JP3426874B2 - 立体自動倉庫の棚装置 - Google Patents

立体自動倉庫の棚装置

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JP3426874B2 JP26704996A JP26704996A JP3426874B2 JP 3426874 B2 JP3426874 B2 JP 3426874B2 JP 26704996 A JP26704996 A JP 26704996A JP 26704996 A JP26704996 A JP 26704996A JP 3426874 B2 JP3426874 B2 JP 3426874B2
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浩文 桝田
知明 立原
賢次 入江
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物を立体的に自
動格納する立体自動倉庫の棚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】荷物を立体的に自動格納する立体自動倉
庫は、図10に示すように、倉庫内に多段・多列の棚装
置50が所定の間隔で多数配列され、隣接する棚装置5
0間に軌道41が敷設されると共に、荷物1の載せられ
た図示しないパレットの受け渡しを行う昇降可能な図示
しない荷物支持装置を備えたスタッカクレーン42が上
記軌道41上に自走可能に配備されたものであり、指定
された番地の棚装置50の棚部分にスタッカクレーン4
2が軌道41に沿って自走していき、当該棚部分で上記
パレットの受け渡しを行うことにより、棚装置50の目
的箇所に荷物1を自動的に格納したり、棚装置50の目
的箇所から荷物1を自動的に取り出したりすることがで
きるようになっている。
【0003】このような立体自動倉庫に適用される棚装
置50は、通常、倉庫の床面の基盤上に支柱が所定の間
隔で複数立設され、隣り合う支柱間が支持梁により上下
方向に沿って所定の間隔で連結固定されると共に、荷物
1を支持する腕木が支柱の上下方向に沿って所定の間隔
でそれぞれ設けられたものであり、消火設備としてスプ
リンクラヘッドが複数箇所に設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したような立体自
動倉庫の棚装置50では、火災が発生して、火炎や熱気
流がスプリンクラヘッドに接近すると、スプリンクラヘ
ッドが水を噴出して消火活動を開始するようになってい
る。ところが、棚装置50が前述したような構造、すな
わち、上下、左右、前後方向で三次元的に吹き抜けた構
造となっているため、スプリンクラヘッドが火炎や熱気
流を検知する前に、当該火炎の近傍の荷物50、特に、
火炎の上方に位置する荷物1に燃え移る虞がある。この
ため、火災の被害をさらに抑制することができる立体自
動倉庫の棚装置が強く望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による立体自動倉庫の棚装置は、所定の
間隔で複数立設された支柱と、前記支柱に上下方向に沿
って所定の間隔で複数設けられ、パレットを支持する腕
木と、前記支柱間を上下方向に仕切るように当該支柱の
所定高さ位置に配設された火炎遮断板と、所定の前記火
炎遮断板の下方に配備された消火手段とを備えてなるこ
とを特徴とする。
【0006】上述の立体自動倉庫の棚装置においては、
前記火炎遮断板が前記腕木との間に所定の大きさの隙間
をあけるように当該腕木の下方位置に配設されているこ
とを特徴とする。
【0007】上述の立体自動倉庫の棚装置においては、
前記火炎遮断板が前記腕木に支持されると共に、当該腕
木と所定の大きさの隙間をあけるように凹状の溝部を有
していることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による立体自動倉庫の棚装
置の第一番目の実施の形態を図1〜4を用いて説明す
る。なお、図1は、その概略構成を表す一部抽出正面
図、図2は、図1の矢線II部の抽出拡大図、図3は、図
2の III−III 線断面矢視図、図4は、図1の矢線IV部
の抽出拡大図である。
【0009】図1に示すように、倉庫内の床面の基盤4
0上には、支柱11が所定の間隔で複数立設されてい
る。図1〜3に示すように、間口方向に隣り合う支柱1
1間には、当該間を連結固定する支持梁12が上下方向
に沿って所定の間隔で複数設けられている。上記支柱1
1の支持梁12の上方近傍には、奥行き方向に隣り合う
支柱11間を連結固定すると共に荷物1の載せられたパ
レット2を支持する腕木13aが当該支持梁12との間
に所定の大きさの隙間をあけるように、つまり、当該腕
木13aとスタッカクレーンのフォーク42aとの間で
パレット2の受け渡しを行う際に当該フォーク42aを
差し込めるようにそれぞれ設けられている。
【0010】一方、支柱11の上下方向に隣り合う上記
腕木13a間の中程には、当該腕木13aと同様な腕木
13bがそれぞれ設けられている。図1,4に示すよう
に、支柱11の最上部には、上記腕木13a,13bと
同様な腕木13cがそれぞれ設けられている。
【0011】図1〜3に示すように、支柱11の所定所
定高さ位置、具体的には、前記支持梁12の上部位置、
すなわち、腕木13aとの間に所定の大きさの隙間をあ
けた当該腕木13aの下方位置には、耐火性を有する火
炎遮断板14が隣り合う支柱11間を上下方向に仕切る
ようにしてそれぞれ配設されており、当該火炎遮断板1
4は、支柱11の支持梁12近傍に設けられたブラケッ
ト16の上部にその端部がボルト15で固定されてい
る。
【0012】一方、図1,4に示すように、前記腕木1
3cの上部位置にも火炎遮断板14が隣り合う支柱11
間を上下方向に仕切るようにしてそれぞれ配設されてお
り、当該火炎遮断板14は、その端部が上記腕木13c
の上面にボルト15で固定されている。
【0013】また、図1〜4に示すように、火炎遮断板
14の下部には、消火手段であるスプリンクラヘッド1
7が配設されている。なお、図中、18は給水管であ
る。
【0014】このようにして構成された立体自動倉庫の
棚装置によれば、ある段位置で火災が発生すると、当該
段の上方への火炎や熱気流の拡がりを火炎遮断板14が
遮断すると共に、当該火炎遮断板14が遮断した火炎や
熱気流により、スプリンクラヘッド17が火災を早期に
検知するようになるので、消火活動が早期に開始するよ
うになる。
【0015】したがって、火炎の拡がりを抑えながら消
火活動を早期に開始させることができるので、火災の被
害を最小限に抑えることができる。また、支持梁12に
隣接させるように火炎遮断板14を配設、すなわち、腕
木13aとの間に所定の大きさの隙間をあけるように当
該腕木13aの下方位置に火炎遮断板14を配設したの
で、全体高さを高くしたり有効格納量を減らしたりする
ことなく腕木13aとスタッカクレーンのフォーク42
aとの間でパレット2をスムーズに受け渡すことができ
る。
【0016】なお、本実施の形態では、支持梁12の上
部に火炎遮断板14を位置させるようにブラケット16
の上面に火炎遮断板14の端部をボルト15で固定する
ようにしたが、例えば、図5に示すように、支持梁12
の下部に火炎遮断板14を位置させるようにブラケット
16の下面に火炎遮断板14の端部をボルト15で固定
するようにしてもよい。
【0017】本発明による立体自動倉庫の棚装置の第二
番目の実施の形態を図6,7を用いて説明する。なお、
図6は、その要部の概略構造を表す一部抽出正面図、図
7は、図6のVII−VII線断面矢視図である。ただし、
前述した実施の形態と同様な部材については、前述した
実施の形態の部材と同様な符号を用いることにより、そ
の説明を省略する。
【0018】図6,7に示すように、隣り合う支柱11
間の腕木13aの上部位置には、耐火性を有する火炎遮
断板24が当該支柱11間を上下方向に仕切るようにし
てそれぞれ配設されており、当該火炎遮断板24は、そ
の両端が上記腕木13aにボルト15で固定支持されて
いる。火炎遮断板14の隣り合う支柱14間を結ぶ方向
の中央部分には、当該腕木13aと所定の大きさの隙間
をあけるように凹状の溝部24aが形成されており、前
述した腕木13aとスタッカクレーンのフォーク42a
との間でのパレット2の受け渡しを行う際のフォーク4
2aの差し込みを阻害しないようになっている。
【0019】つまり、前述した実施の形態では、平板状
の火炎遮断板14をブラケット16に取り付けるように
したが、本実施の形態では、溝部24aを形成した火炎
遮断板24を腕木13aに取り付けるようにしたのであ
る。
【0020】このため、前述した実施の形態と同様な効
果を得ることができるのはもちろんのこと、ブラケット
16が不要となるので、部品点数が少なくて済み、コス
トダウンを図ることができる。
【0021】なお、本実施の形態では、腕木13aの上
面に火炎遮断板24の端部を固定するようにしたが、例
えば、図8に示すように、腕木13aの下面に火炎遮断
板24の端部を固定するようにしてもよい。
【0022】また、第三番目の実施の形態として、例え
ば、図9に示すように、腕木13aの下面にブラケット
36を設け、起立させた鍔部34aを両端に形成した火
炎遮断板34の上記鍔部34aを上記ブラケット36に
ボルト15で固定する、つまり、第一番目の実施の形態
と第二番目の実施の形態とを併せたような構造とするこ
ともできる。
【0023】
【発明の効果】本発明の立体自動倉庫の棚装置によれ
ば、火災が発生しても、上方への火炎や熱気流の拡がり
を火炎遮断板が遮断すると共に、火炎遮断板が遮断した
火炎や熱気流により、消火手段が火災を早期に検知して
消火活動を早期に開始するようになるので、火災の被害
を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による立体自動倉庫の棚装置の第一番目
の実施の形態の概略構成を表す一部抽出正面図である。
【図2】図1の矢線II部の抽出拡大図である。
【図3】図2の III−III 線断面矢視図である。
【図4】図1の矢線IV部の抽出拡大図である。
【図5】本発明による立体自動倉庫の棚装置の第一番目
の実施の形態の他の構成を表す要部の抽出拡大図であ
る。
【図6】本発明による立体自動倉庫の棚装置の第二番目
の実施の形態の要部の概略構造を表す一部抽出正面図で
ある。
【図7】図6のVII−VII線断面矢視図である。
【図8】本発明による立体自動倉庫の棚装置の第二番目
の実施の形態の他の構成を表す要部の抽出拡大図であ
る。
【図9】本発明による立体自動倉庫の棚装置の第三番目
の実施の形態の要部の抽出拡大図である。
【図10】立体自動倉庫の全体構成を表す概略平面図で
ある。
【符号の説明】
1 荷物 2 パレット 11 支柱 12 支持梁 13a〜13c 腕木 14 火炎遮断板 15 ボルト 16 ブラケット 17 スプリンクラヘッド 24 火炎遮断板 24a 溝部 34 火炎遮断板 34a 鍔部 36 ブラケット 40 基盤
フロントページの続き (72)発明者 中村 喜美男 東京都中央区日本橋1丁目19番1号 三 菱倉庫株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−31407(JP,A) 実開 平1−149310(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20 A62C 3/00,37/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔で複数立設された支柱と、 前記支柱に上下方向に沿って所定の間隔で複数設けら
    れ、パレットを支持する腕木と、 前記支柱間を上下方向に仕切るように当該支柱の所定高
    さ位置に配設された火炎遮断板と、 所定の前記火炎遮断板の下方に配備された消火手段とを
    備えてなることを特徴とする立体自動倉庫の棚装置。
  2. 【請求項2】 前記火炎遮断板が前記腕木との間に所定
    の大きさの隙間をあけるように当該腕木の下方位置に配
    設されていることを特徴とする請求項1に記載の立体自
    動倉庫の棚装置。
  3. 【請求項3】 前記火炎遮断板が前記腕木に支持される
    と共に、当該腕木と所定の大きさの隙間をあけるように
    凹状の溝部を有していることを特徴とする請求項2に記
    載の立体自動倉庫の棚装置。
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DE102015103661B4 (de) * 2015-03-12 2021-08-26 Bito-Lagertechnik Bittmann Gmbh Brandschutzvorrichtung für ein Regal
CN106115147A (zh) * 2016-07-14 2016-11-16 厦门日臻动力电源科技有限公司 一种防电池自燃蔓延型货架
KR102343995B1 (ko) * 2019-12-13 2021-12-27 경민대학산학협력단 개방검지형 스프링클러를 감싸는 차열판을 갖는 선반 구조

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