JP3429192B2 - 自動車用ヘッドライニング - Google Patents
自動車用ヘッドライニングInfo
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Description
ニング、特に、吸音、触感、見栄え等の高機能を備え、
組み付け時に折れたり、撓んだりすることなく容易に取
り付け作業を行い得る自動車用ヘッドライニングに関す
る。
時、車室内の静粛性、触感の向上、見栄え等の品質向上
が必要となってきており、これに伴い自動車用内装材の
高機能化が進んでいる。特に、従来の内装材に関しては
吸音、遮音、触感、見栄え等の品質向上の付加的機能を
備えたものは少なく、一般に安価であることが重要視さ
れていた。これらの代表的なものとしては、木質ボード
や再生繊維にフェノール樹脂等の熱硬化性バインダを含
浸したフェルト、又は、ガラス繊維等の無機繊維を含有
した熱可塑性樹脂(FRTP)を熱間プレスや冷間プレ
スしたものであった。
集合体を用いた高剛性材料としては(特開平07−35
99号)等が挙げられ、車室内側に設置される表皮層
と、繊維集合体の第2層からなるものが提案されてい
る。また、前記繊維集合体の中心部に、合成樹脂を含浸
させた綿布、不織布等の層を芯材としてサンドイッチ状
に挟み込んだもの、或いはまた、前記繊維集合体層に高
軟化点のバインダ繊維を混入したものも提案されてい
る。
ードや再生繊維にフェノール樹脂等の熱硬化性バインダ
を使用したフェルト、又は、ガラス繊維等の無機繊維を
強化材としたFRTPを熱間プレスや冷間プレスしたも
のは付加的機能(特に吸音性能)を持たせたものが殆ど
なく、更に以下の欠点があった。
これは、芯材又は強化材を有する多層構造であることに
起因しており、層ごとの材料が多様であるためである。
剛性を上げるために用いられていたフェノール系樹脂が
不快臭を放つことである。自動車用内装材として用いる
ため、不快臭は実用上不適であり、代替材料が求められ
ていた。
の室内側に積層する表皮部との2層からなるものが提案
されており、この材料を用いた場合、多くの付加的機能
が得られるが、炎天下における高温の室内環境を想定す
ると、十分な剛性を確保することが困難であった。
脂を含浸させた綿布、不織布等の層を芯材としてサンド
イッチ状に挟み込んだものが提案されているが、3層の
サンドイッチ状に構成するため、部品点数が多くなり不
経済であったり、また、この材料を用いた場合、炎天下
における高温の室内環境を想定すると、十分な剛性を確
保することが困難であった。
繊維集合体としては、高軟化点のバインダ繊維を混入し
た繊維集合体が提案されているが、この材料を用いた場
合、付加的機能と高温環境下での剛性は得られるが、車
両に取り付ける際のハンドリングに必要な剛性を確保す
ることは困難であった。
に鑑みて、より高い吸音性能、感触、見栄え等の優れた
品質を有し、かつ、高温環境下での高い剛性を備え、更
に車両に取り付ける際のハンドリングに必要な剛性を持
つ自動車用ヘッドライニングを提供することにある。
織編物、フェルト等の布帛よりなる繊維集合体によるヘ
ッドライニングのハンドリングに必要な剛性についての
メカニズムを鋭意検討すると共に、従来の問題点を解決
する材料及び構成を詳細に検討してヘッドライニングの
構造を特定することに成功し、本発明に到達した。
は、繊度が1.5〜40デニールの合成繊維ステープル
を平均見かけ密度0.01〜1.0g/cm3 に成形し
た繊維集合体層(第1繊維集合体層)と該繊維集合体層
のルーフパネル側に積層した所定の厚みを有する高剛性
の補強部材とからなる基材部と、該基材部の更にルーフ
パネル側に積層された高分子樹脂フィルム部と、前記基
材部の室内側に積層された表皮部とを一体的に成形して
なり、水平面に対する前記補強部材と前記繊維集合体層
との投影面積比が1/5〜1/2であり、前記第1繊維
集合体層に対し、前記第1繊維集合体層のループパネル
側に配置される補強部材が、車体を上から見たヘッドラ
イニングの投影面において第1繊維集合体層の重心点を
通り車体横方向に延在する横断線全体にわたって含むよ
うに、該補強部材が配置されていることを特徴とする。
部材は、板状又は繊維状の金属、非金属、それらの複合
材、及び樹脂含浸繊維集合体の何れかである。
記補強部材は、繊度1.5〜40デニールの合成繊維ス
テープルを平均見かけ密度0.01〜1.0g/cm3
に成形した繊維集合体層(第2繊維集合体層)である。
記補強部材と前記第1繊維集合体層の投影面積比は、1
/5〜1/2である。
維集合体の投影面積の1/5より小さくなると、車両に
取り付ける際のハンドリングに必要な剛性の補強効果が
不十分となり、また、1/2を超えると補強部材の自重
が影響し車両に取り付ける際のハンドリングに必要な剛
性の補強効果が得られなくなる虞れがある。
記第1繊維集合体層に対し、前記第1繊維集合体層のル
ープパネル側に配置される補強部材は、車体を上から見
たヘッドライニングの投影面において第1繊維集合体層
の重心点を通り車体横方向に延在する横断線全体にわた
って含むように、該補強部材が配置されている。これ
は、繊維集合体の自重の影響を取り除き、車両に取り付
ける際のハンドリングに必要な剛性への補強効果を確実
に得るためである。
材」における「所定の厚み」とは、具体的に0.1〜4
0mmであり、好ましくは0.5〜15mmである。
記補強部材を、車両の幅方向における繊維集合体の中心
軸に関しそれぞれ対称的に配置する。この配置により繊
維集合体の自重の影響を取り除き、車両に取り付ける際
のハンドリングに必要な剛性への補強効果が更に確実に
得られる。
記第1繊維集合体と第2繊維集合体に使用される合成繊
維ステープルの繊度は、1.5〜40デニールである。
合成繊維ステープルの繊度が40デニールを超えると、
繊維の表面積/断面積の値が小さくなり、音のエネルギ
ーを効率よく吸収できなくなるばかりか、また繊維径が
太くなるほど単位体積当たりの繊維本数が少なくなり、
繊維同士の絡み合いによる繊維集合体としての剛性を得
ることが困難となるため、望ましくは15デニール以下
がよい。
記第1繊維集合体及び第2繊維集合体各々の平均見かけ
密度は0.01〜1.0g/cm3 である。
/cm3 未満の場合には、同一体積内における繊維の比
率が少なくなり、繊維集合体として十分な剛性を得るこ
とが困難であるとともに、十分な通気抵抗を得られず、
吸音性能が不十分となる。また、平均見かけ密度が1.
0g/cm3 を超えると、繊維集合体が固すぎて、従来
公知の木質ボード、フェノール含浸フェルト等を使用す
るのと何ら変わりなく、付加機能を期待することが困難
となる。
合体層及び第2繊維集合体層が、ポリエステル繊維を主
な構成素材とし、前記高分子樹脂フィルム部がエチレン
ビニルアセテート、ポリエステル又はポリエチレンを主
体としてなり、また、前記表皮部がトリコット又は不織
布からなることが好ましい。
することができる。即ち、ポリエステル繊維等は熱可塑
性繊維であるから、燃焼等によるエネルギーリサイクル
が容易となり、さらには加熱再成形が可能であるという
メリットもある。ここで使用可能な繊維として、例え
ば、ポリアミド、共重合ポリアミド、ポリエステル、共
重合ポリエステル、ポリアクリロニトリル、共重合ポリ
アクリロニトリル、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリクラール等の熱可塑性重合体
を単独、混合もしくは複合紡糸して得られる繊維が挙げ
られる。しかし、主体繊維としては、結晶融点(Tm)
が高いこと、比較的安価であることからポリエステル繊
維が最適であるが、特に限定はしない。
記第1繊維集合体層は、1.5〜40デニールの繊度を
主体とする高軟化点ポリエステル繊維(繊維A)80〜
20重量%と、1.5〜15デニールの繊度を主体とし
少なくとも周辺部分の軟化点が前記繊維Aよりも30〜
100℃低い低軟化点ポリエステルよりなる繊維(繊維
B)20〜80重量%とからなり、前記第2繊維集合体
層は、1.5〜40デニールの繊度を主体とする高軟化
点ポリエステル繊維(繊維C)80〜20重量%と、
1.5〜15デニールの繊度を主体とし少なくとも周辺
部分の軟化点が前記繊維Bよりも少なくとも50℃低い
低軟化点ポリエステルよりなる繊維(繊維D)20〜8
0重量%とからなる。
ルの繊度を主体とする高軟化点ポリエステル繊維を使用
するのは、繊維集合体の機能として吸音性、剛性等を得
るためである。1.5デニール未満の場合、繊維自体の
剛性が小さいため集合体としての十分な剛性を得ること
が困難となる。また、40デニールを超えると、繊維集
合体の繊維総本数が少なくなるため繊維B等のバインダ
繊維との接着点が減少し、十分な剛性を得ることが困難
となる。また、繊維径が太くなることによって表面積/
断面積の値が小さくなり、効率よく音エネルギーを吸収
することが困難となる。
化点ポリエステル繊維を使用するのは、吸音性能を犠牲
にすることなく十分な剛性を得るためである。1.5デ
ニール未満の場合は、繊維自体の剛性が不足するため集
合体としての十分な剛性を得ることが困難となる。15
デニールを超えると、繊維集合体中の繊維Bのようなバ
インダ繊維の占める繊維本数が減少し十分な接着点を確
保することが困難となり剛性が低下してしまう。
化点が前記繊維Aよりも30〜100℃低い低軟化点ポ
リエステルよりなる繊維であることが好ましい。かかる
繊維Bの典型例は、繊維中心部の軟化点に対して周辺部
に軟化点が30〜100℃低い変性ポリエステルを複合
した芯鞘構造を有する複合繊維である。又は、繊維Aに
対し軟化点が30〜100℃低い低軟化点ポリエステル
を以て繊維全体を形成することもできる。
ダ繊維として繊維の混合を均一にし、繊維集合体の形状
をより強固に保持する効果がある。バインダとして粉末
状樹脂を使用すると、粉末状樹脂バインダが局所的に凝
集し易いこと、また溶液系樹脂を使用すると、主たる繊
維の繊度が低い場合に繊維表面に均一に溶液樹脂バイン
ダが付着して繊維径の増大を招く虞れがある。
未満の場合、両繊維の軟化点が近すぎるため、バインダ
繊維を融解させて接着する成形工程において、バインダ
繊維のみならず繊維集合体全体を融解させる危険性が増
大する。また、軟化点差が100℃を超えると、融解開
始温度が低いため、高温時に十分な剛性を確保すること
が困難となるので好ましくない。
0:80〜80:20重量%の範囲にある。これよりも
繊維Aを少なくすると、低軟化点のバインダ繊維Bの繊
維集合体全体に占める比率が大きくなるため、高温時の
十分な剛性を得ることが困難となる。また、繊維Aが8
0重量%を超えると、バインダ繊維Bの比率が小さく繊
維間の接着点が少なくなってしまい十分な剛性、良好な
成形性を得ることが困難となる。
5〜40デニールの繊度を主体とする高軟化点ポリエス
テル繊維を使用するのは、繊維集合体の機能として吸音
性、剛性等を得るためである。1.5デニール未満の場
合、繊維自体の剛性が小さいため、集合体としての十分
な剛性を得ることが困難となり、ハンドリング時の剛性
を向上させる補強効果が得難い。また、40デニールを
超えると、繊維集合体の繊維総本数が少なくなるためバ
インダ繊維Dとの接着点が減少して十分な剛性を得るこ
とが困難となり、ハンドリング時の剛性を向上させる補
強効果を得難い。また、繊維径が大きくなることによっ
て表面積/断面積の値が小さくなり、効率よく音エネル
ギーを吸収することが困難となる。
化点繊維を使用するのは、吸音性能を犠牲にすることな
く、十分な剛性を得るためである。1.5デニール未満
の場合は、繊維自体の剛性が不足するためハンドリング
時の剛性を向上させる補強効果が得られない。15デニ
ールを超えると、バインダ繊維Dの繊維集合体に占める
繊維本数が減少し十分な接着点を確保することが困難と
なりハンドリング時の剛性を向上させる補強効果が減少
する。
1繊維集合体層の繊維Bの低軟化点重合体よりも少なく
とも50℃低い軟化点を有する変性ポリエステルよりな
る芯鞘構造を有する複合繊維、若しくはかかる変性ポリ
エステルよりなる単一成分繊維であることが望ましい。
繊維Bに対して少なくとも50℃低い軟化点を有する繊
維Dを使用するのは、第1繊維集合体が高温時の剛性
を、第2繊維集合体がハンドリング時の剛性を、それぞ
れ向上させる補強効果を奏するためである。軟化点の差
が50℃未満となると、高温時の剛性は更に向上する
が、ハンドリング時の剛性を向上させる補強効果は減少
してしまう。
〜80〜20重量%であることが好ましい。繊維Cが2
0重量%より少なくなると、全体に占める低軟化点繊維
Dの比率が増大するためハンドリング時の剛性を向上さ
せる補強効果が得られなる虞れがある。また、繊維Cが
80重量%を超えると、低軟化点バインダ繊維の比率が
小さく、繊維間の接着点が少なくなってしまうためにハ
ンドリング時の剛性を向上させる補強効果、繊維集合体
の良好な成形性を得ることが困難となる。
記第1繊維集合体層と第2繊維集合体層との目付け比が
1:1〜9:1であり、且つ前記基材部の合計目付が7
00〜2000g/m2 である。第2繊維集合体の目付
割合が多くなって目付の比が1:1よりも小さくなると
第2繊維集合体の自重の影響によりハンドリング時の剛
性を向上させる補強効果が得られなくなる虞れがある。
一方、第2繊維集合体の目付割合が過小となって上記目
付割合が9:1よりも増大すると、ハンドリング時の剛
性を向上させる補強効果が得られなくなる虞れがある。
また、2層の繊維集合体層からなる基材部の合計目付が
700g/m2 未満となると、吸音性能が急激に衰退す
るので好ましくなく、逆に基材部の目付が2000g/
m2 を超えると、基材部の自重の影響によりハンドリン
グ時の剛性を向上させる補強効果が減衰すること、ま
た、ヘッドライニングの重量も大きくなり車両への取り
付け作業が困難となる。
記基材部を構成する第1繊維集合体層と第2繊維集合体
層とがニードルパンチによって結合され、基材部を予備
加熱後、5〜40mmの均一な平均厚みに成形される。
ニードルパンチにより両繊維集合体層を結合することに
より両層の絡まり合い結合が強固となり、その結果とし
て第2繊維集合体のハンドリング時の剛性を向上させる
補強効果が更に増大することになる。
0mmに均一とするのは、5mm未満の場合、剛性は確
保できるものの所望の通気量が得られず、ヘッドライニ
ングに吸音性能を付与することが困難となってしまう。
また、40mmを超えると、基材の剛性を得ることが困
難となり、十分な保形性能が得られ難くなるので好まし
くない。
態様は、前記基材部と、前記高分子樹脂フィルム部と、
前記表皮部と、更に前記高分子樹脂フィルム部のルーフ
パネル側に積層された目付30〜200g/m2 の合成
繊維フィラメント繊維集合体とからなる4層を一体的に
成形してなる。かかる構成により、上記種々の効果に加
えて次のような効果を得ることができる。即ち、ヘッド
ライニングとルーフパネルとの間に合成繊維フィラメン
トからなる目付30〜200g/m2 の繊維集合体層を
積層配置することで、合成繊維フィラメントの引張力の
寄与により、ヘッドライニングの高温環境下での剛性、
ハンドリング時の剛性を一層向上させる効果を奏する。
ここで合成繊維フィラメントを用いるのは、引張強度が
最も効果的に得られ且つリサイクル性に優れるからであ
る。また、上記目付が30g/m 2 未満の場合は、前記
のような剛性付与効果が十分に得られず、逆に200g
/m2 を超えると、繊維集合体自体の自重が影響し、前
記のような剛性付与効果が十分に得られない。
記表皮部が染色又は原着により処理された不織布であ
り、ニードルパンチにより基材部と一体化し成形されて
なる。かかる構成により、前記効果に加えて次のような
利点がある。即ち、2層構造からなる繊維集合体の基材
部の室内側に位置する第1繊維集合体層の室内側表面に
染色又は原着等によって処理された着色面を有するか、
染色又は原着等によって処理された不織布を表皮部と
し、ニードルパンチにより基材部と結合すれば、表皮部
と基材部とが一体成形されることで、製造工数、部品点
数の簡略化が可能となる。
面に示した具体例について説明する。図1において、本
発明のヘッドライニングは、合成繊維ステープル、例え
ばポリエステルを主成分とする重合体よりなるステープ
ルの第1繊維集合体層11と、第1繊維集合体層11の
ルーフパネル側に例えばポリエステルを主成分とする合
成繊維ステープルの第2繊維集合体層12からなる高剛
性補強部材との2層構造からなる繊維集合体の基材部1
0を含み、該基材部10の更にルーフパネル側に積層さ
れた高分子樹脂フィルム部20と、前記基材部10の室
内側に積層された表皮部30とを一体的に成形してな
る。水平面に対する上記ヘッドライニングの投影図を図
2,4,5,6,7及び8に示した。これらの図におい
て、前記補強部材12の投影面と前記第1繊維集合体層
11の投影面の面積比が1/5〜1/2であり、また該
補強部材は、車体を上から見たヘッドライニングの投影
面において第1繊維集合体の重心点を通り車体横方向に
延在する横断線全体にわたって含むように配置されてい
る。
に、前記補強部材は幅方向の繊維集合体の中心軸に関し
それぞれ対称的に配置される。
イニングは、該2層構造からなる繊維集合体の基材部1
0と、基材部10のルーフパネル側に配置される高分子
樹脂フィルム部20と、高分子樹脂フィルム部20のル
ーフパネル側に合成繊維フィラメントからなる繊維集合
体40と、基材部10の室内側にる表皮部30とからな
り、各層を一体で成形して成ることができる。
いては、所定カット長、繊度1.5〜40デニールの繊
維A、繊維Bのステープル綿、フリース、ラップ等を開
繊し、適宜の混合比率で調合した後、カードレイヤー方
式若しくはエアレイヤー方式によりコンベア上に噴送
し、必要に応じて吸引してコンベア上にウェブを形成し
て第1繊維集合体層を得た。また、所定カット長、繊度
1.5〜40デニールの繊維C、繊維Dのステープル
綿、フリース、ラップ等を開繊し、適宜の混合比率で調
合した後、カードレイヤー方式若しくはエアレイヤー方
式によりコンベア上に噴送し、必要に応じて吸引してコ
ンベア上にウェブを形成して第2繊維集合体層を得た。
更にこの各ウェブ(すなわち、第1繊維集合体層及び第
2繊維集合体層)を所定の位置にくるように重ねて、所
定の見かけ密度圧縮する。次いで、所定温度の熱風若し
くは加熱蒸気により成形固化し基材部を作製する。又
は、コンベア上のウェブをニードルパンチングにより規
定の厚み及び規定の見かけ密度に仕上げ、同様に熱処理
を行い基材部を作製する。また、上記カードレイヤー方
式若しくはエアレイヤー方式は、ウェブ形成方法に用い
るもので、その後の後処理工程に関しては特に限定され
ない。
ム部、表皮部を重ね、又は、前記各部に加えて合成繊維
フィラメント繊維集合体を重ねて、熱風もしくは遠赤外
の加熱炉にて数秒から数分間加熱し、温度調節が可能な
冷間プレス型にて数分間プレス後、成型品を得た。
れらの実施例に限定されないことはもとよりである。車
両の左右方向の長さAが1.5m、前後方向の長さBが
1.8mのヘッドライニングにおいて、第2繊維集合体
層の配置の仕方を以下に示す。尚、配置1〜5が、本発
明の実施例であり、配置6〜11は比較例である。
心点50を通り車両における左右方向に対し平行な横断
線51と重なるように、幅Dを0.6mとした第2繊維
集合体層12を、車両の前端部からの距離Cが0.7m
となるように配置する。
心点50を通り車両における左右方向に対し平行な横断
線51と重なるように、幅Dを0.4mとし車両の前端
部からの距離Cを0.7mとした部位と、車両の前後方
向を通る縦断線方向に車両の左右端部から幅Eを0.1
mの部位全体にわたって、第2繊維集合体層12を配置
する。
心点50を通り車両における左右方向に対し平行な横断
線51と重なるように、幅Dを0.4mとし車両の前端
部からの距離Cを0.7mとした部位と、車両の前後方
向を通る縦断線方向に幅Fを0.2mとし車両の左右方
向の中心位置の部位全体にわたって、第2繊維集合体層
12を配置する。
心点50を通り車両における左右方向に対し平行な横断
線51と重なるように、幅Dを0.5mとし車両の前端
部からの距離Cを0.65mとした部位と、車両の左右
方向を通る縦断線方向に幅Gを0.05mとし車両の前
後端部に位置する部位全体にわたって、第2繊維集合体
層12を配置する。
心点50を通り車両における左右方向に対し平行な横断
線51と重なるように、幅Dを0.3mとし車両の前端
部からの距離Cを0.75mとした部位と、車両の左右
方向を通る縦断線方向に幅Gを0.05mとし車両の前
後端部に位置する部位と、車両の前後方向を通る縦断線
方向に幅Eを0.1mとし車両の左右端部の2箇所の部
位全体にわたって、第2繊維集合体層12を配置する。
心点50を通り車両における左右方向に対し平行な横断
線51と重なるように、幅Hを0.3mとし車両の前端
部からの距離Cを0.75mとした部位全体にわたっ
て、第2繊維集合体層12を配置する。
重心点50を通り車両における左右方向に対し平行な横
断線51と重なるように、幅Iを1.0mとし車両の前
端部からの距離Cを0.4mとした部位全体にわたっ
て、第2繊維集合体層12を配置する。
断線方向に幅Jを0.6mとし車両の左右方向の中心位
置の部位に、第2繊維集合体層12を配置する。
断線方向に幅Kを0.3mとし車両の前後端部に位置す
る部位とに、第2繊維集合体層12を配置する。
断線方向に幅Lを0.3mとし車両の左右端部の2箇所
の部位に、第2繊維集合体層12を配置する。
両の全周の部位に、第2繊維集合体層12を配置する。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置2(図5)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置3(図6)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置4(図7)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置5(図8)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
%と1.5デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)
50重量%からなる目付800g/m2 のポリエステル
を主成分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊
維C(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊
維D(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付
400g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維
集合体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平
均目付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの
高分子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で
加熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車
用ヘッドライニングを得た。
と15デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50
重量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主
成分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、1.5デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と1.5デニールの繊
維D(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付
400g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維
集合体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平
均目付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの
高分子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で
加熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車
用ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、40デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と15デニールの繊維
D(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付4
00g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集
合体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均
目付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高
分子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加
熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用
ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付80
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付1066g/m2 である基材部と、ポリエステルの高
分子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加
熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用
ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付10
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付833g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付1500g/m2 のポリエステルを主
成分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付15
00g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集
合体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均
目付2000g/m2 である基材部と、ポリエステルの
高分子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で
加熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車
用ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付680g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付80
g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合体
層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目付
707g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分子
樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ5mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で積層され、平均目付933g
/m2 である基材部と、ポリエステルの高分子樹脂フィ
ルム部と、表皮部との3層を215℃で加熱後冷間プレ
スで成形し、平均厚さ40mmの自動車用ヘッドライニ
ングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺軟化点110℃)75重量%からなる目付400
g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合体
層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目付
933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分子
樹脂フィルム部と、表皮部と目付50g/m2 のポリエ
ステルからフィラメントの繊維集合体層との4層を21
5℃で加熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの
自動車用ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部と目付150g/m2 のポ
リエステルからなるフィラメントの繊維集合体層との4
層を215℃で加熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ1
5mmの自動車用ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置6(図9)で示すように積層され、平均目
付866g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置7(図10)で示すように積層され、平均
目付1022g/m2 である基材部と、ポリエステルの
高分子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加
熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用
ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置8(図11)で示すように積層され、平均
目付960g/m2 である基材部と、ポリエステルの高
分子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置9(図12)で示すように積層され、平均
目付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高
分子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置10(図13)で示すように積層され、平
均目付960g/m2 である基材部と、ポリエステルの
高分子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加
熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用
ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置11(図14)で示すように積層され、平
均目付874g/m2 である基材部と、ポリエステルの
高分子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加
熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用
ヘッドライニングを得た。
2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重量
%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成分
とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C(軟
化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D(周
辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付400g
/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合体層
とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目付9
33g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分子樹
脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後冷間
プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッドラ
イニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と1デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と20デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50
重量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主
成分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、1デニールの繊維C(軟
化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D(周
辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付400g
/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合体層
とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目付9
33g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分子樹
脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後冷間
プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッドラ
イニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、50デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と1デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と20デニールの繊維
D(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付4
00g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集
合体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均
目付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高
分子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱
後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘ
ッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)10重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、4デニールの繊維C(軟
化点:255℃)25重量%と20デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)90重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)10重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)90重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)90重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)10重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点140℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付10
00g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集
合体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均
目付1133g/m2 である基材部と、ポリエステルの
高分子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加
熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用
ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付80
g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合体
層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目付
827g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分子
樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後冷
間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッド
ライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付1600g/m2 のポリエステルを主
成分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付16
00g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集
合体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均
目付2133g/m2 である基材部と、ポリエステルの
高分子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加
熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用
ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付650g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付70
g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合体
層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目付
675g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分子
樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後冷
間プレスで成形し、平均厚さ15mmの自動車用ヘッド
ライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ3mmの自動車用ヘッド
ライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と表皮部との3層を215℃で加熱後
冷間プレスで成形し、平均厚さ45mmの自動車用ヘッ
ドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部と目付25g/m2 のポリ
エステルからなるフィラメントの繊維集合体層との4層
を215℃で加熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15
mmの自動車用ヘッドライニングを得た。
と2デニールの繊維B(周辺部軟化点170℃)50重
量%からなる目付800g/m2 のポリエステルを主成
分とする第1繊維集合体層と、13デニールの繊維C
(軟化点:255℃)25重量%と4デニールの繊維D
(周辺部軟化点110℃)75重量%からなる目付40
0g/m2 のポリエステルを主成分とする第2繊維集合
体層とが配置1(図4)で示すように積層され、平均目
付933g/m2 である基材部と、ポリエステルの高分
子樹脂フィルム部と、表皮部と目付250g/m2 のポ
リエステルからフィラメントの繊維集合体層との4層を
215℃で加熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ15m
mの自動車用ヘッドライニングを得た。
(周辺部軟化点170℃)50重量%からなる目付12
00g/m2 のポリエステルを主成分とする基材部と、
表皮層を215℃で加熱後冷間プレスで成形し、平均厚
さ1mmの自動車用ヘッドライニングを得た。(見かけ
密度:1.2g/cm3 )
(周辺部軟化点170℃)50重量%からなる目付30
0g/m2 のポリエステルを主成分とする基材部と、表
皮層を215℃で加熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ
40mmの自動車用ヘッドライニングを得た。(見かけ
密度:0.0075g/cm3 )
フェルトを芯材とし、表皮材としてトリコット表皮、表
皮層と該芯材の接着剤として50μmのホットメルトを
用いたものを積層構造化し、140℃で加熱プレスし、
厚さ2.3mmのヘッドライニングを得た。
エチレンフォームを芯材とし、表皮材としてトリコット
表皮、表皮層と該芯材の接着剤として50μmのホット
メルトを用いたものを積層構造化し、140℃で加熱プ
レスし、厚さ4mmのヘッドライニングを得た。
(周辺部軟化点170℃)50重量%からなる目付80
0g/m2 のポリエステルを主成分とする基材部と、表
皮層を215℃で加熱後冷間プレスで成形し、平均厚さ
15mmの自動車用ヘッドライニングを得た。
測定を行い、それぞれ得られた結果とともに表1、表2
及び表3に示す。
例、従来例の方法で得られた自動車用ヘッドライニング
からφ100mm切出し、JISA1405「管内法に
よる建築材料の垂直入射吸音測定法」に基づき、測定領
域125〜1600Hzで測定した。
例、従来例の方法で得られた自動車用ヘッドライニング
を、車両と同様な取り付け状態にて試験温度90℃にて
数時間後、自動車用ヘッドライニングのたわみ量、ゆが
み、シワ、等を観察し、自動車用ヘッドライニングとし
ての評価を行なった。
較例、従来例の方法で得られた自動車用ヘッドライニン
グを、車両に組み付け作業を行い、自動車用ヘッドライ
ニング端末のたわみの影響による取りまわし易さ、サン
バイザー、アシストグリップ等の部品取り付けのし易さ
を評価した。
性プラスチックのビカット軟化温度試験方法」に基づい
て、試験荷重5kgf、昇温速度50℃/hで測定し
た。
後方向に対する垂直断面で切断した断面図である。
方向から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊
維集合体層の位置関係を示した図である。
する垂直断面で切断した断面図である。
方向から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊
維集合体層の位置関係を模式的に示した図である。
方向から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊
維集合体層の位置関係を模式的に示した図である。
方向から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊
維集合体層の位置関係を模式的に示した図である。
方向から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊
維集合体層の位置関係を模式的に示した図である。
方向から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊
維集合体層の位置関係を模式的に示した図である。
た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊維集合体層
の位置関係を模式的に示した図である。
から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊維集
合体層の位置関係を模式的に示した図である。
から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊維集
合体層の位置関係を模式的に示した図である。
から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊維集
合体層の位置関係を模式的に示した図である。
から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊維集
合体層の位置関係を模式的に示した図である。
から見た投影図であり、第1繊維集合体層と第2繊維集
合体層の位置関係を模式的に示した図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 繊度が1.5〜40デニールの合成繊維
ステープルを平均見かけ密度0.01〜1.0g/cm
3 に成形した繊維集合体層(第1繊維集合体層)と該繊
維集合体層のルーフパネル側に積層した所定の厚みを有
する高剛性の補強部材とからなる基材部と、該基材部の
更にルーフパネル側に積層された高分子樹脂フィルム部
と、前記基材部の室内側に積層された表皮部とを一体的
に成形してなり、水平面に対する前記補強部材と前記繊
維集合体層の投影面積比が1/5〜1/2であり、前記
第1繊維集合体層に対し、前記第1繊維集合体層のルー
プパネル側に配置される補強部材が、車体を上から見た
ヘッドライニングの投影面において第1繊維集合体層の
重心点を通り車体横方向に延在する横断線全体にわたっ
て含むように、該補強部材が配置され、 ここで前記補強部材が繊度1.5〜40デニールの合成
繊維ステープルを平均見かけ密度0.01〜1.0g/
cm3 に成形した繊維集合体層(第2繊維集合体層)で
あって、 前記第1繊維集合体層が、1.5〜40デニールの繊度
を主体とする高軟化点ポリエステル繊維(繊維A)80
〜20重量%と、1.5〜15デニールの繊度を主体と
し少なくとも周辺部分の軟化点が前記繊維Aよりも30
〜100℃低い低軟化点ポリエステルよりなる繊維(繊
維B)20〜80重量%とからなり、 前記第2繊維集合体層が、1.5〜40デニールの繊度
を主体とする高軟化点ポリエステル繊維(繊維C)80
〜20重量%と、1.5〜15デニールの繊度を主体と
し少なくとも周辺部分の軟化点が前記繊維Bよりも少な
くとも50℃低い低軟化点ポリエステルよりなる繊維
(繊維D)20〜80重量%とからなり、 前記第1繊維集合体層と第2繊維集合体層との目付け比
が1:1〜9:1であり、且つ前記基材部の合計目付が
700〜2000g/m2 であり、 前記基材部を構成する第1繊維集合体層と第2繊維集合
体層とがニードルパンチによって接合され、基材部を予
備加熱後、5〜40mmに成形されていることを特徴と
する、自動車用ヘッドライニング。 - 【請求項2】 前記第1繊維集合体層及び第2繊維集合
体層が、ポリエステル繊維を主要な構成素材とし、前記
高分子樹脂フィルム部がエチレンビニルアセテート、ポ
リエステル又はポリエチレンを主体としてなり、また、
前記表皮部がトリコット又は不織布からなることを特徴
とする、請求項1記載の自動車用ヘッドライニング。 - 【請求項3】 前記基材部と、前記高分子樹脂フィルム
部と、前記表皮部と、更に前記高分子樹脂フィルム部の
ルーフパネル側に積層された目付30〜200g/m2
の合成繊維フィラメント繊維集合体とからなる4層を一
体的に成形したことを特徴とする、請求項1又は2項記
載の自動車用ヘッドライニング。 - 【請求項4】 前記表皮部が染色又は原着により処理さ
れた不織布であり、ニードルパンチにより基材部と一体
化し成形されていることを特徴とする、請求項1〜3の
何れか1項記載の自動車用ヘッドライニング。 - 【請求項5】 前記補強部材が、車両の幅方向の繊維集
合体の中心軸に関しそれぞれ対称的に配置されている。
請求項1〜4の何れか1項記載の自動車用ヘッドライニ
ング。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP12149698A JP3429192B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 自動車用ヘッドライニング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12149698A JP3429192B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 自動車用ヘッドライニング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11310089A JPH11310089A (ja) | 1999-11-09 |
JP3429192B2 true JP3429192B2 (ja) | 2003-07-22 |
Family
ID=14812623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12149698A Expired - Fee Related JP3429192B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 自動車用ヘッドライニング |
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CN112590938B (zh) * | 2020-12-28 | 2022-04-05 | 湖南大学 | 一种分层填充材料的汽车上纵梁及其使用方法和制造方法 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP12149698A patent/JP3429192B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11310089A (ja) | 1999-11-09 |
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