JP3422551B2 - 管中オリフィスの溶接方法 - Google Patents
管中オリフィスの溶接方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力プラントのボイラ
の水ドラム、分配球又は下部管寄せ等の給水源からの給
水管にオリフィスを溶接接合する管中オリフィスの溶接
方法に関する。 【0002】 【従来の技術】火力プラントでは水ドラム、分配球又は
下部管寄せから火炉壁水冷管に給水している。この時、
火炉壁水冷管における水の流量を均一にするため、水ド
ラム、分配球又は下部管寄せの給水管入口にオリフィス
を取り付け流量制御を行っている。その状況を図7
(a)、(b)に示す。 【0003】これらの図において、01は水ドラム、分
配球あるいは下部管寄せの胴板、02は胴板01を貫通
する給水管、03は胴板01と給水管02を接合する溶
接金属、04は給水管02の入口に取り付けられたオリ
フィス、041はオリフィス04に設けられたオリフィ
ス孔、05はオリフィス固定金具、051はオリフィス
固定金具をしめ付けるボルト及びナットである。 【0004】これらの図に示すように、従来、オリフィ
ス04は、給水管02の入口、すなわち水ドラム、分配
球又は下部管寄せの内側に取り付けられており、この取
り付け作業は、狭あいな作業環境で困難なものであっ
た。また、オリフィス固定金具05は、使用中の腐食及
びボイラ酸洗時の腐食でしばしば損傷し、その都度取り
替え作業をする必要があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来に
おいては、オリフィスが水ドラム、分配球又は下部管寄
せの内側に取り付けられており、この取付け作業は困難
なものであり、また、オリフィス固定金具は腐食して損
傷し、その都度取り換え作業をする必要があった。 【0006】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる管中オリフィスの溶接方法を提供しようとするも
のである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の管中オリフィス
の溶接方法は、次の手段を講じた。給水源に接続された
給水管の給水源外の部分において、耐食・耐エロージョ
ン材料よりなるオリフィス円板を給水管にはさみ込んで
1個の溶接開先を形成し、同溶接開先においてオリフィ
ス円板を給水管に溶接接合するに際し、上記オリフィス
円板の外周部の断面形状を凸形とし、その首高さHとか
た幅Wの関係を次の条件を充たす範囲に設定し、給水管
とオリフィス円板の溶接部が裏波溶接になるようにした
ことを特徴とする。 【0008】 3mm≧H≧0.5mm 4mm≧W≧0.5mm 5mm≧H+W≧1mm 【0009】 【作用】前記の本発明においては、給水管の給水源外の
部分においてオリフィス円板が給水管に溶接接合され、
狭あいな場所でオリフィス取り付け作業を行うことがな
く、容易にかつ迅速にその作業を行うことができる。ま
た、前記オリフィス円板は耐食・耐エロージョン材料に
よって構成され、かつ、溶接によって給水管に接合され
ているので、腐食損傷を防いでその長寿化をはかること
ができる。更に、給水管とオリフィス円板とによって1
個の溶接開先が形成されるために、溶接個所は1個所と
なり、その工数が低減する。 【0010】また、オリフィス円板を前記の形状と前記
の条件を満たすようにしたために、給水管とオリフィス
円板の溶接部が完全な裏波溶接となり、溶接部の腐食損
傷を充分に防止することができる。 【0011】 【実施例】本発明の実施例のベースとなる第1の参考例
を、図1によって説明する。2は図示しない火力プラン
トの水ドラム、分配球又は下部管寄せ等の給水源から給
水が供給される小径の給水管、4はオリフィス孔41を
内蔵し給水管2と同じ径をもつトランジションピースで
あり、同トランジションピース4は、高Crフェライト
系材料、オーステナイト系ステンレス材料又はNi基材
料等の耐食・耐エロージョン材料で構成されている。ト
ランジションピース4は、給水源外において給水管2、
2の間にはさみ込むように配置され、溶接部3において
給水管2、2に溶接によって接合される。 【0012】前記の溶接作業は、給水源内の狭あいな場
所で行われることがないために、容易かつ迅速に溶接作
業を行うことができる。また、トランジションピース4
は耐食・耐エロージョン材料によって構成されていて、
これが溶接で給水管2、2に接合されているので、腐食
損傷を防ぐことができる。 【0013】本発明の実施例のベースとなる第2の参考
例を、図2ないし図4に示す。2は前記第1の参考例と
同様な給水管であり、同給水管2の給水源外においてオ
リフィス孔41aをもつオリフィス円板4aが給水管
2、2の間にはさみ込まれて、オリフィス円板4aの外
側の給水管2、2の間の部分に、オリフィス円板4aを
取り囲む1個の溶接開先3aが形成される。 【0014】前記オリフィス円板4aの外周部の断面形
状は、図2に示すように台形もしくは山形、図3に示す
ように帽子形、又は図4に示すように凸形にされ、これ
らの断面形状によって、オリフィス円板4aは容易、確
実に給水管2、2に対して位置決めすることができる。
また、オリフィス円板4aは、前記第1の参考例のトラ
ンジションピース4と同様な耐食・耐エロージョン材料
で構成されている。 【0015】本参考例では、オリフィス円板4aは、給
水源外において前記のような外周部の断面形状によって
容易、確実に給水管2、2に対して位置決めされ、か
つ、両者間に1個の溶接開先が形成される。その上で、
この溶接開先において溶接が行われ、オリフィス円板4
aが給水管2、2に接合される。 【0016】本参考例においても、前記第1の参考例と
同様に、溶接作業を給水源外において容易、迅速に行う
ことができ、かつ、オリフィス円板の長寿化をはかるこ
とができるが、更に、溶接作業を1個所で行うこととな
りその工数を著しく低減することができる。 【0017】本発明の一実施例を以下に説明する。前記
第2の参考例において、給水管2とオリフィス円板4a
の溶接部3aの裏ビード形状が十分でない場合、すなわ
ち、溶込みが不十分で完全な裏波溶接が得られない場合
には、給水管2とオリフィス円板4aの会合部から腐食
が進展し、最終的にはオリフィス円板4aが外れること
があることが見出された。そこで本実施例では、前記第
2の参考例において、図5に示すように、図4に示す凸
形のオリフィス円板4aに対して、溶接開先3aにおい
て(1)から(6)に示すビードの順序で溶接を行な
い、(1)及び(2)ビードで、符号Aで示されるルー
ト部の裏波を形成するようにした。 【0018】図5中、Hは凸形のくびの高さ(mm)、W
は凸形のかた幅(mm)であり、裏波を完全に形成するに
は、図6に示す関係が存在することが明らかとなった。
この時の溶接方法は手動TIG溶接で、溶接電流は80
〜150Aであった。 【0019】すなわち、オリフィス円板4aの外周部断
面の形状が、図6中のA式を満たすように、図6中の一
点鎖線で表わされた6本の直線で囲まれる範囲内にある
ようにHとWを決めれば、完全な裏波溶接が可能とな
り、溶接部の腐食損傷を防止することができる。ちなみ
に、図6中○は満足すべき結果が得られた場合、×は不
満足な結果しか得られなかった場合、△はその中間の結
果が得られた場合を示す。 【0020】なお、オリフィス円板4aの外周部断面の
凸形状は、凸部の首の部分の形状が三角形であっても台
形であっても良い。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は特許請求
の範囲の請求項1に記載された構成を具備することによ
って、次の効果を奏することができる。 (1) オリフィスの取り付け作業が容易になり、か
つ、取り付け工数を大幅に低減することができる。 (2) オリフィス取り付け金具の腐食損傷及びオリフ
ィスと管との溶接部の腐食損傷がなくなり、オリフィス
の寿命が長くなり、かつ、オリフィス取り替え作業を必
要としないようになった。
の水ドラム、分配球又は下部管寄せ等の給水源からの給
水管にオリフィスを溶接接合する管中オリフィスの溶接
方法に関する。 【0002】 【従来の技術】火力プラントでは水ドラム、分配球又は
下部管寄せから火炉壁水冷管に給水している。この時、
火炉壁水冷管における水の流量を均一にするため、水ド
ラム、分配球又は下部管寄せの給水管入口にオリフィス
を取り付け流量制御を行っている。その状況を図7
(a)、(b)に示す。 【0003】これらの図において、01は水ドラム、分
配球あるいは下部管寄せの胴板、02は胴板01を貫通
する給水管、03は胴板01と給水管02を接合する溶
接金属、04は給水管02の入口に取り付けられたオリ
フィス、041はオリフィス04に設けられたオリフィ
ス孔、05はオリフィス固定金具、051はオリフィス
固定金具をしめ付けるボルト及びナットである。 【0004】これらの図に示すように、従来、オリフィ
ス04は、給水管02の入口、すなわち水ドラム、分配
球又は下部管寄せの内側に取り付けられており、この取
り付け作業は、狭あいな作業環境で困難なものであっ
た。また、オリフィス固定金具05は、使用中の腐食及
びボイラ酸洗時の腐食でしばしば損傷し、その都度取り
替え作業をする必要があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来に
おいては、オリフィスが水ドラム、分配球又は下部管寄
せの内側に取り付けられており、この取付け作業は困難
なものであり、また、オリフィス固定金具は腐食して損
傷し、その都度取り換え作業をする必要があった。 【0006】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる管中オリフィスの溶接方法を提供しようとするも
のである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の管中オリフィス
の溶接方法は、次の手段を講じた。給水源に接続された
給水管の給水源外の部分において、耐食・耐エロージョ
ン材料よりなるオリフィス円板を給水管にはさみ込んで
1個の溶接開先を形成し、同溶接開先においてオリフィ
ス円板を給水管に溶接接合するに際し、上記オリフィス
円板の外周部の断面形状を凸形とし、その首高さHとか
た幅Wの関係を次の条件を充たす範囲に設定し、給水管
とオリフィス円板の溶接部が裏波溶接になるようにした
ことを特徴とする。 【0008】 3mm≧H≧0.5mm 4mm≧W≧0.5mm 5mm≧H+W≧1mm 【0009】 【作用】前記の本発明においては、給水管の給水源外の
部分においてオリフィス円板が給水管に溶接接合され、
狭あいな場所でオリフィス取り付け作業を行うことがな
く、容易にかつ迅速にその作業を行うことができる。ま
た、前記オリフィス円板は耐食・耐エロージョン材料に
よって構成され、かつ、溶接によって給水管に接合され
ているので、腐食損傷を防いでその長寿化をはかること
ができる。更に、給水管とオリフィス円板とによって1
個の溶接開先が形成されるために、溶接個所は1個所と
なり、その工数が低減する。 【0010】また、オリフィス円板を前記の形状と前記
の条件を満たすようにしたために、給水管とオリフィス
円板の溶接部が完全な裏波溶接となり、溶接部の腐食損
傷を充分に防止することができる。 【0011】 【実施例】本発明の実施例のベースとなる第1の参考例
を、図1によって説明する。2は図示しない火力プラン
トの水ドラム、分配球又は下部管寄せ等の給水源から給
水が供給される小径の給水管、4はオリフィス孔41を
内蔵し給水管2と同じ径をもつトランジションピースで
あり、同トランジションピース4は、高Crフェライト
系材料、オーステナイト系ステンレス材料又はNi基材
料等の耐食・耐エロージョン材料で構成されている。ト
ランジションピース4は、給水源外において給水管2、
2の間にはさみ込むように配置され、溶接部3において
給水管2、2に溶接によって接合される。 【0012】前記の溶接作業は、給水源内の狭あいな場
所で行われることがないために、容易かつ迅速に溶接作
業を行うことができる。また、トランジションピース4
は耐食・耐エロージョン材料によって構成されていて、
これが溶接で給水管2、2に接合されているので、腐食
損傷を防ぐことができる。 【0013】本発明の実施例のベースとなる第2の参考
例を、図2ないし図4に示す。2は前記第1の参考例と
同様な給水管であり、同給水管2の給水源外においてオ
リフィス孔41aをもつオリフィス円板4aが給水管
2、2の間にはさみ込まれて、オリフィス円板4aの外
側の給水管2、2の間の部分に、オリフィス円板4aを
取り囲む1個の溶接開先3aが形成される。 【0014】前記オリフィス円板4aの外周部の断面形
状は、図2に示すように台形もしくは山形、図3に示す
ように帽子形、又は図4に示すように凸形にされ、これ
らの断面形状によって、オリフィス円板4aは容易、確
実に給水管2、2に対して位置決めすることができる。
また、オリフィス円板4aは、前記第1の参考例のトラ
ンジションピース4と同様な耐食・耐エロージョン材料
で構成されている。 【0015】本参考例では、オリフィス円板4aは、給
水源外において前記のような外周部の断面形状によって
容易、確実に給水管2、2に対して位置決めされ、か
つ、両者間に1個の溶接開先が形成される。その上で、
この溶接開先において溶接が行われ、オリフィス円板4
aが給水管2、2に接合される。 【0016】本参考例においても、前記第1の参考例と
同様に、溶接作業を給水源外において容易、迅速に行う
ことができ、かつ、オリフィス円板の長寿化をはかるこ
とができるが、更に、溶接作業を1個所で行うこととな
りその工数を著しく低減することができる。 【0017】本発明の一実施例を以下に説明する。前記
第2の参考例において、給水管2とオリフィス円板4a
の溶接部3aの裏ビード形状が十分でない場合、すなわ
ち、溶込みが不十分で完全な裏波溶接が得られない場合
には、給水管2とオリフィス円板4aの会合部から腐食
が進展し、最終的にはオリフィス円板4aが外れること
があることが見出された。そこで本実施例では、前記第
2の参考例において、図5に示すように、図4に示す凸
形のオリフィス円板4aに対して、溶接開先3aにおい
て(1)から(6)に示すビードの順序で溶接を行な
い、(1)及び(2)ビードで、符号Aで示されるルー
ト部の裏波を形成するようにした。 【0018】図5中、Hは凸形のくびの高さ(mm)、W
は凸形のかた幅(mm)であり、裏波を完全に形成するに
は、図6に示す関係が存在することが明らかとなった。
この時の溶接方法は手動TIG溶接で、溶接電流は80
〜150Aであった。 【0019】すなわち、オリフィス円板4aの外周部断
面の形状が、図6中のA式を満たすように、図6中の一
点鎖線で表わされた6本の直線で囲まれる範囲内にある
ようにHとWを決めれば、完全な裏波溶接が可能とな
り、溶接部の腐食損傷を防止することができる。ちなみ
に、図6中○は満足すべき結果が得られた場合、×は不
満足な結果しか得られなかった場合、△はその中間の結
果が得られた場合を示す。 【0020】なお、オリフィス円板4aの外周部断面の
凸形状は、凸部の首の部分の形状が三角形であっても台
形であっても良い。 【0021】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は特許請求
の範囲の請求項1に記載された構成を具備することによ
って、次の効果を奏することができる。 (1) オリフィスの取り付け作業が容易になり、か
つ、取り付け工数を大幅に低減することができる。 (2) オリフィス取り付け金具の腐食損傷及びオリフ
ィスと管との溶接部の腐食損傷がなくなり、オリフィス
の寿命が長くなり、かつ、オリフィス取り替え作業を必
要としないようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のベースとなる第1の参考例の
説明図である。 【図2】本発明の実施例のベースとなる第2の参考例の
説明図であり、台形もしくは山形のオリフィス円板を用
いた場合を示す。 【図3】本発明の実施例のベースとなる第2の参考例の
説明図であり、帽子形のオリフィス円板を用いた場合を
示す。 【図4】本発明の実施例のベースとなる第2の参考例の
説明図であり、凸形のオリフィス円板を用いた場合を示
す。 【図5】本発明の一実施例における溶接順序の説明図で
ある。 【図6】本発明の一実施例におけるルート部裏波溶接に
およぼすオリフィス円板の外周部の形状の影響を示す図
である。 【図7】従来の給水管のオリフィスを設けた部分を示
し、図7(a)はその平面図、図7(b)はその縦断面
図である。 【符号の説明】 2 給水管 3 溶接部 3a 溶接開先 4 トランジションピース 41 オリフィス孔 4a オリフィス円板 41a オリフィス孔
説明図である。 【図2】本発明の実施例のベースとなる第2の参考例の
説明図であり、台形もしくは山形のオリフィス円板を用
いた場合を示す。 【図3】本発明の実施例のベースとなる第2の参考例の
説明図であり、帽子形のオリフィス円板を用いた場合を
示す。 【図4】本発明の実施例のベースとなる第2の参考例の
説明図であり、凸形のオリフィス円板を用いた場合を示
す。 【図5】本発明の一実施例における溶接順序の説明図で
ある。 【図6】本発明の一実施例におけるルート部裏波溶接に
およぼすオリフィス円板の外周部の形状の影響を示す図
である。 【図7】従来の給水管のオリフィスを設けた部分を示
し、図7(a)はその平面図、図7(b)はその縦断面
図である。 【符号の説明】 2 給水管 3 溶接部 3a 溶接開先 4 トランジションピース 41 オリフィス孔 4a オリフィス円板 41a オリフィス孔
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 石原 岩見
長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株
式会社長崎造船所内
(72)発明者 西 文雄
長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株
式会社長崎造船所内
(56)参考文献 実開 昭63−86495(JP,U)
実開 平5−17297(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F22B 37/74
F16L 55/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 給水源に接続された給水管の給水源外の
部分において、耐食・耐エロージョン材料よりなるオリ
フィス円板を給水管にはさみ込んで1個の溶接開先を形
成し、同溶接開先においてオリフィス円板を給水管に溶
接接合するに際し、上記オリフィス円板の外周部の断面
形状を凸形とし、その首高さHとかた幅Wの関係を次の
条件を充たす範囲に設定し、給水管とオリフィス円板の
溶接部が裏波溶接となるようにしたことを特徴とする管
中オリフィスの溶接方法。3mm≧H≧0.5mm 4mm≧W≧0.5mm 5mm≧H+W≧1mm
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04226494A JP3422551B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 管中オリフィスの溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04226494A JP3422551B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 管中オリフィスの溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07248102A JPH07248102A (ja) | 1995-09-26 |
JP3422551B2 true JP3422551B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=12631184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04226494A Expired - Fee Related JP3422551B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 管中オリフィスの溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3422551B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101915863B1 (ko) * | 2016-12-26 | 2018-11-06 | 한전케이피에스 주식회사 | 배관 삽입형 오리피스 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN213271585U (zh) * | 2020-09-01 | 2021-05-25 | 广东美景环境科技有限公司 | 一种cipp翻转式热水固化法用的填充浮球 |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP04226494A patent/JP3422551B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101915863B1 (ko) * | 2016-12-26 | 2018-11-06 | 한전케이피에스 주식회사 | 배관 삽입형 오리피스 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07248102A (ja) | 1995-09-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021112 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030318 |
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