JP3409625B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JP3409625B2
JP3409625B2 JP04773997A JP4773997A JP3409625B2 JP 3409625 B2 JP3409625 B2 JP 3409625B2 JP 04773997 A JP04773997 A JP 04773997A JP 4773997 A JP4773997 A JP 4773997A JP 3409625 B2 JP3409625 B2 JP 3409625B2
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博文 山田
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等の制御
を行うのに好適なプログラマブルコントローラに関し、
特に演算結果を参照しながらデバッグするのに好適な改
良に関する。 【0002】 【従来の技術】本出願人は、例えば特開平3−2375
02号公報等でプログラマブル・コントローラ(PL
C)を提案している。図3は、従来のプログラマブルコ
ントローラの構成ブロック図である。図において、演算
プログラム格納部10は、ラダープログラム等により命
令1〜命令nが記述されたものである。演算実行部20
は、演算プログラム格納部10に格納された命令1〜命
令nを読み込んで、逐次実行してゆく。演算結果格納部
30は、演算実行部20の実行した命令1〜命令nに対
する演算結果を格納するレジスタである。演算結果表示
部40は、演算結果格納部30に格納された演算結果を
表示するもので、例えば液晶やCRTを備えている。 【0003】しかし、演算実行部20では、演算プログ
ラム格納部10に格納された命令1〜命令nの全てを実
行しないと、演算結果表示部40が動作しなかった。他
方、いわゆるデバッグ作業においては、演算プログラム
格納部10に格納された命令1〜命令nの各ステップに
おかれる動作を確認したり、誤りを見つけるために、演
算プログラムの途中で演算結果を見たい場合がある。そ
こで、従来は演算結果を見たい命令以降の命令に対して
は、演算結果を別の場所に格納して、演算結果表示部4
0で途中の演算結果が認識できるように、演算プログラ
ムを修正していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、演算プログラ
ムの途中で演算結果を見たい場合に、いちいち演算プロ
グラムを修正していたのでは、煩雑であり、デバッグ作
業が円滑にできないという課題があった。本発明は上述
の課題を解決したもので、演算プログラムの途中でも
定した命令の演算結果を見るのが容易に行え、デバッグ
作業が円滑にできるプログラマブルコントローラを提供
することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、ラダープログラムにより命令1〜命令nが記述
された演算プログラム格納部と、この演算プログラム格
納部に格納された命令1〜命令nを読み込んで逐次実行
してゆく演算実行部と、この演算実行部の実行した命令
1〜命令nに対する演算結果を格納する演算結果格納部
と、この演算結果格納部に格納された演算結果を表示す
る演算結果表示部とを有するプログラマブルコントロー
であって、前記演算プログラム格納部に格納された各
命令1〜命令nと一対一に設けられた途中結果表示フラ
グを設け、前記演算実行部は、各命令の実行時におい
て、途中結果表示フラグがオンにされているか判断し、
オンにされていれば前記演算結果表示部にこの命令の演
算結果の表示を要求し、 前記演算結果表示部は、演算途
中結果を表示する命令が指定されると、指定された命令
と対応する途中結果表示フラグをオンにし、前記演算実
行部から演算結果の表示要求があるか判断し、要求があ
れば画面に演算結果を表示する処理をすることを特徴と
している。 【0006】本発明の構成によれば、途中結果表示フラ
グ50を演算プログラム格納部に格納された各命令1〜
命令nと一対一に設けている。そして、各命令1〜命令
nの途中で演算結果を表示する際には、この演算結果を
表示する命令に対応する途中結果表示フラグをオンす
る。これにより、デバッグ作業が円滑に行える。 【0007】 【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。なお、図1において前記図3と同一作用をするも
のには同一符号を付して、説明を省略する。図におい
て、途中結果表示フラグ50は、演算プログラム格納部
10に格納された各命令1〜命令nと一対一に設けられ
たものである。そして、演算プログラム格納部10に格
納された各命令1〜命令nの途中で演算結果を表示する
際には、演算結果表示部40によって演算結果を表示す
る命令に対応する途中結果表示フラグ50をオンする。 【0008】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図2は図1の装置の動作を説明する流れ図であ
る。演算実行部20は、演算プログラム格納部10に格
納された各命令1〜命令nを逐次実行する(S21)。
各命令の実行時において、途中結果表示フラグ50がオ
ンされているか判断する(S22)。オンされていれ
ば、演算結果表示部40にこの命令の演算結果の表示を
要求する(S23)。そして、最後の命令nまで、この
動作を繰り返す(S24)。 【0009】他方、演算結果表示部40では、演算途中
結果を表示する命令があるか操作者に問う(S41)。
そして、表示する命令が指定されると、対応する途中結
果表示フラグ50をオンする(S42)。次に、演算実
行部20から命令に対する演算結果の表示要求があるか
判断する(S43)。表示要求があれば、画面に演算結
果の表示をする処理を行う(S44)。 【0010】 【0011】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、途
中結果表示フラグ50を演算プログラム格納部に格納さ
れた各命令1〜命令nと一対一に設け、各命令1〜命令
nの途中で演算結果を表示する際には、この演算結果を
表示する命令に対応する途中結果表示フラグをオンする
ので、従来のように演算プログラムを修正しなくても途
中の命令に対する演算結果を表示でき、デバッグ作業が
円滑に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。 【図2】図1の装置の動作を説明する流れ図である。 【図3】従来のプログラマブルコントローラの構成ブロ
ック図である。 【符号の説明】 10 演算プログラム格納部 20 演算実行部 30 演算結果格納部 40 演算結果表示部 50 途中結果表示フラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−129907(JP,A) 特開 平3−6706(JP,A) 特開 平2−253305(JP,A) 特開 昭59−71517(JP,A) 特開 昭63−241602(JP,A) 特開 昭55−23530(JP,A) 特開 昭56−71108(JP,A) 特開 昭56−71107(JP,A) 特開 昭57−132207(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/04 - 19/05

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ラダープログラムにより命令1〜命令nが
    記述された演算プログラム格納部と、この演算プログラ
    ム格納部に格納された命令1〜命令nを読み込んで逐次
    実行してゆく演算実行部と、この演算実行部の実行した
    命令1〜命令nに対する演算結果を格納する演算結果格
    納部と、この演算結果格納部に格納された演算結果を表
    示する演算結果表示部とを有するプログラマブルコント
    ローラであって、 前記演算プログラム格納部に格納された各命令1〜命令
    nと一対一に設けられた途中結果表示フラグを設け、前記演算実行部は、各命令の実行時において、途中結果
    表示フラグがオンにされているか判断し、オンにされて
    いれば前記演算結果表示部にこの命令の演算結果の表示
    を要求し、 前記演算結果表示部は、演算途中結果を表示する命令が
    指定されると、指定された命令と対応する途中結果表示
    フラグをオンにし、前記演算実行部から演算結果の表示
    要求があるか判断し、要求があれば画面に演算結果を表
    示する処理をする ことを特徴とするプログラマブルコン
    トローラ。
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