JP3418755B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP3418755B2 JP33836399A JP33836399A JP3418755B2 JP 3418755 B2 JP3418755 B2 JP 3418755B2 JP 33836399 A JP33836399 A JP 33836399A JP 33836399 A JP33836399 A JP 33836399A JP 3418755 B2 JP3418755 B2 JP 3418755B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の背
面を照明する放電灯の点灯に用いられる放電灯点灯装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の放電灯点灯装置は、図5
に示すように、直流電流1に並列にインバータ回路17
を接続し、このインバータ回路17の出力側に放電灯1
4を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の放電灯点灯装置は、夫々のインバータ回路を構成する
部品定数のばらつきにより、異なった周波数で発振して
いた。そのため、放電灯にちらつきを生じていたという
問題点があった。
【0004】そこで、本発明は上記従来例の有する問題
点を解決するために、インバータ回路の3次巻線を第2
の電磁トランスの1次巻線と並列に接続し、第2の電磁
トランスの2次巻線を他のインバータ回路の第2の電磁
トランスの2次巻線と並列に接続して、他のインバータ
回路の発振周波数と同期させ、放電灯のちらつきを無く
し、結果的に液晶表示装置等の画面のちらつきを無くす
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明は、直流電源を入力
とし、対となるトランジスタのコレクタ間に電磁トラン
スの中間タップを有する1次巻線と、共振用コンデンサ
を並列に接続し、放電灯に放電電力を供給させるために
前記電磁トランスの2次巻線と並列に放電灯を接続し、
前記電磁トランスの帰還電圧の印可で前記トランジスタ
がスイッチング動作をするように、前記トランジスタの
ベースに前記電磁トランスの3次巻線の両端子を夫々接
続し、前記電磁トランスの3次巻線は同期用の第2の電
磁トランスの1次巻線と並列に接続され、同期用の前記
第2の電磁トランスの2次巻線を設けて構成されるイン
バータ回路を放電灯毎に設け、前記第2の電磁トランス
の2次巻線は、他のインバータ回路の同期用の第2の電
磁トランスの2次巻線と並列に接続していることを特微
とする。
【0006】本発明のうち請求項2記載の発明は、第2
の電磁トランスの2次巻線の端子の一方を、接地してい
ることを特徴とする。
【0007】本発明のうち請求項3記載の発明は、第2
の電磁トランスの2次巻線の端子の一方を、スイッチを
介して接地していることを特徴とする。
【0008】本発明のうち請求項4記載の発明は、第2
の電磁トランスの2次巻線の内、少なくとも1の2次巻
線を、この2次巻線のインバータ回路の位相のみを反転
させるように、他のインバータ回路の第2の電磁トラン
スの2次巻線に反転して並列に接続し、放電灯の低ノイ
ズ化を図っている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照にして本発明の実
施の形態について説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態の1例におけ
る放電灯点灯装置である。この図において、直流電源1
と、この直流電源に並列に接続された複数のインバータ
回路2とが備えられている。このインバータ回路2は、
直流電源1を高周波電源に変換するためのもので、イン
バータの入力電流を定電流化するためのチョークコイル
より成るインダクタ3、1次巻線4、2次巻線5、3次
巻線6を有する第1の電磁トランス7、この第1の電磁
トランス7のインダクタンス成分とLC共振回路を構成
する共振用コンデンサ8、第1の電磁トランス7を駆動
させるための夫々のエミッタが接地されているスイッチ
ングトランジスタ9、10、スイッチングトランジスタ
9に駆動電流を供給する抵抗11等を備えている。第1
の電磁トランス7の3次巻線6と第2の電磁トランス1
2の1次巻線13が並列に接続され、また、スイッチン
グトランジスタ9、10のベースに電圧を帰環させるた
めに、第1の電磁トランス7の3次巻線6と第2の電磁
トランス12の1次巻線13の両端子間にスイッチング
トランジスタ9、10のベースを夫々接続している。
【0011】前記インバータ回路2の出力側である第1
の電磁トランス7の2次巻線5の両端子間に直接に放電
灯14を接続している。インバータ回路2の第2の電磁
トランス12の2次巻線15は互いに並列に接続されて
いる。
【0012】次に動作について説明する。まず、直流電
源1が印加されると、インダクタ3を介して電流を供給
すると、第1の電磁トランス7の1次巻線4に電流が流
れ、さらに抵抗11を通ってスイッチングトランジスタ
9のベースに電圧が印加し、1次巻線4のリアクタンス
と共振用コンデンサ8とで共振する。そうすると、第1
の電磁トランス7の3次巻線6の端子間に、1次巻線4
の巻数と3次巻線6の巻数の巻数比だけ昇圧された電圧
が誘起され、同時に1次巻線4の電流の流れる方向と同
一方向に3次巻線6にも電流が流れ、第2の電磁トラン
ス12の1次巻線13に電圧が発生する。
【0013】第2の電磁トランス12の1次巻線13か
ら発生する電圧は、第2の電磁トランス12を介して2
次巻線15に対応した電圧が発生する。第2の電磁トラ
ンス12の2次巻線15、15、15は並列に接続され
て閉回路を形成しているため、この閉回路を流れる共振
電流の値も、直流電源1の端子間に加える直流電圧の値
が一定であると変化せず、各2次巻線15の共振電流も
同一値である。2次巻線15の端子間の電圧は、第2の
電磁トランス12を介して第2の電磁トランス12の1
次巻線13に誘起され、この1次巻線13の共振周波数
と第1の電磁トランス7の3次巻線6の共振周波数を同
期させ、この共振周波数でスイッチングトランジスタ
9、10を交互に導通させる。
【0014】第1の電磁トランス7を介して、第1の電
磁トランス7の2次巻線5の両端より、1次巻線4との
巻数比だけ昇圧された電圧が誘起され、放電灯14の内
部で放電を開始し、点灯する。
【0015】このように、並列に接続されたインバータ
回路2には、第1と第2の電磁トランス7、12を備
え、夫々のインバータ回路2の第1の電磁トランス7の
3次巻線6を、第2の電磁トランス12の1次巻線13
と並列に接続すると共に、この第2の電磁トランス12
には他のインバータ回路2の第2の電磁トランス12の
2次巻線15と並列に接続されている2次巻線15を設
け、さらに3次巻線6と1次巻線13の端子間をスイッ
チングトランジスタ9、10のベースと接続することに
より、インバータ回路2を連続的に駆動し、各インバー
タ回路2の第1の電磁トランス7の2次巻線の両端より
周波数及び位相が同期している高圧波形を発生させ、結
果的に放電灯のちらつきを防止する。
【0016】図2に示される実施の形態について説明す
る。図中、前述の図1と同様の作用をなす部分は同一符
号を用い、説明を省略する。本実施の形態では、第2の
電磁トランス12の2次巻線15の端子の一方を接地し
ている。このように、構成すると、回路が簡素化し、基
板の作製が容易化する。
【0017】図3に示される実施の形態について説明す
る。本実施の形態では、第2の電磁トランス12の2次
巻線15の端子の一方が、スイッチ16を介して接地さ
れている。複数のインバータ回路の内、所望のインバー
タ回路の共振周波数を同期させないようにすることによ
り、スイッチ短絡時には夫々の第1の電磁トランス7の
2次巻線5の両端より周波数及び位相が同期している高
圧波形を発生させ、スイッチ開放時には夫々のインバー
タ回路で独立したDUTY調光及び放電灯の消灯が可能
になる。
【0018】図4に示される実施の形態について説明す
る。本実施の形態では、第2の電磁トランス12の2次
巻線150を反転し、他の2次巻線15と並列に接続
し、インバータ回路20の電圧の位相のみを反転して放
電灯140を点灯させることにより、低ノイズの放電灯
点灯回路を提供する。
【0019】
【発明の効果】本発明は、スイッチングトランジスタの
ベース側と接続した第1の電磁トランスの3次巻線に第
2の電磁トランスの1次巻線を並列に接続し、且つ第2
の電磁トランスの2次巻線を互いに並列に接続している
ので、夫々のインバータ回路の共振周波数を同期させ、
夫々のインバータ回路の2次側に周波数及び位相が同期
している高圧波形を発生させ、放電灯のちらつきを防止
するという効果がある。
【0020】又、第2の電磁トランスの2次巻線の端子
の一方をスイッチを介して接地することにより、所望の
インバータ回路を他のインバータ回路と共振周波数を同
期させないように調整可能であるという効果がある。
【0021】又、所望のインバータ回路の第2の電磁ト
ランスの2次巻線を他のインバータ回路の第2の電磁ト
ランスの2次巻線と反転して結線することにより、位相
を他のインバータ回路と反転させ、低ノイズ化した放電
灯点灯装置を提供し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例の構成を示す回路図
である。
【図2】本発明の実施の形態の1例の構成を示す回路図
である。
【図3】本発明の実施の形態の1例の構成を示す回路図
である。
【図4】本発明の実施の形態の1例の構成を示す回路図
である。
【図5】従来例の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2、20 インバータ回路 3 インダクタ 4、13 1次巻線 5、15、150 2次巻線 6 3次巻線 7 第1の電磁トランス 8 コンデンサ 9、10 スイッチングトランジスタ 12 第2の電磁トランス 14、140 放電灯 16 スイッチ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源を入力とし、対となるトランジ
    スタのコレクタ間に電磁トランスの中間タップを有する
    1次巻線と、共振用コンデンサを並列に接続し、放電灯
    に放電電力を供給させるために前記電磁トランスの2次
    巻線と並列に放電灯を接続し、前記電磁トランスの帰還
    電圧の印可で前記トランジスタがスイッチング動作をす
    るように、前記トランジスタのベースに前記電磁トラン
    スの3次巻線の両端子を夫々接続し、前記電磁トランス
    の3次巻線は同期用の第2の電磁トランスの1次巻線と
    並列に接続され、同期用の前記第2の電磁トランスの2
    次巻線を設けて構成されるインバータ回路を放電灯毎に
    設け、前記第2の電磁トランスの2次巻線は、他のイン
    バータ回路の同期用の第2の電磁トランスの2次巻線と
    並列に接続していることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の電磁トランスの2次巻線の端
    子の一方を、接地していることを特徴とする請求項1記
    載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の電磁トランスの2次巻線の端
    子の一方を、スイッチを介して接地していることを特徴
    とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の電磁トランスの2次巻線の
    内、少なくとも1の2次巻線を、該2次巻線のインバー
    タ回路の位相のみを反転させるように、他のインバータ
    回路の第2の電磁トランスの2次巻線に反転して並列に
    接続したことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装
    置。
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WO2004017508A1 (ja) * 2002-08-06 2004-02-26 Sharp Kabushiki Kaisha インバータ回路、蛍光管点灯装置、バックライト装置及び液晶表示装置
KR101043669B1 (ko) * 2003-12-16 2011-06-22 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치의 램프 구동장치
KR101242124B1 (ko) 2005-11-30 2013-03-12 삼성디스플레이 주식회사 백 라이트 어셈블리 및 그것을 구비한 액정 표시 장치

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