JP3430641B2 - 車間距離検出装置 - Google Patents

車間距離検出装置

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JP3430641B2 JP15261494A JP15261494A JP3430641B2 JP 3430641 B2 JP3430641 B2 JP 3430641B2 JP 15261494 A JP15261494 A JP 15261494A JP 15261494 A JP15261494 A JP 15261494A JP 3430641 B2 JP3430641 B2 JP 3430641B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、追突事故を未然に防
止する車間距離警報装置や、走行中の車間距離を自動的
に安全な距離に制御する車間距離制御装置に用いるため
の、自車両の前方道路画像から先行車の存在を連続的に
認識しそのときの車間距離を検出する車間距離検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車間距離検出装置としては、例え
ば特開平3−277988号公報に開示されているもの
がある。この従来の車間距離検出装置は図15に示して
いるように、基準線Bを離して設置された2つのビデオ
カメラ10A、10Bと、これらからの前方車両15の
画像入力を受けて、先行車の画面上での位置を追尾し、
車間距離Rを算出する画像処理装置11Aで構成されて
いる。
【0003】画像処理装置11Aにおける車間距離の検
出は、図16で示しているように、画面内の先行車の位
置にウインドウfを設け、ある時刻t=t0 でのウイン
ドウf内の画像に最もよく似た画像を、図17のように
時刻t=t0 +Δtの画面内から探索する。この探索を
行なう際には、前回のウンドウf位置を中心に上下左右
に広げた探索領域を設け、その中より探索する。ここで
時刻t=t0 でのウインドウの大きさを(i0 、j0
)、左上の位置を(x0 、y0 )とし、時刻t=t+
Δtでの探索領域を(x0 −dx,y0 −dy)とする
と、探索領域内で最もよく似た画像位置の探索は、以下
のように実施される。
【0004】探索領域内での位置を(i、j)だけずら
した時の相関値c(i、j)を、下記の式(1)でそれ
ぞれ求める。但し、−dx≦i≦dx、−dy≦j≦d
yの領域で行なう。
【数1】 式(1)で算出された相関値c(i、j)が最も大きい
ところが、最もよく似た画像位置であるとして、各
(i、j)の組み合わせの中で、相関値c(i、j)が
最大となる時の両画面のずれ量(ie 、je )を求め
る。ずれ量(ie 、je )の所が今回の先行車の位置で
あるとし、時刻t=t0 +Δtでのウインドウgの左上
の位置を(x0 +ie 、y0 +je )とする。
【0005】上記のように先行車の検出が行なわれ、そ
の後車間距離の検出を行なう。これは、先行車検出と同
様の処理を左右2つの画像間で実施し、式(1)と同様
の演算式を用いてビデオカメラ10A、10Bで撮像し
た2つの画像における先行車位置のずれ量を求め、そし
てそのずれ量により下記の式(2)に基づいて車間距離
Rを算出する。 R=f・B/a (2) 但し、 f:カメラ10A、10Bの焦点距離 B:基線長(2つのカメラ光軸間距離) a:2つのカメラ間の画像ずれ量
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車間距離検出装置にあっては、2つのビデオ
カメラを用いることによる設置の困難及び重量増などハ
ード面の問題のほかに、さらに以下のような問題点があ
った。すなわち、上記のような手順で先行車の追尾検出
を行なうにおいては、特に式(1)で計算するには、非
常に多くの計算ステップを必要とするため計算時間が膨
大となり、車間距離警報や、車間距離追従装置などへの
適用を考えて高速に計算を行なう必要がある。そのため
専用の計算素子を用いなければならないなど、実際に車
両搭載を考えた場合には、多くの費用を必要としてい
た。
【0007】また車間距離の検出には、2つのビデオカ
メラを用いて三角測量の原理によって車間距離を算出し
ているが、さらに以下の2つの問題点がある。すなわ
ち、先行車検出と同様に膨大な計算量の問題であり、車
間距離の演算式中で、画像処理装置11Aによって算出
される値は、2つ画像のずれ量aであり、この値の精度
は主にデジタル画像処理を行なう際の量子化誤差に起因
する。このため車間距離の検出精度は上がらないのが実
情である。そして三角測量の原理を用いるため、検出精
度及び分解能は2つのカメラの間隔距離の大きさに比例
し、一般に三角測量では2つのカメラを水平に取り付け
ることが必須であるため、2つのビデオカメラを1つの
装置に組み込む必要があり、その間隔距離Bの値は必然
に大きくとることができない。一般の乗用車の場合せい
ぜい0.3〜0.5mが限度で、したがって高速の計算
素子を用い、上記の量子化誤差を小さくするにしても、
検出精度が上がらないという問題点をも有する。
【0008】上記三角測量の原理的問題の解決案とし
て、特開平3−273500号公報には、1つのビデオ
カメラを用いて前方道路画面上の先行車の水平エッジ位
置を求め、その画面上での上下位置より車間距離を算出
する方法が開示されている。すなわち、 R=f・H0 /(y−d) (3) を用いて算出する。 但し、 f:カメラ焦点距離 H0 :カメラの取り付け高さ(路面からの距離) d:消失点上下位置 y:水平エッジの上下位置
【0009】しかしながら、この方法にあっては、路面
上の先行車による水平エッジの上下位置を検出するが、
この水平エッジは主に路面上への先行車の影であり、光
環境の変化や、路面の色の変化によって例えば影を捉ら
えることができずにバンバー位置で検出するなど、安定
性が確保できない。また、式(3)において、車間距離
の検出精度を向上させるには、その分子の値をなるべく
大きくする必要があるが、精度を向上する狙いで演算式
中のH0 を大きくするにはできるだけ、車両上方にビデ
オカメラを設置することが必要となる。しかし、乗用車
の場合、高さはせいぜい1.3m程度までであり、それ
以上H0 を大きくすることによって精度を向上させるこ
とは望めない。そして一時的な突起乗り越しなどによる
車高の急激な変化や、ピッチ角の変動による消失位置の
変動などによって、車間距離算出値はより不安定なもの
となり、精度が向上しない。したがって、この発明は上
記のような従来の問題点に鑑み、エッジ検出法を用い
て、先行車の横幅を検出することで、計算量の少ない、
しかも検出精度の高い車間距離検出装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1記載の
発明は、図1で示すように、車両に装着され走行中の前
方道路画像を入力する画像入力手段1と、入力される前
方道路画像内の先行車両を検出する先行車検出手段2
と、前記先行車の画像内位置から自車両との車間距離を
算出する初期車間距離検出手段3と、該画像内で前記先
行車に係わる2つのエッジを検出するエッジ検出手段4
と、該検出された2つのエッジの画像上位置から前記算
出された車間距離に基づいて2つのエッジの実幅を推定
するエッジ実幅推定手段5と、新たに入力される前方道
路画像上で前回先行車の画像上位置及び2つのエッジの
画像上位置をもとに、2つのエッジ及び先行車を検出す
ることを繰り返す先行車追尾検出手段6と、前記検出さ
れた2つのエッジの画像上位置及び前記エッジ実幅推定
手段の推定値1より車間距離を検出する連続車間距離検
出手段7とを有するものとした。
【0011】請求項2記載の発明は、図2で示すよう
に、車両に装着され走行中の前方道路画像を入力する画
像入力手段1と、入力される前方道路画像内の先行車両
を検出する先行車検出手段2と、前記先行車の画像内位
置から自車両との車間距離を算出する初期車間距離検出
手段3と、該画像内で前記先行車に係わる2つのエッジ
を検出する第1エッジ検出手段4Aと、該検出された2
つのエッジの画像上位置から前記算出された車間距離に
基づいて2つのエッジの実幅を推定するエッジ実幅推定
手段5と、新たに入力される前方道路画像上で前回2つ
のエッジの画像上位置及び前回算出された車間距離をも
とに、2つのエッジを検出する第2エッジ検出手段6A
と、前記検出された2つのエッジの画像上位置及び前記
エッジ実幅推定手段の推定値により車間距離を検出する
連続車間距離検出手段7と、前記2つのエッジの画像上
位置及び前記連続車間距離で検出される車間距離をもと
に先行車を繰り返して追尾検出し、各車間距離の検出値
を出力する先行車追尾検出手段8Aとを有するものとし
た。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、画像入力手段1で入力さ
れた前方道路画像から、まず先行車検出手段2で先行車
両を検出し、そしてその画像上の位置をもとに初期車間
距離検出手段3により自車両との車間距離への検出を行
なう。そして同画像上でエッジ検出手段4により前記先
行車に係わる2つのエッジを検出し、エッジ実幅推定手
段5がその画像上位置から前記車間距離に基づいてその
2つのエッジの実幅を算出する。画像入力手段1により
新たな前方道路画像が入力される際に、先行車追尾検出
手段6が前回検出された先行車の位置及び2つのエッジ
位置をもとに先行車及び前記2つのエッジを繰り返して
追尾検出し、連続車間距離検出手段7がそのエッジ位置
の検出値と前記算出されたエッジの実幅とに基づいて車
間距離を連続検出する。これにより車間距離は僅かな計
算量で検出することができ、かつ安定な検出ができる。
【0013】請求項2の車間距離検出装置は、画像入力
手段1で入力された前方道路画像から、まず先行車検出
手段2で先行車両を検出し、そしてその画像上の位置を
もとに初期車間距離検出手段3により自車両との車間距
離への検出を行なう。そして同画像上で第1エッジ検出
手段4Aにより前記先行車に係わる2つのエッジを検出
し、エッジ実幅推定手段5がその画像上位置から前記車
間距離に基づいてその2つのエッジの実幅を算出する。
画像入力手段1により新たな前方道路画像が入力される
際に、第2エッジ検出手段6Aが前回検出された車間距
離及び2つのエッジ位置を検出し、連続車間距離検出手
段7がそのエッジ位置の検出値と前記算出されたエッジ
の実幅とに基づいて車間距離を連続検出し、先行車追尾
検出手段8Aがその検出値と前記検出された車間距離を
もとに先行車を追尾検出するとともに、前記検出された
車間距離を出力する。これにより車間距離は僅かな計算
量で検出するができ、かつ安定な検出ができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
図3は、この発明を車間距離警報装置に適用した第1の
実施例を示す。車両の前方に前方道路を撮像するための
ビデオカメラ10が取り付けられており、その画像信号
は画像処理装置11に入力される。画像処理装置11は
入力された画像に対し先行車の検出、追尾などの処理を
行なって車間距離を算出する。警報レベル判断装置12
は算出された車間距離と車速センサ13で検出された自
車速とを入力しその両値を比較することによって先行車
への追突の可能性のレベルを判断する。警報装置14は
警報レベル判断装置12の判断結果を受けて、警報を発
生するようになっている。
【0015】次に上記画像処理装置11における車間距
離の検出について説明する。図4はその検出の流れを示
す。すなわち、初期検出処理を行なうステップ30と先
行車の有無を判断するステップ50とにより先行車を検
出する。そして連続追尾検出処理を行なうステップ60
とステップ70は画面上で検出された先行車を連続的に
追尾して各時刻の車間距離を検出し出力する。
【0016】初期検出処理は前方道路画像から自車の走
行車線を検出するとともに、走行車線内で先行車を検出
し先行車との距離Rを算出し出力する。また走行車の特
徴としての左右両端の垂直エッジと下影の水平エッジを
検出し、距離Rと画面上の垂直エッジの幅とにより先行
車の実車幅を演算する。連続追尾検出処理は、初期検出
処理での検出結果に基づいて、画面上で先行車を検出す
るとともに、その先行車の実車幅の演算値をもとに画面
上の垂直エッジの幅により車間距離を連続的に算出す
る。なお上記の処理を行なうには、画像処理装置11に
各時刻の処理データを記憶するためのRAMメモリが備
えられている
【0017】図5は、上記初期検出処理ステップ30に
おける処理の詳細を示す。 まず電源をオンし車間距離
警報装置が通電されると、RAMメモリがクリアされ車
間距離の検出がスタートされる。次にステップ301に
おいて、ビデオカメラ10から前方道路の画像信号が取
り込まれる。続いてステップ302において、取り込ま
れた前方道路画像に対して、エッジ抽出などの画像処理
を施して、車線表示ラインを検出しやすい画像が作成さ
れる。ここでエッジ抽出の処理は、例えば垂直方向のエ
ッジを強調して抽出できるSobelオペレータなどの
フィルタを施せばよい。
【0018】ステップ303で、処理された画像上で、
画面中心から左右方向に向かって、直線の垂直エッジ成
分が存在するところを探索して、車線表示ラインを検出
する。なお、ここでは、特に直線を検出することにこだ
わるものではなく、特開平3−276311号公報に示
されるような道路構造令などで定められる道路構造を模
擬できる道路モデルを想定して、それに対して最もよく
当てはまる車線表示ラインを検出する方法なども用いて
もよい。その後ステップ304では、検出された車線表
示ラインで囲まれた領域を自車の走行車線として検出す
る。
【0019】上記のように自車の走行車線領域が検出さ
れた後、ステップ305で、検出された走行車線領域に
対して、画像処理を施し水平エッジ成分を検出する。こ
こでは水平エッジを検出するために、例えば横方向のS
obelオペレータを用いることができる。ステップ3
06において、検出した水平エッジ成分を水平エッジし
きい値と比較し、先行車の影である可能性が高い高濃度
水平エッジを抜き出す。この後ステップ307で、抜き
出された水平エッジの中で、最も画面下方に存在するも
のを選択し、先行車の影として抽出する。ステップ30
8では、上記の処理によりエッジが抽出できたかを判別
し、水平エッジの抽出ができた場合はその水平エッジの
上下位置yを算出し算出値をY0とし、RAMメモリに
記憶させる。抽出できなたった場合はステップ309
で、先行車がなしと判断してステップ301へリターン
される。
【0020】上記のようにして、影としての水平エッジ
が抽出された後、影は先行車のものであるかを判断す
る。これは、例えば図6に示すような、道路の上にある
橋の影や、図7に示すような隣車線を走行している車両
の影を、先行車であると誤検出するを防ぐためのもので
ある。すなわち、ステップ400において、ステップ3
07で抽出された水平エッジの上方に車両の存在を調
べ、また車両形状を検出するためのウインドウを設定す
る。このウインドウ設定は図8に示すように検出された
水平エッジのすぐ上方に先行車の影の左右幅よりもやや
広めの横方向に細長いウインドウaを設定する。
【0021】次にステップ401で、設定されたウイン
ドウa内の垂直エッジを検出し、そしてステップ402
で、左右両端にある垂直エッジを1組として抽出する。
これは、車両形状の特徴として、特に車体の下の部分に
は、左右のすみにタイヤが存在するためである。抽出さ
れた垂直エッジは画面上で左側のエッジLのx軸座標X
L0と、右側のエッジRのx軸座標XR0を算出してRAM
メモリに記憶する。この後ステップ500において、ウ
インドウa内に2本の垂直エッジの抽出ができたかを判
別し、その判別の結果によって先行車の存在を判断す
る。すなわち、1組となる垂直エッジが抽出されない場
合、先行車なしと判断してリターンされる。検出された
場合は、先行車ありと判断し、ステップ501で、2本
の垂直エッジの座標からエッジの幅W0 を検出する。
【0022】この後、ステップ502で、メモリに記憶
してある先行車影の水平エッジのy軸座標を用いて下式
(4)より、車間距離Rを算出する R=F×H0 /(y−d) (4) 但し、 F:ビデオカメラ10の焦点距離、 H0 :ビデオカメラ10の路面からの取り付け高さ、 d:画面上での道路消失点のy座標値 である。定数dについては、本実施例では、定数として
扱うが、例えばステップ303で行なう走行車線検出に
おいて、道路消失点を求め、毎回の処理においてその値
を用いるようにすれば、例えば、車両のピッチ角変動な
どの影響を小さくできるため、一層精度を向上できる。
【0023】車間距離Rを検出した後、ステップ503
で、下式(5)を用いて、実車両幅推定値Wc を算出す
る Wc =W0 ×R/F (5) そして算出値Wc をRAMメモリに記憶しておく。その
後、ステップ504で、車間距離検出値Rを警報レベル
判断装置12に出力し、初期検出処理が終了する。
【0024】次に初期検出の後続処理としての連続追尾
検出処理60の詳細を図9のフローチャートに従って説
明する。車間距離Rが出力されるとステップ600で、
ビデオカメラ10から新たな前方道路画像が取り込まれ
る。次にステップ601において、RAMメモリに記憶
してある先行車の認識結果に基づき、新たな垂直エッジ
検出ウインドウ位置を決定する。
【0025】この垂直エッジ検出ウインドウは、図10
に示すように、左右両端の垂直エッジのx軸座標と水平
エッジy軸座標とにより、以下の式で定める。 左側検出ウインドウb: (XL0−ΔX,Y0 −ΔY1 )−(XL0+ΔX,Y0 −
ΔY2 ) 右側検出ウインドウc: (XR0−ΔX,Y0 −ΔY1 )−(XR0+ΔX,Y0 −
ΔY2 ) 但し、 XL0: 前回の左側の垂直エッジ検出位置x座標 XR0: 前回の右側の垂直エッジ検出位置x座標 Y0 : 前回の水平エッジ検出位置y座標 ΔX: 定数(検出ウインドウの左右幅/2) ΔY1 、ΔY2 : 定数(ΔY1 −ΔY2 が検出ウイン
ドウの上下幅、ΔY1 >ΔY2 ) である。
【0026】ステップ602で、水平エッジ検出ウイン
ドウ位置を決定する。この水平エッジ検出ウインドウd
は、図11に示すように、RAMメモリ内の水平エッジ
のy軸座標Y0 と2本の垂直エッジ座標XL0、XR0によ
り、以下の式で定める。 検出ウインドウd: (XL0,Y0 −ΔY)−(XR0,
Y0 +ΔY) 但し、 ΔY: 定数 (検出ウインドウの上下幅/2) である。
【0027】次にステップ603において、左右の各垂
直エッジ検出ウインドウの中で新たな垂直エッジの検出
処理を行なう。これには、垂直エッジを抽出するSob
elオペレータなどを用いることもできる。そしてステ
ップ604において、ウインドウb内で最も左側にある
垂直エッジとウインドウc内で最も右側にある垂直エッ
ジを1本ずつ抽出する。ここで抽出された各垂直エッジ
のx座標をXR 、XLとし、RAMメモリに記憶させ
る。この後ステップ605で、図11に示したように、
水平エッジ検出ウインドウ内で水平エッジの検出処理を
行なう。これには、垂直エッジと同様に水平エッジを抽
出するSobelオペレータなどを用いることができ
る。
【0028】そしてステップ606で、水平エッジ抽出
ウインドウ内で最も下にある水平エッジ1本を抽出す
る。抽出した水平エッジのy座標をRAMメモリに記憶
させる。ステップ700で、垂直エッジ2本、水平エッ
ジ1本が抽出できたかを判別して、その判別結果により
先行車があるかを判断する。すなわち抽出されない場合
はステップ701で、先行車なしと判断して、初期検出
処理へリターンされる。検出されれば、ステップ702
で、先行車ありと判断し、そしてステップ703で、垂
直エッジの幅Wを算出する。この垂直エッジ幅は左右の
垂直エッジx座標より次の通りである。 W=XR −XL (6)
【0029】さらに、ステップ704で、この画面上の
垂直エッジ幅Wと、記憶されていた実車両幅推定値Wc
によって、今回の車間距離Rが、以下の式(7)で算出
される。 R=F×Wc /W (7) 最後に車間距離を警報レベル判断装置12に出力した
後、ステップ600に戻って新たな入力画像の処理に移
る。
【0030】上記のように車間距離が連続的に検出され
出力される。この次は車間距離Rにより追突可能性の判
断及び警報の作動について説明する。警報レベル判断装
置12は検出された車間距離と車速センサ13で検出さ
れた自車速とを入力され、これら2つの信号をもとに、
警報距離を算出し、警報距離と車間距離を比較すること
により、先行車への追突の恐れの有無を判断し、追突の
恐れがある場合に警報を発するように作動信号を出力す
る。警報装置14はこの作動信号に従って、例えば、警
報ランプなどによる視覚的な呈示、警報音の発生などの
聴覚的な呈示を行なって警報を発する。
【0031】上記における処理の詳細は図12に示す。
まず、ステップ100で、車速センサ13からの自車速
Vf 及び画像処理装置11からの車間距離Rを読み込
む。次にステップ101において、車間距離の変化率を
算出することで自車と先行車の相対速度Vr =dR/d
tを求める。この相対速度を求める手法は例えば精度の
高い最小二乗法などで行なわれる。その後、ステップ1
02へと進み、相対速度VR により警報距離を算出す
る。警報距離は1次警報用の警報距離Rs1と、2次警報
距離用の警報距離Rs2をそれぞれ算出する。
【0032】警報距離の算出は、先行車に対して追突し
ないのが条件で、ここで、仮に先行車が急にブレーキを
かけ減速しようとすると、先行車が停止するまでに進む
距離La は次のように表わすことができる。 La =Va 2 /2β (8) 但し、 Va : 先行車の車速 β: 先行車の減速度 である。一方自車は、先行車のブレーキに反応してから
制動を開始するので、先行車での制動距離と同様に算出
される制動距離に対して、先行車に対する反応遅れ時間
の間に進行する距離が追加され、実際に停止するまでに
進む距離Lf は、次のようになる。 Lf =Vf ・Td +Vf 2 /2α (9) 但し、 Vf : 自車の車速 Td : ブレーキの踏み替え時間 α: 自車の減速度 である。従って、警報距離Rs の算出式は、 Rs =Vf ・Td +Vf 2 /2α−Va 2 /2β (10) である。
【0033】実際には、警報を発生させる場合に、先行
車や自車がどの位の減速度を発生させるのかは予測でき
ないため、ここでα=βと仮定し、簡略化すると、以下
のようになる。 1次警報: Rs1=Vf ×Td1+(Vf 2 −(Vf −Vr ) 2)/2α1 (1 1) 2次警報: Rs2=Vf ×Td2+(Vf 2 −(Vf −Vr )2 )/2α2 (1 2) 式(11)は追突可能性の低い場合の警報距離で、式
(12)は追突可能性の高いい場合の警報距離である。
なお、Td1、Td2は追突しないで停止するための条件に
必要な定数で、α1 、α2 はそれぞれ1次警報、2次警
報距離の算出における自車及び先行車の減速度を意味す
る係数である。
【0034】ステップ103で、車間距離Rと1次警報
距離Rs1を比較して、以下の式で追突の可能性のレベル
を判別する。 R≦Rs1 この式が成立しないなら1次警報距離以下であるとし
て、ステップ100へと戻る。この式が成立するときに
は、ステップ104で、さらに2次警報距離Rs2と車間
距離Rを比較し、二次警報距離Rs2よりも車間距離Rが
小さい場合にはステップ105へと進み、2次警報用の
警報音を発生し、そしてステップ106で、2次警報用
の警報ランプを点灯するように警報装置14へ指令値を
出力する。
【0035】2次警報距離Rs2よりも車間距離Rが大き
い場合には、ステップ107へ経て、ステップ108
で、1次警報用の警報音を発生し、そしてステップ10
9で、1次警報用のランプを点灯するように警報装置1
4へ指令値を出力する。ステップ107では、警報開始
時刻TF1から現在時刻までの経過時間を判別し、所定の
警報時刻Δtが経過すると、ステップ110で、1次警
報用の警報音を停止させ、警報ランプのみで運転者に注
意を促す。1次警報、2次警報共に警報発生後は、ステ
ップ100へと戻り、処理が繰り返される。ステップ3
02〜309が発明の先行車検出手段2を構成してい
る。ステップ400、401、402が発明のエッジ検
出手段4を構成している。ステップ501、502が発
明の初期車間距離検出手段3を構成している。ステップ
503が発明のエッジ実幅推定手段5を構成している。
ステップ601〜606、701、702が発明の先行
車追尾検出手段6を構成している。ステップ703〜7
05が発明の連続車間距離検出手段7を構成している。
【0036】本実施例では、先行車を画像上で追尾する
場合に、先行車左右両端の垂直エッジ2本と、下端の水
平エッジを検出し、それぞれの位置を追尾するようにし
たため、前回の画像に対する相関値を求めて画像追尾を
行なう従来の方法に対して、毎回の計算量が非常に少な
くなり、計算時間を短縮し、簡単な構成でもリアルタイ
ム処理が可能となるという効果が得られる。また、車間
距離を算出する場合に、初期検出に基づいて推定した実
車幅推定値と、検出した先行車の画面上での幅から車間
距離を算出するようにしたので、式(3)とほぼ同一の
構成をとる式(7)を用いても、式(3)よりも式
(7)の分子の値がより大きくなって、原理的に精度が
向上し、さらにビデオカメラの取付高さや取り付け角度
の変動に関係なく、車間距離を安定して出力することが
できる。
【0037】また、従来の垂直エッジ法に比べて、路上
の影という検出に不安定なものからの影響を受けず、車
両の見掛け幅は、ビデオカメラの取付高さや取付角度が
変動しても変わらないため、非常に安定して車間距離を
算出することができる。また、本実施例では、実車両幅
の推定について、初期検出処理30内で1回のみの推定
ということで説明したが、より推定精度を向上させるた
めに、連続追尾処理60内で毎回実車両幅を推定し、連
続した多数の検出結果を例えば平均処理を施すことで推
定精度を向上させることも可能である。なお、本実施例
では、車間距離検出後の適用例として、車間距離警報に
適用したシステムについてのみ説明したが、これに限定
されず、車間距離制御型定速走行装置や、あるいは、さ
らに大規模な環境認識装置の一部として用いることもで
きる。
【0038】次に、本発明の第2の実施例として、第1
の実施例の画像処理装置11における図9に示した連続
追尾検出処理と異なった手法による処理例を示す。その
他の構成及び初期検出処理は第1の実施例と同様であ
る。図13は、この追尾連続検出処理の流れを示すフロ
ーチャートである。初期検出処理30を経て、先行車が
存在しない状態から初めて先行車を検出し車間距離Rの
演算値が出力されると、まず、ステップ200におい
て、前方道路画像を取り込む。次にステップ201で、
第1の実施例と同様に、初期検出処理でRAMメモリに
記憶してある1つの水平エッジと2つの垂直エッジの座
標に基づき、図10に示したように、左右両端の垂直エ
ッジのx軸座標と水平エッジy軸座標とにより、以下の
式で定めるウインドウを設定する。 左側検出ウインドウb: (XL0−ΔX,Y0 −ΔY1 )−(XL0+ΔX,Y0 −
ΔY2 ) 右側検出ウインドウc: (XR0−ΔX,Y0 −ΔY1 )−(XR0+ΔX,Y0 −
ΔY2 ) 但し、 XL0: 前回の左側の垂直エッジ検出位置X座標 XR0: 前回の右側の垂直エッジ検出位置X座標 Y0 : 前回の水平エッジ検出位置Y座標 ΔX: 定数 (検出ウインドウの左右幅/2) ΔY1 、ΔY2 : 定数 (ΔY1 −ΔY2 が検出ウイ
ンドウの上下幅、ΔY1 >ΔY2 ) である。
【0039】つぎにステップ202において、左右の各
垂直エッジ検出ウインドウの中で垂直エッジの検出処理
を行なう。これには、垂直エッジを抽出するsobel
オペレータなどを用いる。そしてステップ203で、ウ
インドウa内で最も左側とウインドウb内で最も右側に
ある垂直エッジを1本ずつ抽出する。抽出した各垂直エ
ッジのx座標を各XL 、XR とする。
【0040】ステップ204で、垂直エッジの幅を算出
する。この垂直エッジ幅Wは左右の垂直エッジx座標よ
り下式により求められる。 W=XR −XL さらに、この垂直エッジ幅Wと、初期検出処理でRAM
メモリに記憶してある実車両幅推定値Wc によって、ス
テップ205では、今回の車間距離Rが下式(13)で
算出される。 R=F×Wc /W (13) ステップ206で、垂直エッジの検出結果と、車間距離
Rの算出結果に基づき、水平エッジ検出ウインドウeの
位置を決定する。この水平エッジ検出ウインドウは、図
14に示すように以下の式で定める。 検出ウインドウe: (XL ,Yr −ΔY)−(XR ,Yr +ΔY) 但し、 XL :今回の左側の垂直エッジ検出位置x座標 XR :今回の右側の垂直エッジ検出位置x座標 Yr :車間距離Rより算出した水平エッジの推定位置 ΔY:定数(検出ウインドウの上下幅/2) である。ここで、水平エッジの推定位置Yr は、車間距
離Rより、下式(14)で求める。 Yr =F・H0 /R+d (14)
【0041】ステップ207で、水平エッジ検出ウイン
ドウ内で水平エッジの検出処理を行なう。これには垂直
エッジと同様に水平エッジを抽出するSobelオペレ
ータなどを用いることができる。ステップ208で、水
平エッジ検出ウインドウ内で、最も下方にある水平エッ
ジを1本抽出する。抽出した水平エッジのy座標をyと
する。
【0042】その後ステップ209で、垂直エッジ2
本、水平エッジ1本が検出できたかどうかを判別する。
検出されれば、ステップ210で、先行車ありと判断し
て、ステップ211で、警報レベル判断装置12へ車間
距離を出力する。そしてステップ200に戻って上記の
処理が繰り返され、連続追尾検出処理が行なわれる。検
出されない場合には、ステップ212で、先行車なしと
判断して、初期検出処理にリターンされる。
【0043】ステップ201〜203が発明の第2エッ
ジ検出手段を構成している。ステップ204、205が
発明の連続車間距離検出手段7を構成している。ステッ
プ206〜212が発明の先行車追尾検出手段8Aを構
成している。本実施例では、第1の実施例と同様の効果
を有する他に先行車がより確実に検出できる効果があ
る。
【0044】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、前方道路画像か
ら先行車を検出しその画像上の位置から自車両との車間
距離を算出するとともに、前記画像上で先行車にかかわ
る2つのエッジ及びその幅を検出し、エッジ実幅推定手
段で前記算出された車間距離と前記2つのエッジ幅より
エッジの実幅を推定しておき、前記先行車の位置及びエ
ッジの位置により前方道路画像上で前記先行車の位置及
び前記2つのエッジ位置を追尾検出する先行車追尾検出
手段と、検出された垂直エッジ幅と前記算出された該エ
ッジの実幅とにより先行車との車間距離を検出算出する
連続車間距離検出手段とを設けたので、比較的光環境変
化や、路面の舗装状態の変化などの影響を受けにくい、
そして車間距離検出処理が僅かな計算量で済む。安定か
つ高精度の検出ができ、車間距離検出の安全性をさらに
向上させることが可能となる。さらに先行車との車間距
離の算出結果を基に先行車の水平エッジの存在するであ
ろう推定位置を算出して、先行車の位置を検出すると検
出位置が不安定になりやすい水平エッジをより安定的に
検出することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明2の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】車間距離検出を示すフローチャートである。
【図5】図4における初期検出処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図6】道路の状況を示す図である。
【図7】道路の状況を示す図である。
【図8】初期処理における先行車を検出するためのウイ
ンドウ設定の説明図である。
【図9】図4における連続検出処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図10】垂直エッジを検出するためのウインドウ設定
の説明図である。
【図11】水平エッジを検出するためのウインドウ設定
の説明図である。
【図12】警報レベル判断装置の判断処理を示すフロー
チャートである。
【図13】図2における連続検出処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図14】水平エッジを検出するためのウインドウ設定
の説明図である。
【図15】従来の車間距離検出装置の構成図である。
【図16】従来の先行車を検出するためのウインドウ設
定の説明図である。
【図17】従来の先行車を検出するためのウインドウ設
定の説明図である。
【符号の説明】
1 画像入力手段 2 先行車検出手段 3 初期車間距離検出手段 4 エッジ検出手段 4A 第1エッジ検出手段 5 エッジ実幅推定手段 6A 第2エッジ検出手段 6、8A 先行車追尾検出手段 7 連続車間距離検出手段 10、10A、10B ビデオカメラ 11、11A 画像処理装置 12 警報レベル判断装置 13 車速センサ 14 警報装置 15 先行車

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に装着され走行中の前方道路画像を
    入力する画像入力手段と、入力される前方道路画像内の
    先行車両を検出する先行車検出手段と、前記先行車の画
    像内位置から自車両との車間距離を算出する初期車間距
    離検出手段と、該画像内で前記先行車に係わる2つのエ
    ッジを検出するエッジ検出手段と、該検出された2つの
    エッジの画像上位置から前記算出された車間距離に基づ
    いて2つのエッジの実幅を推定するエッジ実幅推定手段
    と、新たに入力される前方道路画像上で前回先行車の画
    像上位置及び2つのエッジの画像上位置をもとに、2つ
    のエッジ及び先行車を検出することを繰り返す先行車追
    尾検出手段と、前記検出された2つのエッジの画像上位
    置及び前記エッジ実幅推定手段の推定値により車間距離
    を検出する連続車間距離検出手段とを有することを特徴
    とする車間距離検出装置。
  2. 【請求項2】 車両に装着され走行中の前方道路画像を
    入力する画像入力手段と、入力される前方道路画像内の
    先行車両を検出する先行車検出手段と、前記先行車の画
    像内位置から自車両との車間距離を算出する初期車間距
    離検出手段と、該画像内で前記先行車に係わる2つのエ
    ッジを検出する第1エッジ検出手段と、該検出された2
    つのエッジの画像上位置から前記算出された車間距離に
    基づいて2つのエッジの実幅を推定するエッジ実幅推定
    手段と、新たに入力される前方道路画像上で前回2つの
    エッジの画像上位置及び前回算出された車間距離をもと
    に、2つのエッジを検出する第2エッジ検出手段と、前
    記検出された2つのエッジの画像上位置及び前記エッジ
    実幅推定手段の推定値により車間距離を検出する連続車
    間距離検出手段と、前記2つのエッジの画像上位置及び
    前記連続車間距離で検出される車間距離をもとに先行車
    を繰り返して追尾検出し、各車間距離の検出値を出力す
    る先行車追尾検出手段とを有することを特徴とする車間
    距離検出装置。
  3. 【請求項3】 前記先行車に係わる2つのエッジは、先
    行車の車両幅を表わす両端の垂直エッジであることを特
    徴とする請求項1または2記載の車間距離検出装置。
  4. 【請求項4】 前記先行車は該車両の下部にある車影で
    代表され、該車影が形成する水平エッジを検出すること
    によって検出され、前記エッジ検出手段は、該水平エッ
    ジの両端点の上方部に設定した所定大きさのウインドウ
    内で垂直エッジを検出することを特徴とする請求項1、
    2または3記載の車間距離検出装置。
  5. 【請求項5】 前記先行車追尾検出手段は、前回の先行
    車位置と2つのエッジ位置により所定大きさのウインド
    ウ内で前記先行車及び前記エッジを検出することを特徴
    とする請求項1、2、3、または4記載の車間距離検出
    装置。
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