JP3424578B2 - 移動体通信端末及び移動体通信システム - Google Patents

移動体通信端末及び移動体通信システム

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JP3424578B2
JP3424578B2 JP34543398A JP34543398A JP3424578B2 JP 3424578 B2 JP3424578 B2 JP 3424578B2 JP 34543398 A JP34543398 A JP 34543398A JP 34543398 A JP34543398 A JP 34543398A JP 3424578 B2 JP3424578 B2 JP 3424578B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信端末及び
移動体通信システムに係り、特に相手先の移動体通信端
末に伝言等の音声メッセージを伝える移動体通信端末及
び移動体通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、移動体通信システムにおける
ボイスメールサービス、すなわち留守番電話サービスで
は、移動体通信端末(例えば、携帯電話端末等)からあ
る移動体通信端末に向けて電話をかけた時に、相手先の
移動体通信端末の電源がオフされていた場合、または相
手先の移動体通信端末が移動体通信システムの電波の届
かない場所にいた場合には、その旨を知らせるメッセー
ジが電話をかけた側に通知され、相手先の移動体通信端
末に伝言等の音声メッセージを伝えたい場合には、シス
テム内に設けられた留守番電話サービス設備又はボイス
メールサービス用設備に、その音声メッセージが録音さ
れる。
【0003】その後、相手先の移動体通信端末の電源が
オンされた後、又は相手先の移動体通信端末が移動体通
信システムの電波の届く場所に入った後に、固定通信局
からの通知又は移動体通信端末からの問い合わせ等によ
り、ボイスメールサービス用設備内にその移動体通信端
末宛ての伝言メッセージが録音されていることがその移
動体通信端末に通知される。通知を受けた移動体通信端
末は、ユーザーに伝言メッセージが存在していることを
示し、ユーザーがボイスメールサービス用設備に向けて
電話をかけて、録音されている伝言メッセージを取り出
し、内容を聞く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の移動体通信端末及び移動体通信システムでは、伝
言等の音声メッセージを保存するためのボイスメールサ
ービスの設備が移動体通信システム内に設置される必要
があり、また、ボイスメールサービスを利用するために
は移動体通信システム管理者にサービスの利用申請・登
録しなければ、移動体通信端末サービスを利用すること
ができない。
【0005】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
移動体通信システム管理者にサービスの利用を申請・登
録することなしに、つまり移動体通信システム内に設置
されたボイスメールサービス設備を経由することなし
に、音声メッセージをボイスメールとして利用し得る移
動体通信端末及び移動体通信システムを提供することを
目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、インターネッ
ト経由による電子メール機能やパソコン通信システムで
サポートしている電子メール機能を利用することによ
り、音声メッセージをボイスメールとして転送し得る移
動体通信端末及び移動体通信システムを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の移動体通信端末は、音声メッセージを入力
する送話器と、受信した音声メッセージを音声として出
力する受話器と、音声メッセージ送信時は前記送話器か
らの音声メッセージを符号化して音声符号化データと
し、音声メッセージ受信時は受信した音声符号化データ
を音声メッセージに復号化して前記受話器へ出力する音
声コーデック部とを少なくとも有する移動体通信端末に
おいて、接続されているデータ端末の間で、非音声デー
タの送受信用の処理を行う非音声データ処理部と、前記
音声メッセージ送信時は、前記音声コーデック部からの
音声符号化データに対してバイナリー−テキスト変換処
理して得た音声メッセージファイルが添付されているこ
とを示すメールヘッダを作成するとともに、前記音声メ
ッセージファイルを、相手先への前記メールヘッダを有
する電子メールに添付して出力し、前記音声メッセージ
受信時は、外部のメールサーバにアクセスして前記メー
ルサーバに届いた電子メールのメールヘッダ部が、音声
メッセージファイルが添付されていることを示すメール
ヘッダ部であるかどうかを確認することにより、自身宛
ての音声メッセージファイルが添付された電子メールが
届いているかを確認し、届いているときは前記メールサ
ーバから音声メッセージファイルが添付された電子メー
ルを受信し、受信した電子メールに添付されている音声
メッセージファイルにテキスト−バイナリー変換処理を
施して得たデータを前記音声コーデック部へ出力する制
御装置部と、 前記音声メッセージ送信時はインターネ
ットに接続後、前記制御装置部からの電子メールを無線
送信し、前記音声メッセージ受信時は前記メールサーバ
から自身宛ての電子メールを受信して前記制御装置部へ
出力する送受信手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【0009】また、上記の目的を達成するため、本発明
の移動体通信システムは、音声メッセージを入力する送
話器と、受信した音声メッセージを音声として出力する
受話器と、音声メッセージ送信時は前記送話器からの音
声メッセージを符号化して音声符号化データとし、音声
メッセージ受信時は受信した音声符号化データを音声メ
ッセージに復号化して前記受話器へ出力する音声コーデ
ック部と、接続されているデータ端末の間で、非音声デ
ータの送受信用の処理を行う非音声データ処理部と、前
記音声メッセージ送信時は、前記音声コーデック部から
の音声符号化データに対してバイナリー−テキスト変換
処理して得た音声メッセージファイルが添付されている
ことを示すメールヘッダを作成するとともに、前記音声
メッセージファイルを、相手先への前記メールヘッダを
有する電子メールに添付して出力し、前記音声メッセー
ジ受信時は外部のメールサーバにアクセスして前記メー
ルサーバに届いた電子メールのメールヘッダ部が、音声
メッセージファイルが添付されていることを示すメール
ヘッダ部であるかどうかを確認することにより、自身宛
ての音声メッセージファイルが添付された電子メールが
届いているかを確認し、届いているときは前記メールサ
ーバから音声メッセージファイルが添付された電子メー
ルを受信し、受信した電子メールに添付されている音声
メッセージファイルにテキスト−バイナリー変換処理を
施して得たデータを前記音声コーデック部へ出力する制
御装置部と、前記音声メッセージ送信時はインターネッ
トに接続後、前記制御装置部からの電子メールを無線送
信し、前記音声メッセージ受信時は前記メールサーバか
ら自身宛ての電子メールを受信して前記制御装置部へ出
力する送受信手段とを有する構成の1又は2以上の移動
体通信端末と、前記移動体通信端末との間で無線通信す
る無線基地局と、前記無線基地局に有線接続された通信
事業者ネットワークと、サービスプロバイダのアクセス
ポイントに設置された前記メールサーバを経由して前記
通信事業者ネットワークに接続されたインターネットと
を有することを特徴とする。
【0010】本発明の移動体通信端末及び移動体通信シ
ステムでは、音声メッセージの送受信に際して、最近急
速に普及してきたインターネット経由による電子メール
(いわゆるE−mail)機能やパソコン通信システム
でサポートしている電子メール機能を利用するようにし
たため、インターネットに接続されたメールサーバーや
パソコン通信のホストコンピュータを経由して音声メッ
セージを電子メールに添付する形で転送することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる移動体通信
端末の一実施の形態のブロック図を示す。図1におい
て、移動体通信端末1は、無線通信機部10と制御装置
部20からなる。無線通信機部10は、アンテナ11を
介して音声データ、非音声データ等を無線で送受信する
送受信部12と、受信したディジタル信号を復調し、送
信するディジタル信号を変調するディジタル変復調部1
3と、フレーム処理部14、音声コーディック部15、
その音声コーディック部15に接続されている受話器1
6及び送話器17、及び非音声データ処理部18からな
る。
【0012】フレーム処理部14は、受信したディジタ
ルデータを構成部分毎に分解し、送信するディジタルデ
ータを所定のデータ構成に編成する。音声コーディック
部15は、音声通信の場合に受信したディジタル信号の
音声部分をアナログ信号に変換し、送信するアナログ音
声信号をディジタルデータに変換する。非音声データ処
理部18は、非音声通信の場合に受信したディジタル信
号の非音声データ部分を抽出し、移動体通信端末1に接
続されるPC(パーソナルコンピュータ)等のデータ端
末用のディジタル信号にフォーマット変換し、移動体通
信端末1に接続されるPC等のデータ端末から受信した
ディジタル信号を無線区間のディジタル信号にフォーマ
ット変換する。
【0013】制御装置部20は、主として移動体通信端
末1全体の動作を監視・制御する制御部21から構成さ
れ、その制御部21には、図示はしていないが、ダイヤ
ルキー、動作モード選択キー、自動呼出キー及び電源ス
イッチ等を有するキー入力部22と、自己のIDコード
情報等や電子メールを送受信する際のアクセスポイント
番号やメールサーバー情報等のユーザーが加入している
SP(Service Provider)情報及び相手先の電子メール
アドレス情報などを記憶する不揮発メモリ部23と、音
声メッセージの送受信動作を実行する際に帯域圧縮・音
声符号化後又は帯域伸張・音声復号化前のディジタルデ
ータ等を保存するメモリ部24と、呼出しを報知するス
ピーカ25と、操作メッセージや通知メッセージ、電話
番号等を表示する表示部26とが接続されている。
【0014】この実施の形態では、音声メッセージ送信
時には、先ず、送話器17を通して入力された相手先に
伝えたい音声メッセージを一度、音声コーデック部15
において移動体通信システムの無線区間で転送される形
式、つまり一定の音声符号化アルゴリズムに従って帯域
圧縮・音声符号化した後、ディジタルデータの一群とし
てメモリ部24に保存する。次に、メモリ部24に保存
した帯域圧縮・音声符号化されたディジタルデータの一
群を一つの音声メッセージファイル(バイナリーファイ
ル)として考え、その一群にバイナリー−テキスト変換
処理(UUENCODEやBase64やISH等の変
換アルゴリズムを使用して)を施した後、電子メールに
添付する形で移動体通信端末1のユーザーによって入力
された相手先の電子メールアドレス宛てに送信する。
【0015】なお、電子メールを送信する際のアクセス
ポイント番号やメールサーバー情報等のユーザーが加入
しているSP(Service Provider)情
報は不揮発メモリ部23に予め設定されているものと
し、その情報を使って、制御部21内で実現されるメー
ラー機能および移動体通信端末の有する非音声データ処
理部18によって送信される。また、送信する電子メー
ルのメールヘッダ部には音声メッセージファイルが添付
されていることを示すSUBJECT名を付加するもの
とする。
【0016】音声メッセージ受信時には、制御部21内
で実現されるメーラー機能および移動体通信端末の有す
る非音声データ処理部18によって、不揮発メモリ部2
3に予め設定されているユーザーが加入しているSP情
報に従ってメールサーバーにアクセスし、自身宛てに音
声メッセージファイルが添付されていることを示すメー
ルヘッダの付いた電子メールが届いているかを確認し、
もし届いていれば、メールサーバーから該当する電子メ
ールを受信し、添付されている音声メッセージファイル
にテキスト−バイナリー変換処理を施した後に、メモリ
部24上に展開する。メモリ部24上に展開されたディ
ジタルデータの一群を、音声コーデック部15において
一定の音声復号化アルゴリズムに従って帯域伸長・音声
復号化した後に、受話器16を通して音声として外部に
出力する。
【0017】図2は本発明になる移動体通信システムの
一実施の形態の概略構成図を示す。同図において、各電
話端末と有線接続する通信事業者ネットワーク3には、
複数の無線基地局2A、2B、2Cが有線接続され、こ
れらの無線基地局2A、2B、2Cは、それぞれ複数の
移動体通信端末1A、1B、1C等と無線により通信可
能である。移動体通信端末1A、1B、1Cは、それぞ
れ図1の構成とされている本発明の移動体通信端末であ
る。また、図2において、通信事業者ネットワーク3
は、SPのアクセスポイントに設置されたSPサーバー
4等を経由して、インターネット5との間で情報のやり
取りが可能である。
【0018】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図3の移動体通信端末が音声メッセージ送信時に実
行する動作説明手順説明図と、図4の移動体通信端末が
音声メッセージ受信時に実行する動作手順説明図を併せ
参照して説明する。
【0019】まず、図1と図3を使って、本発明の一実
施の形態に係る移動体通信端末1から相手先に音声メッ
セージを送信する場合について説明する。移動体通信端
末1のユーザーからキー入力部22を通して音声メッセ
ージ送信機能の開始要求があった場合(図3のステップ
101)、制御部21は表示部26に音声メッセージの
入力を促すメッセージを表示する(図3のステップ10
2)。
【0020】その後、ユーザーが送話器17を通して相
手先に伝えたい音声メッセージの入力を開始すると(図
3のステップ103)、その音声メッセージは音声コー
デック部15において移動体通信システムの無線区間で
転送される形式、つまり一定の音声符号化アルゴリズム
に従って帯域圧縮・音声符号化したディジタルデータに
変換される(図3のステップ104)。
【0021】制御部21は、音声コーデック部15にお
いて変換されたディジタルデータの一群を入力し、メモ
リ部24に保存する。制御部21はメモリ部24に保存
したディジタルデータの一群を一つのバイナリーファイ
ルと考え、その一群に対してバイナリー−テキスト変換
処理(UUENCODEやBase64やISH等の変
換アルゴリズムを使用して)を施し、メモリ部24に保
存する(図3のステップ106)。その後、制御部21
は表示部26に相手先の電子メールアドレスの入力また
は選択を促すメッセージを表示し、ユーザーからの入力
または選択操作完了を待つ(図3のステップ107)。
【0022】これにより、ユーザーから電子メールアド
レスの入力または選択操作がなされると(図3のステッ
プ108)、制御部21は、相手先の電子メールアドレ
スと不揮発メモリ部23に予め設定されている電子メー
ルを送信する際のユーザーが加入しているSP(Servic
e Provider)情報に含まれるメールサーバー情報に基づ
いて、メールヘッダ部を作成し、以前の処理でメモリ部
24に保存していたバイナリー−テキスト変換後のディ
ジタルデータの一群と結合し、送信用の電子メールを作
成し、メモリ部24に保存する(図3のステップ10
9)。
【0023】なお、メールヘッダ部には音声メッセージ
ファイルが添付されていることを示すSUBJECT名
を付加する。その後、不揮発メモリ部23に予め設定さ
れているアクセスポイント番号に向けて、非音声通信を
開始し、表示部26に音声メッセージ送信中を示す(図
3のステップ110)。
【0024】非音声通信では、アンテナ11を介して非
音声データを無線で送受信する送受信部12、受信した
ディジタル信号を復調し、送信するディジタル信号を変
調するディジタル変復調部13、受信したディジタルデ
ータを構成部分毎に分解し、送信するディジタルデータ
を所定のデータ構成に編成するフレーム処理部14、受
信したディジタル信号の非音声データ部分を抽出し移動
体通信端末1に接続されるPC等のデータ端末間のディ
ジタル信号にフォーマット変換し、移動体通信端末1に
接続されるPC等のデータ端末から受信したディジタル
信号を無線区間のディジタル信号にフォーマット変換す
る非音声データ処理部18を通して非音声データの送受
信が実行され、まず、無線基地局との間で無線区間回線
設定および無線基地局からアクセスポイントまでの有線
区間回線設定が実行される(図3のステップ111)。
【0025】回線設定完了後、非音声データ通信での通
信速度、通信フォーマット等の設定手順を実行し(図3
のステップ112)、完了後、電話回線からインターネ
ットに接続するためのPPP(Point topoint protoco
l)等のインターネット接続用プロトコルを確立する
(図3のステップ113)。インターネット接続用プロ
トコルの確立後、SP内のメールサーバーとの間でSM
TP(Simple Mail Transfer Protocol)等の電子メー
ル転送用プロトコルを使用して、上記の処理で作成した
電子メールをメールサーバーに送信する(図3のステッ
プ114、115)。電子メール送信終了後、インター
ネット接続用プロトコルを終了する(図3のステップ1
16、117)。その後、無線区間及び有線区間の回線
を切断し(図3のステップ118)、表示部26に音声
メッセージ送信終了を示すメッセージを表示し、ユーザ
ーに対して音声メッセージの送信終了を通知する(図3
のステップ119)。
【0026】次に、図1と図4を使って、本発明の一実
施の形態に係る移動体通信端末1が自身宛てに送られて
きた音声メッセージを受信する場合について説明する。
移動体通信端末1のユーザーからキー入力部22を通し
て音声メッセージ受信機能の開始要求があった場合(図
4のステップ201)、制御部21は表示部26に音声
メッセージ受信中のメッセージを表示する(図4のステ
ップ202)と共に、不揮発メモリ部23に予め設定さ
れているアクセスポイント番号およびユーザーが加入し
ているSP情報に含まれるメールサーバー情報に基づい
て、非音声通信を開始する。
【0027】非音声通信では、アンテナ11を介して非
音声データを無線で送受信する送受信部12、受信した
ディジタル信号を復調し、送信するディジタル信号を変
調するディジタル変復調部13、受信したディジタルデ
ータを構成部分毎に分解し、送信するディジタルデータ
を所定のデータ構成に編成するフレーム処理部14、受
信したディジタル信号の非音声データ部分を抽出し移動
体通信端末1に接続されるPC等のデータ端末間のディ
ジタル信号にフォーマット変換し、移動体通信端末1に
接続されるPC等のデータ端末から受信したディジタル
信号を無線区間のディジタル信号にフォーマット変換す
る非音声データ処理部18を通して非音声データの送受
信が実行され、まず、無線基地局との間で無線区間回線
設定および無線基地局からアクセスポイントまでの有線
区間回線設定が実行される(図4のステップ203)。
【0028】回線設定完了後、非音声データ通信での通
信速度、通信フォーマット等の設定手順を実行し(図4
のステップ204)、完了後、電話回線からインターネ
ットに接続するためのPPP等のインターネット接続用
プロトコルを確立する(図4のステップ205)。イン
ターネット接続用プロトコルの確立後、SP内のメール
サーバーとの間でPOP(Post Office Protocol)等の
電子メール転送用プロトコルを使用して、自身宛てに電
子メールが到着しているかどうかを確認する(図4のス
テップ206)。
【0029】メールサーバー上に自身宛ての電子メール
が届いている場合、届いている電子メールのメールヘッ
ダ部のSUBJECT部をチェックし(図4のステップ
207)、音声メッセージファイルが添付されている電
子メールかどうか確認し、音声メッセージファイルが添
付されている電子メールの場合には、その電子メールを
受信し、メモリ部24に保存する(図4のステップ20
8)。
【0030】電子メールの受信終了後(図4のステップ
209)、インターネット接続用プロトコルを終了し
(図4のステップ210)、無線区間及び有線区間の回
線を切断する(図4のステップ211)。その後、制御
部21はメモリ部24に保存した電子メールに添付され
ている音声メッセージファイル部分を抽出し(図4のス
テップ212)、そのディジタルデータの一群に対して
テキスト−バイナリー変換処理(UUDECODEやB
ase64やISH等の変換アルゴリズムを使用して)
を施し、メモリ部24上に展開する(図4のステップ2
13)。
【0031】その後、表示部26に音声メッセージの受
信終了を示すメッセージを表示する(図4のステップ2
14)。続いて、ユーザーからの音声メッセージ出力要
求によって(図4のステップ215)、制御部21は、
メモリ部24上に展開されたディジタルデータの一群の
音声コーデック部15への転送を開始し(図4のステッ
プ216)、音声コーデック部15において一定の音声
復号化アルゴリズムに従って帯域伸長・音声復号化した
後に(図4のステップ217)、受話器16を通して音
声として外部に出力する(図4のステップ218)。
【0032】このように、この実施の形態では、移動体
通信システム管理者にボイスメールサービスの利用を申
請・登録すること無しに、インターネット5経由による
電子メール機能やパソコン通信システムでサポートして
いる電子メール機能を利用することにより、インターネ
ット5に接続されたメールサーバーやパソコン通信のホ
ストコンピュータを経由して音声メッセージを電子メー
ルに添付する形で転送することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最近急速に普及してきたインターネット経由による電子
メール(いわゆるE−mail)機能やパソコン通信シ
ステムでサポートしている電子メール機能を利用するこ
とにより、インターネットに接続されたメールサーバー
やパソコン通信のホストコンピュータを経由して音声メ
ッセージを電子メールに添付する形で転送するようにし
たため、移動体通信システム管理者にボイスメールサー
ビスの利用を申請・登録すること無しに、つまり移動体
通信システム内に設置されたボイスメールサービス設備
を経由すること無しに、音声メッセージの送受信ができ
る。
【0034】また、本発明によれば、電子メールでは送
信先メールアドレスとして複数のメールアドレスを指定
できるので、同一の音声メッセージを同時に複数の移動
体通信端末に向けて転送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる移動体通信端末の一実施の形態の
ブロック図である。
【図2】本発明になる移動体通信システムの一実施の形
態の概略構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態の音声メッセージ送信時
に実行する動作手順の一例の説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態の音声メッセージ受信時
に実行する動作手順の一例の説明図である。
【符号の説明】
1 移動体通信端末 1A、1B、1C 移動体通信端末 2A、2B、2C 無線基地局 3 通信事業者ネットワーク 4 SPサーバー 5 インターネット 10 無線通信機部 11 アンテナ 12 送受信部 13 ディジタル変復調部 14 フレーム処理部 15 音声コーデック部 16 受話器 17 送話器 18 非音声データ処理部 20 制御装置部 21 制御部 22 キー入力部 23 不揮発メモリ部 24 メモリ部 25 スピーカ 26 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/00 302 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/65 H04M 3/42 H04M 11/00 - 11/10 H04L 12/54 H04L 12/58 G06F 13/00 351

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声メッセージを入力する送話器と、受
    信した音声メッセージを音声として出力する受話器と、
    音声メッセージ送信時は前記送話器からの音声メッセー
    ジを符号化して音声符号化データとし、音声メッセージ
    受信時は受信した音声符号化データを音声メッセージに
    復号化して前記受話器へ出力する音声コーデック部とを
    少なくとも有する移動体通信端末において、 接続されているデータ端末の間で、非音声データの送受
    信用の処理を行う非音声データ処理部と、 前記音声メッセージ送信時は、前記音声コーデック部か
    らの音声符号化データに対してバイナリー−テキスト変
    換処理して得た音声メッセージファイルが添付されてい
    ることを示すメールヘッダを作成するとともに、前記音
    声メッセージファイルを、相手先への前記メールヘッダ
    を有する電子メールに添付して出力し、前記音声メッセ
    ージ受信時は、外部のメールサーバにアクセスして前記
    メールサーバに届いた電子メールのメールヘッダ部が、
    音声メッセージファイルが添付されていることを示すメ
    ールヘッダ部であるかどうかを確認することにより、自
    身宛ての音声メッセージファイルが添付された電子メー
    ルが届いているかを確認し、届いているときは前記メー
    ルサーバから音声メッセージファイルが添付された電子
    メールを受信し、受信した電子メールに添付されている
    音声メッセージファイルにテキスト−バイナリー変換処
    理を施して得たデータを前記音声コーデック部へ出力す
    る制御装置部と、 前記音声メッセージ送信時はインターネットに接続後、
    前記制御装置部からの電子メールを無線送信し、前記音
    声メッセージ受信時は前記メールサーバから自身宛ての
    電子メールを受信して前記制御装置部へ出力する送受信
    手段とを有することを特徴とする移動体通信端末。
  2. 【請求項2】 音声メッセージを入力する送話器と、受
    信した音声メッセージを音声として出力する受話器と、
    音声メッセージ送信時は前記送話器からの音声メッセー
    ジを符号化して音声符号化データとし、音声メッセージ
    受信時は受信した音声符号化データを音声メッセージに
    復号化して前記受話器へ出力する音声コーデック部と、
    接続されているデータ端末の間で、非音声データの送受
    信用の処理を行う非音声データ処理部と、前記音声メッ
    セージ送信時は、前記音声コーデック部からの音声符号
    化データに対してバイナリー−テキスト変換処理して得
    た音声メッセージファイルが添付されていることを示す
    メールヘッダを作成するとともに、前記音声メッセージ
    ファイルを、相手先への前記メールヘッダを有する電子
    メールに添付して出力し、前記音声メッセージ受信時は
    外部のメールサーバにアクセスして前記メールサーバに
    届いた電子メールのメールヘッダ部が、音声メッセージ
    ファイルが添付されていることを示すメールヘッダ部で
    あるかどうかを確認することにより、自身宛ての音声メ
    ッセージファイルが添付された電子メールが届いている
    かを確認し、届いているときは前記メールサーバから音
    声メッセージファイルが添付された電子メールを受信
    し、受信した電子メールに添付されている音声メッセー
    ジファイルにテキスト−バイナリー変換処理を施して得
    たデータを前記音声コーデック部へ出力する制御装置部
    と、前記音声メッセージ送信時はインターネットに接続
    後、前記制御装置部からの電子メールを無線送信し、前
    記音声メッセージ受信時は前記メールサーバから自身宛
    ての電子メールを受信して前記制御装置部へ出力する送
    受信手段とを有する構成の1又は2以上の移動体通信端
    末と、 前記移動体通信端末との間で無線通信する無線基地局
    と、 前記無線基地局に有線接続された通信事業者ネットワー
    クと、 サービスプロバイダのアクセスポイントに設置された
    記メールサーバを経由して前記通信事業者ネットワーク
    に接続されたインターネットとを有することを特徴とす
    る移動体通信システム。
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