JP3419740B2 - 発展的剪断速度を有する油中水型エマルションの形態における組成物 - Google Patents

発展的剪断速度を有する油中水型エマルションの形態における組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高水含有量及び特
異的シリコーン界面活性剤を含む、油中水型(W/O)
エマルションの形態における組成物に関する。この組成
物は、クリームの外観を有し、特に化粧品及び/または
皮膚科学の分野において使用できる。
【0002】
【従来の技術】化粧品または皮膚科学の分野において、
クリームの外観を有し、且つ油相中に分散した水相を含
む油中水型(W/O)エマルションより成る組成物を使
用することは、一般的に実施されている。これらのエマ
ルションは、油性連続相を含み、かくして皮膚透過性の
水分損失を防ぎ、外的攻撃に対して皮膚を保護する皮膚
の表面での脂質皮膜の形成を可能にする。これらのエマ
ルションは、皮膚の保護及び保湿のために、特に乾燥肌
のトリートメントのために特に適している。
【0003】考慮される分野において、クリームは、ロ
ーション若しくは乳液のような液体若しくは半液体組成
物、または代わりに固体組成物とは対照的に、特定の粘
度を有する組成物である。
【0004】しかしながら、W/Oエマルションの形態
におけるクリームは、油相が外相を形成するため、皮膚
に適用された際にかなり脂っぽい感触を与えるという欠
点を有する。それ故これらの組成物は、脂性の皮膚に使
用するにはあまりに脂っぽいため、乾燥肌に対して一般
的に使用される。さらにW/Oエマルションは、新鮮さ
を提供せず、夏の期間または暑い国において使用するに
は、一般的にあまりに油分が多すぎる。
【0005】これらの欠点を解消するため、高い水含有
量を有するエマルションを調製することが考慮されてい
る。しかしながら、水含有量は安定性の理由からあまり
高くすることはできず、別法として高い水含有量はいく
つかの界面活性剤またはゲル化剤を加えることによって
調節されねばならないが、上記剤は、最終組成物の快適
性を損なうかもしれず、且つ、特に敏感肌を有する人の
場合において、皮膚刺激性の問題を導くことさえあり得
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】それ故、クリームの粘
度を有し、大量の水を含む安定な油中水型エマルション
の形態で存在し、化粧品及び/または皮膚科学の分野で
使用でき、且つ従来技術の欠点を有さない組成物に対す
る必要性が存在する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願人は、これらの目
的を達成することが可能な油中水型エマルションのタイ
プの組成物を見出した。
【0008】本発明の主題は、生理学的に許容可能な媒
体中に、シリコーン乳化剤の助けの下で油相中に分散し
た水相を含む組成物であり、該水相は、該組成物の全重
量に対して少なくとも80重量%を表し、該乳化剤は、
8より小さいHLBを有するアルキルジメチコーンコポ
オールであり、油相/乳化剤重量比が、5以上である
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】用語、「生理学的に許容可能な媒
体」は、皮膚、唇、爪、頭皮、及び/または髪と適合的
である媒体を意味する。
【0010】大量の水にも関わらず、本発明の組成物は
経時的に安定である。さらにそれは、考慮される分野に
おける使用を特に有利にする特異的な流動学的特徴を有
する。特に、皮膚に適用された場合、それは「ブレイ
ク」する、即ち剪断の影響の下で突然液化するが、それ
はおそらくエマルションにおける破裂現象のためであろ
う。かくして本発明の組成物は、皮膚に対して非常に顕
著な新鮮さを与える。
【0011】本発明に従って得られた組成物は、1.9
Pa.s(19ポアズ)から20Pa.s(200ポア
ズ)の範囲の粘度を有する。この粘度は、25℃で20
0s -1の剪断速度で、Rheomat 180機、即ちMettler社製
のRheomat RM 180機(スピンドル4)を使用して測定さ
れる。
【0012】本発明に従った組成物は、組成物の全重量
に対して少なくとも80重量%、好ましくは組成物の全
重量に対して少なくとも82重量%の水相を含む。水相
は、組成物の全重量に対して92重量%まで構成でき
る。水は有利には、組成物の全重量の少なくとも70
%、好ましくは75%を構成する。
【0013】さらに該エマルションの水相は、好ましく
は組成物の全重量の15%まで、より好ましくは10%
までの範囲の量で、エタノールのような一つ以上の低級
アルコールを、例えば組成物の全重量の20%まで、好
ましくは10%までの範囲の量で、グリセリン及びポリ
エチレングリコールのような一つ以上のポリオールを含
むことができる。
【0014】本発明の組成物において使用される乳化剤
は、アルキルジメチコーンコポリオールまたはアルキル
ジメチコーンコポリオールの混合物であり、それは好ま
しくは唯一のタイプの乳化剤を構成する。この乳化剤
は、8より小さい、好ましくは6より小さいHLB(親
水性−親油性バランス)を有する。アルキルジメチコー
ンコポリオールのアルキル鎖は、好ましくは10から2
2,より好ましくは12から20の炭素原子を含む。使
用できるアルキルジメチコーンコポリオールは、例えば
Dow Corning社によりQ2-5200の名称で販売されているラ
ウリルジメチコーンコポリオール、例えばGoldschmidt
社によりAbil EM90の名称で販売されているセチルジメ
チコーンコポリオール、または例えばGoldschmidt社に
よりAbil WE 09の名称で販売されているイソステアリン
酸ポリグリセリル−4/セチルジメチコーンコポリオー
ル/ラウリン酸ヘキシルの混合物、例えばShin-Etsu社
によりKF-6026の名称で販売されているオレイルジメチ
コーンコポリオール、または例えばShin-Etsu社によりX
-22-904の名称で販売されているステアリルジメチコー
ンコポリオールである。
【0015】シリコーン乳化剤は、組成物の全重量に対
して好ましくは0.5から4重量%、より好ましくは
0.8から4重量%の範囲の活性材料の量で存在する。
【0016】該組成物はいずれかの他の乳化剤を含まな
い場合でさえ、経時的に優れた安定性を有する。
【0017】油相/乳化剤重量比は、5以上、好ましく
は8以上である。
【0018】本発明に従った組成物の油相は、例えば植
物起源の油(ホホバ、アボガド、ゴマ、ヒマワリ、コー
ン、ダイズ、ベニバナ、グレープシード)、鉱油(ワセ
リン、任意に水素化されたイソパラフィン)、合成油
(ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セテアリル、
ポリイソブチレン、パルミチン酸エチルヘキシル、安息
香酸アルキル)、ポリジメチルシロキサン(PDMS)
及びシクロジメチルシロキサンまたはシクロメチコーン
のような揮発性または非揮発性シリコーン油、及びフル
オロまたはフルオロシリコーン油、並びにこれらの油の
混合物のような、当業者に周知であるいずれかの種類の
油および脂肪物質を含むことができる。
【0019】好ましくは、本発明の組成物の油相は、組
成物の全重量に対して少なくとも5重量%、好ましくは
5から25重量%の範囲の量で一般的に存在する、少な
くとも一つの揮発性シリコーン油を含む。揮発性シリコ
ーン油としては、例えばペンタシクロメチコーン、テト
ラシクロメチコーン、またはヘキサシクロメチコーンの
ような環状シリコーン(またはシクロメチコーン)が挙
げられる。
【0020】油相は、例えばステアリルアルコール、セ
チルアルコール及びセテアリルアルコール、並びに脂肪
酸のような他の脂肪構成物を含むことができる。
【0021】油相は、組成物の全重量に対して一般的に
7.5から20重量%、好ましくは10から18重量%
の範囲の量で、本発明に従った組成物中に存在する。
【0022】本発明に従った組成物の別の利点は、大量
の電解質を、該組成物の安定性を損なわずにそこに取り
込むことができるという事実から生ずる。
【0023】電解質としては、例えば一価、二価または
三価金属塩、より好ましくはバリウム、カルシウム及び
ストロンチウム塩のようなアルカリ土類金属塩;ナトリ
ウム及びカリウム塩のようなアルカリ金属塩、マグネシ
ウム、ベリリウム、イットリウム、ランタン、セリウ
ム、プラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウ
ム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプ
ロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテ
ルビウム、ルテチウム、リチウム、スズ、亜鉛、マンガ
ン、コバルト、ニッケル、鉄、銅、ルビジウム、アルミ
ニウム、ケイ素、及びセレンの各塩、並びにそれらの混
合物が挙げられる。
【0024】これらの塩を構成するイオンは、例えば炭
酸塩、二炭酸塩、硫酸塩、グリセロリン酸塩、ホウ酸
塩、塩化物、臭化物、硝酸塩、酢酸塩、水酸化物、及び
過硫酸塩、並びにα−ヒドロキシ酸の塩(クエン酸塩、
酒石酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩)、またはフルーツ酸の
塩、または代わりにアミノ酸の塩(アスパラギン酸塩、
アルギニン酸塩、グリココール酸塩、フマル酸塩)から
選択できる。
【0025】好ましくは電解質は、特にカルシウム、マ
グネシウム及びナトリウム塩を含む塩の混合物、とりわ
け少なくとも塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩化ナ
トリウム、塩化カルシウム、及び臭化マグネシウムを含
む混合物であり、上記混合物は死海の塩に相当する。
【0026】該組成物が含む場合の電解質の含有量は一
般的に、組成物の全重量に対して0.5から20重量
%、好ましくは2.5から10重量%の範囲である。
【0027】本発明に従った組成物は、頭皮、髪、爪及
び/または粘膜を含む皮膚に対する、非常に多くのトリ
ートメント、特に化粧用トリートメントにおける応用、
とりわけ皮膚及び/または粘膜をケア、洗浄、メイクア
ップ及び/またはサンプロテクトするための応用、並び
に皮膚、とりわけ脂性の皮膚をトリートメントすること
を企図したクリームを調製するため(新鮮さの提供)の
応用が見出される。
【0028】かくして、本発明の主題は、皮膚、唇及び
/若しくは髪をトリートメント、保護、ケア、メイクア
ップ除去及び/若しくは洗浄するための、並びに/また
は皮膚及び/若しくは唇をメイクアップするための、上
述の組成物の美容用の使用である。
【0029】本発明のまた別の主題は、頭皮、髪及び/
または唇を含む皮膚に対する美容用トリートメント方法
であり、上述の組成物を皮膚、髪及び/または唇に適用
することを特徴とする。
【0030】本発明の主題はまた、脂性の皮膚をトリー
トメントすることを企図したクリームの製造のための上
述の組成物の使用である。
【0031】周知の方法において、本発明の組成物はま
た、活性剤、防腐剤、抗酸化剤、キレート剤、溶媒、香
料、フィラー、殺菌剤、脱臭剤、染料、及び脂質ベシク
ルのような、化粧品及び/または皮膚科学の分野におい
て一般的であるアジュバントを含むことができる。これ
らの各種のアジュバントの量は、考慮される分野におい
て従来使用されるものであり、例えば組成物の全重量の
0.01から20%である。その性質に依存して、これ
らのアジュバントは、脂肪相、水相及び/または脂質ベ
シクル内に取り込むことができる。
【0032】上述の電解質に加えて、活性剤としては特
に、保湿剤、及び例えばタンパク質加水分解産物、及び
グリセリンのようなポリオール、ポリエチレングリコー
ルのようなグリコール、および糖誘導体;天然抽出物;
プロシアニドールオリゴマー;ビタミン;尿素;コウジ
酸及びコーヒー酸のような脱色素剤;サリチル酸のよう
なベータ−ヒドロキシ酸及びその誘導体;乳酸及びグリ
コール酸のようなアルファ−ヒドロキシ酸;レチノール
及びカロテノイドのようなレチノイド;スクリーン剤、
並びにそれらの混合物が挙げられる。
【0033】活性剤は、例えば組成物の全重量に対して
好ましくは0.1から5%、より好ましくは0.5から
3%の範囲の濃度で存在できる。
【0034】本発明に従った組成物の以下の実施例は、
説明のために提供され、制限する性質を有するものでは
ない。ここでの量は、他に断り書きがなければ重量%と
して与えられる。
【0035】
【実施例】 実施例1:脂性の皮膚のためのクリーム A.油相 − セチルジメチコーンコポリオール 1.15% − テトラシクロメチコーン 13.85% B.水相 − 塩化ナトリウム 2.5% − 水 82.5%
【0036】方法:水相及び油相を別個に調製し、次い
で水相を穏やかに攪拌しながら油相に段階的に加える。
【0037】室温(約20−25℃)でRheomat 180機
で測定すると、時間0で3.33Pa.s(33.3ポ
アズ)の粘度を有する白色クリームが得られる。粘度は
10分後、3.03Pa.s(30.3ポアズ)で安定
する。
【0038】得られたクリームは、皮膚を保湿し、光沢
のない効果を与えることができる。
【0039】 実施例2:アフターサンクリーム A.油相 − ラウリルジメチコーンコポリオール 1.75% − ペンタシクロメチコーン 15.75% B.水相 − 塩化ナトリウム 2.5% − 水 82.5%
【0040】方法:水相及び油相を別個に調製し、次い
で水相を穏やかに攪拌しながら油相に段階的に加える。
【0041】室温(約20−25℃)でRheomat 180機
で測定すると、時間0で4.94Pa.s(49.4ポ
アズ)の粘度を有する白色クリームが得られる。粘度は
10分後、4.42Pa.s(44.2ポアズ)で安定
する。
【0042】得られたクリームは、皮膚をリフレッシュ
することができる。
【0043】 実施例3:メイクアップベース A.油相 − オレイルジメチコーンコポリオール 1% − ペンタシクロメチコーン 5.75% − オクタン酸セテアリルとミリスチン酸イソプロピル の混合物 5.75% B.水相 − 塩化ナトリウム 2.5% − 水 85%
【0044】方法:水相及び油相を別個に調製し、次い
で水相を穏やかに攪拌しながら油相に段階的に加える。
【0045】室温(約20−25℃)でRheomat 180機
で測定すると、時間0で6.38Pa.s(63.8ポ
アズ)の粘度を有する白色クリームが得られる。粘度は
10分後、4.99Pa.s(49.9ポアズ)で安定
する。
【0046】得られたクリームは、皮膚を保湿し、柔軟
にすることができる。
【0047】 実施例4:身体のためのアフターサンクリーム A.油相 − ステアリルジメチコーンコポリオール 2% − ペンタシクロメチコーン 18% B.水相 − 塩化ナトリウム 2.5% − 水 77.5%
【0048】方法:水相及び油相を別個に調製し、次い
で水相を穏やかに攪拌しながら油相に段階的に加える。
【0049】室温(約20−25℃)でRheomat 180機
で測定すると、時間0で2.36Pa.s(23.6ポ
アズ)の粘度を有する白色クリームが得られる。粘度は
10分後、2.02Pa.s(20.2ポアズ)で安定
する。
【0050】得られたクリームは、皮膚をリフレッシュ
し、皮膚に光沢のある効果を与えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 7/06 A61K 7/06 7/48 7/48 B01J 13/00 B01J 13/00 A C08K 3/24 C08K 3/24 5/00 5/00 5/098 5/098 C08L 83/00 C08L 83/00 (56)参考文献 特開 平4−159204(JP,A) 特開 平4−226906(JP,A) 特開 平2−258712(JP,A) 特開 平6−256135(JP,A) 特開2000−26233(JP,A) 特開2000−44430(JP,A) 特表 平6−506487(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08 A61K 7/00 - 7/50 B01F 17/00 - 17/56 B01J 13/00 - 13/22 A61K 47/00 - 47/48

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコーン乳化剤で油相中に分散した水相
    を含む組成物であって、該水相が、該組成物の全重量に
    対して少なくとも80重量%を占め、該乳化剤が、オレ
    イルジメチコーンコポリオール、ステアリルジメチコー
    ンコポリオール、及びそれらの混合物から選択される
    より小さいHLBを有するアルキルジメチコーンコポリ
    オールであり、油相/乳化剤重量比が5以上であり、組
    成物中にゲル化剤を含まないことを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 1.9Pa.sから20Pa.sの範囲
    の粘度を有することを特徴とする請求項1記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】 該組成物の全重量に対して少なくとも7
    0%の水を含むことを特徴とする請求項1または2記載
    の組成物。
  4. 【請求項4】 該乳化剤が、該組成物の全重量に対して
    0.5から6重量%の範囲の量で存在することを特徴と
    する請求項1からのいずれか一項記載の組成物。
  5. 【請求項5】 該油相が、該組成物の全重量に対して
    7.5から20重量%の範囲の量で存在することを特徴
    とする請求項1からのいずれか一項記載の組成物。
  6. 【請求項6】 油相/乳化剤重量比が、8以上であるこ
    とを特徴とする請求項1からのいずれか一項記載の組
    成物。
  7. 【請求項7】 油相が、少なくとも一つの揮発性シリコ
    ーン油を含むことを特徴とする請求項1からのいずれ
    か一項記載の組成物。
  8. 【請求項8】 少なくとも一つの電解質を含むことを特
    徴とする請求項1からのいずれか一項記載の組成物。
  9. 【請求項9】 化粧品組成物を構成することを特徴とす
    る請求項1からのいずれか一項記載の組成物。
  10. 【請求項10】 皮膚、唇及び/若しくは髪をトリート
    メント、保護、ケア、メイクアップ除去及び/若しくは
    洗浄するための、並びに/または皮膚及び/若しくは唇
    をメイクアップするための、請求項1からのいずれか
    一項記載の組成物。
  11. 【請求項11】 脂性の皮膚をトリートメントすること
    を企図したクリームの製造のための、請求項1から
    いずれか一項記載の組成物。
JP2000172276A 1999-07-06 2000-06-08 発展的剪断速度を有する油中水型エマルションの形態における組成物 Expired - Fee Related JP3419740B2 (ja)

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FR9908712 1999-07-06

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