JP3426457B2 - 難燃性吸音材 - Google Patents
難燃性吸音材Info
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Description
に詳しくは建設用機械や自動車のエンジンルーム等に使
用される、防水性、難燃性、吸音性に優れ、必要に応じ
て耐引裂性の改良された難燃性吸音材に関する。
に使用される吸音材は防水性と難燃性に優れ、低〜中周
波数域の吸音性の向上が強く要請されている。詳しくは
上記のような吸音材は吸音性を向上させるため、通気性
を持たせることになるが雨や水洗等により、吸音材に水
が侵入し、水はけが悪く、内部にたまってしまうことが
多く、そのため吸音性が悪化すると共に、吸音材の劣化
が早まり、耐久性も低下する。従って防水性を向上させ
ることが必要となる。また、吸音材の難燃性は吸音材使
用製品の安全性、法規制等の観点から、必須とも言える
要求特性である。
であるがこの単体では難燃性は満足するが防水性、低〜
中周波数域の吸音性を満足することができない。
は、特開昭61−53035号等が知られている。この
方法は通常の軟質ウレタンフォームに通気性を付与した
プラスチックフィルムを積層することにより吸音性を改
良するものである。可燃性のプラスチックフィルムと通
常の可燃性軟質ウレタンフォームの積層吸音材では難燃
性を得ることが難しい。また、可燃性のプラスチックフ
ィルムと難燃性軟質ウレタンフォームの積層吸音材では
難燃性は低下すると一般には考えられている。
と低〜中周波数域での高吸音性、必要に応じて高耐引裂
性を同時に満足する吸音材は得られていないのが現状で
ある。
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は防水性、難
燃性及び吸音性に優れ、必要に応じて耐引裂性が向上し
た難燃性吸音材を提供することにある。
を解決するため、難燃性軟質ウレタンフォームとフィル
ム積層吸音材に着目し、鋭意検討した結果、難燃性軟質
ウレタンフォームと各種フィルムとの積層体を試験した
ところ、該ウレタンフォームと可燃性であるポリアミド
フィルムやポリウレタンフィルムとの積層体は予想通り
燃えてしまうが、該ウレタンフォームと可燃性のポリエ
ステルフィルム、ポリエチレンフィルムの積層体は意外
なことに難燃性であり、防水性、吸音性も兼備するとい
う新知見が得られ、すなわち、下記の手段によりここに
本発明の目的が達成できることを見出し、本発明を完成
するに至った。 (1)本発明の難燃性吸音材は、10〜100mm厚さ
の難燃性軟質ウレタンフォームとその片面に積層溶融接
着させたポリエステルフィルム又はポリエチレンフィル
ムとからなる難燃性吸音材であって、該吸音材のフィル
ム表面から10mm厚さ部分の通気性が5〜80ml/
cm2・秒であり、上記フィルムがホットメルト接着剤
を要しないポリエステルフィルム又はポリエチレンフィ
ルムであることを特徴とする。 (2)もう1つの本発明の難燃性吸音材は、10〜10
0mm厚さの難燃性軟質ウレタンフォームとその片面に
積層溶融接着させたポリエステルフィルム又はポリエチ
レンフィルムとその面にさらに通気性が5ml/cm2
・秒以上で可撓性のある樹脂織物又は樹脂不織布を積層
してなる難燃性吸音材であって、該吸音材のフィルム表
面から10mm厚さ部分の通気性が5〜80ml/cm
2・秒であり、上記フィルムがホットメルト接着剤を要
しないポリエステルフィルム又はポリエチレンフィルム
であることを特徴とする。 (3)本発明の難燃性吸音材は、前(1)又は(2)項
において、前記フィルムがホットメルト接着剤を要しな
いポリエステルフィルムであることを特徴とする。 (4)本発明の難燃性吸音材は、前(2)項において、
前記樹脂織物又は樹脂不織布がそれぞれナイロン織物又
はナイロン不織布であることを特徴とする。
用いられる難燃性軟質ウレタンフォームとしては、UL
−94、HF−1、MVSS302、空検、A−A基準
等に適合する軟質ウレタンフォームであれは特に制限さ
れないが例えばエバーライトVHZ、VP、VD(商品
名、プリヂストン製)等を挙げることができる。
利用分野からみて、10〜100mmであり、好ましく
は10〜50mmである。
溶融接着させたフィルムとしてはポリエステルフィルム
又はポリエチレンフィルムが用いられるがこれらのフイ
ルムの接着に通常用いられるホットメルト接着剤を要し
ない、融点が80〜160℃のポリエステルフィルム又
はポリエチレンフィルムが好ましい。中でもポリエステ
ルが好ましい。フィルムの融点は低いほど、低温で溶融
でき作業性はよい。しかし、製品性能からみて使用温度
が高くなると、フィルムが溶けたり、はがれたりして不
具合が発生し易い。製品性能からは融点は高いほうがよ
い。量的には車両用として使用されることが多く、その
場合、融点は100〜130℃のものが好ましい。ホッ
トメルト接着剤がなくても該ウレタンフォームとこのフ
ィルムは熱融着が可能である。接着剤不要であるので工
程が軽減でき、経済的にも利点があり、同時に防水性、
吸音性には何ら影響しない。
プロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン
等のホットメルトフィルムの中でも、本発明で用いられ
るフィルムをポリエステルフィルム及びポリエチレンフ
ィルムに限定するのはいずれも可燃性であるにもかかわ
らず、難燃性軟質ウレタンフォームと積層することによ
り、メカニズムは不明であるが難燃性が低下しないこと
による。また、本発明の難燃性吸音材は防水性に優れて
いるがこの防水性を向上するため、フィルムの材質に着
目して検討した結果、水との接触角の大きい、すなわち
撥水性の大きなポリエステルフィルム、ポリエチレンフ
ィルムが水の侵入を小さくする、つまり防水性に優れて
いることがわかった。これらのことは本発明の難燃性吸
音材の大きな特徴である。一方、フィルムとして、ポリ
アミドフィルムやポリウレタンフィルム等を難燃性軟質
ウレタンフォームと積層したものは燃えてしまうので、
これらのフィルムの使用は本発明の難燃性吸音材として
は不適である。
又はポリエチレンフィルムの厚さは10〜100μmで
あり、効果の点から好ましくは15〜50μmである。
この厚みが10μm未満では作業性が悪い点から、また
100μmを越えるとコストアップの点から好ましくな
い。
10mm厚さ部分の通気性は5〜80ml/cm2 ・秒
であり、効果の点から好ましくは10〜25ml/cm
2 ・秒である。通気性が5ml/cm2 ・秒未満では通
気性のないフィルム積層品に類似し吸音性能低下の点か
ら、80ml/cm2 ・秒を越えるとフォーム単体に近
づき、吸音性能低下の点から好ましくない。通気性の特
定に当り、吸音材の厚さ変量による通気性と吸音性の関
係を検討した結果、フィルム表面から10mm厚さ部分
の通気性と低〜中周波数域の吸音性が特に密接に関連し
ていることがわかったので、本発明では通気性の規定
を、この厚みにおける値としている。
ィルム面に、通気性が5ml/cm2・秒以上で、可撓
性のある樹脂織物又は樹脂不織布をフィルムの補強材と
して積層することにより、吸音材の他の特性を損うこと
なく耐引裂性を大幅に向上することができる。
樹脂不織布は通気性が5ml/cm 2 ・秒以上であっ
て、可撓性を有するものであればよく、特に制限されな
い。この場合、例えば通気性が80ml/cm2 ・秒以
上のものも使うことができる。この樹脂織物としては、
例えばナイロントリコット15d(打込み本数;タテ2
8本、ヨコ20本、太さ;15d(デニール)、通気
性;400ml/cm2 ・秒以上)(商品名、ナイロン
トリコット15d、桐生トリコット社製)、ナイロント
リコット30d(打込み本数;タテ28本、ヨコ40
本、太さ;30d、通気性;400ml/cm2 ・秒以
上)(商品名、ナイロントリコット30d、桐生トリコ
ット社製)等を挙げることができる。また、上記樹脂不
織布としては、例えばナイロン不織布(目付量;20g
/m2 、通気性;400ml/cm2 ・秒以上)、ナイ
ロン不織布(目付量;30g/m2 、通気性;400m
l/cm 2 ・秒以上)等を挙げることができる。
細かい(打込み本数の多い、太さの大きい、目付量の大
きい、通気性の小さい)ものはフィルムの耐引裂性(補
強性)が大きくなるが現状ではそれ程の耐引裂性は必要
とされず、高価であり、さらに吸音材の通気性が小さく
なり、難燃性の観点から不利であるのに対し、目の粗い
(打込み本数の少ない、太さの小さい、目付量の小さ
い、通気性の大きい)ものは耐引裂性は要求特性を満た
し、安価であり、さらに吸音材の通気性が大きくなり、
難燃性の観点から有利である。この観点から前記例示の
中でも、ナイロントリコット15dやナイロン不織布
(目付量:20g/cm2 )が好ましく用いられる。
材が前記したような難燃性軟質ウレタンフォーム、特定
のフィルム、特定の通気性を満足するならばどのような
方法で製造してもよいが、例えば難燃性軟質ウレタンフ
ォームとポリエステルフィルム又はポリエチレンフィル
ムとをホットメルト接着剤なしで接着する際に、フィル
ムの上に離型紙を積層し、その上側から熱盤にて、例え
ば125℃以上で加圧加熱し、該フォームと該フィルム
を熱融着し、熱盤を加熱したまま、熱盤から、離型紙を
積層した吸音材を離脱させ、室温で冷却固化し、離型紙
を剥ぎとれば、難燃性吸音材をエルネギーロスも小さ
く、短時間で容易に製造することができる。
材として樹脂織物又は樹脂不織布を積層し、上記と同様
にして、フィルム補強材を有する難燃性吸音材を製造す
ることができる。
に説明するが、本発明の主旨を越えない限り、本実施例
に限定されるものではない。
して吸音材の吸水量とフィルムの水との接触角を用い
た。吸水量は図1の吸水量測定装置10を用いて測定し
た。吸音材14を支持台12に固定し、吸音材カバー1
6で吸音材の一部をカバーし、一定の面積(直径80m
m)の露出した円形吸音材部分に一定量(500ml)
の水を1分間にわたって散水器18より放水し、吸音材
の吸水量を測定した。接触角は協和接触角計を用いて液
滴法で測定した。吸水量は小さい程(フィルムの水との
接触角は大きい程)防水性は良好と評価する。
JIS L 1096A法に従って測定した。
後の挙動を観察する方法。各種規格の差で詳細条件は異
なるが炎を取り除いた後がポイントとなる。この方法に
おける自消性とは炎を取り除くと消える性質を示し、遅
燃性とは炎を取り除いても燃え続ける性質を表す。
定した。残響室法吸音率αは次式によって計算される。 α=(4loge 106 /c)×V/S×(1/T1 −
1/T0 ) (式中、c:音速、V:残響室容積=9m3 、S:試料
面積=1.2m2 、T0:空室残響時間、T1 :残響時
間) 吸音性の測定方法には音響管を使う垂直入射法吸音率測
定による方法と残響室で行う残響室法吸音率測定による
方法がある。被膜付き吸音材は、共振現象によって吸音
性能を発現するので、垂直入射法吸音率測定では正確性
を欠くので、残響室法吸音率測定法を用いた。
ルを用いて、JISK 6301に準拠して測定した。 〔実施例1〕125℃に加熱された上、下の熱盤を備え
たプレス成型装置の下の熱盤上に、密度23kg/
m3 、硬さ10kgf、厚さ25mm、通気性130m
l/cm 2 ・秒の難燃性軟質ウレタンフォーム(VH
Z、商品名、ブリヂストン社製)を置き、その上に厚さ
30μm、接触角66度のポリエステルフィルム(D2
810、商品名、ダイセル社製)を積層し、さらに離型
紙(SBK70J、商品名、リンテック社製)を配置
し、これを上の熱盤により125℃、90秒、圧縮歪2
0%で加圧、加熱し、この離型紙付き吸音材を加熱熱盤
から離脱させ、室温にて放冷後、離型紙を剥ぎとり、吸
音材を得た。この吸音材の諸特性(通気性、吸水量、難
燃性、吸音率)を測定し、その結果を表1に示した。 〔実施例2〕ポリエステルフィルムの代りに、厚さ30
μm、接触角62度のポリエチレンフィルム(PE3
0、商品名、日東紡績社製)を用いた以外、実施例1と
同様にして、吸音材を得た。この吸音材の諸特性を測定
し、その結果を表1に示した。 〔比較例1〕ポリエステルフィルムの代りに、厚さ30
μm、接触角51度のポリアミドフィルム(TP71
1、商品名、ノガワケミカル社製)を用いた以外、実施
例1と同様にして、吸音材を得た。この吸音材の諸特性
を測定し、その結果を表1に示した。 〔比較例2〕ポリエステルフィルムの代りに、厚さ30
μm、接触角43度のポリウレタンフィルム(PU3
0、商品名、日東紡績社製)を用いた以外、実施例1と
同様にして、吸音材を得た。この吸音材の諸特性を測定
し、その結果を表1に示した。 〔実施例3〕厚さ25mm、通気性の異なる難燃性軟質
ウレタンフォーム(VHZ)を用いる以外、実施例1と
同様にして、吸音材を得た。
し、両者の関係をプロットし、図2に示した。 〔比較例3〕厚さ25mm、通気性の異なるウレタンフ
ィルム付き難燃性軟質ウレタンフォーム市販品(F4、
商品名、イノアック社製)について通気量及び吸水量を
測定し、両者の関係をプロットし、図2に示した。 〔実施例4〕熱盤温度を120、122、127、12
9℃と変量し加熱された上、下の熱盤を備えたプレス成
型装置の下の熱盤上に、厚み25mmの難燃性軟質ウレ
タンフォーム(VHZ)、50μm厚さのポリエステル
フィルム(D2810)を用いた以外、実施例1と同様
にして、それぞれ通気性が9.5、13.8、24.
2、42.6ml/cm2 ・秒の吸音材を得た。この吸
音材の吸音性を広い周波数領域にて測定し、その結果を
図3に示した。 〔比較例4〕熱盤温度を110、115℃と変量した難
燃性軟質ウレタンフォーム(VHZ)を用いた以外、実
施例4と同様にして、それぞれ通気性が0.9、3.0
ml/cm2 ・秒の吸音材を得た。実施例4と同様にし
て、吸音材の吸音性を測定し、その結果を図3に示し
た。 〔比較例5〕フィルムを用いない難燃性軟質ウレタンフ
ォーム単体(通気性120ml/cm2 ・秒)を使用し
た以外、実施例4と同様にして吸音材を得た。実施例4
と同様にして、吸音材の吸音性を測定し、その結果を図
3に示した。 〔実施例5〕ポリエステルフィルムを積層後、この上に
フィルムの補強材として、ナイロントリコット15dを
積層した、以外実施例1と同様にして、補強材付き難燃
性吸音材を得た。実施例5の吸音材及び実施例1の吸音
材について、耐引裂性を測定した結果、それぞれ1.3
6kgf/cm及び0.33kgf/cmであった。ま
た実施例5の吸音材の通気性、吸水量、難燃性、吸音率
を測定した結果、実施例1の吸音材のこれら特性と同じ
であった。
うに、本発明の難燃性吸音材は、防水性(低吸水量)、
難燃性、吸音性、さらに必要があれば耐引裂性に優れて
いることがわかる。
ルムを用いた実施例1、2と他のフィルムを用いた比較
例1、2を比較すると、本発明の難燃性吸音材は難燃
性、吸音性に優れ、また実施例、比較例の通気性を同じ
にしているにも拘らず、本発明の難燃性吸音材は防水性
の向上(吸水量小)が顕著であり、このことは本発明の
難燃性吸音材に用いられるフィルムの水への接触角が大
きい(撥水性大)ことで説明できる。また、実施例3
(図2)に示されるように、本発明の難燃性吸音材は通
気量と吸水量とが関連しているので、吸水量は通気性を
コントロールすれば目的を達成することができる。図2
の実施例3と比較例3と比べると、通気性の広い範囲に
おいて、本発明の防水性が優れていることがわかる。ま
た、実施例5に示されるように、必要に応じて、耐引裂
性を大幅に向上させることができる。
音材における通気性を請求範囲特に約10〜25ml/
cm2 ・秒内とすれば低〜中周波数域の吸音性に優れて
いることがわかる。一方請求範囲外(5未満ml/cm
2 ・秒)(比較例4)ではこの吸音性は悪化する。フィ
ルムなしのウレタンフォーム単体(比較例5)では、同
様に、この吸音性は良くない。
構成としたので、防水性、難燃性、吸音性共に向上さ
せ、必要に応じて耐引裂性も改良できるという優れた効
果を奏する。
関係を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 10〜100mm厚さの難燃性軟質ウレ
タンフォームとその片面に積層溶融接着させたポリエス
テルフィルム又はポリエチレンフィルムとからなる難燃
性吸音材であって、 該吸音材のフィルム表面から10mm厚さ部分の通気性
が5〜80ml/cm2・秒であり、上記フィルムがホ
ットメルト接着剤を要しないポリエステルフィルム又は
ポリエチレンフィルムであることを特徴とする難燃性吸
音材。 - 【請求項2】 10〜100mm厚さの難燃性軟質ウレ
タンフォームとその片面に積層溶融接着させたポリエス
テルフィルム又はポリエチレンフィルムとその面にさら
に通気性が5ml/cm2・秒以上で可撓性のある樹脂
織物又は樹脂不織布を積層してなる難燃性吸音材であっ
て、 該吸音材のフィルム表面から10mm厚さ部分の通気性
が5〜80ml/cm2・秒であり、上記フィルムがホ
ットメルト接着剤を要しないポリエステルフィルム又は
ポリエチレンフィルムであることを特徴とする難燃性吸
音材。 - 【請求項3】 前記フィルムがホットメルト接着剤を要
しないポリエステルフィルムであることを特徴とする請
求項1又は2記載の難燃性吸音材。 - 【請求項4】 前記樹脂織物又は樹脂不織布がそれぞれ
ナイロン織物又はナイロン不織布であることを特徴とす
る請求項2記載の難燃性吸音材。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP02287997A JP3426457B2 (ja) | 1996-08-27 | 1997-02-05 | 難燃性吸音材 |
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Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22560896 | 1996-08-27 | ||
JP8-225608 | 1996-08-27 | ||
JP02287997A JP3426457B2 (ja) | 1996-08-27 | 1997-02-05 | 難燃性吸音材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119219A JPH10119219A (ja) | 1998-05-12 |
JP3426457B2 true JP3426457B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=26360171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP02287997A Expired - Lifetime JP3426457B2 (ja) | 1996-08-27 | 1997-02-05 | 難燃性吸音材 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3426457B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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SG87821A1 (en) | 1998-08-24 | 2002-04-16 | Nitto Denko Corp | Damping material, damping method and disc drive |
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PL2423249T3 (pl) | 2010-08-18 | 2016-04-29 | Armacell Entpr Gmbh & Co Kg | Zabezpieczone spienione tereftalany polialkilidenu |
-
1997
- 1997-02-05 JP JP02287997A patent/JP3426457B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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