JP3428709B2 - シリコーン消泡剤組成物 - Google Patents
シリコーン消泡剤組成物Info
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Description
に関するものであり、消泡効果の優れたシリコーン消泡
剤組成物に関する。
上させるために種々の添加剤を添加することが検討され
てきた。例えばシリコーン系消泡剤においては、ポリオ
キシアルキレン変性シリコーンオイルを添加して配合す
ることが提案されている。このような例としては、特開
昭54−149388号公報、特開昭56−48211
号公報、特開昭63−147507号公報などを挙げる
ことができる。
ン系消泡剤にポリオキシアルキレン変性シリコーンオイ
ルを配合してなるシリコーン消泡剤組成物を使用するに
際しては、液状のシリコーン消泡剤組成物の原液をその
まま、あるいは水で希釈した上で、発泡性液体に添加さ
れる。しかしながら、従来のこの種のシリコーン消泡剤
組成物は、これを発泡性液体に添加した直後において得
られる初期消泡効果が有機系消泡剤の場合に比して劣る
ものであったり、消泡の効果の持続性が不十分なもので
あったりする等の問題がある。
されたものであって、発泡性液体に対し、優れた初期消
泡効果を発揮し、消泡効果の持続性が改善されたシリコ
ーン消泡剤組成物を提供することを目的とする。
消泡剤組成物は、シリコーン系消泡剤よりなる第1成分
と、ポリオキシアルキレン基を有するポリオルガノシロ
キサン重合体架橋物よりなる第2成分とを含有してなる
ことを特徴とする。
基を有するポリオルガノシロキサン重合体架橋物は、そ
の架橋構造が下記の反応(1)または反応(2)によっ
て得られるものであり、(a)反応(1)若しくは反応(2)によって得られる
ポリオルガノシロキサン重合体の架橋物にポリオキシア
ルキレン基を付加させる方法、または、(b)ポリオキ
シアルキレン基を付加させたポリオルガノシロキサンを
反応(1)若しくは反応(2)によって架橋させる方法
により、製造される ものである。 反応(1) 下記 (A) 成分と (B) 成分の付加反応 (A) 成分:1分子中側鎖に2個以上のSi−H基を有
するポリオルガノシロキサン (B)成分:両末端がアリル基で封鎖されたポリオルガ
ノシロキサン 反応(2) 下記 (C) 成分と (D) 成分の付加反応 (C) 成分:両末端にSi−H基を有するポリオルガノ
シロキサン (D)成分:1分子中側鎖に2個以上のアリル基を有す
るポリオルガノシロキサン
であるシリコーン系消泡剤に、第2成分として、ポリオ
キシアルキレン基を有するポリオルガノシロキサン重合
体架橋物を配合してなるものであることにより、優れた
初期消泡効果および分散安定性を得ることができ、また
高い消泡効果の持続性が得られる。
本発明において主剤ともいうべき第1成分のシリコーン
系消泡剤とは、ポリオルガノシロキサンを主成分として
含有してなるものであり、その例としては、ポリオルガ
ノシロキサンにシリカなどの充填剤を配合してなるシリ
コーンコンパウンド、その他を挙げることができる。こ
こに、好ましいポリオルガノシロキサンは、ポリジメチ
ルシロキサンである。
とのできるシリコーン系消泡剤の具体例としては、例え
ば特公昭27−2263号公報に記載されているような
ポリジオルガノシロキサンとシリカとよりなるもの、特
公昭45−23613号公報および特開昭60−251
906号公報に記載されているようなポリジオルガノシ
ロキサンと、シリカと、更にポリシロキサン樹脂を含有
してなるもの、特公昭52−19836号公報および特
開昭63−147507号公報に記載されているような
ポリジオルガノシロキサンと、シリカと、更にポリシロ
キサン樹脂およびポリオキシアルキレン−ポリシロキサ
ン共重合体を含有してなるもの、その他を挙げることが
できる。
れる第2成分のポリオキシアルキレン基を有するポリオ
ルガノシロキサン重合体架橋物(以下「特定のシロキサ
ン架橋物」という。)は、下記の反応(1)または反応
(2)によって得られるものである。 反応(1) 下記 (A) 成分と (B) 成分の付加反応 (A) 成分:1分子中側鎖に2個以上のSi−H基を有
するポリオルガノシロキサン (B)成分:両末端がアリル基で封鎖されたポリオルガ
ノシロキサン 反応(2) 下記 (C) 成分と (D) 成分の付加反応 (C) 成分:両末端にSi−H基を有するポリオルガノ
シロキサン (D)成分:1分子中側鎖に2個以上のアリル基を有す
るポリオルガノシロキサン
特定のシロキサン架橋物は、以下の条件(1)〜(3)
を満たすものである。 (1)上記 (A) 成分と (B) 成分あるいは(C)成分
と(D)成分とが反応され、それらのSi−H基とアリ
ル基との付加反応により三次元架橋構造が形成されてい
ること。 (2)ポリオキシアルキレン基を有すること。 (3)流動性を有すること。 ここで「三次元架橋構造」とは、2分子以上のポリオル
ガノシロキサンが2個以上の分岐構造を介して結合して
なる構造を指す。
シロキサン架橋物を得るための方法は限定されるもので
はなく、ポリオルガノシロキサン重合体の架橋物を得て
これにポリオキシアルキレン基を付加させる方法、並び
にポリオキシアルキレン基を付加させた直鎖状のポリオ
ルガノシロキサンを得てこれを架橋させる方法のいずれ
によることもできる。
は、更に次の条件を満たすものであることが好ましい。 (a)温度25℃における粘度が100〜100000
cStであること。 (b)下記の化1で示す構造を有すること。
9 、R11およびR12はいずれも一価の炭化水素基であっ
て好ましくはアルキル基またはアリール基を表わし、更
に好ましくはメチル基であり、R5 およびR10は −(CH2 )j O−(CH2 CH2 O)k −(CH2 C
H2 CH2 O)t −−(CH2 CH2 CH2 CH2 O)
m −R13 であり、R13は水素原子、アルキル基、アリール基また
はアシル基を示す。
各々の範囲、好ましい範囲、更に好ましい範囲は次のと
おりである。 a;1≦a≦1000、好適には1≦a≦500、最も
好適には1≦a≦250 b;0<b≦30、好適には0<b≦20、最も好適に
は0<b≦15 c;1≦c≦20、好適には1≦c≦15、最も好適に
は0≦c≦10 d;1≦d≦1000、好適には1≦d≦500、最も
好適には1≦d≦250 e;0<e≦30、好適には0<e≦20、最も好適に
は0<e≦15 f;1≦f≦20、好適には1≦f≦15、最も好適に
は0≦f≦10 g;g≦3 h;1≦h≦5000、好適には1≦h≦2500、最
も好適には1≦h≦1000 i;i≦3 j;j≦2 k;0<k≦150、好適には0<k≦100、最も好
適には0<k≦50 t;0<t≦150、好適には0<t≦100、最も好
適には0<t≦50 m;0<m≦150、好適には0<m≦100、最も好
適には0<m≦50 0<(k+t+m)≦200
は、例えば次のような方法によって製造することができ
る。 (イ) (A) 成分に (B) 成分を作用させて架橋構造を
生成させ、得られるポリオルガノシロキサン重合体架橋
物にポリオキシアルキレンを反応させてポリオキシアル
キレン基を導入する方法。 (ロ) (A) 成分にポリオキシアルキレンを反応させて
ポリオキシアルキレン基を導入し、得られるポリオキシ
アルキレン変性シリコーンの残留Si−H基とビニル基
を含有するポリシロキサンによって架橋させる方法。
物の製造の具体的一例を示すと、次のとおりである。 第1段 ポリオルガノシロキサン重合体の架橋物の調製 仕込み工程 この工程では、反応容器内に、側鎖に水
素原子を有する直鎖状ポリシロキサン、ビニル基を有す
るポリシロキサンおよび反応触媒を仕込む。この反応触
媒としては、例えば H2 PtCl6 ・6H2 O のイ
ソプロパノール溶液などを用いることができる。 撹拌加熱工程 この工程は、例えば温度40℃で30
分間行われる。 投入工程 この工程においては、ポリオキシアルキレ
ンと、イソプロパノールよりなる溶媒が反応容器内に投
入される。 還流工程 この工程では、例えば温度80℃で1.5
〜2時間イソプロパノールが還流され、SiH反応率が
監視される。 ストリップ工程 この工程では、例えば温度130
℃、25mmHgの減圧下でイソプロパノールのストリ
ッピングが行われる。 最終工程 この工程では、工程の減圧状態が解放さ
れ、温度60℃に冷却され、最終生成物が得られる。
で示すと、次の化2のとおりである。
体架橋物に、式 Vi−(EO)m −(PO)n −(BO)s −H (式中、EOはエチレンオキサイド基、POはプロピレ
ンオキサイド基、BOはブチレンオキサイド基を表
す。)で表わされるポリオキシアルキレンを反応させる
ことにより、下記の化3で示される特定のシロキサン架
橋物が製造される。この化3に係る特定のシロキサン架
橋物のmは例えば24、nは例えば24、sは例えば2
4である。
成分のシリコーン系消泡剤の100重量部と、第2成分
の特定のシロキサン架橋物の3〜1900重量部とを混
合することによって、製造することができる。具体的に
は、例えば、ポリジオルガノシロキサンとシリカとを含
有してなるシリコーン系消泡剤(第1成分)に対し、第
2成分の特定のシロキサン架橋物を、そのままあるいは
適当な溶剤または水により希釈した上で添加し、均一に
溶解または分散させる方法、ポリジオルガノシロキサン
とシリカとを用いて消泡剤を製造する工程において、そ
の工程のいずれかの段階で第2成分を添加する方法、そ
の他の方法を利用することができるが、勿論これらの方
法に限定されるものではない。本発明のシリコーン消泡
剤組成物に、必要に応じて他の添加成分を配合すること
ができることは勿論である。
のまま、あるいは適宜水で希釈した状態で発泡性液体に
添加される。
ば、後述する実施例の説明から明らかなように、シリコ
ーン系消泡剤に、特定のシロキサン架橋物が含有される
ことにより、優れた初期消泡効果と、高い分散安定性が
得られ、しかも高い消泡効果の持続性が得られる。
本発明がこれらに限定されるものではない。
各実施例において用いられる特定のシロキサン架橋物を
製造するために使用された原料は次のとおりである。 (A) 成分 前記化2の直鎖状ポリシロキサンの式にお
いて、x=74〜80、y=5〜9のもの (B) 成分 次の3種のビニル基含有ポリシロキサンの
1種 VPS1 化2のビニル基含有ポリシロキサンの式にお
いて分子量が8000〜15000のもの VPS2 化2のビニル基含有ポリシロキサンの式にお
いて分子量が18000〜26000のもの VPS3 式(MeViSiO)z で表わされ、z=3
〜8のもの (C) 成分 式 Vi(CH2 CH2 O)q −(CH2
CH2 CH2 O)r −Hで表わされ、q:r=1:1、
分子量2000〜3000のポリオキシアルキレン (D) 成分 溶媒 イソプロパノール (E)成分 酢酸ナトリウムの2%メタノール溶液 (F)成分 触媒 H2 PtCl6 ・6H2 Oの2%イ
ソプロパノール溶液
合成 既述の特定のシロキサン架橋物の製造例に準じて、下記
の組成により特定のシロキサン架橋物SLP1を調製し
た。 (A) 成分 64.4g (B) 成分 VPS1
35.3g (C) 成分 200.2g (D) 成分 90g (E)成分 0.75g (F)成分 0.47
g このようにして得られた特定のシロキサン架橋物SLP
1は、前記化3の式において、x=76、y1=6.4
2、y2=0.58、m=24、n=24であり、架橋
鎖長が140〜150、架橋率が8.3、粘度が314
00cpのものである。
成分におけるシロキサンユニット数を表わし、前記化3
のビニル基含有ポリシロキサンの式におけるpの値に依
存する。架橋率とは、用いられた (A) 成分の1分子に
おける水素原子のうち、架橋結合を形成するものの割合
をいい、前記化3の式においてはy2/(y1+y2)
(×100%)で表わされる。
SLP5の合成 下記の表1に従い、 (A) 成分、 (B) 成分のVPS1
および (C) 成分の使用量を変更したこと以外は、特定
のシロキサン架橋物SLP1と同様にして、合計4種の
特定のシロキサン架橋物SLP2〜SLP5を合成し
た。これらの各々の特性値を併せて表1に示す。なお、
表に掲げられていない事項は、SLP1の場合と同一で
ある。
よびSLP7の合成 下記の表2に従い、 (B) 成分の種類を変更し、各成分
の使用量を変更したこと以外は、特定のシロキサン架橋
物SLP1と同様にして、合計2種の特定のシロキサン
架橋物SLP6およびSLP7を合成した。これらの各
々の特性値を併せて表2に示す。なお、表に掲げられて
いない事項は、SLP1と同一である。
部数を変更したこと以外は、特定のシロキサン架橋物S
LP1と同様にして、比較用の変性ポリシロキサンSL
PCを合成した。これらの各々の特性値を併せて表2に
示す。なお、表に掲げられていない事項は、SLP1と
同一である。
ることにより、シリコーン消泡剤組成物を調製した。こ
れを試料1とする。 (1)第1成分(シリコーン系消泡剤) トリメチルシリル末端封鎖ポリジメチルシロキサン37
8gと、水酸基末端封鎖ポリジメチルシロキサン180
gと、エチルポリシリケート18gとを加熱混合し、こ
れにシリカ30gと水酸基末端封鎖ポリジメチルシロキ
サン30gをさらに配合して得られたシリコーン系消泡
剤 MS1 15重量部 (2)第2成分(特定のシロキサン架橋物) SLP3
15重量部 (3)水 70重量部
め、これを温度25℃で放置したところ、72時間を経
過した後にも、初期と同様に安定な分散状態が保持され
ていることが確認された。
合物およびリグニン系化合物を水に溶解して、両者の合
計の濃度が0.4重量%の発泡性液体Aと、両者の合計
の濃度が2.0重量%の発泡性液体Bの2種を調製し
た。
い、恒温槽20内に垂立させた50mmの内径を有する
目盛付ガラスシリンダー10内に上記の発泡性液体Aを
300g採取し、この発泡性液体を温度70℃±1℃に
保った条件下において、循環経路管30を介して非接続
型マグネットポンプ40により発泡性液体を毎分2.0
リットルの流速で矢印の経路で移動循環させ、これによ
り、循環経路管30の出口35からの試験液を常時ガラ
スシリンダー10内の液相Lの表面に落下させる発泡操
作を行うことにより、ガラスシリンダー10内に発泡状
態を形成した。この発泡操作を10分間継続した後、前
記試料1を、マイクロピペットを用いて発泡性液体に対
する第1成分と第2成分の合計量が5ppmとなる量だ
け添加した。更に、試料1の添加後、所定の循環時間に
対する当該ガラスシリンダー10内の液相L上に安定的
に残留するよう形成された安定残留泡層(その上面を鎖
線で示す)Bの体積を当該ガラスシリンダー10の目盛
によって測定し、これによって初期消泡効果および効果
の持続性を評価した。結果は下記の表3に示すとおりで
ある。
代わりに、SLPCの13.65重量部と、ビニル基含
有ポリオルガノシロキサン1.35重量部とを用いたこ
と以外は実施例1と同様にして、比較用のシリコーン消
泡剤組成物を調製した。これを比較試料1とする。この
比較試料1の分散安定性をテストするため、これを温度
25℃で放置したところ、12時間を経過した後にはオ
イル凝集物の発生が見られた。
にして、消泡特性試験を行った。結果は下記の表3に示
すとおりである。
SLP1〜SLP5の各々を5重量%を用いたこと以外
は実施例1と同様にして、シリコーン消泡剤組成物を調
製した。これらを試料2〜試料6とする。
例2と同様にして、比較用のシリコーン消泡剤組成物を
調製した。これを比較試料2とする。
各々について、発泡性液体Bを用いたこと以外は試料1
と同様にして、消泡特性試験を行った。結果は下記の表
4に示すとおりである。
こと以外は実施例2と同様にして、シリコーン消泡剤組
成物を調製した。これらを試料7および試料8とする。
て、試料2と同様にして、消泡特性試験を行った。結果
は下記の表5に示すとおりである。
消泡剤MS2〜MS6の各々を15重量%用い、第2成
分としてSLP3を35重量%用い、水を50重量%用
いたこと以外は実施例1と同様にして、シリコーン消泡
剤組成物を調製した。これらを試料9〜試料14とす
る。 (1)MS2 25℃の粘度が10000cStのポリ
ジメチルシロキサン (2)MS3 25℃の粘度が500cStのポリジメ
チルシロキサンと湿式シリカを重量で100:5で混合
して得られるシリコーンコンパウンド (3)MS4 25℃の粘度が10000cStのポリ
ジメチルシロキサンと疎水性シリカを重量で95:5で
混合して得られるシリコーンコンパウンド (4)MS5 アルキル変性シリコーンオイル(重合度
40〜50、アルキル基の炭素数12) (5)MS6 パラフィンオイルと疎水性シリカを混合
して得られる有機系消泡用コンパウンド
試料1と同様にして、消泡特性試験を行った。結果は下
記の表6に示すとおりである。
シリコーン消泡剤組成物は、初期消泡効果およびその持
続性が優れたものであることが明らかである。
めに用いた試験装置の構成の概略を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 シリコーン系消泡剤よりなる第1成分
と、ポリオキシアルキレン基を有するポリオルガノシロ
キサン重合体架橋物よりなる第2成分とを含有してなる
ことを特徴とするシリコーン消泡剤組成物。 - 【請求項2】 第2成分のポリオキシアルキレン基を有
するポリオルガノシロキサン重合体架橋物は、 その架橋構造が下記の反応(1)または反応(2)によ
って得られるものであり、(a)反応(1)若しくは反応(2)によって得られる
ポリオルガノシロキサン重合体の架橋物にポリオキシア
ルキレン基を付加させる方法、または、(b)ポリオキ
シアルキレン基を付加させたポリオルガノシロキサンを
反応(1)若しくは反応(2)によって架橋させる方法
により、製造される ものである請求項1に記載のシリコ
ーン消泡剤組成物。 反応(1) 下記 (A) 成分と (B) 成分の付加反応 (A) 成分:1分子中側鎖に2個以上のSi−H基を有
するポリオルガノシロキサン (B)成分:両末端がアリル基で封鎖されたポリオルガ
ノシロキサン 反応(2) 下記 (C) 成分と (D) 成分の付加反応 (C) 成分:両末端にSi−H基を有するポリオルガノ
シロキサン (D)成分:1分子中側鎖に2個以上のアリル基を有す
るポリオルガノシロキサン
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