JP3414264B2 - 電子回路基板の製造方法及び製造装置 - Google Patents

電子回路基板の製造方法及び製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、毒性の少ないPb
フリーはんだ合金を用いた電子回路基板の製造方法とそ
の製造装置に関するものである。このはんだ合金は、有
機基板等の回路基板へのLSI等の電子部品の接続に適
用でき、従来の220〜230℃でのはんだ付けに用い
られているPb−Sn共晶はんだの代替品である。
【0002】
【従来の技術】Sn−Pb共晶はんだ中に含まれている
Pbは、人体に有毒な重金属であり、このPbを含む製
品を廃棄することによる地球環境の汚染、生物への悪影
響が問題となりつつある。この地球環境の汚染は、野ざ
らしに放置されたPbを含む電気製品から、雨等によっ
てPbが溶出することによって起こることが考えられ
る。Pbの溶出は、最近の酸性雨によって加速される傾
向にある。従って、環境汚染を低減するために、大量に
使用されている上記のSn−Pb共晶系はんだの代替材
料としてPbを含まない低毒性のはんだ合金が必要であ
る。これは、Sn−Ag−Bi系はんだ、Sn−Ag−
Bi−Cu系はんだ合金、などのBi等を含むPbフリ
ーはんだ合金によって達成できる。
【0003】しかしながらこのBi等を含むPbフリー
はんだは、継ぎ手部がはがれを生じ信頼性に欠けるとい
う問題があった。また、リペア時に周辺の接続部(リペ
ア不要)が加熱されて強度劣化・はがれを生じるいう問
題があった。
【0004】すなわち、PbフリーのBi系はんだを用
いた場合、プリント回路基板のはんだ付け後、基板のC
uランド部とはんだとが剥離するリフトオフと呼ばれて
いる現象が知られている。リフトオフはSn−Bi系は
んだのBiの偏析により生じることが示されている(回
路実装学術講演大会講演論文集、p67、平成10.
3.24)。しかし、そのメカニズムは複雑で明確にさ
れた訳ではない。また、水、水蒸気噴霧で急冷してリフ
トオフ発生を防止できることが、平成10年4月27日
付け日刊工業新聞に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、低
融点PbフリーはんだSn−Ag−Biの接続部の強度
劣化とはがれを防止し、また、リペア時に周辺の接続部
(リペア不要)に強度劣化・はがれを生じることを防ぐ
ことを課題とする。すなわち、PbフリーのBi系はん
だを通常のフロープロセスではんだ付けすると、はんだ
とランド間でリフトオフが発生する。このリフトオフを
防止できると、従来のSn−Pb共晶はんだ並みの温度
ではんだ付けが可能である。単純に急冷すると、はん
だ、部品へのダメージ、冷却液による悪影響(接点、腐
食等)の問題がある。本発明は、このリフトオフを発生
させないで、フィレット部のはんだにクラックを発生さ
せず、部品等への熱衝撃を緩和し、コネクタ部の汚れ、
腐食等から解放できる電子回路基板の製造方法及び製造
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記継ぎ手の強度劣化と
はがれは、以下のように界面にBiが偏析するため、C
uとSnの接合が困難になることが原因である。 (1)はんだ付け後の冷却過程においては、基板の熱容
量がリードに比較して大きいため、基板はリードよりも
緩やかに冷える。 (2)Sn−Ag−Bi合金の相図から液相線温度と固
相線温度が数10度と大きくひらいている。 (3)基板のランド部の温度が高いため最終凝固が界面
で起こり、Biが界面に偏析する。 (4)観察及び分析の結果、強度劣化を生じた継ぎ手で
は界面にBiの粗大化した結晶が層状に偏析しているこ
とわかった。これは接合性のよいCuとSnの接合がた
たれ、接合性の悪いBiとCuが接触することを意味す
る。 以上により継ぎ手の強度劣化とはがれが生じる。
【0007】従って、これを防ぐには、冷却過程におい
て従来よりも短時間で冷却することにより、界面と継ぎ
手の他の部分の温度差を小さくして、Biが偏析するこ
とを防ぐ。
【0008】またリペア時に周辺の接続部(リペア不
要)が強度劣化・はがれを生じるのは、リペアすべき継
ぎ手を加熱すると、周辺の継ぎ手も加熱されて部分的に
溶融しその冷却過程において上記の問題を生じるためで
ある。
【0009】リフトオフを防止するために冷却速度を1
0℃/sにすると、Bi量の多少にかかわらず最終温度
が室温でも、100℃でも、リフトオフは起こらないこ
とが分かった。即ち、凝固が完了する固相温度まで急冷
すれば良いことは一般的には分かる。しかし、プロセス
の時間短縮を考慮し、室温まで早急に冷却させようとす
ると、短時間の急激な温度変化のため大きな熱応力が作
用するので、はんだが脆い場合(例えばBi15%含
有)には、フィレット部のはんだにクラックが発生する
ことが分かった。急冷してリフトオフを起こす主要因
は、短時間の温度変化である。そこで、熱応力の発生を
少なくするため、固相線温度以下は徐冷することで応力
を緩和することとした。従って、望ましいプロセスとし
ては、冷却時に液相線近傍から固相線温度まで急激に冷
却して短時間で凝固させ、その後は徐冷することによ
り、応力を解放させながら冷却することが望ましい。
【0010】このため、短パルスのビーム(レーザ、赤
外線、マイクロ波など)により継ぎ手部を局所加熱(急
熱・急冷)させ、Biの偏析を防ぐ。すなわち、パルス
ビームによる加熱は、短い時間(数ms)の間に急速に
高温に加熱し、かつ局所的に加熱できる。局所加熱のた
めレーザ照射が終了すると周辺への熱拡散により短時間
で冷却が行われる。つまり、レーザ加熱は急熱、急冷の
プロセスを実行することができる。このため、たとえ
ば、融点より低い状態に基板を保ち、レーザを照射して
急熱により溶融させた後、熱拡散による急冷を行うこと
により、Biの偏析をなくしリフトオフを防ぐことがで
きる。
【0011】また、一度通常の方法により製作したはん
だの接続状態を検査装置により測定し、その情報に基づ
いて不良個所にビームを照射して急熱急冷により接続状
態を修復することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
例によって詳細に説明する。図1はレーザビーム照射を
用いてはんだ継ぎ手部を局所的に急加熱し、周囲の非照
射部へ熱が移動することによる急冷により、Biの継ぎ
手界面への偏析を防ぐための装置を示す。
【0013】図1において、レーザ発振器1から出たレ
ーザ光は、ガルバノミラー2及び3により反射され、ハ
ーフミラー4により反射されて対物レンズ5により試料
台6上の試料に集光される。この場合試料として、電子
回路基板7に部品9を搭載し、リード線などをPbフリ
ーはんだで濡らせたものを用い、このはんだ継ぎ手部分
8にレーザを集光して照射し、これを加熱する。試料台
6および試料は、照明ランプ13からの照明光を凹面反
射鏡12により反射し、レンズ11を介し、ハーフミラ
ー10により反射されて試料に投光してこれを照明し、
その散乱光をハーフミラー4の上方に設けられた結像レ
ンズ14を介して検出用カメラ15の撮像面16の上に
結像する。検出・認識装置17は、検出用カメラ15か
らの画像信号をモニタ18上に表示し、試料の位置・形
状、部品の位置・形状、はんだ継ぎ手部の位置形状など
認識し、画像情報信号をCPU22へと送る。ガルバノ
ミラー駆動・制御部19は、ガルバノミラー2及び3を
駆動・制御し、レーザビームの方向を調整するものであ
る。レーザ電源・制御部20は、レーザ発振器1の駆
動、出力制御を行うものである。試料台駆動・制御部2
1は、試料台6の駆動・制御を行うものである。
【0014】上記CPU22は全体のシステムを制御す
るものであり、検出・認識装置17からの画像信号を受
け取るとともに、試料台駆動・制御部21、レーザ電源
・制御部20、ガルバノミラー駆動・制御部19へ制御
信号を送り、試料の照射すべき位置へレーザを照射す
る。
【0015】ここでレーザ発振器1は、たとえばパルス
YAGレーザ、Arレーザ等であり、照射パルス数や、
繰り返し数を制御したり、その駆動制御部24により駆
動・制御される透過率可変フィルター23によって透過
強度を制御できる。
【0016】また25はハーフミラー、26は結像レン
ズ、27はサーマルイメージャ検出部、28はその制御
・表示装置であり、試料面の温度の2次元分布を画像表
示する装置である。これにより試料面の画像を得つつ、
その温度分布表示をディスプレイ29上に表示できる。
従って、レーザ照射部やその周辺の温度をリアルタイム
で測定できる。また、30は予熱用の赤外線ランプまた
はレーザであり、CPU22の制御により、赤外線ある
いはレーザ光線を発しこれをレンズ31により集光し、
はんだ継ぎ手部8に照射してこれを予備加熱する。
【0017】図2は、図1に示したレーザ照射システム
を、通常のはんだのリフロー装置に設置した装置を示
し、加熱炉中で高温の空気流により加熱されている試料
に、レーザを照射する構成としたものである。即ち、リ
フロー装置40の中を基板7を搭載したコンベヤ42が
移動し、ヒータ43により基板7が加熱される。44は
冷却用ファン、41は図1に示したレーザ装置から試料
台部分を除いたものである。この図2に示した装置によ
り、通常のヒータ加熱、レーザ照射、ファンによる冷却
などが順次行える。
【0018】図3は、図1における対物レンズ5として
シリンドリカルレンズ5aを用い、線状の集光部を得
て、これを複数個のはんだ継ぎ手8aからなる列に照射
し、この照射部を移動させることにより多数列の継ぎ手
8a,8b,8c…の急熱急冷処理を行う実施例を示
す。即ち、ほぼ円形のレーザビーム1aに対し、対物レ
ンズとしてシリンドリカルレンズ5aにより線状のスポ
ット1bに集光し、基板7の上のはんだ継ぎ手列8aに
一括して照射する。集光した線状のスポット1bを試料
に対し相対的に移動することにより、次々にはんだ継ぎ
手列8b、8c、…を照射することができ、高速の照射
が可能となる。
【0019】図4は、継ぎ手8aaの断面を見て継ぎ手
程度の大きな集光スポット1baにより継ぎ手を一度に
照射する方式(a)と、微小な点状または線状スポット
1bbを走査して継ぎ手を照射する方式(b)を示す。
図4において、7aは基板断面、9aは部品9のリード
の断面、8aaははんだ継ぎ手断面である。図4(a)
に示すように、集光ビームスポット1baが大きい場合
は、継ぎ手全体を一括して照射できる。
【0020】図5から図8は、縦軸を温度、横軸を時間
とする継ぎ手部の温度変化を示す図であり、レーザ照射
による処理の方法を示すものである。図5は、通常の加
熱炉により試料を加熱してはんだの融点Tmより数度低
い温度(例えば5度低い予熱)に保ち、そして時刻t0
においてレーザを照射し、一挙に融点Tmを超えさせ
る。この場合、レーザのパルス幅は1ms以上のものが
用いられ、レーザパルスが照射された継ぎ手部は融点を
越えるが、他の部分はほとんど加熱されない。従って、
レーザパルスの照射後は、周辺への熱拡散により急激な
冷却が行われ、融点Tm以下に戻る。その後は、通常の
加熱炉で徐冷されるプロファイルを示すものである。
【0021】図6は、基板に対して通常の加熱方式によ
る温度上昇を行ってはんだの融点Tmより高い温度に保
ち、冷却時に融点Tm以下になる直前でレーザパルスを
照射し、急冷時にTm以下にまで下げる方法を示すもの
である。
【0022】図7は、図6と同様のプロファイルを示す
ものであるが、冷却時に数回繰り返してレーザパルスを
照射し、急熱急冷を繰り返す方法を示すものである。
【0023】図8は、通常の加熱方式による温度上昇と
冷却によりはんだ接続を一旦行って徐冷し、その後レー
ザ照射により融点Tm以上に急加熱し、急冷する方法を
示すものである。
【0024】この図5乃至図8に示すようなプロファイ
ルにより、Biの偏析をなくし、低融点Pbフリーはん
だSn−Ag−Biの接続部の強度劣化と、はがれを防
止することができた。
【0025】以上の実施例においては、はんだ付けを行
う方法について述べた。しかし、Biの偏析などの原因
でリフトオフを生じ、接続不良となったはんだ継ぎ手の
リペア(修正)に関しても、同様にレーザを用いること
ができる。この場合、図5のように基板全体を融点Tm
よりも低く保ち、リペアすべき継ぎ手箇所のみにレーザ
を照射して加熱し融点Tmを超えさせ、急冷により偏析
をなくすことがきる。レーザが照射されない周囲のはん
だ継ぎ手は何ら影響を受けない。
【0026】以上の実施例においては、急熱の手段とし
てレーザを用いた装置および方法を記述したが、赤外
線、マイクロ波等の電磁波などでも同様の原理で実現が
可能であることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、低融点PbフリーはんだSn−Ag−Bi等を用
いた場合に、接続部の強度劣化とはがれを防止すること
ができ、信頼性の高いはんだ接合を得ることができた。
また、リペア時に、周辺の接続部(リペア不要)に対し
て強度劣化・はがれ等の悪影響を与えることなく、リペ
アを行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザビームによる局所加熱(急
熱・急冷)によりBi偏析を防ぐ装置の構成図である。
【図2】はんだのリフロー装置に、本発明のレーザ照射
システムを適用した概略図である。
【図3】図1の対物レンズに代えてシリンドリカルレン
ズを用いて線状ビーム照射を行う装置の要部概略図を示
す。
【図4】大きな集光スポットにより継ぎ手を一度に照射
する方式(a)と、微小な点状または線状スポットを走
査して継ぎ手を照射する方式(b)を示す図である。
【図5】継ぎ手部の第1の温度プロファイル例を示すも
のであり、融点より数度低い予熱の後、ビーム照射で短
時間に溶融凝固させる方法を示すものである。
【図6】継ぎ手部の第2の温度プロファイル例を示すも
のであり、融点以上の加熱で接続し、冷却過程でビーム
を照射し急冷プロセスを付与する方法を示すものであ
る。
【図7】継ぎ手部の第3の温度プロファイル例を示すも
のであり、複数パルス照射による多段階溶融・冷却プロ
セスを用いる方法を示すものである。
【図8】継ぎ手部の第4の温度プロファイル例を示すも
のであり、通常のはんだ接続を行った後、加熱−再溶融
−再凝固させる方法を示すものである。
【符号の説明】
1…レーザ発振器、 1a…レーザビ
ーム、1b…スポット、 2,3…
ガルバノミラー、4,10,25…ハーフミラー、
5…対物レンズ、5a…シリンドリカルレンズ、
6…試料台、7…電子回路基板、
8…継ぎ手部分、9…部品、
11…レンズ、12…凹面反射鏡、
13…照明ランプ、14,26…結像レンズ、
15…検出用カメラ、17…検出・認識装置、
19…ガルバノミラー駆動・制御部、2
0…レーザ電源・制御部、 21…試料台駆動
・制御部、22…CPU、 23
…透過率可変フィルター、24…駆動制御部、
27…サーマルイメージャ検出部、28…制
御・表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中塚 哲也 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 石田 寿治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 下川 英恵 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 天野 泰雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 坂口 勝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (56)参考文献 特開 平7−88681(JP,A) 特開 平8−195554(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/34 B23K 31/02 B23K 35/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Biを含有するPbフリーはんだを用い
    て部品を基板にはんだ付けし電子回路基板を製造する電
    子回路基板の製造方法であって、 レーザをレンズにより集光することで得られる線状の集
    光パターンを、線状の複数のはんだ継ぎ手に対して照射
    して、該はんだを急熱急冷することを特徴とする電子回
    路基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 Biを含有するPbフリーはんだを用い
    て部品を基板にはんだ付けし電子回路基板を製造する電
    子回路基板の製造方法であって、 該はんだに対しパルスビームを照射し、はんだを急冷急
    熱する工程を有し、 該工程では、該はんだを加熱手段によりはんだの融点に
    近く該融点よりも低い温度に保ち、このはんだに対し該
    パルスビームを照射して融点を越えて加熱し、パルスビ
    ーム照射終了後急冷させて該融点以下に戻し、その後徐
    冷することを特徴とする電子回路基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 Biを含有するPbフリーはんだを用い
    て部品を基板にはんだ付けし電子回路基板を製造する電
    子回路基板の製造方法であって、 該はんだに対しパルスビームを照射し、はんだを急冷急
    熱する工程を有し、 該工程では、該はんだを加熱手段によりはんだの融点よ
    りも高い温度になった段階で、又は冷却過程において融
    点より低い温度になった段階で、該パルスビームを照射
    し急熱急冷することを特徴とする電子回路基板の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 Biを含有するPbフリーはんだを用い
    て部品を基板にはんだ付けし電子回路基板を製造する電
    子回路基板の製造方法であって、 該はんだに対しパルスビームを照射し、はんだを急冷急
    熱する工程を有し、 該工程では、該はんだを加熱炉により接続し室温に近い
    温度まで冷却した後、該パルスビームを照射し、急熱急
    冷してはんだを再溶融若しくは再凝固させることを特徴
    とする電子回路基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2から4のいずれかに記載の電子
    回路基板の製造方法であって、 該ビームパルスとして複数のパルスを照射することを特
    徴とする電子回路基板の製造方法。
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