JP3418552B2 - 金属製床束 - Google Patents

金属製床束

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JP3418552B2 JP16626198A JP16626198A JP3418552B2 JP 3418552 B2 JP3418552 B2 JP 3418552B2 JP 16626198 A JP16626198 A JP 16626198A JP 16626198 A JP16626198 A JP 16626198A JP 3418552 B2 JP3418552 B2 JP 3418552B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、戸建住宅等の建物
の床下にあって、束石やべた基礎等の上に固定され、大
引を支受する金属製床束に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、戸建住宅等の建物の床下で大
引を支受する束としては、木製のものが用いられてき
た。このような木製束は、基礎から大引までの高さを計
測し、木材を切断場所に運んで上記計測寸法に合わせて
切断し、この所定寸法の木材を基礎上に設置して大引を
支受することが行われる。上記一連の作業が複数の作業
員によって行われる場合も多く、高さの計測と木材の切
断・取付が違う作業員によって行われ、取付場所が間違
えられることもしばしばある。このような場合には、束
の高さを大引の高さに調節するため、楔型に切断した木
材を隙間に打ち込むことが行われている。 【0003】上記のような木製束では、木材を所定寸法
に切断する作業や、楔による高さ調節作業が極めて煩雑
である。しかも、木材の吸水や乾燥等によってソリが生
じ易く、荷重による変形も生じやすい。また、束材には
主として端材が用いられるため材質もバラバラで、変形
や狂いも材質によって差があるため、精度面に問題があ
る。さらに、白蟻や腐朽菌等で侵されやすく、白蟻防除
剤・土壌処理剤・木部処理剤等が使用されるが、近年で
は、国際的な環境意識の高まりから、居住環境も人体へ
の影響が考慮され、薬剤の使用量を減らしたり、効果の
比較的柔らかい薬剤に変更されてきている。したがっ
て、薬剤の有効期間が短縮され、耐久性の面では十分な
ものとはいえないのが実状である。そのうえ、昨今で
は、住宅も価格競争の時代に入っており、住宅メーカー
としては、工期の短縮とクレーム排除が最大の課題にな
っている。 【0004】そこで、最近では、木製束に代わって、鋼
製の床束が利用されるようになってきている。上記鋼製
束は、図8に示すように、大引10を支受する支受プレ
ート11と、束石12に固定される土台プレート13と
を備えている。そして、上記支受プレート11の下面に
ねじ棒14が垂設されるとともに、土台プレート13の
上面にねじ棒15が立設され、上記両ねじ棒14,15
がターンバックル部16で連結されている。この鋼製束
は、ターンバックル部16を回転させることにより支受
プレート11を昇降させて高さ調節をするようになって
いる。このような鋼製束によれば、作業時間の短縮によ
る工期の短縮が可能となるうえ、大引の寸法変化に合わ
せるための「後調節」が容易で精度面の問題が解消する
うえ、白蟻等の問題もなくなり、クレームが減少すると
いう大きなメリットがある。このため、各住宅メーカー
では、木製束に替えて鋼製束が採用されるようになって
きている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記鋼製束は、湿気の
多い床下で何年にもわたって用いられるものである。し
かも、床下に侵入する湿気は、単なる水分だけでなく、
海塩粒子を含む塩風,SOx・NOx等を含む排気ガス,
酸性雨等、使用環境や大気汚染等からくる腐食環境物質
を含む場合が多い。特に、積雪地帯では酸性雨の酸が凝
縮されやすく、重工業地帯や臨海工業地帯では大気汚染
により、腐食の進行が早くなっている。したがって、上
記鋼製束では、錆対策が重要な問題となっている。 【0006】しかしながら、鋼製束の防錆処理としては
亜鉛めっきが採用されるにとどまっているのが現状であ
る。この亜鉛めっきによる金属単層皮膜では、亜硫酸ガ
スや窒素酸化物等の腐食性物質を含む湿気に対する耐食
性が十分でなく、腐食環境の悪いところ(例えばPHが
4以下の環境)では亜鉛が容易に溶け出して急激に腐食
してしまうという問題がある(例えば、臨海工業地帯で
の亜鉛の腐食は、年間5μmにも達する)。しかも、近
年では、住宅に要求される寿命も長期化する傾向にあ
り、50年住宅や100年住宅も売り出され、住宅の長
寿命化に対応する鋼製束が求められている。 【0007】また、上記鋼製束は、土台プレート13を
束石12に固定する際、くぎ17を打ち付けることが行
われ(図8参照)、支受プレート11の大引10への固
定も、図9に示すように、くぎ17が用いられる。この
ため、くぎ17が擦れたくぎ穴内周面のめっきがはがれ
て、その部分から錆が発生しやすいという問題がある。
また、くぎ17打ちされた部分は、異種金属が接触する
ことになり、局部電池作用によるいわゆる異種金属接触
腐食も生じ易い。 【0008】そこで、鋼製束の耐食性向上のため、いわ
ゆるダクロダイズド処理のような表面処理も検討されて
いる。ところが、このような表面処理では、塩水噴霧等
の腐食環境では亜鉛めっきよりも好成績をあげている
が、処理層中をガスや水分が透過しやすいために酸等に
弱く、昨今の臨海工業地帯等における厳しい腐食環境で
は十分なものとはいえないのが実状である。また、上記
表面処理は、処理液中に毒性の高い6価クロムを含み、
近年の環境意識の高まりから、人体に悪影響を及ぼすお
それのある毒性物質が使用される表面処理を住宅機器に
適用するのは適切ではなくなってきている。 【0009】さらに、最近では阪神淡路大震災の影響か
ら住宅設備の強度や耐久性に対する要求もますます厳し
いものになってきている。これらのような諸事情から、
耐食性が良好で長期間強度を維持し、しかも安全性の高
い金属製床束の開発が強く望まれていた。 【0010】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、極めて耐食性に優れ長期間強度が維持され、し
かも安全性が高い金属製床束の提供をその目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の金属製床束は、母材が鉄系材料からなる金
属製床束であって、表面に亜鉛めっき層が形成され、こ
の亜鉛めっき層の上にクロメート皮膜層が形成され、こ
のクロメート皮膜層の上にシリコン樹脂を含む塗料から
なる焼付塗膜層が形成されていることを要旨とする。 【0012】すなわち、本発明の金属製床束は、表面に
亜鉛めっき層が形成され、この亜鉛めっき層の上にクロ
メート皮膜層が形成されているため、このクロメート皮
膜層の存在により下地の亜鉛めっき層が保護され、亜鉛
めっき層の腐食が抑制される。そして、上記クロメート
皮膜層の上にシリコン樹脂を含む塗料からなる焼付塗膜
層が形成されている。このように、塗料中にシリコン樹
脂が含まれるとともに下地としてクロメート皮膜層が形
成されているため、焼付塗膜層の密着性が向上し、耐候
性も極めて向上する。また、クロメート皮膜層の表面は
多孔質になるため、いわゆる投錨効果により焼付塗膜層
は一層強固に密着し、焼付塗膜層に傷等がついたとして
も横方向へ錆が進行しにくく、十分な耐食性が維持され
る。したがって、本発明の金属製床束では、クロメート
皮膜層による保護効果および焼付塗膜層の強固な密着性
とにより、従来の亜鉛めっきが施されただけの鋼製束に
比べて飛躍的に耐食性が向上し、臨海工業地帯等の厳し
い腐食環境のもとでも長期間強度が維持される。しか
も、毒性物質はまったく使用していないため、人体への
悪影響もなく、極めて安全性が高い。 【0013】本発明の金属製床束に置いて、シリコン樹
脂を含む塗料中にカーボン粉末が含まれている場合に
は、焼付塗膜とクロメート皮膜層との密着性が一層強固
になり、耐食性が一段と向上する。 【0014】本発明の金属製床束に置いて、シリコン樹
脂を含む塗料中にアルミニウム粉末が含まれている場合
には、亜鉛よりもイオン化傾向の大きいアルミニウムの
犠牲防食効果により、下地の亜鉛めっき層の腐食が抑制
され、耐食性がさらに向上する。 【0015】 【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。 【0016】図1は、本発明の金属製床束の一実施の形
態を示す。このものは、基本的に図8に示すものと同様
であり、同様の部分には同じ符号を付している。図にお
いて、20は支受プレート11の上面に取り付けられた
樹脂シートである。また、30,31はそれぞれ土台プ
レート13に穿設されたのり穴およびアンカー穴であ
り、32はくぎ穴である。また、18はナット,19は
ワッシャーである。 【0017】この金属製床束は、図2に示すように、母
材1が鋼からなり、この母材1の表面に亜鉛めっき層2
が形成され、この亜鉛めっき層2の上にクロメート皮膜
層3が形成されている。そして、このクロメート皮膜層
3の上に焼付塗膜層5が形成されている。この焼付塗膜
層5は、カーボン粉末7およびシリコン樹脂を含む樹脂
6からなる耐熱塗料が焼付け塗装されて形成されてい
る。 【0018】上記亜鉛めっき層2の厚みは、1〜25μ
m程度が好適であり、2〜15μm程度であればなお好
適である。1μm未満では、亜鉛めっき層2による耐食
性が不十分であり、25μmを超えると、めっきにかか
るコストが高くなるうえ、めっき層2そのものが欠けや
すくなるからである。 【0019】また、クロメート皮膜層3の厚みは、0.
01〜2μm程度が好適であり、0.1〜1μm程度で
あればなお好適であり、0.1〜0.5μm程度であれ
ば一層好適である。0.01μm未満では、亜鉛めっき
層2の保護効果および多孔質層による投錨効果が十分に
得られず、2μmを超えるとクロメート皮膜層3自体が
もろくなるうえ、焼付塗膜層5との密着性が悪くなるか
らである。 【0020】上記クロメート皮膜層3は、0.01〜
0.5%程度のりん酸溶液を添加したクロム酸に亜鉛め
っき層2を形成させた被処理物を浸漬することにより形
成される。このようにして形成されたクロメート皮膜層
3は、焼付塗膜層5の密着性の強いものになる。 【0021】また、焼付塗膜層5の厚みは、3〜50μ
m程度が好適であり、5〜30μm程度であればなお好
適である。3μm未満では、十分な耐食性が得られず、
50μmを超えるとコスト高になるからである。 【0022】上記耐熱塗料は、シリコーン樹脂やアルキ
ッド樹脂等の樹脂6,芳香族系やエステル系の溶剤を主
成分とし、これにカーボン粉末7が添加され、適宜酸化
珪素粉末,酸化チタン粉末,酸化アルミニウム粉末等の
添加剤が10〜15%程度添加される。上記酸化珪素粉
末,酸化チタン粉末,酸化アルミニウム粉末等の添加剤
を添加することにより、焼付塗膜層5の塗膜強度が向上
し、傷つき等に対して強くなるという効果がある。 【0023】上記耐熱塗料中のカーボン粉末7の含有量
としては、重量比で5〜70%程度が好適であり、30
〜60%であればなお好適である。5%未満では、カー
ボン粉末7を入れる効果が十分でなく、70%を超える
とコスト高になるうえ、焼付塗膜層5がもろくなるから
である。 【0024】上記亜鉛めっき層2,クロメート皮膜層
3,焼付塗膜層5は、支受プレート11,土台プレート
13,ターンバックル部16をはじめ、ねじ棒14,1
5やナット,ワッシャー等、金属部の表面にはすべて形
成される。 【0025】上記支受プレート11に取り付けられた樹
脂シート20は、図3に示すように、支受プレート11
の上面に沿うL字状に形成されている。この樹脂シート
20下面および側面の支受プレート11のくぎ穴32に
対応する部分には、上記くぎ穴32に着脱自在に嵌合す
る取付突起21が形成されている。そして、この取付突
起21には、くぎが挿通されるくぎ挿通穴22が穿設さ
れている。 【0026】上記金属製床束は、例えば、つぎのように
して用いられる。まず、図4に示すように、金属製床束
をさかさまにして支受プレート11を大引10の上面お
よび側面にあてがい、くぎ穴32にくぎ17を打ち込ん
で、大引10に金属製床束を固定する。このとき、くぎ
17は、樹脂プレート20のくぎ挿通穴22に沿って打
ち込まれ、支受プレート11とくぎ17との直接接触が
防止され、異種金属の接触部分ができないようになって
いる。 【0027】ついで、図5に示すように、束石12の上
面のごみや汚れを十分に除去したのち、接着剤23を塗
布する。そして、図6に示すように、大引10に固定さ
れた金属製床束をもとに戻し、土台プレート13を束石
12の上面に位置決めして接着する。このとき、のり穴
30,アンカー穴31,くぎ穴32から土台プレート1
3の上面側に接着剤があふれ出してそのまま硬化し、土
台プレート13の外れ止め作用をするようになってい
る。そして、必要に応じて、さらにくぎ穴32にくぎ1
7を打ち付けてもよい。この場合、くぎ穴32内に詰ま
った接着剤により、くぎ17と土台プレート13との直
接接触がある程度防止され、異種金属の接触部分ができ
難いようになっている。そして、ターンバックル部16
を回転させることにより、支受プレート11を昇降さ
せ、大引10の高さ調節が行われる。 【0028】上記金属製床束によれば、クロメート皮膜
層3により下地の亜鉛めっき層2が保護され、亜鉛めっ
き層2の腐食が抑制される。そして、耐熱塗料中にシリ
コン樹脂が含まれるうえ下地としてクロメート皮膜層3
が形成されているため、焼付塗膜層5の密着性が向上
し、耐候性も極めて向上する。また、クロメート皮膜層
3の表面は多孔質になるため、いわゆる投錨効果により
焼付塗膜層5が一層強固に密着する。しかも、毒性物質
はまったく使用していないため、人体への悪影響もな
い。さらに、樹脂プレート20の取付突起21に形成さ
れたくぎ挿通穴22により、支受プレート11とくぎ1
7との直接接触が防止され、いわゆる異種金属接触腐食
が防止される。また、土台プレート13を接着剤で接着
した場合にも、土台プレート13とくぎ17との直接接
触が防止されて異種金属接触腐食が防止される。 【0029】図7は、本発明の第2の実施の形態の金属
製床束を示す。このものでは、耐熱塗料中にカーボン粉
末7ではなくアルミニウム粉末4が含まれている。それ
以外は、図1および図2に示すものと同様であり、同様
の部分には同じ符号を付している。 【0030】上記金属製床束によれば、亜鉛よりもイオ
ン化傾向が大きいアルミニウム粉末4の犠牲防食作用に
より、亜鉛めっき層2の腐食が抑制され、さらに耐食性
が向上する。 【0031】上記耐熱塗料中のアルミニウム粉末4の含
有量としては、重量比で5〜70%程度が好適であり、
30〜60%であればなお好適である。5%未満では、
アルミニウム粉末を入れる効果が十分でなく、70%を
超えるとコスト高になるうえ、焼付塗膜層5がもろくな
るからである。 【0032】なお、上記各実施の形態では、母材を鋼か
ら構成したが、特に限定するものではなく、各種の炭素
鋼,合金鋼,特殊鋼,鉄等、鉄系の材料であれば各種の
材質を用いることができる。また、亜鉛めっき層2は、
電気めっきで形成されたものでもよく、溶融めっきで形
成されたものでもよい。また、耐熱塗料を塗布する方法
は、例えば、スプレー塗布やディッピング等が行われる
が、これに限定するものではなく、各種の手法が用いら
れる。 【0033】ついで、実施例について比較例と併せて説
明する。 【0034】 【実施例1】鋼製の母材の金属製床束に、厚み約5μm
の亜鉛めっき層2を形成させ、そのうえに厚み約0.2
μmのクロメート皮膜層3を形成させ、さらに、シリコ
ン樹脂を約3.5%,カーボン粉末を約50%含む耐熱
塗料を塗布したのち、ベーキング処理(温度約170〜
180℃×約20分)し、厚み約15μmの焼付塗膜層
5を形成させ、本発明の金属製床束を得た。 【0035】 【実施例2】耐熱塗料として、約50%のアルミニウム
粉末4および添加剤を含むものを用いる以外は、実施例
1と同様にして本発明の金属製床束を得た。 【0036】 【比較例1】鋼製の母材の金属製床束に、厚み約50μ
mの溶融亜鉛めっき層2を形成させた。 【0037】 【比較例2】鋼製の母材の金属製床束に、ダクロダイズ
ド処理層(金属亜鉛,無水クロム酸,グリコール等の処
理液を用い、焼き付け炉内で六価クロムを三価クロムに
還元し、亜鉛粒子を積層させた表面処理層)を形成させ
た。 【0038】上記各実施例品と比較例1とをJIS Z
2371に基づき、5%塩水を1000時間かけ続ける
塩水噴霧試験に供した。その結果、比較例1では赤錆が
生じたが、両実施例はまったく異常がなかった。 【0039】上記各実施例品と比較例1とをDIN50
018に基づき、亜硫酸ガス濃度0.2リットル/30
0リットル槽に密閉し、40℃/98%RHに8時間置
いた後、18〜28℃/75%RHに16時間放置して
発露と乾燥を繰り返す亜硫酸ガス腐食試験に供した。上
記試験を26サイクル行った結果、比較例1では、亜鉛
めっき層が溶け出して素地が黒く変色し、ねじ部には赤
錆が発生したのに対し、実施例品では、まったく異常が
なかった。 【0040】上記各実施例品と比較例2とを塩水,酢酸
でPH3.0〜3.1に調整した5%の塩水を実噴霧1
6H、休止8Hを1サイクルとし、所定サイクルを10
サイクル繰り返すキヤス試験に供した。その結果、比較
例2では連続24時間で赤錆が発生していたのに対し、
各実施例品では、連続80時間でも異常が認められなか
った。 【0041】上記のように上記各実施例の金属製床束
は、各比較例に比べ、極めて優れた耐食性を示すことが
わかる。 【0042】 【発明の効果】以上のように、本発明の金属製床束で
は、表面に亜鉛めっき層が形成され、この亜鉛めっき層
の上にクロメート皮膜層が形成されているため、このク
ロメート皮膜層の存在により下地の亜鉛めっき層が保護
され、亜鉛めっき層の腐食が抑制される。そして、上記
クロメート皮膜層の上にシリコン樹脂を含む塗料からな
る焼付塗膜層が形成されている。このように、塗料中に
シリコン樹脂が含まれるとともに下地としてクロメート
皮膜層が形成されているため、焼付塗膜層の密着性が向
上し、耐候性も極めて向上する。また、クロメート皮膜
層の表面は多孔質になるため、いわゆる投錨効果により
焼付塗膜層は一層強固に密着し、焼付塗膜層に傷等がつ
いたとしても横方向へ錆が進行しにくく、十分な耐食性
が維持される。したがって、本発明の金属製床束では、
クロメート皮膜層による保護効果および焼付塗膜層の強
固な密着性とにより、従来の亜鉛めっきが施されただけ
の鋼製束に比べて飛躍的に耐食性が向上し、臨海工業地
帯等の厳しい腐食環境のもとでも長期間強度が維持され
る。しかも、毒性物質はまったく使用していないため、
人体への悪影響もなく、極めて安全性が高い。 【0043】本発明の金属製床束に置いて、シリコン樹
脂を含む塗料中にカーボン粉末が含まれている場合に
は、焼付塗膜とクロメート皮膜層との密着性が一層強固
になり、耐食性が一段と向上する。 【0044】本発明の金属製床束に置いて、シリコン樹
脂を含む塗料中にアルミニウム粉末が含まれている場合
には、亜鉛よりもイオン化傾向の大きいアルミニウムの
犠牲防食効果により、下地の亜鉛めっき層の腐食が抑制
され、耐食性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態の金属製床束を示す斜視
図である。 【図2】上記金属製床束の表層部の拡大断面図である。 【図3】上記金属製床束の支受プレートを示す断面図で
ある。 【図4】上記金属製床束の取付工程を示す斜視図であ
る。 【図5】上記金属製床束の取付工程を示す斜視図であ
る。 【図6】上記金属製床束の使用状態を示す斜視図であ
る。 【図7】本発明の第2の実施の形態の金属製床束の表層
部の拡大断面図である。 【図8】従来の鋼製束を示す斜視図である。 【図9】上記従来の鋼製束の取付工程を示す斜視図であ
る。 【符号の説明】 1 母材 2 亜鉛めっき層 3 クロメート皮膜層 5 焼付塗膜層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−317832(JP,A) 特開 平7−90617(JP,A) 特開 平3−100180(JP,A) 特開 平9−13178(JP,A) 特開 平5−86714(JP,A) 特開 平7−310160(JP,A) 特開 平6−248470(JP,A) 特開 平6−316772(JP,A) 特開 平1−280546(JP,A) 特開 昭53−131101(JP,A) 実開 平7−19469(JP,U) 実開 平5−35947(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 母材が鉄系材料からなる金属製床束であ
    って、表面に亜鉛めっき層が形成され、この亜鉛めっき
    層の上にクロメート皮膜層が形成され、このクロメート
    皮膜層の上にシリコン樹脂を含む塗料からなり、上記シ
    リコン樹脂を含む塗料中に重量比で5〜70%のカーボ
    粉末が含まれた焼付塗膜層が形成されていることを特
    徴とする金属製床束。
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