JP3411912B2 - 使い捨て吸収性物品 - Google Patents
使い捨て吸収性物品Info
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Description
品、特に、幼児用、大人等あるいは失禁者用として用い
られる使い捨ておむつ等の使い捨て吸収性物品に関す
る。
使い捨ておむつにおいては、例えば、特公昭52−40
267号公報に開示されているように、液透過性のトッ
プシートと液不透過性のバックシートと、これらの両シ
ート間に位置する吸収体とからおむつ本体を構成し、該
おむつ本体に、左右一対のサイドフラップとを一体に形
成し、該サイドフラップにおける背側の両側端縁に配設
し止着具を腹側で止着するようにしたいわゆるフラット
型のものが知られている。
号公報に開示されているように、左右一対のサイドフラ
ップにおける腹側領域と背側領域を互いに接合固定して
左右一対のレッグ開口部及びウエスト開口部をそれぞれ
形成した、いわゆるパンツ型の使い捨ておむつが提案さ
れている。該パンツ型の使い捨ておむつは、レッグ開口
部及びウエスト開口部がそれぞれ伸縮自在に形成されて
体型にフィットするように構成されている。このような
パンツ型の使い捨ておむつは、通常、着用者自らが、立
位の状態で着用することができ、幼児の「おむつ離れ」
を促進するためのトイレットトレーニング用として、ま
たは失禁者等もしくは歩行可能な成人用として有用とさ
れている。
特開昭61−207605号公報には、フラット型及び
パンツ型の使い捨ておむつにおいて、体裁のよい裁縫仕
立ての外観を有する、使い捨て衣類の作製を意図し、バ
ックシートを不織繊維で覆った構成が開示されている。
もいくつかの提案がなされている。それらは基本的に、
特開昭57−77304号公報や特開平1−29210
2号公報にみられるような吸収体の長尺方向を流れ方向
と垂直にした横流しの方法に代表される。
は、著しく生産性が低下され、コストが高くならざるを
得ないという問題点がある。即ち、連続ウエブの流れ方
向に対して垂直方向に、伸長した弾性部材を挿入する技
術は今もって確立されておらず、これによる生産性の低
下が生じるのである。その中にあって、サイドシールを
必要としないベルト付きパンツ型使い捨ておむつ及びそ
の製造方法が特表昭61−502264号公報に開示さ
れているが、該製品はベルトの伸長率を極めて高く設定
しなくてはならなかった。
3809号公報、特開昭61−207605号公報に記
載の使い捨ておむつは、バックシートがフラップ部分を
含むおむつ本体を構成しているため、たとえバックシー
トが肌触りがよい不織布繊維であっても、耐水性に劣る
ため、バックシート全面にわたって多層積層構造シート
もしくはラミネートシートを設けなければならずコスト
高と、フラップの風合いの劣化と、通気性の低下とを生
じるという問題がある。ここで、上記風合いとは一般に
官能的に評価されるものであって、軟らかさ、外観、光
沢、肌触り等をいう。
あり、フラップの風合いに優れ、且つ通気性の優れた使
い捨て吸収性物品を提供することにある。
ップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両
シート間に配置された吸収体とを有する吸収性本体と、
中央部に該吸収性本体が接合固定される通気性シートで
あって、着用時にウエストを囲んで上記吸収性本体を着
用者にあてて保持する最外層シートとを備え、上記最外
層シートは、撥水性を有するシートであり、上記最外層
シートの長手方向における両端縁部には、それぞれ上記
吸収性本体の外方へ延出するウエストフラップが設けら
れ、該ウエストフラップには、それぞれウエスト開口部
の弾性部材が配置されており、上記最外層シートには、
上記吸収性本体の両側部に凹欠部が形成されており、該
凹欠部の形成されているくびれ部分の上方及び下方に
は、それぞれ、上記吸収性本体の幅方向外方に延出する
左右一対のサイドフラップが設けられ、該サイドフラッ
プそれぞれにサイドフラップの弾性部材が該吸収性本体
の幅方向に配設されており、上記サイドフラップの弾性
部材は、上記サイドフラップにおける上記くびれ部分寄
りの端部を除く部分と上記ウエストフラップとの間に配
設されている使い捨て吸収性物品を提供することにより
上記目的を達成したものである。
用者のウエスト部分を囲撓する最外層シートは、通気性
材料から形成されているから、優れた通気性を得ること
ができる。しかも、吸収性本体は、液不透過性のバック
シートを設けた構成であるから、吸収性本体に吸収され
た排泄物を漏らすということがない。また、最外層シー
トには、多孔が形成されているので、折れ曲り易く、柔
らかく、高可撓性であり風合いに優れる。更に、該最外
層シートに弾性部材を配置した場合においても、着用者
にぴったりと吸収性物品をフィットさせることができ
る。
しい一実施例を詳細に説明する。尚、以下の実施例で
は、吸収性物品として幼児用の使い捨ておむつを例に用
いて説明する。
つ1は、いわゆるパンツ型の使い捨ておむつであり、第
1図にその展開した状態を示す如く、最外層シート2
と、該最外層シート2の略中央に固定された吸収性本体
3とから構成されている。
質的に大きな寸法の略四角形形状に形成され、その長手
方向略中央には吸収性本体3が貼着されている。また、
吸収性本体3が貼着されている両側部には凹欠部4が形
成されており、パンツ型を形成したときに脚開口部を形
成するようになっている。凹欠部4の形成されているく
びれ部分の上方と下方とには、夫々、吸収性本体3の両
側から幅方向外方に左右一対のサイドフラップ5、5と
6、6とが延出されている。
端縁には接合部7が設けられており、上下のサイドフラ
ップ5、6を接合部7にて互いに融着してパンツ型を形
成するようになっている。
端縁部には、吸収性本体3の外方へ延出する一対のウエ
ストフラップ8、9が設けられ、パンツ型を形成した際
に、ウエストフラップ8、9によりウエスト開口部が形
成されるようになっている。
から折り返されており、この折り返しにより吸収性本体
3の端縁部が挟持され、吸収性本体3を確実に保持して
いる。また、ウエストフラップ8、9には夫々上記ウエ
スト開口部の弾性部材12(以下、第2弾性部材とい
う)が、サイドフラップ5,5、6,6には該サイドフ
ラップの弾性部材13(以下、第3弾性部材という)が
配設され、着用時に着用者へのフィット性を高め、ずれ
落ち防止が図られている。
れた際に、最外層シート2の凹欠部4に対応して長手方
向の略中央にくびれ14が形成されている。吸収性本体
3は、着用者の肌に接する側を形成する液透過性のトッ
プシート15と、トップシート15の対応する液不透過
性のバックシート16と、トップシート15とバックシ
ート16との間に介在された吸収体17とから構成され
ている。また、吸収性本体3には、該吸収体17の両側
縁から幅方向外方へ延出する左右一対の本体フラップ1
8、18と、左右一対の本体フラップ18、18のレッ
グ部それぞれにギャザーを形成する弾性部材(以下、第
1弾性部材という)19、19とを備える。この第1弾
性部材19、19は、吸収性本体3の長手方向に沿って
配置されており、ウエストフラップ8、9に配置された
第2弾性部材12と略直角をなしている。
へ透過させる液透過性シートで肌着に近い感触を有した
ものが好ましく、このような液透過性シートとしては、
例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等が好ましい。
また、トップシート15の周縁部にシリコン系油剤、パ
ラフィンワックス等の疎水性化合物を塗布する方法や、
予めアルキルリン酸エステルのような親水性化合物を塗
布し、周縁を温水で洗浄する方法により撥水処理を施
し、周縁部における尿等の滲みによる漏れを防止するこ
とができる。
ラーを加えて延伸した透湿性のある液不透過性シートや
肌着に近い感触を有したもの、例えば、フィルムと不織
布との複合材あるいはフィルムと織布の複合材等が用い
られる。
分子吸水ポリマーを併用したものが好ましく、そのほ
か、熱可塑性樹脂、セルロース繊維、高分子吸水ポリマ
ーの混合物を熱処理したものなどが好ましい。高分子吸
水ポリマーの存在位置は上層、中層、下層のいずれであ
ってもよく、パルプと混合したものであってもよい。該
高分子吸水ポリマーは、自重の20倍以上の液体を吸収
して保持し得る保持性能を有し、ゲル化する性質を有す
る粒子状のものが好ましく、このような高分子吸水ポリ
マーとしては、例えば、デンプン−アクリル酸(塩)グ
ラフト共重合体、デンプン−アクリロニトリル酸(塩)
重合体などが好ましい。形状としては、着用者の体型に
合わせた砂時計の形状が好ましいが、矩形であってもよ
い。
で、通気性を有し、肌着に近い感触の高可撓性シートで
あって、このようなシートとしては、撥水処理を施した
織布、不織布などが上げられる。尿等の滲みによる漏れ
を防止するものであることが好ましい。
ドした吸収性本体3を最外層シート2に一体的に接合し
た場合の使い捨ておむつにおいては、ギャザリングされ
たウイング部分の未接合のまま形成すると、股下領域に
2重のフラップが形成され、吸収性本体3のウイング部
分は立体的形状を呈したギャザーを構成し、漏れ防止効
果を発揮する。
13は、一般に伸長した状態で吸収性本体3及び最外層
シート2に超音波溶着、熱溶着、接着剤などの業界公知
の手段を用いて接合される。材質としては、糸ゴム、平
ゴム、フィルムタイプのゴムあるいはテープ状の発泡ポ
リウレタンなど、業界で公知のものであれば何でも使用
することができ、1本あるいは複数本であってもよい。
一般に左右のサイドフラップと上下一対のウエストフラ
ップと左右のウエストサイド部分の弾性部材の配置は対
称形である。また、150%伸長時の応力が70〜10
0gであるものが特に好ましい。また、第1図に示すよ
うに、第1弾性部材19は曲線的に、凹欠部に沿った形
で配置されていてもよい。
施例による使い捨ておむつ21について説明する。尚、
第2図及び以下の説明においては、第2及び第3弾性部
材の図示並びに説明を省略してあるが、第2及び第3弾
性部材は、上述の第1の実施例と同様の弾性部材が同様
に配置される。この第2実施例の使い捨ておむつ21
は、いわゆるフラット型の使い捨ておむつである。この
第2の実施例においては、その他の概略的構成は、上述
の第1の実施例と同様であるから、第1の実施例と同一
部分には、同一の符号を付すことによってその部分の詳
細な説明を省略する。
ており、背側のサイドフラップ22、22にはテープフ
ァスナー23が設けられ、腹側の領域に貼着して着用者
のウエストに保持するようになっている。
最外層シート2の背側のウエストフラップ8から腹側の
ウエストフラップ9に亘って延出されている。吸収性本
体3の長手方向の両端部分26では、液不透過性のバッ
クシートのエンドフラップ16aが折り返されており、
吸収体17に吸収された排出物の漏れが防止されいる。
更に、吸収性本体3の該両端縁部分は、ウエストフラッ
プ8、9の折り返し部分8a、9aにより最外層シート
2に挟持されるようにして覆われて、吸収性本体3の確
実な保持と排泄物の漏れが防止されている。吸収性本体
3において、本体フラップ18には第1弾性部材19が
張設されており、レッグ部(凹欠部4)にギャザーを形
成するようになっている。
の好適な実施態様について説明する。まず、第3図を参
照して第1の実施態様について説明する。この第1の実
施態様では、吸収性本体3は流れ方向に対し、長手方向
を平行に配したいわゆる縦流し方法により製造するもの
である。
が、連続する帯状のバックシート16上に解繊繊維等の
吸収体17を順次等間隔に載置し、この上を連続した帯
状のトップシート15で覆い、吸収体17間を溶着す
る。一方、第1弾性部材19は予めバックシート16に
長手方向に張設されている。このようにして、吸収性本
体3が連続した帯状体30が製造され、第3図に矢印A
で示すように、吸収性本体3を長手方向に連なるように
して反転装置31へ搬送する。
32が設けられており、吸収性本体3のバックシート1
6側の全面に接着剤を塗布するように、帯状体30の一
面に連続的に接着剤を塗布している。
30は反転装置31のヘッドに支持されたあと、切断装
置33により仮想線34に沿って切断され、個々の吸収
性本体3が製造される。個々の吸収性本体3は、反転装
置31のヘッドに支持されたまま、該反転装置31上で
重合ロール34に到るまでに約90°回転される(反転
工程)。
るアームと、各アームの先に支持ヘッドとを備え、支持
ヘッドには切断装置33に対応するアンビルと、吸気方
式、ピンホールド、メカチャックなどの吸収性本体3の
支持手段がそれぞれ設けられている。また、支持ヘッド
は切断装置33を経て重合ロール34に達するまでに、
吸収性本体3を90°反転させながら移送する機構を備
えている。尚、切り離された個々の吸収性本体3は、ヘ
ッドに支持され、吸収性本体3に配置された弾性部材1
9の収縮応力の影響を受けることなくフラットの形状を
維持しつつ、流れ方向に対して90°反転させられて、
重合ロール34へと送られることになる。尚、この反転
工程の内に、エンドフラップ8a、9aを吸収体17
(第1図参照)上面に折り返す工程を組入れることが好
ましい。
欠もしくは連続的に支持シート36に接合された伸縮テ
ープ37を形成し、該伸縮テープ37を間欠移送装置3
8へ送る。間欠移送装置38の表面において、伸長状態
で支持された伸縮テープ37はカッター39において個
々の伸縮テープ40に切断され、重合ロール41へと間
欠的に送られる。この伸縮テープ40はウエストサイド
部分のギャザーを形成するものである。
し、該最外層シートの帯状体42の左右両側縁に隣接し
た部分に第2弾性部材12を配置し、最外層シート帯4
4を重合ロール41へと送る。この第2弾性部材12は
ウエスト開口部分を覆うギャザーを形成するものであ
る。
された伸縮テープ40を最外層シート帯42に間欠的に
配置し、一体的に接合する。このとき、第3の弾性部材
13は支持シート36と最外層シート帯42との間に配
置されることになる。その後、巻き上げ工程42におい
て、両側縁部43を巻き上げることによって、ウエスト
用弾性部材12を被覆してウエストフラップ8、9を形
成する。
反転した個々の吸収性本体3を、重合ロール34によっ
て最外層シート2に重ね、接着剤にて最外層シート2に
一体的に接合する(固定工程)。この時点で、流れ方向
に対して平行及び垂直な位置関係にある伸縮可能な第2
及び第1の弾性部材12、19の配置が完了し、これを
使い捨ておむつウェッブ49とする。
り、隣り合う吸収性本体3、3の間に凹欠部4としての
レッグホール46を形成する。レッグホール46の形成
法には、ロータリーダイカッター方式の他に、ウォータ
ージェットやパンチングなどの方法が挙げられる。次
に、二つ折り手段48にて、使い捨ておむつウエブ49
を流れ方向と平行な中心線を基準線として二つ折りに畳
む。
シール装置51によって、吸収性本体3、3間のほぼ中
間の位置において、最外層シート同士を超音波溶着等に
よって一体的にシールする(サイドシール)。このシー
ルは間欠的に行われる。
ブ49はファイナルカッターユニット52によって、個
々の使い捨ておむつ1に切断する(切断工程)。切断は
サイドシール部分の内において行われ切断部分は接合部
7(第1図参照)となる。切断後すぐにシール部分が剥
がれてしまわないように、超音波シールは適切なシール
強度とシール幅が得られるように行われる。こうして、
伸縮自在の完全パンツ型使い捨ておむつ1を得る。この
使い捨ておむつ1の接合部分7、7を剥して、伸長化さ
れ得る部分を延伸して広げた状態が、ほぼ第1図に示さ
れるおむつに等しい。
について説明する。この第2の実施態様は、第2の実施
例による使い捨ておむつ21、即ち、フラット型の使い
捨ておむつの製造方法の実施態様である。また、第2の
実施態様では、吸収性本体3は、その長手方向に対して
平行に流す縦流しの方式である。
示していないが、連続する帯状のバックシート16上に
解繊繊維等の吸収体17を順次等間隔に載置し、この上
を連続した帯状のトップシート15で覆い、接着して製
造されている。一方、第1弾性部材19は予めバックシ
ート16に長手方向に張設される。このようにして、吸
収性本体3が連続した帯状体30が製造され、第4図に
矢印Bで示すように、吸収性本体3を長手方向に連なる
ようにして反転装置31へ搬送する。
32が設けられており、吸収性本体3のバックシート1
6側の全面に、接着剤を塗布するように、帯状体30の
一面に連続的に接着剤を塗布している。
ート6に全面的に塗工されているが、必要最小限のパタ
ーン塗工であっても問題ない、尚、塗工工程としては、
ビード、コーター、スプレー、転写、スクリーン、グラ
ビア等がある。
って切断され、個々の吸収性本体3が製造される。切断
された吸収性本体3は、反転装置31によって約90°
回転した後間欠的に重合ロール34に送られる。
ず)より巻き出されて重合ロール34に送られ、該重合
ロール34において吸収性本体3と最外層シート帯42
が物品本体に塗布された接着剤を介して一体的に接合さ
れて使い捨ておむつウェッブ49が形成される。
に、ロータリーダイカッター45によってレッグホール
49を形成し、ファイナルカッターユニット52によっ
て個々の使い捨ておむつ21に切断する。そして、次工
程でテープファスナー23をサイドフラップ22に取着
する。
ついて説明する。第3の実施態様においては、吸収性本
体3をその長手方向を流れ方向に対して垂直に流した横
流しの方法の例を示したものである。
体3を間欠的に配置した最外層シート2の上には、更
に、原反より巻き出された表面シート55を重合ロール
群56により一体的に接合している。その他の製造工程
は上述した第2の実施態様と略同一である。この第3の
実施態様により得られた使い捨ておむつ58によれば、
表面シート55により吸収性本体3をより確実に固定す
ることができる。
の吸収性本体3は、間欠移送装置57のヘッドに支持さ
れ、予め吸収性本体3に配置された弾性部材19の収縮
応力の影響を受けることなくフラットの形状を維持しつ
つ、重合ロール34へと送られる。この間欠移送工程の
内には、エンドフラップ16aを吸収体上面に折り返す
工程を組入れることが好ましい。
る方法により得られた使い捨ておむつ1、21、51に
は、バックシート16は吸収体17の置かれた部分にし
か配置されていないので、フラップは高可撓性であり、
かつ通気性に富む。
ァスナーを用いて着用者におむつを固定する際にかかる
引っ張り応力に対し、充分な強度を持った不織布の供給
が可能となる利点が挙げられる。かかる使い捨て吸収性
物品に用いられる材料として、例えば、不織布などはコ
ストを考えた場合、薄手のものとなる。その際、原反に
まかれた不織布は、長尺方向の強度が短尺方向の強度よ
りも5〜6倍優れている。本製法においては、その長尺
方向をテープファスナーの応力のかかる方向に配置する
ことが可能であり、非常に合理的な商品設計ができる。
よれば、弾性部材の配置が容易であり、高速生産性を損
なうことなく本発明の吸収性物品の製造を行うことが可
能である。
ない範囲で任意に変更実施可能であることが言うまでも
ない。例えば、完全パンツ型の使い捨ておむつ1におけ
るサイドシール部分に隣接して、着用者より容易に剥し
得るように、引き裂き案内手段を配置した構成であって
もよい。この引き裂き案内手段は、切り込み案内線であ
ったり、シール部分であったり、容易に引き作ことので
きるものであり、一方、着用中に破れたり、裂けたりす
ることのない強度を有している。
フラップの風合いに優れ、且つ通気性の優れた使い捨て
吸収性物品を提供することができる。
展開した状態の一部切り欠き平面図である。
展開した状態の一部切り欠き平面図である。
の実施態様を示す斜視図である。
の実施態様を示す斜視図である。
の実施態様を示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、これら両シート間に配置された吸収
体とを有する吸収性本体と、中央部に該吸収性本体が接
合固定される通気性シートであって、着用時にウエスト
を囲んで上記吸収性本体を着用者にあてて保持する最外
層シートとを備え、 上記最外層シートは、撥水性を有するシートであり、 上記最外層シートの長手方向における両端縁部には、そ
れぞれ上記吸収性本体の外方へ延出するウエストフラッ
プが設けられ、該ウエストフラップには、それぞれウエ
スト開口部の弾性部材が配置されており、 上記最外層シートには、上記吸収性本体の両側部に凹欠
部が形成されており、該凹欠部の形成されているくびれ
部分の上方及び下方には、それぞれ、上記吸収性本体の
幅方向外方に延出する左右一対のサイドフラップが設け
られ、該サイドフラップそれぞれにサイドフラップの弾
性部材が該吸収性本体の幅方向に配設されており、 上記サイドフラップの弾性部材は、上記サイドフラップ
における上記くびれ部分寄りの端部を除く部分と上記ウ
エストフラップとの間に配設されている使い捨て吸収性
物品。 - 【請求項2】 上記吸収性本体に、レッグ部にギャザー
を形成する弾性部材が配置されている請求項1記載の使
い捨て吸収性物品。
Priority Applications (1)
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JP2002030587A JP3411912B2 (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 使い捨て吸収性物品 |
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