JP3422517B2 - 排気ガス浄化用金属製触媒担体の製造方法 - Google Patents
排気ガス浄化用金属製触媒担体の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,自動車の排気ガス等を
浄化する触媒を担持するための,金属製の触媒担体の製
造方法に関し,特にレーザービーム溶接による加工が容
易なハニカムタイプの触媒担体の製造方法に関する 【0002】 【従来技術】自動車の排気ガス中などに含まれる有害な
CO,HC,NOx などを,化学反応により無害物質に
転換するための触媒は,触媒担体に担持させてある。自
動車の排気ガス浄化用触媒を担持するための触媒担体
は,軽量かつ振動衝撃に強いことが要請される。かかる
触媒担体としては,例えばFe−Cr−Alの合金箔板
によるハニカム状触媒担体が注目されている。 【0003】これは,上記合金箔板による平板と波板と
を交互に積層,巻回しハニカム筒体としたものである。
このハニカム筒体の触媒担体には,触媒成分を担持させ
る。そして,触媒担体は浄化用コンバータ内に装着して
排気浄化に供される。上記平板と波板とは,波板の波頂
部と平板とをロウ付けすることにより接合固定される
(図1参照)。 【0004】 【解決しようとする課題】しかしながら,上記波板と平
板とをロウ付けするハニカムタイプの触媒担体には,次
のような問題がある。即ち,波板と平板とのロウ付け
は,耐熱性の観点からNiが用いられる。しかし,触媒
担体を使用するうちに板材のFe−Cr−Al合金とN
iとが反応し,板材の耐熱性を低下させる。 【0005】このようなNiを用いたロウ付けに代え
て,レーザービームを用いた溶接により平板と波板とを
接合固定する方法が提案されている。そして,このよう
な波板と平板との溶接は,波板の波頂部に向けて正確に
レーザービームを照射する必要がある。 【0006】しかしながら,溶接しようとする平板を波
板の上に載置すれば,波板は見えないから,波頂部の位
置が把握しにくくなり,レーザービームが接合部に正確
には照射されにくい。このために,溶接作業の工数がか
かると共に,溶接不良が発生し易いという問題がある。
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みて,強固で安定し
た接合部を有する,平板と波板とを積層したハニカムタ
イプの触媒担体の製造方法を提供しようとするものであ
る。 【0007】 【課題の解決手段】本発明は,排気ガスの触媒金属を担
持する平板と波板とを交互に積層したハニカム状の金属
製触媒担体の製造方法であって,同一直線上にある同一
高さの波山が,一定方向に一定の間隔で出現する平面波
状波板によって形成されていると共に上記波山直線方向
の板幅が上記平板における同方向の板幅より大きい板幅
を有する波板と,上記平板とを重ね合わせ,上記波板の
波頂部と上記平板との接触部をレーザービームにより溶
接し,上記波板と上記平板とを接合することを特徴とす
る排気ガス浄化用の金属製触媒担体の製造方法にある。 【0008】本発明において最も注目すべきことは,積
層される平板と波板の板幅が同一ではなく,波板の板幅
が平板の板幅より大きいことである。上記波板は,同一
高さで直線状に連続したひと続きの波山が,周期的に出
現する平面波状波板によって形成されており,上記ひと
続きの波山の直線方向に沿った板幅を,平板の板幅より
大きくしてある。 【0009】 【作用及び効果】本発明の触媒担体においては,波板の
板幅は,平板の板幅よりも大きい。そのため,波板上に
平板を載置すれば,平板の側方から波板がはみ出して露
出する(図1参照)。そして,波板の波頂部は,一直線
上に連なっているから,露出した波板の波頂部の延長線
上に平板に被われた波頂部は位置している。 【0010】それ故,平板と波板との接合ポイントであ
る波頂部の位置を,平板外からも容易に窺い知ることが
できる。従って,溶接ポイントから外れることなくレー
ザビームによる溶接が可能であり,製造品質の高い接合
を行なうことができる。また,溶接作業の作業効率も向
上する。 【0011】そして,ロウ付けによる接合のように異種
類の金属を溶着させることもないから,接合部に溶着部
材との反応による特性劣化も生じない。上記のように,
本発明によれば,強固で安定した接合部を有する,平板
と波板とを積層したハニカムタイプの触媒担体の製造方
法を提供することができる。 【0012】 【実施例】実施例1 本発明の実施例にかかる触媒担体及びその製造方法につ
き,図1,図2を用いて説明する。本例は,図1,図2
に示すように,自動車の排気ガスの触媒金属を担持する
平板20と波板10とを交互に積層したハニカム状の金
属製触媒担体1(図2)である。 【0013】上記波板10は,図1に示すように,同一
直線19上にある同一高さの波山12が,一定方向に一
定の間隔aで出現する平面波状波板によって形成されて
いると共に上記波山直線19方向の板幅D1 は,平板2
0における同方向の板幅D2より大きい。 【0014】以下それぞれについて詳説する。本例は,
自動車の排気ガス浄化に用いられる金属製の触媒担体1
である。本例の触媒担体1は,図2に示すように,金属
製の平板20と波板10とを交互に積層して巻回したハ
ニカム状筒体を,金属製ハウジング30に収容したもの
である。 【0015】ハウジング30は,SUS430MTによ
って形成されており,板厚1.5mm,外径80mm,
内径77mm,長さ105mmである。一方,平板20
と波板10とは,Fe−20%,Cr−5%,Al−R
EMの合金箔板により形成されており,板厚は共に0.
05mmである。 【0016】波板10は,図1に示すように,同一高さ
hの波頂部121が同一直線19上に連なった波山12
が,一定方向に一定の間隔aでくり返し出現する平面波
状波板によって形成されている。波山の高さh及び波山
のそれぞれのピッチaは,いずれも2.5mmである。 【0017】上記波板10の波山直線19方向の板幅D
1 は105mmである。一方,平板20の同方向の板幅
D2 は100mmであり,波板10より5mm小さい。
そして,図1に示すように,波板10の波頂部121と
平板20の接触部をレーザービームによりスポット溶接
し,両板10,20を接合する。同図において,Pは溶
接ポイントを示す。 【0018】そして,平板20と波板とにより形成され
る空隙が排ガス流路31(図2)となる。また,平板2
0の板幅方向の両側部201,202からは,波板10
がそれぞれ2.5mmの板幅で露出させる。 【0019】上記触媒担体1の製造手順は以下の通りで
ある。直径3mmの芯金35(図2)の回りに,上記材
質及び寸法の平板20と波板10とを図1に示すように
重ね合わせ,これを重ね巻きしながら溶接する。このと
き,平板20からはみ出した波板10の露出部13(図
1)の波山12に角度センサ付きの歯車(図示せず)を
噛合させておく。 【0020】そうすれば,波板10と平板20を重ね合
わせて巻回するにつれて,上記歯車が回転する。そして
歯車の回転角度から,波板10の波頂部121の位置を
知ることができる。これにより,溶接ポイントPである
波頂部121と平板20との接触部の位置を検知するこ
とができる。なお,歯車等による機械的位置検知法によ
る場合,波板10の露出部13の板幅は2mm程度以上
あればよい。なお,両板10,20の接合後に,波板1
0の露出部13は,放電加工等により除去してもよい。 【0021】上記のように,本例の触媒担体1の製造方
法によれば,溶接ポイントPを正確に検知して,製造品
質の高い平板20と波板10との溶接をすることができ
る。また,溶接作業もスピーディに効率よく行うことが
できる。そして,ロウ付けによる接合のように,異種類
の金属を溶着させることもないから,接合部に溶着部材
との反応による特性劣化等が生じない。 【0022】上記のように,本例によれば,強固で安定
した接合部を有する,平板と波板とを積層したハニカム
タイプの触媒担体の製造方法を提供することができる。
なお,本例では,波板10の波頂部121の位置検出に
歯車を用いた機械的方法の例を述べたが,光や超音波な
どによる位置検知法によることもできる。この場合は,
波板の露出部13の板幅は0.5mm程度あればよい。 【0023】実施例2 本例は,図3に示すように,実施例1において,波板1
0の平板からの露出部13を平板の両側に設けずに片側
にのみ設けた例である。即ち,平板と重ね合わせられな
い波板10の露出部13は,片側(図3A部)にのみ設
けられている。これによって,波板10の板幅D1 は,
実施例1よりも相対的に小さくすることができる。その
他については,実施例1と同様である。
浄化する触媒を担持するための,金属製の触媒担体の製
造方法に関し,特にレーザービーム溶接による加工が容
易なハニカムタイプの触媒担体の製造方法に関する 【0002】 【従来技術】自動車の排気ガス中などに含まれる有害な
CO,HC,NOx などを,化学反応により無害物質に
転換するための触媒は,触媒担体に担持させてある。自
動車の排気ガス浄化用触媒を担持するための触媒担体
は,軽量かつ振動衝撃に強いことが要請される。かかる
触媒担体としては,例えばFe−Cr−Alの合金箔板
によるハニカム状触媒担体が注目されている。 【0003】これは,上記合金箔板による平板と波板と
を交互に積層,巻回しハニカム筒体としたものである。
このハニカム筒体の触媒担体には,触媒成分を担持させ
る。そして,触媒担体は浄化用コンバータ内に装着して
排気浄化に供される。上記平板と波板とは,波板の波頂
部と平板とをロウ付けすることにより接合固定される
(図1参照)。 【0004】 【解決しようとする課題】しかしながら,上記波板と平
板とをロウ付けするハニカムタイプの触媒担体には,次
のような問題がある。即ち,波板と平板とのロウ付け
は,耐熱性の観点からNiが用いられる。しかし,触媒
担体を使用するうちに板材のFe−Cr−Al合金とN
iとが反応し,板材の耐熱性を低下させる。 【0005】このようなNiを用いたロウ付けに代え
て,レーザービームを用いた溶接により平板と波板とを
接合固定する方法が提案されている。そして,このよう
な波板と平板との溶接は,波板の波頂部に向けて正確に
レーザービームを照射する必要がある。 【0006】しかしながら,溶接しようとする平板を波
板の上に載置すれば,波板は見えないから,波頂部の位
置が把握しにくくなり,レーザービームが接合部に正確
には照射されにくい。このために,溶接作業の工数がか
かると共に,溶接不良が発生し易いという問題がある。
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みて,強固で安定し
た接合部を有する,平板と波板とを積層したハニカムタ
イプの触媒担体の製造方法を提供しようとするものであ
る。 【0007】 【課題の解決手段】本発明は,排気ガスの触媒金属を担
持する平板と波板とを交互に積層したハニカム状の金属
製触媒担体の製造方法であって,同一直線上にある同一
高さの波山が,一定方向に一定の間隔で出現する平面波
状波板によって形成されていると共に上記波山直線方向
の板幅が上記平板における同方向の板幅より大きい板幅
を有する波板と,上記平板とを重ね合わせ,上記波板の
波頂部と上記平板との接触部をレーザービームにより溶
接し,上記波板と上記平板とを接合することを特徴とす
る排気ガス浄化用の金属製触媒担体の製造方法にある。 【0008】本発明において最も注目すべきことは,積
層される平板と波板の板幅が同一ではなく,波板の板幅
が平板の板幅より大きいことである。上記波板は,同一
高さで直線状に連続したひと続きの波山が,周期的に出
現する平面波状波板によって形成されており,上記ひと
続きの波山の直線方向に沿った板幅を,平板の板幅より
大きくしてある。 【0009】 【作用及び効果】本発明の触媒担体においては,波板の
板幅は,平板の板幅よりも大きい。そのため,波板上に
平板を載置すれば,平板の側方から波板がはみ出して露
出する(図1参照)。そして,波板の波頂部は,一直線
上に連なっているから,露出した波板の波頂部の延長線
上に平板に被われた波頂部は位置している。 【0010】それ故,平板と波板との接合ポイントであ
る波頂部の位置を,平板外からも容易に窺い知ることが
できる。従って,溶接ポイントから外れることなくレー
ザビームによる溶接が可能であり,製造品質の高い接合
を行なうことができる。また,溶接作業の作業効率も向
上する。 【0011】そして,ロウ付けによる接合のように異種
類の金属を溶着させることもないから,接合部に溶着部
材との反応による特性劣化も生じない。上記のように,
本発明によれば,強固で安定した接合部を有する,平板
と波板とを積層したハニカムタイプの触媒担体の製造方
法を提供することができる。 【0012】 【実施例】実施例1 本発明の実施例にかかる触媒担体及びその製造方法につ
き,図1,図2を用いて説明する。本例は,図1,図2
に示すように,自動車の排気ガスの触媒金属を担持する
平板20と波板10とを交互に積層したハニカム状の金
属製触媒担体1(図2)である。 【0013】上記波板10は,図1に示すように,同一
直線19上にある同一高さの波山12が,一定方向に一
定の間隔aで出現する平面波状波板によって形成されて
いると共に上記波山直線19方向の板幅D1 は,平板2
0における同方向の板幅D2より大きい。 【0014】以下それぞれについて詳説する。本例は,
自動車の排気ガス浄化に用いられる金属製の触媒担体1
である。本例の触媒担体1は,図2に示すように,金属
製の平板20と波板10とを交互に積層して巻回したハ
ニカム状筒体を,金属製ハウジング30に収容したもの
である。 【0015】ハウジング30は,SUS430MTによ
って形成されており,板厚1.5mm,外径80mm,
内径77mm,長さ105mmである。一方,平板20
と波板10とは,Fe−20%,Cr−5%,Al−R
EMの合金箔板により形成されており,板厚は共に0.
05mmである。 【0016】波板10は,図1に示すように,同一高さ
hの波頂部121が同一直線19上に連なった波山12
が,一定方向に一定の間隔aでくり返し出現する平面波
状波板によって形成されている。波山の高さh及び波山
のそれぞれのピッチaは,いずれも2.5mmである。 【0017】上記波板10の波山直線19方向の板幅D
1 は105mmである。一方,平板20の同方向の板幅
D2 は100mmであり,波板10より5mm小さい。
そして,図1に示すように,波板10の波頂部121と
平板20の接触部をレーザービームによりスポット溶接
し,両板10,20を接合する。同図において,Pは溶
接ポイントを示す。 【0018】そして,平板20と波板とにより形成され
る空隙が排ガス流路31(図2)となる。また,平板2
0の板幅方向の両側部201,202からは,波板10
がそれぞれ2.5mmの板幅で露出させる。 【0019】上記触媒担体1の製造手順は以下の通りで
ある。直径3mmの芯金35(図2)の回りに,上記材
質及び寸法の平板20と波板10とを図1に示すように
重ね合わせ,これを重ね巻きしながら溶接する。このと
き,平板20からはみ出した波板10の露出部13(図
1)の波山12に角度センサ付きの歯車(図示せず)を
噛合させておく。 【0020】そうすれば,波板10と平板20を重ね合
わせて巻回するにつれて,上記歯車が回転する。そして
歯車の回転角度から,波板10の波頂部121の位置を
知ることができる。これにより,溶接ポイントPである
波頂部121と平板20との接触部の位置を検知するこ
とができる。なお,歯車等による機械的位置検知法によ
る場合,波板10の露出部13の板幅は2mm程度以上
あればよい。なお,両板10,20の接合後に,波板1
0の露出部13は,放電加工等により除去してもよい。 【0021】上記のように,本例の触媒担体1の製造方
法によれば,溶接ポイントPを正確に検知して,製造品
質の高い平板20と波板10との溶接をすることができ
る。また,溶接作業もスピーディに効率よく行うことが
できる。そして,ロウ付けによる接合のように,異種類
の金属を溶着させることもないから,接合部に溶着部材
との反応による特性劣化等が生じない。 【0022】上記のように,本例によれば,強固で安定
した接合部を有する,平板と波板とを積層したハニカム
タイプの触媒担体の製造方法を提供することができる。
なお,本例では,波板10の波頂部121の位置検出に
歯車を用いた機械的方法の例を述べたが,光や超音波な
どによる位置検知法によることもできる。この場合は,
波板の露出部13の板幅は0.5mm程度あればよい。 【0023】実施例2 本例は,図3に示すように,実施例1において,波板1
0の平板からの露出部13を平板の両側に設けずに片側
にのみ設けた例である。即ち,平板と重ね合わせられな
い波板10の露出部13は,片側(図3A部)にのみ設
けられている。これによって,波板10の板幅D1 は,
実施例1よりも相対的に小さくすることができる。その
他については,実施例1と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における平板と波板との積層状態斜視
図。 【図2】実施例1の触媒担体の断面図。 【図3】実施例2の触媒担体の斜視図。 【符号の説明】 10...波板, 12...波山, 19...直線, 20...平板, 30...ハウジング, a...波山ピッチ, h...波山高さ, D1 ...波板の板幅, D2 ...平板の板幅, P...溶接のポイント,
図。 【図2】実施例1の触媒担体の断面図。 【図3】実施例2の触媒担体の斜視図。 【符号の説明】 10...波板, 12...波山, 19...直線, 20...平板, 30...ハウジング, a...波山ピッチ, h...波山高さ, D1 ...波板の板幅, D2 ...平板の板幅, P...溶接のポイント,
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 礒 圭二
神奈川県平塚市久領提1−15 住友重機
械工業株式会社 レーザ事業センター内
(56)参考文献 特開 平5−301049(JP,A)
特開 平6−10660(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B01J 21/00 - 38/74
B23K 9/025
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 排気ガスの触媒金属を担持する平板と波
板とを交互に積層したハニカム状の金属製触媒担体の製
造方法であって,同 一直線上にある同一高さの波山が,一定方向に一定の
間隔で出現する平面波状波板によって形成されていると
共に上記波山直線方向の板幅が上記平板における同方向
の板幅より大きい板幅を有する波板と,上記平板とを重
ね合わせ, 上記波板の波頂部と上記平板との接触部をレーザービー
ムにより溶接し,上記波板と上記平板とを接合する こと
を特徴とする排気ガス浄化用の金属製触媒担体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10727893A JP3422517B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 排気ガス浄化用金属製触媒担体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10727893A JP3422517B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 排気ガス浄化用金属製触媒担体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06292834A JPH06292834A (ja) | 1994-10-21 |
JP3422517B2 true JP3422517B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=14455023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10727893A Expired - Fee Related JP3422517B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 排気ガス浄化用金属製触媒担体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3422517B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP10727893A patent/JP3422517B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06292834A (ja) | 1994-10-21 |
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