JP3420691B2 - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JP3420691B2 JP25361197A JP25361197A JP3420691B2 JP 3420691 B2 JP3420691 B2 JP 3420691B2 JP 25361197 A JP25361197 A JP 25361197A JP 25361197 A JP25361197 A JP 25361197A JP 3420691 B2 JP3420691 B2 JP 3420691B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶基板(LC
D基板)、半導体ウエハ等を製造する真空処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、LCD基板、半導体ウエハ等の被
処理体をエッチング処理する真空処理装置は、ロードロ
ック室と処理チャンバとが隣接して設けられ、ロードロ
ック室から搬送アームによって被処理体を枚葉式に取り
出し、処理チャンバ内に搬入し、被処理体の処理が完了
すると、搬送アームによって被処理体をロードロック室
に搬出するようになっている。
【0003】処理チャンバ内には被処理体を載置する載
置台が設けられ、載置台には被処理体の外周縁をクラン
プするクランプリングが設けられている。また、載置台
に対向する上部には多孔盤を有するシャワーヘッドが設
けられ、処理ガス供給源から供給された処理ガスがシャ
ワーヘッドにより拡散されて被処理体に均一に供給され
るようになっている。
【0004】ところで、従来の真空処理装置における処
理チャンバは、図6に示すように構成されている。すな
わち、1は被処理体Wを載置する載置台であり、2はシ
ャワーヘッドであり、このシャワーヘッド2はヘッド本
体3に対して多孔盤4がねじ5によって固定されてい
る。ヘッド本体3にはガス供給管6が接続され、処理ガ
ス供給源(図示しない)からガス供給管6を介して処理
ガスが供給されるようになっている。
【0005】この場合、処理ガスが被処理体Wに均一に
供給されるように載置台1に対して多孔盤4をできるだ
け近付けて設ける必要があるが、載置台1と多孔盤4と
の間には被処理体Wを搬入・搬出する搬送アームが出入
りし、しかも載置台1には被処理体Wの外周縁をクラン
プするクランプリングが設けられている。
【0006】したがって、搬送アームやクランプリング
の薄形化にも限度があり、また搬送アームのクリアラン
スを考慮すると、載置台1と多孔盤4との間隔は、18
mmが限度であり、従来は前記間隔に設定されている。
【0007】一方、例えば特開平57−156034号
公報に示すように、処理チャンバに高周波電源に接続さ
れた上部電極とアース接地された下部電極とを対向して
設け、下部電極に被処理体を載置し、処理ガスを供給し
つつプラズマを発生させてプラズマ処理するプラズマ処
理チャンバーにおいては、プラズマ反応の効率的な操作
を得るために、上部電極を上下動させ、上部電極と下部
電極との間隔を調整できるようにしたものは知られてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、載置台
1と多孔盤4との間隔が18mmであると、シャワーヘ
ッドの多孔盤から供給された処理ガスが外周側に逃げ、
処理ガスが被処理体に均一に当たらないという現象が起
き、デポレートと均一性の向上に制限がある。
【0009】また、特開平57−156034号公報の
ものは、プラズマ処理チャンバーであって、上部電極の
全体を上下動する構造であり、駆動機構が大型化すると
ともに、真空径が大きく、リークレートが大となり、ま
たパーティクルの発生の問題がある。
【0010】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、被処理体の搬入・搬
出に制限を受けることなく、処理ガスの供給時には多孔
盤を被処理体に近接することができ、成膜速度と成膜均
一性を向上させることができる真空処理装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は前記目的を達
成するために、請求項1は、処理チャンバ内に載置台及
びこの載置台に離間対向するシャワーヘッドを設け、ロ
ードロック室から搬送機構によって搬入された被処理体
を載置台に載置した後、シャワーヘッドから被処理体に
向かって処理ガスを供給して真空処理する真空処理装置
において、前記シャワーヘッドを、固定されたヘッド本
体と、このヘッド本体に対して昇降自在に設けられ前記
載置台との間隔を可変できる多孔盤とから構成したこと
を特徴とする。
【0012】請求項2は、請求項1の前記シャワーヘッ
ドは、前記多孔盤の外周縁部に該多孔盤と一体的に昇降
する固定リングを有し、前記ヘッド本体には前記固定リ
ングと嵌合し、前記多孔盤を昇降自在に案内する嵌合部
を有し、この嵌合部にはクリアランスを持たせたことを
特徴とする。
【0013】請求項3は、請求項1の前記多孔盤は、ヘ
ッド本体に鉛直方向に昇降自在に設けられた少なくとも
3本の昇降シャフトに支持されていることを特徴とす
る。
【0014】請求項4は、請求項の前記多孔盤は、
記固定リングに対してねじにより着脱可能であることを
特徴とする。
【0015】前記構成によれば、搬送機構によって被処
理体を処理チャンバに対して搬入・搬出する際には多孔
盤を上昇させ、載置台との間隔を大きくし、被処理体の
処理時には多孔盤を下降させ、被処理体に多孔盤を接近
させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0017】図1〜図3は真空処理装置の一部を示すも
ので、図中10は処理チャンバであり、処理チャンバ1
0の下部には半導体ウエハ等の被処理体Wを載置する載
置台11が設けられ、上部にはシャワーヘッド12が設
けられ、周囲は隔壁13によって囲繞され、密閉容器に
構成されている。隔壁13にはゲートバルブ(図示しな
い)が設けられ、このゲートバルブを挟んで処理チャン
バ10の隣側にはロードロック室(図示しない)が設け
られ、ロードロック室から搬送アーム(図示しない)に
よって被処理体Wを枚葉式に取り出し、処理チャンバ1
0内に搬入し、被処理体Wの処理が完了すると、搬送ア
ームによって被処理体Wをロードロック室に搬出するよ
うになっている。
【0018】処理チャンバ10の上部には隔壁13に固
定されたベース14が設けられ、このベース14には処
理チャンバ10に対向して円形で、内周縁に段差部15
aを有する開口部15が設けられている。この開口部1
5に前記シャワーヘッド12が取り付けられている。シ
ャワーヘッド12はヘッド本体16と、このヘッド本体
16に対して昇降自在に設けられ板面に多数のガス噴出
ノズル17aを有する多孔盤17とから構成されてい
る。
【0019】ヘッド本体16は円板状で、外周縁には前
記段差部15aに係合する段差部16aが設けられ、段
差部15a,16bの接合面にはシール用のOリング1
8が設けられている。ヘッド本体16は、図4に示すよ
うに、Oリング18の外側において複数本の固定ねじ1
9によってベース14に対して固定されており、ヘッド
本体16をベース14に対して気密に保持されている。
【0020】ヘッド本体16の下面には凹陥部20が設
けられ、多孔盤17の上面には凹陥部21が互いに対向
する状態に設けられ、内部に拡散室22が形成され、こ
の拡散室22はヘッド本体16の中央部に設けられた処
理ガス供給口23と連通し、この処理ガス供給口23は
ガス供給管を介して処理ガス供給源(図示しない)に連
通している。
【0021】ヘッド本体16の上面にはモータ支持部材
24が固定ねじ25によって固定されている。このモー
タ支持部材24の上部一側にはステッピングモータ26
が回転軸を上向きにして鉛直方向に取り付けられてお
り、回転軸にはプーリ27が嵌着されている。モータ支
持部材24の前記ステッピングモータ26の反対側にお
ける上部と下部にはベアリング28が設けられ、このベ
アリング28にはスクリュロッド29の両端部が回転自
在に軸支されている。スクリュロッド29の上端部には
プーリ30が嵌着され、このプーリ30と前記プーリ2
7との間にはタイミングベルト31が掛け渡され、ステ
ッピングモータ26の回転がタンミングベルト31を介
してスクリュロッド29に伝達されるようになってい
る。
【0022】スクリュロッド29のねじ部にはナット3
2が螺合されており、このナット32はヘッド本体16
と略同一外径に形成され、ヘッド本体16の上部におい
て昇降自在な昇降リング33の一部に固定されている。
そして、スクリュロッド29の正逆回転によって昇降リ
ング33がヘッド本体16に対して平行状態を保って昇
降するようになっている。
【0023】昇降リング33には複数本、本実施形態に
おいては4本の昇降シャフト34が固定されている。こ
れら昇降シャフト34の支持構造は同一であるため、そ
の1つについて説明すると、昇降シャフト34は内部に
冷却水路を形成するためにパイプによって形成され、そ
の上端部のねじ部が昇降リング33にねじ込まれ、かつ
ねじ部にはナット35が螺着されている。さらに、昇降
シャフト34は下方に突出しており、ヘッド本体16を
貫通してヘッド本体16の下部まで延長している。
【0024】前記4本の昇降シャフト34の下端部には
前記多孔盤17と略同一外径の固定リング36が固定さ
れており、この固定リング36の下面には、図5に示す
ように、多孔盤17が下方からねじ37aによって固定
されており、このねじ37aを緩めることにより、多孔
盤17が固定リング36に対して着脱(交換)できるよ
うになっている。
【0025】したがって、ステッピングモータ26によ
って昇降リング33が下降すると、4本の昇降ロッド3
4が同時に下降し、この昇降ロッド34の下端部に固定
リング36を介して固定された多孔盤17のみが水平状
態を保ちながら下降し、昇降リング33が上昇すると、
4本の昇降ロッド34が同時に上昇し、多孔盤17のみ
が水平状態を保ちながら上昇するようになっている。本
実施形態においては、昇降ストロークは0〜15mmで
あり、従来の18mmを0とする、多孔盤17を3mm
まで載置台11に接近することが可能となる。
【0026】また、ヘッド本体16の上面で、前記4本
の昇降シャフト34を避けた位置には3本のロッド44
が鉛直方向に突出しており、このロッド44の上端部は
昇降リング33に穿設された嵌合孔45を貫通して上方
に突出している。さらに、ロッド44にはコイルスプリ
ング46が嵌合され、このコイルスプリング46はヘッ
ド本体16の上面と昇降リング33の間に圧縮状態に介
在され、昇降リング33を押し上げる方向に付勢してい
る。
【0027】また、図4に示すように、前記昇降シャフ
ト34が貫通するヘッド本体16には大径貫通孔37と
小径貫通孔38との二段孔に形成され、小径貫通孔38
は昇降シャフト34よりやや大径で、小隙間39が形成
されている。大径貫通孔37は昇降シャフト34より遥
かに大径に形成され、大隙間40が形成されている。こ
の大隙間40にはベロース41が昇降シャフト34に嵌
合した状態に設けられている。
【0028】ベローズ41は下端縁が大径貫通孔37の
底部に気密にシール固定されており、上端縁が昇降シャ
フト34の途中に一体に設けられたフランジ34aに気
密にシール固定されている。したがって、ベローズ41
の内部は小隙間39を介してシャワーヘッド12の拡散
室22と連通しており、真空状態に保たれるが、ベロー
ズ41の外部はヘッド本体16の外部に連通しているた
め、大気圧になっている。したがって、4か所に設けら
れたベローズ41によって大気圧と遮断しており、リー
クレートを小さくしている。
【0029】また、前記ヘッド本体16の下面における
外周縁近傍で、固定リング36より内側には内側リング
42が設けられ、前記ベース14の下面における固定リ
ング36の外側には外側リング43が設けられている。
つまり、固定リング36の内側と外側をリング42,4
3によって覆う嵌合部が形成されているが、固定リング
36と内側リング42との間及び固定リング36と外側
リング43との間にはクリアランスを持たせており、多
孔盤17の昇降時に固定リング36が内側リング42及
び外側リング43と摺動してパーティクルの発生を防止
する構造になっている。
【0030】次に、前述のように構成された真空処理装
置の作用について説明する。
【0031】処理チャンバ10内が真空状態に保たれた
状態で、搬送アームによって被処理体Wをロードロック
室から処理チャンバ10内の載置台11に搬入する際に
は、シャワーヘッド12の多孔盤17は図1に示すよう
に上昇位置にある。したがって、載置台11と多孔盤1
7との間隔は、例えば18mmに保たれているため、搬
送アームによって被処理体Wを搬入する際に、搬送アー
ムや被処理体Wがクランプリング等と干渉することはな
く、被処理体Wの搬入に支障を来すことはない。
【0032】被処理体Wが載置台11に載置され、クラ
ンプリングによって被処理体Wが固定されると、ステッ
ピングモータ26が正転し、プーリ27→タイミングベ
ルト31→プーリ30の順に動力伝達されたスクリュロ
ッド29が回転する。スクリュロッド29が回転する
と、これと螺合しているナット32によって直線運動に
変換され、昇降リング33が下降する。このとき、昇降
リング33は4本の昇降シャフト34によって支持され
ているため、ヘッド本体16に対して平行、つまり水平
状態を保った状態で下降する。同時に、昇降リング33
の下降に伴ってコイルスプリング46が圧縮される。
【0033】4本の昇降シャフト34が同時に下降する
と、フランジ34aによってベローズ41が圧縮され、
固定リング36を介して多孔盤17が下降して被処理体
Wに接近する。このとき、固定リング36の内側と外側
はリング42,43によって覆われているが、固定リン
グ36と内側リング42との間及び固定リング36と外
側リング43との間にはクリアランスがあるため、多孔
盤17の下降時に固定リング36が内側リング42及び
外側リング43と摺動することはなく、パーティクルの
発生を防止できる。
【0034】多孔盤17の下降量が設定値、例えば10
mmに達すると、ステッピングモータ26は停止し、昇
降リング33の下降は停止するため、多孔盤17の下降
も停止し、図2に示すように、多孔盤17は被処理体W
に接近した状態に保持される。次に、処理ガス発生源か
ら処理ガスが供給されると、処理ガスは処理ガス供給口
から拡散室22に入り、ここで拡散された後、多孔盤1
7の多数のガス噴出ノズル17aから被処理体Wに向か
って供給される。
【0035】このとき、多孔盤17が被処理体Wに接近
して設けられているため、被処理体Wの全面に亘って均
一にガスが供給され、成膜速度と成膜均一性の向上させ
ることができ、処理効率の向上を図ることができる。
【0036】処理が完了すると、ステッピングモータ2
6が再駆動して逆転する。したがって、プーリ27→タ
イミングベルト31→プーリ30の順に動力伝達された
スクリュロッド29が回転する。スクリュロッド29が
回転すると、これと螺合しているナット32によって直
線運動に変換され、昇降リング33が上昇する。
【0037】そして、4本の昇降シャフト34が同時に
上昇すると、固定リング36を介して多孔盤17が上昇
して被処理体Wから離間する。このときも、固定リング
36と内側リング42及び外側リング43とが摺動する
ことはなく、多孔盤17の上昇時にもパーティクルの発
生を防止できる。
【0038】多孔盤17の上昇量が設定値、例えば18
mmに達すると、ステッピングモータ26は停止し、昇
降リング33の上昇は停止するため、多孔盤17の上昇
も停止する。そして、載置台11と多孔盤17との間隔
を十分広く取れるため、搬送アームによって被処理体W
を搬出する際に、搬送アームや被処理体Wがクランプリ
ング等と干渉することはなく、被処理体Wの搬出に支障
を来すことはない。
【0039】このように被処理体Wの処理中のみ、シャ
ワーヘッド12の多孔盤17を下降して被処理体Wに接
近し、被処理体Wの搬入・搬出時には被処理体Wから離
間させることにより、被処理体Wの全面に亘って均一に
ガスが供給され、成膜速度と成膜均一性の向上を図るこ
とができ、処理効率の向上を図ることができ、また被処
理体Wの搬入・搬出も円滑に行える。
【0040】なお、前記実施の形態においては、ヘッド
本体に対して多孔盤を昇降させる駆動機構としてステッ
ピングモータの回転運動をスクリュロッドに伝達して昇
降するようにしたが、駆動源及び動力伝達系の構成は前
記実施の形態に限定されるものではない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、被処理体の処理中のみ、シャワーヘッドの多孔
盤を下降して被処理体に接近し、被処理体の搬入・搬出
時には被処理体から離間させることにより、被処理体の
全面に亘って均一にガスが供給され、成膜速度と成膜均
一性の向上を図ることができ、被処理体の搬入・搬出も
円滑に行えるという効果がある。
【0042】請求項2の発明によれば、多孔盤の外周縁
部に該多孔盤と一体的に昇降する固定リングを有し、ヘ
ッド本体には前記固定リングと嵌合し、前記多孔盤を昇
降自在に案内する嵌合部を有し、この嵌合部にはクリア
ランスを持たせたことにより、パーティクルの発生を防
止できるという効果がある。
【0043】請求項3の発明によれば、多孔盤を少なく
とも3本の昇降シャフトに支持することにより、多孔盤
を被処理体と平衡状態を保ちながら昇降できるという効
果がある。
【0044】請求項4の発明のよれば、多孔盤を固定リ
ングに対してねじにより着脱可能であるため、交換が容
易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の真空処理装置の一
部を示し、多孔盤を上昇させた状態の縦断側面図。
【図2】同実施形態の真空処理装置の一部を示し、多孔
盤を下降させた状態の縦断側面図。
【図3】同実施形態のシャワーヘッドの平面図。
【図4】同実施形態の真空処理装置の一部を拡大して示
す縦断側面図。
【図5】同実施形態の真空処理装置の一部を拡大して示
す縦断側面図。
【図6】従来の真空処理装置の一部を示す縦断側面図。
【符号の説明】
10…処理チャンバ 11…載置台 12…シャワーヘッド 16…ヘッド本体 17…多孔盤 26…ステッピングモータ 34…昇降シャフト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理チャンバ内に載置台及びこの載置台
    に離間対向するシャワーヘッドを設け、ロードロック室
    から搬送機構によって搬入された被処理体を載置台に載
    置した後、シャワーヘッドから被処理体に向かって処理
    ガスを供給して真空処理する真空処理装置において、 前記シャワーヘッドを、固定されたヘッド本体と、この
    ヘッド本体に対して昇降自在に設けられ前記載置台との
    間隔を可変できる多孔盤とから構成したことを特徴とす
    る真空処理装置。
  2. 【請求項2】 前記シャワーヘッドは、前記多孔盤の外
    周縁部に該多孔盤と一体的に昇降する固定リングを有
    し、前記ヘッド本体には前記固定リングと嵌合し、前記
    多孔盤を昇降自在に案内する嵌合部を有し、この嵌合部
    にはクリアランスを持たせたことを特徴とする請求項1
    記載の真空処理装置。
  3. 【請求項3】 前記多孔盤は、ヘッド本体に鉛直方向に
    昇降自在に設けられた少なくとも3本の昇降シャフトに
    支持されていることを特徴とする請求項1記載の真空処
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記多孔盤は、前記固定リングに対して
    ねじにより着脱可能であることを特徴とする請求項2記
    載の真空処理装置。
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