JP3409177B2 - カツタ - Google Patents

カツタ

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JP3409177B2
JP3409177B2 JP15979498A JP15979498A JP3409177B2 JP 3409177 B2 JP3409177 B2 JP 3409177B2 JP 15979498 A JP15979498 A JP 15979498A JP 15979498 A JP15979498 A JP 15979498A JP 3409177 B2 JP3409177 B2 JP 3409177B2
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ハーラルト・ベルンス
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マルトール・アルゲンタツクス・エー・ハー・ベールマン・コマンデイトゲゼルシヤフト
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B5/00Hand knives with one or more detachable blades
    • B26B5/001Hand knives with one or more detachable blades with blades being slid out of handle immediately prior to use
    • B26B5/003Hand knives with one or more detachable blades with blades being slid out of handle immediately prior to use comprising retraction means for the blade or the blade holder

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Knives (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カッタハウジング
が設けられており、このカッタハウジング内に、カッタ
刃を収容する刃支持体が、相対的に可動に案内されてお
り、この刃支持体が、操作ハンドルによって戻し力(引
っ張りばね)に抗して、カッタハウジング内において保
護された引き戻されたカッタ刃の初期位置からカッタハ
ウジングから突出したカッタ刃の切断位置へ移すことが
できる、カッタに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第362
2342号明細書によれば、このような安全カッタ、い
わゆる厚紙カッタが公知であり、この厚紙カッタは、包
装厚紙を切断するために利用される。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3622
342号明細書によるカッタの主要な特徴は、次のよう
な動作様式を可能にする:
【0004】並進的に可動の刃支持体は、摺動つかみハ
ンドルをなす操作範囲によって戻し力に抗し、しかもば
ね戻し力に抗して、カッタハウジングから引出すことが
でき、かつその際、それにより収容される帯鋼−交換刃
の切断位置に移すことができる。カッタ刃が、切断材料
(厚紙)に噛み合っているかぎり、カッタ刃と切断材料
との間の摩擦は、したがって切断反作用力は、刃支持体
が引っ張りばねの戻し力に抗してその引出された位置に
留まるようにする。切断反作用力が、引っ張りばねの戻
し力よりも小さいとすぐに、この引っ張りばねは、カッ
タ刃を備えた刃支持体を引込み方向にカッタハウジング
内におけるその安全位置(初期位置)に引き戻す。
【0005】しかし刃支持体の引き戻し又は引込みは、
操作の手が摺動つかみハンドルを離したときにしか行な
われない。ドイツ連邦共和国特許出願公開第36223
42号明細書による公知の安全カッタにおいて、摺動つ
かみハンドルの継続操作によって刃支持体がその引出さ
れた切断位置に固定保持されるということは、それ自体
意図されていないが、それでもなおわけなく可能なの
で、切断材料からカッタが誤って脱落した際に、負傷を
避けることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ドイツ連邦共和国特許
出願公開第3622342号明細書による初めに記載し
たカッタを前提として、本発明の課題は、公知のカッタ
をその安全機能に関して改善することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、次のようにして解決される。すなわち操作ハンド
ルが、刃支持体に対して相対的に可動の別個の操作部分
によって形成されており、この操作部分が、刃支持体の
引出し運動に抗して、例えば別個のばね戻し力によるよ
うな別個の戻し力によって負荷をかけられており、刃支
持体と操作部分が、その初期位置において操作部分の又
は刃支持体の一次的な連結要素によって、かつ刃支持体
の又は操作部分の対応する二次的な連結要素によって、
刃支持体の引出し方向にだけ連行に関して運動連結され
ているが、刃支持体の引込み方向において互いに外れて
おり、刃支持体の引出し方向において操作部分の運動が
制限されており、かつ刃支持体に、引出し方向における
追加的な相対運動が許されており、この相対運動が、両
方の連結要素を互いに外す。
【0008】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3622
342号明細書による初めに記載した安全カッタと比較
して、操作ハンドルが、刃支持体に対して相対的に可動
の別個の操作部分によって形成されているということ
は、本発明による安全カッタにおいてまず重要である。
刃支持体及び別個の操作部分は、本発明によるカッタに
おいて別個の力によって、なるべく別個のばね力によっ
てその初期位置に向かう戻し負荷を受けている。しかも
本発明による操作部分は、刃支持体の引出し運動に抗し
て別個のばね力によって戻し負荷を受けている。
【0009】本発明による安全カッタのその他の注目に
値する特殊性は、刃支持体と操作部分が、その戻された
又は引き戻された初期位置において操作部分の又は刃支
持体の一次的な連結要素によって、かつ刃支持体の又は
操作部分の対応する二次的な連結要素によって、刃支持
体の引出し方向にだけ連行に関して運動連結されている
が、刃支持体の引込み方向において互いに外れていると
いう点にある。
【0010】本発明によれば、この特殊性は、刃支持体
の引出し方向において操作部分の運動が制限されている
が、一方刃支持体に、引出し方向における追加的な相対
運動が許されているということによって、その重要な変
形の意味を受取る。この相対運動は、両方の連結要素を
互いに外す。
【0011】このことは、刃支持体の引出し方向におけ
る操作部分(この操作部分はそのために例えば摺動つか
みハンドルを有することができる)の運動の際に、この
刃支持体が、両方の連結要素の間の運動連結のために、
例えばストッパによって操作部分の運動が停止されるま
で、切断材料に向かって動かされることを表わしてい
る。カッタ刃が切断材料内に侵入しており、かつ引っ張
り切断運動が開始されるとすぐに、切断反作用は、カッ
タ刃を(したがって刃支持体も)切断材料内において固
定保持するようにし、このことは、引出し方向における
刃支持体の前記の追加的な相対運動を引起こす。
【0012】この追加的な相対運動は、例えば刃支持体
の二次的な連結要素を操作部分の一次的な連結要素から
外すために利用され、それによりまず刃支持体の引出し
方向において一方の側において存在する既存の運動連結
が切離される。刃支持体の切断位置は、それにより変化
せず、いずれにせよこの時、切断作業を継続するかぎり
変化せず、かつその際、切断反作用力は、カッタ刃を切
断材料内に固定保持するようにする。
【0013】しかし切断作業が終了し、このことが、切
断材料の意図に反した脱落でもある場合、刃支持体は、
これに別個の付属のばね戻し力によってその安全位置
に、すなわちその初期位置に戻される。その初期位置へ
の刃支持体のこの戻り運動は、操作の手が操作部分を継
続操作によって刃支持体の引出し方向に負荷をかけるよ
うにするとき、自発的に行なわれる。
【0014】“刃支持体の引出し方向における操作部分
の運動”の判定は、操作部分の運動だけが、引出し方向
における刃支持体の運動を引起こすとき、この運動の
姿、形及び方向がどうでもよいように定義する。
【0015】いずれにせよ本発明によるカッタの簡単な
構成は、運動部分の直線的な並進運動によって達成され
る。
【0016】本発明によるカッタの変形は、操作部分の
湾曲した並進運動にあることができる。
【0017】さらに前にすでに述べたように、刃支持体
の引出し方向における操作部分の運動は、簡単にストッ
パによって制限され、このストッパは、目的に合うよう
にカッタハウジングによって形成される。
【0018】本発明の別の構成において、刃支持体の引
出し方向における操作部分と刃支持体の共通の運動によ
り切換え運動が準備され、この切換え運動によって、両
方の連結要素は互いに切離し可能である。このことは、
両方の連結要素が、その運動路に対して横向きに互いに
切離し可能であるように行なうと有利である。
【0019】詳細に述べれば、切換え運動は、両方の連
結要素の運動路又は刃支持体と操作部分の運動路が、そ
の対応する連結要素も含めて異なった経過を有すること
によって準備することができる。
【0020】切換え運動を準備する有利な様式は、リン
ク制御部の利用にあり、このリンク制御部は、とくに操
作部分及びカッタハウジングに付属することができる。
【0021】有利な実施例に相応して、それぞれ所属の
案内ピンを有する少なくとも1つのリンクスリット又は
少なくとも1つの案内溝が設けられており、その際、操
作部分の方向におけるリンクスリット又は案内溝の長手
経過は、刃支持体の引出し方向に関して発散している。
【0022】1つの構成は、次の点にあることができ
る。すなわちリンクスリット又は案内溝が、カッタ刃の
主面に対して横向きに配置された平面に沿って延びてい
る。別の有利な構成は、例えば次の点にある。すなわち
リンクスリット又は案内溝が、カッタ刃の主面内に又は
これに対して平行に配置された平面に沿って延びてい
る。
【0023】本発明による別の構成変形は、次の点にあ
る。すなわち操作部分に付属のリンク制御部が、切換え
運動を発生するために対応する2つの案内ピンを備えた
2つのリンクスリット又は案内溝を有する。その際、目
的に合うように、それぞれのリンクスリット又は案内溝
が、カッタハウジングによって形成されているが、一方
それぞれの案内ピンが、操作部分によって形成されてい
る。
【0024】とくに重要な本発明による構成は、次の点
にある。すなわち切換え運動が、互いに両方の連結要素
を分離するために準備して、まず可能なばねエネルギー
だけを発生し、このばねエネルギーが、第1に刃支持体
の追加的な相対運動の経過において引出し方向に有効に
なる。
【0025】しかも操作部分及び刃支持体の共通の運動
から、ばね要素に負荷をかけるために使われる運動が導
き出される。この時、切断反作用によって引起こされる
刃支持体の追加的な引出し行程が、所定の程度に達する
とすぐに、両方の連結要素は、外れるようになるので、
前に発生された可能なばねエネルギーは、分離運動を引
起こすことができ、この分離運動は、少なくとも一方の
連結要素に関し、かつ両方の連結要素を互いに分離す
る。しかも分離は、ばね戻し力が刃支持体をその引き戻
された初期位置に移すことができるような程度に、切断
反作用力が減少した場合、刃支持体及び操作部分によっ
て支持される両方の連結要素が互いに通り過ぎることが
できるように行なわれる。他方において両方の連結要素
の分離は、刃支持体の位置に関係なく外された操作要素
がこれに付属のばね戻し力によってその初期位置に戻る
ことができるという可能性も提供する。
【0026】本発明の別の構成において、両方の連結要
素のうちの一方は、切り欠きによって形成され、かつ両
方の連結要素のうちの他方は、切り欠きに係止可能な圧
力伝達要素の突起によって形成されている。
【0027】圧力伝達要素(又はさらに一般的に:力伝
達要素)は、例えばリンク制御される及び/又はばね負
荷を受けたつめ(圧力つめ又は引っ張りつめ)によって
形成することができ、このつめは、引出し方向において
刃支持体の追加的な相対運動の初めに、切り欠きから外
される。基本的に、伝達要素が操作部分に、又は切り欠
きが刃支持体に、又はその逆につめ支持体に又は操作部
分に付属しているかどうかは、同じことである。
【0028】簡単確実かつ複雑にならない構成は、次の
ようにして与えられている。すなわち圧力伝達要素が、
片側において締付けられた曲がり棒によって形成されて
おり、この曲がり棒の可動の自由端が、一次又は二次連
結要素としての突起をなし、この連結要素が、二次又は
一次連結要素としての切り欠きと共同動作する。その
際、本発明は、自由な曲がり棒が、ばね金属から、とく
にばね鋼からなることによって、自由な曲がり棒におい
てすでにとくに有効なばね力が統合されている可能性も
考慮している。
【0029】ある種の用途において同様に選択すべき代
案は、次の点にあることができる。すなわち曲がり棒
が、刃支持体に又は操作部分に材料結合して一体に形成
されており、かつとくに弾性特性を有する合成物質から
なる。
【0030】とくに実地に適正な本発明による構成は、
次の点にある。すなわち刃支持体及び操作部分が、カッ
タ刃の主面に対して平行な又は傾斜した平面内に互いに
並べて配置されている。
【0031】これに関連して、操作部分が、長手側にお
いて、その狭い側において刃支持体を上からつかむ突起
を形成しており、この突起が、刃支持体の狭い側の方に
向いたその内側に、一方又は他方の連結要素を形成して
いるが、一方刃支持体の狭い側が、他方又は一方の連結
要素を支持しているように、操作部分を構成すること
は、目的に合っている。
【0032】本発明によるそれ以上の発展は、次の点に
ある。すなわち前記の突起に摺動つかみハンドルが、長
手側によって取付けられており、とくに材料結合して結
び付けられており、操作部分が、全体的に刃支持体を囲
むC字型の横断面を有するようになっている。
【0033】
【発明の実施の形態】図面に、本発明に相応して有利な
実施例がさらに概略的に示されている。
【0034】カッタ10は、カッタハウジング11を有
し、このカッタハウジングは、上側ハウジングシェル1
2及び下側ハウジングシェル13から構成されている。
両方のハウジングシェル12、13は、その中空側によ
って互いに向き合っており、かつ詳細に図示しない目的
に合った様式で互いに(例えば取り外し可能に)取付け
られており、例えばねじ止めによって又はフェルクリプ
スング(Verklipsung)によって取付けられ
ている。
【0035】下側ハウジングシェル13の中空空間46
内において、カッタ刃14を収容する刃支持体15は、
Mで示した中心軸線に沿って、しかも引出し方向x及び
引き戻し方向zに直線的に並進摺動可能である。カッタ
刃14の部分的に見ることができる主面(幅広面)は、
参照符号47を有する。
【0036】刃支持体15は、カッタハウジング11の
後側のグリップ延長部の範囲に、案内突起18を備えた
案内継続部17を有し、この案内突起は、カッタハウジ
ング11の直線状の内面19において案内されている。
両方の長手側において案内継続部17は、それぞれ1つ
の長手切り欠き20、21を形成している。
【0037】ほぼ案内継続部17が刃支持体15の前側
範囲に続くところにおいて、刃支持体は、リング22を
形成しており、このリング内に、引っ張りばね24の前
側端部23が掛けられている。引っ張りばね24の後側
端部25は、カッタハウジング11によって形成された
ピン26に取付けられている。
【0038】刃支持体15は、部分的に操作部分27に
よって下から支持されており、この操作部分は、別個の
構成部分をなしている。操作部分27は、刃支持体15
には関係なく、直線的に並進運動することができ、しか
も破線で示した直線Lに沿って並進運動することがで
き、この直線は、同様に破線で示した中心軸線Mと角度
αをなしている。
【0039】直線Lに沿って、操作部分27は、刃支持
体15の引出し方向において方向aに、かつ刃支持体1
5の引込み方向において方向eに可動である。
【0040】操作部分27を案内するために、この操作
部分は、リンクピンとみなすべき2つの案内ピン28を
有し、これらの案内ピンは、操作部分27の下側におい
て下側ハウジングシェル13の底部29に対して突出し
ている。同時に案内ピン28は、リンク溝とみなすべき
案内溝30、31内に突出しており、これらの案内溝
は、直線的に延びており、かつ下側ハウジングシェル1
3の底部29内に挿入されている。両方の案内溝30、
31の両方の長手軸線LNは、中心軸線Mに対して同様
に角度αをなして傾斜している。
【0041】操作部分27は、長手側に、刃支持体15
をその狭い側Hにおいて上からつかむ突起32を有し、
この突起は、長手断面において図示されている。突起3
2は、刃支持体15の狭い側Hの方に向いたその内側K
に、一次的な連結要素Pを形成するが、一方刃支持体1
5の狭い側Hは、二次的な連結要素Sを有する。
【0042】図2−7によれば、突起32において締付
け位置33に、片側において締付けられたばね鋼からな
る曲がり棒34が保持されており、この曲がり棒の自由
端は、前記の一次的な連結部分Pを形成している。
【0043】図2−7によれば、二次的な連結部分S
は、刃支持体15の狭い側Hにおける切り欠きからな
る。切り欠きの開口36は、後方へ引き戻し方向zに向
いている。直線的に延びた曲がり棒34が、負荷のかか
らない状態においてその自由端Pによってアンダカット
された切り欠き内に噛み合うことができるようにするた
めに、曲がり棒34は、締付け位置33において、刃支
持体15の狭い側Hの方向にわずかに傾斜して配置され
ている。
【0044】その後側端部において操作部分27は、リ
ング37を有し、このリング内に、引っ張りばね38の
前側端部35が掛けられている。引っ張りばね38の後
側端部39は、カッタハウジング11の下側ハウジング
シェル13のピン40に取付けられている。
【0045】図示したカッタ10は、次のように動作す
る:
【0046】下側ハウジングシェル13内に支持されか
つカッタハウジング11に対して直線的にしか並進運動
することができない刃支持体15は、引っ張りばね24
によって初期位置Aに保持される。
【0047】操作部分27は、前記のように、ハウジン
グ側の直線案内溝30、31内におけるその案内ピン2
8により中心軸線Mに対して角度αをなして案内されて
いる。操作部分27は、案内継続部17の長手切り欠き
21内に配置された引っ張りばね38によって、その後
側初期位置aに保持される。
【0048】操作部分27に、上側ハウジングシェル1
2の操作切り欠き41を介してアクセス可能な摺動つか
みハンドル42が所属し、この摺動つかみハンドルは、
刃支持体15を上側において上からつかみ、かつこの摺
動つかみハンドルは、つかみ凹所43を備えている。そ
の際、配置は次のようになっている。すなわち操作部分
27の突起32に長手側を有する摺動つかみハンドル4
2が取付けられており、例えば材料結合して結び付けら
れており、操作部分27が、全体として刃支持体15を
囲むC字型の横断面を有するようになっている。
【0049】カッタ刃14を支持する刃支持体15が、
切断位置に移されるようしたいとき、つかみ凹所43に
操作力Fが及ぼされる。この操作力Fは、まず操作部分
27がわずかに方向aに進められることを引起こすの
で、操作部分27の前側端部(一次的な連結要素P)
は、図3から明らかなように、刃支持体15の切り欠き
(二次的な連結要素S)内に噛み合う。
【0050】操作力Fを引続き作用させ、かつ操作部分
27を方向aに動かす際に、最終的に操作部分27の両
方の案内ピン28は、両方の案内溝30、31の前側内
面44に当たる。その後、斜めに傾斜した案内溝30、
31の前側内面44は、図4に詳細に示すように、刃支
持体15の引出し方向における操作部分27の運動制限
のためにストッパを形成する。
【0051】図3及び図4の間の比較が示すように、操
作部分27は、刃支持体15に対して上方に動くので、
曲がり棒34は、可能なばねエネルギーを形成しながら
曲げられるが、一方曲がり棒34の自由端は、切り欠き
内に形状結合して保持されている。
【0052】この時、カッタ刃14が切断材料45内に
噛み合い、かつカッタ10全体が図5による切断方向C
における切断運動を行なうと、切断反作用力は、刃支持
体15内に形状結合して収容されたカッタ刃14を切断
材料45内に固定保持しようとする。その結果、刃支持
体15は、引出し方向xに行程Rを有する追加的な相対
運動を行なうことができるが、一方操作部分27は、そ
の案内ピン28によって、斜めに傾斜した両方の案内溝
のストッパ44において又はカッタハウジング11の別
のストッパにおいてロックされている。
【0053】引出し方向xにおいて行程Rを有するこの
追加的な相対運動により、両方の連結要素P及びSは外
され、その際、曲がり棒34は、ゆるめられ、かつその
際に延びるので、自由端(一次的な連結要素P)は、運
動路上において切り欠き(二次的な連結要素S)に並ん
で側方にある。
【0054】切断方向Cにおけるカッタ10の切断運動
が継続されるが、一方カッタ刃14は切断材料45内に
ある場合、摺動つかみハンドル42は離すことができる
ので、操作部分27は、図6に示すように、その初期位
置(図2による初期位置A参照)に戻ることができる。
【0055】しかしカッタ刃14が切断材料45から離
れるとすぐに、したがってカッタ刃14が、誤って切断
材料45から脱落するので、切断反作用力がもはや存在
しないときにも、引っ張りばね24は、カッタ刃14を
有する刃支持体15を、図2による安全な初期位置Aに
引き戻す。
【0056】初期位置Aへの刃支持体15のこの引き戻
しは、両方の図5及び7の間の比較からわけなく明らか
なように、刃支持体15が誤ってその前側位置に放置さ
れたときにも行なわれる。
【0057】構成部分12、13、15、27及び42
は、鋳造部分を形成し、したがって合成物質射出成形−
又は金属圧力鋳造部分を形成する。
【0058】図8は、代案構成を示し、ここでは、幾何
学的に逆転して曲がり棒34は、自己弾性合成物質から
なり、かつその際、刃支持体15に一体に形成されてい
る。その際、切り欠きは、操作部分27の突起32によ
って形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断操作ハンドルを示す安全カッタの主面にお
ける図である。
【図2】図1による安全カッタを示す軸線方向断面図で
ある。
【図3】図1及び2によるカッタの種々の動作状態を示
す図である。
【図4】図1及び2によるカッタの種々の動作状態を示
す図である。
【図5】図1及び2によるカッタの種々の動作状態を示
す図である。
【図6】図1及び2によるカッタの種々の動作状態を示
す図である。
【図7】図1及び2によるカッタの種々の動作状態を示
す図である。
【図8】図2に示した構成と類似の構成変形を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 カッタ 11 カッタハウジング 12 ハウジングシェル 13 ハウジングシェル 14 カッタ刃 15 刃支持体 27 操作部分 28 案内ピン 30 案内溝 31 案内溝 32 突起 34 曲がり棒 38 引っ張りばね 42 操作ハンドル 44 ストッパ 47 主面 H 狭い側 P 連結要素 S 連結要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−289750(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26B 1/08

Claims (28)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッタハウジング(11)が設けられて
    おり、このカッタハウジング内に、カッタ刃(14)を
    収容する刃支持体(15)が、相対的に可能に案内され
    ており、この刃支持体が、操作ハンドル(42)によっ
    て戻し力(引っ張りばね24)に抗して、カッタハウジ
    ング(11)内において保護された引き戻されたカッタ
    刃(14)の初期位置(A)からカッタハウジング(1
    1)から突出したカッタ刃(14)の切断位置へ移すこ
    とができる、カッタ(10)において、操作ハンドル
    (42)が、刃支持体(15)に対して相対的に可動の
    別個の操作部分(27)によって形成されており、この
    操作部分が、刃支持体(15)の引出し運動に抗して別
    個の戻し力(引っ張りばね38)によって負荷をかけら
    れており、刃支持体(15)と操作部分(27)が、そ
    の初期位置(A)において操作部分(27)の又は刃支
    持体(15)の一次的な連結要素(P)によって、かつ
    刃支持体(15)の又は操作部分(27)の対応する二
    次的な連結要素(S)によって、刃支持体(15)の引
    出し方向(xにおける)にだけ連行に関して運動連結さ
    れているが、刃支持体(15)の引込み方向において互
    いに外れており、刃支持体(15)の引出し方向におい
    て操作部分(27)の運動(aにおける)が制限されて
    おり、かつ刃支持体(15)に。引出し方向(x)にお
    ける追加的な相対運動(行程R)が許されており、この
    相対運動が、両方の連結要素(P,S)を互いに外すこ
    とを特徴とする、カッタ。
  2. 【請求項2】 刃支持体(15)の直線的な並進運動
    (x及びzにおける)を特徴とする、請求項1記載のカ
    ッタ。
  3. 【請求項3】 操作部分(27)の直線的な並進運動を
    特徴とする、請求項1又は2記載のカッタ。
  4. 【請求項4】 操作部分(27)の湾曲した並進運動を
    特徴とする、請求項1又は2記載のカッタ。
  5. 【請求項5】 刃支持体(15)の引出し方向における
    操作部分(27)の運動が、ストッパ(44)によって
    制限されていることを特徴とする、請求項1ないし4の
    1つに記載のカッタ。
  6. 【請求項6】 ストッパ(44)が、カッタハウジング
    (11)によって形成されていることを特徴とする、請
    求項5記載のカッタ。
  7. 【請求項7】 刃支持体(15)の引出し方向における
    操作部分(27)と刃支持体(15)の共通の運動によ
    り切換え運動が準備され、この切換え運動によって、両
    方の連結要素(P,S)が互いに切離し可能であること
    を特徴とする、請求項1ないし6の1つに記載のカッ
    タ。
  8. 【請求項8】 両方の連結要素(P,S)が、その運動
    路に対して横向きに互いに切離し可能であることを特徴
    とする、請求項7記載のカッタ。
  9. 【請求項9】 切換え運動が、両方の連結要素(P,
    S)の運動路の異なった経過によって準備されることを
    特徴とする、請求項7又は8記載のカッタ。
  10. 【請求項10】 切換え運動が、その対応する連結要素
    (P,S)も含めて刃支持体(15)と操作部分(2
    7)の運動路の異なった経過によって準備されることを
    特徴とする、請求項7又は8記載のカッタ。
  11. 【請求項11】 切換え運動が、リンク制御部(30,
    31,28)によって準備されることを特徴とする、請
    求項7ないし10の1つに記載のカッタ。
  12. 【請求項12】 リンク制御部(30,31,28)
    が、操作部分(27)及びカッタハウジング(11)に
    付属していることを特徴とする、請求項11記載のカッ
    タ。
  13. 【請求項13】 それぞれ所属の案内ピン(28)を有
    する少なくとも1つのリンクスリット又は少なくとも1
    つの案内溝(30,31)が設けられており、その際、
    操作部分(27)の方向(a)におけるリンクスリット
    又は案内溝(30,31)の長手経過が、刃支持体(1
    5)の引出し方向(x)に関して発散していることを特
    徴とする、請求項12記載のカッタ。
  14. 【請求項14】 リンクスリット又は案内溝(30,3
    1)が、カッタ刃(14)の主面(47)に対して横向
    きに配置された平面に沿って延びていることを特徴とす
    る、請求項13記載のカッタ。
  15. 【請求項15】 リンクスリット又は案内溝(30,3
    1)が、カッタ刃(14)の主面(47)内に又はこれ
    に対して平行に配置された平面に沿って延びていること
    を特徴とする、請求項13記載のカッタ。
  16. 【請求項16】 操作部分(27)に付属のリンク制御
    部(30,31,28)が、切換え運動を発生するため
    に対応する2つの案内ピン(28)を備えた2つのリン
    クスリット又は案内溝(30,31)を有することを特
    徴とする、請求項12ないし15の1つに記載のカッ
    タ。
  17. 【請求項17】 それぞれのリンクスリット又はそれぞ
    れの案内溝(30,31)が、カッタハウジング(1
    1)によって形成されているが、一方それぞれの案内ピ
    ン(28)が、操作部分(27)によって形成されてい
    ることを特徴とする、請求項12ないし16の1つに記
    載のカッタ。
  18. 【請求項18】 切換え運動が、互いに両方の連結要素
    (P,S)を分離するために準備して、まず可能なばね
    エネルギーだけを発生し、このばねエネルギーが、第1
    に刃支持体(15)の追加的な相対運動(Weg/R)
    の経過において引出し方向(x)に有効になることを特
    徴とする、請求項7ないし17の1つに記戟のカッタ。
  19. 【請求項19】 両方の連結要素のうちの一方(S)
    が、切り欠きによって形成され、かつ両方の連結要素の
    うちの他方(P)が、切り欠きに係止可能な力−又は圧
    力伝達要素(曲がり棒34)の突起によって形成されて
    いることを特徴とする、請求項1ないし18の1つに記
    載のカッタ。
  20. 【請求項20】 圧力伝達要素が、片側において締付け
    られた曲がり棒(34)によって形成されており、この
    曲がり棒の可動の自由端が、一次(P)又は二次連結要
    素としての突起をなし、この連結要素が、二次(S)又
    は一次連結要素としての切り欠きと共同動作することを
    特徴とする、請求項19記載のカッタ。
  21. 【請求項21】 曲がり棒(34)が、ばね金属から、
    とくにばね鋼からなることを特徴とする、請求項20記
    載のカッタ。
  22. 【請求項22】 曲がり棒(34)が、刃支持体(1
    5)に又は操作部分(27)に材料結合して一体に形成
    されており、かつとくに弾性特性を有する合成物質から
    なることを特徴とする、請求項20記載のカッタ。
  23. 【請求項23】 切り欠きが、刃支持体(15)に又は
    操作部分(27)に設けられていることを特徴とする、
    請求項19ないし22の1つに記載のカッタ。
  24. 【請求項24】 切り欠きが、刃支持体(15)に又は
    操作部分(27)に一体に形成されていることを特徴と
    する、請求項23記載のカッタ。
  25. 【請求項25】 刃支持体(15)及び操作部分(2
    7)が、カッタ刃(14)の主面(47)に対して平行
    な平面内に互いに並べて配置されていることを特徴とす
    る、請求項1ないし24の1つに記載のカッタ。
  26. 【請求項26】 刃支持体(15)及び操作部分(2
    7)が、カッタ刃(14)の主面(47)に対して傾斜
    した平面内に互いに並べて配置されていることを特徴と
    する、請求項24記載のカッタ。
  27. 【請求項27】 操作部分(27)が、長手側におい
    て、その狭い側において刃支持体(15)を上からつか
    む突起(32)を形成しており、この突起が、刃支持体
    (15)の狭い側(H)の方に向いたその内側(K)
    に、一方(P)又は他方(S)の連結要素を形成してい
    るが、一方刃支持体(15)の狭い側(H)が、他方
    (S)又は一方(P)の連結要素を支持していることを
    特徴とする、請求項25又は26記載のカッタ。
  28. 【請求項28】 突起(32)に摺動つかみハンドル
    (42)が、長手側によって取付けられており、とくに
    材料結合して結び付けられており、操作部分(27)
    が、刃支持体(15)を囲むC字型の横断面を有するよ
    うになっていることを特徴とする、請求項27記載のカ
    ッタ。
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