JP3418687B2 - 電子部品用リール - Google Patents

電子部品用リール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品等を収容
した電子部品包装用キャリアテープが巻回される電子部
品用リールに関するものであって、特に、芯体と、前記
芯体の両端部にフランジを設けた電子部品用リールに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子部品用リールとして
は、射出成形或いは真空成形された成形プラスチック製
リールが用いられていた。このような成形プラスチック
製電子部品用リールは、芯体の金型とフランジの金型と
を作製し、これらの金型に溶解したプラスチックを流し
込んで成形して芯体、フランジを得て、これらを接着し
て作製していた。又、紙製電子部品用リールも用いられ
ていて、例えば、中空円筒紙管(芯体)の両端に段ボー
ル紙製フランジを接着した電子部品用リールが用いられ
ていた。更には、前述した電子部品用リールの軸心に留
金具を貫設した電子部品用リール、発泡スチロール製芯
体に段ボール紙製フランジを接着した電子部品用リール
も提案されていた(実用新案登録第3021337号公
報参照)。前記留金具及び前記発泡スチロール製芯体
は、成形プラスチックと同様に、所望の形状に成形する
ための金型を用いて成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電子部品用リールによれば、成形に金型を使用
するので、製品形状がこの金型の形状に限定されること
になる。よって、特殊寸法の電子部品用リールが必要と
されるとき、その寸法に対応する金型を新規に作成しな
ければならず、これに伴って、新たな金型作製等の費用
が嵩むという問題点があった。従って、需要に合わせ
て、小ロット、多種の製品を事前に或いは必要に応じて
取り揃えることが困難であるという問題点があった。
【0004】一方、上述した従来の紙製電子部品用リー
ルによれば、紙粉等が発生し易いのでクリーンルームの
ような微細な粒子の発生が許されない場所への持ち込み
が困難であった。従って、この種の電子部品用リールを
クリーンルームに持ち込んで、前記電子部品包装用キャ
リアテープに前記電子部品を梱包して巻回したり、巻回
した前記電子部品包装用キャリアテープから前記電子部
品等を取り出して、基板等に設置したりする作業等する
ことができないので、前記電子部品用リール、電子部
品、基板の取り扱い場所間の移動等の作業の手間がかか
ってコストが上昇するという問題点があった。さらに
は、前記段ボール紙製電子部品用リールを高温高湿条件
下に置くと、段ボール紙から腐食性ガスが発生し、前記
電子部品包装用キャリアテープに包装された前記電子部
品がこのガスと接触することによって腐食し、前記電子
部品の端子の導通不良、変色等の影響が出る虞れがあっ
た。又、前記段ボール紙、中空円筒紙管は、高湿条件下
に置かれると水分を吸収して膨張し、撓み、変形すると
いう問題点があった。又、前記段ボール紙製フランジと
前記中空円筒紙管との接着面は、前記中空円筒紙管の縁
端部領域という非常に狭い領域に限られているので、接
着強度が低いという問題点があった。
【0005】さらに、前記金属、発泡スチロールのよう
に前記段ボール紙とは分別して廃棄しなければならない
素材を強度付加等のために使用すると、廃棄時に分解作
業を行なって、それぞれの素材別に分別回収しなければ
ならないので手間がかかるという問題点があった。又、
前述した成形プラスチックと同様に、前記留金具や発泡
スチロール製芯体を作成するには、やはり、成形金型が
必要であり、製品形状を変更するには、新たな金型を作
成するために莫大な費用が発生するという問題点があっ
た。従って、需要に合わせて、小ロット、多種の製品を
事前に或いは必要に応じて取り揃えることが困難である
という問題点があった。
【0006】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、クリーンルームに持ち込み可能で、多様な製品形状
を容易に得ることができる電子部品用リールを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る電子部品用リールの特徴構成は、図面を
参酌して説明すると、請求項1に記載してあるように、
芯体1と、前記芯体1の両端部にフランジ2,2を設け
た電子部品用リールにおいて、前記芯体1を、複数枚の
プラスチック段ボール6を積層接着して形成すると共
に、前記芯体1の両端部にプラスチック段ボール6で構
成した前記フランジ2を接着して構成してあり、前記芯
体1の両側面に亘って貫設された第一固定孔11と、前
記フランジ2の前記第一固定孔11に対応する位置に貫
設された第二固定孔21とを備え、前記第一固定孔11
から前記第二固定孔21に亘って固定片3を密嵌し、前
記固定片3の前記電子部品用リールの軸心方向にあたる
辺の長さを、前記芯体1及び前記フランジ2の積層され
た方向の長さと等しいかこれより短い長さに構成した
にある。上記特徴構成において、請求項2に記載してあ
るように、前記固定片3をプラスチック段ボール6で構
成してあることが好ましく、更に、請求項3に記載して
あるように、前記芯体1及び前記フランジ2を構成する
プラスチック段ボール6は、これらを構成する中芯62
の配向を全て同じく配置して接着してあり、更に、前記
芯体1及び前記フランジ2を構成するプラスチック段ボ
ール6のライナ61及び中芯62の配向に対して直交す
るように、前記固定片3を構成するプラスチック段ボー
ル6のライナ61及び中芯62を配向してあることが好
ましく、更に、請求項4に記載してあるように、前記プ
ラスチック段ボール6の少なくとも一部に帯電防止加工
を施してあることが好ましい。そして、これらの作用効
果は、以下の通りである。
【0008】つまり、請求項1に記載してあるように、
芯体1と、前記芯体1の両端部にフランジ2,2を設け
た電子部品用リールにおいて、前記芯体1及び前記フラ
ンジ2,2をプラスチック段ボール6で構成したことに
よって、従来の成形プラスチック製電子部品用リールの
ように高価な金型を用いる必要が無く、外形に沿って打
ち抜くだけのトムソン型(トムソン刃)で成形すること
ができる。このトムソン型は、前記射出成形、真空成形
の金型に比べると作製が容易で、非常に安価に調達する
ことができるので、製品形状の変更のためのコストが低
く抑えられる。従って、種々の径を有する芯体1、フラ
ンジ2を容易に作製することができる。更に、前記芯体
1を、複数枚のプラスチック段ボール6を積層接着して
形成すると、前記キャリアテープの幅に応じて、前記プ
ラスチック段ボール6の積層枚数を調整することで前記
芯体1の厚みを容易に変更することができる。すると、
前記芯体1を構成する同形状の前記プラスチック段ボー
ル6の打ち抜き用の型を1種作製するだけで、厚みの異
なる前記芯体1を作製することができるようになる。こ
のようにして、本発明に係る電子部品用リールにあって
は、需要に応じて、小ロット、多種の電子部品用リール
を、安価且つ容易に作製することができる。又、前記芯
体1をプラスチック段ボール6を積層して構成したこと
によって、接着面が増えて接着強度が上がり、強度を向
上させることができる。その上、前記プラスチック段ボ
ール6は前記成形プラスチックと比べて軽いので、前記
プラスチック段ボール6を構成材料とすることで、前記
電子部品用リールの軽量化を図ることができる。本発明
に係る電子部品用リールを構成するプラスチック段ボー
ル6は、前述した腐食性ガスの発生が起こり難いので、
前記電子部品の腐食による劣化を防ぐことができる。
又、摩耗等による埃が発生し難いので、クリーンルーム
等にも持ち込むことが可能となる。例えば、前記電子部
品の製造、前記電子部品のキャリアテープへの梱包、前
記キャリアテープの前記電子部品用リールへの巻回、前
記電子部品用リールからの前記キャリアテープの繰り出
し、前記キャリアテープからの前記電子部品の取り出
し、前記電子部品の据え付け等の一連の操作をクリーン
ルーム内で行なうことができるようになり、運搬時の振
動や周辺環境の変化による前記電子部品の損壊を予防し
たり、運搬の手間を省いたりすることができる。又、積
層した前記芯体1と前記フランジ2とは同じプラスチッ
ク段ボール6で構成してあるので、前記芯体1の両端部
に前記フランジ2を容易に接着することができる。これ
によって、留金具等を設けなくても、接着という簡単な
作業のみで、一定の強度を有する電子部品用リールが得
られる。又、留金具等を設ける必要が無くなると、前記
フランジ2の外側面の凹凸をなくすことができ、複数の
前記電子部品用リールを前記フランジ2の外側面同士で
接着又は密接させることが容易となるので多連化が容易
となり、保管スペースの削減を図ることができると共
に、前記電子部品用リールの回転させる装置に容易に連
綴することができる。そして、前記芯体1の両側面に亘
って貫設された第一固定孔11と、前記フランジ2の前
記第一固定孔11に対応する位置に貫設された第二固定
孔21とを備えていると、前記芯体1と前記フランジ2
とを接着する際に、適切な位置関係になるように位置合
わせをするのが容易となる。又、前記第一固定孔11か
ら前記第二固定孔21に亘って固定片3を密嵌すること
によって、この固定片3が前記電子部品用リール全体に
亘って軸心方向に貫く補強材となって、前記芯体1を軸
心方向の強度を強化することができる。更に、前記固定
片3の前記電子部品用リールの軸心方向にあたる辺の長
さを、前記芯体1及び前記フランジ2の積層された方向
の長さと等しいかこれより短い長さに構成したことによ
って、前記固定片3が前記フランジ2の外側面にはみ出
さないので、前記電子部品用リール同士が接した状態に
位置させることができ、容易に前記電子部品用リールを
連結することができる。
【0009】上記特徴構成において、請求項2に記載し
てあるように、前記固定片3をプラスチック段ボール6
で構成してあると、素材別に分別して廃棄する必要が無
く、一体廃棄することができるので好ましい。
【0010】更に、請求項3に記載してあるように、
記芯体1及び前記フランジ2を構成するプラスチック段
ボール6は、これらを構成する中芯62の配向を全て同
じく配置して接着してあり、更に、前記芯体1及び前記
フランジ2を構成するプラスチック段ボール6のライナ
61及び中芯62の配向に対して直交するように、前記
固定片3を構成するプラスチック段ボール6のライナ6
1及び中芯62を配向してあることによって、前記芯体
1と前記フランジ2とが重なり合った領域で、前記電子
部品用リールの軸心方向と径方向にライナ61及び中芯
62が交差し、前記フランジ2を構成するプラスチック
段ボール6の撓みを抑制することができる。
【0011】更に、請求項4に記載してあるように、前
記プラスチック段ボール6の少なくとも一部に帯電防止
加工を施してあると、前記電子部品の静電破壊を防止す
ることができるので好ましい。尚、特許請求の範囲に、
図面との対比を容易にするために符号を付しているが、
本発明は図面の構造に限定されるものではない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1、2に示すように、本発明に
係る電子部品用リールは、芯体1の軸心方向の両端にガ
イドとなるフランジ2、2を設けて、前記芯体1の外周
に、キャリアテープ4を巻回自在に構成してある。この
キャリアテープ4は帯状の本体41に等間隔に中空袋状
の収容部42を設けてあって、この収容部42に電子部
品等を収容することができる。
【0013】前記フランジ2は、図4に示すように、円
盤状のプラスチック段ボール6からなり、その軸心に第
二大孔22と、この前記第二大孔22に隣接して第二小
孔23と、前記芯体1に巻回されたキャリアテープ4の
量(厚み)を確認するための切開部24が開設してあ
る。この第二大孔22及び第二小孔23に、回転駆動手
段を備えた装置のアームを挿入して固定し、前記回転駆
動手段を駆動すれば、前記電子部品用リールがその軸心
方向に回転し、前記キャリアテープ4の巻回、繰出しを
行なうことができる。さらには、前記フランジ2には、
第二固定孔21、21がその軸心方向に貫設されてい
て、この第二固定孔21、21に、後述する固定片3、
3が嵌挿される。
【0014】前記芯体1は、図5に示すように、プラス
チック段ボール6で構成されるものであって、前記芯体
1と前記フランジ2とを同軸に位置させたときに、前記
フランジ2の第二固定孔21、第二大孔22及び第二小
孔23と対応する位置に、夫々、第一固定孔11、第一
大孔12、第一小孔13を貫設してある。なお、図1、
5に示すように、前記第一大孔12と前記第一小孔13
とを連結して一体に形成すると、抜き型の加工が容易で
ある点で好ましく、または、前記第二大孔22と第二小
孔23の形状に同じく、これらを離間して個別に形成し
てもよい。
【0015】前記芯体1、フランジ2、固定片3を構成
するプラスチック段ボール6は、帯電防止加工が施され
ているものであって、ポリプレピレン等の素材に、帯電
防止材(導電性カーボン等)を混合し、これを射出成形
等で、一対の平板状のライナ61,61の間に長尺板状
の中芯62を等間隔に架設して段ボール様形状に成形し
て得たものである(図7参照)。例えば、前記プラスチ
ック段ボール6は、182cm×200cm程度の薄い
板状体(厚み0.3〜0.5cmが特に好ましい)とし
て得られ、これを打ち抜き用の金型(トムソン刃)で任
意の径の円盤状、或いは板状に打ち抜いて前記芯体1、
フランジ2、固定片3を得る。
【0016】本発明に係る電子部品用リールは、以下の
ようにして組み立てられる。先ず、芯体1の幅を、巻回
すべきキャリアテープ4の幅に合わせて調整する。この
芯体1の幅は、図3に示すように、前記プラスチック段
ボール6を積層し、その積層段数を変更して調節するこ
とができる。前記プラスチック段ボール6間は、両面テ
ープや接着剤で接着する。例えば、図1に示すように、
前記両面テープ5の、前記第一固定孔11と前記第二固
定孔21、前記第一大孔12と前記第二大孔22、前記
第一小孔13と前記第二小孔23のそれぞれに対応する
位置に、第三固定孔51、第三大孔52、第三小孔53
を夫々設けて、前記第一固定孔11と前記第二固定孔2
1、前記第一大孔12と前記第二大孔22、前記第一小
孔13と前記第二小孔23の位置が重なるように、これ
らの孔の位置を指標に、前記芯体1と前記フランジ2の
位置を合わせ、これらを同軸に積層し、両面テープ5で
それぞれを接着すればよい。又は、先ず、プラスチック
段ボール6の板状体を所望の厚さになるように複数枚積
層し、これらを接着する。そして、前述したトムソン刃
で、接着後の前記プラスチック段ボール6の集合体を一
体に打ち抜いて、前記第一固定孔11、前記第一大孔1
2、第一小孔13を備えた前記芯体1を形成し、これを
前記フランジ2と同軸に積層して接着してもよい。この
ようにして、本発明に係る電子部品用リールの外部形状
が決定される。
【0017】さらに、本発明に係る電子部品用リールに
あっては、前記芯体1、フランジ2、両面テープ5の対
応する位置に、それぞれ、第一固定孔11、第二固定孔
21、第三固定孔51を軸方向に貫設して、これらを貫
くように、帯電防止加工を施したプラスチック段ボール
6で構成された前記固定片3(図6参照)を嵌挿して、
前記芯体1と前記フランジ2とをその軸心方向に固定す
ることもできる。また、前記第一〜三固定孔11、2
1、51を設けることで、前記芯体1、フランジ2、両
面テープ5の位置合わせが容易にできる。
【0018】又、図1〜3に示すように、この電子部品
用リールの芯体1及びフランジ2を構成するプラスチッ
ク段ボール6は、全て、そのプラスチック段ボール6を
構成するライナ61及び中芯62の配向を同じく配置し
て接着し、一方、前記固定片3を構成するプラスチック
段ボール6は、これに直交するようにライナ61及び中
芯62が配向して密嵌してあることが好ましい。このよ
うに前記芯体1、フランジ2、固定片3を配置すること
によって、前記芯体1と前記フランジ2とが重なり合っ
た領域で、前記電子部品用リールの軸心方向と径方向に
ライナ61及び中芯62が交差し、前記フランジ2を構
成するプラスチック段ボール6の撓みを互いに抑制する
ことができる。
【0019】又、前記固定片3の前記電子部品用リール
の軸心方向にあたる辺の長さが、前記芯体1及び前記フ
ランジ2の積層された方向の長さと等しいかこれより短
い長さに構成されていると、前記固定片3が前記フラン
ジ2の外側面にはみ出さないので、前記電子部品用リー
ル同士が接した状態に位置させることができ、容易に前
記電子部品用リールを連結することができる。
【0020】〔別実施形態〕 以下に別実施形態を説明する。上記実施形態において
は、前記芯体1、フランジ2、固定片3のすべてに帯電
防止加工を施した電子部品用リールを例示したが、前記
キャリアテープ4に収容された電子部品の静電破壊を防
止する目的からすれば、前述した3者を構成するプラス
チック段ボール6の一部、例えば、前記キャリアテープ
4に接する領域に、帯電防止加工を施せば足りる。従っ
て、前記帯電防止材を成形前の樹脂に混練して帯電防止
剤が分散した前記プラスチック段ボール6を用いる以外
にも、前記プラスチック段ボール6の表面全体或いはそ
の一部に、前記帯電防止剤を塗布、貼付することで、帯
電防止加工を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品用リールの分解斜視図
【図2】本発明に係る電子部品用リールの斜視図
【図3】本発明に係る電子部品用リールの縦断面図
【図4】フランジの一部破断斜視図
【図5】芯体の一部破断斜視図
【図6】固定片の一部破断斜視図
【図7】プラスチック段ボールの斜視図
【符号の説明】
1 芯体 2 フランジ 3 固定片 6 プラスチック段ボール 11 第一固定孔 21 第二固定孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 賢介 福岡県鞍手郡鞍手町大字中山3024の38 ホシデン九州株式会社内 (72)発明者 畑田 誠 福岡県鞍手郡鞍手町大字中山3024の38 ホシデン九州株式会社内 (72)発明者 西岡 令以 福岡県宗像市大谷35‐9 西日本梱包資 材有限会社内 (56)参考文献 特開 平8−253240(JP,A) 特開 平10−29625(JP,A) 実開 昭62−11871(JP,U) 実開 昭59−61165(JP,U) 登録実用新案3007560(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 75/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯体(1)と、前記芯体(1)の両端部
    にフランジ(2),(2)を設けた電子部品用リールに
    おいて、 前記芯体(1)を、複数枚のプラスチック段ボール
    (6)を積層接着して形成すると共に、前記芯体(1)
    の両端部にプラスチック段ボール(6)で構成した前記
    フランジ(2)を接着して構成してあり、 前記芯体(1)の両側面に亘って貫設された第一固定孔
    (11)と、前記フランジ(2)の前記第一固定孔(1
    1)に対応する位置に貫設された第二固定孔(21)と
    を備え、前記第一固定孔(11)から前記第二固定孔
    (21)に亘って固定片(3)を密嵌し、 前記固定片(3)の前記電子部品用リールの軸心方向に
    あたる辺の長さを、前記芯体(1)及び前記フランジ
    (2)の積層された方向の長さと等しいかこれより短い
    長さに構成した 電子部品用リール。
  2. 【請求項2】 前記固定片(3)プラスチック段ボー
    ル(6)で構成してある請求項1に記載の電子部品用リ
    ール。
  3. 【請求項3】 前記芯体(1)及び前記フランジ(2)
    を構成するプラスチック段ボール(6)は、これらを構
    成する中芯(62)の配向を全て同じく配置して接着し
    てあり、 更に、前記芯体(1)及び前記フランジ(2)を構成す
    るプラスチック段ボール(6)のライナ(61)及び中
    芯(62)の配向に対して直交するように、前記固定片
    (3)を構成するプラスチック段ボール(6)のライナ
    (61)及び中芯(62)を配向してある 請求項に記
    載の電子部品用リール。
  4. 【請求項4】 前記プラスチック段ボール(6)の少な
    くとも一部に帯電防止加工を施してある請求項1〜3の
    何れか1項に記載の電子部品用リール。
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JP3007560U (ja) 1994-02-15 1995-02-21 山本 久枝 搬送用リール

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