JP3413247B2 - 画像取扱装置 - Google Patents

画像取扱装置

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JP3413247B2 JP17234793A JP17234793A JP3413247B2 JP 3413247 B2 JP3413247 B2 JP 3413247B2 JP 17234793 A JP17234793 A JP 17234793A JP 17234793 A JP17234793 A JP 17234793A JP 3413247 B2 JP3413247 B2 JP 3413247B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像取扱装置に関し、特
に複数のイメージャ(撮像素子)を用いた高解像度特性
をもつ画像取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画素数の比較的少ないイメージャ(CC
D等)を複数個用い、各イメージャに一枚の画像を分割
した各分割領域を分担させ、複数個のイメージャで得ら
れた画像を合成して高画質(多画素数)の画像を得るよ
うな、いわゆる多板の貼り合わせ撮像装置が提案されて
いる。かかる撮像装置では、複数個の各イメージャが予
め割り当てられた対応領域の画像を画像信号に変換して
いるので、イメージャの配設位置がずれると一枚の画像
の対応領域のみをカバーできず、画像のずれが生じ、画
質の劣化を引き起こす。このイメージャの配設位置のず
れを補償するため、従来は機構的手段によりイメージャ
位置を調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
複数のイメージャを用いた多板イメージャ貼り合わせ撮
像装置では、イメージャの配設位置のずれは、機構的精
度に依存している。しかしながら、イメージャのずれは
画素単位であるため、機構的なずれ補償では充分でな
く、完全に整った画像を得ることは非常に困難であっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、複数のイメージ
ャ貼り合わせによる撮像装置のイメージャ取付位置ずれ
の補償を電気的に簡単に行える画像取扱装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による画像取扱装置は、所定の表示画面を複
数の表示領域に分割してなる分割領域を各別に賄う如く
して配置された複数の撮像素子と 前記各分割領域から
出力されるべき各撮像素子からの出力画像情報に対して
実際に各撮像素子から出力される出力画像情報との差異
に関する情報を入手し、この情報に基づいて前記差異を
排除すべく前記撮像素子の駆動パルスの供給タイミング
を補正する駆動パルス補正手段と、 前記駆動パルス補正
手段によって補正された駆動パルスを前記各撮像素子に
供給して各撮像素子からの撮像出力を制御する撮像素子
駆動手段と、 を有するように構成される。本発明の他の
態様による画像取扱装置は、所定の表示画面を複数の表
示領域に分割してなる分割領域を各別に賄う如くして配
置された複数の撮像素子と、 前記撮像素子からの撮像出
力を信号処理する信号処理部と、 前記信号処理部からの
出力信号をA/D変換するA/D変換器と、 前記A/D
変換器から出力される各撮像素子の画像データを合成す
る画像合成部と、 前記画像合成部で合成された画像情報
をD/A変換するD/A変換部と、 前記D/A変換部か
らの出力信号をモニタ等に出力可能な出力部と、 前記各
分割領域から出力されるべき各撮像素子からの出力画像
情報に対して実際に各撮像素子から出力される出力画像
情報との差異に関する情報を入手するずれ量検出手段
と、 前記ずれ量検出手段の検出結果に基づいて前記差異
を排除すべく前記撮像素子の駆動パルスの供給タイミン
グを補正する駆動パルス補正手段と、 前記駆動パルス補
正手段によって補正された駆動パルスを前記各撮像素子
に供給して各撮像素子からの撮像出力を制御する撮像素
子駆動手段と、 を有するように構成される。 本発明の更
に他の態様による画像取扱装置は、 所定の表示画面を複
数の表示領域に分割してなる分割領域を各別に賄う如く
して配置された複数の撮像素子と、 前記各撮像素子から
の出力画像情報に基づいて生成される画像を表示する表
示手段と、 前記各撮像素子からの出力画像情報を合成す
る画像合成手段と、 前記画像合成手段で合成され前記表
示手段に表示される画像情報に基づいて、前記各撮像素
子から実際に出力される出力画像情報が前記各分割領域
から出力されるべき出力画像情報となるように各出力画
像情報のアドレス位置を補正するアドレス補正手段と、
を有するように構成される。 ここで、前記アドレス位置
の補正を行うための第2の映像信号を前記画像合成手段
に出力する第2映像信号生成手段をさらに有したり、前
記アドレス補正手段におけるアドレス位置の補正量を任
意に調整できる調整入力手段を有することができ、前記
アドレス位置の補正を行うための第2の映像信号を前記
画像合成手段に出力する第2映像信号生成手段と、前記
アドレス補正手段におけるアドレス位置の補正量を任意
に調整できる調整入力手段とをさらに有することができ
る。また、前記第2映像信号生成手段と前記調整入力手
段とは、前記画像取扱装置とは別体のユニット内に配置
し、当該ユニットを前記画像取扱装置に対して着脱自在
に構成でき、前記第2映像信号生成手段と前記調整入力
手段とは、前記画像取扱装置に内蔵させたり、前記画像
取扱装置内にメモリ手段を設け、前記調整入力手段によ
る調整結果をこのメモリ手段内に保持させるように構成
することもできる。
【0006】
【作用】本発明では、複数個のイメージャの各イメージ
ャに一枚の画像を分割した各分割領域を分担させ、複数
個のイメージャで得られた画像を合成して画像を得る、
いわゆる多板の貼り合わせ撮像装置の各イメージャの取
付位置(相対位置)のずれを、上記複数のイメージャの
ずれ量に応じて該当するイメージャ(撮像素子)からの
画像情報の読出しタイミングを調整することによって補
償している。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明による画像取扱装置の
一実施例を示す構成ブロック図である。本実施例は、イ
メージャの正規の取付位置からのずれを、光軸に対する
x,y座標方向のずれ量を検出し、このずれ量に相当す
る時間だけイメージャの駆動タイミングを調整するもの
である。例えば、図2(A)に示すように、取付位置に
ずれのあるイメージャ1A〜1Dで一枚の画像をカバー
するとき、単純に4枚のイメージャから得られる画像デ
ータA’〜D’を合成すると、同図(B)に示す如く、
画像ずれが生じてしまう。そこで、本実施例では、図2
(A)の各イメージャの位置ずれ量を検出して、このず
れ量に応じてイメージャの駆動タイミングを調整してい
る。
【0008】図1において、カメラ部は、4枚のイメー
ジャ(例えば、CCD等の撮像素子)1A〜1Dから成
り、各イメージャ1A〜1Dの出力は、信号処理部2で
所定の処理が施されて、各イメージャ対応の画像信号と
してA/D変換部3に供給される。A/D変換部3で
は、画像信号がデジタル画像データに変換され、画像合
成部4に供給される。画像合成部4では、A/D変換部
3から供給された各イメージャ対応の画像データを合成
して一枚の画像を構成する画像データを得てD/A変換
部5に送出する。D/A変換部5は、画像合成部4から
の画像データをアナログ画像信号に変換してモニタ等に
出力する。基準信号発生部(SG部)6は、本装置の動
作の基準タイミングとしての基準信号を発生し、例え
ば、信号処理部2の信号処理用クロックを供給する。T
G部7は、SG部6からの基準信号を受け、イメージャ
の駆動タイミングを指示する駆動パルスを発生する。
【0009】ずれ補正データ発生部8は、イメージャの
本来設置すべき正規位置からのずれ量(光軸に対する
x,y座標方向のずれ量)を検出するずれ量検出器(図
示せず)からのずれ量に基づいて各イメージャ1A,1
B,1C及び1Dに供給する駆動パルスの供給タイミン
グの調整時間TA,TB,TC,及びTDを決定し、TGコ
ントロール部9に出力する。TGコントロール部9は、
ずれ補正データ発生部8からの調整時間TA,TB,TC
及びTDを受け、TG部7から出力される駆動パルスを
当該調整時間だけずれた駆動パルスTGA,TGB,TG
C及びTGDとして各イメージャ1A,1B,1C及び1
Dにそれぞれ供給する。
【0010】上記駆動パルスのタイミング調整による画
像ずれ補償の原理を説明すると、駆動パルスの立ち上が
り部でイメージャからの水平(H)方向の画素信号が出
力されるとすると、図3に示すように、駆動パルスTG
の立ち上がりに同期して表示走査がスタートし、各駆動
パルスTGに応じてイメージャから1H,2H,3H,
4H,…の画像信号が出力される。このとき、Hの有効
期間に対して遅らせた駆動パルスTG1を発生させる
と、イメージャの出力は、TG1時の出力のように同じ
時間だけ遅れて出力されるので、画像は右側に移動す
る。逆に、Hの有効期間に対して早めた駆動パルスTG
2を発生させると、イメージャの出力はTG2時の出力
のように、同じ時間だけ早く出力されるので、画像は左
側に移動する。同様に、垂直方向(V)に対して遅らせ
たり、早めたりすれば画像を上下に移動させることがで
きる。
【0011】上記ずれ補正データ発生部8の動作、構成
を、図4と図5を参照しながらより具体的に説明する。
4枚のイメージャ1A,1B,1C及び1Dの有効表示
画面(点線で示す)に対するx方向とy方向のずれ量を
それぞれ、xAとyA,xBとyB,xCとyC及びxDとyD
とすると、これらずれ量が検出され、図1のずれ補正デ
ータ発生部8のずれ量データ発生部81(図5)から発
生される。補正時間発生部82は、ずれ量データ発生部
81からのずれ量データに基づいて、各イメージャの取
付位置ずれを補償するに必要な駆動パルスの調整時間デ
ータTA,TB,TC及びTDを出力する。TGコントロー
ル部9は、これらデータTA〜TDに基づいて、TG部7
からの駆動パルスの供給タイミングを調整して各イメー
ジャ1A〜1Dに駆動パルスTGA〜TGDとして供給す
る。
【0012】調整時間TA〜TDは、Xを水平方向の有効
画素数、h[sec]を水平走査のうちの有効画素区間
の時間とすると、次式により求めることができる。 TA=(−yA−xA/X)h [sec] TB=(−yB−xB/X)h [sec] TC=(−yC−xC/X)h [sec] TD=(−yD−xD/X)h [sec] 得られた時間の符号が、正であれば表示走査スタート時
刻よりもその時間だけ遅らせ、負であればその時間だけ
早くスタートするようにそれぞれのイメージャへの駆動
パルスの供給タイミングをコントロールする。
【0013】図6には、イメージャ1Aに対する補正時
間TAを発生する補正時間発生部82Aの構成例が示さ
れている。ずれ量データ発生部81から出力されるイメ
ージャ1Aのx方向ずれ量xAは、乗算部822で定数
発生部821から出力される定数:−1/Xと乗算さ
れ、ーxA/Xとして出力される。また、ずれ量yAは、
乗算部823で定数発生部826から出力される定数:
ー1と乗算され、ーyAとして出力される。乗算部82
2と823からの出力は、加算部824で加算され、加
算結果が乗算部825で定数発生部827から出力され
る定数:hと乗算され、調整時間TAが求まり、TGコ
ントロール部9に供給される。
【0014】図7には、イメージャ1A〜1Dの取付位
置ずれを補正するために必要とされる調整時間TA〜TD
により、駆動パルスの発生タイミングの調整を行う本実
施例のタイミングチャートが示されている。本例では、
表示スタートタイミングよりもイメージャ1Aと1Bに
供給する駆動パルスTGAとTGBを調整時間TAとTBだ
け早め、イメージャ1Cと1Dに供給する駆動パルスT
GCとTGDを調整時間TCとTDだけ遅らせていることが
わかる。
【0015】次に本発明の他の実施例について説明す
る。本実施例は、上述イメージャの取付位置ずれの補償
の具体的手段についてのものである図8は、本実施例に
よる画像取扱装置の構成ブロック図である。同図におい
て、図1と同一符号が付されている構成部は、同様な機
能を有する構成部を示す。本実施例では、A/D変換部
3からのデジタル画像データは、画像メモリ11に記憶
される。CPU13によりメモリコントローラ部12を
介して制御された画像メモリ部11から読み出された画
像データが画像合成部4で合成され、D/A変換部5で
アナログ信号に変換される。また、調整用治具10がコ
ネクタ14を介してCPU13に接続されている。調整
用治具10は、チャート発生部111と、調整用ボリュ
ーム112から成る。チャート発生部111は、例え
ば、図9に示すようなクロスラインから成るチャートを
発生し、コネクタ14とCPU13を経て画像合成部4
に出力する。画像合成部4は、このチャートを画像面に
表示するための処理を施し、処理されたデータはD/A
変換部5でアナログ信号に変換されてモニタに出力され
る。CPU13は、画像合成部4を制御して、実写とチ
ャート発生部111からのチャートを交互に出力させて
両者を比較できるようにする。尚、交互出力して交互表
示させる以外に視覚的に重畳表示可能な表示手段を用い
ることができることは勿論である。
【0016】図10に示すように、各イメージャ1A〜
1Dが撮像面に対してずれて取り付けられているとする
と、モニタ上に表示される画像は、図11に示す如く、
水平方向及び垂直方向に傾いてしまう。図中、実線が実
写によるチャートを、点線がチャート発生部111から
のチャートを示す。こうすることにより、モニタ表示画
面から視覚的にずれが把握できる。
【0017】調整用ボリューム部112は、モニタを見
ながら、イメージャのずれをx方向、y方向及びθ方向
に調整するためのものであり、x方向移動ボリュームに
よりメモリコントロール部12を制御してHアドレス値
を変化させる。同様に、y方向移動ボリュームによりV
アドレス値が、θ方向移動ボリュームによりHとVアド
レス値を変化させる。これら3つのボリュームにより、
一つのイメージャの画像がモニタ上で、上下左右、回転
方向に自在に移動でき、イメージャのずれが視覚的に補
償できる。
【0018】上記調整用ボリューム部112による調整
データは、CPU13内部のRAMに記憶され、CPU
13を介してメモリコントロール部12を制御してい
る。ここで、メモリコントロール部12は、他の手段か
ら制御しても良いことは勿論である。また、CPU13
は、調整作業が終了し、コネクタ14が取り外される
と、CPU13内部のRAMの記憶データをE2PRO
M15に転送、記憶させる。こうすることにより、調整
が終了し、調整用治具10を取り外したときの最終デー
タがE2PROM15に保存されるため、調整用治具1
0を取り外した後も調整された画像が得られる。
【0019】調整用ボリューム部112は、例えば図1
2に示すように構成できる。ボリューム101をイメー
ジャ1A〜1D対応の回転位置A〜Dに設定することに
より、調整するイメージャ1A〜1Dを決定する。移動
調整は、上方向キー102、下方向キー103、左方向
キー104、右方向キー105により行われ、回転方向
調整は、左方向回転キー106、右方向回転キー107
により行われる。
【0020】図13のフローチャートを参照して本実施
例の動作処理手順を説明する。先ず、調整用治具をセッ
トし(ステップS1)、調整用チャートを画角を合わせ
て撮影し(ステップS2)、実写のチャートと調整用治
具10のチャート発生部111からのチャートを交互に
モニタ上に写し出す(ステップS3)。次に、実写のチ
ャート画と、チャート発生部111からのチャート画が
一致しているか否かを判定し(ステップS4)、一致し
ていれば、調整用治具を外して(ステップS6)、処理
を終了する。また、一致していなければ、調整用ボリュ
ーム部112により2つのチャートを調整して(ステッ
プS5)、ステップS4の処理に戻る。
【0021】上述実施例において、調整用治具10は、
カメラ本体に内蔵させることができ、またチャート発生
部111だけを内蔵させ、調整用治具の接続時にだけチ
ャートを発生させるようにすることもできる。更に、チ
ャートは、交互にモニタ上に写出させるが、調整用ボリ
ューム部112等で電気的にイメージャ画を移動させる
のではなく、各イメージャの機構的な取付部を直接動か
すことにより調整することもできる。
【0022】本実施例を用い、図14に示すように、調
整用ボユーム部112、CPU13及びE2PROM1
5を調整器20として用いて、図1に示す実施例のTG
コントロール部9を制御して各イメージャに供給する駆
動パルスのタイミングを調整することもできる。また、
イメージャの数は任意であり、その数に応じてチャート
の模様を適合させて変えることにより調整をより簡単化
できる。
【0023】上述実施例は、次のような要旨で表現する
こともできる。すなわち、所定の表示画面を複数の表示
領域に分割してなる分割領域を各別に賄う如くして配置
された複数の撮像素子からの出力画像情報によって上記
表示画面に適合する画像情報を得るようになされた画像
取扱装置の上記複数の撮像素子の相対位置の不整合によ
る影響を除去する調整を行うための方法であって、所定
の標準パターンを本装置で撮影して得られる第1の映像
と該標準パターンに対応する所定の標準パターンを表す
信号発生手段からの映像信号に基づく第2映像とを同一
モニタ上に視覚的に実質的に同時に認識され得るように
表示せしめ、該モニタ上で観察される上記第1の映像と
第2の映像とが重なるように上記複数の撮像素子からの
出力信号に対する処理態様の調整、及び/または、同複
数の撮像素子の相対位置の調整を行う調整方法。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
取扱装置によれば、複数のイメージャの取付位置(貼り
合わせ位置)のずれを、きわめて簡単に且つ高精度で補
償できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像取扱装置の一実施例を示す構
成ブロック図である。
【図2】図1の実施例を説明するための図である。
【図3】図1に実施例における駆動パルスのタイミング
調整による画像ずれ補償の原理を説明する図である。
【図4】図1の実施例におけるずれ補正データ発生部8
の動作を説明するための図である。
【図5】図1の実施例におけるずれ補正データ発生部8
の構成例を示す図である。
【図6】図1の実施例におけるイメージャ1Aに対する
補正時間TAを発生する補正時間発生部82A構成例を
示す図である。
【図7】イメージャ1A〜1Dの取付位置ずれを補正す
るために必要とされる調整時間TA〜TDにより、駆動パ
ルスの発生タイミングの調整を行う本実施例のタイミン
グチャートである。
【図8】本実施例の他の実施例による画像取扱装置の構
成ブロック図である。
【図9】図8の実施例におけるチャート発生部111か
ら発生されるクロスラインを示す図である。
【図10】図8の実施例を説明するための図である。
【図11】図8の実施例を説明するための図である。
【図12】図8の実施例における調整用ボリューム部1
12の構成例を示す図である。
【図13】図8の実施例の動作処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】本発明の他の実施例の構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1A〜1D イメージャ 2 信号処理部 3 A/D変換部 4 画像合成部 5 D/A変換部 6 SG部 7 TG部 8 ずれ補正データ発生部 9 TGコントロール部 10 調整用治具 11 画像メモリ部 12 メモリコントロール部 13 CPU 14 コネクタ 15 E2PROM 20 調整器 81 ずれ量データ発生部 82 補正時間発生部 111 チャート発生器 112 調整用ボリューム部

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の表示画面を複数の表示領域に分割し
    てなる分割領域を各別に賄う如くして配置された複数の
    撮像素子と 前記各分割領域から出力されるべき各撮像素子からの出
    力画像情報に対して実際に各撮像素子から出力される出
    力画像情報との差異に関する情報を入手し、この情報に
    基づいて前記差異を排除すべく前記撮像素子の駆動パル
    スの供給タイミングを補正する駆動パルス補正手段と、 前記駆動パルス補正手段によって補正された駆動パルス
    を前記各撮像素子に供給して各撮像素子からの撮像出力
    を制御する撮像素子駆動手段と、 を有する ことを特徴とする画像取扱装置。
  2. 【請求項2】所定の表示画面を複数の表示領域に分割し
    てなる分割領域を各別に賄う如くして配置された複数の
    撮像素子と、 前記撮像素子からの撮像出力を信号処理する信号処理部
    と、 前記信号処理部からの出力信号をA/D変換するA/D
    変換器と、 前記A/D変換器から出力される各撮像素子の画像デー
    タを合成する画像合成部と、 前記画像合成部で合成された画像情報をD/A変換する
    D/A変換部と、 前記D/A変換部からの出力信号をモニタ等に出力可能
    な出力部と、 前記各分割領域から出力されるべき各撮像素子からの出
    力画像情報に対して実際に各撮像素子から出力される出
    力画像情報との差異に関する情報を入手するずれ量検出
    手段と、 前記ずれ量検出手段の検出結果に基づいて前記差異を排
    除すべく前記撮像素子の駆動パルスの供給タイミングを
    補正する駆動パルス補正手段と、 前記駆動パルス補正手段によって補正された駆動パルス
    を前記各撮像素子に供給して各撮像素子からの撮像出力
    を制御する撮像素子駆動手段と、 を有する画像取扱装置。
  3. 【請求項3】所定の表示画面を複数の表示領域に分割し
    てなる分割領域を各別に賄う如くして配置された複数の
    撮像素子と、 前記各撮像素子からの出力画像情報に基づいて生成され
    る画像を表示する表示手段と、 前記各撮像素子からの出力画像情報を合成する画像合成
    手段と、 前記画像合成手段で合成され前記表示手段に表示される
    画像情報に基づいて、前記各撮像素子から実際に出力さ
    れる出力画像情報が前記各分割領域から出力されるべき
    出力画像情報となるように各出力画像情報のアドレス位
    置を補正するアドレス補正手段と、 を有する画像取扱装置。
  4. 【請求項4】前記アドレス位置の補正を行うための第2
    の映像信号を前記画像合成手段に出力する第2映像信号
    生成手段をさらに有する請求項3の画像取扱装置。
  5. 【請求項5】前記アドレス補正手段におけるアドレス位
    置の補正量を任意に調整できる調整入力手段をさらに有
    する請求項3の画像取扱装置。
  6. 【請求項6】前記アドレス位置の補正を行うための第2
    の映像信号を前記画像合成手段に出力する第2映像信号
    生成手段と、前記アドレス補正手段におけるアドレス位
    置の補正量を任意に調整できる調整入力手段とを有する
    請求項3の画像取扱装置。
  7. 【請求項7】前記第2映像信号生成手段と前記調整入力
    手段とは、前記画像取扱装置とは別体のユニット内に配
    置し、当該ユニットを前記画像取扱装置に対して着脱自
    在に構成した請求項6の画像取扱装置。
  8. 【請求項8】前記第2映像信号生成手段と前記調整入力
    手段とは、前記画像取扱装置に内蔵された請求項6の画
    像取扱装置。
  9. 【請求項9】前記画像取扱装置内にメモリ手段を設け、
    前記調整入力手段による調整結果を このメモリ手段内に
    保持させる請求項5乃至8の画像取扱装置。
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