JP3418690B2 - ネットワーク機器の取り付け機構、及び、それを有するネットワーク機器 - Google Patents

ネットワーク機器の取り付け機構、及び、それを有するネットワーク機器

Info

Publication number
JP3418690B2
JP3418690B2 JP2001352904A JP2001352904A JP3418690B2 JP 3418690 B2 JP3418690 B2 JP 3418690B2 JP 2001352904 A JP2001352904 A JP 2001352904A JP 2001352904 A JP2001352904 A JP 2001352904A JP 3418690 B2 JP3418690 B2 JP 3418690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network device
housing
heat dissipation
wall
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001352904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003152344A (ja
Inventor
廣之 冨野
紀康 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Allied Telesis Holdings KK
Original Assignee
Allied Telesis Holdings KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Allied Telesis Holdings KK filed Critical Allied Telesis Holdings KK
Priority to JP2001352904A priority Critical patent/JP3418690B2/ja
Publication of JP2003152344A publication Critical patent/JP2003152344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3418690B2 publication Critical patent/JP3418690B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハブ、ルーター、
スイッチ等のネットワーク機器の取り付け機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のLANやWAN(Wide Ar
ea Network)の普及により、多数のパーソナ
ルコンピュータ(以下、「PC」という。)、ハブ、ス
イッチ、ルーターなどのネットワーク機器(ハブなどは
「エージェント」と呼ばれる場合もある。)がネットワ
ーク及びそのサブネットに接続され、情報の共有と伝達
が頻繁に行われている。
【0003】近年の様々な通信形態に対応するために、
ネットワーク機器には、LANの機能、WANの機能な
ど、多機能化が求められると同時に、より多くのPC等
の通信機器とより多くの通信量に対処するために高い処
理能力も求められている。更に、ネットワーク機器は、
近年の通信機器の小型化に伴って小型化が求められてい
る。また、従来は、顧客の様々な利用形態や設置形態に
応じてネットワーク機器の設置も従来の卓上横型に限定
されない多様化が求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ネットワーク機器の多
機能化、高機能化などが進むと処理部の負荷が増大する
結果、発熱量が多くなり、効率的な放熱が必要となる。
その際、ネットワーク機器の筐体を大型にすれば放熱効
率は高まるが、小型化の要請に反することになる。この
ような放熱効率の向上と共に設置の多様化の要請を従来
のネットワーク機器は必ずしも満足していなかった。
【0005】そこで、本発明は、ネットワーク機器の放
熱の向上と設置の多様化を実現可能な取り付け機構及び
これを有するネットワーク機器を提供することを例示的
な目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一側面としての取り付け機構は、通信装置
によるネットワーク上での通信を補助するネットワーク
機器を壁に取り付けるための取り付け機構であって、前
記ネットワーク機器の筐体に係合して前記筐体を支持す
ると共に、前記ネットワーク機器の放熱を行う放熱部材
と、前記放熱部材と係合し、前記筐体に係合した前記放
熱部材を前記壁に取り付けるための取り付け部材とを有
する。かかる取り付け機構は取り付けの多様化を図りつ
つ放熱部材は放熱機能も兼ねるので小型化に寄与する。
また、かかる取り付け機構を有する上述のネットワーク
機器も同様の作用を奏する。
【0007】前記取り付け部は磁石からなり、前記壁は
前記磁石と結合可能な材料からなってもよい。これによ
り、壁を傷つけずにネットワーク機器を壁の任意の位置
に容易に設置することができる。前記筐体は、放熱部材
に係合可能な取り付け部として、前記筐体を前記壁に第
1の姿勢で取り付けるための第1の取り付け部と、前記
筐体を前記壁に、前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢
で取り付けるための第2の取り付け部とを有してもよ
い。これにより、ユーザーの嗜好、配線の便宜に対応し
ながら設置の多様化を図ることができる。前記筐体の取
り付け部と前記放熱部材のいずれか一方には凸部が形成
され、他方には当該凸部が分離可能に嵌合する凹部が形
成されてもよい。これにより、簡易な方法で取り付け部
と放熱部材を接続及び分離することができ、特に、いず
れかが複数設けられた場合に分離可能な構成は設置の姿
勢の多様化(例えば、水平配置や垂直配置)を実現する
ことができる。
【0008】本発明の別の側面としてのネットワーク機
器は、通信装置によるネットワーク上での通信を補助す
るネットワーク機器であって、前記ネットワーク機器を
放熱するための放熱溝が形成された筐体と、前記放熱溝
に係合及び案内される凸部を有し、前記ネットワーク機
器が卓上に設置されることを可能にする支持部材とを有
する。かかるネットワーク機器によれば、放熱溝が放熱
機能と位置決め機能とを兼ねている。
【0009】前記支持部材は、前記卓上に水平で、伝熱
性材料から構成される水平部を有してもよい。これによ
り、前記ネットワーク機器からの熱を前記卓上に伝導す
ることができる。前記支持部材は、前記凸部を含んで前
記放熱溝に対向すると共に、前記放熱溝に連通する放熱
孔を含む垂直部を有してもよい。これにより、支持部材
は筐体を固定しつつ、筐体の放熱効果を妨げない。前記
支持部材は、前記凸部を有する第1の垂直部と、前記第
1の垂直部と協同して前記ネットワーク機器を挟む第2
の垂直部とを有し、当該第2の垂直部は、前記凸部に対
向して設けられる板ばね部を更に有し、前記筐体は前記
板ばね部が嵌合可能な凹部を更に有し、前記板ばね部は
前記筐体を前記凸部に対して押圧可能に構成されてもよ
い。板ばね部が放熱溝部と凸部の係合が強まるように筐
体に弾性力を印加し、かつ板ばね部が凹部に嵌合するの
で筐体が支持部材から容易に脱落することを防止するこ
とができる。前記ネットワーク機器が前記卓上に設置さ
れた場合に、前記ネットワーク機器は前記卓上から垂直
に延在し、複数の通信機器が接続可能な複数の端子を有
してもよい。このようないわゆる縦型形状のネットワー
ク機器に対しては卓上に設置した際の安定性を確保する
ために上述の支持部材が特に重要となる。
【0010】本発明の他の目的及び更なる特徴は、以下
添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって
明らかにされるであろう。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明のネットワーク機器100について説明する。ここ
で、図1は、筐体10がスタンド60に組み合わせられ
る前のネットワーク機器100の外観斜視図である。図
2は、スタンド60の斜視図である。図3は、筐体10
がスタンド60に組み合わされた後のネットワーク機器
100の外観斜視図である。図4は、筐体10がスタン
ド60に組み合わせられる前のネットワーク機器100
の背面図である。
【0012】本実施形態のネットワーク機器100は、
ブロードバンド対応で、かつ、LAN機能とWAN機能
が複合されたスイッチとして構成され、ネットワーク機
器100は、筐体10と、筐体10に分離可能に固定さ
れ、筐体10を図示しない卓上に設置するためのスタン
ド60とを有する。
【0013】筐体10は略直方体形状を有し、図1及び
図4に示すように、複数の放熱溝12乃至18と、表示
部20と、通信ポート22と、窪み24と、取り付け部
32乃至38を有する。
【0014】放熱溝12乃至18は、筐体10の放熱を
行うために例示的に縦方向に延在する。放熱溝12は筐
体10の正面の上部に設けられ、放熱溝14は筐体10
の正面の下部に設けられる。放熱溝12及び14を構成
する複数の溝は全体として円弧を形成するように延在し
てその長さは異なっているが、同一でもよい。放熱溝1
6は筐体10の背面の上部に設けられ、放熱溝18は筐
体10の背面の下部に設けられる。本実施形態では、複
数の放熱溝14の2つの溝14aが、スタンド60の後
述するガイドリブ64と嵌合する位置決め用及び固定用
の溝としても機能する。
【0015】表示部20は、通信状態を視覚的に表示す
る複数のLEDを含む。例えば、表示部20は、Ful
l Duplex(全二重)のリンクとHalf Dup
lex(半二十)のリンク、100BASE−TXのリ
ンクと100BASE−Tのリンク、システムの異常、
電源供給の異常などを検出及び識別する。
【0016】通信ポート22は、例えば、縦方向に整列
した1つのWANポートと7つのLANポートを含む。
このように、ネットワーク機器100は、ポートの配置
が縦型で狭いスペースにも設置可能である。WANポー
ト(「MDIポート」とも呼ばれる)及びLANポート
(「MDI−Xポート」とも呼ばれる)には、例えば、
非シールドより対線(UTP:Unshielded
Twisted Pair Cable)ケーブルが接続
される。UTPケーブルを介して、WANポートには、
WAN接続機器(ADSLモデムなど)が接続され、L
ANポートにはPCやハブが接続される。
【0017】窪み24は、筐体10の背面に設けられ、
スタンド60の後述する突起66が嵌合する。
【0018】筐体10は、図4に示すように、4対の取
り付け部32乃至38を更に有する。取り付け部32乃
至38は、後述する別の取り付け方法で使用されるため
にスタンド60に対しては必要ないが、スタンド60と
後述する取り付け方法のいずれかを選択できる点で、設
置の多様化を図っている。各対の取り付け部32乃至3
8の間隔及び大きさは等しい。取り付け部32及び38
は平行で、取り付け部34及び36は平行でかつ取り付
け部32及び38と直交している。なお、本発明は、各
取り付け部の数を一対に限定するものではない。取り付
け部32乃至38の各々は、後述するように、突起40
と差込口42とを有する。
【0019】次に図2を参照するに、スタンド60は、
ネットワーク機器100を挟持する一対の対向する垂直
部61、62と、垂直部61、62を支持する水平部6
3とを有する。
【0020】垂直部61は、放熱溝14の一対の溝14
aに嵌合する一対のガイドリブ64を有する。もっとも
ガイドリブ64は、溝14aよりも右側又は左側の溝と
係合してもよい。ガイドリブ64は、溝14aと係合す
ることによってネットワーク機器100の位置決めを行
う。必要があれば、図2において垂直部61の一部が拡
大されて示されているように、垂直部61には多数の放
熱孔67が形成され、放熱溝14に連通する。この結
果、放熱溝14が垂直部61によって塞がれて放熱孔率
が低下することを防止することができる。放熱孔67
は、垂直部62や水平部63に形成されてもよい。
【0021】垂直部62は、板ばね部65を有し、板ば
ね部65の先端には突起66が設けられている。板ばね
部65は筐体10の背面を押圧し、突起66は窪み24
に嵌合し、その結果、筐体10を固定する。
【0022】水平部63は、図示しない卓上に配置され
て筐体10を支持する。必要があれば、水平部63はS
US製の板金など伝熱性に優れた材料から構成される。
また、更に必要があれば垂直部61及び62も同様に伝
熱性に優れた材料から構成される。この結果、水平部6
3は、ネットワーク機器100の熱を卓上に伝熱するこ
とによってネットワーク機器100の放熱をすることが
できる。
【0023】筐体10をスタンド60に取り付ける際に
は、図1に示すように、溝14aと対応するガイドリブ
64との位置合わせをして、図3に示すように筐体10
をスタンド60に挿入する。筐体10とスタンド60の
位置合わせが適当であれば、ガイドリブ64が溝14a
に嵌合するだけでなく、図5に示すように、突起66が
窪み24に嵌合する。ここで、図5は、筐体10がスタ
ンド60に組み合わせられた後のネットワーク機器10
0の背面図である。この結果、筐体10は、スタンド6
0に位置決め及び固定される。本実施形態のように、ネ
ットワーク機器100が多機能化、高機能化されて図示
しない処理部の負荷が増加し、発熱量が増えると放熱機
構が重要になる。その一方、ネットワーク機器の小型化
の要請から、筐体10はできるだけ小型であることが好
ましい。本実施形態のネットワーク機器100によれ
ば、放熱溝14が放熱と位置決めを兼ねるので筐体10
の大型化を招かずに放熱を行って内部の電子回路を熱破
壊から保護している。
【0024】次に、本発明の別の実施形態の取り付け方
法について説明する。上述したように、本実施形態も筐
体10を共通に使用するが、スタンド60の代わりに、
壁掛金具80と螺子90を使用する。また、筐体10
は、放熱溝14と窪み24を使用する代わりに、取り付
け部32乃至38を使用する。本実施形態においては、
筐体10は、壁、パーティション、棚、その他のほぼ垂
直な設置場所(本出願では、かかる設置場所を単に
「壁」として総括する。)に所望の姿勢で固定される。
このように、ネットワーク機器100は卓上にも壁にも
設置可能であり、設置の多様化を図っている。
【0025】まず、図6乃至図8を参照して、筐体10
の取り付け部32乃至38を詳細に説明する。ここで、
図6は、筐体10に壁掛金具80が取り付けられる前の
外観斜視図である。図7は、図6のA−A断面図であ
る。図8は、筐体10に壁掛金具80が取り付けられた
ネットワーク機器100の外観斜視図である。図9は、
図8のB−B断面図である。なお、図9のWは壁であ
る。
【0026】図7に示すように、各取り付け部は、突起
40と差込口42とを有する。突起40は、各取り付け
部の筐体10に対向する内面に、筐体10の方に突出す
るように形成される。突起40は、後述する壁掛金具8
0の穴82に嵌合し、壁掛金具80が取り付け部から抜
け落ちることを防止するストッパーとしての機能を有す
る。また、穴82と分離可能であるので、壁掛金具80
が取り付け部32乃至38のうちの所望の取り付け部と
係合することを可能にする。差込口42には、後述する
壁掛金具80の係合部81が挿入される。
【0027】壁掛金具80は、例えば、熱伝導性と剛性
の高いステンレスから構成され、図6に示すように、一
対の係合部81と、一対の接続部83と、基部84と、
係合部86とを有する。
【0028】係合部81は接続部83を介して基部84
に、基部84よりも奥まった位置に接続される。各係合
部81は半円と矩形を結合したような形状を例示的に有
し、円形の穴82をその略中央に有する。係合部81は
対応する取り付け部の差込口42に挿入され、穴82は
対応する取り付け部の突起40と係合する。従って、係
合部81の間隔は取り付け部の間隔と等しい。なお、係
合部81が突起を有して取り付け部が穴を有してもよい
ことはもちろんである。
【0029】接続部83は、壁掛金具80が、図9に示
すように、取り付け部に取り付けられた場合に、螺子9
0の頭を収納する空間91を確保するために設けられ
る。また、接続部83は、対応する取り付け部を支持す
るストッパーとしての機能も有する。
【0030】基部84は、一対の穴85を有する。図9
に示すように、各穴85を介して螺子90が壁Wに打ち
込まれる。また、後述する本実施形態の変形例で使用さ
れる一対の螺子穴88を有する。螺子穴88には後述す
るマグネット95を固定する螺子98が挿入される。
【0031】係合部86は、後述する本実施形態の変形
例で使用され、基部84と同一平面において基部84に
接続される。同一平面であるのは、後述する3つの同一
のマグネット95のいずれを係合部86に使用してもマ
グネット95の他面(即ち、金具80と対抗する面)が
同一平面を形成するようにするためである。従って、特
定のマグネットの厚さを厚くして係合部86を基部84
から接続部83に類似する部材を使用して基部84から
奥まった所に形成しても、全てのマグネット95の他面
が同一平面を形成するようにできればよい。全てのマグ
ネット95の他面が同一平面を形成しなければならない
のは、壁Wの表面が通常は水平であるために、筐体10
の取り付け時の水平度を維持するためである。係合部8
6は、例示的に面取りされた矩形形状を有し、螺子穴8
7をその略中央に有する。螺子穴87には、螺子穴88
と同様に、後述するマグネット95を固定する螺子98
が挿入される。
【0032】筐体10を壁Wに掛ける際には、まず、壁
Wの所望の位置に2本の螺子90と穴85を介して壁掛
金具80を固定する。次に、係合部81に所望の取り付
け部32乃至38の差込口42を挿入し、突起40を穴
82に嵌合する。図8及び図9においては、取り付け部
32が選択されている。この結果、筐体10を所望の姿
勢で壁Wに設置することができる。壁Wにおける所望の
位置と筐体10の所望の姿勢は、配線、美観などに基づ
いてユーザーが自由に設定することができる。突起40
と穴82の係合が外れても接続部83が筐体10を支持
する。また、空間91に螺子90の頭が収まるので螺子
90によって筐体10の背面が傷つけられることはな
い。更に、壁掛金具80は熱伝導性の高い材料から構成
され、筐体10の放熱溝16その他の部位からの熱を壁
Wに伝導して筐体内部の電子回路を熱破壊から保護す
る。このように、壁掛金具80は筐体10の取り付け部
32乃至38と協同して筐体10の位置決め、姿勢決
め、固定を行い、更に、筐体10の放熱を行っている。
【0033】次に、図6、図10乃至図12を参照し
て、本実施形態の変形例を説明する。本実施形態も筐体
10と壁掛金具80を共通に使用するが、螺子90の代
わりに、マグネット95を使用する。本実施形態におい
ても、筐体10は、壁Wに所望の姿勢で固定されるが、
本実施形態の壁Wはスチール製等磁石を固定可能な金属
材料から構成される。ここで、図10は、マグネット9
5の断面図である。図11は、筐体10に壁掛金具80
とマグネット95が取り付けられたネットワーク機器1
00の外観斜視図である。図12は、図11のC−C断
面図である。また、図6は、マグネット95を金具80
に取り付ける前の状態を示している。
【0034】マグネット95は、図10に示すように、
中央孔96及び97をその略中央に有する。中央孔96
は、図12に示すように、マグネット95を金具80に
固定する螺子98の頭を収納する。中央孔97は、中央
孔96よりも径が小さく、螺子98の螺子部を通過させ
るが頭は通過させない径を有する。
【0035】筐体10を壁Wに掛ける際には、まず、マ
グネット95を螺子98を介して壁掛金具80の螺子穴
87及び88に固定する。次いで、壁Wの所望の位置に
マグネット95の磁力を利用して壁掛金具80を固定す
る。全てのマグネット90が壁Wと対向する面は同一平
面を形成するので、筐体10の水平度を維持すると共に
固定を強固にするのに便宜である。
【0036】次に、係合部81に所望の取り付け部32
乃至38の差込口42を挿入し、突起40を穴82に嵌
合する。図11及び図12においては、取り付け部32
が選択されている。この結果、筐体10を所望の姿勢で
壁Wに設置することができる。壁Wにおける所望の位置
と筐体10の所望の姿勢は、配線、美観などに基づいて
ユーザーが自由に設定することができる。突起40と穴
82の係合が外れても接続部83が筐体10を支持す
る。また、空間91に螺子98の螺子部が収まるので螺
子98によって筐体10の背面が傷つけられることはな
い。更に、壁掛金具80は熱伝導性の高い材料から構成
され、筐体10の放熱溝16その他の部位からの熱を壁
Wに伝導して筐体内部の電子回路を熱破壊から保護す
る。このように、壁掛金具80は筐体10の取り付け部
32乃至38と協同して筐体10の位置決め、姿勢決
め、固定を行い、更に、筐体10の放熱を行っている。
【0037】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明はその要旨の範囲内で様々な変形や変更が可
能である。例えば、ネットワーク機器100の種類はス
イッチに限定されない。
【0038】
【発明の効果】本発明の一側面としての取り付け機構及
びネットワーク機器によれば、取り付け機構は取り付け
の多様化を図りつつ取り付け部材は放熱機能を兼ねるの
で、取り付け機能と放熱機能を分離するよりもネットワ
ーク機器の小型化に寄与する。また、本発明の別の側面
としてのネットワーク機器によれば、放熱溝が放熱機能
と位置決め機能とを兼ねているので、取り付け機能と放
熱機能を分離するよりもネットワーク機器の小型化に寄
与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のネットワーク機器の外観斜視図であ
って、その筐体がスタンドに組み合わせられる前の状態
を示す図である。
【図2】 図1に示すスタンドの斜視図である。
【図3】 図1に示す筐体がスタンドに組み合わされた
後のネットワーク機器の外観斜視図である。
【図4】 図1に示す筐体がスタンドに組み合わせられ
る前のネットワーク機器の背面図である。
【図5】 図1に示す筐体がスタンドに組み合わせられ
た後のネットワーク機器の背面図である。
【図6】 図1に示す筐体に壁掛金具が取り付けられる
前のネットワーク機器の外観斜視図である。
【図7】 図6のA−A断面図である。
【図8】 図1に示す筐体に壁掛金具が取り付けられた
後のネットワーク機器の外観斜視図である。
【図9】 図8のB−B断面図である。
【図10】 図6に示す壁掛金具に取り付け可能なマグ
ネットの断面図である。
【図11】 図6に示す筐体に壁掛金具とマグネットが
取り付けられたネットワーク機器の外観斜視図である。
【図12】 図11のC−C断面図である。
【符号の説明】
10 筐体 12、14、16、18 放熱溝 22 通信ポート 24 窪み 32、34、36、38 取り付け部 40 突起 60 スタンド 61、62 垂直部 63 水平部 65 板ばね部 66 突起 67 放熱孔 80 壁掛金具 82 穴 90 螺子 95 マグネット 100 ネットワーク機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−88476(JP,A) 特開 平9−91061(JP,A) 特開 平10−145051(JP,A) 特開2000−252655(JP,A) 特開2000−207054(JP,A) 特開 平8−18247(JP,A) 実開 昭61−183543(JP,U) 実開 平6−45394(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 5/00 - 5/06 H05K 7/20 F06F 1/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置によるネットワーク上での通信
    を補助するネットワーク機器であって、 第1の面と当該第1の面に対向する第2の面とを有し、
    前記ネットワーク機器を放熱するための放熱溝が前記第
    1の面に形成され、前記第2の面には凹部が形成されて
    いる筐体と、 前記筐体に固定されて、前記ネットワーク機器が卓上に
    設置されることを可能にする支持部材とを有し、 前記第1及び第2の面は前記卓上に垂直であり、 前記支持部材は、 前記筐体の前記第1の面及び前記第2の面を挟持する第
    1の垂直部と第2の垂直部とを有し、 前記第1の垂直部は、前記第1の面に形成された前記放
    熱溝に係合及び案内される凸部を含み、 前記第2の垂直部は、前記筐体の前記第2の面に設けら
    れた前記凹部に嵌合して前記第2の面から前記筐体を前
    記凸部に押圧する板ばね部を含み、 前記凸部が前記放熱溝と所定位置で係合する場合に前記
    板ばね部が前記凹部に嵌合するように、前記板ばね部と
    前記凹部は配置されていることを特徴とするネットワー
    ク機器。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、前記卓上に水平で、伝
    熱性材料から構成され、前記筐体の前記第1及び第2の
    面に垂直な第3の面を支持する水平部を有することを特
    徴とする請求項1記載のネットワーク機器。
  3. 【請求項3】 前記第1の垂直部は、前記凸部とは異な
    る位置に設けられ、前記放熱溝に連通する放熱孔を更に
    含むことを特徴とする請求項1記載のネットワーク機
    器。
  4. 【請求項4】 前記ネットワーク機器が前記卓上に設置
    された場合に、前記ネットワーク機器は、前記卓上から
    垂直に延在し、複数の通信機器が接続可能な複数の端子
    を更に有することを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ーク機器。
JP2001352904A 2001-11-19 2001-11-19 ネットワーク機器の取り付け機構、及び、それを有するネットワーク機器 Expired - Lifetime JP3418690B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001352904A JP3418690B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 ネットワーク機器の取り付け機構、及び、それを有するネットワーク機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001352904A JP3418690B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 ネットワーク機器の取り付け機構、及び、それを有するネットワーク機器

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002111180A Division JP3949998B2 (ja) 2002-04-12 2002-04-12 ネットワーク機器の取り付け機構、及び、それを有するネットワーク機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003152344A JP2003152344A (ja) 2003-05-23
JP3418690B2 true JP3418690B2 (ja) 2003-06-23

Family

ID=19165020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001352904A Expired - Lifetime JP3418690B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 ネットワーク機器の取り付け機構、及び、それを有するネットワーク機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3418690B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4933356B2 (ja) * 2007-06-13 2012-05-16 マスプロ電工株式会社 電子機器収納装置,および,電子機器
JP2009059791A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Mitsumi Electric Co Ltd 電子装置
JP5566790B2 (ja) * 2010-06-23 2014-08-06 ホーチキ株式会社 電子機器の固定構造
JP5506842B2 (ja) * 2011-04-04 2014-05-28 パナソニック株式会社 拡張機器、およびそれを備えた情報処理システム
JP6121188B2 (ja) * 2013-02-14 2017-04-26 株式会社ダイヘン 充電用クレードル
JP2018182243A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 日本電気株式会社 設置金具及び屋外設置装置
JP6669372B1 (ja) * 2019-01-24 2020-03-18 Necプラットフォームズ株式会社 電子機器の支持装置および支持構造
JP7382784B2 (ja) * 2019-10-15 2023-11-17 株式会社Lixil トイレ用リモートコントローラー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003152344A (ja) 2003-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3418690B2 (ja) ネットワーク機器の取り付け機構、及び、それを有するネットワーク機器
US20140139998A1 (en) Server rack
JP2004126706A (ja) 複数筐体設置用スタンド
US7453693B2 (en) Network device
JP7534940B2 (ja) 規制部材、及びアダプタ
JP3949998B2 (ja) ネットワーク機器の取り付け機構、及び、それを有するネットワーク機器
US6967846B2 (en) Modular housing structure for modem
US7918686B1 (en) Server with improved connecting port
US9620887B2 (en) Network device with reconfigurable power cord assembly
US6304446B1 (en) Heat dissipater
JP4485654B2 (ja) 箱体の立設システム
JP2012054507A (ja) 電子機器
JP2003060374A (ja) 電子機器および電子機器を格納したラック
TWI506401B (zh) 背架模組
TWM594305U (zh) 不斷電系統裝置
CN220290125U (zh) 云终端一体机
CN213602115U (zh) 笔记本扩展坞
CN217721194U (zh) 一种蓝牙采集设备
JP6674121B1 (ja) 電子機器
JP3765231B2 (ja) 取り付け具付き筐体
WO2012154162A1 (en) Computing device protector
TW202147942A (zh) 交換機組件
TW202338248A (zh) 具有支撐模組的電子裝置
CN112817400A (zh) 电子组件
JP2024036252A (ja) 規制部材及び電気機器ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3418690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100418

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term