JP3419760B1 - 端末機送信電力のピーク電力対平均電力比を低減するための方法及び装置 - Google Patents

端末機送信電力のピーク電力対平均電力比を低減するための方法及び装置

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Abstract

【要約】 本発明は、複素拡散シーケンスで送信データを拡散変調
することによって、移動通信システムの端末機の送信電
力でピーク電力対平均電力比を低減する方法及び装置を
提供する。前記複素拡散シーケンスは、複数のチップを
有し、PNシーケンスの各チップに応答して二つの連続
するチップ毎の間の位相差が90°になるよう発生す
る。前記装置及び方法によれば、ピーク電力対平均電力
比を特定範囲に制限して端末機の送信電力が電力増幅器
の特性曲線で線形特性区間にのみ現れるようにすること
によって、前記端末機の送信電力を流動的に調節するこ
とができる。即ち、前記複素拡散シーケンスの位相差が
180°(即ち、π)になるのを回避することによって、
電力増幅器の特性曲線の線形区間に端末機の送信電力を
維持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
に関し、特に、逆方向リンクにおいて端末機の送信電力
のピーク電力対平均電力比(peak-to-average power rat
io)を低減するための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のCDMA(Code Division Multipl
e Access)方式の移動通信システムは音声中心のサービ
スを提供してきたが、第3世代(3rd Generation:3G)
移動通信システムでは、音声の他に、高品質の音声、高
速データ、動画像、インターネット検索などのサービス
提供が可能である。このような移動通信システムで移動
局(Mobile Station:MS)と基地局(Base Station:B
S)との間に存在する無線通信線路は、基地局から移動
局(即ち、端末機)に向かう順方向リンク(forward link)
と、移動局から基地局に向かう逆方向リンク(reverse l
ink)とに大別される。
【0003】このような構成を有する移動通信システム
の逆方向リンクを通じて端末機から基地局に信号を伝送
する場合の拡散変調方式において零交差(zero-crossin
g)(位相変化がπである)が発生すると、送信電力のピー
ク電力対平均電力比が増大してリグロース(regrowth)が
生じ、従って、他の使用者の通信品質に影響を及ぼすこ
とになる。このように前記ピーク電力対平均電力比は端
末機の電力増幅器の設計と性能に大きな影響を与える重
要な要素である。
【0004】前記リグロースは、端末機の電力増幅器の
特性曲線での線形区間と非線形区間の存在に基因する。
即ち、端末機の電力を増大させると、端末機の送信信号
が非線形区間に現れるために、他の使用者の周波数領域
を妨害する。
【0005】前記リグロースは、セル領域を縮め、その
セル領域内の端末機が該当基地局に低い送信電力で信号
を伝送することによって防止することができる。このた
め、端末機の送信電力でピーク電力対平均電力比の範囲
を制限することによって送信電力を流動的に調節するこ
とができるようになっている。しかし、後で多くのセル
が与えられた領域で必要になり、各セルが自分の通信装
備を要求するために、物理的なセルの縮小は不経済的で
あると言える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、移動通信システムの逆方向リンクにおいて送信電力
のピーク電力対平均電力比を低減するための方法及び装
置を提供することにある。本発明の他の目的は、端末機
の送信電力でピーク電力対平均電力比の範囲を制限して
端末機の電力を流動的に調節する方法及び装置を提供す
ることにある。本発明のさらに他の目的は、移動通信シ
ステムにおいてセル大きさを流動的に調節することによ
ってリグロースを和らげる方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、多重経路による自己相関(a
uto-correlation)特性及び他の使用者による相互相関(c
ross-correlation)特性を向上させる方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、複素拡散シーケンスで送信データを拡
散変調することによって、移動通信システムの端末機の
送信電力でピーク電力対平均電力比を低減する方法及び
装置を提供する。前記複素拡散シーケンスは、複数のチ
ップを有し、PNシーケンスの各チップに応答して二つ
の連続するチップ毎の間の位相差が90°になるよう発
生する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従う好適な実施形
態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面
中、同一な構成要素及び部分には、可能な限り同一な符
号及び番号を共通使用するものとする。
【0009】そして、以下の説明では、具体的な特定事
項が示されているが、これに限られることなく本発明を
実施できることは、当技術分野で通常の知識を有する者
には自明である。また、関連する周知技術については適
宜説明を省略するものとする。
【0010】本発明は次のような発明の特徴を有する。 (1)端末機の送信電力でピーク電力対平均電力比の範囲
を制限して端末機の送信電力が電力増幅器の線形特性区
間にのみ現れるようにして前記端末機の送信電力を流動
的に調節する。 (2)端末機の送信電力を電力増幅器の線形特性区間にの
み維持させて複素拡散シーケンスの位相差が180°
(即ち、π)に変化するのを回避する。 (3)複素拡散シーケンス(PNI,PNQ)のチップ毎の間
の位相差が90°を有するようにして基底帯域ろ波器(b
aseband filter)の出力電力範囲を制限し、これによ
り、端末機の送信電力でピーク電力対平均電力比を低減
させる。 (4)複素拡散器を通過した信号をPN(Pseudo Noise:
擬似雑音)発生器から発生されるPN2シーケンスを用い
て再拡散することによって、多重経路による自己相関、
他の使用者による相互相関特性を向上させる。
【0011】本発明の実施形態で、‘π/2DPSK(D
ifferential Phase Shift Keying)’は、一般のDPS
Kを意味せず、1チップ期間にπ/2DPSK発生器か
ら発生される複素拡散シーケンスPNI+jPNQがπ/
2の位相変化を有することから、そのように呼ばれるこ
とが判る。
【0012】図1は、本発明の実施形態による端末機の
構成図であって、端末機の送信電力のピーク電力対平均
電力比を低減するための拡散変調方式を説明するための
概略的な構成図である。図1を参照すれば、同位相デー
タ(in-phase data)I−dataと直角位相データ(quad
rature-phase data)Q−dataとから構成される複素
信号は、複素拡散器2に第1入力信号として印加され
る。また、PN1発生器4は、π/2DPSK発生器6
にPN1シーケンスを発生し、π/2DPSK発生器6
は、前記PN1シーケンスを用いて複素拡散シーケンス
(complex Spreading sequence)PNI,PNQを発生す
る。前記発生された複素拡散シーケンスPNI,PNQ
複素拡散器2に第2入力信号として印加される。本発明
の実施形態では、複素拡散シーケンス(PNI,PNQ)の
二つの連続するチップ毎の間の位相変化がπ/2になる
ために、零交差がないという特徴がある。前記π/2D
PSK発生器6の構成及びそれに対する詳細な動作は、
後述する図2乃至図5Bを参照されたい。
【0013】図1において、複素拡散器2は複素拡散シ
ーケンスPNI,PNQによって複素信号を複素拡散する
乗算器8,10,12,14と加算器16,18とから
構成される。前記複素拡散器2の動作説明は、大韓民国
特許出願番号第98−7667号に詳細に開示してあ
る。
【0014】複素拡散器2で帯域拡散された同位相帯域
拡散信号XIと直角位相帯域拡散信号XQは、乗算器2
0−1,20−2に各々印加される。乗算器20−1,
20−2は前記同位相帯域拡散信号XIと直角位相帯域
拡散信号XQにPN2発生器21から発生する同一のP
2シーケンスを各々かけて帯域拡散させる。前記PN1
シーケンスとPN2シーケンスは、本発明の実施形態に
おいて互いに独立的であるが、いずれも使用者を区分す
るPNコードになり得る。
【0015】前記乗算器20−1,20−2で再び帯域
拡散された同位相帯域拡散信号と直角位相帯域拡散信号
は基底帯域ろ波器22−1,22−2で基底帯域フィル
タリングされ、利得調整器24−1,24−2で利得G
Pが調整される。その後、乗算器26−1,26−2で
各々の搬送波cos(2πfct)、sin(2πfct)が
かけられて周波数上昇変換され、加算器28で前記乗算
器26−1,26−2の出力が加算されて最終出力され
る。
【0016】図1に示すように、本発明の実施形態で
は、入力された複素信号を、PN1シーケンスを用いて
複素拡散させた後、再びPN2シーケンスを用いて再拡
散することによって多重経路による自己相関特性、他の
使用者による相互相関特性を向上させる。ここで、PN
I、PNQ、PN1、PN2のいずれも同一のチップ比率(c
hip rate)を有する。
【0017】通常、拡散シーケンス発生器から出力され
る複素拡散シーケンスPNI+jPNQの位相が急に変化
すると(例えば、0°から180°に変化すると)、端末
機の送信電力のピーク電力対平均電力比が増加してリグ
ロースが生じ、従って、他の使用者の通信品質を低下さ
せてしまう。
【0018】従って、本発明の実施形態では、複素拡散
シーケンスPNI+jPNQを発生する時、零交差(πの
位相変化)が発生しないよう前記拡散シーケンス発生器
を具現している。
【0019】本発明の実施形態によって具現された拡散
シーケンス発生器は図1に示したπ/2DPSK発生器
6であって、図2にその一構成例が示してある。図2に
示したπ/2DPSK発生器6の特徴は、複素拡散シー
ケンスPNI+jPNQの二つの連続するチップ毎の間の
位相変化が最大π/2であるという点にある。
【0020】図2を参照すれば、π/2DPSK発生器
6は、乗算器30、複素関数演算部32、複素乗算器3
4、及び遅延レジスタ36,38で構成される。乗算器
30はPN1発生器4から発生するPN1シーケンスを構
成する各PNチップに±π/2又は±3π/2をかけて
複素関数演算部32に出力する。
【0021】複素関数演算部32は乗算器30の出力を
複素関数exp(j[・])で演算して複素データRe+j
Imを出力する。複素乗算器34は、複素関数演算部3
2から出力される複素データRe+jImと遅延レジス
タ36,38から提供される値(複素データ)を複素演算
して複素拡散シーケンスPNI+jPNQを出力する。前
記遅延レジスタ36は複素乗算器34の出力中PNI
を1チップ期間貯蔵し、前記遅延レジスタ38はPNQ
値を1チップ期間貯蔵する。前記レジスタ36,38の
初期値(複素データ)は次の数1で示される。
【0022】
【数1】 前記数1の式で、θはどの値でも構わないが、π/4が
望ましい。
【0023】図1に示したPN1シーケンスの連続する
各チップを{1,−1,1,−1,…}、PN2シーケン
スの連続する各チップを{−1,1,−1,1,…}、遅
延レジスタ36,38の初期値を1と仮定すれば、図2
のπ/2DPSK発生器6から発生する複素拡散シーケ
ンスPNI+jPNQの連続する各チップは{(−1+
j),(1+j),(−1+j),(1+j),…}になり、従
って、図1の基底帯域ろ波器22−1,22−2に入力
される複素拡散シーケンスの連続する各チップは{(1−
j),(1+j),(1−j),(1+j),…}になる。前記
PN1シーケンスとPN2シーケンスは第3世代CDMA
システムで使用者を区分するロングコード(long code)
になり得る。
【0024】前記π/2DPSK発生器6から発生する
複素拡散シーケンスPNI+jPNQの信号配置及び位相
遷移は図3Aに示しており、前記基底帯域ろ波器22−
1,22−2に入力される複素拡散シーケンスの信号配
置及び位相遷移は図3Bに示してある。図1乃至図3B
を参照すれば、まず、PN1シーケンスの一番目のチッ
プの‘1’である場合、π/2DPSK発生器6の乗算
器30の出力は、乗算器30の他方の入力端の入力が+
π/2であるために、π/2になり、複素関数演算部3
2から出力される複素データはexp(jπ/2)であ
り、前記exp(jπ/2)を複素数(complex numera
l)Re+jImの形態で表現すると、(0+1j)であ
る。従って、前記複素乗算器34から出力される複素デ
ータは(0+ij)*(1+1j)=(−1+1j)になる。
ここで、(0+1j)は複素関数演算部32から出力され
る複素データであり、(1+1j)は遅延レジスタ36,
38の初期値(複素データ)である。
【0025】図3Aにおいて、複素データ(−1+1j)
は、実数軸(Re)と虚数軸(Im)で表現された直交座標
グラフの第2象限(second quardrant)に存在する。前記
複素乗算器34から出力された複素データ(−1+1j)
で実数値の‘−1’は遅延レジスタ36に1チップ期間
貯蔵され、虚数値の‘1’は遅延レジスタ38に1チッ
プ期間貯蔵される。
【0026】次いで、前記PN1シーケンスでの連続す
る各チップ中、二番目のPNチップである‘−1’の場
合、π/2DPSK発生器6の乗算器30の出力は−
(π/2)であり、複素関数演算部32の出力はexp
(−jπ/2)である。前記exp(−jπ/2)を複
素数Re+jImの形態で表現すると、(0−1j)であ
る。従って、複素乗算器34から出力される複素データ
は(0−1j)*(−1+1j)=(1+1j)になる。ここ
で、(0−1j)は複素関数演算部32の出力値であり、
(−1+1j)は遅延レジスタ36,38の以前に貯蔵さ
れた値(複素データ)である。
【0027】図3Aにおいて、複素データ(1+1j)
は、前記直交座標グラフの第1象限(first quardrant)
に存在する。前記複素乗算器34の出力(−1+1j)で
実数値の‘1’は遅延レジスタ36に1チップ期間貯蔵
され、虚数値の‘1’は遅延レジスタ38に1チップ期
間貯蔵される。このような方法によれば、前記PN1
ーケンスでの連続する各チップ中、三番目のPNチップ
である‘1’の場合、複素乗算器34から出力される複
素データは(−1+j)になり、前記PN1シーケンスで
の連続するチップのうち四番目のPNチップである‘−
1’の場合、複素乗算器34から出力される複素データ
は(1+j)になる。
【0028】図3Aから判るように、複素拡散シーケン
スPNI+jPNQのチップ毎の間の位相変化が実数軸
(Re)と虚数軸(Im)で表現された直交座標グラフの第
2象限と第1象限にπ/2だけ変化しながら存在する。
従って、本発明の実施形態による複素拡散シーケンスP
I+jPNQのチップ毎の間の位相変化はπ/2であ
る。
【0029】また、前記複素拡散シーケンスPNI+j
PNQでのチップ毎の間のπ/2位相変化は、PN2シー
ケンスで再拡散された後の複素拡散シーケンスでもその
まま維持される。これを図1を参照して説明すれば、図
2のπ/2DPSK発生器6から発生する複素拡散シー
ケンスPNI+jPNQの連続する各チップ{(−1+
j),(1+j),(−1+j),(1+j),…}をPN2
ーケンスの連続する各チップ{−1,1,−1,1,…}
と各々かけると、{(1−j),(1+j),(1−j),(1
+j),…}のような拡散シーケンスが得られる。図3B
から判るように、基底帯域ろ波器22−1,22−2に
入力される前記複素拡散シーケンスも図3Aに示した複
素拡散シーケンスPNI+jPNQのチップ毎の間の位相
変化と同様に、チップ毎の間にπ/2の位相変化を有す
る。
【0030】前記図3A及び図3Bから判るように、本
発明の実施形態による複素拡散シーケンスの位相変化は
π/2である。このように1チップ期間に発生する複素
拡散シーケンスのチップ毎の間の位相変化が少ないため
に、図1の基底帯域ろ波器22−1,22−2を通過す
ると、端末機の送信電力でピーク電力対平均電力比が減
少されてリグロースの影響が減少される。その結果、通
信品質及び性能が向上される。
【0031】一方、π/2DPSK発生器6の乗算器3
0に提供される予め定められたラジアン(radian)値が−
3π/2である場合、前記と同様な方法を適用すれば、
π/2DPSK発生器6の複素拡散シーケンスPNI
jPNQは図3の信号配置と同一になり、前記予め定め
られたラジアン値が−π/2又は3π/2である場合、
π/2DPSK発生器6の複素拡散シーケンスPNI
jPNQは、図3Aでそのチップ位置は同一であるが、
その順序は反対になる。即ち、−π/2又は3π/2の
場合、複素拡散シーケンスPNI+jPNQの一番目のチ
ップは第1象限、二番目のチップは第2象限、三番目の
チップは第1象限、四番目のチップは第2象限…にな
る。
【0032】図4は、図1のπ/2DPSK発生器6の
他の構成図である。図4に示したπ/2DPSK発生器
6も、図2に示したπ/2DPSK発生器6と同じ特徴
を有し、従って1チップ期間に前記π/2DPSK発生
器6から発生する複素拡散シーケンスPNI+jPNQ
チップ毎の間の位相変化がπ/2である。図4のDPS
K発生器6は、加算器40、遅延レジスタ42、複素関
数演算器44で構成される。加算器40は、PN1発生
器4から発生するPN1シーケンスを構成するPNチッ
プの値を遅延レジスタ42に貯蔵された加算器40の直
前の出力に加えて出力する。前記遅延レジスタの初期値
は1/2に設定するのが望ましい。複素関数演算部44
は加算器40の出力を複素関数exp[j(π/2(・)]
で演算して複素拡散シーケンスPNI+jPNQを出力す
る。
【0033】前記複素拡散シーケンスPNI+jPNQ
位相変化は下記の数2で示される。
【数2】
【0034】前記数2の式から判るように、現在の複素
拡散シーケンスPNI+jPNQの位相は1チップ期間過
去の位相と現在入力されているPN1シーケンスにπ/
2をかけたものとの和に定められる。
【0035】PN1シーケンスの連続する各チップを
{1,−1,1,−1,…}、PN2シーケンスの連続す
る各チップを{−1,1,−1,1,…}、遅延レジスタ
42の初期値を1/2に仮定すれば、図4のπ/2DP
SK発生器6から発生する複素拡散シーケンスPNI
jPNQの連続する各チップは{(−1+j),(1+j),
(−1+j),(1+j),…}になり、従って、図1の基
底帯域ろ波器22−1,22−2に入力される複素拡散
シーケンスの連続する各チップは{(1−j),(1+
j),(1−j),(1+j),…}になる。前記PN1シー
ケンスとPN2シーケンスは第3世代CDMAシステム
で使用者を区分するロングコードになり得る。
【0036】前記図4のπ/2DPSK発生器6から発
生する複素拡散シーケンスPNI+jPNQの信号配置及
び位相遷移は図5Aに示しており、前記基底帯域ろ波器
22−1,22−2に入力される複素拡散シーケンスの
信号配置及び位相遷移は図5Bに示してある。図1、図
4乃至図5Bを参照すれば、まず、PN1シーケンスの
連続するチップ中、一番目のチップである‘1’の場
合、加算器40の出力は‘3/2(=1+1/2)’であ
る。前記加算器40の出力値‘3/2’は遅延レジスタ
42に1チップ期間貯蔵され、複素関数演算部44に印
加される。これによる複素関数演算部44の出力はex
p(j3π/4)であり、前記exp(j3π/4)を
複素数Re+jImの形態で表現すると、(−1+1j)
になり、π/2DPSK発生器6の複素拡散シーケンス
PNI+jPNQの各チップになる。前記複素関数演算部
44から出力される複素データ(−1+1j)は図5Aの
直交座標グラフの第2象限に存在する。
【0037】次いで、前記PN1シーケンスでの連続す
る各チップ中、二番目のPNチップである‘−1’の場
合、加算器40の出力は‘1/2(=−1+3/2)’で
ある。前記加算器40の出力値‘1/2’は遅延レジス
タ42に1チップ期間貯蔵され、複素関数演算部44に
印加される。これによる複素関数演算部44の出力はe
xp(jπ/4)であり、前記exp(jπ/4)を複
素数Re+jImの形態で表現すると、(1+1j)にな
り、π/2DPSK発生器6の複素拡散シーケンスPN
I+jPNQの各チップになる。前記複素関数演算部44
から出力される複素データ(1+1j)は図5Aの直交座
標グラフの第1象限に存在する。このような方法によれ
ば、前記PN1シーケンスでの連続する各チップ中、三
番目のPNチップである‘1’の場合、複素関数演算部
44から出力される複素データは(−1+j)になり、前
記PN1シーケンスでの連続するチップ中、四番目のP
Nチップである‘−1’の場合、複素関数演算部44か
ら出力される複素データは(1+j)になる。
【0038】図5Aから判るように、複素拡散シーケン
スPNI+jPNQのチップ毎の間の位相変化が実数軸
(Re)と虚数軸(Im)で表現された直交座標グラフの第
2象限と第1象限にπ/2だけ変化しながら存在する。
【0039】また、前記複素拡散シーケンスPNI+j
PNQでのチップ毎の間のπ/2位相変化は、PN2シー
ケンスで再拡散された後の複素拡散シーケンスでもその
まま維持される(また、前記複素拡散シーケンスは元の
PNシーケンス又は他のPNシーケンスによって再拡散
されることができる)。これを図1を参照して説明すれ
ば、図4のπ/2DPSK発生器6から発生する複素拡
散シーケンスPNI+jPNQの連続する各チップ{(−1
+j),(1+j),(−1+j),(1+j),…}をPN2
シーケンスの連続する各チップ{−1,1,−1,1,
…}と各々かけると、{(1−j),(1+j),(1−j),
(1+j),…}のような複素拡散シーケンスが得られ
る。図5Bから判るように、基底帯域ろ波器22−1,
22−2に入力される前記複素拡散シーケンスも、前記
複素拡散シーケンスPNI+jPNQのように二つの連続
するチップ毎の間にπ/2の位相変化を有する。
【0040】前記図5A及び図5Bから判るように、本
発明の実施形態による複素拡散シーケンスの位相変化は
π/2である。このように1チップ期間に発生する複素
拡散シーケンスのチップ毎の間の位相変化が少ないため
に、図1の基底帯域ろ波器22−1,22−2を通過す
ると、端末機の送信電力でピーク電力対平均電力比が減
少されてリグロースの影響が低減される。その結果、通
信品質及び性能が向上される。
【0041】図6は、本発明の実施形態による拡散変調
方式を3G IS−95システムに適用した場合の端末
機の構成図である。逆方向通話チャネルは、常に活性化
してあるパイロットチャネル、制御チャネル、特定フレ
ームでは活性化しない基本チャネル、付加チャネルで構
成される。パイロットチャネルは変調されず、初期捕捉
(initial acquisition)、時間同期(time tracking)、レ
ーク受信器(rake receiver)同期を行う上で用いられ
る。これは、逆方向リンクで閉ループ(closed loop)電
力制御を可能にする。専用制御チャネルはコード化しな
い速い電力制御ビット(fast power control bit)とフレ
ーム毎にコード化された制御情報を送信する時に使用さ
れる。前記2形態の情報は多重化されて一つの制御チャ
ネルを通じて伝送される。基本チャネルを通じて伝送さ
れる情報はRLP(Radio Link Protocol)フレーム、パ
ケットデータなどである。
【0042】前記各チャネルは、互いにチャネル直交化
(orthogonal Channelization)のためにウォールシコー
ド(Walsh code)で拡散される。制御チャネルの信号は乗
算器50でウォールシコードとかけられ、付加チャネル
信号は乗算器52でウォールシコードとかけられ、基本
チャネルの信号は乗算器54でウォールシコードとかけ
られる。前記乗算器50の出力は相対利得調節器56で
相対利得GCが調節されて加算器62に印加され、前記
乗算器52,54の各出力は相対利得調節器58,60
で各々相対利得GCが調節されて加算器64に印加され
る。加算器62ではパイロットチャネルの信号と相対利
得調節器56から出力された制御チャネルの信号とを加
算する。前記加算器62で加算された情報はIチャネル
に割当てられる。加算器64では相対利得調整器58か
ら出力された付加チャネル信号と相対利得調節器60か
ら出力された基本チャネル信号とを加算する。前記加算
器64で加算された情報はQチャネルに割当てられる。
【0043】即ち、パイロットチャネル、専用制御チャ
ネル、基本チャネル、付加チャネルを通じて伝送される
信号は、前記図1のように複素信号で構成される。パイ
ロットチャネルと制御チャネルとの和はIチャネルに割
当てられ、基本チャネルと付加チャネルとの和はQチャ
ネルに割当てられる。I及びQチャネルの複素信号は、
複素拡散シーケンスPNI+jPNQと共に図6の複素拡
散器2に印加されて複素拡散される。複素拡散された信
号は再び図6のPN2発生器21から発生された使用者
を区分するPN2シーケンス、即ちロングコードとかけ
られる。このように発生された複素拡散シーケンスは基
底帯域ろ波器22−1,22−2を通過し、利得調節器
24−1,24−2,乗算器26−1,26−2、加算
器28を通じて低いピーク電力対平均電力比で伝送され
る。
【0044】図7は、本発明の実施形態による拡散変調
方法をW−CDMAシステムに適用した場合の端末機の
構成図である。図7で、トラヒック信号はDPDCH(D
edicate Physical Data Channel)を通じて伝送され、制
御信号はDPCCH(Dedicate Physical Control Chann
el)を通じて伝送される。前記DPDCHは乗算器70
でチャネル化コードCDとチップ比率でかけられてIチ
ャネルとして割当てられ、DPCCHは乗算器72でチ
ャネル化コードCCとチップ比率でかけられ、虚数演算
部(*j)74によって虚数形態に変換されてQチャネル
として割当てられる。ここで、CDとCCは互いに直交性
を有するコードである。前記IチャネルとQチャネルは
複素信号で構成される。この複素信号は、複素拡散シー
ケンスPNI+jPNQと共に図7の複素拡散器2に印加
されて複素拡散される。複素拡散された信号は再び図7
のPN2発生器21から発生された使用者を区分するP
2シーケンス、即ちロングコードとかけられる。この
ように発生された複素拡散シーケンスは基底帯域ろ波器
22−1,22−2を通過し、利得調節器24−1,2
4−2、乗算器26−1,26−2、加算器28を通じ
て低いピーク電力対平均電力比で伝送される。
【0045】前述の如く、本発明は、複素拡散シーケン
スの位相差が90°を有するようにして端末機の送信電
力でピーク電力対平均電力比の範囲を制限する。これに
より、端末機の送信電力を電力増幅器の線形特性区間に
のみ維持させて端末機の送信電力及びセルの大きさを流
動的に調節する。また、複素拡散器を通過した信号をP
N発生器から発生する他のPNシーケンスで再拡散する
ことによって多重経路による自己相関特性、他の使用者
による相互相関特性を向上させる。
【0046】一方、前記本発明の詳細な説明では具体的
な実施形態を上げて説明してきたが、本発明の範囲内で
様々な変形が可能であるということは勿論である。従っ
て、本発明の範囲は前記実施形態によって限定されるべ
きではなく、特許請求の範囲とそれに均等なものによっ
て定められるべきである。 [図面の簡単な説明]
【図1】 本発明の実施形態による拡散変調方式を行う
ための端末機の概略構成図。
【図2】 図1のπ/2DPSK(Differential Phase
Shift Keying)発生器の一構成図。
【図3】 A及びBは、図2のπ/2DPSK発生器の
構造による複素拡散シーケンスの信号配置及び位相遷移
を示すグラフ。
【図4】 図1のπ/2DPSK発生器の他の構成図。
【図5】 A及びBは、図4のπ/2DPSK発生器の
構造による複素拡散シーケンスの信号配置及び位相遷移
を示すグラフ。
【図6】 本発明の実施形態による拡散変調方法を3G
IS−95システムに適用した場合の端末機の構成
図。
【図7】 本発明の実施形態による拡散変調方法をW−
CDMA(WidebandCode Division Multiple Access)シ
ステムに適用した場合の端末機の構成図。
【符号の説明】
2 複素拡散器 4 PN1発生器 6 π/2DPSK発生器 8、10、12、14 乗算器 16、18 加算器 20−1、20−2 乗算器 21 PN2発生器 30 乗算器 32 複素関数演算部 34 複素乗算器 36、38 遅延レジスタ 40 加算器 42 遅延レジスタ 44 複素関数演算器 50、52、54 乗算器 56、58、60 相対利得調節器 70、72 乗算器 74 虚数演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スーン・ヨン・ユーン 大韓民国・ソウル・135−240・カンナム −グ・カエポ−ドン・185 (72)発明者 ジャエ−ヘウン・ユェオム 大韓民国・ソウル・135−231・カンナム −グ・イルウォン・1−ドン・680−7 (56)参考文献 特開 平9−46271(JP,A) 特開 平5−235894(JP,A) 特開 平9−153883(JP,A) 特開 平8−195712(JP,A) 特開 平10−336151(JP,A) 特開 平11−298378(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信システムの端末機の送信電力で
    ピーク電力対平均電力比を低減するための方法におい
    て、 擬似雑音シーケンスの各チップに応答して二つの連続す
    るチップ毎の間の位相差が90°になるよう複数のチッ
    プを有する複素拡散シーケンスを発生する第1過程と、 前記複素拡散シーケンスを用いて前記端末機の送信デー
    タを拡散変調する第2過程と、からなり、ここで、前記
    複素拡散シーケンスは変換された複素データのそれぞれ
    と以前に変換された複素データとをかけることにより発
    生され、 前記第1過程が、 前記擬似雑音シーケンス内のチップに予め定められた位
    相値をかけて位相変換されたチップを提供する段階と、 前記位相変換された各チップを位相として前記位相変換
    されたチップを複素データに変換する段階と、 前記変換された各複素データにそれらの直前の前記変換
    された複素データをかけて前記複素拡散シーケンス内の
    前記複数のチップを発生する段階と、からなることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記位相変換されたチップを前記複素デ
    ータに変換する時、複素関数exp(j[・])を用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記予め定められた位相値が±π/2又
    は±3π/2であることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 移動通信システムの端末機の送信電力で
    ピーク電力対平均電力比を低減するための方法におい
    て、 擬似雑音シーケンスの各チップに応答して二つの連続す
    るチップ毎の間の位相差が90°になるよう複数のチッ
    プを有する複素拡散シーケンスを発生する第1過程と、 前記複素拡散シーケンスを用いて前記端末機の送信デー
    タを拡散変調する第2過程と、からなり、 前記第1過程が、 擬似雑音シーケンス内の各チップにそれらの直前に貯蔵
    された各チップを加算して加算されたチップを提供する
    段階と、 前記加算されたチップを複素データに変換して前記複素
    拡散シーケンス内の前記複数のチップを発生する段階
    と、からなることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 前記加算されたチップを前記複素データ
    に変換する時、複素関数exp[j(π/2(・))]を用い
    ることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 独立した擬似雑音シーケンスを用いて前
    記拡散変調された端末機の送信データを再拡散する過程
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項
    4のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 移動通信システムの端末機の送信電力で
    ピーク電力対平均電力比を低減するための装置におい
    て、 擬似雑音シーケンスの各チップに応答して二つの連続す
    るチップ毎の間の位相差が90°になるよう複数のチッ
    プを有する複素拡散シーケンスを発生する複素拡散シー
    ケンス発生器と、 前記複素拡散シーケンスを用いて前記端末機の送信デー
    タを拡散変調する拡散器と、を備え、ここで、前記複素
    拡散シーケンスは変換された複素データのそれぞれと以
    前に変換された複素データとをかけることにより発生さ
    れ、 前記複素拡散シーケンス発生器が、 前記擬似雑音シーケンス内のチップ毎に予め定められた
    位相値をかけて位相変換されたチップを提供する乗算器
    と、 前記位相変換された各チップを位相として前記位相変換
    されたチップを複素データに変換する複素データ生成器
    と、 前記変換された各複素データにそれらの直前の前記変換
    された複素データをかけて前記複素拡散シーケンス内の
    前記複数のチップを発生する複素乗算器と、から構成さ
    れることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 前記位相変換されたチップを前記複素デ
    ータに変換する時、複素関数exp(j[・])を用いるこ
    とを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記予め定められた位相値が±π/2又
    は±3π/2であることを特徴とする請求項7記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 移動通信システムの端末機の送信電力
    でピーク電力対平均電力比を低減するための装置におい
    て、 擬似雑音シーケンスの各チップに応答して二つの連続す
    るチップ毎の間の位相差が90°になるよう複数のチッ
    プを有する複素拡散シーケンスを発生する複素拡散シー
    ケンス発生器と、 前記複素拡散シーケンスを用いて前記端末機の送信デー
    タを拡散変調する拡散器と、を備え、 前記複素拡散シーケンス発生器が、 擬似雑音シーケンス内の各チップにそれらの直前に貯蔵
    された各チップを加算して加算されたチップを提供する
    加算器と、 前記加算されたチップを複素データに変換して前記複素
    拡散シーケンス内の前記複数のチップを発生する複素デ
    ータ生成器と、を備えることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 前記複素データ生成器は、前記加算さ
    れたチップを前記複素データに変換する時、複素関数e
    xp[j(π/2(・))]を用いることを特徴とする請求項
    10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記擬似雑音シーケンスとは独立して
    供給される擬似雑音シーケンスを用いて前記拡散変調さ
    れた端末機の送信データを再拡散する再拡散器をさらに
    備えることを特徴とする請求項7または請求項10のい
    ずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 独立して供給される2つの擬似雑音シ
    ーケンスが同一であることを特徴とする請求項12記載
    の装置。
  14. 【請求項14】 移動通信システムの端末機の送信電力
    でピーク電力対平均電力比を低減するための装置におい
    て、 擬似雑音シーケンスの各チップに応答して二つの連続す
    るチップ毎の間の位相差が90°になるよう複数のチッ
    プを有する複素拡散シーケンスを発生する複素拡散シー
    ケンス発生手段と、 前記複素拡散シーケンスを用いて前記端末機の送信デー
    タを拡散変調する拡散手段と、を備え、ここで、前記複
    素拡散シーケンスは変換された複素データのそれぞれと
    以前に変換された複素データとをかけることにより発生
    され、 前記複素拡散シーケンス発生手段が、 前記擬似雑音シーケンス内のチップ毎に予め定められた
    位相値をかけて位相変換されたチップを提供する乗算手
    段と、 前記位相変換された各チップを位相として前記位相変換
    されたチップを複素データに変換する複素データ生成手
    段と、 前記変換された各複素データにそれらの直前の前記変換
    された複素データをかけて前記複素拡散シーケンス内の
    前記複数のチップを発生する複素乗算手段と、から構成
    されることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 前記予め定められた位相値が±π/2
    及び±3π/2の範囲の値であることを特徴とする請求
    項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 移動通信システムの端末機の送信電力
    でピーク電力対平均電力比を低減するための装置におい
    て、 擬似雑音シーケンスの各チップに応答して二つの連続す
    るチップ毎の間の位相差が90°になるよう複数のチッ
    プを有する複素拡散シーケンスを発生する複素拡散シー
    ケンス発生手段と、 前記複素拡散シーケンスを用いて前記端末機の送信デー
    タを拡散変調する拡散手段と、を備え、 前記複素拡散シーケンス発生手段が、 擬似雑音シーケンス内の各チップにそれらの直前に貯蔵
    された各チップを加算して加算されたチップを提供する
    加算手段と、 前記加算されたチップを複素データに変換して前記複素
    拡散シーケンス内の前記複数のチップを発生する複素デ
    ータ生成手段と、を備えることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 独立した擬似雑音シーケンスを用いて
    前記拡散変調された端末機の送信データを再拡散する再
    拡散手段をさらに備えることを特徴とする請求項14ま
    たは請求項16のいずれかに記載の装置。
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