JP3421752B2 - メッセージ自動転送装置 - Google Patents

メッセージ自動転送装置

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JP3421752B2
JP3421752B2 JP09963292A JP9963292A JP3421752B2 JP 3421752 B2 JP3421752 B2 JP 3421752B2 JP 09963292 A JP09963292 A JP 09963292A JP 9963292 A JP9963292 A JP 9963292A JP 3421752 B2 JP3421752 B2 JP 3421752B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ISDN (integrated ser
vices digital network)等のディジタル通信網を利用し
てメッセージを自動転送する装置に関する。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
公衆電話は、連絡しようとするその時刻に連絡先と直接
通話しなければメッセージを伝達できないので、連絡先
が話し中の場合、列車の発車時刻まで等の限られた時間
内に順番待ちで電話がかけられなかった場合等に、例え
ば「今から帰宅する」というような簡単な連絡内容であ
っても相手に伝達できないという不便がある。また、通
話環境が列車の音,人声等で騒然としている場合、相手
がメッセージを正しく聞き取れない可能性があり、また
メッセージが聞き取れたか否かの相手の応答を聞き取れ
ない可能性がある。 【0003】さらに、今後、アナログ回線の公衆電話か
らディジタル回線のISDN公衆電話に移行していった場
合、ディジタル回線の利点を活かしたサービスを提供し
なければネットワークサービスの利用は拡大しない。 【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、カード等に格納されたメッセ
ージ情報を入力して蓄積しておき、着信先を自動発呼し
て着信先と回線が接続された時点でメッセージを自動転
送することにより、着信先が通話中であっても、また送
信側の通話環境が通話に不適当であっても通信回線を利
用してメッセージを確実に伝達すると共に、課金をも自
動的に行なうメッセージ自動転送装置の提供を目的とす
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明に係るメッセージ
自動転送装置は、通信回線を介してメッセージを自動転
送する装置において、メッセージの転送先を特定する情
報、メッセージ情報、及び課金情報が予め格納された記
録媒体からそれらの情報を入力する情報入力手段と、該
情報入力手段により入力された情報を蓄積する情報蓄積
手段と、設置場所を特定する場所情報を予め記憶してい
る場所情報記憶手段と、前記情報蓄積手段に蓄積されて
いるメッセージ情報に前記場所情報記憶手段が記憶して
いる場所情報を付加してメッセージ情報を編集するメッ
セージ編集手段と、前記情報蓄積手段に蓄積されている
転送先を特定する情報に基づき自動発呼する発呼手段
と、該発呼手段による発呼が着呼した場合に、前記メッ
セージ編集手段が編集したメッセージ情報を通信回線へ
送出するメッセージ送出手段と、該メッセージ送出手段
によりメッセージ情報が通信回線へ送出された場合に、
前記情報蓄積手段に蓄積されている課金情報に基づき課
金する手段とを備えたことを特徴とする。 【0006】 【作用】本発明に係るメッセージ自動転送装置は、メッ
セージの転送先を特定する情報及び場所情報記憶手段が
記憶している場所情報を付加したメッセージ情報を入力
して蓄積しておくとともに転送先を特定する情報に基づ
いて自動発呼し、転送先と回線が接続されない場合は待
機し、転送先と回線が接続された時点で通信回線にメッ
セージ情報を送出して自動転送すると共に、課金をも自
動的に行なう。 【0007】 【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。図1は本発明に係るメッセージ自動転送装
置(以下、本発明装置という)の構成を示すブロック図
である。図中1はテレホンカード, ICカード等のメッセ
ージ格納用のカードであって、カード1はカード利用者
の暗証番号を格納する暗証番号領域11,課金対象の電話
番号を格納する課金情報領域12,着信先の電話番号を格
納する着信先情報領域13及びメッセージデータを格納す
るメッセージ領域14を備える。なお、カード1の情報は
書き換え可能であって、利用者の目的に適したメッセー
ジを格納できる。 【0008】カード1は公衆端末10に挿入され、公衆端
末10はカード1のデータを読み取り、読み取った内容を
mコール分蓄積する機能を備える。カード1が挿入され
ると、制御部105 の命令によってメッセージ送出部108
は固定メッセージ部109 から暗証番号の入力催促の音声
データを抽出して利用者に暗証番号の入力を催促すると
ともに、カードリーダ101 は制御部105 からの命令によ
ってカード1の暗証番号情報を読み取り、暗証番号入力
部102 は利用者によりダイヤル等から入力された暗証番
号を入力する。制御部105 はカードリーダ101 が読み取
った暗証番号情報と暗証番号入力部102 が入力した暗証
番号とを比較する。暗証番号が一致しない場合、メッセ
ージ送出部108 は制御部105 からの命令により固定メッ
セージ部109 から「登録できません」という受付不完了
の音声データを抽出して利用者に通知する。 【0009】比較の結果暗証番号が一致した場合、制御
部105 はカードリーダ101 にカード1の他の情報(課金
情報, 着信先情報, メッセージ)の読み取り命令を送出
し、カードリーダ101 が読み取った情報を記憶部104 に
蓄積する。その際、これらの情報に対応付けて、計時手
段を有する付加情報部103 からカード1のメッセージの
読み取り時刻を得て、これを記憶部104 に蓄積する。ま
た、メッセージ送出部108 は制御部105 の命令により固
定メッセージ部109 から「登録が完了しました」という
受付完了の音声データを抽出して利用者に通知する。 【0010】制御部105 はn周期毎にチャンネル監視部
107 に対して空きチャンネルの有無を判定する命令を送
出し、チャンネル監視部107 は空きチャンネルが発生し
た場合に制御部105 に報告する。空きチャンネルが発生
すると制御部105 は記憶部104 に蓄積された情報を読み
出し、付加情報部103 に格納されている公衆端末の設置
場所等の場所情報を抽出し、メッセージ付加部106 はこ
の場所情報を蓄積情報に付加してメッセージ情報を編集
する。 【0011】メッセージ情報を編集した後、制御部105
は記憶部104 から着信先の電話番号を読み出すとともに
発呼部110 に対して発呼要求を行う。発呼が正常に終了
して着信先と回線が接続された時点で、メッセージ付加
部106 が編集したメッセージをメッセージ送出部108 を
介して着信者に転送する。 【0012】図2は本発明装置のISDNへの接続態様を示
すブロック図である。ISDNは2B+Dの加入者線40を端末機
器とのインタフェースとしており、加入者線40には2台
のISDN公衆電話20,30と空きチャンネルに公衆端末10と
が、端末機器・ディジタル回線間で信号を変換するディ
ジタル終端装置(DSU) 50及び交換機60を介して接続され
ている。 【0013】以上のような構成の本発明装置によるメッ
セージ送出の動作を図3に示すフローチャートに基づい
て説明する。利用者が公衆端末10にカード1を挿入する
と (S1) 、制御部105 の命令によりカードリーダ101 が
カード1の暗証番号情報を読み取り(S2)、利用者に暗証
番号の入力を求める催促音を出力する(S3)。利用者が
暗証番号入力部102 から暗証番号を入力すると(S4)、制
御部105 が入力された暗証番号とカードリーダ101 が読
み取った暗証番号とを比較して正しい利用者であるか否
かをチェックする(S5)。 【0014】暗証番号が一致すると、制御部105 はカー
ド1の他の内容(着信先,課金ID,メッセージ)を記憶
部104 に蓄積し(S6)、メッセージ送出部108 は固定メッ
セージ部109 から読み出した固定メッセージデータを元
に受付完了トーキを送出して利用者に登録完了を通知し
(S7)、カード1を排出する。一方、暗証番号が一致しな
い場合は固定メッセージ部109 から読み出した固定メッ
セージを元に受付不完了トーキを送出して登録の不完了
を利用者に通知し(S8)、カード1を排出する。 【0015】制御部105 はn周期毎にチャンネル監視部
108 にチャンネルを監視させ、空きチャンネルが発生す
ると、記憶部104 の蓄積情報の有無をチェックし(S9)、
蓄積情報がない場合は終了する。 【0016】一方、記憶部104 に蓄積情報が有る場合は
着信先情報を元に空きチャンネルより発呼し(S10) 、着
信先との接続の可否をチェックする(S11) 。着信先と回
線が接続されるとメッセージ送出部108 から交換機へ伝
言メッセージを送出するとともに(S12) 、記憶部104 の
蓄積情報から送出済みのメッセージデータを消去し(S1
3) 、着信先との回線を切断する(S14) 。着信先と回線
を接続できない場合、処理中の呼を一番最後にまわし、
次の蓄積情報の処理に移行する順序制御を行う(S15) 。 【0017】次に着信先へのメッセージ自動転送の動作
を、図4に示す公衆端末から着信先までの接続シーケン
スを示す図に基づいて説明する。利用者がカード1を公
衆端末10に挿入して暗証番号を入力し、この暗証番号が
カード1に格納されている暗証番号と一致して公衆端末
10へのメッセージの登録が完了すると、公衆端末10はチ
ャンネルが空き次第自動的に発呼を行い、交換機を介し
て着信先を呼び出す。着信先の加入者が受話器を取って
応答した時点で交換機から「こちらはJR通信伝言サービ
スです」の合成音による案内トーキを送出する。 【0018】着信先の応答が交換機を介して公衆端末10
に到達すると、公衆端末10から着信先が収容されている
交換機に伝言データが送出され、「富士通三太郎です。
これから帰宅します。JR関内駅にいます。22:20」のア
ナウンスマシンの合成音による伝言トーキが着信先の加
入者に送出され、メッセージの転送が終了すると回線が
切断される。 【0019】また、自動発呼した後、着信先からの応答
が公衆端末10へT1秒以内に達しない場合はタイムアウト
となって公衆端末10は順序制御に従ってリトライを行
う。以上のようにしてメッセージが自動転送されると、
課金情報に格納されている電話番号の加入者に1回分の
転送料金が課される。 【0020】以上のように、専用の公衆端末にカードを
挿入するだけでメッセージが自動転送され、短時間で操
作が終了するので利用者の回転が早くなって公衆端末の
待ち行列の解消に有効である。 【0021】なお、本実施例ではカード1に1つのメッ
セージ,1つの着信先が格納されている場合について説
明したが、格納するメッセージ又は転送先の数は1つに
限るものではなく、例えばそれぞれの暗証番号を変える
ことにより複数のメッセージ又は複数の転送先を格納す
ることも可能である。 【0022】また、本実施例ではメッセージをテレホン
カード等のカードに格納する構成としたが、メッセージ
の格納媒体はカードに限るものではなく、公衆端末で読
み取り可能な媒体であればよい。 【0023】 【発明の効果】以上のように、本発明装置は入力したメ
ッセージ情報に場所情報を付加したメッセージ情報を蓄
積しておき、転送先と回線が接続できた時点でメッセー
ジを転送するため、転送先が通話中であっても利用者は
再度メッセージを入力する必要がなく、また雑音に影響
されないので場所情報を含むメッセージが相手に確実に
転送される等、利便性が高いので、公衆回線の有効利用
を図れると共に、課金をも自動的に行なうことができる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明装置の構成を示すブロック図である。 【図2】ISDNにおける本発明装置の接続態様を示すブロ
ック図である。 【図3】本発明装置によるメッセージ自動転送の手順示
すフローチャートである。 【図4】本発明装置から着信先までの接続シーケンスを
示す図である。 【符号の説明】 1 カード 10 公衆端末 13 着信先情報領域 14 メッセージ領域 101 カードリーダ 104 記憶部 105 制御部 107 チャンネル監視部 108 メッセージ送出部 110 発呼部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−287153(JP,A) 特開 昭63−287248(JP,A) 特開 平2−196561(JP,A) 特開 平4−86144(JP,A) 特開 平3−106166(JP,A) 特開 昭61−41262(JP,A) 特開 昭61−41263(JP,A) 特開 昭61−41264(JP,A) 特開 昭62−188539(JP,A) 特開 平2−210944(JP,A) 特開 平2−162959(JP,A) 特開 平1−251942(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/26 - 1/57 H04M 17/00 - 17/02 H04M 1/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 通信回線を介してメッセージを自動転送
    する装置において、 メッセージの転送先を特定する情報、メッセージ情報、
    及び課金情報が予め格納された記録媒体からそれらの情
    報を入力する情報入力手段と、 該情報入力手段により入力された情報を蓄積する情報蓄
    積手段と、設置場所を特定する場所情報を予め記憶している場所情
    報記憶手段と、 前記情報蓄積手段に蓄積されているメッセージ情報に前
    記場所情報記憶手段が記憶している場所情報を付加して
    メッセージ情報を編集するメッセージ編集手段と、 前記 情報蓄積手段に蓄積されている転送先を特定する情
    報に基づき自動発呼する発呼手段と、 該発呼手段による発呼が着呼した場合に、前記メッセー
    ジ編集手段が編集したメッセージ情報を通信回線へ送出
    するメッセージ送出手段と、 該メッセージ送出手段によりメッセージ情報が通信回線
    へ送出された場合に、前記情報蓄積手段に蓄積されてい
    る課金情報に基づき課金する手段と を備えたことを特徴とするメッセージ自動転送装置。
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