JP3411629B2 - スティプラ付きソータ - Google Patents

スティプラ付きソータ

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JP3411629B2
JP3411629B2 JP20669993A JP20669993A JP3411629B2 JP 3411629 B2 JP3411629 B2 JP 3411629B2 JP 20669993 A JP20669993 A JP 20669993A JP 20669993 A JP20669993 A JP 20669993A JP 3411629 B2 JP3411629 B2 JP 3411629B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレイ上に集積された
シート群をスティプルするスティプラを備えたスティプ
ラ付きソータに係り、さらに詳しくは、シートを集積可
能な複数のトレイを所定のスティプル位置に順次移動可
能に備え、かつ前記スティプル位置に移動した前記トレ
イ上のシート群をスティプル可能なスティプラを備えた
スティプラ付きソータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のソータとしては、ステ
ィプラをスティプル位置と所定の待機位置との間にて移
動させるためのスティプラの移動機構と、トレイ上のシ
ートの上面をシート押さえ部材によって押圧してシート
群をトレイ上に固定するシート押さえ機構を備えたもの
が知られている。
【0003】従来、このようなソータにおいては、ステ
ィプラの移動機構の駆動源(例えば、電動モータ)とシ
ート押さえ機構の駆動源(例えば、電磁ソレノイド)と
が個別に備えられていて、それらの駆動源が関連的に制
御される構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの駆
動源を個別に備えることは、ソータ全体の大型化,高価
格化および消費電力の増加を招くことになる。このよう
な問題は、特に、シートを精度良くスティプルするため
の機構が搭載されたり、トレイ上のシートに穴を明ける
パンチング機構などが搭載されるであろう多機能なソー
タにおいて顕著である。シートを精度良くスティプルす
るための機構としては、例えば、トレイ上に載置された
シートを揃えるシート揃え機構や、トレイ上に排出され
るシートをそのサイズに応じて幅寄せする幅寄せ機構な
どがあり、これらの機構やパンチング機構にもそれぞれ
専用の駆動源を個別に備える手法が一般化している。
【0005】本発明の目的は、スティプラを移動させる
スティプラ移動機構の駆動源を用いて、シート押さえ部
材を関連的に動作させて、ソータ全体の小型化,低価格
化、省電力化、およびメンテナンスの簡素化を図ること
ができるスティプラ付きソータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のスティプラ付き
ソータは、シートを集積可能な複数のトレイを所定のス
ティプル位置に順次移動可能に備え、かつ前記スティプ
ル位置に移動した前記トレイ上のシート群をスティプル
可能なスティプラを備えたスティプラ付きソータにおい
て、前記スティプル位置と所定の待機位置との間にて前
記スティプラを移動可能なスティプラ移動機構と、前記
スティプル位置に移動した前記トレイ上のシート群をス
ティプル可能な高さにまで押し下げる第1の位置および
そこから離間する第2の位置に移動可能な第1のシート
押さえ部材と、前記スティプラが前記スティプル位置に
移動するときに、前記スティプラ移動機構に連動して前
記第1のシート押さえ部材を前記第1の位置に移動さ
せ、かつ前記スティプラが前記待機位置に移動するとき
に、前記スティプラ移動機構に連動して前記第1のシー
ト押さえ部材を前記第2の位置に移動させる第1の連動
機構とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のスティプラ付きソータは、スティプル
位置と待機位置との間におけるスティプラの移動に連動
して、トレイ上に集積されたシート群の高さをスティプ
ル可能な高さにまで押し下げるためのシート押さえ部材
を関連的に動作させることにより、スティプラを移動さ
せるスティプラ移動機構の駆動源を用いてシート押さえ
部材を動作させることを可能とし、ソータ全体の小型
化,低価格化,省電力化およびメンテナンスの簡素化を
実現する。
【0008】また、付勢手段の付勢力によって、スティ
プル位置のトレイ上に集積されたシート群の高さを規制
すべくシート押さえ部材を移動させることにより、その
シート押さえ部材の移動が作業者の指などの障害物によ
って阻止された場合に、その障害物やシート押さえ部材
の損傷を回避して安全性を高める。さらに、例えば、ス
ティプル可能な許容枚数以下のシートがスティプル可能
な高さ以上になるように浮いて集積された場合に、付勢
手段のほぼ一定の付勢力によって、そのシート群の高さ
をスティプル可能な高さにまで押し下げて、そのシート
群のスティプルを確実なものとする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1において、Tは、シート搬出装置1の
シート排出位置P1 から矢印A方向に排出されるシート
Sを集積可能な複数のトレイであり、それぞれのトレイ
Tの端部にはトレイピンTP が設けられ、それらのトレ
イピンTP は、上下方向に延在するようにトレイキャリ
ア2に形成されたガイド溝2A(図3参照)内に摺動自
在に嵌合されている。そして、複数のトレイTはガイド
溝2Aに沿って昇降され、かつシート排出位置P1 およ
びその下方の後述するスティプル位置P2 の近傍におい
て、上下のトレイTの間隔が大きく拡開される。そのた
め、トレイキャリア2には、例えば、USP.3788
640に記載されているようなトレイの昇降機構が備え
られている。かかる昇降機構には、上下方向の軸線を中
心として回転駆動されるスクリューシャフトSC (図3
参照)が備えられており、そのスクリューシャフトSC
の外周面に、ピッチが変化する螺旋溝が形成されて、そ
の螺旋溝内に、トレイピンTP が嵌合されている。した
がって、スクリューシャフトSC の回転に伴ってトレイ
Tが昇降し、かつスクリューシャフトSC の螺旋溝のピ
ッチに応じて上下のトレイTの間隔が変化することにな
る。なお、図3においてSB は、トレイピンTP のそれ
ぞれに取付けられかつトレイキャリア2のガイド溝2B
内にガイドされる摺動ブロックであり、またT1 はトレ
イTの切欠き部である。
【0011】ソータ本体(筐体)3の定位置にはベース
4が固定されており、そのベース4の左右の側部4A,
4B(図2および図3参照)間には、ピン5A,5Bに
よってスティプラ用ブラケット6の両端部6A,6Bが
軸線O1 を中心として矢印B1 ,B2 方向(図1参照)
に回動自在に支持されている。つまり、ベース4は、軸
線O1 を中心として振り子のように矢印B1 ,B2 方向
に揺動可能となっている。ブラケット6にはスティプラ
7が装備されており、ブラケット6が矢印B1方向に回
動することによって、図5に示すようにスティプラ7が
スティプル位置P2 まで移動し、またブラケット6が矢
印B2 方向に回動することによって、スティプラ7が図
2に示すような待機位置まで移動する。ブラケット6の
底部には遮光プレート8が取付けられており、スティプ
ラ7が図5に示すようなスティプル位置P2 に移動した
ときに、ベース4に配備された第1の光センサ9の通過
光が遮光プレート8によって遮断され、またスティプラ
7が図1に示すように待機位置に移動したときに、ベー
ス4に配備された第2の光センサ10の通過光が遮光プ
レート8によって遮断されて、その光センサ10がステ
ィプラ7の移動停止用の信号を出力する。さらに、ブラ
ケット6にはシート検出用のリミットスイッチ11が配
備されており、スティプラ7が図5に示すようなスティ
プル位置P2に移動した際、そのスティプル位置P2
トレイT上にシートSが載置されている場合に、そのシ
ートSによってレバー11Aが矢印C方向に押されてリ
ミットスイッチ11がONとなる。
【0012】ベース4の定位置には、軸線O2 を中心と
してモータ15によって矢印D方向(図1参照)に回転
駆動されるリンク21およびカム31が配備されてい
る。リンク21の先端は、リンク22の一端に相対回転
自在にピン結合され、そのリンク22の他端はブラケッ
ト6の定位置のピン23に回転自在に連結されている。
これらのリンク21,22によってスティプラ移動機構
20が構成されており、リンク21が矢印D方向に1回
転する毎に、スティプラ7が待機位置とスティプル位置
2 との間を1往復することになる。
【0013】ブラケット6の定位置には、リンク32と
レバー33がピン34によって矢印E1 ,E2 方向に回
転自在に支持されている。リンク32はリンク部材32
A,32Bの一体結合によって成り、また、このリンク
32に対してレバー33の基端が結合されている。リン
ク部材32Aの先端はカム31のカム面と対向し、また
リンク部材32Bの先端は、ピン35によって第1のシ
ート押さえ部材40の上方寄りの定位置に回転自在に連
結されている。また、シート押さえ部材40の下方寄り
の定位置と、ブラケット6の定位置との間には、ピン3
6,37によってL字状のリンク38端部が回転自在に
連結されている。リンク部材32Bの中間部とベース4
の定位置との間には、引張りスプリング(付勢手段)3
9が張設されており、このスプリング39の付勢力によ
ってリンク部材32Aの先端がカム31に圧接する。
【0014】カム31、リンク32,38およびスプリ
ング39は、スティプラ7の移動に連動してシート押さ
え部材40を移動させる第1の連動機構30を構成して
おり、またリンク32,38によって4節リンクが構成
されている。そして、カム31の大径部31Aがリンク
部材32Aの先端に当接してリンク32が矢印E2 方向
に回動することにより、シート押さえ部材40が図1に
示すような待機位置(第2の位置)に移動する。したが
って、カム31およびリンク32,38は、スティプラ
移動機構20の駆動力の一部をシート押さえ部材40の
移動力に変換する変換機構部を構成している。また、カ
ム31の小径部31Bがリンク部材32Aの先端と対向
したときに、スプリング39の付勢力によりリンク32
が矢印E1 方向に回動し、図5に示すように、シート押
さえ部材40がスティプル位置P2 上のトレイTに集積
されたシートSの群(以下、単に「シート群」という)
の高さを規制する高さ規制位置(第1の位置)に移動す
る。そのシート押さえ部材40によって規制される高さ
は、スティプラ7がスティプル位置P2 に移動したとき
に、スティプラ7に当たることなくその綴じ口から内部
に入ってスティプルされるスティプル可能なシート群
(例えば、70枚のシートS)の高さ(例えば、約7m
m)に設定されている。シート押さえ部材40が図5に
示すような高さ規制位置に移動したときに、レバー33
がベース4の定位置に配備されたリミットスイッチ(検
出手段)16を作動させる。シート押さえ部材40は、
図4に示すように正面視にて四角形を成しており、それ
が待機位置にあるときは、図1に示すようにソータ本体
3の垂直壁部3Aと同一平面上に位置して機構内部への
作業者の指などの侵入を防止する。
【0015】ベース4の下側定位置には、第2のシート
押さえ部材51の中間部が軸線O3を中心として矢印F1
,F2 方向に回転自在に支持されている。シート押さ
え部材51は、側面視にて略L字状に形成されており、
その一端部51Aとベース4の定位置との間に張設され
た引張スプリング(付勢手段)52によって、その他端
部51Bがブラケット6の底部(押圧部)6Cに圧接さ
れている。そして、このシート押さえ部材51は、ステ
R>ィプラ7が図1に示すような待機位置に移動するとき
は矢印F2 方向に回動して同図に示すような待機位置
(第2の位置)に移動し、一方、スティプラ7が図5に
示すようなスティプル位置P2 に移動するときは、ブラ
ケット6の底部6Cにより矢印F1 方向に押されて、同
図に示すように、スティプル位置P2 の下方に位置する
トレイT上のシートSの高さを規制する高さ規制位置
(第1の位置)に移動する。そのシート押さえ部材51
によって規制される高さは、スティプラ7がスティプル
位置P2 に移動するときに、そのスティプラ7の移動を
防げないシートSの高さに設定されている。このように
スプリング52とブラケット6の底部6C等によって、
スティプラ7の移動に連動してシート押さえ部材51を
移動させる第2の連動機構50が構成されている。
【0016】なお、図2において61は、カム31と一
体に取付けられた振れ防止用の回転板であり、リンク3
2の左右の振動に起因する第1のシート押さえ部材40
の振れを抑える。
【0017】次に、作用について説明する。
【0018】スティプラ7が図1に示すような待機位置
にあるときは、カム31の大径部31Aによってリンク
32が矢印E2 方向に回動されて、第1のシート押さえ
部材40が同図に示すような待機位置に保持され、また
スプリング52の付勢力によって第2のシート押さえ部
材51が矢印F2 方向に回動されて、それが同図に示す
ような待機位置に保持される。このときは、第2の光セ
ンサ10が遮光プレート8を検出して検出信号を出力
し、スティプラ7が移動を停止する。
【0019】モータ15によってリンク21が矢印D方
向に約180°回転されて、スティプラ7が図5に示す
ようなスティプル位置P2 に移動したときは、スプリン
グ39の付勢力によってリンク32が矢印E1 方向に回
動されて、第1のシート押さえ部材40が同図に示すよ
うな高さ規制位置(例えば、トレイTの上面から7mm
の高さ)に移動し、またブラケット6の底部6Cによっ
て第2のシート押さえ部材51が矢印F1 方向に回動さ
れて、それが同図に示すような高さ規制位置に移動す
る。このとき、第1の光センサ10が遮光プレート8を
検出して検出信号を出力し、またリミットスイッチ16
がONとなる。また、スティプル位置P2のトレイT上
のシートSによってシート検出用のリミットスイッチ1
1のレバー11Aが矢印C方向に回転されて、そのリミ
ットスイッチ11がONとなる。
【0020】第1のシート押さえ部材40の下端は、図
6中の軌跡Lを画いて待機位置から高さ規制位置まで移
動し、そしてスティプル位置P2 のトレイT上のシート
S、つまりスティプルされるシート群に対して、ほぼ直
角を成すようにして上方から接近する。そして、そのシ
ート押さえ部材40は、シートSの量の多少の如何に拘
らずスプリング39のほぼ一定の付勢力によってシート
群をスティプル可能な高さに規制し、そのシートSの浮
き上がりを確実に抑える。例えば、スティプルされるシ
ートSが少量であっても、そのシートSがカールして浮
き上がっていた場合には、シート押さえ部材40がそれ
を充分にスティプル可能な所定の高さにまで押し下げる
ことになる。そして、シート押さえ部材40が高さ規制
位置まで移動したときに、リミットスイッチ16がON
となる。仮りに、シートSがスティプラ7の綴じ口より
も高く浮き上がった状態のままであった場合には、その
浮き上がったシートSに、スティプル位置に移動する際
のスティプラ7に当たって、そのシートSをスティプル
できなくなるおそれがある。なお、シート押さえ部材4
0はスプリング39の付勢力によって高さ規制位置に移
動するため、仮りに、その移動が障害物(例えば、作業
者の指など)によって阻止されたとしても、その障害物
やシート押さえ部材40を損傷させることがない。した
がって、安全性が確保されることになる。シート押さえ
部材40の移動が阻止された場合には、リミットスイッ
チ16がONにならない。
【0021】一方、第2のシート押さえ部材51は、高
さ規制位置に移動することによって、スティプル位置P
2 の下方に位置するトレイT上のシートSをスティプラ
7の移動を防げない高さにまで押下げて、その高さを規
制する。そのシートSの端部にカール部など(図1参
照)が生じていた場合には、当然、それも押し下げられ
ることになる。そのカール部は、例えば静電気などによ
って生じ、仮りに、それが押し下げられなかった場合に
は、そのシートSがスティプル位置P2 に移動する際の
スティプラ7に当たって大きくずらされるおそれがあ
る。
【0022】スティプラ7は、第1の光センサ9が検出
信号を出力し、かつリミットスイッチ11および16が
ONとなって検出信号を出力したことを条件としてステ
ィプル動作を開始する。したがって、スティプル位置P
2 のトレイT上のシートSは、第1のシート押さえ部材
40によってスティプル可能な高さに規制されて確実に
スティプルされることになる。しかも、仮りにシート押
さえ部材40が障害物(例えば、作業者の指など)によ
って高さ規制位置まで移動できなかった場合には、ステ
ィプラ7がスティプル位置P2 まで移動したとしてもス
ティプル動作が禁止されて、安全性が高められることに
なる。
【0023】スティプル動作の終了後は、モータ15に
よってリンク21およびカム31が矢印D方向に約18
0°回転されて、スティプラ7およびシート押さえ部材
40,51は、再び図1に示すような待機位置に戻る。
その後は、トレイTの昇降を待って、同様の動作を繰り
返す。
【0024】なお、本実施例の場合は、ベース4に、ス
ティプラ7を含めた各構成部品を搭載してユニット化し
ているため、そのユニット単位での交換,補修および調
整が容易であって、それらの作業の効率化を図ることが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスティプ
ラ付きソータは、スティプル位置と待機位置との間にお
けるスティプラの移動に連動して、トレイ上に集積され
たシート群の高さを所定の高さにまで押し下げるための
シート押さえ部材を関連的に動作させる構成であるか
ら、スティプラを移動させるスティプラ移動機構の駆動
源を用いてシート押さえ部材を動作させ、ソータ全体の
小型化,低価格化および省電力化を実現することができ
る。
【0026】また、付勢手段の付勢力によって、スティ
プル位置のトレイ上に集積されたシート群の高さを規制
すべくシート押さえ部材を移動させることにより、その
シート押さえ部材の移動が作業者の指などの障害物によ
って阻止された場合に、その障害物やシート押さえ部材
の損傷を回避して安全性を高めることができる。しか
も、例えば、スティプル可能な許容枚数以下のシートが
スティプル可能な高さ以上になるように浮いて集積され
た場合に、付勢手段のほぼ一定の付勢力によって、その
シート群の高さをスティプル可能な高さにまで押し下げ
て、そのシート群のスティプルを確実なものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の側面図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図1のIII 矢視図である。
【図4】図1のIV矢視図である。
【図5】図1に示すスティプラがスティプル位置に移動
したときの要部の側面図である。
【図6】図1に示す第1のシート押さえ部材の移動軌跡
を説明するための要部の拡大図である。
【符号の説明】
3 ソータ本体 4 ベース 6 ブラケット 6C 底部(押圧部) 7 スティプラ 15 モータ 16 リミットスイッチ(検出手段) 20 スティプラ移動機構 21,22 リンク 30 第1の連動機構 31 カム 32 リンク 39 スプリング(付勢手段) 40 第1のシート押さえ部材 50 第2の連動機構 51 第2のシート押さえ部材 52 スプリング(付勢手段) T トレイ S シート P1 シート排出位置 P2 スティプル位置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを集積可能な複数のトレイを所定
    のスティプル位置に順次移動可能に備え、かつ前記ステ
    ィプル位置に移動した前記トレイ上のシート群をスティ
    プル可能なスティプラを備えたスティプラ付きソータに
    おいて、 前記スティプル位置と所定の待機位置との間にて前記ス
    ティプラを移動可能なスティプラ移動機構と、 前記スティプル位置に移動した前記トレイ上のシート群
    をスティプル可能な高さにまで押し下げる第1の位置お
    よびそこから離間する第2の位置に移動可能な第1のシ
    ート押さえ部材と、 前記スティプラが前記スティプル位置に移動するとき
    に、前記スティプラ移動機構に連動して前記第1のシー
    ト押さえ部材を前記第1の位置に移動させ、かつ前記ス
    ティプラが前記待機位置に移動するときに、前記スティ
    プラ移動機構に連動して前記第1のシート押さえ部材を
    前記第2の位置に移動させる第1の連動機構とを備えた
    ことを特徴とするスティプラ付きソータ。
  2. 【請求項2】 前記第1の連動機構は、 前記第1のシート押さえ部材を前記第2の位置から前記
    第1の位置の方向に付勢する付勢手段と、 前記スティプラを前記待機位置から前記スティプル位置
    に移動させるときの前記スティプラ移動機構の駆動力の
    一部を、前記第1のシート押さえ部材を前記第1の位置
    から前記第2の位置に移動させるための移動力に変換す
    る変換機構部とを備えてなることを特徴とする請求項1
    に記載のスティプラ付きソータ。
  3. 【請求項3】 前記第1のシート押さえ部材が前記第1
    の位置に移動したことを検出して検出信号を出力する検
    出手段を備え、 前記スティプラは、少なくとも前記検出手段の検出信号
    が出力されたことを条件としてスティプル動作を開始す
    るものであることを特徴とする請求項1または2に記載
    のスティプラ付きソータ。
  4. 【請求項4】 前記スティプル位置に移動する前のトレ
    イ上のシートの上面を前記スティプラの移動を防げない
    所定の高さにまで押し下げる第1の位置およびそこから
    離間する第2の位置に移動可能な第2のシート押さえ部
    材と、 前記スティプラが前記スティプル位置に移動するとき
    に、前記スティプラ移動機構に連動して前記第2のシー
    ト押さえ部材を前記第1の位置に移動させ、かつ前記ス
    ティプラが前記待機位置に移動するときに、前記スティ
    プラ移動機構に連動して前記第2のシート押さえ部材を
    前記第2の位置に移動させる第2の連動機構とを備えた
    ことを特徴とする請求項1,2または3に記載のスティ
    プラ付きソータ。
  5. 【請求項5】 前記第2の連動機構は、 前記第2のシート押さえ部材を前記第1の位置から前記
    第2の位置の方向に付勢する付勢手段と、 前記スティプラに設けられて、該スティプラが前記待機
    位置から前記スティプル位置に移動するときに前記第2
    のシート押さえ部材を前記第2の位置から前記第1の位
    置に押して移動させる押圧部とを備えてなることを特徴
    とする請求項4に記載のスティプラ付きソータ。
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