JP3411667B2 - 内視鏡用光源装置 - Google Patents
内視鏡用光源装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光源ランプから内視
鏡のライトガイドに照明光を供給するための内視鏡用光
源装置に関する。
鏡のライトガイドに照明光を供給するための内視鏡用光
源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用光源装置においては、内視鏡の
被写体の明るさを適正に維持するために、ライトガイド
ファイババンドルに供給する照明光の光束量を適宜調整
する必要がある。
被写体の明るさを適正に維持するために、ライトガイド
ファイババンドルに供給する照明光の光束量を適宜調整
する必要がある。
【0003】そこで、光源ランプとライトガイドファイ
ババンドルとの間の照明光路を任意量遮ることができる
ように可動絞りを設けて、その可動絞りを照明光路に対
して外縁側から侵入させ、その可動絞りによる照明光路
遮り量を変えることによって、ライトガイドファイババ
ンドルに入射される照明光線束の面積を調整している。
ババンドルとの間の照明光路を任意量遮ることができる
ように可動絞りを設けて、その可動絞りを照明光路に対
して外縁側から侵入させ、その可動絞りによる照明光路
遮り量を変えることによって、ライトガイドファイババ
ンドルに入射される照明光線束の面積を調整している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡の照明用光源ラ
ンプとしては、明るくて発熱量の少ないキセノンランプ
などが広く用いられている。しかし、キセノンランプか
らの射出光には、電極間の放電やキセノンガスの対流な
どによって、中央部分にちらつきが生じる場合がある。
ンプとしては、明るくて発熱量の少ないキセノンランプ
などが広く用いられている。しかし、キセノンランプか
らの射出光には、電極間の放電やキセノンガスの対流な
どによって、中央部分にちらつきが生じる場合がある。
【0005】そのようなちらつきは、照明光全体からみ
ればさほど目立つものではないが、上述のように照明光
路を外縁側から遮っていくと、周辺光に対する中心光の
割合が多くなるのでちらつきが目立ちはじめ、内視鏡観
察に支障をきたすことになる。
ればさほど目立つものではないが、上述のように照明光
路を外縁側から遮っていくと、周辺光に対する中心光の
割合が多くなるのでちらつきが目立ちはじめ、内視鏡観
察に支障をきたすことになる。
【0006】このような現象は、照明光路を外縁側から
遮る絞りを用いる場合だけでなく、例えば図20に示さ
れるような、薄板をコの字状に曲げて形成された絞りを
照明光路中で回転させて、図21に示されるように照明
光路Lの中心部分以外を次第に遮るようにした絞りな
ど、種々の絞りによっても程度の差こそあれ同じように
発生する。
遮る絞りを用いる場合だけでなく、例えば図20に示さ
れるような、薄板をコの字状に曲げて形成された絞りを
照明光路中で回転させて、図21に示されるように照明
光路Lの中心部分以外を次第に遮るようにした絞りな
ど、種々の絞りによっても程度の差こそあれ同じように
発生する。
【0007】そこで本発明は、内視鏡のライトガイドに
入射する照明光の光束量を調整するために照明光路を遮
っても、ちらつきの目立たない内視鏡用光源装置を提供
することを目的とする。
入射する照明光の光束量を調整するために照明光路を遮
っても、ちらつきの目立たない内視鏡用光源装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用光源装置は、光源ランプから内視
鏡のライトガイドに照明光を入射させるための内視鏡用
光源装置において、上記光源ランプとライトガイドとの
間の照明光路を任意量遮ることができるように配置され
た可動絞りと、上記照明光路の中央部分だけを遮るため
の中央部分遮光手段と、上記可動絞りの照明光路遮り量
に対応して上記照明光路の中央部分を遮る状態と遮らな
い状態とに上記中央部分遮光手段の状態を制御するため
の遮光制御手段とを設けたことを特徴とする。なお、上
記中央部分遮光手段の遮光領域が、水平方向より鉛直方
向に長い縦長であるとよい。
め、本発明の内視鏡用光源装置は、光源ランプから内視
鏡のライトガイドに照明光を入射させるための内視鏡用
光源装置において、上記光源ランプとライトガイドとの
間の照明光路を任意量遮ることができるように配置され
た可動絞りと、上記照明光路の中央部分だけを遮るため
の中央部分遮光手段と、上記可動絞りの照明光路遮り量
に対応して上記照明光路の中央部分を遮る状態と遮らな
い状態とに上記中央部分遮光手段の状態を制御するため
の遮光制御手段とを設けたことを特徴とする。なお、上
記中央部分遮光手段の遮光領域が、水平方向より鉛直方
向に長い縦長であるとよい。
【0009】また、上記中央部分遮光手段の遮光領域の
周囲に、上記光源ランプから発せられた照明光の分光特
性を補正するための分光特性補正フィルタを併設して、
その分光特性補正フィルタが上記遮光制御手段により上
記中央部分遮光手段と共に上記照明光路内に挿脱される
ようにしてもよく、その場合、上記中央部分遮光手段
を、上記分光特性補正フィルタの中央部分に遮光物質を
蒸着して形成するとよい。
周囲に、上記光源ランプから発せられた照明光の分光特
性を補正するための分光特性補正フィルタを併設して、
その分光特性補正フィルタが上記遮光制御手段により上
記中央部分遮光手段と共に上記照明光路内に挿脱される
ようにしてもよく、その場合、上記中央部分遮光手段
を、上記分光特性補正フィルタの中央部分に遮光物質を
蒸着して形成するとよい。
【0010】また、上記中央部分遮光手段を板状に形成
して上記照明光路中に常時配置し、上記照明光路の光軸
とほぼ垂直をなす軸線を中心にして上記遮光制御手段に
より回転駆動するようにしてもよい。
して上記照明光路中に常時配置し、上記照明光路の光軸
とほぼ垂直をなす軸線を中心にして上記遮光制御手段に
より回転駆動するようにしてもよい。
【0011】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は内
視鏡用光源装置の全体構成を略示しており、内視鏡1の
挿入部の先端には、対物レンズ2による被写体の結像位
置に例えば電荷結合素子(CCD)からなる固体撮像素
子3が配置され、その観察範囲を照明するための照明用
ライトガイドファイババンドル4の射出端に面して、照
明光の配光角を広げて被写体に照射するための照明レン
ズ5が配置されている。
視鏡用光源装置の全体構成を略示しており、内視鏡1の
挿入部の先端には、対物レンズ2による被写体の結像位
置に例えば電荷結合素子(CCD)からなる固体撮像素
子3が配置され、その観察範囲を照明するための照明用
ライトガイドファイババンドル4の射出端に面して、照
明光の配光角を広げて被写体に照射するための照明レン
ズ5が配置されている。
【0012】光源装置兼ビデオプロセッサ20に接続さ
れる内視鏡1のコネクタ部6には、固体撮像素子3に入
出力される信号を伝達する信号線を光源装置兼ビデオプ
ロセッサ20側に接続するための電気コネクタ7や、ラ
イトガイドファイババンドル4の入射端などが配置され
ている。
れる内視鏡1のコネクタ部6には、固体撮像素子3に入
出力される信号を伝達する信号線を光源装置兼ビデオプ
ロセッサ20側に接続するための電気コネクタ7や、ラ
イトガイドファイババンドル4の入射端などが配置され
ている。
【0013】光源装置兼ビデオプロセッサ20内には、
固体撮像素子3から送られてくる映像信号を処理するた
めの映像信号処理部21の他、ライトガイドファイババ
ンドル4に供給する照明光を発生するための光源ランプ
22などが設けられている。映像信号処理部21の出力
端にはモニタ49が接続され、内視鏡観察像がこのモニ
タ49に表示される。
固体撮像素子3から送られてくる映像信号を処理するた
めの映像信号処理部21の他、ライトガイドファイババ
ンドル4に供給する照明光を発生するための光源ランプ
22などが設けられている。映像信号処理部21の出力
端にはモニタ49が接続され、内視鏡観察像がこのモニ
タ49に表示される。
【0014】ライトガイドファイババンドル4の入射端
と光源ランプ22との間には、光源ランプ22から放射
された照明光をライトガイドファイババンドル4の入射
端に収束させるための集光レンズ24が配置されてい
る。
と光源ランプ22との間には、光源ランプ22から放射
された照明光をライトガイドファイババンドル4の入射
端に収束させるための集光レンズ24が配置されてい
る。
【0015】また、光源ランプ22と集光レンズ24と
の間には、その間の照明光路を任意量遮ることができる
ように可動絞り25が配置され、ライトガイドファイバ
バンドル4の入射端と集光レンズ24との間には、光源
ランプ22から発せられた照明光路の中央部分だけを遮
光するための中央部分遮光板26が、照明光路に対して
挿脱自在に配置されている。但し、中央部分遮光板26
を光源ランプ22と集光レンズ24との間に配置しても
よい。
の間には、その間の照明光路を任意量遮ることができる
ように可動絞り25が配置され、ライトガイドファイバ
バンドル4の入射端と集光レンズ24との間には、光源
ランプ22から発せられた照明光路の中央部分だけを遮
光するための中央部分遮光板26が、照明光路に対して
挿脱自在に配置されている。但し、中央部分遮光板26
を光源ランプ22と集光レンズ24との間に配置しても
よい。
【0016】23は、RGB面順次撮像用の照明を行う
ために、赤(R)、緑(G)、青(B)の三色のフィル
タを順に照明光路中に挿入するように、一定速度で回転
駆動されるRGB回転フィルタである。
ために、赤(R)、緑(G)、青(B)の三色のフィル
タを順に照明光路中に挿入するように、一定速度で回転
駆動されるRGB回転フィルタである。
【0017】光源ランプ22を駆動するランプ制御回路
27、可動絞り25を駆動する絞り駆動回路28、及び
中央部分遮光板26を駆動する遮光板駆動回路29など
は、光源装置兼ビデオプロセッサ20内に設けられたマ
イコン(マイクロコンピュータ)制御部30によって動
作が制御される。
27、可動絞り25を駆動する絞り駆動回路28、及び
中央部分遮光板26を駆動する遮光板駆動回路29など
は、光源装置兼ビデオプロセッサ20内に設けられたマ
イコン(マイクロコンピュータ)制御部30によって動
作が制御される。
【0018】図2は可動絞り25を示しており、V字状
に開閉自在に配置された一対の絞り羽根251,251
の各回動軸に固定されたピニオン252,252どうし
が噛み合っていて、その一方がパルスモータ253によ
って駆動されることにより、絞り羽根251,251が
V字状に開閉される。
に開閉自在に配置された一対の絞り羽根251,251
の各回動軸に固定されたピニオン252,252どうし
が噛み合っていて、その一方がパルスモータ253によ
って駆動されることにより、絞り羽根251,251が
V字状に開閉される。
【0019】したがって、矢印A方向に可動絞り25を
閉じれば、照明光路Lが外縁側から次第に遮られて、ラ
イトガイドファイババンドル4に入射する周辺光の割合
が減少し、逆に矢印B方向に開けば照明光路Lが外縁側
へ次第に広がる。
閉じれば、照明光路Lが外縁側から次第に遮られて、ラ
イトガイドファイババンドル4に入射する周辺光の割合
が減少し、逆に矢印B方向に開けば照明光路Lが外縁側
へ次第に広がる。
【0020】図3は絞り駆動回路28を示しており、パ
ルスを発振するための発振部281と、後述するワンチ
ップマイコン50から制御信号を受けてパルスモータ2
53に与えるパルス数を設定するためのパルス制御回路
部282と、そのパルス制御回路部282からの制御信
号によりパルスモータ253を駆動するためのモータ駆
動回路部283によって構成されている。
ルスを発振するための発振部281と、後述するワンチ
ップマイコン50から制御信号を受けてパルスモータ2
53に与えるパルス数を設定するためのパルス制御回路
部282と、そのパルス制御回路部282からの制御信
号によりパルスモータ253を駆動するためのモータ駆
動回路部283によって構成されている。
【0021】図4は、中央部分遮光板26と遮光板駆動
回路29部分を示しており、中央部分遮光板26は、ロ
ータリソレノイド261によって矢印C方向に揺動駆動
されるアーム262の先端に取り付けられていて、照明
光路Lの中央部分だけを遮光する状態と、照明光路Lか
ら完全に退避される状態のいずれか一方の状態が選択さ
れる。遮光板駆動回路29には、後述するワンチップマ
イコン50から、絞り駆動回路28と連動するオン、オ
フの制御信号が入力される。
回路29部分を示しており、中央部分遮光板26は、ロ
ータリソレノイド261によって矢印C方向に揺動駆動
されるアーム262の先端に取り付けられていて、照明
光路Lの中央部分だけを遮光する状態と、照明光路Lか
ら完全に退避される状態のいずれか一方の状態が選択さ
れる。遮光板駆動回路29には、後述するワンチップマ
イコン50から、絞り駆動回路28と連動するオン、オ
フの制御信号が入力される。
【0022】アーム262は、照明光路Lをできるだけ
遮らないように、極めて細幅に形成されている。ただ
し、照明光の進行方向と同方向(紙面と垂直の方向)に
は、寸法を充分にとって強度を確保するとよい。
遮らないように、極めて細幅に形成されている。ただ
し、照明光の進行方向と同方向(紙面と垂直の方向)に
は、寸法を充分にとって強度を確保するとよい。
【0023】中央部分遮光板26は、図4に示されるよ
うに、照明光路Lの中央にあるときに遮光領域が水平方
向より鉛直方向に長くなるように、縦長の楕円形に形成
されている。キセノンランプからの射出光に含まれる中
央部分のちらつきは鉛直方向の方が水平方向に比べて長
いので、それに対応する形状にしたものである。
うに、照明光路Lの中央にあるときに遮光領域が水平方
向より鉛直方向に長くなるように、縦長の楕円形に形成
されている。キセノンランプからの射出光に含まれる中
央部分のちらつきは鉛直方向の方が水平方向に比べて長
いので、それに対応する形状にしたものである。
【0024】図5は、マイコン制御部30とその周辺を
示しており、マイコン制御部30では、演算処理を行う
ための中央演算装置(CPU)31に接続されたシステ
ムバス32に、プログラムなどを格納した読み出し専用
メモリ(ROM)33、ランダムアクセスメモリ(RA
M)34及びリアルタイムクロック(RTC)35など
が接続されている。
示しており、マイコン制御部30では、演算処理を行う
ための中央演算装置(CPU)31に接続されたシステ
ムバス32に、プログラムなどを格納した読み出し専用
メモリ(ROM)33、ランダムアクセスメモリ(RA
M)34及びリアルタイムクロック(RTC)35など
が接続されている。
【0025】また、システムバス32に接続されたCR
Tコントーラ(CRTC)37を通して、ビデオ用ラン
ダムアクセスメモリ(ビデオRAM)36に格納された
表示用文字データと、映像信号処理部21から出力され
る画像データとが合成されてモニタ49に出力される。
Tコントーラ(CRTC)37を通して、ビデオ用ラン
ダムアクセスメモリ(ビデオRAM)36に格納された
表示用文字データと、映像信号処理部21から出力され
る画像データとが合成されてモニタ49に出力される。
【0026】光源装置兼ビデオプロセッサ20のパネル
スイッチ201、光源ランプ22を制御するためのラン
プ制御回路27及び外部のキーボード202は、各々入
出力ポート38,39及び40を介してシステムバス3
2に接続されている。
スイッチ201、光源ランプ22を制御するためのラン
プ制御回路27及び外部のキーボード202は、各々入
出力ポート38,39及び40を介してシステムバス3
2に接続されている。
【0027】パネルスイッチ201には、可動絞り25
を動作させることによって行われる内視鏡映像の明るさ
調節を、自動または手動のいずれで行うか選択する自/
手切り換えスイッチや、内視鏡映像の明るさを例えば
「1」から「10」の10段階に調整するための明るさ
アップスイッチとダウンスイッチなどが配置されてい
る。
を動作させることによって行われる内視鏡映像の明るさ
調節を、自動または手動のいずれで行うか選択する自/
手切り換えスイッチや、内視鏡映像の明るさを例えば
「1」から「10」の10段階に調整するための明るさ
アップスイッチとダウンスイッチなどが配置されてい
る。
【0028】また、絞り駆動回路28及び遮光板駆動回
路29の動作を制御するためのワンチップマイコン(マ
イクロコンピュータ)50が、システムバス32に接続
された入出力ポート41の端子t1及びt2に接続され
ており、パネルスイッチ201で設定された自/手切り
換えの状態と明るさ調整の内容が、システムバスを介し
て読み取られる。t1は、自/手切り換え信号用の1ビ
ットの端子、t2は、明るさ制御信号用の4ビットの端
子である。
路29の動作を制御するためのワンチップマイコン(マ
イクロコンピュータ)50が、システムバス32に接続
された入出力ポート41の端子t1及びt2に接続され
ており、パネルスイッチ201で設定された自/手切り
換えの状態と明るさ調整の内容が、システムバスを介し
て読み取られる。t1は、自/手切り換え信号用の1ビ
ットの端子、t2は、明るさ制御信号用の4ビットの端
子である。
【0029】内視鏡映像の輝度信号は、ワンチップマイ
コン50に内蔵されたA/D変換器(図示せず)によっ
て、数値「0」(暗)〜「128」(明)に変換され
る。また、パネルスイッチ201で設定された明るさ数
値「1」〜「10」は、例えば図6に示されるような参
照テーブルによって、参照値(数値に変換された輝度信
号と比較するための数値)に変換される。
コン50に内蔵されたA/D変換器(図示せず)によっ
て、数値「0」(暗)〜「128」(明)に変換され
る。また、パネルスイッチ201で設定された明るさ数
値「1」〜「10」は、例えば図6に示されるような参
照テーブルによって、参照値(数値に変換された輝度信
号と比較するための数値)に変換される。
【0030】図7ないし図10は、マイコン制御部30
における制御処理内容を示すフロー図であり、Sは処理
ステップを示す。図7は、マイコン制御部30のROM
33に格納されたメインプログラムの内容を示してお
り、ここでは、所定の初期設定を行ったあと(S1)、
パネルスイッチ201によって設定された処理(S
2)、キーボード202からの入力処理(S3)、ラン
プ制御回路27関連の処理(S4)、内視鏡1側に関連
する処理(S5)、日付及び時刻等の表示の処理(S
6)及びその他の処理(S7)を順に繰り返す。
における制御処理内容を示すフロー図であり、Sは処理
ステップを示す。図7は、マイコン制御部30のROM
33に格納されたメインプログラムの内容を示してお
り、ここでは、所定の初期設定を行ったあと(S1)、
パネルスイッチ201によって設定された処理(S
2)、キーボード202からの入力処理(S3)、ラン
プ制御回路27関連の処理(S4)、内視鏡1側に関連
する処理(S5)、日付及び時刻等の表示の処理(S
6)及びその他の処理(S7)を順に繰り返す。
【0031】図8は、S2のパネルスイッチ処理の内容
を示しており、まず、パネルスイッチ201中のいずれ
かのスイッチが押されたかどうかを判定し(S11)、
どのスイッチも押されていなかったら終了して、S3の
キーボード処理に移行する。
を示しており、まず、パネルスイッチ201中のいずれ
かのスイッチが押されたかどうかを判定し(S11)、
どのスイッチも押されていなかったら終了して、S3の
キーボード処理に移行する。
【0032】スイッチが押されていて、それが自/手切
り換えスイッチだったら(S12)自動から手動または
手動から自動への切り換え処理を行い(S13)、明る
さアップスイッチだったら(S14)ワンチップマイコ
ン50に対して明るさアップの信号を送る処理を行い
(S15)、明るさダウンスイッチだったら(S16)
ワンチップマイコン50に対して明るさダウンの信号を
送る処理を行い(S17)、その他のスイッチだったら
(S18)それに応じた処理を行って(S19)、S3
のキーボード処理に移行する。
り換えスイッチだったら(S12)自動から手動または
手動から自動への切り換え処理を行い(S13)、明る
さアップスイッチだったら(S14)ワンチップマイコ
ン50に対して明るさアップの信号を送る処理を行い
(S15)、明るさダウンスイッチだったら(S16)
ワンチップマイコン50に対して明るさダウンの信号を
送る処理を行い(S17)、その他のスイッチだったら
(S18)それに応じた処理を行って(S19)、S3
のキーボード処理に移行する。
【0033】図9は、S13の自/手切り換えスイッチ
処理の内容を示しており、こででは変数u1=0が自動
を意味し、u1=1が手動を意味するように設定されて
いる。
処理の内容を示しており、こででは変数u1=0が自動
を意味し、u1=1が手動を意味するように設定されて
いる。
【0034】そして、それまでu1=0なのかどうかを
判定して(S21)、u1=0のとき、即ちそれまでが
自動だったときは、u1=1にすると共に、ワンチップ
マイコン50への入出力ポート41の端子t1をハイレ
ベルにする(S22)。u1=1のとき、即ちそれまで
が手動だったときは、u1=0にすると共に端子t1を
ローレベルにする(S23)。
判定して(S21)、u1=0のとき、即ちそれまでが
自動だったときは、u1=1にすると共に、ワンチップ
マイコン50への入出力ポート41の端子t1をハイレ
ベルにする(S22)。u1=1のとき、即ちそれまで
が手動だったときは、u1=0にすると共に端子t1を
ローレベルにする(S23)。
【0035】図10は、S15の明るさアップスイッチ
が押されたときの処理の内容を示しており、ここでは変
数u2が、「1」〜「10」の明るさ数値を意味するよ
うに設定されている。
が押されたときの処理の内容を示しており、ここでは変
数u2が、「1」〜「10」の明るさ数値を意味するよ
うに設定されている。
【0036】そして、u2がすでに上限の「10」だっ
たら終了してS3のキーボード処理に移行し(S3
1)、u2が上限値でないときはu2に「1」を加算し
て(S32)、その値を入出力ポート41の端子t2に
出力してからS3のキーボード処理に移行する。なお、
S17の明るさダウンスイッチが押されたときの処理も
これと同様にして、u2から「1」を減算するように行
われる。
たら終了してS3のキーボード処理に移行し(S3
1)、u2が上限値でないときはu2に「1」を加算し
て(S32)、その値を入出力ポート41の端子t2に
出力してからS3のキーボード処理に移行する。なお、
S17の明るさダウンスイッチが押されたときの処理も
これと同様にして、u2から「1」を減算するように行
われる。
【0037】図11ないし図13は、ワンチップマイコ
ン50における可動絞り25と中央部分遮光板26の動
作制御処理の内容を示している。ここでは、まず初期設
定をしたら(S41)、パネルスイッチ201で設定さ
れた明るさ数値を端子t2から入力し、同時に調光の自
動/手動の切り換え状態を端子t1から入力する(S4
2)。
ン50における可動絞り25と中央部分遮光板26の動
作制御処理の内容を示している。ここでは、まず初期設
定をしたら(S41)、パネルスイッチ201で設定さ
れた明るさ数値を端子t2から入力し、同時に調光の自
動/手動の切り換え状態を端子t1から入力する(S4
2)。
【0038】そして、調光の状態が自動調光かどうかを
判定し(S43)、自動調光の場合には、映像信号から
輝度信号をデジタル信号に変換して入力し(S44)、
その輝度信号値を、図6で説明した明るさ数値に対応す
る参照値と比較する(S45)。
判定し(S43)、自動調光の場合には、映像信号から
輝度信号をデジタル信号に変換して入力し(S44)、
その輝度信号値を、図6で説明した明るさ数値に対応す
る参照値と比較する(S45)。
【0039】その比較の結果、輝度信号値と参照値との
差が許容内であればそのままS42へ戻って上記の処理
を繰り返す(S46)。差が許容範囲を越えていたら、
輝度信号値と参照値のどちらが大きいかを判定する(S
47)。
差が許容内であればそのままS42へ戻って上記の処理
を繰り返す(S46)。差が許容範囲を越えていたら、
輝度信号値と参照値のどちらが大きいかを判定する(S
47)。
【0040】判定の結果、輝度信号値の方が参照値より
大きいときは、ライトガイドファイババンドル4に入射
する照明光束量が少なくなるように可動絞り25を閉じ
方向に駆動する(S48)。そして、その時中央部分遮
光板26が既に照明光路L内にある場合には、S42か
らの処理を繰り返す(S49)。
大きいときは、ライトガイドファイババンドル4に入射
する照明光束量が少なくなるように可動絞り25を閉じ
方向に駆動する(S48)。そして、その時中央部分遮
光板26が既に照明光路L内にある場合には、S42か
らの処理を繰り返す(S49)。
【0041】中央部分遮光板26が照明光路L外にある
場合には、パルスモータ253に与えたパルス数から判
断して、絞り羽根251の角度が第1の設定値以下にな
っていなければ、中央部分遮光板26を照明光路L中に
入れることなくS42へ戻り(S50)、絞り羽根25
1の角度が第1の設定値以下になっていたら、中央部分
遮光板26を照明光路L中に入れる(S51)。
場合には、パルスモータ253に与えたパルス数から判
断して、絞り羽根251の角度が第1の設定値以下にな
っていなければ、中央部分遮光板26を照明光路L中に
入れることなくS42へ戻り(S50)、絞り羽根25
1の角度が第1の設定値以下になっていたら、中央部分
遮光板26を照明光路L中に入れる(S51)。
【0042】そして、中央部分遮光板26の挿入によっ
て減少したライトガイドファイババンドル4への入射光
束量を補償するために、可動絞り25を一定角度開いて
からS42へ戻る(S52)。ただし、その角度は厳密
である必要はなく、処理ループが繰り返されることによ
って自然に適正な状態になる。
て減少したライトガイドファイババンドル4への入射光
束量を補償するために、可動絞り25を一定角度開いて
からS42へ戻る(S52)。ただし、その角度は厳密
である必要はなく、処理ループが繰り返されることによ
って自然に適正な状態になる。
【0043】S47における判定で、輝度信号値の方が
参照値より大きくないときは、ライトガイドファイババ
ンドル4に入射する照明光束量が多くなるように可動絞
り25を開き方向に駆動する(S53)。そして、その
時中央部分遮光板26が既に照明光路L外にある場合に
は、S42からの処理を繰り返す(S54)。
参照値より大きくないときは、ライトガイドファイババ
ンドル4に入射する照明光束量が多くなるように可動絞
り25を開き方向に駆動する(S53)。そして、その
時中央部分遮光板26が既に照明光路L外にある場合に
は、S42からの処理を繰り返す(S54)。
【0044】中央部分遮光板26が照明光路L内にある
場合には、絞り羽根251の角度が第2の設定値以上に
なっていなければ、中央部分遮光板26を照明光路L中
から外すことなくS42へ戻り(S55)、絞り羽根2
51の角度が第2の設定値以上になっていたら、中央部
分遮光板26を照明光路L中から外す(S56)。
場合には、絞り羽根251の角度が第2の設定値以上に
なっていなければ、中央部分遮光板26を照明光路L中
から外すことなくS42へ戻り(S55)、絞り羽根2
51の角度が第2の設定値以上になっていたら、中央部
分遮光板26を照明光路L中から外す(S56)。
【0045】そして、中央部分遮光板26の退避によっ
て増加したライトガイドファイババンドル4への入射光
束量を元の適正値に戻すために、可動絞り25を一定角
度閉めてからS42へ戻る(S57)。この場合も、閉
じ角度は厳密な値である必要はない。
て増加したライトガイドファイババンドル4への入射光
束量を元の適正値に戻すために、可動絞り25を一定角
度閉めてからS42へ戻る(S57)。この場合も、閉
じ角度は厳密な値である必要はない。
【0046】なお、第1の設定値と第2の設定値につい
ては、中央部分遮光板26が照明光路L中に入るとライ
トガイドファイババンドル4に入射する光束量が少し減
少するので、第1の設定値より第2の設定値を少し大き
な値に設定するために二つに分けられている。
ては、中央部分遮光板26が照明光路L中に入るとライ
トガイドファイババンドル4に入射する光束量が少し減
少するので、第1の設定値より第2の設定値を少し大き
な値に設定するために二つに分けられている。
【0047】S43の判定で自動調光でないとき、即ち
手動調光のときは、パネルスイッチ201から入力され
ている明るさ数値が、前回の処理時に比べて変化してい
るかどうかを判定し(S58)、変化がなければ何もせ
ずにS42へ戻る。
手動調光のときは、パネルスイッチ201から入力され
ている明るさ数値が、前回の処理時に比べて変化してい
るかどうかを判定し(S58)、変化がなければ何もせ
ずにS42へ戻る。
【0048】明るさ数値が前回の処理時に比べて変化し
ているときは、絞り駆動回路28により可動絞り25を
所定の角度になるように移動させる。この時は、明るさ
数値がわかっていて、従ってこの後に中央部分遮光板2
6を入れるか外すかがわかっているので、その要素を入
れた角度移動を行う(S59)。
ているときは、絞り駆動回路28により可動絞り25を
所定の角度になるように移動させる。この時は、明るさ
数値がわかっていて、従ってこの後に中央部分遮光板2
6を入れるか外すかがわかっているので、その要素を入
れた角度移動を行う(S59)。
【0049】そして、明るさ数値が設定値(例えば、明
るさ「3」)以下になっていたら中央部分遮光板26を
照明光路L中に入れ(S60,S61)、明るさ数値が
設定値以下でなければ中央部分遮光板26を照明光路L
外に外して、S42へ戻る(S62)。
るさ「3」)以下になっていたら中央部分遮光板26を
照明光路L中に入れ(S60,S61)、明るさ数値が
設定値以下でなければ中央部分遮光板26を照明光路L
外に外して、S42へ戻る(S62)。
【0050】このようにして、図14に示されるように
可動絞り25が照明光路Lを遮らないときは、中央部分
遮光板26も照明光路Lを遮らず、可動絞り25が照明
光路Lを外縁側から一定以上遮ると、図15に示される
ように、中央部分遮光板26が照明光路Lの中央部分を
遮り、照明光のちらつきが目立つのを防止する。
可動絞り25が照明光路Lを遮らないときは、中央部分
遮光板26も照明光路Lを遮らず、可動絞り25が照明
光路Lを外縁側から一定以上遮ると、図15に示される
ように、中央部分遮光板26が照明光路Lの中央部分を
遮り、照明光のちらつきが目立つのを防止する。
【0051】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば中央部分遮光板26を、図16に示
されるように、アーム262の先に取り付けた透明な分
光特性補正フィルタ46の中心部分に配置してもよい。
のではなく、例えば中央部分遮光板26を、図16に示
されるように、アーム262の先に取り付けた透明な分
光特性補正フィルタ46の中心部分に配置してもよい。
【0052】分光特性補正フィルタ46は、照明光路L
の断面積より大きく形成する。この場合、中央部分遮光
板26は、アルミニウム等のような不透明物質を分光特
性補正フィルタ46に蒸着して形成することができる。
の断面積より大きく形成する。この場合、中央部分遮光
板26は、アルミニウム等のような不透明物質を分光特
性補正フィルタ46に蒸着して形成することができる。
【0053】分光特性補正フィルタ46としては、図1
7に分光特性が例示されるような、長波長側の光の透過
性がやや低くて、照明光の色温度を少し上げる作用をす
るカラーフィルタの中から、装置の組み合わせ等に適合
するものを選択して使用する。
7に分光特性が例示されるような、長波長側の光の透過
性がやや低くて、照明光の色温度を少し上げる作用をす
るカラーフィルタの中から、装置の組み合わせ等に適合
するものを選択して使用する。
【0054】中央部分遮光板26で照明光路Lの中央部
分を遮ると照明光全体としての色温度が少し下がるの
で、それが分光特性補正フィルタ46によって適正な色
温度になるように補正される。
分を遮ると照明光全体としての色温度が少し下がるの
で、それが分光特性補正フィルタ46によって適正な色
温度になるように補正される。
【0055】また中央部分遮光板26は、例えば図18
及び図19に示されるように、薄い板状に形成して照明
光路L中に常時配置し、照明光路Lの光軸とほぼ垂直を
なす回転軸264を中心に回転駆動するようにしてもよ
い。
及び図19に示されるように、薄い板状に形成して照明
光路L中に常時配置し、照明光路Lの光軸とほぼ垂直を
なす回転軸264を中心に回転駆動するようにしてもよ
い。
【0056】この場合には、可動絞り25が開いている
ときは、図18に示されるように中央部分遮光板26を
光束の進行方向と平行にして、中央部分遮光板26がで
きるだけ照明光路Lを遮らないようにし、照明光路Lを
遮るときには、図19に示されるように中央部分遮光板
26を回転軸264中心に回転させればよい。なお回転
角は、図19に示されるように90度でもよいが、それ
以外の角度にしてもよい。
ときは、図18に示されるように中央部分遮光板26を
光束の進行方向と平行にして、中央部分遮光板26がで
きるだけ照明光路Lを遮らないようにし、照明光路Lを
遮るときには、図19に示されるように中央部分遮光板
26を回転軸264中心に回転させればよい。なお回転
角は、図19に示されるように90度でもよいが、それ
以外の角度にしてもよい。
【0057】このように、板状の中央部分遮光板26を
照明光路L内で回転させるようにすると、動作が速くて
実用的である。回転駆動源としてはロータリーソレノイ
ドやモータなどを用いることができる。
照明光路L内で回転させるようにすると、動作が速くて
実用的である。回転駆動源としてはロータリーソレノイ
ドやモータなどを用いることができる。
【0058】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば観察像伝送にイメージガイドファイ
ババンドルを用いた内視鏡等に適用してもよい。また本
発明は、絞りが照明光路Lを外縁側から遮るものだけで
なく、照明光路Lの中央部分を残して遮るような絞りを
用いたものであれば、本発明が適用される。
のではなく、例えば観察像伝送にイメージガイドファイ
ババンドルを用いた内視鏡等に適用してもよい。また本
発明は、絞りが照明光路Lを外縁側から遮るものだけで
なく、照明光路Lの中央部分を残して遮るような絞りを
用いたものであれば、本発明が適用される。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、内視鏡のライトガイド
に入射する照明光路を遮る可動絞りの照明光路遮り量に
対応して、中央部分遮光板が照明光路の中央部分を遮る
ように制御されるので、照明光路を遮っても照明光のち
らつきを目立たなくすることができ、その結果、見やす
い内視鏡画像を得ることができて、正確な診断及び治療
を行うことができ、また録画映像なども見やすく観察す
ることができる。
に入射する照明光路を遮る可動絞りの照明光路遮り量に
対応して、中央部分遮光板が照明光路の中央部分を遮る
ように制御されるので、照明光路を遮っても照明光のち
らつきを目立たなくすることができ、その結果、見やす
い内視鏡画像を得ることができて、正確な診断及び治療
を行うことができ、また録画映像なども見やすく観察す
ることができる。
【0060】そして、中央部分遮光手段の遮光領域を水
平方向より鉛直方向に長い縦長にすることにより、光源
ランプのちらつき範囲に応じた効果的な遮光を行うこと
ができる。
平方向より鉛直方向に長い縦長にすることにより、光源
ランプのちらつき範囲に応じた効果的な遮光を行うこと
ができる。
【0061】また、中央部分遮光手段の遮光領域の周囲
に照明光の分光特性を補正するための分光特性補正フィ
ルタを併設してその分光特性補正フィルタが中央部分遮
光手段と共に照明光路内に挿脱されるようにすれば、中
央部分遮光手段の挿入によって変化する照明光の色温度
を補正して、観察色が変わらないようにすることができ
る。その場合に、中央部分遮光手段を、分光特性補正フ
ィルタの中央部分に遮光物質を蒸着して形成すれば、製
造を正確かつ簡単に行うことができる。
に照明光の分光特性を補正するための分光特性補正フィ
ルタを併設してその分光特性補正フィルタが中央部分遮
光手段と共に照明光路内に挿脱されるようにすれば、中
央部分遮光手段の挿入によって変化する照明光の色温度
を補正して、観察色が変わらないようにすることができ
る。その場合に、中央部分遮光手段を、分光特性補正フ
ィルタの中央部分に遮光物質を蒸着して形成すれば、製
造を正確かつ簡単に行うことができる。
【0062】また、中央部分遮光手段を板状に形成して
照明光路内に常時配置し、照明光路の光軸とほぼ垂直を
なす軸線を中心にして回転駆動するようにすれば、中央
部分遮光手段の動作が速くて実用的である。
照明光路内に常時配置し、照明光路の光軸とほぼ垂直を
なす軸線を中心にして回転駆動するようにすれば、中央
部分遮光手段の動作が速くて実用的である。
【図1】本発明の実施例の全体構成略示図である。
【図2】本発明の実施例の可動絞りの正面図である。
【図3】本発明の実施例の絞り駆動回路のブロック図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施例の中央部分遮光板部分の正面図
である。
である。
【図5】本発明の実施例のマイコン制御部のブロック図
である。
である。
【図6】本発明の実施例の明るさ数値を参照値に変換す
る参照テーブルの内容を例示する図表である。
る参照テーブルの内容を例示する図表である。
【図7】本発明の実施例のマイコン制御部の制御処理フ
ロー図である。
ロー図である。
【図8】本発明の実施例のマイコン制御部の制御処理フ
ロー図である。
ロー図である。
【図9】本発明の実施例のマイコン制御部の制御処理フ
ロー図である。
ロー図である。
【図10】本発明の実施例のマイコン制御部の制御処理
フロー図である。
フロー図である。
【図11】本発明の実施例のワンチップマイコンの制御
処理フロー図である。
処理フロー図である。
【図12】本発明の実施例のワンチップマイコンの制御
処理フロー図である。
処理フロー図である。
【図13】本発明の実施例のワンチップマイコンの制御
処理フロー図である。
処理フロー図である。
【図14】本発明の実施例の動作を説明するための照明
光路の正面図である。
光路の正面図である。
【図15】本発明の実施例の動作を説明するための照明
光路の正面図である。
光路の正面図である。
【図16】本発明の中央部分遮光手段の第2の実施例の
正面図である。
正面図である。
【図17】本発明の第2の実施例の分光特性補正フィル
タの分光特性線図である。
タの分光特性線図である。
【図18】本発明の中央部分遮光手段の第3の実施例の
側面図である。
側面図である。
【図19】本発明の中央部分遮光手段の第3の実施例の
側面図である。
側面図である。
【図20】他の絞り形状を示す斜視図である。
【図21】他の形状の絞りによる照明光路遮光状態を示
す正面図である。
す正面図である。
1 内視鏡
4 ライトガイドファイババンドル
20 光源装置兼ビデオプロセッサ
22 光源ランプ
25 可動絞り
26 中央部分遮光板
30 マイコン制御部
50 ワンチップマイコン
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭63−182621(JP,A)
実開 昭62−19614(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61B 1/00 - 1/32
Claims (5)
- 【請求項1】光源ランプから内視鏡のライトガイドに照
明光を入射させるための内視鏡用光源装置において、 上記光源ランプとライトガイドとの間の照明光路を任意
量遮ることができるように配置された可動絞りと、 上記照明光路の中央部分だけを遮るために上記可動絞り
から独立して駆動される中央部分遮光手段と、 上記可動絞りの照明光路遮り量が次第に大きくなって予
め設定された第1の遮り量以上になった時に上記中央部
分遮光手段が上記照明光路の中央部分を遮る状態にな
り、上記可動絞りの照明光路遮り量が次第に小さくなっ
て上記第1の遮り量より小さな値に予め設定された第2
の遮り量以下になった時には上記中央部分遮光手段が上
記照明光路の中央部分を遮らない状態になるように上記
中央部分遮光手段の状態を制御するための遮光制御手段
とを設けたことを特徴とする内視鏡用光源装置。 - 【請求項2】上記中央部分遮光手段の遮光領域が、水平
方向より鉛直方向に長い縦長である請求項1記載の内視
鏡用光源装置。 - 【請求項3】上記中央部分遮光手段の遮光領域の周囲
に、上記光源ランプから発せられた照明光の分光特性を
補正するための分光特性補正フィルタが併設されてい
て、その分光特性補正フィルタが上記遮光制御手段によ
り上記中央部分遮光手段と共に上記照明光路内に挿脱さ
れる請求項1又は2記載の内視鏡用光源装置。 - 【請求項4】上記中央部分遮光手段が、上記分光特性補
正フィルタの中央部分に遮光物質を蒸着して形成されて
いる請求項3記載の内視鏡用光源装置。 - 【請求項5】上記中央部分遮光手段が板状に形成されて
上記照明光路中に常時配置されていて上記照明光路の光
軸とほぼ垂直をなす軸線を中心にして上記遮光制御手段
により回転駆動される請求項1、2、3又は4記載の内
視鏡用光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10047894A JP3411667B2 (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | 内視鏡用光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10047894A JP3411667B2 (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | 内視鏡用光源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07303606A JPH07303606A (ja) | 1995-11-21 |
JP3411667B2 true JP3411667B2 (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=14275034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10047894A Expired - Fee Related JP3411667B2 (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | 内視鏡用光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3411667B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020763A (ja) * | 2005-07-14 | 2007-02-01 | Pentax Corp | 光量調整装置、及び、電子内視鏡システム |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP10047894A patent/JP3411667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07303606A (ja) | 1995-11-21 |
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Legal Events
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