JP3429632B2 - 遊技場の管理装置と遊技場で用いられる島コンピュータ - Google Patents

遊技場の管理装置と遊技場で用いられる島コンピュータ

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JP3429632B2
JP3429632B2 JP24164696A JP24164696A JP3429632B2 JP 3429632 B2 JP3429632 B2 JP 3429632B2 JP 24164696 A JP24164696 A JP 24164696A JP 24164696 A JP24164696 A JP 24164696A JP 3429632 B2 JP3429632 B2 JP 3429632B2
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一馬 喜多
孝俊 武本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場の管理装置
とその管理装置の実現に用いられる遊技場で用いられる
島コンピュータとに関し、特に、遊技台に対応付けて備
えられるコンピュータの通信アドレスを自動的に設定で
きるようにする遊技場の管理装置とその管理装置の実現
に用いられる遊技場で用いられる島コンピュータとに
する。
【0002】最近では、パチンコホールのような遊技場
でも、コンピュータを使って全体を管理する構成を採る
ようになってきた。このようなコンピュータ構成を採る
場合には、システムを簡単に立ち上げることができるよ
うにする構成を構築していく必要がある。
【0003】
【従来の技術】コンピュータ間を接続するネットワーク
として、LANが普及しつつあるが、LANを用いるた
めには、LANの通信プロトコルを実現するLANボー
トと呼ばれる大きなプリント基板を実装する必要があ
る。
【0004】これから、遊技台等に備えられるコンピュ
ータを通信対象とする場合には、LANを用いることは
できない。最近、このような小規模のコンピュータネッ
トワークの通信プロトコルとして、LON(ローカル・
オペレーティング・ネットワーク)と呼ばれる通信プロ
トコルが注目されるようになってきており、米国Echel
on社から、その通信プロトコルを実現するニューロンチ
ップ(LONチップとも呼ばれている)と呼ばれる小さ
な通信チップが市場に提供されるようになってきた。
【0005】このLONでは、通信相手のノードに、ド
メイン/サブネット/ノードの3階層で定義される通信
アドレスを割り付ける構成を採って、ドメイン/サブネ
ット/ノードの通信アドレスを使って、特定の通信相手
のノードと通信したり、ドメイン/サブネットの通信ア
ドレスを使って、その通信アドレスを持つ複数の通信相
手のノードと通信する構成を採っている。
【0006】この通信アドレスの割り付けを可能にする
ために、ニューロンチップは、製造出荷時に登録される
固有のニューロンID(チップ番号に相当するもの)
記憶する構成を採って、他のニューロンチップからニュ
ーロンIDの送信要求のメッセージが送られてくると、
そのニューロンIDを要求元に送信する機能を持つとと
もに、オペレータによりサービスピンが押し下げられる
と、自分のニューロンIDを他のニューロンチップに送
信する機能を持っている。
【0007】従来では、この機能を利用して、オペレー
タは、親ノードに複数の子ノードが接続されるときにあ
って、子ノードに通信アドレスを割り付ける場合には、
先ず最初に、親ノードからニューロンIDの要求メッセ
ージを送信することで、子ノードのニューロンIDを取
得する。このとき、親ノードは、1つのニューロンID
しか取得できないとともに、それがどの子ノードから送
られてきたものであることを知ることができない。
【0008】そこで、続いて、そのニューロンIDを暫
定的な通信アドレスとして用いて、ランプ等を発光させ
るコマンドを送出することで、そのニューロンIDがど
の子ノードのものであるのかを特定する。
【0009】続いて、各子ノードにドメイン/サブネッ
ト/ノードの3階層で定義される通信アドレスを割り付
け、入手したニューロンIDを使って、それを各子ノー
ドに設定していくことで、子ノードに通信アドレスを割
り付けるようにしていた。
【0010】また、従来では、この機能を利用して、オ
ペレータは、親ノードに複数の子ノードが接続されると
きにあって、子ノードに通信アドレスを割り付ける場合
には、先ず最初に、子ノードのサービスピンを順番に押
し下げることで、親ノードに対してその子ノードのニュ
ーロンIDを送信する。
【0011】続いて、各子ノードにドメイン/サブネッ
ト/ノードの3階層で定義される通信アドレスを割り付
け、入手したニューロンIDを使って、それを各子ノー
ドに設定していくことで、子ノードに通信アドレスを割
り付けるようにしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、オペレータが手作業で通
信アドレスを設定しなければならないという問題点があ
った。
【0013】すなわち、親ノードからニューロンIDの
要求メッセージを送信していくことで、通信アドレスを
割り付けるという前者の従来技術に従っていると、オペ
レータは、親ノードの取得したニューロンIDがどの子
ノードから送られてきたものであるのか分からないこと
から、親ノードからそのニューロンIDを暫定的な通信
アドレスとして用いてランプを発光させるコマンドを送
出し、そのコマンド送出に応答して点灯するランプを目
視により確認していくことで、各子ノードの持つニュー
ロンIDを特定しなければならないのである。
【0014】また、ニューロンチップのサービスピンを
押し下げることで、通信アドレスを割り付けるという後
者の従来技術に従っていると、オペレータは、各子ノー
ドのサービスピンを1つ1つ押し下げていくことで、各
子ノードの持つニューロンIDを特定しなければならな
いのである。
【0015】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、遊技場に設置されるコンピュータ間の通信処
理に必要となる通信アドレスを設定するときにあって、
遊技台に対応付けて備えられるコンピュータの通信アド
レスを自動的に設定できるようにする新たな遊技場管理
技術の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、100は遊技場に設置される遊技
台、1は遊技台100の台データを入手する台コンピュ
ータ、2は複数の台コンピュータ1の入手する台データ
を収集する島コンピュータである。
【0017】この台コンピュータ1は、LON形式の通
信プロトコルを実行する通信チップ(LONチップ)
0と、台コンピュータ1の装置番号を設定する装置番号
設定機構11と、装置番号設定機構11の設定する装置
番号を島コンピュータ2に送信する送信手段12とを備
える。
【0018】一方、島コンピュータ2は、台コンピュー
タ1の持つ通信チップ10と同一の通信チップ20と、
自コンピュータの通信アドレスを設定する第1の設定手
段21と、台コンピュータ1の持つ通信チップ10のチ
ップ番号を入手する第1の入手手段22と、装置番号設
定機構11の設定する台コンピュータ1の装置番号を入
手する第2の入手手段23と、台コンピュータ1の通信
アドレスを設定する第2の設定手段24と、第1及び第
2の設定手段21,24の設定する通信アドレスを台コン
ピュータ1に通知する通知手段25とを備える。
【0019】このように構成される本発明の島コンピュ
ータ2では、第1の設定手段21は、装置番号設定機構
11が設定することのない装置番号をノードのアドレス
として用いて、ドメイン/サブネット/ノードのアドレ
スで定義される自コンピュータの通信アドレスを設定す
る。
【0020】一方、第1の入手手段22は、台コンピュ
ータ1の持つ通信チップ10の機能に従って、その通信
チップ10のチップ番号を入手し、これを受けて、第2
の入手手段23は、第1の入手手段22の入手するチッ
プ番号をアドレスとして用いて、装置番号設定機構11
により設定される台コンピュータ1の装置番号を入手す
る。この第1及び第2の入手手段22,23の処理につ
いて具体的に説明するならば、第1及び第2の入手手段
22,23で構成される入手手段は、台コンピュータ1
に対して通信チップ10のチップ番号の返答を要求し、
それに応答して最も早く返答されてくるチップ番号を入
手して、そのチップ番号をアドレスとして用いて、その
入手先の台コンピュータ1に対して次回の返答要求から
応答しないように指示するとともに、その入手先の台コ
ンピュータ1から装置番号設定機構11の設定した装置
番号を入手することを繰り返すことで、台コンピュータ
1の装置番号を入手するのである。
【0021】この第1の設定手段21/第2の入手手段
23の処理を受けて、第2の設定手段24は、第1の設
定手段21の設定するドメイン/サブネットのアドレス
を、台コンピュータ1のドメイン/サブネットのアドレ
スとして用いるとともに、第2の入手手段23の入手す
る装置番号を、台コンピュータ1のノードのアドレスと
して用いることで、ドメイン/サブネット/ノードのア
ドレスで定義される台コンピュータ1の通信アドレスを
設定する。
【0022】そして、これを受けて、通知手段25は、
第1の入手手段22の入手するチップ番号をアドレスと
して用いて、第1の設定手段21の設定する島コンピュ
ータ2の通信アドレスと、第2の設定手段24の設定す
る台コンピュータ1の通信アドレスとを台コンピュータ
1に通知する。
【0023】このようにして、本発明によれば、LON
形式の通信プロトコルを実行する通信チップ10,20を
使って、島コンピュータ2と台コンピュータ1との間の
通信処理を実行する構成を採るときにあって、オペレー
タの手作業によらずに、台コンピュータ1の通信アドレ
スを設定できるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図2に、本発明の適用されるパチン
コホール管理システムのシステム構成を図示する。
【0025】このパチンコホール管理システムは、サン
ド31を持つパチンコ台30と、景品交換機32と、金
庫33等で構成され、ホール内を複数の島に分割して、
各島に複数のパチンコ台30や景品交換機32や金庫3
3等を配置して運営されるパチンコホールの管理を実行
するものであって、パチンコ台30や景品交換機32や
金庫33等の各台に対応付けて設けられる台コンピュー
タ1と、各島に対応付けて設けられて、島配下の台コン
ピュータ1に接続されるファイル4を持つ島コンピュー
タ2と、複数の島コンピュータ2に接続されるファイル
5を持つホールコンピュータ3とで構成される。
【0026】この台コンピュータ1は、対となる台の台
データを検出するものであって、景品交換機32に対応
付けて設けられる台コンピュータ1は、景品交換要求の
ある玉の数等の台データを検出し、金庫33に対応付け
て設けられる台コンピュータ1は、金庫33に入ってい
るお金の種類/額等の台データを検出し、サンド31を
持つパチンコ台30に対応付けて設けられる台コンピュ
ータ1は、出玉の数(パチンコ台30に供給した玉数)
や、入玉の数(お客さんがパチンコ台30に打ち込んだ
玉数)や、特賞信号(特賞の回数)や、スタート信号
(チャッカの回数)や、確変信号(確率変動モードの回
数)や、貸機売上(サンド31の売上)といったセンサ
等により直接検出される素データと、その素データから
計算される打止回数や稼働時間や稼働回数といった加工
データとからなる台データを検出する。
【0027】このパチンコホール管理システムは、ホー
ルコンピュータ3以外に、島コンピュータ2及び台コン
ピュータ1を備える構成を採って、図3に示すように、
島コンピュータ2が、台コンピュータ1の検出する台デ
ータを入手してファイル4に格納していくとともに、そ
の台データをホールコンピュータ3に送信し、ホールコ
ンピュータ3が、島コンピュータ2から送られてくる台
データをファイル5に格納していくとともに、それらの
台データを使ってパチンコホールの管理を実行していく
構成を採るものである。
【0028】島コンピュータ2と台コンピュータ1との
間は、台コンピュータ1の小型化を実現するためにLO
Nのネットワークで接続され、ホールコンピュータ3と
島コンピュータ2との間は、小型化の制限がないことか
らLANのネットワークで接続される構成が採られてい
る。
【0029】図4に、LONのネットワークで接続され
る島コンピュータ2及び台コンピュータ1の装置構成を
図示する。この図に示すように、台コンピュータ1は、
LONの通信プロトコルを実行する上述のニューロンチ
ップ40と、MPU41と、台コンピュータ1の装置番
号(台コン番号)を設定するロータリスイッチ42とを
備える。
【0030】ここで、ニューロンチップ40は、自チッ
プの通信アドレス(ドメイン/サブネット/ノードのア
ドレスからなる)と、通信先の通信アドレスとをEEP
ROMに管理する構成を採っている。また、MPU41
上で走行するプログラムと、ニューロンチップ40上で
走行するプログラムとは、パラレルインタフェースで会
話することになる。
【0031】一方、島コンピュータ2は、LONボード
51上に実装されて、LONの通信プロトコルを実行す
る上述のニューロンチップ50と、通信アドレスの設定
処理を実行する通信アドレス設定プログラム52と、通
信アドレス情報を格納するアドレス管理テーブル53と
を備える。
【0032】ここで、ニューロンチップ50は、自チッ
プの通信アドレスをEEPROMに管理する構成を採っ
ている。また、通信アドレス設定プログラム52と、ニ
ューロンチップ50上で走行するプログラムとは、パラ
レルインタフェースで会話することになる。
【0033】このアドレス管理テーブル53は、図5に
示すように、島コンピュータ2の通信アドレスを管理す
るドメインテーブル管理域60と、島コンピュータ2に
接続される台コンピュータ1の台コン番号を管理する台
コン番号管理域61と、台コン番号の登録される台コン
ピュータ1の持つニューロンチップ40のニューロンI
Dを管理するニューロンID管理域62と、台コン番号
の登録される台コンピュータ1の通信アドレスを管理す
るドメインテーブル管理域63と、台コン番号の登録さ
れる台コンピュータ1の通信先の通信アドレス(この実
施例では、島コンピュータ2の通信アドレスとなる)を
管理するアドレステーブル管理域64とを持っている。
【0034】なお、台コンピュータ1の通信先が島コン
ピュータ2以外にも存在するときには、アドレステーブ
ル管理域64には、それらの通信アドレスについても登
録されることになる。
【0035】図6ないし図10に、通信アドレス設定プ
ログラム52の実行する処理フローの一実施例を図示す
る。次に、この処理フローに従って、本発明について詳
細に説明する。
【0036】通信アドレス設定プログラム52は、島コ
ンピュータ2及び台コンピュータ1の通信アドレスの設
定要求があると、図6の処理フローに示すように、先ず
最初に、ステップ1で、ホールコンピュータ3から、自
配下に何番の台コン番号の台コンピュータ1が接続され
ているかの情報を受け取る。
【0037】続いて、ステップ2で、自コンピュータの
通信アドレスを設定して、アドレス管理テーブル53の
ドメインテーブル管理域60に書き込み、更に、その通
信アドレスに従って、自コンピュータの持つニューロン
チップ50に格納される通信アドレスを更新する。
【0038】図7に、このステップ2で実行する処理の
詳細な処理フローを示す。この処理フローに示すよう
に、ステップ2の処理に入ると、先ず最初に、ステップ
20で、オペレータから通知される島コン番号に従い、
自配下の台コンピュータ1の持つロータリスイッチ42
が設定することのない番号をノードアドレスとして用い
て、自コンピュータの通信アドレスを設定する。例え
ば、オペレータから、“2”番の島コンピュータ2であ
ることが通知されると、自配下の台コンピュータ1の持
つロータリスイッチ42が設定することのない番号“1
00”を用いて、“1−2−100”という自コンピュ
ータの通信アドレスを設定するのである。ここで、ホー
ルコンピュータ3が1台であることから、ドメインアド
レスが“1”であることを想定している。
【0039】続いて、ステップ21で、自コンピュータ
の持つニューロンチップ50のEEPROMに格納され
る通信アドレス(そのニューロンチップ50の通信アド
レス)を取得し、続くステップ22で、ステップ20で
設定した通信アドレスと、ステップ21で取得した通信
アドレスとが一致するのか否かを判断して、一致しない
ことを判断するときには、ステップ23に進んで、ステ
ップ20で設定した通信アドレスに従って、自コンピュ
ータの持つニューロンチップ50に格納される通信アド
レスを更新し、一致することを判断するときには、EE
PROMの書替回数の制限を考慮して、このステップ2
3の処理を省略する。
【0040】続いて、ステップ24で、ステップ20で
設定した通信アドレスをアドレス管理テーブル53のド
メインテーブル管理域60に書き込んで処理を終了す
る。このようにして、ステップ2(図6の処理フロー)
の処理を終了すると、続いて、ステップ3で、自配下の
台コンピュータ1の持つロータリスイッチ42の設定す
る台コン番号を取得して、アドレス管理テーブル53の
台コン番号管理域61に格納するとともに、自配下の台
コンピュータ1の持つニューロンチップ40のニューロ
ンIDを取得して、アドレス管理テーブル53のニュー
ロンID管理域62に格納する。
【0041】図8に、このステップ3で実行する処理の
詳細な処理フローを示す。この処理フローに示すよう
に、ステップ3の処理に入ると、先ず最初に、ステップ
30で、自配下の全台コンピュータ1に対して、「Res
pond to Query」のネットワーク管理メッセージをイネ
ーブル指示で送信することで、ニューロンIDの返答許
可を指示する。すなわち、ニューロンIDの返答を指示
するときには、それに応答するように指示するのであ
る。
【0042】続いて、ステップ31で、自配下の全台コ
ンピュータ1に対して、「Query ID 」のネットワーク
管理メッセージを送信することで、ニューロンIDの返
答を指示し、続くステップ32で、この指示に応答して
送信されくるニューロンIDを受信する。このとき受信
できるニューロンIDは、最も早く送信されてきたニュ
ーロンIDである。
【0043】続いて、ステップ33で、受信したニュー
ロンIDを暫定的な通信アドレスとして用いて、そのニ
ューロンIDの指す台コンピュータ1に対して、「Res
pondto Query」のネットワーク管理メッセージをディ
セーブル指示で送信することで、ニューロンIDの返答
不許可を指示する。すなわち、ニューロンIDの返答を
指示するときには、それに応答しないように指示するの
である。
【0044】続いて、ステップ34で、受信したニュー
ロンIDを暫定的な通信アドレスとして用いて、そのニ
ューロンIDの指す台コンピュータ1に対して台コン番
号を要求し、続くステップ35で、この要求に応答して
送られてくる台コン番号を受信する。すなわち、受信し
たニューロンIDの指す台コンピュータ1に対して、台
コン番号を要求すると、その台コンピュータ1のMPU
41上で走行するプログラムが、ロータリスイッチ42
の状態を検出することで台コン番号を取得して送信して
くるので、それを受信するのである。
【0045】続いて、ステップ36で、ステップ35で
受信した台コン番号をアドレス管理テーブル53の台コ
ン番号管理域61に書き込むとともに、それに対応付け
て、ステップ32で受信したニューロンIDをアドレス
管理テーブル53のニューロンID管理域62に書き込
む。
【0046】続いて、ステップ37で、全台コン番号を
受信したのか否かを判断して、全台コン番号を受信した
ことを判断するときには、処理を終了し、未だ全台コン
番号を受信していないことを判断するときには、ステッ
プ31に戻っていく。
【0047】ここで、台コン番号を受信する場合に、ア
ドレス管理テーブル53に既に同一の台コン番号が登録
されているときには、エラーを検出してホールコンピュ
ータ3や台コンピュータ1にその旨を通知することで、
誤った通信アドレスの設定を防止する構成を採ってい
る。また、台コン番号を受信する場合に、それがステッ
プ1で受け取った台コン番号に含まれていないときに
も、エラーを検出してホールコンピュータ3や台コンピ
ュータ1にその旨を通知することで、誤った通信アドレ
スの設定を防止する構成を採っている。
【0048】このようにして、ステップ3(図6の処理
フロー)の処理を終了すると、続いて、ステップ4で、
自配下の台コンピュータ1の通信アドレスを設定して、
アドレス管理テーブル53のドメインテーブル管理域6
3に格納するとともに、ステップ2で設定した自コンピ
ュータの通信アドレスをアドレス管理テーブル53のア
ドレステーブル管理域64に格納し、更に、これらの通
信アドレスに従って、自配下の台コンピュータ1の持つ
ニューロンチップ40に格納される通信アドレスを更新
する。
【0049】図9及び図10に、このステップ4で実行
する処理の詳細な処理フローを示す。この処理フローに
示すように、ステップ4の処理に入ると、先ず最初に、
ステップ40で、自配下の全台コンピュータ1に対して
処理を終了したのか否かを判断して、全台コンピュータ
1に対して処理を終了したことを判断するときには、処
理を終了し、未だ全台コンピュータ1に対して処理を終
了していないことを判断するときには、ステップ41に
進んで、未処理の中から1つの台コンピュータ1を選択
する。
【0050】続いて、ステップ42で、ステップ2で設
定したドメイン/サブネットのアドレスを、台コンピュ
ータ1のドメイン/サブネットのアドレスとして用いる
とともに、ステップ3で取得した台コン番号を、台コン
ピュータ1のノードのアドレスとして用いることで、自
配下の台コンピュータ1の通信アドレスを設定する。例
えば、ステップ2で、“1−2−100”という通信ア
ドレスを設定し、ステップ3で、台コン番号“12”を
取得するときには、“1−2−12”という台コンピュ
ータ1の通信アドレスを設定するのである。
【0051】続いて、ステップ43で、ステップ3で取
得したニューロンIDを暫定的な通信アドレスとして用
いて、ステップ42で選択した台コンピュータ1に対し
て、「Query Domain 」のネットワーク管理メッセー
ジを送信することで、その台コンピュータ1の持つニュ
ーロンチップ40に格納される自通信アドレス(台コン
ピュータ1の通信アドレス)を取得する。
【0052】続いて、ステップ44で、ステップ42で
設定した通信アドレスと、ステップ43で取得した通信
アドレスとが一致するのか否かを判断して、一致しない
ことを判断するときには、ステップ45に進んで、ステ
ップ3で取得したニューロンIDを暫定的な通信アドレ
スとして用いて、ステップ41で選択した台コンピュー
タ1に対して、「Update Domain 」のネットワーク管
理メッセージを送信することで、その台コンピュータ1
の持つニューロンチップ40に格納される自通信アドレ
スを、ステップ42で設定した通信アドレスに従って更
新し、一致することを判断するときには、EEPROM
の書替回数の制限を考慮して、このステップ45の処理
を省略する。
【0053】続いて、ステップ46で、ステップ42で
設定した通信アドレスを、アドレス管理テーブル53の
ドメインテーブル管理域63に格納する。続いて、ステ
ップ47で、ステップ3で取得したニューロンIDを暫
定的な通信アドレスとして用いて、ステップ42で選択
した台コンピュータ1に対して、「Query Address」
のネットワーク管理メッセージを送信することで、その
台コンピュータ1の持つニューロンチップ40に格納さ
れる通信先の通信アドレス(島コンピュータ2の通信ア
ドレス)を取得する。
【0054】続いて、ステップ48で、ステップ47で
取得した通信アドレスと、ステップ2で設定した自コン
ピュータの通信アドレスとが一致するのか否かを判断し
て、一致しないことを判断するときには、ステップ49
に進んで、ステップ3で取得したニューロンIDを暫定
的な通信アドレスとして用いて、ステップ41で選択し
た台コンピュータ1に対して、「Update Address」の
ネットワーク管理メッセージを送信することで、その台
コンピュータ1の持つニューロンチップ40に格納され
る通信先の通信アドレスを、ステップ2で設定した通信
アドレスに従って更新し、一致することを判断するとき
には、EEPROMの書替回数の制限を考慮して、この
ステップ49の処理を省略する。
【0055】続いて、ステップ50で、ステップ2で設
定した自コンピュータの通信アドレスを、アドレス管理
テーブル53のドメインテーブル管理域64に格納して
から、ステップ40に戻っていく。
【0056】このようにして、通信アドレス設定プログ
ラム52は、図11に示すように、自コンピュータの通
信アドレスを設定すると、台コンピュータ1からニュー
ロンIDを取得し、それを暫定的な通信アドレスとして
用いて、台コンピュータ1から台コン番号を取得する構
成を採って、この設定した自コンピュータの通信アドレ
スと、取得した台コン番号とから台コンピュータ1の通
信アドレスを設定して、それらの設定した通信アドレス
を台コンピュータ1の持つニューロンチップ40に格納
していくことで、島コンピュータ2及び台コンピュータ
1の通信アドレスの自動設定を実現するのである。
【0057】図示実施例に従って本発明を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、パチンコホールの管理に用いるパチンコ管理シ
ステムへの適用例に従って本発明を説明したが、本発明
はその適用がパチンコ管理システムに限られるものでは
ない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
LON形式の通信プロトコルを実行する通信チップを使
って、遊技場の管理に用いる島コンピュータと台コンピ
ュータとの間の通信処理を実行する構成を採るときにあ
って、オペレータの手作業によらずに、台コンピュータ
の通信アドレスを設定できるようになる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】パチンコホール管理システムの説明図である。
【図3】パチンコホール管理システムの説明図である。
【図4】島コンピュータ及び台コンピュータの装置構成
図である。
【図5】アドレス管理テーブルのデータ構造図である。
【図6】通信アドレス設定プログラムの実行する処理フ
ローである。
【図7】通信アドレス設定プログラムの実行する処理フ
ローである。
【図8】通信アドレス設定プログラムの実行する処理フ
ローである。
【図9】通信アドレス設定プログラムの実行する処理フ
ローである。
【図10】通信アドレス設定プログラムの実行する処理
フローである。
【図11】本発明の処理説明図である。
【符号の説明】
1 台コンピュータ 2 島コンピュータ 10 通信チップ 11 装置番号設定機構 12 送信手段 20 通信チップ 21 第1の設定手段 22 第1の入手手段 23 第2の入手手段 24 第2の設定手段 25 通知手段 100 遊技台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 幸三 東京都台東区東上野3丁目12番9号 株 式会社エース電研内 (56)参考文献 特開 平7−46258(JP,A) 特開 平8−223206(JP,A) 特開 平8−52265(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 - 12/46 A63F 7/02 328 H04Q 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定の通信プロトコルを実行するLON
    チップと装置番号を設定する装置番号設定機構とを実装
    して、遊技台の台データを入手する複数の台コンピュー
    タと、該LONチップを実装しそれを使って台コンピュ
    ータとの間の通信処理を実行する島コンピュータとを備
    えた遊技場の管理装置であって、 島コンピュータが、 前記装置番号設定機構が設定することのない装置番号を
    用いて、ドメイン/サブネット/ノードで定義された自
    コンピュータの通信アドレスを設定する第1の設定手段
    と、 台コンピュータのLONチップが有するチップ番号を入
    手する第1の入手手段と、 前記第1の入手手段の入手したチップ番号をアドレスと
    して用いて、前記装置番号設定機構の設定した台コンピ
    ュータの装置番号を入手する第2の入手手段と、 前記第1の設定手段の設定した通信アドレスのうちドメ
    イン/サブネットのアドレスを台コンピュータのドメイ
    ン/サブネットのアドレスとして用いるとともに、前記
    第2の入手手段の入手した装置番号を台コンピュータの
    ノードのアドレスとして用いることにより、ドメイン/
    サブネット/ノードで定義された台コンピュータの通信
    アドレスを設定する第2の設定手段と、 前記第1の入手手段の入手したチップ番号をアドレスと
    して用いて、前記第1及び第2の設定手段の設定した通
    信アドレスを台コンピュータに通知する通知手段とを備
    えることを、 特徴とする遊技場の管理装置。
  2. 【請求項2】 定の通信プロトコルを実行するLON
    チップと装置番号を設定する装置番号設定機構とを実
    して、遊技台の台データを入手する複数の台コンピュー
    タに接続され、該LONチップを実装しそれを使って台
    コンピュータとの間で通信処理を実行する遊技場で用い
    られる島コンピュータであって、 前記装置番号設定機構が設定することのない装置番号を
    用いて、自 コンピュータの通信アドレスを設定する第1
    の設定手段と、台コンピュータに対してLONチップのチップ番号の返
    答を要求して、最も早く返答されてくるチップ番号を入
    手し、そのチップ番号をアドレスとして用いて、台コン
    ピュータに対して次回の返答要求から応答しないように
    指示するとともに、台コンピュータから前記装置番号設
    定機構の設定した装置番号を入手することを繰り返すこ
    とで、台 コンピュータの装置番号を入手する入手手段
    と、 記第1の設定手段の設定した通信アドレスと、前記入
    手手段の入手した装置番号とを使い、台コンピュータの
    通信アドレスを設定する第2の設定手段と、前記入 手手段の入手したチップ番号をアドレスとして用
    いて、記第1及び第2の設定手段の設定した通信アド
    レスを台コンピュータに通知する通知手段とを備えるこ
    とを、 特徴とする遊技場で用いられる島コンピュータ。
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