JP3425695B2 - 管渠用フラップゲート - Google Patents

管渠用フラップゲート

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JP3425695B2
JP3425695B2 JP2000322361A JP2000322361A JP3425695B2 JP 3425695 B2 JP3425695 B2 JP 3425695B2 JP 2000322361 A JP2000322361 A JP 2000322361A JP 2000322361 A JP2000322361 A JP 2000322361A JP 3425695 B2 JP3425695 B2 JP 3425695B2
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秀夫 黒谷
孝洋 吉田
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大同機工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、管渠の流出口に配
置され、常時は内水を排出し、洪水時や高潮時には外水
流入を阻止する管渠用フラップゲートに関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来の管渠用フラップゲートは、図1に
示すように呑口Aの出口に単に扉体Bの上部を蝶着した
構造であるため、常時において流出する水は、扉体Bに
より妨げられるので、流出量の算出が出来ないという問
題があり、また、洪水時や高潮時に、水勢によりあおら
れないように、閉鎖用のウエイトあるいはバネを設けた
ものでは開閉抵抗が大きく、従って、排出流量が大きい
時は、それに応じて扉体が充分開披しないので、流出し
ようとする水量が開披した扉体上部と呑口上部との間に
出来た隙間から流出しようとするため、その隙間にゴミ
等が挟り易いという問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、扉体
が少い排水量で開披するように構成し、流出量の算出が
可能になると共に、扉体が小量の水量でも開き、異物が
狭まっても外れ易い管渠用フラップゲートを提供しよう
とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、戸当りの上部に上端を
枢着した吊アームの下端を、裏面に凹部を持つ箱形と
し、且つその裏面の下部と扉体上縁の一方又は双方に整
流板を設けた扉体の上縁と中央部の間の表面又は両側に
枢着すると共に、扉体の上縁の両側に戸当り上を移動す
るガイドローラーを設け、且つ両側の戸当りに扉体の反
転防止用ストッパーを設けたものである。 【0005】 【作用】本発明では吊アームの下端を扉体の上縁と中央
部の間に枢着し、扉体の上縁の両側に戸当り上を移動す
るガイドローラーを設けたので、扉体は従来よりも少量
の流出量で軽く開披し、またストッパーを設けたので反
転が防止される。 【0006】 【発明の実施の形態】図2は本発明の第1の実施例の正
面図を示すもので、(a)図は管渠が円形の場合、
(b)図は方形の場合である。 【0007】1,1’は扉体、2は戸当り3の上部に設
けたブラケット4に上端を枢着し、下端を扉体1,1’
の表面中央の略重心位置に設けたブラケット5に枢着し
た吊りアーム、6,6は扉体上縁の両側に設けたガイド
ローラーで、扉体1,1’の開披時に戸当り3の下方に
設けた反転防止用ストッパー7,7に当るまで戸当り3
上を走行する。 【0008】この実施例では扉体1,1’は図3の
(c)に示すように、略水平位置に近いところまで開披
するように反転防止用ストッパー7,7が設けられてい
る。 【0009】またこの実施例では、軽量化のため、扉体
1,1’は箱形構造となっていて、裏面下部と上縁には
それぞれ整流板8,9が設けられている。 【0010】以上のように構成されるので、洪水時や高
潮時には、図3の(a)に示すように外水の水圧により扉
体1が閉鎖される。そして、常時は内水が排水すると、
吊りアーム2の下端が扉体1の上縁と中央部の間に枢着
され、且つ扉体1の上縁両側にはガイドローラ6,6が
設けられているので、少量の排水量でも軽く全開位置ま
で開披する。従って、従来のように内水の流出を妨げる
ことがないので、全開時に妨げがないものとして流出量
の算出が可能となる。 【0011】また、従来のように扉体が閉鎖する作用は
強くはないので,内水が溜まりにくく、初期始動が容易
である。 【0012】更に、従来の扉体上部にヒンジを設けたも
ののように、下側の水密性が劣るという欠点がなく、全
周平均水密を期待することができる。 【0013】なお、この実施例のように扉体を箱型にす
ると,扉体を軽量にし得るばかりでなく、初期始動をよ
り早くすることができ、また、扉体の裏面下部に整流板
8を設けることにより開披抵抗の軽減効果があり、上縁
に整流板9を設けることにより、流出を滑らかにし、異
物が挟まっても外れ易いものとなる。 【0014】更に、扉体の表面にはウエイト等の突起物
がないため、全開時に本川の流れに妨害を与えることが
ない。 【0015】図4は本発明の第2の実施例の正面図を示
すもので、(a)図は管渠が円形の場合、(b)図は方形
の場合である。 【0016】この第2の実施例と前記第1の実施例との
相違点は,吊りアーム2の下端の取付位置と、反転防止
用ストッパーを設ける位置が異なる点であり、作用効果
は図5に示すように同じである。 【0017】即ち、第2の実施例では、吊りアーム2の
下端を扉体1,1’の両側に枢着し、反転防止用ストッ
パー7’,7’は前記枢着部に近い位置の扉体1,1’
に設けるようにしたものである。 【0018】以上例示した各実施例は扉体の上部が角形
の場合であるが、円形の場合の実施例について図6及び
図7に示す。 【0019】図6に示した実施例は、吊アーム2の下端
を扉体11の表面に枢着し、ガイドローラ6,6は扉体
11の両側に上方に突出して設けたアーム12,12の
先端に設け、反転防止用ストッパー7,7は戸当り3に
設けたものであり、その作用、効果は前記実施例と同様
である。 【0020】また、図7に示した実施例は、吊アーム2
の下端を扉体11の両側に枢着し、ガイドローラ6,6
は、図6に示した実施例と同じく扉体11の両側に上方
に突出して設けたアーム12,12の先端に設け、反転
防止用ストッパー7’,7’は扉体11に設けたもので
あり、その作用、効果は前記実施例と同様である。 【0021】 【発明の効果】本発明によれば、扉体が少ない排水量で
開披すると共に流出量の算出が可能になり,しかも,全閉
時に全周平均水密が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】従来の管渠用フラップゲートの縦断面図。 【図2】本発明の第1の実施例の正面図。 【図3】第1の実施例の構造及び動作説明図。 【図4】本発明の第2の実施例の正面図。 【図5】第2の実施例の構造及び動作説明図。 【図6】本発明の第3の実施例の正面図及び縦断側面
図。 【図7】本発明の第4の実施例の正面図及び縦断側面
図。 【符号の説明】 1,1’ 扉体 2 吊りアーム 3 戸当り 4,5 ブラケット 6 ガイドローラー 7 反転防止用ストッパー 8,9 整流板 11 扉体 12 アーム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−71924(JP,A) 特開 昭63−233112(JP,A) 実開 昭53−139140(JP,U) 実開 昭61−102623(JP,U) 実公 昭51−14750(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 7/40 E02B 7/44 - 7/46

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 戸当りの上部に上端を枢着した吊アーム
    の下端を、裏面に凹部を持つ箱形とし、且つその裏面下
    部と扉体上縁の一方又は双方に整流板を設けた扉体の上
    縁と中央部の間の表面又は両側に枢着すると共に、扉体
    の上縁の両側に戸当り上を移動するガイドローラーを設
    け、且つ両側の戸当りに扉体の反転防止用ストッパーを
    設けたことを特徴とする管渠用フラップゲート。
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