J1には1組の対向電極6J21が設けられて
いる。この対向電極6J21は組み立てたとき、円板6
J2の円周に沿つて設けられた20組の対向電極6J2
2と摺接し得るようになされている。因に固定側の円板
6J2に設けられた対向電極6J22は内周側と外周側
とで位置がわずかづつずれて形成されている。
【0029】従つてジヨグダイヤルをAの方向に回すと
対向電極から出力される電位は図11(A)に示すよう
に内周側の電位が先に接地電位に立ち下がるのに対し、
Bの方向に回すと図11(B)に示すように外周側の電
位が先に接地電位に立ち下がり、内周側の電位と外周側
の電位のいずれが先に立ち下がるかを検出することによ
りジヨグダイヤルの回動方向を検出することができるよ
うになされている。またジヨグダイヤルの回転量は外周
側の電極から出力されるパルスの数をカウントすること
により検出することができる。
【0030】続いてジヨグダイヤル6Jを用いた代表的
な操作例を説明する。まず液晶デイスプレイ5上にリス
ト画面が表示されている場合、ジヨグダイヤル6Jを円
周方向にアツプ又はダウン操作することにより液晶デイ
スプレイ5上に表示されるカーソルKを上下方向に移動
でき、表示項目のうちの1つを選択できるようになされ
ている。因にこの状態でジヨグダイヤル6Jを半径方向
に押せば(以下、クリツクという)、カーソルKの位置
する項目に関する詳細情報の読み出しをCPU7に指示
できるようになされている。
【0031】また電話帳リストが表示されている場合、
ジヨグダイヤル6Jを所定時間の間押し続けることによ
つて発呼開始を指示できる。因に通話中にジヨグダイヤ
ル6Jを円周方向への回動操作することによつてボリユ
ーム(受話音量)の大きさを調整することができるよう
になされている。また通話中にジヨグダイヤル6Jをク
リツクすることによつてミユートできるようになされて
いる。ジヨグダイヤル6Jの発呼時における代表的な使
用例をフローチヤートにまとめると図12に示すように
なる。
【0032】すなわち電話帳やリダイヤル画面等のリス
ト画面が表示されている状態でジヨグダイヤル6Jをク
リツクすることによつて選択した項目の詳細情報を画面
上に表示でき、この状態でジヨグダイヤル6Jを所定時
間クリツクし続けると、カーソル位置に表示された相手
先に自動的に発呼を開始することができるようになされ
ている。これに対してジヨグダイヤル6Jを回動操作し
てカーソルKをアツプ操作又はダウン操作すれば元のリ
スト画面に戻ることができるようになされている。
【0033】(2)発呼/編集 (2−1)発呼 この項では携帯電話装置1に用意されている様々な発信
方法を説明する。この携帯電話装置1には図13及び図
14に示すように5通りの発信方法が用意されている。
これらは電話帳リストを用いた発信方法、リダイヤル機
能を用いた発信方法、電話番号を直接入力する発信方
法、短縮ダイヤル機能を用いた発信方法に分類すること
ができる。まず電話帳リスト画面からの発信方法につい
て説明する。
【0034】(2−1−1)電話帳リスト画面からの発
呼 アームマイク3を開いた状態、又は外部マイクが装置本
体2に接続された状態、又はハンズフリーキツトが装置
本体2に接続された状態のいづれかの状態でジヨグダイ
ヤル6Jをクリツクすると、液晶デイスプレイ5上の表
示は図15(A)の初期画面から図15(B)に示す電
話帳リスト画面に切り替わる。
【0035】ここで電話帳リストは、図16に示すよう
に、「1」から「9」のアドレス番号と登録された使用
頻度の高い相手先とが組として表示される使用頻度別表
示欄と、登録されている相手先を全て降順(例えばAB
C……順)に表示する降順表示欄(すでに「1」から
「9」のアドレス番号に登録されているものを含む)と
でなる。
【0036】さて電話帳リストに切り替わつた直後にお
けるカーソルKの位置は液晶デイスプレイ5に表示され
る表示項目の1番上、すなわちアドレス番号「1」に位
置している。この状態でジヨグダイヤル6Jを下向きに
回転させればカーソルKを「2」、「3」……と順に移
動させることができ、その反対に上向きに回転させれば
降順表示欄の一番下から逆向き、すなわちZYX……の
順にカーソルKを移動させることができる。
【0037】因にカーソルKの移動による相手先の選択
方法にはジヨグダイヤル6Jによる操作の他、アドレス
番号の入力による選択方法やアルフアベツトの入力によ
る選択方法がある。例えば相手先の電話番号がすでに
「1」〜「9」キーのいずれかのアドレス番号に登録さ
れており、かつそのアドレス番号が分かつている場合に
はその番号のキーを押せばカーソルKを一足飛びに移動
させることができる。図17がその一例である。
【0038】またリスト画面がアルフアベツト順の表示
画面の場合には、「1」〜「9」の数字キーによつて対
応するアルフアベツトへカーソルKを移動させることが
できる。例えば「2」を押せば「a」にカーソルKを移
動させることができ、また「3」を押せば「d」にカー
ソルKを移動させることができる。因に「d」から始ま
る名前がない場合には「e」から始まる名前にカーソル
Kを移動させて表示し、さらに「e」から始まる名前が
ない場合にはそれ以降に存在する名前であつて最も近い
名前にカーソルKを移動させて表示させるようになされ
ている。
【0039】ここでは図15(C)に示すように、アド
レス番号「5」に登録されている「Jack」の位置に
カーソルKを移動させるたものとして、続く発呼手順を
説明する。この状態からの発呼手順には複数の方法があ
る。ここではジヨグダイヤル6Jを用いる方法を説明す
る。この状態でジヨグダイヤル6Jをクリツクすると、
表示画面は図15(D)に示すように詳細情報表示欄に
切り替わる。そしてこの状態でジヨグダイヤルを1秒間
クリツクし続けると、発呼が開始される。このとき液晶
デイスプレイ面は図15(E)に示すように点滅する。
【0040】因に図15(D)のように詳細情報が表示
された状態で発呼先を変更したい場合にはジヨグダイヤ
ル6Jを上方向又は下方向に回転操作すれば良い。例え
ば図18(B)の表示画面でジヨグダイヤル6Jを上側
に回転操作すると、表示画面は詳細情報の画面から1つ
上の階層に属するリスト画面に戻すことができる。ただ
しカーソルKの位置は詳細情報が表示されていた相手先
に対して1項目上の項目に移動する。すなわち図18
(C)に示すように、カーソルKはアドレス番号「5」
の「Ellis」に代えてアドレス番号「4」の「Jo
hn」の上に移動する。
【0041】因に図15(D)のように詳細情報が表示
された状態のまま所定時間(30秒)に亘つてなんらの
操作がない場合には、発呼されないものとして電話帳リ
ストを閉じて図15(A)に示す初期画面に戻る機能も
設けられている。これにより詳細表示画面のまま携帯電
話装置1を鞄等に入れて持ち運ぶような場合にたまたま
発呼を開始し得るキーが押下されることがあつても誤発
信しないようになされている。因にこの機能はリスト画
面が表示されている場合にも同様に機能する。
【0042】なお電話帳リスト画面からの発呼を開始す
る方法にはこれらの他、図15(D)に示す表示画面に
おいてセンドキー6Eを押す発呼方法もある。これらは
相手先の詳細情報を表示させた後に発呼を開始する方法
であるが、この携帯電話装置1にはリスト画面から直接
発呼を開始する機能も設けられている。例えば図15
(C)に示す表示画面の状態でセンドキー6Eを押せば
カーソルKの位置する通信先に直ち発呼を開始すること
ができる。同様に通信先に対応する数字キーを1秒間押
し続けることによつても直ちに発呼を開始させることが
でる。
【0043】(2−1−2)リダイヤルリスト画面から
の発呼 続いて図13(G)〜図13(J)にリダイヤルリスト
画面からの発信操作を説明する。このリダイヤルリスト
画面は初期画面の状態でセンドキー6Eを押すと開くこ
とができる。すなわち図13(A)の画面でセンドキー
6Eを押すと、過去の発呼先である相手先名(電話帳リ
ストから発呼した場合)や電話番号(電話番号を直接手
入力した場合)が図13(G)に示すように表示される
ことになる。この状態から発呼先の選択する操作や発呼
するときの操作は電話帳リストから発呼する場合と同様
である。
【0044】因に図13(G)のリストが表示された状
態のまま所定時間(30秒)に亘つてなんらの操作がな
い場合には、発呼しないものとして電話帳リストを閉じ
て図13(A)に示す初期画面に戻る機能も設けられて
いる。これにより詳細表示画面のまま携帯電話装置1を
鞄等に入れて持ち運ぶような場合にたまたま発呼を開始
し得るキー入力があつた場合にも誤発信されないように
なされている。
【0045】またこの携帯電話装置1には通信先に対し
て前回どれくらいの間通話したかの情報や今回の通話時
間を表示する機能が設けられている。例えば図13
(H)に示すように前回の通話時間を「4:25」として表
示し、また図13(J)に示すように今回の通話時間を
「0:00:55 」として表示している。
【0046】(2−1−3)電話番号の入力による発呼 この場合には図13(A)の初期画面の段階で相手先の
電話番号をそのまま入力すれば良い。すると表示画面は
図13(A)の状態から図13(K)の状態に移り、ユ
ーザが入力した電話番号が大フオントで表示されること
になる。この番号で良ければ、センドキー6Eの押操作
によつて図14(L)の画面のように画面の点滅が開始
し始め、相手先への発呼が開始される。
【0047】(2−1−4)短縮ダイヤルによる発呼 この発信方法には2種類の発信方法が用意されている。
一方は数字キー6Bを所定時間の間押し続けることによ
る発信方法であり、他方は数字キー6Bと「#」キーを
用いる発信方法である。
【0048】まず数字キー6Bだけを用いる場合(図1
4(O)〜図14(P))について説明する。ユーザは
表示画面が図13(A)の状態で発信しようとする相手
先のアドレス番号に対応する数字キー6Bを例えば1秒
間押し続ける。このようにすると液晶デイスプレイ5に
表示される画面は直ちに詳細表示画面に切り替わつてそ
のまま発呼が開始される。
【0049】次に数字キー6Bと「#」キー6Dを用い
る場合(図13(Q)〜図14(S))について説明す
る。ユーザは図13(A)に示す表示画面で発信しよう
とする相手先のアドレス番号に対応する数字キー6Bを
押した後、「#」キー6Dを押すことにより詳細表示画
面に画面を切り替える。そしてこの状態でセンドキー6
Eを押すことによつて発呼を開始するようになされてい
る。
【0050】(2−1−5)登録/編集 次にこれら電話帳リストに電話番号等を登録する方法及
び編集方法を説明する。まずメニユーキー6Gを押して
メニユー画面を開き、この画面上で「Telbookedit」を
選択することにより電話番号等を登録できる状態にす
る。ここからの登録方法には2通りある。まず1つ目は
「新規登録」の項を指定して新たな電話番号を入力する
方法である。ユーザは新たに発信先を登録したい場合、
ジヨグダイヤル6Jを操作してカーソルKを「新規登
録」の項に移動させ、その状態でジヨグダイヤル6Jを
クリツクする(図19(B))。
【0051】すると表示画面は図19(C)に切り替わ
り、名前の入力を促す文字が表示される。この状態でユ
ーザが数字キー6Bを操作すると入力された文字が大フ
オントのアルフアベツトで表示されるようになる。ここ
で入力した文字を登録して良ければユーザはジヨグダイ
ヤル6Jをクリツクし、続く電話番号の登録画面に移
る。そして入力した電話番号を登録して良ければ再度ジ
ヨグダイヤル6Jをクリツクすれば良い。すると新たに
入力された名前等が図19(D)に示すように電話帳リ
ストの空きエリアに登録される。
【0052】もう1つの方法は未登録のアドレス番号を
選択して名前を登録する方法である。この場合、図20
(A)及び(B)に示すように、カーソルKを未登録ア
ドレス番号に移動させる。この例の場合は「7」であ
る。この状態でジヨグダイヤル6Jをクリツクすると、
液晶デイスプレイ5上には名前の入力を促す文字が表示
される。
【0053】この後は、先に説明した登録手順と同様に
対応する数字キー6Bを操作することによつて相手先名
を入力し、正しければジヨグダイヤル6Jをクリツクし
て登録する。続いて図20(D)のように画面上に表示
される指示に従い電話番号を入力し、同じくジヨグダイ
ヤル6Jをクリツクすると、入力された電話番号を登録
することができる。これらが電話帳リストの登録手順で
ある。
【0054】一方、編集時には図21(A)及び(B)
に示すように編集しようとする名前の上にカーソルKを
移動させてジヨグダイヤル6Jをクリツクすれば良い。
このように既に登録済みの項目が選択されたときには編
集モードに入るようになされている。編集モードに入る
と画面上には編集しようとする相手先名と編集内容(変
更(edit)、削除(delete)、入れ替え(swap))が表
示される。ユーザはここでジヨグダイヤル6Jを操作す
ることにより編集内容を選択する。
【0055】例えば削除が選択された場合、表示画面は
図21(D)のように登録内容を消去して良いか否かを
再度確認する画面となる。このとき「Yes 」が選択され
ると消去動作が実行される。これに対して入れ替えが選
択された場合、表示画面は図21(F)に切り替わり、
どのアドレス番号の登録内容と入れ換えるかの入力を促
す表示画面となる。ここで入れ換えるアドレス番号が入
力されてジヨグダイヤル6Jがクリツクされると、入れ
替え動作が実行され、入れ替え後の登録内容が図21
(G)のように表示される。この例は「8」と「6」と
を入れ換える場合である。
【0056】また変更が選択された場合、相手先名及び
電話番号のいずれについても変更できるよう各項目につ
いての変更を受け付ける画面が図21(H)及び(I)
に示すように順次表示されている。この状態でジヨグダ
イヤル6Jをクリツクして変更内容を確定すると、表示
画面は図21(J)に切り替わる。
【0057】(3)メニユー画面 (3−1)項目内容 最後にメニユーキー6Gが押下されたときに表示される
メニユー画面について説明する。メニユー画面は階層的
に構成されており、ジヨグダイヤル6Jのクリツク操作
によつて下位の階層(サブメニユー画面)に降りること
ができるようになされている。ここで図22は携帯電話
装置1に用意されている最上位階層のメニユー画面W1
〜W10を示し、図23〜図26はその下位階層に属す
るサブメニユー画面を示している。
【0058】まず第1のメニユー画面W1は「電話帳
(Telbook )」の編集用および「モード(mode)」の設
定用である。「電話帳」の項を選択することによつて新
たな電話番号等を登録したり登録内容を編集できるよう
になされている。一方、「モード」の項を選択すると図
23(A)に示すメニユー画面に表示が切り替わり、使
用環境に適した設定条件を選択できるようになされてい
る。この例の場合、選択できる使用環境は「ノーマルモ
ード」、「ポケツトモード」、「サイレントモード」、
「ドライビングモード」の4つである。
【0059】例えばポケツトモードを選択すると、呼出
音を最大にでき(リンガオン)、かつキーロツク機能を
能動状態にすることができる。これにより呼出音が聞こ
え難い状況下で使用する場合にも呼出音を確実に聞き取
ることができ、また操作と無関係なキー入力を受け付け
ないようにすることができる。
【0060】またサイレントモードを選択すると、呼出
音を聞こえないようにでき(リンガオフ)、その代わり
に液晶デイスプレイ5を点滅させて着呼を知らせるよう
にできる。これにより電車等に乗つている場合にも周囲
の人に迷惑をかけずに着呼を知ることができる。またこ
のモード時には無応答時に回線を自動的に切る機能が設
定される。またドライビングモードを選択すると、着呼
時に自動的に通話を開始することができる。
【0061】第2のメニユー画面W2は「シヨートメツ
セージ機能(SMS)」の設定用である。このメニユー
画面には「消去(Delete)」、「送信(Make Send
)」、「読み込み(Read)」の3つの項が表示され
る。ここで「送信」を選択すれば、さらに下位のメニユ
ー画面において、送信する文章を新規に作成するか、パ
ターン文章を使用するか、以前送信した文章でストアし
ているものを利用するか、又は以前受信した文章でスト
アしているものを利用するかを選択することができる。
これに対して「読み込み」を選択すれば、同様に下位の
メニユー画面において、読み込んだ内容をストアする
か、消去するか、電話でリプライするか、シヨートメツ
セージをリプライするか選択できる。
【0062】第3のメニユー画面W3は「時間機能(Ti
me)」の設定用である。このメニユー画面によつて「設
定(set )」、「アラーム(alarm )」、「スリープ
(sleep )」、「ウエイクアツプ(wake up )」をおの
おの選択することによつて現在時刻の設定やアラームを
鳴らす時間及びオン/オフの設定等をそれぞれ設定でき
るようになされている。
【0063】第4のメニユー画面W4は「パブリツク・
ランデイツト・モービル・ネツトワーク(PLMN)機
能」の設定用である。このメニユー画面では「選択モー
ド(Sel mode)」と「サーチ(Search)」の項が表示さ
れる。前者はネツトワークをマニユアル設定とするか自
動設定とするかの選択に用いられ、また後者は現在使用
できるネツトワークの自動検索して表示する機能であ
る。
【0064】第5のメニユー画面W5は「パーソナルI
Dナンバー(PIN)機能」の設定用である。このメニ
ユー画面では「コントロール(control )」と「チエン
ジ(change)」の項が表示される。前者によつてIDナ
ンバーの入力を使用時の必須条件とするか否かを設定で
きる。これにより特定の人しか使用できないようにする
か否かを設定できる。また後者によつてIDナンバーを
変更できるようになされている。
【0065】第6のメニユー画面W6は「転送(Forwar
d)機能」の設定用である。このメニユー画面では「問
い合わせ(Intrro)」、「解除(Erase)」、「設定(R
egist)」の項が表示される。最初の項の「問い合わ
せ」は転送サービスをネツトワーク側に問い合わせる機
能であり、「解除」と「設定」はそれぞれ転送先等の解
除と設定に用いられる。
【0066】第7のメニユー画面W7は「発信(BarOu
t)機能」の設定用である。このメニユー画面では「自
PLMN外の国際呼の制限(BOIC-exHC:Barring of Out
goingInternational Calls except those directed to
the HPLMN Coutry )」、「国際呼の制限(BOIC:Barrin
g of Outgoing International Calls)」、「発信制限
(BAOC:Barring of All Outgoing Calls)」の項が表示
される。各項目の選択により発信機能が設定される。第
8のメニユー画面W8は「着信(BarCome )機能」の設
定用である。このメニユー画面では「自PLMN外でロ
ーミング時の着信制限」、「着信制限(BAIC)」の項が
表示される。やはり各項目の選択により着信機能を設定
できる。
【0067】第9のメニユー画面W9は「課金(Charg
e)情報」の設定用である。このメニユー画面では「リ
セツト(Reset )」と「チエツク(Check )」の項が表
示される。例えば前者は課金情報のリセツト用であり、
また後者は総料金を表示する機能である。
【0068】第10のメニユー画面W10は「設定用リ
スト(Setting List)」画面であり、図24に示す各種
項目について設定できるようになされている。因にこの
メニユー画面の次の画面を指示すると、第1のメニユー
画面W1に戻るようになされている。
【0069】この設定用リストの下位には5個のサブメ
ニユー画面が用意されているため順に説明する。まず第
1のサブメニユー画面SW1には「Call ID PRESENT
」、「Language select 」、「ANY KEY ANSWER」、「1
Min BEEP」の4つの項目が表示される。ここで「Call
ID PRESENT 」は相手先に自己の電話番号を伝送する機
能の設定用であり、また「ANY KEY ANSWER」は着信時に
どのキーを押しても通話できる機能の設定用である。さ
らに「1 Min BEEP」は通話1分ごとにビープ音を出して
時間の経過を知らせる機能の設定用である。
【0070】第2のサブメニユー画面SW2には「呼出
音選択(Ringer Select )」、「低信号レベル警告(Lo
wSignal Warn)機能」、「低バツテリー警告(LowBatte
ry Warn )機能」、「呼出音量(Ringer Volume )機
能」の4つが表示される。ここで「呼出音選択」は図2
5に示すように3つの呼び出し音の中から1つの呼び出
し音を選択する機能であり、また「呼出音量機能」は図
26に示すように3段階の音量の中から適切な音量を設
定するのに用いる機能である。
【0071】第3のサブメニユー画面SW3には輝度の
設定に用いられる「LCD Density 」、パーソナルIDナ
ンバーの変更に用いられる「Change PIN2 」、背景ノイ
ズが多いとき音声を自動的に大きくする「AutoVolume C
TRL 」、「Noise Reduction」の4つの項が表示され
る。
【0072】第4のサブメニユー画面SW4には液晶デ
イスプレイ5に時刻を表示するか否かを設定するのに用
いる「Clock Display 」、サービスセンタのアドレス変
更に用いられる「SMS ServCenter」、メツセージが相手
方に付いたか否かを表示するかどうかを設定する「SMS
Enquiry 」、シヨートメツセージをフアツクスに送るか
どうかを設定する「SMS Telmatic」の4つの項目が表示
される。
【0073】第5のサブメニユー画面SW5にはシヨー
トメツセージに重要度に応じて重みを付けるための「SM
S Class 」、付加サービス内における発着信を規制する
パスワードの変更に用いられる「Chage Password」、上
限を越える発着を制限する機能の設定に用いる「Charge
ACMM 」の3つの項目が表示される。
【0074】(3−2)スクロール機能 続いて同階層に属する複数枚のメニユー画面又はサブメ
ニユー画面を高速に頁めくりするため携帯電話装置1に
採用されているスクロール機能を図27及び図28を用
いて説明する。
【0075】このスクロール機能はカーソルKが各頁の
1番上の項目に位置しているときにカーソルKのアツプ
が指示されるとき、1つ前の頁に表示が切り替わると共
に、表示される項目のうち1番上の項目にカーソルKを
移動させることができる機能であり、またカーソルKが
各頁の1番下の項目に位置しているときにカーソルKの
ダウンが指示されると、次の頁に表示が切り替わると共
に、表示される項目のうち1番下にカーソルKを移動さ
せることができる機能である。これにより遠く離れたメ
ニユー画面に表示されている項目を選択する場合にも、
すばやくカーソルKを移動できるようになされている。
【0076】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、カーソルKの移動と項目
の確定に用いる入力装置として回転機構及びクリツク機
構を有するジヨグダイヤル6Jを用いる場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、カーソルKの移動を入
力する操作方向と選択された項目の確定する操作方向と
が異なる入力装置であれば他の構造の入力装置に広く適
用し得る。
【0077】例えば回転角が所定角度に制限されたいわ
ゆるジヨグシヤトルを用いても良い。またクリツク機構
付きのトラツクボールやジヨイステイツクを用いても良
い。またクリツク機構付きのスライドスイツチを用いて
も良い。これらを用いても上述の実施例の場合と同様、
操作キー数の少ない携帯性に優れた通信端末装置を実現
することができる。
【0078】また上述の実施例においては、可動マイク
3を装置本体2に装着して用いる場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、マイク固定式の携帯電話装
置に広く適用し得る。さらに上述の実施例においては、
ジヨグダイヤル6Jのアツプダウン操作をカーソルKの
上下移動に用いる場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、ジヨグダイヤル6Jのアツプダウン操作をカ
ーソルKの左右方向への移動に用いても良い。
【0079】さらに上述の実施例においては、電話帳の
詳細情報が表示されている画面でジヨグダイヤル6Jが
アツプ操作された場合には、表示画面を上位階層のメニ
ユー画面、すなわち相手先名のリスト画面に切り替え、
かつカーソルを詳細情報が表示されていた相手先の上に
表示されている欄に移動させる場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、図29に示すようにアツプ操作
された場合には1つ上の項目の詳細情報を表示し、また
ダウン操作された場合には1つ下の項目の詳細情報を表
示するようにしても良い。この場合、リスト画面に戻る
にはクリアキー6Hを用いれば良い。
【0080】さらに上述の実施例においては、電話帳リ
ストに相手先名をアルフアベツトで入力する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、片仮名で入力でき
るようにしても良い。さらに上述の実施例においては、
使用頻度の高い相手先名を表示する登録欄から相手先名
をアルフアベツトの降順に表示する降順表示欄への切換
にはジヨグダイヤル6Jを用いる場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、専用の操作キーや既存の操
作キー(例えば「#」キー)を兼用して表示を切り替え
るようにしても良い。
【0081】さらに上述の実施例においては、液晶デイ
スプレイ5上に表示される文字や数字を2種類のフオン
トを用いて表示する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、大フオント及び小フオントの2種類の他に
中間的なフオントを用意しても良い。
【0082】さらに上述の実施例においては、加入者に
関する一切の管理情報を記憶するIDカードとしてSI
Mカードを用いる場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、他の規格を満たすIDカードを用いても良
い。
【0083】さらに上述の実施例においては、カーソル
Kが頁の1番上の項目に位置するときにアツプ操作があ
るとカーソルKを前頁の1番上までジヤンプさせると共
に、カーソルKが頁の1番下の項目に位置するときにダ
ウン操作があるとカーソルKを次頁の1番下までジヤン
プさせる場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、アツプ操作の場合のみこのスクロール機能が動作す
るようにしても良く、またダウン操作の場合のみこのス
クロール機能が動作するようにしても良い。
【0084】またこれに限らず、カーソルKが頁上のど
の位置にあつてもダウン操作があると次頁にカーソルK
を移動させ、アツプ操作があると1項目づつカーソルK
の位置を上げるようにしても良い。またこれとは逆にア
ツプ操作があつた場合にはカーソルKの頁上の位置によ
らず前頁にカーソルKを移動させ、ダウン操作があつた
場合には1項目づつカーソルKを下げるようにしても良
い。
【0085】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、表示画面
上では表示画面の移動を指示するのに用いる操作を通話
中における受話音量の増減を指示する操作に用いること
ができることにより、操作キーの数が少なくても使い勝
手に優れた通信端末装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信端末装置の一実施例を示す略
線的正面図である。
【図2】通信端末装置の内部に設けられる回路構成を示
すブロツク図である。
【図3】小フオントの説明に供する略線図である。
【図4】大フオントの説明に供する略線図である。
【図5】入力文字数の違いによるフオントの切換の説明
に供する状態遷移図である。
【図6】メニユーキーを用いた表示画面の切換えを示す
略線図である。
【図7】クリアキーを用いた表示画面の切換えを示す略
線図である。
【図8】可動式のアームマイクが閉じられた状態でのメ
ニユーキーを用いたモードの切換えを示す略線図であ
る。
【図9】ジヨグダイヤルの概略機構を示す略線的平面図
である。
【図10】ロータリーエンコーダの構成を示す平面図で
ある。
【図11】ロータリーエンコーダからの出力波形を示す
信号波形図である。
【図12】ジヨグダイヤルを用いた表示画面の切換を示
す状態遷移図である。
【図13】各種の発呼手順の説明に供する状態遷移図で
ある。
【図14】各種の発呼手順の説明に供する状態遷移図で
ある。
【図15】電話帳リストからの発呼手順を示す状態遷移
図である。
【図16】電話帳リストにおける文字配列
【図17】数字キーを用いた検索の説明に供する状態遷
移図である。
【図18】詳細情報表示画面からリスト表示画面への復
帰の様子を示す状態遷移図である。
【図19】電話帳リスト画面での新規登録手順の一例を
示す状態遷移図である。
【図20】電話帳リスト画面での新規登録手順の一例を
示す状態遷移図である。
【図21】電話帳リスト画面に表示されている表示画面
の編集手順を示す状態遷移図である。
【図22】メニユーリスト画面を示す状態遷移図であ
る。
【図23】モード設定画面の詳細表示画面を示す状態遷
移図である。
【図24】各種モードの設定用リスト画面の詳細表示画
面を示す状態遷移図である。
【図25】リンガ設定画面の詳細表示画面を示す状態遷
移図である。
【図26】ボリユーム設定画面の詳細表示画面を示す状
態遷移図である。
【図27】スクロール機能の説明に供する状態遷移図で
ある。
【図28】スクロール機能の説明に供する状態遷移図で
ある。
【図29】詳細情報表示画面から他の画面への切換え例
を示す状態遷移図である。
【符号の説明】
1……携帯電話装置、2……装置本体、3……アームマ
イク、4……スピーカ、5……液晶デイスプレイ、6…
…操作キー、6A……、7……CPU、10……送受信
回路部、12……カードソケツト、13……SIMカー
ド。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の項目と、これらのうち現在どの項目
    が選択されているかを明示するカーソルとを表示する表
    示手段を備える通信端末装置において、 所定操作による所定キーの物理的な移動方向を検知し、
    当該移動方向に応じて任意の項目を表示し、選択し、又
    は確定する入力手段と、 通話中に、上記表示画面上での上記カーソルの移動を指
    示する操作がなされたとき受話音量の増減を指示する制
    御手段とを具えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】通話中に、上記入力手段によつて選択項目
    の確定に相当する操作がなされたとき上記制御手段はミ
    ユート機能を作動させることを特徴とする請求項1に記
    載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】上記所定キーはジヨグダイヤルでなること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信端末装
    置。
  4. 【請求項4】上記所定キーはジヨグシヤトルでなること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信端末装
    置。
  5. 【請求項5】上記所定キーはクリツク機能付きのトラツ
    クボールでなることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】上記所定キーはクリツク機能付きのジヨイ
    ステイツクでなることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】上記所定キーはクリツク機能付きのスライ
    ドスイツチでなることを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の通信端末装置。
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