JP2003042689A - 多管式熱交換器の防食方法及び多管式熱交換器 - Google Patents

多管式熱交換器の防食方法及び多管式熱交換器

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JP2003042689A
JP2003042689A JP2001231967A JP2001231967A JP2003042689A JP 2003042689 A JP2003042689 A JP 2003042689A JP 2001231967 A JP2001231967 A JP 2001231967A JP 2001231967 A JP2001231967 A JP 2001231967A JP 2003042689 A JP2003042689 A JP 2003042689A
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corrosion
tube sheet
tube
protective plate
heat exchanger
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Akiyoshi Onishi
昭良 大西
Yukihiro Osugi
幸広 大杉
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブシート表面の腐食拡大を抑制すると
ともに、施工性の向上及びコストの低減を可能とした多
管式熱交換器の防食方法及び多管式熱交換器を提供す
る。 【解決手段】 チューブシート3の表面に、SUSから
なる耐食性膜4を溶射したのち、当該耐食性膜4の表面
をSUSからなる耐食性保護板5で覆い、耐食性保護板
5の外周面とシェル1の内壁とを固着部5bのみでタッ
プ溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多管式熱交換器の
防食方法及び多管式熱交換器に関し、特に、施工効率の
向上やコストの削減に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、塩酸や塩化アンモニウム等の腐
食性物質が微量に含まれる油等流体の熱交換を行う熱交
換器では、複数の伝熱管(チューブ)を固定している炭
素綱からなるチューブシートの外表面が流体によって腐
食されることが多々ある。この腐食によって、チューブ
シートの全表面が均一に削れてしまったり、或いは、チ
ューブシートに部分的な凹みが生じてしまったりする不
具合が発生する。このため、このような腐食されたチュ
ーブシートは取り外し、新たなチューブシートを設置す
る必要があるが、数百或いは数千本のチューブが溶接等
で固定されているチューブシートの全てを交換するのは
非常に困難である。
【0003】そこで、腐食されたチューブシートのさら
なる腐食拡大を防止するため、チューブシート表面に、
チューブ配列に合わせて本数分の貫通孔を有する保護板
を、その貫通孔にチューブが貫通した状態で被せ、チュ
ーブ及びチューブシート面に完全溶接付けするという方
法が知られている。この方法によれば、保護板で腐食さ
れたチューブシート表面を完全に覆うことによって、チ
ューブシートを交換しなくてもチューブシートの腐食拡
大を防止できるようになった。よって、チューブシート
の全交換にかかる作業効率を向上させるとともに、コス
トを削減させることが可能となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記方法に
おいては、保護板と、チューブ及びチューブシートとを
完全に溶接付けするため、現場での施工が困難であると
いう不具合があった。また、チューブシートに被せた保
護板がさらに腐食された場合に、この保護板を取り外
し、再度新たな保護板を施工するためには、多額の費用
と工事日数を要するという問題があった。
【0005】また、チューブが長年の使用によって劣化
している場合には、保護板を完全溶接する際の溶接入熱
により、チューブに割れ等の悪影響を及ぼす危惧もあっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、
チューブシート表面の腐食拡大を確実に抑制するととも
に、施工性の向上及びコストの低減を可能とした多管式
熱交換器の防食方法及び多管式熱交換器を提供すること
を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、請求項1に記載の発明は、シェルと、当該シ
ェル内に配設される複数本の伝熱管と、当該伝熱管の両
端を支持するチューブシートと、当該チューブシートを
覆うチューブシートカバーとを備えた多管式熱交換器の
防食方法において、前記チューブシートの表面を耐食性
膜で被覆したのち、さらに当該耐食性膜の表面を耐食性
保護板で覆うとともに、当該耐食性保護板を前記チュー
ブシートに部分的に固定した多管式熱交換器の防食方法
としている。
【0007】請求項1に記載の多管式熱交換器の防食方
法において、チューブシートの表面を耐食性膜で被覆し
たのち、当該耐食性膜のさらに表面を耐食性保護板で覆
ったことによって、流体によるチューブシートの腐食拡
大を抑制することが可能となる。ここで、流体によって
チューブシートに生じる腐食として、時間が経過するに
つれて表面が全体的に削られる赤錆等の全体的腐食と、
流体の乱流によって局所的に凹みが生じる局所的腐食と
がある。請求項1に記載の発明において、チューブシー
トの表面を耐食性膜で被覆したのち、さらにその表面を
耐食性保護板で覆ったことによって、 局所的に凹みが発
生する局所的腐食の原因と考えられる流体の乱流は、チ
ューブシート表面には影響しない。このため、致命的な
腐食に至る可能性の高い局所的腐食は耐食性保護板表面
に生じ、局所的腐食がチューブシート表面に生じること
を抑制することができ、チューブシートの長寿命化を図
ることが可能となる。
【0008】また、耐食性保護板をチューブシートに部
分的に固定したことで、チューブシートと耐食性保護板
との間には隙間が存在し、流体が侵入するようになる。
しかし、チューブシートの表面に耐食性膜を形成したこ
とによって、チューブシート表面に全体的腐食が発生す
ることを抑制し、チューブシートの長寿命化を図ること
が可能となる。
【0009】さらに、耐食性膜を覆った耐食性保護板を
チューブシートに部分的に固定したことによって、耐食
性保護板の施工性を向上させるとともに、耐食性保護板
を交換する際の施工性の向上及びコストの低減を実現さ
せることが可能となる。さらに、耐食性保護板をチュー
ブシートに部分的に固定することにより、例えば、溶接
入熱による伝熱管 (チューブ)の割れなどを抑制するこ
とが可能となる。
【0010】ここで、耐食性保護板を固定する位置は、
チューブシートに直接的に固定するようにしても、シェ
ル内壁やチューブ等に固定することにより、チューブシ
ートに間接的に固定するようにしても、チューブシート
及びシェル内壁やチューブ等の両方に固定するようにし
ても構わない。請求項2に記載の発明は、請求項1に記
載の多管式熱交換器の防食方法において、前記耐食性保
護板を分割して形成し、分割したそれぞれの前記耐食性
保護板をチューブシートに部分的に固定したものとして
いる。
【0011】請求項2に記載の多管式熱交換器の防食方
法において、耐食性保護板を分割して形成し、分割され
たそれぞれの耐食性保護板を部分的に固定したことによ
って、腐食された耐食性保護板を交換する際に、腐食さ
れた最小範囲の耐食性保護板のみを取り替えることが可
能となる。よって、施工性の向上及びコストの削減を実
現することが可能となる。
【0012】請求項3に記載の発明は、シェルと、当該
シェル内に配設される複数本の伝熱管と、当該伝熱管の
両端を支持するチューブシートと、当該チューブシート
を覆うチューブシートカバーとを備えた多管式熱交換器
において、耐食性膜が形成されたチューブシートの表面
が耐食性保護板で覆われ、当該耐食性保護板が前記チュ
ーブシートに部分的に固定されている多管式熱交換器と
している。
【0013】請求項3に記載の多管式熱交換器におい
て、耐食性膜が形成されたチューブシートの表面を耐食
性保護板で覆い、当該耐食性保護板をチューブシートに
部分的に固定したことによって、請求項1と同様に、流
体によるチューブシートの腐食拡大を抑制することが可
能となる。また、耐食性膜を覆った耐食性保護板をチュ
ーブシートに部分的に固定したことによって、耐食性保
護板の施工性を向上させるとともに、耐食性保護板を交
換する際の施工性の向上及びコストの低減を実現させる
ことが可能となる。
【0014】ここで、チューブシートへの耐食性膜及び
耐食性保護板の形成は、腐食された後の多管式熱交換器
に適用してもよいし、腐食される前の多管式熱交換器に
適用しても構わない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、 本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る一
実施形態における多管式熱交換器の側断面図である。図
2は、本発明に係る一実施形態における耐食性保護板を
示し、(A)は図1における多管式熱交換器の左側面側
の耐食性保護板の正面図で、(B)は図1における多管
式熱交換器の右側面側の耐食性保護板の正面図である。
なお、図1では、固定管板型多管式熱交換器を例にとっ
て説明する。
【0016】本実施の形態における多管式熱交換器10
0は、コークス炉ガス中に含まれる粗軽油(ベンゼン、
キシレン、トルエン等)を回収する工程で用いられるも
のであり、図1に示すように、略円筒状をしたシェル1
と、その内部に略水平方向に配設され、ステンレス鋼等
からなる円筒状をした多数本の伝熱管 (チューブ)2
(図中、往路の伝熱管、 復路の伝熱管とをそれぞれ1本
ずつ示している)と、当該チューブ2の両端を支持し、
炭素綱等からなるチューブシート3A、3Bと、チュー
ブシート3を覆うチューブシートカバー6と、から構成
されている。
【0017】チューブシート3は、図1における左側面
側に設置されるチューブシート3Aと、右側面側に設置
されるチューブシート3Bとによって、 チューブ2の両
端を支持している。このチューブシート3A、3Bは、
それぞれシェル1の内径と略同一直径を有する円板状を
しており、複数本のチューブ2の配列に合わせた本数分
の貫通孔3aが形成され、この貫通孔3aに、複数本の
チューブ2の両端が貫通して溶接固定されている。ま
た、このチューブシート3A、3Bの外周面は、フラン
ジによりシェル1とチューブシートカバー6に固定され
ている。
【0018】チューブシートカバー6は、チューブシー
ト3Bよりも外側の右側面下部には、流体Aの入口11
Aを備え、同様に、チューブシート3Bよりも外側の右
側面上部には流体Aの出口12Aを具備している。シェ
ル1は、チューブシート3Bよりも内側の右側面上部に
は流体Bの入口11Bを備え、同様に、チューブシート
3Aよりも内側の左側面下部には流体Bの出口12Bを
具備している。
【0019】また、チューブシート3Bの外表面からチ
ューブシートカバー6の右側端にかけて、略水平方向に
仕切り板6aが形成され、チューブシートカバー6内部
を上下方向に二分割している。上記構成の多管式熱交換
器100において、流体Aとしての油は、流体Aの入口
11Aから流入され、チューブ2内を通過したのち、流
体Aの出口12Aから流出される。一方、流体Bとして
の油は、流体Bの入口11Bから流入し、水平方向に設
置されたチューブ2の外周面を通過して、流体Bの出口
12Bから流出される。ここで、チューブ2内を伝達さ
れる流体Aは伝熱管内側流体、チューブ2外を伝達され
る流体Bは伝熱管外側流体と呼ばれ、チューブシート3
及び仕切り板6aによって、それらの流体Aと流体Bと
が混合しないように隔離されている。このとき、温度差
を有する流体Aと流体Bとの間で、熱交換が行われる。
【0020】ところで、上記構成の多管式熱交換器10
0を用いて腐食性流体の熱交換を長期間行うと、流体A
と直接接触するチューブシート3A、3Bの外表面に
は、赤錆等によって全表面が均一に削られる全体的腐食
と、流体Aの乱流によって局所的に凹みが生じる局所的
腐食とが生じてしまう。このように腐食されたチューブ
シート3A、3B表面の腐食拡大を防止するため、本発
明における多管式熱交換器100の防食方法は、まず、
多管式熱交換器100において、腐食されたチューブシ
ート3A、3Bの表面に、SUS(ステンレス鋼)等腐
食性材料からなる耐食性膜4の溶射を行う。ここで、チ
ューブシート3A、3Bには、略同一厚みの耐食性膜4
が形成されるため、耐食性膜4によって凹部が埋め込ま
れるわけではなく、チューブシート3の表面は依然とし
て凹みが形成された状態である。
【0021】次に、耐食性膜4が溶射されたチューブシ
ート3A、3Bの表面に、チューブ2を貫通孔5aに貫
通させた状態で耐食性保護板5A、5Bを被せる。ここ
で、耐食性保護板5は、チューブシート3と略同一直径
を有する円板状で、SUS(ステンレス鋼)等腐食性材
料から形成されており、チューブシート3Aに被せる耐
食性保護板5Aと、チューブシート3Bに被せる耐食性
保護板5Bとを備えている。この耐食性保護板5A、5
Bには、チューブシート3と同様に、チューブ2の配列
に合わせた本数分の貫通孔5aが、チューブ2外径より
も若干大きめに形成されている。また、チューブシート
カバー6に設けられた仕切り板6aに合わせて、チュー
ブシート3Bに被せる耐食性保護板5Bは、2分割に形
成されている。そして、耐食性保護板5A及び耐食性保
護板5Bの貫通孔5aに、複数本のチューブ2の両端が
貫通した状態で、図2に示すように、耐食性保護板5A
とチューブシート3A、及び耐食性保護板5Bとチュー
ブシート3Bとがそれぞれの外周及び内部における固定
部5bで部分的にタップ溶接されている。このとき、耐
食性保護板5A、5Bと、チューブシート3A、3Bと
を完全に溶接固定していないため、耐食性保護板5A、
5Bと、チューブシート3A、3Bとの間には隙間Sが
存在している。
【0022】上記多管式熱交換器100の防食方法にお
いて、腐食されたチューブシート3A、3Bの外表面に
耐食性膜4を形成したのち、さらにその表面を耐食性保
護板5で覆ったことによって、局所的に凹みが発生する
局所的腐食の原因と考えられる流体の乱流は、チューブ
シート3表面には影響しない。よって、致命的な腐食に
至る可能性の高い局所的腐食は耐食性保護板表面に生
じ、この局所的腐食がチューブシート3表面に生じるこ
とを抑制することができるため、チューブシート3の長
寿命化を図ることが可能となる。
【0023】また、耐食性膜4と耐食性保護板5との間
に存在する隙間Sには、流体が侵入してしまうが、赤錆
等の全体的腐食は、チューブシート3表面に形成された
耐食性膜4で抑制できる。このため、全体的腐食がチュ
ーブシート3表面に生じることを抑制することができ、
チューブシート3の長寿命化を図ることが可能となる。
【0024】さらに、耐食性保護板5を、チューブシー
ト6に部分的に溶接などで固定したことによって、耐食
性保護板5の施工効率を向上させることが可能となる。
また、固定した耐食性保護板5の局所的腐食や全体的腐
食が進行し、再度耐食性保護板5を取り替えることにな
った際にも、チューブシート6に部分的に固定された耐
食性保護板5は容易に取り外すことが可能である。よっ
て、耐食性保護板5の取り外し及び再施工にかかる施工
効率を向上させることが可能となる。さらに、耐食性保
護板5をチューブシート3に完全に溶接しないことによ
って、劣化の激しいチューブ2への溶接入熱による割れ
などを抑制することが可能となる。
【0025】さらに、耐食性保護板5を分割して形成
し、それぞれを別個に取り付けるようにしたことによっ
て、耐食性保護板5の再施工の際に、腐食された最小範
囲の耐食性保護板5のみを取り替えることが可能となる
ため、施工効率の向上及びコストの削減を実現させるこ
とが可能となる。ここで、本実施の形態において、耐食
性膜4及び耐食性保護板5をSUSで形成したが、これ
に限らず、耐食性材料であるのであれば、金属材料、 非
金属材料を問わず、いずれのものを使用しても構わな
い。ただし、非金属材料によって耐食性保護板5を形成
するのであれば、固着方法を工夫する必要がある。
【0026】また、耐食性保護板5、特に耐食性保護板
5Bを2分割するようにしたが、これに限らず、仕切り
板6aの位置を考慮して自由に設定することが可能であ
る。さらに、本実施の形態において、固定管板型多管式
熱交換器の例で説明したが、遊動頭式など他のタイプの
多管式熱交換器に適用することが可能である。さらに、
本実施の形態において、コークス炉ガス中に含まれる粗
軽油(ベンゼン、キシレン、トルエン等)を回収する工
程の多管式熱交換器100に適用したが、これに限ら
ず、いずれの多管式熱交換器に適用することが可能であ
る。
【0027】さらに、本実施の形態に示したように、本
発明に係る多管式熱交換器100の防食方法は、コスト
削減等諸事情により、炭素鋼等安価な材料でチューブシ
ート3を製作した多管式熱交換器100を補修するため
に最適であるが、これに限らず、腐食が生じていない新
品の多管式熱交換器に最初から適用し、チューブシート
3表面の腐食を前もって予防するようにしても構わな
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における多
管式熱交換器の防食方法によると、流体によって生じる
チューブシート表面の腐食拡大を抑制するとともに、施
工性の向上及びコストの削減を可能とすることができ
る。特に、 請求項2に記載の発明によると、耐食性保護
板が腐食されてしまった場合に、腐食された最小範囲の
みの耐食性保護板を取り替えることが可能となるため、
施工性の向上及びコストの削減を実現することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における多管式熱交換
器の側断面図である。
【図2】本発明に係る一実施形態における耐食性保護板
を示し、(A)は図1における多管式熱交換器の左側面
側の耐食性保護板の正面図で、(B)は図1における多
管式熱交換器の右側面側の耐食性保護板の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 シェル 2 伝熱管(チューブ) 3a 貫通孔 3A、3B チューブシート 4 耐食性膜 5A、5B 耐食性保護板 5a 貫通孔 5b 固定部 6 チューブシートカバー 6a 仕切り板 11A 流体Aの入口 11B 流体Bの入口 12A 流体Aの出口 12B 流体Bの出口 100 多管式熱交換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェルと、当該シェル内に配設される複
    数本の伝熱管と、当該伝熱管の両端を支持するチューブ
    シートと、当該チューブシートを覆うチューブシートカ
    バーとを備えた多管式熱交換器の防食方法において、 前記チューブシートの表面を耐食性膜で被覆したのち、
    さらに当該耐食性膜の表面を耐食性保護板で覆うととも
    に、当該耐食性保護板を前記チューブシートに部分的に
    固定したことを特徴とする多管式熱交換器の防食方法。
  2. 【請求項2】 前記耐食性保護板を分割して形成し、分
    割したそれぞれの前記耐食性保護板を前記チューブシー
    トに部分的に固定したことを特徴とする請求項1に記載
    の多管式熱交換器の防食方法。
  3. 【請求項3】 シェルと、当該シェル内に配設される複
    数本の伝熱管と、当該伝熱管の両端を支持するチューブ
    シートと、当該チューブシートを覆うチューブシートカ
    バーとを備えた多管式熱交換器において、 耐食性膜が形成されたチューブシートの表面が耐食性保
    護板で覆われ、当該耐食性保護板が前記チューブシート
    に部分的に固定されていることを特徴とする多管式熱交
    換器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101237078B1 (ko) * 2011-01-28 2013-02-25 현대제철 주식회사 관로고정형 열교환장치
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