JP3415240B2 - 画像出力装置 - Google Patents

画像出力装置

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JP3415240B2
JP3415240B2 JP35431893A JP35431893A JP3415240B2 JP 3415240 B2 JP3415240 B2 JP 3415240B2 JP 35431893 A JP35431893 A JP 35431893A JP 35431893 A JP35431893 A JP 35431893A JP 3415240 B2 JP3415240 B2 JP 3415240B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒部材の内周面に保
持された感材にスポット光を照射して、感材に画像を形
成する画像出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感材にスポット光を走査させることによ
り画像を形成する画像出力装置は、大別すると平面走査
方式と円筒走査方式とに分けられる。平面走査方式の画
像出力装置の代表的なものは図3に示すような構成を有
しており(特開昭59-179813号)、感材31を副走査方
向(図3では上)に低速で移動させつつ、光源32から
出射される光ビーム33を回転多面鏡(ポリゴンミラ
ー)34により高速で主走査方向(図3では左右方向)
に移動させることにより走査を行なう。なお、光ビーム
33の強度の変調は、音響光学素子35により行なう。
この方式は、非常に高速な走査を行なうことができると
いう特長を有する反面、ボリゴンミラー34の各反射面
の精度に高度なものが要求され、いずれかの反射面が僅
かでも正規の角度から外れていると、各主走査線36間
のピッチが変化し、正常な画像が得られないという欠点
がある。
【0003】円筒走査方式には、ドラムの外周面に感材
を保持し、外周側からスポット光を照射する外面走査方
式と、ドラムの内周面に感材を保持し、内周側から感材
に光ビームを照射する内面走査方式とがある。外面走査
方式では通常、ドラムを回転させ、光ビームを直線的に
移動させている。内面走査方式ではドラムを固定して光
ビームの方を回転させている。
【0004】内面走査方式の画像出力装置には更に、図
4に示すように、1面鏡45をドラム41の中心軸と同
軸で回転させることにより、光源43からドラム中心軸
方向に出射された光ビーム44をドラム内面で周方向に
走査させる回転鏡方式(特公昭59-16461号)と、図5に
示すように、鏡による反射ではなく、光ファイバ55
a、55b、55cで導光することにより同様の走査を
行なう光ファイバ方式(特開平5-5846号)とがある。回
転鏡方式の画像出力装置(図4)では、光ビーム44が
正確に1面鏡45の回転中心に照射されないと、光ビー
ム44が感材42上でふらつき、正確な画像を形成する
ことができないという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来の光フ
ァイバ方式では、光源からの光が集光レンズ52により
光ファイバの入力端側に集光されるようになっている。
従って、この従来方式では、1個の光源からの光束に対
して1本の単ファイバを使用するものとなっている(図
5では3個の光源53a、53b、53cからの3本の
光束を、3本の単ファイバ55a、55b、55cを用
いてそれぞれドラム51の内面に照射している)。この
場合、集光レンズ52の光軸に配置された単ファイバ以
外の単ファイバでは、光束がその単ファイバの中心軸に
対して斜め方向に入射される。また、集光レンズ52の
中心軸上に配置された単ファイバにおいても、その端部
に入射する光束中の光の大部分は(すなわち、集光レン
ズ52の中心軸上の1本の光線を除く他の光束は)、そ
の単ファイバの中心軸に対して斜め方向に入射される。
【0006】図6に示すように、光ファイバ61は屈折
率の高いコア(芯部)62と屈折率の低いクラッド(被
覆部)63の二重構造となっており、コア62に入射さ
れた光64はコア−クラッド境界面で全反射されるた
め、極めて損失の少ない光伝送を行なうことができると
いうものである。このようなコア−クラッド境界面にお
ける全反射が行なわれるためには、入射角θが、コア6
2とクラッド63の屈折率により決まる所定の臨界角θ
c以下でなければならない。すなわち、臨界角θcを超え
た入射角θ1で入射した光65は、コア−クラッド境界
面において全反射されず、境界面を通過して外部に逸散
してしまう。
【0007】しかし、臨界角θc以下の入射角で入射し
た光64も、コア−クラッド境界面で100%反射され
るのではなく、非常に僅かではあるが反射損失が生じ
る。また、この損失量はコア−クラッド境界面への入射
角φが小さいほど大きくなる。従って、たとえ端部では
小さい入射角θで入射したとしても、光ファイバ61が
途中で曲がっている場合には、コア−クラッド境界面へ
の入射角φが大きくなるため、その部分では比較的大き
な伝送損失が生じる。
【0008】図5に示した従来の画像出力装置では、上
記の通り、光源53a、53b、53cからの光の大部
分は各単ファイバ55a、55b、55cの端部へ斜め
方向に入射する。また、単ファイバ55a、55b、5
5cが途中で90°曲げられている。これらの原因によ
り、各単ファイバ55a、55b、55c内において、
光はコア−クラッド境界面に比較的大きい角度で入射す
るとともに、反射回数も多くなることから、伝送損失が
大きいという問題がある。
【0009】そのため、これら伝送損失の問題から、上
記従来の画像出力装置で高解像度の露光を行なおうとす
る場合、露光速度を低くせざるを得ない。本発明はこの
ような課題を解決するために成されたものであり、その
目的とするところは、導光路中を、光量損失の少ない効
率の良い光の伝送を行なうことができる画像出力装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る画像出力装置は、円筒部材の内
周面に保持された感材にスポット光を照射し、スポット
光を感材に対して相対的に移動させることにより感材に
画像を形成する画像出力装置であって、 a)一端が円筒部材の中心軸上に配置され、他端が円筒部
材の内周面に向けられた光ファイバ束から成る導光路
と、 b)光源と、 c)光源からの光を平行光束とし、導光路の上記一端に導
くコリメータレンズと、 d)導光路の上記他端から出射された光束を集光して、感
材に照射する集光レンズと、 を備えることを特徴とするものである。
【0011】また、それに加え、本発明に係る画像出力
装置は e)円筒部材の内側において円筒部材の中心軸を中心に回
転する回転体を備え、 f)導光路の上記一端が回転体の中心軸に向け、上記他端
が回転体の外周に向けてそれぞれ回転体に固定され、 g)上記集光レンズが回転体中の、導光路の上記他端の前
方となる位置に固定されている ようにすることが好ましい。
【0012】
【作用】光源からの光はコリメータレンズにより平行光
束とされ、導光路の上記一端(入口)に投入される。本
発明においては、導光路は光ファイバ束により構成され
ているため、少ない反射回数で導光路中を伝送されてゆ
く。従って、光量損失が少なくなり、効率よく光が伝送
され、更に、導光路の他端から出射された光束を集光レ
ンズにより集光して、スポット光を感材に照射する。
【0013】なお、導光路を第2請求項に記載したよう
に回転体に固定することにより、光源から感材までの露
光光の光路が確実に固定されると共に、回転体の回転慣
性により回転体の回転ムラが少なくなり、感材に形成さ
れる画像の歪が最小限に抑えられる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例である画像出力装置を図1
及び図2により説明する。図1に示すように、本実施例
の画像出力装置は、円筒形状で内面に感材12を保持す
るドラム11と、ドラム11の中心軸上に設けられた露
光光学系14とを備えている。ドラム11は画像出力装
置の本体側に固定されたレール13上を、ドラム11の
軸方向に移動可能となっており、図示せぬドラム駆動装
置により一定速度で移動される。露光光学系14には、
アルゴンレーザ、ヘリウム・ネオンレーザ、半導体レー
ザ、発光ダイオード等の光源15、コリメータレンズ1
6、ホイール(回転体)20、ライトガイド(導光路)
18、集光レンズ22、モータ23等が含まれる。光源
15及びコリメータレンズ16は画像出力装置の本体側
に固定され、その中心軸はドラム11の中心軸に略一致
するように配置されている。ホイール20も、その回転
中心がドラム11の中心軸と一致するように配置され、
モータ23により回転駆動される。
【0015】図2に示すように、ライトガイド18は多
数本の光ファイバ(単ファイバ)19が束ねられた光フ
ァイバ束により構成されている。ライトガイド18の一
端(入口)18aはホイール20の側面(図2において
右側の面)の中心に固定され、コリメータレンズ16に
より平行とされた光源15からの光17を全て受光する
ように配置されている。ライトガイド18はホイール2
0の内部でほぼ直角に曲げられ、他端(出口)18bは
ホイール20の外周に設けられた凹部21の底部に固定
される。ライトガイド18の出口の前方となる凹部21
の開口側(ホイール20の外周面側)には、集光レンズ
22が固定されている。
【0016】まず、光源15から出射した光は、コリメ
ータレンズ16により平行光束17とされ、ライトガイ
ド18の入口18aに入射される。平行光束17を構成
する各光線は、ライトガイド18を構成する細い各単フ
ァイバ19内を伝送され、ライトガイド18の出口18
bに達する。ライトガイド18の出口18bから出射さ
れた光束は集光レンズ22により集光され、ドラム11
の内周面に保持された感材12の表面に照射される。
【0017】この状態で、図示せぬ制御装置により光源
15から出射される光の強度を画像信号に応じて変調さ
せ、ホイール20を高速で回転させつつドラム11を移
動させることにより、感材12に画像が出力される。
【0018】本実施例に係る画像出力装置では、光源1
5からの光は平行光束17の状態でライトガイド18に
入るため、コア−クラッド境界面に対する少ない反射回
数で、各単ファイバ19内を伝送することができる。こ
のため、光量が従来より約10%増加し、光量損失を少
なくすることができる。また、光源15の中心軸とライ
トガイド18の中心軸が多少ずれていても、感材12の
スポット光の位置は変化しないという特長も有する。
【0019】また、ライトガイド18はホイール20に
固定され、集光レンズ22はライトガイド18の出口の
前方となる凹部21の開口側に固定されているので、光
源15から感材12までの光路が確実に固定されること
になる。これにより、ホイール20の回転慣性による回
転時の回転ムラ(ジッタ)が抑えられ、感材12に形成
される画像の歪が最小限に抑えられる。なお、ホイール
20を比較的質量の大きいものを使用すれば、さらに好
ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る画像出力装置では、光源か
らの光はコリメータレンズにより平行光束とされ、光フ
ァイバ束から成る導光路中を少ない反射回数で伝送され
る。これにより、光量損失が少なくなり、効率よく光を
伝送することができる。
【0021】なお、導光路を第2請求項に記載したよう
に回転体に固定することにより、光源から感材までの露
光光の光路が確実に固定されると共に、回転体の回転ム
ラが少なくなり、感材に形成される画像の歪を最小限に
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である画像出力装置の主要
部の構成を示す斜視図。
【図2】 実施例の画像出力装置の主要部の断面図。
【図3】 ポリゴンミラーを用いた従来の画像出力装置
の主要部の斜視図。
【図4】 1面鏡を用いた従来の画像出力装置の主要部
の斜視図。
【図5】 単ファイバを用いた従来の画像出力装置の主
要部の斜視図。
【図6】 光ファイバを伝送される光の状態を示す説明
図。
【符号の説明】
11…ドラム 12…感材 13…レール 14…露光光学系 15…光源 16…コリメータレン
ズ 18…ライトガイド 19…光ファイバ(単
ファイバ) 20…ホイール 21…凹部 22…集光レンズ 23…モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部材の内周面に保持された感材にス
    ポット光を照射し、スポット光を感材に対して相対的に
    移動させることにより感材に画像を形成する画像出力装
    置であって、 a)一端が円筒部材の中心軸上に配置され、他端が円筒部
    材の内周面に向けられた光ファイバ束から成る導光路
    と、 b)光源と、 c)光源からの光を平行光束とし、導光路の上記一端に導
    くコリメータレンズと、 d)導光路の上記他端から出射された光束を集光し、感材
    に照射する集光レンズと、 を備えることを特徴とする画像出力装置。
  2. 【請求項2】 e)円筒部材の内側において円筒部材の中
    心軸を中心に回転する回転体を備え、 f)導光路の上記一端が回転体の中心軸に向け、上記他端
    が回転体の外周に向けてそれぞれ回転体に固定され、 g)上記集光レンズが、回転体中の、導光路の上記他端の
    前方となる位置に固定されている請求項1記載の画像出
    力装置。
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