JP3415332B2 - 光学ヘッド - Google Patents

光学ヘッド

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JP3415332B2 JP17489695A JP17489695A JP3415332B2 JP 3415332 B2 JP3415332 B2 JP 3415332B2 JP 17489695 A JP17489695 A JP 17489695A JP 17489695 A JP17489695 A JP 17489695A JP 3415332 B2 JP3415332 B2 JP 3415332B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、厚さが異なる記
録媒体に対して、情報の記録および/または再生を行う
情報記録・再生装置に用いる光学ヘッドに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】かかる光学ヘッドとして、例えば、特開
平7−65407号公報に、図4に示すようなものが開
示されている。この光学ヘッドにおいては、半導体レー
ザ1からの出射光束2をハーフミラー3で反射させてプ
リズム4に入射させている。プリズム4には、その反射
面に偏光分離膜5を介してホログラム板6が設けられ、
偏光分離膜5でS偏光成分を反射させ、偏光分離膜5を
透過するP偏光成分の一部をホログラム板6に形成した
ホログラム6aで回折反射させている。なお、ホログラ
ム6aは、反射面の中央部に対応して形成され、その表
面には反射膜が設けられている。
【0003】この光学ヘッドにおいては、偏光分離膜5
で反射され、プリズム4から出射される光束7aを、集
光レンズ8を経て対物レンズ9により、厚さの薄いディ
スク10(例えば、カバーガラス厚さが0.6mmのD
VD用ディスク)に対応する収束点P1に収束させるよ
うにしている。また、ホログラム6aで回折反射され、
偏光分離膜5を再び透過してプリズム4から出射される
光束(+1次回折光)7bを、同様に、集光レンズ8を
経て対物レンズ9により、厚さの厚いディスク(例え
ば、カバーガラス厚さが1.2mmのCD用ディスク)
に対応する収束点P2に収束させるようにしている。
【0004】一方、ディスクからの戻り光は、往路と同
じ光路をたどってハーフミラー3に入射させ、このハー
フミラー3での透過光を取り出すことにより、非点収差
を与えて往路と分離し、この戻り光を凹レンズ11を経
て光検出器12に入射させている。このようにして、光
検出器12の出力に基づいて、異なる厚さのディスクの
再生信号を選択的に検出すると共に、非点収差法により
フォーカスエラー信号を検出し、プッシュプルあるいは
位相差法等によりトラッキングエラー信号を検出するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光学ヘッドにあっては、プリズム4の反射面に
偏光分離膜5を介してホログラム板6を設けているた
め、いずれのディスクを再生する場合でも、復路におい
て、偏光分離膜5で反射される戻り光と、ホログラム6
aの反射膜で反射される戻り光とが干渉して、再生信号
等の検出信号のS/Nが低下するという問題がある。
【0006】また、光検出器12上に形成されるスポッ
トは、収束点P1でディスクを再生する場合と、収束点
P2でディスクを再生する場合とで光学系の倍率が異な
ることから、その形状および大きさが異なる。このた
め、光検出器12の位置合わせが難しくなって、ディス
クを切り換えた際に、例えば、DVD用ディスクからC
D用ディスクに、あるいはその逆に切り換えた際に、フ
ォーカスオフセットが発生するという問題がある。
【0007】さらに、プリズム4、偏光分離膜5および
ホログラム板6の他に、ハーフミラー3や凹レンズ11
を必要とするため、部品点数が多く、大型かつコスト高
になるという問題もある。
【0008】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、簡単かつ小型、安価にでき、さ
らに厚さの異なる記録媒体に切り換えた際でも、所望の
信号を高精度で検出できるよう適切に構成した光学ヘッ
ドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に係る発明は、少なくとも光源、対物レンズおよび
光検出手段を有し、前記光源からの出射光を前記対物レ
ンズを経て、カバーガラスの厚さが薄い第1の記録媒体
またはカバーガラスの厚さが厚い第2の記録媒体に照射
し、その戻り光を前記対物レンズを経て前記光検出手段
で受光して、所望の信号を検出するようにした光学ヘッ
ドにおいて、前記光検出手段を同一平面に設けた第1お
よび第2の光検出器を有して構成して、これら第1およ
び第2の光検出器と前記光源とをパッケージに一体に設
け、前記光源と前記対物レンズとの間の光路中には、円
形状の中央部領域とその周囲を無分割で囲む周辺部領域
とに2分割され、周辺部領域と中央部領域とで光学特性
が異なるホログラムを配置して、前記光源からの出射光
を前記ホログラムおよび前記対物レンズを経て前記第1
または第2の記録媒体に照射し、前記第1の記録媒体か
らの戻り光のうち前記ホログラムの周辺部領域で回折さ
れる1次回折光を前記第1の光検出器で受光して、その
出力に基づいて前記第1の記録媒体に対する前記所望の
信号を検出し、前記第2の記録媒体からの戻り光のうち
前記ホログラムの中心部領域で回折される1次回折光を
前記第2の光検出器で受光して、その出力に基づいて前
記第2の記録媒体に対する前記所望の信号を検出するよ
う構成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
光ヘッドにおいて、前記ホログラムと前記対物レンズと
の間に凹レンズ機能を有する第2のホログラムを配置す
ると共に、これら2つのホログラム間にコリメータレン
ズを配置したことを特徴とするものである。
【0011】前記ホログラムは、前記周辺部領域または
中央部領域を、前記第1または第2の記録媒体からの戻
り光の±1次回折光に、異なるレンズパワーを与えるよ
う構成するのが、前記第1または第2の記録媒体と前記
対物レンズとの相対的位置ずれを表す信号を容易に検出
する点で好ましい。
【0012】この発明において、光源から出射された光
は、ホログラムを経て対物レンズに入射する。ここで、
ホログラム(以下、第1のホログラムと言う)と対物レ
ンズとの間に凹レンズ機能を有する第2のホログラムを
配置した場合には、第2のホログラムを透過する0次光
は、対物レンズにより例えば第1の記録媒体に対応する
第1の収束点に収束する。また、第2のホログラムに入
射して回折された光、例えば+1次回折光は、凹レンズ
機能により発散され、対物レンズにより第1の収束点よ
りも遠い第2の記録媒体に対応する第2の収束点に収束
することになる。これにより、光源からの出射光を、対
物レンズを経て厚さの異なる第1または第2の記録媒体
に収束することが可能となる。
【0013】また、第1または第2の記録媒体で反射さ
れる戻り光は、対物レンズおよび第2のホログラムを経
て第1のホログラムに入射し、第1の記録媒体からの戻
り光は第1のホログラムの周辺部領域で回折されてその
1次回折光が第1の光検出器で受光され、その出力に基
づいて第1の記録媒体に対する所望の信号が検出され、
第2の記録媒体からの戻り光は第1のホログラムの中心
部領域で回折されてその1次回折光が第2の光検出器で
受光され、その出力に基づいて第2の記録媒体に対する
所望の信号が検出される。これにより、厚さの異なる第
1,第2の記録媒体に対して、共通の光学ヘッドを用い
て記録および/または再生が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一
実施例を示すものである。この実施例では、半導体レー
ザ21からの出射光を、第1のホログラム22および透
明基板23を経て、表面に誘電体多層膜を裏面に反射防
止膜を設けた平行平板よりなる全反射ミラー24に入射
させ、ここで全反射させた後、コリメータレンズ25に
より平行光束として対物レンズ26に入射させる。対物
レンズ26には、コリメータレンズ25側の表面に、対
物レンズ26の開口よりも小さく、かつ回折光を拡散さ
せる凹レンズ機能を有する第2のホログラム27を一体
に形成する。
【0015】ここで、第2のホログラム27は、例え
ば、対物レンズ26の直径を4mm、開口数を0.55
とするとき、直径3.2mm、開口数0.45とし、中
心から半径0.4mmの中央部領域では、例えば+1次
回折光の透過率を90%以上、その外側の周辺部領域で
は+1次回折光の透過率を20%程度とし、かつ中央部
領域には、例えば透過率が20%程度の半透過膜を設け
ておく。このようにして、第2のホログラム27を透過
する0次光および第2のホログラム27を通らない光
を、対物レンズ26により、第1の記録媒体28、例え
ば、カバーガラス厚さが0.6mmのDVD用ディスク
に対応する第1の収束点P1に収束させる。また、第2
のホログラム27に入射して回折された+1次回折光
は、凹レンズ機能により拡散させて、対物レンズ26に
より第1の収束点P1よりも遠い、第2の記録媒体2
9、例えば、カバーガラス厚さが1.2mmのCD用デ
ィスクに対応する第2の収束点P2に収束させるように
する。
【0016】一方、第1,第2の記録媒体28,29で
反射される戻り光は、往路と同じ経路をたどって第1の
ホログラム22に入射させ、ここで回折させて、その±
1次回折光を光検出手段を構成する第1の光検出器31
および第2の光検出器32にそれぞれ入射させるように
する。第1のホログラム22は、図2に光学系の概略図
を示すように、同心円状に2分割した周辺部領域22a
と中心部領域22bとの二つの領域を有し、周辺部領域
22aでは、第1の収束点P1からの戻り光の+1次回
折光が、第1の光検出器31の後方に、−1次回折光が
第2の光検出器32の前方にそれぞれ焦点を結ぶよう
に、±1次回折光に異なるレンズパワーを持たせるよう
にし、中心部領域22bでは、±1次回折光のレンズパ
ワーを等しくして、第2の収束点P2からの戻り光の±
1次回折光が、第1,第2の光検出器31,32の後方
にそれぞれ焦点を結ぶようにする。
【0017】また、第1の光検出器31は、図3Aに示
すように、2本の平行な分割線と、これら分割線と直交
する1本の分割線で分割した6つの受光領域31a〜3
1fをもって構成し、第2の光検出器32は、図3Bに
示すように、同様に、2本の平行な分割線と、これら分
割線と直交する1本の分割線で分割した6つの受光領域
32a〜32fをもって構成する。
【0018】第1,第2の光検出器31,32は、図1
に示すように、共通の半導体基板33に形成する。この
半導体基板33には、半導体レーザ21をマウントし、
これらを第1のホログラム22および透明基板23とと
もにパッケージ34に一体に設ける。このようなパッケ
ージ34の構成は、例えば、特開平5−298739号
公報において公知であるので、ここでは詳細な説明を省
略する。なお、この実施例の光学ヘッドを、情報記録・
再生装置に組み込む場合には、第1,第2の光検出器3
1,32をそれぞれ2分する分割線を、第1,第2の記
録媒体28,29のトラック方向と一致させるようにす
る。
【0019】かかる光学ヘッドによれば、第1,第2記
録媒体28,29の識別信号に基づいて、第1,第2の
光検出器31,32のいずれかを選択することにより、
例えば、厚さの薄い第1の記録媒体28を読み取る場合
には、第1の光検出器31を選択することにより、その
受光領域31a〜31fの出力に基づいて、情報信号R
F、フォーカスエラー信号FEおよびトラッキングエラ
ーTEを検出することができる。すなわち、受光領域3
1a〜31fの出力を、S1a〜S1fとするとき、情
報信号RFを、 RF=S1a+S1b+S1c+S1d+S1e+S1f により検出し、フォーカスエラー信号FEは、ビームサ
イズ法により、 FE=(S1a+S1c+S1d+S1f)−(S1b+S1e) により検出し、トラッキングエラー信号TEは、プッシ
ュプル法により、 TE=(S1a+S1b+S1c)−(S1d+S1e+S1f) により検出することができる。
【0020】また、厚さの厚い第2の記録媒体29を読
み取る場合には、第2の光検出器32を選択し、その受
光領域32a〜32fの出力に基づいて、同様にして情
報信号RF、フォーカスエラー信号FEおよびトラッキ
ングエラーTEを検出することができる。すなわち、受
光領域32a〜32fの出力を、S2a〜S2fとする
とき、 RF=S2a+S2b+S2c+S2d+S2e+S2f FE=(S2a+S2c+S2d+S2f)−(S2b+S2e) TE=(S2a+S2b+S2c)−(S2d+S2e+S2f) により検出することができる。
【0021】ここで、第1の記録媒体28を読み取る場
合、第2の収束点P2に収束する光束は、収束点P2の
手前で第1の記録媒体28により反射されるが、その戻
り光は、対物レンズ26および第2のホログラム27を
経て発散光として出射されるので、第1のホログラム2
2の中心部領域22bで回折される+1次回折光は、第
1の光検出器31よりも、さらに遠くに焦点を結ぶこと
になる。したがって、第1の光検出器31の出力に悪影
響を及ぼすことがない。
【0022】また、第2の記録媒体29を読み取る場
合、第1の収束点P1に収束する光束は、収束点P1で
収束した後、第2の記録媒体29で反射されるが、その
戻り光は、対物レンズ26を経て収束光として出射され
るので、第1のホログラム22の周辺部領域22aで回
折される−1次回折光は、第2の光検出器32よりも、
遙か手前に焦点を結ぶことになる。したがって、第2の
光検出器32の出力に悪影響を及ぼすことがない。
【0023】以上のように、図1に示す光学ヘッドによ
れば、図4におけるように、復路において戻り光が光学
部材の表面および裏面で反射することがないので、干渉
が生じない。したがって、再生信号等の検出信号のS/
Nを高くすることができる。また、第1,第2の記録媒
体28,29からの戻り光を、互いに独立した第1,第
2の光検出器31,32で受光して所望の検出信号を得
ることができるので、第1,第2の記録媒体28,29
の識別に同期して、例えばフォーカスエラー信号のゲイ
ンを容易に切り換えることができ、したがってフォーカ
スオフセットが生じることもない。さらに、図4におけ
るように、往路と復路とを分離するハーフミラーや、戻
り光の光路をかせぐ凹レンズを必要としないので、部品
点数を少なくでき、小型かつ安価にできる。
【0024】なお、この発明は、上述した実施例にのみ
限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能
である。例えば、上述した実施例において、第1の記録
媒体28の戻り光を検出する第1の光検出器31の前方
に、戻り光のサイドローブを遮光する光学フィルタや絞
りを配置することもできる。このようにすれば、第2の
ホログラム27の中央部領域での+1次回折光によるサ
イドローブの影響をより有効に防止することができる。
【0025】また、上述した実施例において、第1のホ
ログラム22の周辺部領域22aと中央部領域22bと
の回折作用を逆にして、すなわち、中央部領域22bで
の±1次回折光に異なるレンズパワーを持たせて、第2
記録媒体29からの戻り光の+1次回折光を第1の光検
出器31の後方に、−1次回折光を第2の光検出器32
の前方にそれぞれ焦点を結ばせ、周辺部領域22aでの
±1次回折光のレンズパワーを等しくして、第1の記録
媒体28からの戻り光の±1次回折光を、第1,第2の
光検出器31,32の後方にそれぞれ焦点を結ばせるよ
うにして、第1の光検出器31により第2の記録媒体2
9を、第2の光検出器32により第1の記録媒体28を
読み取るようにすることもできる。
【0026】さらに、第1のホログラム22により、第
1,第2の記録媒体28,29からの戻り光のいずれか
一方または双方を、第1,第2の光検出器31,32上
に結像させるようにすることもできる。このように、戻
り光を光検出器上に結像させる場合には、公知のダブル
ナイフエッジ法によりフォーカスエラー信号を検出する
ことができ、またトラッキングエラー信号は、上述した
実施例と同様に、プッシュプル法により検出することが
できる。
【0027】また、上述した実施例では、第1のホログ
ラム22の周辺部領域22aおよび中央部領域22bに
おける回折方向を同一方向としたが、これらを直交さ
せ、かつそれぞれの±1次回折光に異なるレンズパワー
を持たせて、各領域22a,22bでの±1次回折光を
分離して受光するようにすることもできる。この場合に
は、第1,第2の記録媒体28,29の各々について、
第1のホログラム22での±1次回折光の双方の受光出
力を用いて所望の信号を検出することができ、したがっ
て上述したサイドローブによる影響を相殺できるので、
第1の記録媒体28の戻り光を受光する光検出器の前方
に光学フィルタや絞りを配置しなくても、各記録媒体に
対して所望の信号をより高精度で検出することができ
る。
【0028】さらに、上述した実施例では、第2のホロ
グラム27を、対物レンズ26のコリメータレンズ25
側の表面に形成したが、コリメータレンズ25の一方の
表面に形成したり、あるいはコリメータレンズ25や対
物レンズ26とは別個に形成して、半導体レーザ21と
対物レンズ26との間の光路中に配置することもでき
る。さらにまた、上述した実施例では、第2のホログラ
ム27の中央部領域に半透過膜を設けたが、この半透過
膜は、第1のホログラム22と第2のホログラム27と
の間の光路中に設けることもできる。
【0029】また、この発明は、上述した無限光学系の
光学ヘッドに限らず、コリメータレンズ25を用いない
有限光学系の光学ヘッドにも有効に適用することができ
ると共に、光学顕微鏡において厚さの異なる試料を観察
したり、露光装置においてフォトマスクの表面と裏面と
を同時に高倍率で観察する場合にも有効に適用すること
ができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、戻り
光に不所望な干渉が発生せず、しかも厚さの異なる記録
媒体に切り換えた場合でも、S/Nの良好な再生信号等
の検出信号を得ることができる。また、図4に示す従来
のものに比べて、部品点数を少なくできるので、簡単か
つ小型、安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す図である。
【図2】図1に示す光学系の概略図である。
【図3】図1に示す第1,第2の光検出器の構成を示す
平面図である。
【図4】従来の技術を説明するための図である。
【符号の説明】
21 半導体レーザ 22 第1のホログラム 22a 周辺部領域 22b 中央部領域 23 透明基板 24 全反射ミラー 25 コリメータレンズ 26 対物レンズ 27 第2のホログラム 28 第1の記録媒体 29 第2の記録媒体 31 第1の光検出器 31a〜31f 受光領域 32 第2の光検出器 32a〜32f 受光領域 33 半導体基板 34 パッケージ P1 第1の収束点 P2 第2の収束点

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光源、対物レンズおよび光検
    出手段を有し、前記光源からの出射光を前記対物レンズ
    を経て、カバーガラスの厚さが薄い第1の記録媒体また
    はカバーガラスの厚さが厚い第2の記録媒体に照射し、
    その戻り光を前記対物レンズを経て前記光検出手段で受
    光して、所望の信号を検出するようにした光学ヘッドに
    おいて、 前記光検出手段を同一平面に設けた第1および第2の光
    検出器を有して構成して、これら第1および第2の光検
    出器と前記光源とをパッケージに一体に設け、 前記光源と前記対物レンズとの間の光路中には、円形状
    の中央部領域とその周囲を無分割で囲む周辺部領域とに
    2分割され、周辺部領域と中央部領域とで光学特性が異
    なるホログラムを配置して、前記光源からの出射光を前
    記ホログラムおよび前記対物レンズを経て前記第1また
    は第2の記録媒体に照射し、 前記第1の記録媒体からの戻り光のうち前記ホログラム
    の周辺部領域で回折される1次回折光を前記第1の光検
    出器で受光して、その出力に基づいて前記第1の記録媒
    体に対する前記所望の信号を検出し、 前記第2の記録媒体からの戻り光のうち前記ホログラム
    の中心部領域で回折される1次回折光を前記第2の光検
    出器で受光して、その出力に基づいて前記第2の記録媒
    体に対する前記所望の信号を検出するよう構成したこと
    を特徴とする光学ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記ホログラムと前記対物レンズとの間
    に凹レンズ機能を有する第2のホログラムを配置すると
    共に、これら2つのホログラム間にコリメータレンズを
    配置したことを特徴とする請求項1記載の光学ヘッド。
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