JP3428338B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JP3428338B2 JP34916396A JP34916396A JP3428338B2 JP 3428338 B2 JP3428338 B2 JP 3428338B2 JP 34916396 A JP34916396 A JP 34916396A JP 34916396 A JP34916396 A JP 34916396A JP 3428338 B2 JP3428338 B2 JP 3428338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の製
造方法に関するもので、特に、薄膜トランジスタ(以
下、TFTと表記する)を用いた液晶表示装置の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3乃至図5を用いて、TFTを用いた
液晶表示装置を構成するアクティブマトリクス基板につ
いて説明する。図3はアクティブマトリクス基板の主要
部を示す平面図、図4はアクティブマトリクス基板の配
線を示す説明図、図5はアクティブマトリクス基板の主
要部を示す断面図である。
【0003】TFT51はマトリクス状に形成され、ゲ
ート信号線52はTFT51のゲート電極53に接続さ
れ、ソース信号線54にはTFT51の駆動がビデオ信
号入力される。TFT51のドレイン電極には、絵素電
極55及び絵素容量56の一方の端子が接続される。絵
素容量56の他方の端子は絵素容量配線57に接続さ
れ、対向基板に形成される対向電極と接続される。
【0004】アクティブマトリクスの断面について説明
すれば、絶縁性基板58上にゲート電極53、ゲート絶
縁膜59、半導体層60、チャネル保護層61、ソース
電極及びドレイン電極となるn+層62、ソース信号線
54、層間絶縁膜63並びに絵素電極55の順に形成さ
れる。絵素電極55は、層間絶縁膜63を貫くコンタク
トホール64を介してTFT51のドレイン電極と接続
される。
【0005】図6を用いて、液晶表示装置の断面構造に
ついて説明する。図6は液晶表示装置のシール近傍を示
す断面図である。
【0006】非表示部65は、端子部66とシール部6
7とからなり、端子部66は、絶縁性基板58上にゲー
ト絶縁膜59及び端子68が形成されており、シール部
67は、絶縁性基板58上にゲート絶縁膜59及び層間
絶縁膜63が形成されて、シール材料69を介して対向
基板70と貼り合わされている。表示部71は、絶縁性
基板58上にゲート絶縁膜59、層間絶縁膜63及び絵
素電極55が形成されて、対向基板70と貼り合わされ
ている。
【0007】このように、シール材料69は、層間絶縁
膜63上に形成されている。これは、層間絶縁膜63が
下層の段差を平坦化する効果があることから、結果とし
て液晶表示装置のセル厚むらを少なくできるためであ
る。
【0008】図7及び図8を用いて、液晶表示装置の製
造方法について説明する。図7は液晶表示装置の製造方
法を示す工程図、図8は図7の続きを示す工程図であ
る。
【0009】図7(a)に示すように、絶縁性基板58
上にゲート絶縁膜59を形成した後、表示部71及び非
表示部65のシール部67に層間絶縁膜63を形成す
る。そして、端子部66を含む絶縁性基板58上の全面
に、透明導電膜72を形成する。
【0010】次に、図7(b)に示すように、レジスト
73を塗布し、図7(c)に示すように、露光及び現像
を行ってレジスト73をパターニングする。
【0011】次に、図8(a)に示すように、透明導電
膜72をエッチングして端子68を形成し、図8(b)
に示すように、レジスト73を剥離した後、表示部71
についても同様にエッチングを行うことで絵素電極を形
成する。
【0012】このように、非表示部65のエッチングを
先に行い、表示部71のエッチングを後で行うのである
が、これは、ゲート絶縁膜59上と層間絶縁膜63上と
では、透明導電膜72のエッチングレートが異なるため
である。
【0013】詳細に説明すれば、ゲート絶縁膜59上の
透明導電膜72のエッチングレートは遅く、層間絶縁膜
63上の透明導電膜72のエッチングレートは速い。そ
して、表示部71は数μm程度の精度が必要なのに対し
て、非表示部65は数十μm程度の精度でよい。
【0014】これらのことから、エッチングレートを層
間絶縁膜63上の透明導電膜72に合わせてエッチング
を行うと、ゲート絶縁膜59上に不要な透明導電膜72
が残ってしまい、エッチングレートをゲート絶縁膜59
上の透明導電膜72に合わせてエッチングを行うと、層
間絶縁膜63上の透明導電膜72がオーバーエッチング
となってしまうため、非表示部65のエッチングを先に
行い、表示部71のエッチングを後で行うようにしてい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、非表
示部のエッチングを先に行い、表示部のエッチングを後
で行うようにする場合、シール部の層間絶縁膜は、非表
示部のエッチングと表示部のエッチングとで、2回剥離
液に浸かることとなり、層間絶縁膜は、剥離液に対して
膨潤しやすい性質を持っているため、剥離液に2回浸か
ることによって、シール材料との十分な接着強度が得ら
れないという問題点がある。
【0016】本発明は、以上のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、層間絶縁膜を介してTFTと
絵素電極とが接続された液晶表示装置であっても、十分
なシール材料の接着強度を得ることができる液晶表示装
置の製造方法を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の液晶表示装置の製造方
法は、絶縁性基板上に薄膜トランジスタを形成する工程
と、層間絶縁膜を介して前記薄膜トランジスタと透明導
電膜を接続する工程と、前記透明導電膜をエッチングす
る工程と、前記層間絶縁膜上にシール材料を形成して前
記絶縁性基板と対向基板とを貼り合わせる工程とを有す
る液晶表示装置の製造方法において、前記透明導電膜の
エッチングを少なくとも2回に分けて行い、その最後の
エッチングで、前記層間絶縁膜上の前記シール材料を形
成する部分の前記透明導電膜をエッチングすることを特
徴としている。
【0018】請求項2記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項1記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記透明導電膜のエッチングを端子部と、表示部及びシ
ール部とに分けて行い、前記表示部及びシール部のエッ
チングを後で行うことを特徴としている。
【0019】本発明の液晶表示装置の製造方法によれ
ば、透明導電膜のエッチングを少なくとも2回に分けて
行い、その最後のエッチングで、層間絶縁膜上のシール
材料を形成する部分の透明導電膜をエッチングすること
により、層間絶縁膜のシール材料を形成する部分は透明
導電膜に保護されているため、剥離液に浸かる時間を短
くすることができ、層間絶縁膜の膨潤を低減することが
できる。
【0020】また、透明導電膜のエッチングを端子部
と、表示部及びシール部とに分けて行い、前記表示部及
びシール部のエッチングを後で行うことにより、層間絶
縁膜のシール材料を形成する部分は透明導電膜に保護さ
れているため、従来は2回剥離液に浸かっていたところ
を1回に減らすことができ、層間絶縁膜の膨潤を低減す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1及び図2を用いて、本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に係わる液
晶表示装置の製造方法を示す工程図、図2は図1の続き
を示す工程図である。
【0022】図1(a)に示すように、絶縁性基板1上
にゲート絶縁膜2を形成した後、表示部3及び非表示部
4のシール部5に層間絶縁膜6を形成する。そして、端
子部7を含む絶縁性基板1上の全面に、透明導電膜8を
形成する。
【0023】次に、図1(b)に示すように、レジスト
9を塗布し、図1(c)に示すように、露光及び現像を
行って端子部7のレジスト9のみをパターニングする。
【0024】次に、図2(a)に示すように、端子部7
の透明導電膜8をエッチングして端子10を形成し、図
2(b)に示すように、レジスト9を剥離する。このと
き、シール部5の層間絶縁膜6は、透明導電膜8によっ
て保護されているため、剥離液に浸かることがなく、膨
潤を防ぐことができる。
【0025】この後、表示部3及びシール部5の透明導
電膜8についても同様にエッチングを行い、絵素電極を
形成してアクティブマトリクス基板を完成し、シール材
料を介してアクティブマトリクス基板と対向基板とを貼
り合わせて液晶表示装置を完成する。
【0026】尚、本実施の形態においては、層間絶縁膜
6に直接シール材料を接着する場合について説明した
が、液晶表示装置の狭額縁化等により、層間絶縁膜6と
シール材料との間に何らかの層、例えば透明導電膜8を
介在させるときであっても、同様の効果を得ることがで
きる。これは、層間絶縁膜6の膨潤を防ぐことが、層間
絶縁膜6とシール材料との接着強度を向上させるだけで
なく、層間絶縁膜6と透明導電膜8との密着強度も向上
させることができるからである。
【0027】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の液晶表示
装置の製造方法によれば、透明導電膜のエッチングを少
なくとも2回に分けて行い、その最後のエッチングで、
層間絶縁膜上のシール材料を形成する部分の透明導電膜
をエッチングすることにより、層間絶縁膜が剥離液に浸
かる時間を短くすることができ、層間絶縁膜の膨潤を低
減することができるため、液晶表示装置のシールの接着
強度を向上することができる。
【0028】また、透明導電膜のエッチングを端子部
と、表示部及びシール部とに分けて行い、前記表示部及
びシール部のエッチングを後で行うことにより、層間絶
縁膜が従来は2回剥離液に浸かっていたところを1回に
減らすことができ、層間絶縁膜の膨潤を低減することが
できるため、液晶表示装置のシールの接着強度を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明に係わる液晶表示装置
の製造方法を示す工程図である。
【図2】(a)及び(b)は図1の続きを示す工程図で
ある。
【図3】アクティブマトリクス基板の主要部を示す平面
図である。
【図4】アクティブマトリクス基板の配線を示す説明図
である。
【図5】アクティブマトリクス基板の主要部を示す断面
図である。
【図6】液晶表示装置のシール近傍を示す断面図であ
る。
【図7】(a)〜(c)は液晶表示装置の製造方法を示
す工程図である。
【図8】(a)及び(b)は図7の続きを示す工程図で
ある。
【符号の説明】
1 絶縁性基板 2 ゲート絶縁膜 3 表示部 4 非表示部 5 シール部 6 層間絶縁膜 7 端子部 8 透明導電膜 9 レジスト 10 端子 51 TFT 52 ゲート信号線 53 ゲート電極 54 ソース信号線 55 絵素電極 56 絵素容量 57 絵素容量配線 58 絶縁性基板 59 ゲート絶縁膜 60 半導体層 61 チャネル保護層 62 n+層 63 層間絶縁膜 64 コンタクトホール 65 非表示部 66 端子部 67 シール部 68 端子 69 シール材料 70 対向基板 71 表示部 72 透明導電膜 73 レジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−242232(JP,A) 特開 平8−234225(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1343 G02F 1/1339 G02F 1/1345

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に薄膜トランジスタを形成
    する工程と、 層間絶縁膜を介して前記薄膜トランジスタと透明導電膜
    を接続する工程と、 前記透明導電膜をエッチングする工程と、 前記層間絶縁膜上にシール材料を形成して前記絶縁性基
    板と対向基板とを貼り合わせる工程とを有する液晶表示
    装置の製造方法において、 前記透明導電膜のエッチングを少なくとも2回に分けて
    行い、その最後のエッチングで、前記層間絶縁膜上の前
    記シール材料を形成する部分の前記透明導電膜をエッチ
    ングすることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記透明導電膜のエッチングを端子部
    と、表示部及びシール部とに分けて行い、前記表示部及
    びシール部のエッチングを後で行うことを特徴とする請
    求項1記載の液晶表示装置の製造方法。
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