JP3411544B2 - 長尺シートのブランキングラインにおける不良ブランクの排除装置 - Google Patents
長尺シートのブランキングラインにおける不良ブランクの排除装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷を施された
紙や合成樹脂の長尺シートからブランクを打ち抜いて、
印刷入りのブランクを供給する長尺シートのブランキン
グラインにおいて、表面不良のブランクを排除する装置
に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】箱、カートン、カバー、バンド等に使用
される紙やプラスチックフィルム等の印刷入りのブラン
クは、これらの印刷が長手方向に所定のピッチで繰り返
し施された長尺シートから打ち抜いて供給されるものが
ある。 【０００３】このような長尺シートから印刷入りブラン
クを打ち抜く長尺シートのブランキングラインでは、素
材としての長尺シートを連続的に供給し、この供給され
る長尺シートから、その印刷のピッチに合致させて、所
定形状のブランクを打ち抜くブランキング部が設けら
れ、このブランキング部の入側（上流側）に、連続的に
供給される長尺シートにループ等を形成して、間歇作動
するブランキング部への長尺シートの供給タイミングを
調整するアキュムレート部が設けられることが多い。ま
た、ブランキング部の出側（下流側）には、打ち抜かれ
た印刷入りブランクを排出端に搬送供給するデリバリ部
も設けられることが多い。 【０００４】このような長尺シートのブランキングライ
ンは、ミルロールスタンドからコイル状の印刷済み長尺
シートを巻き出し供給する単独のラインとして設けられ
るほか、グラビア印刷ライン等の下流側に附帯的に直結
されて設けられることもある。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】上述したような長尺シ
ートのブランキングラインでは、素材としての長尺シー
トに、部分的に印刷不良や汚れ等の表面状態の不良部が
存在し、この不良部をそのまま打ち抜いた不良ブランク
が排出端に混じって供給されることがある。排出端に供
給される多数の印刷入りブランクから、この混在する不
良ブランクを排除することは多大な手間を必要とし、か
つ、不良ブランクが良ブランクと重なり合って見落とさ
れる恐れもある。 【０００６】上記不良ブランクの排出端への混入を防止
するためには、ブランキングラインに供給される長尺シ
ートの表面状態を検査装置等により検査し、この検査で
検出した不良部を除去する必要がある。この表面状態の
検査を行う場所は、長尺シートが所定のパスラインを連
続的に通過するブランキングラインの上流側が好適であ
るが、ミルロールスタンドまたは上流側の印刷ライン等
から連続的に供給される長尺シートは、ブランキング部
を過ぎるまでは分離されないので、検査で検出した不良
部をブランキング部の出側までトラッキングして、検出
された不良部に該当する分離された不良ブランクを排除
する必要がある。 【０００７】しかしながら、前述したように、ブランキ
ング部の入側にはループ等が形成されるアキュムレート
部が設けられ、上記上流側の検査位置からブランキング
部までの長尺シートの搬送距離がアキュムレート部での
アキュムレート長さによって変化するので、搬送速度と
搬送距離から当該場所への到達タイミングを算出する通
常のトラッキング方法は適用できず、排除すべき不良ブ
ランクを的確に判定できない問題がある。 【０００８】また、通常、上記アキュムレート部は上記
ブランキング部の入側直前に設けられるため、長尺シー
トの表面状態の検査を行う上記検査装置を、アキュムレ
ート部とブランキング部の間に設置することが困難であ
る。 【０００９】そこで、この発明の課題は、ブランキング
部の入側にアキュムレート部が設けられた長尺シートの
ブランキングラインで、長尺シートの表面不良部に該当
する不良ブランクを的確に排除することである。 【００１０】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の長尺シートのブランキングラインにお
ける不良ブランクの排除装置は、長手方向に所定のピッ
チで印刷が繰り返し施された可撓性のある紙または合成
樹脂の長尺シートを連続的に供給し、この供給される長
尺シートから、前記印刷のピッチに合致させて、所定形
状の印刷入りブランクを打ち抜くブランキング部が設け
られ、このブランキング部の上流側に、ブランキング部
への長尺シートの送り込みタイミングを調整するアキュ
ムレート部が設けられ、前記ブランキング部の下流側
に、前記打ち抜かれた印刷入りブランクを排出端に搬送
供給するデリバリ部が設けられた長尺シートのブランキ
ングラインにおいて、前記アキュムレート部の上流側
に、前記長尺シートの印刷を施された表面の表面状態を
検査する検査装置と、この検査装置で表面状態が不良と
された前記印刷ピッチの部位に、ラベル貼付またはマー
キングにより不良識別マークを付与する不良識別マーク
付与装置とを順に設け、前記検査装置で表面状態が不良
とされた印刷ピッチの部位が検出された時刻ｔ 1 を記憶
して、前記検査装置の配置位置から前記マーク付与装置
のマーク付与位置までの前記長尺シートの搬送距離と搬
送速度とから、不良とされた印刷ピッチの部位がマーク
付与位置へ到達するまでの時間Δｔ 1 を算出し、時刻ｔ
1 ＋Δｔ 1 に前記マーク付与装置にマーク付与指令を発
するコントローラを設けるとともに、前記ブランキング
部の下流側に、前記各印刷入りブランクの不良識別マー
クを検出する第１のセンサと、第１のセンサで不良識別
マークの付与を検出された不良ブランクの先端を検出す
る第２のセンサとを順に設け、さらに、前記デリバリ部
に第１のセンサにより不良識別マークの付与を検出され
た不良ブランクを排除する不良ブランク除去装置を設
け、前記第２のセンサが不良ブランクの先端を検出した
時刻ｔ 2 を記憶して、前記第２のセンサの配置位置から
前記不良ブランク除去装置へ到達するまでの時間Δｔ 2
を算出し、時刻ｔ 2 ＋Δｔ 2 に前記不良ブランク除去装
置を作動させるコントローラを設けた構成を採用したも
のである。 【００１１】すなわち、ブランキングラインのアキュム
レート部の上流側で、所定ピッチで印刷を施された長尺
シートの表面状態を検査装置により検査して、その検査
結果に基づいて、表面状態が不良とされた印刷ピッチの
部位に、ラベル貼付またはマーキングにより不良識別マ
ークを付与し、ブランキング部の出側のデリバリ部に設
けたセンサにより不良識別マークを付与された不良ブラ
ンクを検出して排除することにより、アキュムレート部
での長尺シートのアキュムレート長さに係わりなく、不
良ブランクを的確に排除できるようにした。 【００１２】 【発明の実施の形態】以下、図１乃至図６に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。図１は、本発明に係る不
良ブランクの排除装置を採用した紙の長尺シート１のブ
ランキングライン２を示す。このブランキングライン２
は、カートン用の印刷入りブランク３を供給するもので
あり、グラビア印刷ライン４の下流側に直結されてい
る。グラビア印刷ライン４では、ミルロールスタンド５
からコイル状の長尺シート１が巻き出され、タンデム状
に配列された複数の印刷機６により、長尺シート１の上
面側に所定のピッチで、幅方向に複数列のグラビア印刷
が施され、この印刷が施された長尺シート１が連続的に
ブランキングライン２に供給される。なお、印刷機６の
入側（上流側）には、先行する長尺シート１に次のコイ
ル状の長尺シート１を接続する紙継ぎ装置７、この紙継
ぎのための長尺シート１のアキュムレート装置８、およ
び長尺シート１の表面に付着する紙粉等を除去する紙粉
除去装置９が配置されている。 【００１３】ブランキングライン２は、グラビア印刷ラ
イン４から連続的に供給される長尺シート１の印刷ピッ
チに合致させて、ブランキング部１０で所定形状の印刷
入りブランク３を幅方向に複数列で打ち抜き、その下流
側に設けられたデリバリ部１１により、打ち抜かれたブ
ランク３を排出端に配置されたパレット１２に搬送供給
する。間歇作動でブランク３を打ち抜くブランキング部
１０の入側（上流側）には、連続的に供給される長尺シ
ート１をループ状に溜めてブランキング部１０に送り込
むアキュムレート装置１３が配置されている。 【００１４】前記ブランキング部１０は、長尺シート１
から幅方向での複数のわずかな繋がり部を残して複数列
に連なったブランク３を、このブランク３と複数のわず
かな繋がり部で繋げた状態で、周囲に打ち抜き屑（打ち
抜き代）を形成して１ブロックとして打ち抜く打ち抜き
装置１４と、この打ち抜かれた各ブロック毎に前後間隔
を付与して搬送するコンベア１５と、これらの各ブロッ
クにおける各ブランク３の幅方向間および打ち抜き屑と
の間の前記繋がり部を分断し、ブランク３を単体に切り
離すとともに打ち抜き屑を除去して各ブランク３をデリ
バリ部１１に排出するストリッパ１６とから成る。 【００１５】前記デリバリ部１１は、ブランキング部１
０から前後に間隔を設けて排出される複数列のブランク
３を、上ベルト１７と２つに分割された下ベルト１８、
１９の間に挟持して搬送する高速コンベア２０と、高速
コンベア２０から次々に排出される各ブランク３を屋根
瓦状に重ねて排出端のパレット１２に搬送供給する低速
コンベア２１とから成る。 【００１６】以下に、上記ブランキングライン２におけ
る不良ブランク３ａの排除装置について説明する。図２
に示すように、ルーパローラ１３ａを上下させて長尺シ
ート１のアキュムレート長さを調整するアキュムレート
装置１３の上流側には、グラビア印刷ライン４から供給
される長尺シート１の印刷が施された上面の表面状態を
検査する検査装置としてのカメラ２２と、カメラ２２で
表面状態が不良と検出された印刷ピッチの部位に不良識
別用のラベルを貼付する不良識別マーク付与装置として
のラベル貼付装置２３とが順に配置されている。また、
ブランキングライン２の最上流側のタッチローラ２４の
回転軸には、グラビア印刷ライン４から供給される長尺
シート１の速度Ｖ1 を検出する速度計（図示省略）が取
り付けられている。 【００１７】前記速度計、カメラ２２およびラベル貼付
装置２３は、それぞれコントローラ２５に接続されてい
る。コントローラ２５は、カメラ２２により表面状態が
不良の印刷ピッチの部位が検出された時刻ｔ1 を記憶す
るとともに、カメラ２２の配置位置からラベル貼付装置
２３のラベル貼付位置までの長尺シート１の搬送距離Ｌ
1 と前記速度Ｖ1 とから、不良の印刷ピッチ部位がラベ
ル貼付位置へ到達するまでの時間Δｔ1 （＝Ｌ1 ／
Ｖ1 ）を算出し、時刻Ｔ1 （＝ｔ1 ＋Δｔ1 ）にラベル
貼付位置に到達する不良の印刷ピッチ部位にラベルを貼
付する指令をラベル貼付装置２３へ発する。 【００１８】図３に示すように、デリバリ部１１の入口
には、ブランキング部１０から排出される各ブランク３
を受けるテーブル２６が設けられ、このテーブル２６の
上方に、前記ラベルを検出するセンサとしての光電管２
７と、各ブランク３の先端検出用の光電管２８とが配置
されている。各ブランク３はこれらの各光電管２７、２
８の下を通過して、送り込みローラ２９により次々と高
速コンベア２０に送り込まれる。また、高速コンベア２
０の途中には、光電管２７でラベルの貼付を検出された
不良ブランク３ａを排除する不良ブランク除去装置３０
が設けられている。これらの各光電管２７、２８と不良
ブランク除去装置３０も、前記コントローラ２５に接続
されている。 【００１９】前記高速コンベア２０の２つの下ベルト１
８、１９の分割部にはガイドプレート３１が設けられ、
この分割部の上方に不良ブランク除去装置３０が設置さ
れている。ガイドプレート３１と上流側の下ベルト１８
の間には隙間３２が設けられ、下ベルト１８が隙間３２
の斜め下方に延長されて、この延長部１８ａに沿って不
良ブランク３ａを挟持する補助ベルト３３が設けられ、
その下方に不良ブランク３ａが投下される排除コンベア
３４が、高速コンベア２０と直交する方向に向けて配置
されている。 【００２０】図４乃至図６に示すように、不良ブランク
除去装置３０は、高速コンベア２０の幅方向に差し渡し
た回転軸３５にアーム３６を介して複数の押さえローラ
３７を取り付け、回転軸３５の端部に取り付けたアーム
３８をシリンダ３９で回動させることにより、回転軸３
５を回転させて各押さえローラ３７を、幅方向に分割さ
れた上ベルト１７の間から前記隙間３２に押し込むもの
である。 【００２１】通常状態では、図５に示すように、シリン
ダ３９はロッド４０を縮めた状態に保持されて、各押さ
えローラ３７は隙間３２の上方に待機する。したがっ
て、各ブランク３は隙間３２をそのまま通過し、ガイド
プレート３１に案内されて下流側の下ベルト１９上に送
り込まれる。 【００２２】後述するタイミングで不良ブランク３ａを
排除するときは、図６に示すように、シリンダ３９のロ
ッド４０が押し出されて、各押さえローラ３７が隙間３
２に押し込まれ、不良ブランク３ａの先端を下ベルト１
８の延長部１８ａに沿って斜め下方へ曲げて、不良ブラ
ンク３ａをこの延長部１８ａと補助ベルト３３の間に導
いて排除コンベア３４上に投下する。 【００２３】前記コントローラ２５は、前記ラベル検出
用の光電管２７が、ラベルを貼付された不良ブランク３
ａを検出すると、先端検出用の光電管２８がこの不良ブ
ランク３ａの先端を検出した時刻ｔ2 を記憶するととも
に、光電管２８の配置位置から隙間３２までの搬送距離
Ｌ2 と高速コンベア２０の搬送速度Ｖ2 とから、不良ブ
ランク３ａの先端が隙間３２へ到達するまでの時間Δｔ
2 （＝Ｌ2 ／Ｖ2 ）を算出し、時刻Ｔ2 （＝ｔ2 ＋Δｔ
2 ）に、図６に示したようにシリンダ３９を作動させ
て、不良ブランク３ａを隙間３２から排除コンベア３４
上に投下する。 【００２４】この際、不良を検出された印刷ピッチの部
位の１ブロック内の全てのブランク３が排除コンベア３
４上に排除される。なお、光電管２７、２８は、ブラン
キング部１０の打ち抜き装置１４から隙間３２までの間
のいずれの位置に設置してもよい。 【００２５】上述した実施形態では、表面状態が不良と
検出された印刷ピッチの部位にラベルを貼付したが、ラ
ベルの替わりに不良識別マーク付与装置としてのマーカ
でインク等によるマーキングを付与し、このマーキング
を検出して不良ブランクを排除するようにしてもよい。
また、上記ブランキングラインは、紙の長尺シートの印
刷ラインに直結され、印刷入りブランクが幅方向で複数
列に打ち抜かれるものとしたが、本発明に係る不良ブラ
ンクの排除装置は、紙やプラスチックフィルム等の可撓
性のある長尺シートのブランキングラインで、アキュム
レート部が設けられたものに幅広く採用することができ
る。印刷入りブランクは幅方向に何列で打ち抜かれるも
のでもよく、勿論、１列で打ち抜かれるものでもよい。 【００２６】 【発明の効果】以上のように、この発明の長尺シートの
ブランキングラインにおける不良ブランクの排除装置
は、ブランキングラインのアキュムレート部の上流側
で、所定ピッチで印刷を施された長尺シートの表面状態
を検査装置により検査して、その検査結果に基づいて、
表面状態が不良とされた印刷ピッチの部位に、ラベル貼
付またはマーキングにより不良識別マークを付与し、ブ
ランキング部の下流側に設けたセンサにより不良識別マ
ークを付与された不良ブランクを検出して排除するよう
にしたので、アキュムレート部での長尺シートのアキュ
ムレート長さに係わりなく、不良ブランクを的確に排除
することができる。
紙や合成樹脂の長尺シートからブランクを打ち抜いて、
印刷入りのブランクを供給する長尺シートのブランキン
グラインにおいて、表面不良のブランクを排除する装置
に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】箱、カートン、カバー、バンド等に使用
される紙やプラスチックフィルム等の印刷入りのブラン
クは、これらの印刷が長手方向に所定のピッチで繰り返
し施された長尺シートから打ち抜いて供給されるものが
ある。 【０００３】このような長尺シートから印刷入りブラン
クを打ち抜く長尺シートのブランキングラインでは、素
材としての長尺シートを連続的に供給し、この供給され
る長尺シートから、その印刷のピッチに合致させて、所
定形状のブランクを打ち抜くブランキング部が設けら
れ、このブランキング部の入側（上流側）に、連続的に
供給される長尺シートにループ等を形成して、間歇作動
するブランキング部への長尺シートの供給タイミングを
調整するアキュムレート部が設けられることが多い。ま
た、ブランキング部の出側（下流側）には、打ち抜かれ
た印刷入りブランクを排出端に搬送供給するデリバリ部
も設けられることが多い。 【０００４】このような長尺シートのブランキングライ
ンは、ミルロールスタンドからコイル状の印刷済み長尺
シートを巻き出し供給する単独のラインとして設けられ
るほか、グラビア印刷ライン等の下流側に附帯的に直結
されて設けられることもある。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】上述したような長尺シ
ートのブランキングラインでは、素材としての長尺シー
トに、部分的に印刷不良や汚れ等の表面状態の不良部が
存在し、この不良部をそのまま打ち抜いた不良ブランク
が排出端に混じって供給されることがある。排出端に供
給される多数の印刷入りブランクから、この混在する不
良ブランクを排除することは多大な手間を必要とし、か
つ、不良ブランクが良ブランクと重なり合って見落とさ
れる恐れもある。 【０００６】上記不良ブランクの排出端への混入を防止
するためには、ブランキングラインに供給される長尺シ
ートの表面状態を検査装置等により検査し、この検査で
検出した不良部を除去する必要がある。この表面状態の
検査を行う場所は、長尺シートが所定のパスラインを連
続的に通過するブランキングラインの上流側が好適であ
るが、ミルロールスタンドまたは上流側の印刷ライン等
から連続的に供給される長尺シートは、ブランキング部
を過ぎるまでは分離されないので、検査で検出した不良
部をブランキング部の出側までトラッキングして、検出
された不良部に該当する分離された不良ブランクを排除
する必要がある。 【０００７】しかしながら、前述したように、ブランキ
ング部の入側にはループ等が形成されるアキュムレート
部が設けられ、上記上流側の検査位置からブランキング
部までの長尺シートの搬送距離がアキュムレート部での
アキュムレート長さによって変化するので、搬送速度と
搬送距離から当該場所への到達タイミングを算出する通
常のトラッキング方法は適用できず、排除すべき不良ブ
ランクを的確に判定できない問題がある。 【０００８】また、通常、上記アキュムレート部は上記
ブランキング部の入側直前に設けられるため、長尺シー
トの表面状態の検査を行う上記検査装置を、アキュムレ
ート部とブランキング部の間に設置することが困難であ
る。 【０００９】そこで、この発明の課題は、ブランキング
部の入側にアキュムレート部が設けられた長尺シートの
ブランキングラインで、長尺シートの表面不良部に該当
する不良ブランクを的確に排除することである。 【００１０】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の長尺シートのブランキングラインにお
ける不良ブランクの排除装置は、長手方向に所定のピッ
チで印刷が繰り返し施された可撓性のある紙または合成
樹脂の長尺シートを連続的に供給し、この供給される長
尺シートから、前記印刷のピッチに合致させて、所定形
状の印刷入りブランクを打ち抜くブランキング部が設け
られ、このブランキング部の上流側に、ブランキング部
への長尺シートの送り込みタイミングを調整するアキュ
ムレート部が設けられ、前記ブランキング部の下流側
に、前記打ち抜かれた印刷入りブランクを排出端に搬送
供給するデリバリ部が設けられた長尺シートのブランキ
ングラインにおいて、前記アキュムレート部の上流側
に、前記長尺シートの印刷を施された表面の表面状態を
検査する検査装置と、この検査装置で表面状態が不良と
された前記印刷ピッチの部位に、ラベル貼付またはマー
キングにより不良識別マークを付与する不良識別マーク
付与装置とを順に設け、前記検査装置で表面状態が不良
とされた印刷ピッチの部位が検出された時刻ｔ 1 を記憶
して、前記検査装置の配置位置から前記マーク付与装置
のマーク付与位置までの前記長尺シートの搬送距離と搬
送速度とから、不良とされた印刷ピッチの部位がマーク
付与位置へ到達するまでの時間Δｔ 1 を算出し、時刻ｔ
1 ＋Δｔ 1 に前記マーク付与装置にマーク付与指令を発
するコントローラを設けるとともに、前記ブランキング
部の下流側に、前記各印刷入りブランクの不良識別マー
クを検出する第１のセンサと、第１のセンサで不良識別
マークの付与を検出された不良ブランクの先端を検出す
る第２のセンサとを順に設け、さらに、前記デリバリ部
に第１のセンサにより不良識別マークの付与を検出され
た不良ブランクを排除する不良ブランク除去装置を設
け、前記第２のセンサが不良ブランクの先端を検出した
時刻ｔ 2 を記憶して、前記第２のセンサの配置位置から
前記不良ブランク除去装置へ到達するまでの時間Δｔ 2
を算出し、時刻ｔ 2 ＋Δｔ 2 に前記不良ブランク除去装
置を作動させるコントローラを設けた構成を採用したも
のである。 【００１１】すなわち、ブランキングラインのアキュム
レート部の上流側で、所定ピッチで印刷を施された長尺
シートの表面状態を検査装置により検査して、その検査
結果に基づいて、表面状態が不良とされた印刷ピッチの
部位に、ラベル貼付またはマーキングにより不良識別マ
ークを付与し、ブランキング部の出側のデリバリ部に設
けたセンサにより不良識別マークを付与された不良ブラ
ンクを検出して排除することにより、アキュムレート部
での長尺シートのアキュムレート長さに係わりなく、不
良ブランクを的確に排除できるようにした。 【００１２】 【発明の実施の形態】以下、図１乃至図６に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。図１は、本発明に係る不
良ブランクの排除装置を採用した紙の長尺シート１のブ
ランキングライン２を示す。このブランキングライン２
は、カートン用の印刷入りブランク３を供給するもので
あり、グラビア印刷ライン４の下流側に直結されてい
る。グラビア印刷ライン４では、ミルロールスタンド５
からコイル状の長尺シート１が巻き出され、タンデム状
に配列された複数の印刷機６により、長尺シート１の上
面側に所定のピッチで、幅方向に複数列のグラビア印刷
が施され、この印刷が施された長尺シート１が連続的に
ブランキングライン２に供給される。なお、印刷機６の
入側（上流側）には、先行する長尺シート１に次のコイ
ル状の長尺シート１を接続する紙継ぎ装置７、この紙継
ぎのための長尺シート１のアキュムレート装置８、およ
び長尺シート１の表面に付着する紙粉等を除去する紙粉
除去装置９が配置されている。 【００１３】ブランキングライン２は、グラビア印刷ラ
イン４から連続的に供給される長尺シート１の印刷ピッ
チに合致させて、ブランキング部１０で所定形状の印刷
入りブランク３を幅方向に複数列で打ち抜き、その下流
側に設けられたデリバリ部１１により、打ち抜かれたブ
ランク３を排出端に配置されたパレット１２に搬送供給
する。間歇作動でブランク３を打ち抜くブランキング部
１０の入側（上流側）には、連続的に供給される長尺シ
ート１をループ状に溜めてブランキング部１０に送り込
むアキュムレート装置１３が配置されている。 【００１４】前記ブランキング部１０は、長尺シート１
から幅方向での複数のわずかな繋がり部を残して複数列
に連なったブランク３を、このブランク３と複数のわず
かな繋がり部で繋げた状態で、周囲に打ち抜き屑（打ち
抜き代）を形成して１ブロックとして打ち抜く打ち抜き
装置１４と、この打ち抜かれた各ブロック毎に前後間隔
を付与して搬送するコンベア１５と、これらの各ブロッ
クにおける各ブランク３の幅方向間および打ち抜き屑と
の間の前記繋がり部を分断し、ブランク３を単体に切り
離すとともに打ち抜き屑を除去して各ブランク３をデリ
バリ部１１に排出するストリッパ１６とから成る。 【００１５】前記デリバリ部１１は、ブランキング部１
０から前後に間隔を設けて排出される複数列のブランク
３を、上ベルト１７と２つに分割された下ベルト１８、
１９の間に挟持して搬送する高速コンベア２０と、高速
コンベア２０から次々に排出される各ブランク３を屋根
瓦状に重ねて排出端のパレット１２に搬送供給する低速
コンベア２１とから成る。 【００１６】以下に、上記ブランキングライン２におけ
る不良ブランク３ａの排除装置について説明する。図２
に示すように、ルーパローラ１３ａを上下させて長尺シ
ート１のアキュムレート長さを調整するアキュムレート
装置１３の上流側には、グラビア印刷ライン４から供給
される長尺シート１の印刷が施された上面の表面状態を
検査する検査装置としてのカメラ２２と、カメラ２２で
表面状態が不良と検出された印刷ピッチの部位に不良識
別用のラベルを貼付する不良識別マーク付与装置として
のラベル貼付装置２３とが順に配置されている。また、
ブランキングライン２の最上流側のタッチローラ２４の
回転軸には、グラビア印刷ライン４から供給される長尺
シート１の速度Ｖ1 を検出する速度計（図示省略）が取
り付けられている。 【００１７】前記速度計、カメラ２２およびラベル貼付
装置２３は、それぞれコントローラ２５に接続されてい
る。コントローラ２５は、カメラ２２により表面状態が
不良の印刷ピッチの部位が検出された時刻ｔ1 を記憶す
るとともに、カメラ２２の配置位置からラベル貼付装置
２３のラベル貼付位置までの長尺シート１の搬送距離Ｌ
1 と前記速度Ｖ1 とから、不良の印刷ピッチ部位がラベ
ル貼付位置へ到達するまでの時間Δｔ1 （＝Ｌ1 ／
Ｖ1 ）を算出し、時刻Ｔ1 （＝ｔ1 ＋Δｔ1 ）にラベル
貼付位置に到達する不良の印刷ピッチ部位にラベルを貼
付する指令をラベル貼付装置２３へ発する。 【００１８】図３に示すように、デリバリ部１１の入口
には、ブランキング部１０から排出される各ブランク３
を受けるテーブル２６が設けられ、このテーブル２６の
上方に、前記ラベルを検出するセンサとしての光電管２
７と、各ブランク３の先端検出用の光電管２８とが配置
されている。各ブランク３はこれらの各光電管２７、２
８の下を通過して、送り込みローラ２９により次々と高
速コンベア２０に送り込まれる。また、高速コンベア２
０の途中には、光電管２７でラベルの貼付を検出された
不良ブランク３ａを排除する不良ブランク除去装置３０
が設けられている。これらの各光電管２７、２８と不良
ブランク除去装置３０も、前記コントローラ２５に接続
されている。 【００１９】前記高速コンベア２０の２つの下ベルト１
８、１９の分割部にはガイドプレート３１が設けられ、
この分割部の上方に不良ブランク除去装置３０が設置さ
れている。ガイドプレート３１と上流側の下ベルト１８
の間には隙間３２が設けられ、下ベルト１８が隙間３２
の斜め下方に延長されて、この延長部１８ａに沿って不
良ブランク３ａを挟持する補助ベルト３３が設けられ、
その下方に不良ブランク３ａが投下される排除コンベア
３４が、高速コンベア２０と直交する方向に向けて配置
されている。 【００２０】図４乃至図６に示すように、不良ブランク
除去装置３０は、高速コンベア２０の幅方向に差し渡し
た回転軸３５にアーム３６を介して複数の押さえローラ
３７を取り付け、回転軸３５の端部に取り付けたアーム
３８をシリンダ３９で回動させることにより、回転軸３
５を回転させて各押さえローラ３７を、幅方向に分割さ
れた上ベルト１７の間から前記隙間３２に押し込むもの
である。 【００２１】通常状態では、図５に示すように、シリン
ダ３９はロッド４０を縮めた状態に保持されて、各押さ
えローラ３７は隙間３２の上方に待機する。したがっ
て、各ブランク３は隙間３２をそのまま通過し、ガイド
プレート３１に案内されて下流側の下ベルト１９上に送
り込まれる。 【００２２】後述するタイミングで不良ブランク３ａを
排除するときは、図６に示すように、シリンダ３９のロ
ッド４０が押し出されて、各押さえローラ３７が隙間３
２に押し込まれ、不良ブランク３ａの先端を下ベルト１
８の延長部１８ａに沿って斜め下方へ曲げて、不良ブラ
ンク３ａをこの延長部１８ａと補助ベルト３３の間に導
いて排除コンベア３４上に投下する。 【００２３】前記コントローラ２５は、前記ラベル検出
用の光電管２７が、ラベルを貼付された不良ブランク３
ａを検出すると、先端検出用の光電管２８がこの不良ブ
ランク３ａの先端を検出した時刻ｔ2 を記憶するととも
に、光電管２８の配置位置から隙間３２までの搬送距離
Ｌ2 と高速コンベア２０の搬送速度Ｖ2 とから、不良ブ
ランク３ａの先端が隙間３２へ到達するまでの時間Δｔ
2 （＝Ｌ2 ／Ｖ2 ）を算出し、時刻Ｔ2 （＝ｔ2 ＋Δｔ
2 ）に、図６に示したようにシリンダ３９を作動させ
て、不良ブランク３ａを隙間３２から排除コンベア３４
上に投下する。 【００２４】この際、不良を検出された印刷ピッチの部
位の１ブロック内の全てのブランク３が排除コンベア３
４上に排除される。なお、光電管２７、２８は、ブラン
キング部１０の打ち抜き装置１４から隙間３２までの間
のいずれの位置に設置してもよい。 【００２５】上述した実施形態では、表面状態が不良と
検出された印刷ピッチの部位にラベルを貼付したが、ラ
ベルの替わりに不良識別マーク付与装置としてのマーカ
でインク等によるマーキングを付与し、このマーキング
を検出して不良ブランクを排除するようにしてもよい。
また、上記ブランキングラインは、紙の長尺シートの印
刷ラインに直結され、印刷入りブランクが幅方向で複数
列に打ち抜かれるものとしたが、本発明に係る不良ブラ
ンクの排除装置は、紙やプラスチックフィルム等の可撓
性のある長尺シートのブランキングラインで、アキュム
レート部が設けられたものに幅広く採用することができ
る。印刷入りブランクは幅方向に何列で打ち抜かれるも
のでもよく、勿論、１列で打ち抜かれるものでもよい。 【００２６】 【発明の効果】以上のように、この発明の長尺シートの
ブランキングラインにおける不良ブランクの排除装置
は、ブランキングラインのアキュムレート部の上流側
で、所定ピッチで印刷を施された長尺シートの表面状態
を検査装置により検査して、その検査結果に基づいて、
表面状態が不良とされた印刷ピッチの部位に、ラベル貼
付またはマーキングにより不良識別マークを付与し、ブ
ランキング部の下流側に設けたセンサにより不良識別マ
ークを付与された不良ブランクを検出して排除するよう
にしたので、アキュムレート部での長尺シートのアキュ
ムレート長さに係わりなく、不良ブランクを的確に排除
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る不良ブランクの排除装置を採用し
たブランキングラインを示す概略正面図 【図２】図１のブランキングラインのアキュムレート装
置の上流側を示す正面図 【図３】図１のブランキングラインのデリバリ部の一部
を示す正面図 【図４】図３のデリバリ部の不良ブランク排除部を拡大
して示す平面図 【図５】図４の正面断面図 【図６】図５の不良ブランク排除装置の作動状態を示す
正面断面図 【符号の説明】 １ 長尺シート ２ ブランキングライン ３ ブランク ３ａ 不良ブランク ４ グラビア印刷ライン ５ ミルロールスタンド ６ 印刷機 ７ 紙継ぎ装置 ８ アキュムレート装置 ９ 紙粉除去装置 １０ ブランキング部 １１ デリバリ部 １２ パレット １３ アキュムレート装置 １３ａ ルーパローラ １４ 打ち抜き装置 １５ コンベア １６ ストリッパ １７、１８、１９ ベルト １８ａ 延長部 ２０、２１ コンベア ２２ カメラ ２３ ラベル貼付装置 ２４ タッチローラ ２５ コントローラ ２６ テーブル ２７、２８ 光電管 ２９ 送り込みローラ ３０ 不良ブランク除去装置 ３１ ガイドプレート ３２ 隙間 ３３ ベルト ３４ コンベア ３５ 回転軸 ３６ アーム ３７ 押さえローラ ３８ アーム ３９ シリンダ ４０ ロッド
たブランキングラインを示す概略正面図 【図２】図１のブランキングラインのアキュムレート装
置の上流側を示す正面図 【図３】図１のブランキングラインのデリバリ部の一部
を示す正面図 【図４】図３のデリバリ部の不良ブランク排除部を拡大
して示す平面図 【図５】図４の正面断面図 【図６】図５の不良ブランク排除装置の作動状態を示す
正面断面図 【符号の説明】 １ 長尺シート ２ ブランキングライン ３ ブランク ３ａ 不良ブランク ４ グラビア印刷ライン ５ ミルロールスタンド ６ 印刷機 ７ 紙継ぎ装置 ８ アキュムレート装置 ９ 紙粉除去装置 １０ ブランキング部 １１ デリバリ部 １２ パレット １３ アキュムレート装置 １３ａ ルーパローラ １４ 打ち抜き装置 １５ コンベア １６ ストリッパ １７、１８、１９ ベルト １８ａ 延長部 ２０、２１ コンベア ２２ カメラ ２３ ラベル貼付装置 ２４ タッチローラ ２５ コントローラ ２６ テーブル ２７、２８ 光電管 ２９ 送り込みローラ ３０ 不良ブランク除去装置 ３１ ガイドプレート ３２ 隙間 ３３ ベルト ３４ コンベア ３５ 回転軸 ３６ アーム ３７ 押さえローラ ３８ アーム ３９ シリンダ ４０ ロッド
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平11−348951（ＪＰ，Ａ)
特開 平４−223170（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−109372（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−202429（ＪＰ，Ａ)
実開 昭49−31776（ＪＰ，Ｕ)
米国特許4545780（ＵＳ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B31B 1/00 - 49/04
B31C 1/00 - 13/00
B31D 1/00 - 5/04
B31F 1/00 - 7/02
B41F 5/00 - 13/70
B65C 1/00 - 11/06
G01N 21/84 - 21/958
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 長手方向に所定のピッチで印刷が繰り返
し施された可撓性のある紙または合成樹脂の長尺シート
を連続的に供給し、この供給される長尺シートから、前
記印刷のピッチに合致させて、所定形状の印刷入りブラ
ンクを打ち抜くブランキング部が設けられ、このブラン
キング部の上流側に、ブランキング部への長尺シートの
送り込みタイミングを調整するアキュムレート部が設け
られ、前記ブランキング部の下流側に、前記打ち抜かれ
た印刷入りブランクを排出端に搬送供給するデリバリ部
が設けられた長尺シートのブランキングラインにおい
て、前記アキュムレート部の上流側に、前記長尺シート
の印刷を施された表面の表面状態を検査する検査装置
と、この検査装置で表面状態が不良とされた前記印刷ピ
ッチの部位に、ラベル貼付またはマーキングにより不良
識別マークを付与する不良識別マーク付与装置とを順に
設け、前記検査装置で表面状態が不良とされた印刷ピッ
チの部位が検出された時刻ｔ 1 を記憶して、前記検査装
置の配置位置から前記マーク付与装置のマーク付与位置
までの前記長尺シートの搬送距離と搬送速度とから、不
良とされた印刷ピッチの部位がマーク付与位置へ到達す
るまでの時間Δｔ 1 を算出し、時刻ｔ 1 ＋Δｔ 1 に前記
マーク付与装置にマーク付与指令を発するコントローラ
を設けるとともに、前記ブランキング部の下流側に、前
記各印刷入りブランクの不良識別マークを検出する第１
のセンサと、第１のセンサで不良識別マークの付与を検
出された不良ブランクの先端を検出する第２のセンサと
を順に設け、さらに、前記デリバリ部に第１のセンサに
より不良識別マークの付与を検出された不良ブランクを
排除する不良ブランク除去装置を設け、前記第２のセン
サが不良ブランクの先端を検出した時刻ｔ 2 を記憶し
て、前記第２のセンサの配置位置から前記不良ブランク
除去装置へ到達するまでの時間Δｔ 2 を算出し、時刻ｔ
2 ＋Δｔ 2 に前記不良ブランク除去装置を作動させるコ
ントローラを設けたことを特徴とする長尺シートのブラ
ンキングラインにおける不良ブランクの排除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000158105A JP3411544B2 (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 長尺シートのブランキングラインにおける不良ブランクの排除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000158105A JP3411544B2 (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 長尺シートのブランキングラインにおける不良ブランクの排除装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001334587A JP2001334587A (ja) | 2001-12-04 |
| JP3411544B2 true JP3411544B2 (ja) | 2003-06-03 |
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ID=18662629
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000158105A Expired - Fee Related JP3411544B2 (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 長尺シートのブランキングラインにおける不良ブランクの排除装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3411544B2 (ja) |
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| CN108031659A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-05-15 | 天津成理能顺科技有限公司 | 一种多功能商标合格检测装置 |
| CN112454983A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-09 | 江苏联通纪元印务股份有限公司 | 一种高平整度烟盒生产工艺 |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000158105A patent/JP3411544B2/ja not_active Expired - Fee Related
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